JPH10220601A - 逆流防止型水抜弁 - Google Patents

逆流防止型水抜弁

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JPH10220601A
JPH10220601A JP2013997A JP2013997A JPH10220601A JP H10220601 A JPH10220601 A JP H10220601A JP 2013997 A JP2013997 A JP 2013997A JP 2013997 A JP2013997 A JP 2013997A JP H10220601 A JPH10220601 A JP H10220601A
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drain
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water
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Akio Koizumi
紀生 小泉
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Hikari Gokin Co Ltd
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HIKARI GOKIN SEISAKUSHO KK
Hikari Gokin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パッキンが損傷しても逆流が生じにくく、か
つ、逆流防止の機能を容易に検査できる逆流防止型水抜
弁を提供することを目的とする。 【解決手段】流入口からの水の密封手段を有する操作桿
下端に、流入口、流出口間のシリンダを下方から密封す
る逆止環状パッキンを装着し、ばねにより上向きに押圧
された逆止ピストンを上下動自在に連結し、さらにその
下端に、流出口、排水口間に上向きに設けられる、上記
シリンダより小径の排水弁座を閉塞する排水パッキンを
装着した排水弁を上下動自在に連結させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆流防止型水抜弁
に関し、特に、逆流防止を一層確実ならしめた水抜弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水抜弁には、例えば同一
出願人による特願平6ー79480号公報のもののよう
に、ピストンの細径部にばねにより押圧された逆流防止
弁を別体に装着したものが多く使用されてきていた。し
かし、上記のものにあっては、逆流防止弁の内外に2個
のパッキンを装着しているため、例えばパッキンが損傷
したり、パッキンに異物がはさまったりして逆流が生じ
る可能性がそれだけ多くなり、その場合には逆流を阻止
する手段を有していないという問題があり、あるいは、
逆流防止の機能を検査する場合、ピストンを引き抜いて
分解し、パッキンに異常がないか調べてみなければなら
ず、やっかいなため、実際には検査していないというの
が実状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため本発明は、上
記公知例の有する欠陥を除去し、パッキンが損傷しても
逆流が生じにくく、かつ、逆流防止の機能を容易に検査
できる逆流防止型水抜弁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、流入口からの水の密封手段を有する操作桿下
端に、流入口、流出口間のシリンダを下方から密封する
逆止環状パッキンを装着し、ばねにより上向きに押圧さ
れた逆止ピストンを上下動自在に連結し、さらにその下
端に、流出口、排水口間に上向きに設けられる、上記シ
リンダより小径の排水弁座を閉塞する排水パッキンを装
着した排水弁を上下動自在に連結させたものであり、逆
流防止用の環状パッキンが1個で済むので、それだけパ
ッキンの事故の確率も少なくなり、逆流が生じたときに
は、上記シリンダと排水弁座との面積差による流出側配
管の水圧力も加わって、蛇口を閉じた通常の逆止ピスト
ンの位置よりもさらに逆止ピストンは上昇し、下端に係
止した排水弁を排水弁座から離脱させ、流出口配管側の
水を排水口から排出するため、逆止環状パッキンが損傷
したような場合にあっても本管側への逆流はそれだけ生
じにくくなり、さらに、排水状態で排水口からの水が止
まるかどうかを確認すれば、逆流防止の機能の有無を容
易に検査できるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、操作桿の下端部に流入
口、流出口間を遮断する逆止ピストンを、逆止ピストン
の下端に排水弁を、それぞれ上下動自在に連結すること
を基本構成とするものであり、連結態様の如何を問わな
い。横からピンやビスで連結しても良いし、Oリングを
抜け止め部材としても良く、挿入した後で、機械的に変
形させて離脱不能にすることもできる。
【0006】操作桿をねじで上下動させる代わりに、カ
ム、レバー等で上下動させ、ハンドル回転数を少なくし
ても良く、モーターを用いて電気的に遠隔操作するよう
にもできる。また、流入口からの水の密封手段として、
環状パッキンを操作桿に装着して弁箱の流入口上方に形
成したシリンダに密着させるようにしても良く、シリン
ダ上端に接続される操作部本体上端部に装着しても良
い。
【0007】逆止ピストンを上向きに押圧するばねを、
逆止ピストンと排水弁間に設ければ排水弁にはばねによ
る下向きの押圧力が働くため、排水口への漏水防止とい
う点では有利であるが、操作桿と逆止ピストン間、ある
いは逆止ピストン下端部に位置させることもでき、負圧
時の逆止ピストンの上昇力がより大きくなるという利点
がある。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、1は弁箱であり、側壁上方に流入口2
を、その下方に流出口3を、それぞれ端部が同軸上に位
置するよう設け、下端に排水口4を設けている。内部に
は、流入口2と流出口3間にシリンダ5を、流出口3と
排水口4間に上記シリンダ5より小径の上向きの弁座6
を設けている。
【0009】上端に、間にストッパー7を介して操作部
本体8を接続、固定し、その内部に作動用雄ねじ9を設
けた操作桿10を収容し、操作桿10の雄ねじ9の下方
に環状パッキン11を装着した密封部12を設け、そこ
から細径部13を垂下し、下端に鍔部14を形成する。
上端にはハンドル15を取り付ける。
【0010】16は逆止ピストンであり、上端に、側壁
を穿った管吊り部17を設けて操作桿10と連結し、そ
の下方に、シリンダ5を下方から密封する逆止環状パッ
キン18を装着し、下端に設けた係止部19との間に排
水横穴20を穿っている。内部には、下端に弁座6を閉
塞する排水パッキン21を装着し、上端に突起22を設
けた排水弁23をばね24を介在させて連結、収容して
いる。排水弁23は樹脂で形成され、上端から排水パッ
キン21の上方部まで切り離した、切り欠き部25を設
けており、逆止ピストン16に連結するときは、樹脂の
弾力性を利用して突起22をすぼめるようにして挿入す
ればよい。26は逆止ピストン16の案内となるガイド
シリンダである。
【0011】図は通水状態を示しており、流入口2から
の水はばね24を圧縮し、逆止ピストン16をガイドシ
リンダに沿って下降させ、流出口3を通って流出口下流
側配管末端にもうけた蛇口(図示せず)から放水されて
いる。この時、環状パッキン11及び排水パッキン21
により、作動用雄ねじ9、排水口4側への漏水はない。
【0012】蛇口を閉じたときには、ばね24の復元力
により逆止ピストン16は上昇し、下端に設けた係止部
19が排水弁23の突起22に当接した状態で、排水弁
23が受ける下向きの水圧力により上昇を停止する。こ
のとき、逆止環状パッキン18はシリンダ5に密着する
ようにしている。
【0013】通水状態の時、本管側に断水等で負圧が発
生した場合は、大気圧と負圧の差圧と流出側配管のヘッ
ド圧を加えたものに、シリンダ5と排水弁座6の面積差
を乗じた上昇力を受けて、逆止ピストン16は上述した
蛇口を閉じた状態からさらに上昇し、管吊り部17の上
端がストッパー7の下端に当接して停止するが、この時
には排水弁23の排水パッキン21は完全に排水弁座6
から離脱しているため、流出口配管側の水は排水口4か
ら排出されることになり、逆止環状パッキンが損傷した
ような場合にあっても本管内への汚水の混入を有効的に
防止し得る。
【0014】次に、冬、管内の水抜きをするときは、図
の状態からハンドル15を回転させると操作桿10は作
動用雄ねじ9により回転しながら上昇し、それに伴って
細径部13下端の鍔部14に管吊り部17が係止されて
逆止ピストン16も上昇し、まず逆止環状パッキン18
がシリンダ5に密着して流入口2からの水を遮断し、さ
らに上昇して係止部19が突起22に当接し、排水弁2
3を上昇させる。最終的には管吊り部17の上端がスト
ッパー7の下端に当接して上昇を停止し、排水状態とな
る。そのため、流出側配管内の水は排水横穴20、切り
欠き部25を通って排水口4から排出され、管内は空に
なるので、凍結は防止される。
【0015】なお、排水状態で、排水口からいつまでも
水が出ている場合は、逆止環状パッキンの事故だという
ことがすぐ分かるため、従来品のように、いちいちピス
トンを弁箱から引き抜き、ピストンを分解してパッキン
を取り外して見てみなければ逆止弁として正常な機能を
果たしうるか、検査できないということもなく、便利と
なる。さらに、水の落とし忘れ等により、流出口側配管
が凍結したような場合、異常圧力が発生して配管を破裂
させることもあるが、本発明においては、異常圧力を排
水口から逃がすため、凍結による配管の破損防止に有効
となる。
【0016】
【発明の効果】上述したように本発明の不凍給水栓にあ
っては、逆止環状パッキンは1個で済むので、事故の可
能性が減少し、本管側に負圧が生じた場合には排水口が
開口されるため、逆止環状パッキンが損傷したような場
合にあっても、それだけ本管側に汚水が吸引される可能
性が少なくなり、さらに、逆流防止弁の機能の検査を容
易に行うことができるという効果の他に、凍結による配
管の破損防止に有効である、という利点も併せ有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す、通水状態における縦
断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 流入口 3 流出口 4 排水口 5 シリンダ 6 排水弁座 7 ストッパー 8 操作部本体 9 作動用雄ねじ 10 操作桿 11 環状パッキン 12 密封部 13 細径部 14 鍔部 15 ハンドル 16 逆止ピストン 17 管吊り部 18 逆止環状パッキン 19 係止部 20 排水横穴 21 排水パッキン 22 突起 23 排水弁 24 ばね 25 切り欠き部 26 ガイドシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁上方に流入口、その下方に流出口、下
    端部に排水口を、内部には、上記流入口、流出口間にシ
    リンダを、流出口、排水口間に上記シリンダより小径の
    上向きの排水弁座を設ける弁箱と、上記流入口からの水
    の密封手段を有する操作桿と、上記操作桿下端部に上下
    動自在に連結され、上記シリンダを下方から密封する逆
    止環状パッキンを装着した逆止ピストンと、その下端部
    に上下動自在に連結され、下端に上記排水弁座を閉塞す
    る排水パッキンを装着する排水弁と、上記逆止ピストン
    に上向きの押圧力を与えるばねとからなる逆流防止型水
    抜弁。
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