JPH10221035A - 実装部品検査装置 - Google Patents

実装部品検査装置

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JPH10221035A
JPH10221035A JP9021198A JP2119897A JPH10221035A JP H10221035 A JPH10221035 A JP H10221035A JP 9021198 A JP9021198 A JP 9021198A JP 2119897 A JP2119897 A JP 2119897A JP H10221035 A JPH10221035 A JP H10221035A
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Tomonobu Naruoka
智宣 成岡
Hideaki Kawamura
秀昭 川村
Yuji Maruyama
祐二 丸山
Yasushi Mizuoka
靖司 水岡
Kenji Okamoto
健二 岡本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装部品検査において、電子部品の厚さや実
装密度の影響を受けずに位置を高精度に検出することを
目的とする。 【解決手段】 基板上に実装した電子部品を画像入力手
段104で撮像し画像メモリ105に記憶。検査領域に
対し走査角度検出手段106は複数のプロファイルから
電子部品のエッジを検出し概略の位置と傾きを求め、傾
きに応じた斜めの水平および垂直の複数のプロファイル
からエッジを検出し、部品サイズに相当する立ち上がり
と立ち下がりエッジの組み合わせを水平・垂直のエッジ
ペアとして検出する水平エッジ検出手段107と垂直エ
ッジ検出手段108、求めたエッジペアから電子部品の
位置と傾きを演算し、予め設定した基準データ記憶手段
110からの基準位置と比較判定する部品位置判定手段
109で構成することにより、電子部品の厚さや実装密
度の影響を受けずに高精度で高信頼性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プリント基板上に
実装した電子部品の実装状態の不良を検査するための実
装部品検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板上に実装された部品
の位置ずれや欠品等の良/不良の検査は人間による目視
検査に頼っていた。ところが製品の小型化や軽量化が進
むにつれ、プリント基板上の部品の小型化や高密度実装
化もより一層進んできている。このような状況の中で、
人間が高い検査精度を保ちつつ非常に細かな部品の実装
状態をしかも長時間検査し続けることが困難になってき
ている。そこで最近、検査の自動化が強く望まれている
中で画像処理により部品の位置ずれ等を検査する装置が
提案されている。
【0003】例えば、”実装回路検査技術”、精密工学
会誌、Vol.61、No.5,pp610−614
(1995)の中で検査の自動化例が多く紹介されてい
る。実装部品検査としては、斜光陰影法(特開昭63−
029205号公報)と光切断法(特開平1−1187
54号公報)による方式が紹介されている。
【0004】図11に従来方式の1つである斜光陰影法
の原理図を示す。図11において、11はプリント基
板、12はチップ部品、13、14は切り替え可能な照
明、16、17は照明A,Bに合わせ取り込むメモリ、
18はメモリAとメモリBの差から影を抽出する影抽出
処理、20は抽出された影画像、19は影画像から部品
位置を検出する判定処理から構成されている。斜光陰影
法は、チップ部品12に斜め2方向から照明A(13)
と照明B(14)を交互に照明しメモリA(16)とメ
モリB(17)に記憶する。影抽出処理18により撮像
した両者の画像の差分を取り影画像20を得る。判定処
理20は、影画像20から欠落、位置ずれ、傾きなどの
部品の実装状態を検査するものである。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】以上のように、い
ずれの方法も、チップ部品に斜め方向から照明またはス
リット光を照射するもので、チップ部品が比較的大きく
厚みがありかつ実装密度が低い場合は効果的であると言
える。しかし、昨今のように製品の小型化により高密度
実装化が進みチップ部品を含む電子部品はより小さくし
かも薄くなっている。部品が薄くなったことで影や段差
が出来にくくなった点や部品と部品との間隔が狭く影や
段差を検出することが難しくなってきている。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、電子部品の厚さ
や実装密度の影響を受けずに高密度に実装された電子部
品の位置と傾きを高精度に検出する実装部品検査装置を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、プリント基板上に実装された電子部品を撮
像し、その濃淡画像を画像メモリに記憶する。画像メモ
リに、予め実装された各電子部品のサイズ(Ll,L
s)、基準位置、検査領域(Wl、Ws)、許容範囲等
を登録した基準データ記憶手段から電子部品のサイズに
対応した任意の検査領域を設定する。画像メモリの検査
領域に対し、電子部品のサイズに対応した1つ以上の任
意ピッチの水平方向のプロファイルから電子部品の水平
エッジ点を検出し、立ち上がりエッジ群と立ち上がりエ
ッジ群から電子部品の概略の位置と傾きを走査角度とし
て求める。さらに画像メモリの検査領域に対し、電子部
品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの走査角度で
走査しそのプロファイルからの電子部品の水平エッジ点
を検出し、それぞれのプロファイルから予め設定した電
子部品のサイズLlに相当する距離の立ち上がりエッジ
と立ち下がりエッジの組み合わせを水平エッジペアとし
て検出する。画像メモリの検査領域に対し、走査角度に
垂直な方向でかつ水平エッジペア位置より内側の複数の
垂直方向のプロファイルから電子部品の電極部の垂直エ
ッジ点を検出し、それぞれのプロファイルから予め設定
した電子部品のサイズLsに相当する距離の立ち上がり
エッジと立ち下がりエッジの組み合わせを垂直エッジペ
アとして2つ検出する。水平方向のエッジペアと垂直方
向の2つのエッジペアから電子部品の位置と傾きを演算
し、予め設定した前記基準データ記憶手段からの基準位
置と比較し許容範囲内であるかを判定する部品位置判定
手段とから構成したものである。
【0008】これにより、電子部品の厚さや実装密度の
影響を受けずに高密度に実装された電子部品の位置と傾
きを高精度に検出する実装部品検査装置が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、プリント基板上に実装された電子部品を撮像する画
像入力手段と、予め実装された電子部品のサイズ(L
l,Ls)、基準位置、検査領域(Wl、Ws)、許容
範囲等を登録する基準データ記憶手段と、前記画像入力
手段からの濃淡画像を画像メモリに記憶し、前記基準デ
ータ記憶手段から電子部品のサイズに対応した任意の検
査領域を設定する画像メモリと、前記画像メモリの検査
領域に対し、電子部品のサイズに対応した1つ以上の任
意ピッチの水平方向のプロファイルから電子部品の水平
エッジ点を検出し、立ち上がりエッジ群と立ち上がりエ
ッジ群から電子部品の概略の位置と傾きを走査角度とし
て求める走査角度検出手段と、前記画像メモリの検査領
域に対し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピ
ッチの前記走査角度検出手段からの走査角度で走査しそ
のプロファイルからの電子部品の水平エッジ点を検出
し、それぞれのプロファイルから予め設定した電子部品
のサイズLlに相当する距離の立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジの組み合わせを水平エッジペアとして検出
する水平エッジ検出手段と、前記画像メモリの検査領域
に対し、前記走査角度検出手段からの走査角度に垂直な
方向でかつ前記水平エッジ検出手段からのエッジペア位
置より内側の複数の垂直方向のプロファイルから電子部
品の電極部の垂直エッジ点を検出し、それぞれのプロフ
ァイルから予め設定した電子部品のサイズLsに相当す
る距離の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの組み合
わせを垂直エッジペアとして2つ検出する垂直エッジ検
出手段と、前記水平エッジ検出手段および前記垂直エッ
ジ検出手段からの水平方向のエッジペアと垂直方向の2
つのエッジペアから電子部品の位置と傾きを演算し、予
め設定した前記基準データ記憶手段からの基準位置と比
較し許容範囲内であるかを判定する部品位置判定手段と
からなるようにしたもので、電子部品の電極部のエッジ
点から実装された位置や傾きを検出する際に、水平・垂
直方向のプロファイルだけでは電子部品が部品の対角ま
たは電極部の対角を越えて傾いて実装されたときに立ち
上がりエッジと立ち下がりエッジの組み合わせたエッジ
ペアが検出できなくなるために予め水平方向(水平に実
装されている場合)のエッジ点から概略の位置と傾きを
求めた上で、検出された傾きに対応するプロファイルか
ら水平エッジペアと垂直エッジペアを求め電子部品の位
置と傾きを演算することにより検出ミスを防ぎかつ高精
度に検出するという作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、水平エ
ッジ検出手段において、前記画像メモリの検査領域に対
し前記走査角度検出手段からの走査角度により0度、+
g度および−g度の3方向のいずれかの固定した走査角
度を選択し電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピ
ッチのプロファイルから電子部品の水平エッジ点を検出
し、それぞれのプロファイルから予め設定した電子部品
のサイズLlに相当する距離の立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジの組み合わせを水平エッジペアとして検出
するようにしたもので、電子部品の電極部のエッジ点か
ら実装された位置や傾きを検出する際に水平・垂直方向
のプロファイルだけでは電子部品が部品の対角または電
極部の対角を越えて傾いて実装されたときに立ち上がり
エッジと立ち下がりエッジの組み合わせたエッジペアが
検出できなくなるために予め水平方向(水平に実装され
ている場合)のエッジ点から概略の位置と傾きを求めた
上で、検出された傾きに対応するプロファイルから水平
エッジペアと垂直エッジペアを求め電子部品の位置と傾
きを演算することにより検出ミスを防ぎかつ高精度に検
出することができるが、斜め方向のプロファイルを得る
際のアドレス演算を毎回三角関数を用いて演算すると処
理時間がかかるために走査角度検出手段からの走査角度
に応じて0度、+g度および−g度の3方向のいずれか
の固定した走査角度を選択し、そのアドレス計算をテー
ブル化するかまたは加減算のみで計算可能な±gに近い
走査角度を選ぶことにより斜め方向のプロファイルでも
高速に実現するという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、走査角
度検出手段において、前記画像メモリの検査領域に対
し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの
水平方向のプロファイルから電子部品の水平エッジ点を
検出し、立ち上がりエッジ群と立ち下がりエッジ群から
電子部品の概略の位置と傾きを走査角度として検出する
際、検査領域のWs/2を中点として両サイドに任意ピ
ッチの複数のプロファイルを走査し、水平エッジ点が検
出されなくなったら処理を終了するようにしたもので、
画像処理では原点座標から処理を開始することがアドレ
ス管理の容易さから比較的良く用いられるが、本発明で
は電子部品のの存在する確率の高い基準位置を中点とし
て両サイドに任意ピッチの複数のプロファイルを走査
し、その際に水平エッジ点が検出されなくなったらその
方向の走査を終了することで無駄な走査をなくし高速な
処理が実現できるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、水平エ
ッジ検出手段において、前記画像メモリの検査領域に対
し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの
前記走査方向検出手段からの走査角度に応じたプロファ
イルからの電子部品の水平エッジ点を検出し、それぞれ
のプロファイルから予め設定した電子部品のサイズLl
に相当する距離の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジ
の組み合わせを水平エッジペアとして検出する際に、前
記走査方向検出手段からの立ち上がりエッジ群の平均座
標と立ち下がりエッジ群の平均座標を結ぶ延長線を中点
として両サイドに任意ピッチの複数のプロファイルを走
査し、水平エッジペアが検出されなくなったら処理を終
了するようにしたもので、画像処理では良く原点座標か
ら処理を開始することがアドレス管理の容易さから比較
的良く用いられるが、本発明では前記走査方向検出手段
からの立ち上がりエッジ群の平均座標と立ち下がりエッ
ジ群の平均座標を結ぶ延長線を中点として両サイドに任
意ピッチの複数のプロファイルを走査し、その際に水平
エッジペアが検出されなくなったらその方向の走査を終
了することで電子部品の存在する位置を中心に処理し無
駄な走査をなくし高速な処理が実現できるという作用を
有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、水平エ
ッジ検出手段において、前記画像メモリの検査領域対
し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの
前記走査角度検出手段からの走査角度に応じたプロファ
イルから水平のエッジ候補点を検出し、全ての立ち上が
りエッジから立ち下がりエッジおよび立ち下がりから立
ち上がりまでの距離を求め、予め設定した距離に満たな
い場合はノイズとして削除し、予め設定した電子部品の
サイズLlに相当する距離の立ち上がりエッジと立ち下
がりエッジの組み合わせを水平エッジペアとして検出す
るようにしたものであり、立ち上がりエッジから立ち下
がりエッジおよび立ち下がりから立ち上がりまでの距離
を求め、予め設定した距離に満たない場合はノイズとし
て削除することで水平エッジペアの誤検出を防ぎ電子部
品の位置検出精度の向上を図るという作用を有する。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、走査角
度検出手段において、前記画像メモリの検査領域にたい
し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの
プロファイルから水平のエッジ候補点を検出し、検出さ
れた水平のエッジ候補点に対して、輝度レベルの高い方
向に2次元空間の平均輝度領域を設定しその範囲内での
平均輝度を演算し、予め設定した閾値に満たないエッジ
点を削除するようにしたものであり、検出された水平の
エッジ候補点に対して、輝度レベルの高い方向に2次元
空間の平均輝度領域を設定しその範囲内での平均輝度を
演算し、予め設定した閾値に満たないエッジ点を削除す
ることにより電子部品の電極部以外の周辺のパターン等
のエッジ点が削除でき電子部品の位置検出精度の向上を
図るという作用を有する。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、走査角
度検出手段において、前記画像メモリの検査領域に対
し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの
プロファイルから水平のエッジ候補点を検出し、検出さ
れた水平のエッジ候補点に対して、輝度レベルの高い方
向に任意距離離れた位置に平均輝度ラインを設定しその
ラインの平均輝度を演算し、予め設定した閾値に満たな
いエッジ点を削除するようにしたものであり、検出され
た水平のエッジ候補点に対して、輝度レベルの高い方向
に任意距離離れた位置に平均輝度ラインを設定しそのラ
インの平均輝度を演算し、予め設定した閾値に満たない
エッジ点を削除することにより電子部品の電極部以外の
周辺のパターン等のエッジ点が削除でき電子部品の位置
検出精度の向上を図るという作用を有する。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、走査角
度検出手段106において、前記画像メモリの検査領域
に対し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッ
チのプロファイルから水平のエッジ候補点を検出し、立
ち上がりエッジ群および立ち下がりエッジ群のそれぞれ
の中で各エッジ点の相互の距離が大きく異なるエッジ候
補点を削除し概略の位置および傾きを走査角度として求
めるようにしたものであり、 立ち上がりエッジ群およ
び立ち下がりエッジ群のそれぞれの中で各エッジ点の相
互の距離が大きく異なるエッジ候補点を削除することに
より電子部品の位置および傾きの検出精度の向上を図る
という作用を有する。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、部品位
置判定手段において、前記水平エッジ検出手段および前
記垂直エッジ検出手段からの水平方向のエッジペアと垂
直方向の2つのエッジペアから電子部品の位置と角度を
演算する際、水平方向または垂直方向のいずれかのエッ
ジペアが見つからなかった場合、検出されたエッジペア
と立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジおよび予め
設定した電子部品のサイズLl、Lsから未検出のエッ
ジ点を推定し、予め設定した基準データ記憶手段からの
基準位置と比較し許容範囲内であるかを判定するように
したものであり、電子部品の周辺のシルクや配線パター
ンあるいは電極の汚れ等によりエッジペアが検出ができ
なかったとき見つかったエッジ点およびエッジペアから
未検出エッジ点を推定することにより検出洩れをなくし
認識率の向上を図るという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図10を用いて説明する。 (実施の形態1)以下、図1を参照しながら本発明の実
施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の
形態1の実装部品検査装置のブロック図である。図1に
おいて、101はプリント基板、102は電子部品、1
03は照明装置、104はCCDカメラ等の画像入力手
段、110は電子部品の基準位置や検査領域等判定に必
要なデータを記憶する基準データ記憶手段、105は画
像入力手段104からの濃淡画像を記憶し、基準データ
記憶手段110からの電子部品のサイズから任意の検査
領域を設定する画像メモリ、106は画像メモリ105
の検査領域に対し複数のプロファイルから電子部品のエ
ッジを求めそのエッジから概略の位置と傾きを走査角度
として求める走査角度検出手段、107は画像メモリ1
05の検査領域に対し、走査角度検出手段106からの
走査角度に対応した(斜め方向の)プロファイルから電
子部品のサイズに相当する立ち上がりエッジと立ち下が
りエッジの組み合わせを水平エッジペアとして検出する
水平エッジ検出手段、108は走査角度検出手段106
からの走査角度に垂直な方向でかつ水平エッジ検出手段
107からの水平エッジペア位置より内側の複数の垂直
方向のプロファイルから電子部品の電極部の垂直エッジ
点を検出し、電子部品のサイズに相当する立ち上がりエ
ッジと立ち下がりエッジの組み合わせを垂直エッジペア
として2つ検出する垂直エッジ検出手段、109は 水
平エッジ検出手段107および垂直エッジ検出手段10
8からの水平方向のエッジペアと垂直方向の2つのエッ
ジペアから電子部品の位置と傾きを演算し、予め設定し
た基準データ記憶手段からの基準位置と比較し許容範囲
内であるかを判定する部品位置判定手段から構成されて
いる。
【0019】以下にその動作を説明する。画像入力手段
104は、プリント基板101上に実装された電子部品
102を、照明装置103で照明しCCDカメラ等で撮
像する。
【0020】基準データ記憶手段110は、予め実装さ
れた各電子部品のサイズ(Ll,Ls)、基準位置、検
査領域(Wl、Ws)、許容範囲等を登録しておくもの
である。
【0021】画像メモリ105は、画像入力手段104
からの濃淡画像を記憶し、図2に示すように基準データ
記憶手段110から与えられた電子部品201のサイズ
Ll、Lsから任意の検査領域(Wl、Ws)202を
設定する。
【0022】走査角度検出手段106は、図3(a)に
示すように画像メモリ105に設定した検査領域301
に対し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッ
チの水平方向のプロファイルp1〜p5から電子部品3
00の水平エッジ点(黒点)を検出する。立ち上がりエ
ッジ群302と立ち上がりエッジ群303のそれぞれの
座標の平均値から電子部品の概略の位置と傾きを走査角
度θsとして求める。また、図3(a)に示すように複
数のプロファイルから水平エッジ点を求める際に、一例
として電子部品サイズの1/4程度のピッチで水平方向
のプロファイルp1〜p5から水平エッジ点を検出する
ものである。
【0023】水平エッジ検出手段107は、画像メモリ
105の検査領域301に対し、図3(b)に示すよう
に電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの走
査角度検出手段106からの走査角度θsで走査しその
プロファイルp1〜p5から電子部品の水平エッジ点を
検出する。それぞれのプロファイルから予め設定した電
子部品のサイズLlに相当する距離の立ち上がりエッジ
と立ち下がりエッジの組み合わせを水平エッジペアとし
て検出する。検出された複数の水平エッジペアから、各
立ち上がりエッジ群および立ち下がりエッジ群のそれぞ
れの座標の平均値を求め、その水平エッジペアの代表座
標とする。さらに、水平エッジペアの検出方法につい
て、図4(a)を用いて説明する。図4(a)におい
て、横軸はプロファイルの走査位置を示し縦軸は輝度レ
ベルを示すもので、プロファイル401の各走査位置に
おける隣接画素との輝度レベルの差の大きな立ち上がり
エッジ402と立ち下がりエッジ403を検出し、その
距離が電子部品サイズのLlに相当する組み合わせを水
平エッジペアとするものである。
【0024】垂直エッジ検出手段108について、図3
(c)を用いて説明するが、309は検査領域、306
は走査角度θsに対応した水平方向の走査線、305は
水平方向のプロファイルに垂直な方向のプロファイル、
307は水平エッジペアの立ち上がりエッジの代表座
標、308は水平エッジペアの立ち下がりエッジの代表
座標を示している。垂直エッジ検出手段108は、画像
メモリ105に設定した検査領域309に対して、図3
(c)に示すように水平エッジ検出手段107からの立
ち上がりエッジ群の代表点307と立ち下がりエッジ群
の代表点308を結ぶ直線に垂直な立ち上がりエッジ群
の代表点307付近の複数の垂直方向のプロファイル3
05から電子部品の電極部の垂直エッジ点を検出し、そ
れぞれのプロファイルから予め設定した電子部品のサイ
ズLsに相当する距離の立ち上がりエッジと立ち下がり
エッジの組み合わせを垂直エッジペアとして検出する。
検出された複数の垂直エッジペアから、各立ち上がりエ
ッジ群および立ち下がりエッジ群のそれぞれの座標の平
均値を求め、その垂直エッジペアの代表座標とする。
【0025】同様に、水平エッジペアの立ち下がりエッ
ジの代表座標308付近の複数の垂直方向のプロファイ
ル310から電子部品の電極部の垂直エッジ点を検出
し、それぞれのプロファイルから予め設定した電子部品
のサイズLsに相当する距離の立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジの組み合わせを垂直エッジペアとして検出
する。検出された複数の垂直エッジペアから、各立ち上
がりエッジ群および立ち下がりエッジ群のそれぞれの座
標の平均値を求め、その垂直エッジペアの代表座標とす
る。これにより、電子部品の両電極付近で2組の垂直エ
ッジペアが検出されることになる。
【0026】さらに、垂直エッジペアの検出方法につい
て、図4(b)を用いて説明する。図4(b)におい
て、横軸はプロファイルの走査位置を示し縦軸は輝度レ
ベルを示すもので、プロファイル404の各走査位置に
おける隣接画素との輝度レベルの差の大きな立ち上がり
エッジ405と立ち下がりエッジ406を検出しその距
離が電子部品のサイズLsに相当する組み合わせを垂直
エッジペアとするものである。
【0027】部品位置判定手段109は、水平エッジ検
出手段107および垂直エッジ検出手段108からの水
平エッジペアと2つの垂直エッジペアから電子部品の位
置と傾きを演算し、予め設定した基準データ記憶手段か
らの基準位置と角度とを比較し許容範囲内であるかを判
定する。
【0028】次に、図3(d)および図3(e)を用い
て、水平エッジペアと2つの垂直エッジペアから電子部
品の位置と傾きを演算する課程を説明する。図3(d)
には、2つの垂直エッジペア(エッジ点311、エッジ
点313とエッジ点312、エッジ点314)からそれ
ぞれの垂直エッジペア(エッジ点311、313)(エ
ッジ点312、314)の中点を求めその中点を結ぶ直
線を演算する様子を示している。垂直エッジペア(エッ
ジ点311、313)の中点315および垂直エッジペ
ア(エッジ点312、314)の中点316を求め、そ
の中点315、316より電子部品の傾きとして(数
1)により演算する。
【0029】
【数1】
【0030】図3(e)には、水平エッジペア321、
322から求められた直線317上に垂線を下ろし水平
エッジペアの各エッジ点(321、322)を直線31
7上に(数2)により移動させる。直線317上に移動
した点319、320の中点を電子部品の位置(32
3)とする。
【0031】
【数2】
【0032】以上の処理を、プリント基板上に実装され
た全ての電子部品について行うものである。
【0033】なお、上記の説明では、走査角度検出手段
106で走査角度を求め、水平エッジ検出手段107は
その走査角度のプロファイルから水平エッジペアを検出
しているが、走査角度がある範囲以内なら走査角度検出
手段106で水平エッジ点から同時に水平エッジペアを
求めておくことにより次の水平エッジ検出手段107を
省略することが可能である。
【0034】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2について説明するが、実施の形態1と異なる水平エ
ッジ検出手段107について、図5を参照しながら説明
する。
【0035】水平エッジ検出手段107は、画像メモリ
105の検査領域501に対し、走査角度検出手段10
6からの走査角度θsにより図5(a)に示すように0
度、+g度および−g度の3方向のいずれかの固定した
走査角度を選択して、選択された走査角度で電子部品サ
イズに対応した1つ以上の任意ピッチのプロファイルか
ら電子部品の水平エッジ点を検出し、それぞれのプロフ
ァイルから予め設定した電子部品のサイズLlに相当す
る距離の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの組み合
わせを水平エッジペアとして検出するものである。水平
エッジペアの検出方法等は本発明の実施の形態1と同じ
であるので説明を省略する。
【0036】固定した走査角度として、本実施の形態で
は3方向で説明したが、検出しなければならない電子部
品の傾きの範囲によって異なることなることは言うまで
もなく、本実施の形態では検出する電子部品の傾きを±
25度として一方向が分担する電子部品の傾きを約±1
1度(最小チップ部品の電極の対角)として、0度(−
8度≦0度方向≦+8度)、+15度(8度<+15度
方向≦+25度)およびー15度(−24度≦−15度
方向<−8度)の3方向としている。
【0037】また、プロファイルで検査領域内を走査す
る際のアドレス計算を毎回三角関数を使って計算をする
と処理時間がかかるので、±15度の場合はアドレスを
テーブル化しておくことや図5(b)(c)で示すよう
に加減算のみのアドレス計算の可能な角度14.04度
(x方向4画素に対して、y方向1画素の繰り返し)あ
るいは18.43度(x方向3画素に対して、y方向1
画素の繰り返し)等を選択することで斜め方向のプロフ
ァイルの処理時間を高速にすることができる。
【0038】また、水平エッジ検出手段107について
説明したが、垂直エッジ検出手段108も同様で水平エ
ッジ検出手段107の3方向の走査角度と直角な方向に
走査する際に、アドレスをテーブル化しておくことや図
5(b)(c)で示すように加減算のみのアドレス計算
の可能な角度(14.04+90)度(y方向4画素に
対して、x方向1画素の繰り返し)あるいは(18.4
3+90)度(y方向3画素に対して、x方向1画素の
繰り返し)等を選択することで斜め方向のプロファイル
の処理時間を高速にすることができる。
【0039】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について説明するが、実施の形態1と異なる走査方
向検出手段106について、図6を参照しながら説明す
る。
【0040】走査角度検出手段106は、図6(a)に
示すように画像メモリ105の検査領域に対し、電子部
品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの水平方向の
プロファイルから電子部品の水平エッジ点を検出する際
に、図6(a)に示すように電子部品の存在する確率の
高い基準位置である検査領域のWs/2を開始点として
プロファイルp1→プロファイルp2→プロファイルp
3→プロファイルp4の順番に走査し、プロファイルp
4のように水平エッジ点が検出されなくなったらプロフ
ァイルp5以降の走査は行わない。さらに、反対方向の
プロファイルp6→プロファイルp7→プロファイルp
8の順番で走査しプロファイルp8のように水平エッジ
点が検出されなくなったらプロファイルp9以降の走査
は実行せずに水平エッジ点の検出処理を終了する。
【0041】次に、立ち上がりエッジ群と立ち下がりエ
ッジ群のそれぞれの平均座標を結んだ直線から電子部品
の位置と傾きを走査角度として検出する。また、図6
(b)のように、上下交互に走査してもよい。このよう
に、電子部品の存在する確率の高い基準位置である検査
領域のWs/2を開始点として両サイドに走査し、水平
エッジ点が検出されなくなった時点で処理を終了するこ
とにより無駄を省き高速に処理ができる。
【0042】なお、以上の説明では、プロファイルp1
でエッジが見つかった場合であり、プロファイルp1で
電子部品のエッジが見つからなかった場合は、エッジが
見つかるまで走査するが、図6(b)で説明したように
上下交互に走査した方が効果的である。
【0043】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4について説明するが、実施の形態ぬと異なる水平エ
ッジ検出手段107について、図6を参照しながら説明
する。
【0044】水平エッジ検出手段107は、図6(c)
に示すように画像メモリ105の検査領域に対し、電子
部品サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの走査角度
検出手段106からの走査角度θsに応じたプロファイ
ルから電子部品の水平エッジ点を検出し、そのプロファ
イルから予め設定した電子部品のサイズLlに相当する
距離の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでをエ
ッジペアとして検出する際に、図6(c)に示すように
走査角度検出手段106から立ち上がりエッジ群の代表
点603と立ち下がりエッジ群の代表点604を結んだ
直線の延長線上のp1点を(数3)で求め開始点とす
る。
【0045】
【数3】
【0046】図6(d)に示すようにプロファイルp1
→プロファイルp2→プロファイルp3のLs/4ピッ
チで順番に走査し、プロファイルp3のように水平エッ
ジペアが検出されなくなったらプロファイルp4以降の
走査は行わない。さらに、反対方向のプロファイルp7
→プロファイルp8の順番で走査しプロファイルp8の
ように水平エッジペアが検出されなくなったらプロファ
イルp9以降の走査は実行せずに水平エッジペアの検出
処理を終了する。また、図6(b)のように、上下交互
に走査してもよい。
【0047】このように、走査角度検出手段106で求
めた電子部品の中心位置を開始点として両サイドに走査
し、水平エッジペアが検出されなくなった時点で処理を
終了することにより無駄を省き高速に処理ができる。
【0048】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形
態5について説明するが、実施の形態1と異なる水平エ
ッジ検出手段107について、図7を参照しながら説明
する。図7は、水平エッジ検出手段107におけるある
位置のプロファイルを示すもので、横軸701は走査方
向、縦軸702は輝度レベルおよび703がプロファイ
ルを示している。
【0049】水平エッジ検出手段107は、画像メモリ
105の検査領域に対し、電子部品サイズに対応した1
つ以上の任意ピッチのプロファイルから水平のエッジ候
補点を検出し、図7に示すように全ての立ち上がりエッ
ジeu1(704)、eu2(706)、eu3(70
8)から立ち下がりエッジed1(705),ed2
(707)、ed3(709)までの距離tud1〜t
ud6および立ち下がりエッジed1(705),ed
2(707)、ed3(709)から立ち上がりエッジ
eu2(706)、eu3(708)までの距離tdu
1〜tdu2を求める。予め設定した距離に満たないt
ud6(eu1、ed1)およびtdu2(ed2、e
u3)はノイズとして削除し、残された立ち上がりエッ
ジeu2(706)から立ち下がりエッジed3(70
9)までの距離tud3と予め設定した電子部品のサイ
ズLlに相当する距離であるかどうかを判定し水平エッ
ジペアとして検出する。このように、立ち上がりエッジ
から立ち下がりエッジまでおよび立ち下がりエッジから
立ち上がりエッジまでの距離の短いものをノイズとして
削除することにより高精度に位置検出をすることができ
る。
【0050】また、立ち上がりエッジから立ち下がりエ
ッジまでおよび立ち下がりエッジから立ち上がりエッジ
までの距離については、対象物によるが立ち上がりエッ
ジから立ち下がりエッジまでの距離としては配線パター
ンなどが含まれることがあるために数画素〜十数画素程
度、立ち下がりエッジから立ち上がりエッジまでの距離
の場合は電極の鏡面反射等によるもので1画素〜数画素
程度である。
【0051】なお、以上の説明では、水平エッジ検出手
段107に適用した例を示したが、垂直エッジ検出手段
108についても同様に実施可能である。
【0052】また、上記説明では、立ち上がりエッジか
ら立ち下がりエッジまでの距離の短いエッジペアおよび
立ち下がりエッジから立ち上がりエッジまでの距離の短
いエッジペアを同時に実施するように説明したが、図7
においてtdu1(ed1、eu2)の距離がさらに短
い場合にはtud6とtdu1が同時に削除されること
になる。これを防ぐために、立ち上がりエッジから立ち
下がりエッジまでの距離の短いエッジペアを対象に処理
を行い、tud6を削除した後に立ち下がりエッジから
立ち上がりエッジまでの距離の短いエッジペアを対象に
処理を行うことにより防ぐことができる。
【0053】(実施の形態6)以下、本発明の実施の形
態6について説明するが、実施の形態1と異なる走査角
度検出手段106について、図8(a)を参照しながら
説明する。
【0054】走査角度検出手段106は、画像メモリ1
05の検査領域800に対し、電子部品サイズに対応し
た1つ以上の任意ピッチのプロファイルから水平のエッ
ジ候補点を検出する。次に、図8(a)に示すように検
出された水平エッジ点の各エッジ点804〜806に対
して、輝度レベルの高い方向に平均輝度領域803を設
定し平均輝度を演算し、予め設定した閾値に満たない水
平エッジ点を削除するものである。これにより、背景パ
ターン802により検出されたエッジ点806を削除や
電子部品801の円弧型の電極部の端で検出されたエッ
ジ点804等を削除することにより高精度な電子部品の
位置検出ができる。
【0055】なお、以上の説明では、走査角度検出手段
106に適用した例を示したが、水平エッジ検出手段1
07および垂直エッジ検出手段108についても同様に
実施可能である。
【0056】(実施の形態7)以下、本発明の実施の形
態7について説明するが、実施の形態1と異なる走査角
度検出手段106について、図8(b)を参照しながら
説明する。
【0057】走査角度検出手段106は、画像メモリ1
05の検査領域の対し、電子部品サイズに対応した1つ
以上の任意ピッチのプロファイルから水平のエッジ候補
点を検出する。次に、図8(b)に示すように検出され
た水平エッジ点の各エッジ点813〜815に対して、
輝度レベルの高い方向に任意距離離れた位置に平均輝度
ライン812を設定し平均輝度を演算し、予め設定した
閾値に満たないエッジ点を削除するものである。
【0058】これにより、背景パターン811により検
出されたエッジ点815を削除や電子部品810の円弧
型の電極部の端で検出されたエッジ点813等を削除す
ることにより高精度な電子部品の位置検出ができる。ま
た、エッジ点に対して、輝度レベルの高い方向に任意距
離離れた位置に設定する平均輝度ライン812は、1〜
数ライン程度とすることで、実施例6で説明した2次元
空間での平均演算処理に比べ高速となる。
【0059】なお、以上の説明では、走査角度検出手段
106に適用した例を示したが、水平エッジ検出手段1
07および垂直エッジ検出手段108についても同様に
実施可能である。
【0060】(実施の形態8)以下、本発明の実施の形
態8について説明するが、実施の形態1と異なる走査角
度検出手段106について、図9を参照しながら説明す
る。
【0061】図9において、画像メモリ105の検査領
域に対し、電子部品サイズに対応した1つ以上の任意ピ
ッチのプロファイルから水平のエッジ候補点を検出する
もので黒点で示している。検出された水平のエッジ候補
点には、電子部品903の電極部のエッジ点のみが検出
されず電子部品のボディ部のエッジ点906や周辺のラ
ンド部のエッジ点904が検出され平均座標を演算した
際に位置精度を落とす結果となる。
【0062】そこで、水平のエッジ候補点が検出された
後に立ち上がりエッジ群904の中で各エッジ点の相互
の距離が大きく異なるエッジ点(906)を削除するこ
とで平均座標の演算精度を向上させるものである。同様
に、立ち下がりエッジ群905においても各エッジ点の
相互の距離が大きく異なるエッジ点(904)を削除す
ることで平均座標の演算精度を向上させるものである。
また、エッジ点を削除する際に、エッジ群の中で各エッ
ジ点の距離と方向が異なるエッジ点を削除しても良い。
【0063】なお、以上の説明では、走査角度検出手段
106に適用した例を示したが、水平エッジ検出手段1
07および垂直エッジ検出手段108についても同様に
実施可能である。
【0064】(実施の形態9)以下、本発明の実施の形
態9について説明するが、実施の形態1と異なる部品位
置判定手段109について、図10を参照しながら説明
する。
【0065】部品位置判定手段109は、水平エッジ検
出手段107および垂直エッジ検出手段108からの水
平方向のエッジペアと垂直方向の2つのエッジペアから
電子部品の位置と角度を演算し、予め設定した基準デー
タ記憶手段からの基準位置と比較し許容範囲内であるか
を判定するものである。
【0066】しかし、図10(a)(b)に示すよう
に、電子部品の位置ずれ等により周辺のシルク印刷と重
なり、電極と同等の色や信号レベルのために電極部のエ
ッジ点が検出できないことがある。このように電極部の
エッジ点が検出できなかった場合、部品位置判定手段1
09は部品が存在するにも拘わらず「電子部品無し」と
いう判定をすることになる。
【0067】そのために、 水平方向または垂直方向の
いずれかのエッジペアが見つからなかった場合、見つか
ったエッジペアと立ち上がりエッジまたは立ち下がりエ
ッジおよび予め設定した電子部品のサイズLl、Lsか
らエッジ点を推定し、予め設定した基準データ記憶手段
からの基準位置と比較し許容範囲内であるかを判定する
ようにしたもので以下に詳しく説明する。
【0068】図10(a)は、検査領域912内に電子
部品911が近くのシルク印刷913と重なって実装さ
れている。この状態で、水平エッジペア検出および垂直
エッジペア検出を行った場合、シルク印刷913と重な
った電極のエッジ点109が検出されないことになる。
このために、未検出エッジ点109の座標を、見つかっ
たエッジペア(916、918)と検出されたエッジ点
917から平行四辺形となるようにlx、ly移動させ
た位置とするように推定し、電子部品の位置および角度
を演算するものである。
【0069】また、図10(b)には電子部品920の
両電極がシルク印刷922にかかった様子を示している
が、垂直エッジペアが両サイドとも検出されなかった場
合は、垂直方向のエッジ点925と926の中点から再
度走査しそのプロファイルエッジ点929を検出し、垂
直方向のエッジ点925と926の中点から距離lyを
用いて未検出エッジ927、928の座標を演算するこ
とにより電子部品の位置および角度を演算するものであ
る。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プリント
基板上に実装された電子部品を撮像し、その濃淡画像を
画像メモリに記憶する。画像メモリに、予め実装された
各電子部品のサイズ(Ll,Ls)、基準位置、検査領
域(Wl、Ws)、許容範囲等を登録した基準データ記
憶手段から電子部品のサイズに対応した任意の検査領域
を設定する。画像メモリの検査領域に対し、電子部品の
サイズに対応した1つ以上の任意ピッチの水平方向のプ
ロファイルから電子部品の水平エッジ点を検出し、立ち
上がりエッジ群と立ち上がりエッジ群から電子部品の概
略の位置と傾きを走査角度として求める。さらに画像メ
モリの検査領域に対し、電子部品サイズに対応した1つ
以上の任意ピッチの走査角度で走査しそのプロファイル
からの電子部品の水平エッジ点を検出し、それぞれのプ
ロファイルから予め設定した電子部品のサイズLlに相
当する距離の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの組
み合わせを水平エッジペアとして検出する。画像メモリ
の検査領域に対し、走査角度に垂直な方向でかつ水平エ
ッジペア位置より内側の複数の垂直方向のプロファイル
から電子部品の電極部の垂直エッジ点を検出し、それぞ
れのプロファイルから予め設定した電子部品のサイズL
sに相当する距離の立ち上がりエッジと立ち下がりエッ
ジの組み合わせを垂直エッジペアとして2つ検出する。
水平方向のエッジペアと垂直方向の2つのエッジペアか
ら電子部品の位置と傾きを演算し、予め設定した前記基
準データ記憶手段からの基準位置と比較し許容範囲内で
あるかを判定するようにしたものである。
【0071】これにより、電子部品の厚さや実装密度の
影響を受けずに高密度に実装された電子部品の位置と傾
きを高精度に検出する実装部品検査装置が実現できると
いう有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による実装部品検査装置
を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による検査領域を示す図
【図3】(a)本発明の実施の形態1による実装部品検
査装置の走査角度検出手段のプロファイルによりエッジ
点を検出した様子を示す図 (b)本発明の実施の形態1による実装部品検査装置の
水平エッジ検出手段のプロファイルによりエッジ点を検
出した様子を示す図 (c)本発明の実施の形態1による実装部品検査装置の
垂直エッジ検出手段のプロファイルによりエッジ点を検
出した様子を示す図 (d)本発明の実施の形態1による実装部品検査装置の
部品位置判定手段の部品の傾きを演算する様子を示す図 (e)本発明の実施の形態1による実装部品検査装置の
部品位置判定手段の部品位置を演算する様子を示す図
【図4】(a)本発明の実施の形態1による実装部品検
査装置の水平方向のプロファイルを示す図 (b)本発明の実施の形態1による実装部品検査装置の
垂直方向のプロファイルを示す図
【図5】(a)本発明の実施の形態2による実装部品検
査装置の水平エッジ検出手段の3方向の固定角度の走査
位置を示す図 (b)本発明の実施の形態2による実装部品検査装置の
水平エッジ検出手段の固定角度(14.04度)におけ
る走査アドレスを示す図 (c)本発明の実施の形態2による実装部品検査装置の
水平エッジ検出手段の固定角度(18.43度)におけ
る走査アドレスを示す図
【図6】(a)本発明の実施の形態3による実装部品検
査装置の走査角度検出手段における走査の開始点と順番
を示す図 (b)本発明の実施の形態3による実装部品検査装置の
走査角度検出手段における走査の開始点と順番を示す別
の図 (c)本発明の実施の形態3による実装部品検査装置の
水平エッジ検出手段における走査の開始点を示す図 (d)本発明の実施の形態3による実装部品検査装置の
水平エッジ検出手段における走査の順番を示す図
【図7】本発明の実施の形態5による実装部品検査装置
の水平エッジ検出手段における微小距離エッジペアをノ
イズとする様子を示す図
【図8】(a)本発明の実施の形態6による実装部品検
査装置の走査角度検出手段におけるエッジ付近の平均輝
度領域を示す図 (b)本発明の実施の形態6による実装部品検査装置の
走査角度検出手段におけるエッジ付近の平均輝度ライン
を示す図
【図9】本発明の実施の形態8による実装部品検査装置
の走査角度検出手段におけるエッジ群から位置ずれ大き
なエッジ点を検出する様子示す図
【図10】(a)本発明の実施の形態9による実装部品
検査装置の部品位置判定手段における電子部品の片側の
電極がシルクに重なった様子を示す図 (b)本発明の実施の形態9による実装部品検査装置の
部品位置判定手段における電子部品の両側の電極がシル
クに重なった様子を示す図
【図11】従来の実装基板検査装置の斜光陰影法の原理
【符号の説明】
101 プリント基板 102 電子部品 103 照明装置 104 画像入力手段 105 画像メモリ 106 走査角度検出手段 107 水平エッジ検出手段 108 垂直エッジ検出手段 109 部品位置判定手段 110 基準データ記憶手段 201 電子部品 202 検査領域 302 立ち上がりエッジ群 303 立ち下がりエッジ群 402、405 立ち上がりエッジ 403、406 立ち下がりエッジ 502、504 水平方向 503、505 垂直方向 701 走査方向 702 輝度レベル 703 プロファイル 802、811 背景パターン 803 平均輝度領域 804〜806 検出エッジ点 811 平均輝度ライン 813〜815 検出エッジ点 902 ランド 904 立ち上がりエッジ群 905 立ち下がりエッジ群 904、906 ノイズエッジ 913、922 シルク印刷 919、927、928 未検出エッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水岡 靖司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡本 健二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に実装された電子部品を
    撮像する画像入力手段と、予め実装された電子部品のサ
    イズ(Ll,Ls)、基準位置、検査領域(Wl、W
    s)、許容範囲等を登録する基準データ記憶手段と、前
    記画像入力手段からの濃淡画像を画像メモリに記憶し、
    前記基準データ記憶手段から電子部品のサイズに対応し
    た任意の検査領域を設定する画像メモリと、前記画像メ
    モリの検査領域に対し、電子部品のサイズに対応した1
    つ以上の任意ピッチの水平方向のプロファイルから電子
    部品の水平エッジ点を検出し、立ち上がりエッジ群と立
    ち上がりエッジ群から電子部品の概略の位置と傾きを走
    査角度として求める走査角度検出手段と、前記画像メモ
    リの検査領域に対し、電子部品サイズに対応した1つ以
    上の任意ピッチの前記走査角度検出手段からの走査角度
    で走査しそのプロファイルからの電子部品の水平エッジ
    点を検出し、それぞれのプロファイルから予め設定した
    電子部品のサイズLlに相当する距離の立ち上がりエッ
    ジと立ち下がりエッジの組み合わせを水平エッジペアと
    して検出する水平エッジ検出手段と、前記画像メモリの
    検査領域に対し、前記走査角度検出手段からの走査角度
    に垂直な方向でかつ前記水平エッジ検出手段からのエッ
    ジペア位置より内側の複数の垂直方向のプロファイルか
    ら電子部品の電極部の垂直エッジ点を検出し、それぞれ
    のプロファイルから予め設定した電子部品のサイズLs
    に相当する距離の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジ
    の組み合わせを垂直エッジペアとして2つ検出する垂直
    エッジ検出手段と、前記水平エッジ検出手段および前記
    垂直エッジ検出手段からの水平方向のエッジペアと垂直
    方向の2つのエッジペアから電子部品の位置と傾きを演
    算し、予め設定した前記基準データ記憶手段からの基準
    位置と比較し許容範囲内であるかを判定する部品位置判
    定手段とからなることを特徴とする実装部品検査装置。
  2. 【請求項2】 水平エッジ検出手段において、前記画像
    メモリの検査領域に対し前記走査角度検出手段からの走
    査角度により0度、+g度および−g度の3方向のいず
    れかの固定した走査角度を選択し電子部品サイズに対応
    した1つ以上の任意ピッチのプロファイルから電子部品
    の水平エッジ点を検出し、それぞれのプロファイルから
    予め設定した電子部品のサイズLlに相当する距離の立
    ち上がりエッジと立ち下がりエッジの組み合わせを水平
    エッジペアとして検出することを特徴とする請求項1記
    載の実装部品検査装置。
  3. 【請求項3】 走査角度検出手段において、前記画像メ
    モリの検査領域に対し、電子部品サイズに対応した1つ
    以上の任意ピッチの水平方向のプロファイルから電子部
    品の水平エッジ点を検出し、立ち上がりエッジ群と立ち
    下がりエッジ群から電子部品の概略の位置と傾きを走査
    角度として検出する際、検査領域のWs/2を中点とし
    て両サイドに任意ピッチの複数のプロファイルを走査
    し、水平エッジ点が検出されなくなったら処理を終了す
    ることを特徴とする請求項1記載の実装部品検査装置。
  4. 【請求項4】 水平エッジ検出手段において、前記画像
    メモリの検査領域に対し、電子部品サイズに対応した1
    つ以上の任意ピッチの前記走査方向検出手段からの走査
    角度に応じたプロファイルからの電子部品の水平エッジ
    点を検出し、それぞれのプロファイルから予め設定した
    電子部品のサイズLlに相当する距離の立ち上がりエッ
    ジと立ち下がりエッジの組み合わせを水平エッジペアと
    して検出する際に、前記走査方向検出手段からの立ち上
    がりエッジ群の平均座標と立ち下がりエッジ群の平均座
    標を結ぶ延長線を中点として両サイドに任意ピッチの複
    数のプロファイルを走査し、水平エッジペアが検出され
    なくなったら処理を終了することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の実装部品検査装置。
  5. 【請求項5】 水平エッジ検出手段において、前記画像
    メモリの検査領域対し、電子部品サイズに対応した1つ
    以上の任意ピッチの前記走査角度検出手段からの走査角
    度に応じたプロファイルから水平のエッジ候補点を検出
    し、全ての立ち上がりエッジから立ち下がりエッジおよ
    び立ち下がりから立ち上がりまでの距離を求め、予め設
    定した距離に満たない場合はノイズとして削除し、予め
    設定した電子部品のサイズLlに相当する距離の立ち上
    がりエッジと立ち下がりエッジの組み合わせを水平エッ
    ジペアとして検出することを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項4のいずれかに記載の実装部品検査装
    置。
  6. 【請求項6】 走査角度検出手段において、前記画像メ
    モリの検査領域にたいし、電子部品サイズに対応した1
    つ以上の任意ピッチのプロファイルから水平のエッジ候
    補点を検出し、検出された水平のエッジ候補点に対し
    て、輝度レベルの高い方向に2次元空間の平均輝度領域
    を設定しその範囲内での平均輝度を演算し、予め設定し
    た閾値に満たないエッジ点を削除することを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の実装部品検査装置。
  7. 【請求項7】 走査角度検出手段において、前記画像メ
    モリの検査領域に対し、電子部品サイズに対応した1つ
    以上の任意ピッチのプロファイルから水平のエッジ候補
    点を検出し、検出された水平のエッジ候補点に対して、
    輝度レベルの高い方向に任意距離離れた位置に平均輝度
    ラインを設定しそのラインの平均輝度を演算し、予め設
    定した閾値に満たないエッジ点を削除することを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の実装部品検査装
    置。
  8. 【請求項8】 走査角度検出手段106において、前記
    画像メモリの検査領域に対し、電子部品サイズに対応し
    た1つ以上の任意ピッチのプロファイルから水平のエッ
    ジ候補点を検出し、立ち上がりエッジ群および立ち下が
    りエッジ群のそれぞれの中で各エッジ点の相互の距離が
    大きく異なるエッジ候補点を削除し概略の位置および傾
    きを走査角度として求めることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の実装部品検査装置。
  9. 【請求項9】 部品位置判定手段において、前記水平エ
    ッジ検出手段および前記垂直エッジ検出手段からの水平
    方向のエッジペアと垂直方向の2つのエッジペアから電
    子部品の位置と角度を演算する際、水平方向または垂直
    方向のいずれかのエッジペアが見つからなかった場合、
    検出されたエッジペアと立ち上がりエッジまたは立ち下
    がりエッジおよび予め設定した電子部品のサイズLl、
    Lsから未検出のエッジ点を推定し、予め設定した基準
    データ記憶手段からの基準位置と比較し許容範囲内であ
    るかを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の実装部品検査装置。
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