JP2000144818A - 寒冷地用逆流防止型屋内止水栓 - Google Patents

寒冷地用逆流防止型屋内止水栓

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JP2000144818A
JP2000144818A JP10315525A JP31552598A JP2000144818A JP 2000144818 A JP2000144818 A JP 2000144818A JP 10315525 A JP10315525 A JP 10315525A JP 31552598 A JP31552598 A JP 31552598A JP 2000144818 A JP2000144818 A JP 2000144818A
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JP
Japan
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water
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operation rod
rod
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JP10315525A
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English (en)
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Masahiro Inui
雅宏 乾
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HIKARI GOKIN SEISAKUSHO KK
Hikari Gokin Co Ltd
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HIKARI GOKIN SEISAKUSHO KK
Hikari Gokin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 できるだけ取付スパンを短くした寒冷地用逆流防止型屋
内止水栓を提供することを目的とする。 【課題】逆止弁体を同軸上に設けたスピンドルで止水す
ることにより、通止水する弁と逆流防止弁とを別個に直
列させないで取付スパンを短くするとともに、水抜き時
には、スピンドル内に収容する操作桿を押圧して操作桿
下端部に逆止弁体上端部を係止させ、同じくスピンドル
内に収容される保持ばねにより操作桿と逆止弁体を一定
距離上昇させるようにしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寒冷地で使用され
る逆流防止機能を有する屋内止水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものには例えば同一出願
人における実願平6ー3029号公報が提案され、実用
に供している。しかし、上記のものは通止水する弁と逆
流防止弁を別個に直列させてもうけているため、どうし
ても取付スパンが長くなり、室内のボイラー周りなど、
狭い空間に取り付ける際、非常に配管工事がしにくいと
いう欠陥があり、改良が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記点に鑑み、できる
だけ取付スパンを短かくした寒冷地用逆流防止型屋内止
水栓を提供することを本発明の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため本発明において
は、逆止弁体を同軸上にもうけたスピンドルで止水する
ことにより、通止水する弁と逆流防止弁とを別個に直列
させないで取付スパンを短くするとともに、水抜き時に
は、スピンドル内に収容する操作桿を押圧して操作桿下
端部に逆止弁体上端部を係止させ、同じくスピンドル内
に収容される保持ばねにより操作桿と逆止弁体を一定距
離上昇させるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】同一軸心上にもうける流入口、流
出口の中間部に流出口側に傾斜した上向きの弁座を有す
る弁箱内に、逆止ばねに押圧されて上記弁座を閉塞する
逆止弁体を収容し、弁箱上端部には内部に作動用雌ねじ
を有するグランドを接続し、上記作動用雌ねじに螺合す
る作動用雄ねじを有し、上端部にハンドルを接続したス
ピンドルにより、上記逆止弁体を押圧して止水させると
ともに、スピンドル内に、受圧部を有する上下動自在の
操作桿と、操作桿に一定の上昇力を与える保持ばねをを
収容し、さらに操作桿下端部と逆止弁体上端部に係止機
構をもうけることを基本構成とするものであるが、実施
の形態としては、
【0006】グランドに作動用雌ねじをもうけず、弁箱
にもうけることもでき、そのときにはグランドを省略
し、弁箱上端部にビスを接続するなどしてスピンドルの
上昇時のストッパーにすることも可能である。
【0007】スピンドルではなく操作桿にハンドルを取
り付け、スピンドル内を操作桿が自由に上下動し、か
つ、回転時にはスピンドルも共に回転させ得るようにし
ても良い。例えば、操作桿の一部を多角形にし、スピン
ドル内にそれに勘合する縦穴をもうけるとか、操作桿又
はスピンドルにピンを突出させ、相手側にもうけた縦溝
に勘合させるとか、種々の方法がある。
【0008】操作桿と逆止弁体の係止機構は、実施例で
は逆止弁体上端部にOリングを少し外方に突出させて装
着し、操作桿下端部に、くの字状の係止溝を穿つように
しているが、これは逆転させることもでき、また、Oリ
ングの代わりに金属製あるいは樹脂製の係止環を装着し
ても良い。いずれにしても、係止時、逆止ばねにより離
脱することがない程度の係止力を与えておかねばならな
い。
【0009】逆止弁体は上下に細径の突出部をもうけ、
操作桿と弁箱底部をガイドとして上下動するようにして
いるが、これはどちらか一方にすることもでき、弁座内
径をガイドにすることもできる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の1実施例を示しているが、1
は弁箱であり、左端に流入口2、右端に流出口3を同一
軸心上にもうけ、中間部に、水抜きと低損失水頭を考慮
して流出口3側に傾斜した上向きの弁座4を形成し、そ
の下方、流入口側にガイド孔5を穿設している。
【0011】弁箱1上端部に、内部に作動用雌ねじ6を
有するグランド7を接続し、上記作動用雌ねじ6に螺合
する作動用雄ねじ8を有するスピンドル9がグランド7
内を回転上下動するようにしている。スピンドル9はそ
の上部をグランド7から突出させ、上端にハンドル10
をハンドル押さえナット11により固着している。
【0012】12はスピンドル9内を上下動する操作桿
であり、下端内部にくの字状の係止溝13を、その上方
にOリング14を装着する受圧部15を、さらにその上
方に、ハンドル押さえナット11に当接するストッパー
部16をもうけ、上端に、万一操作桿12が水圧で上昇
しないとき引き上げるための爪掛け部17を形成する。
なお、操作桿にハンドルを取り付けたときは、爪掛け
部17は勿論必要なくなる。
【0013】スピンドル9下端に内方に突出した台座1
8を形成し、そこに、自然長が封水部15下端にまで達
しない保持ばね19を配置させる。20は逆止ばね21
に押圧されて逆止パッキン22が弁座4に密着して止水
する逆止弁体であり、上方に係止Oリング23を外方に
突出させて装着する。上下端に細径のガイド部24、2
5を形成して操作桿12内のガイド孔26、弁箱のガイ
ド孔5内を上下動するようにしている。
【0014】図は流出側配管末端の蛇口(図示せず)を
閉じている状態、すなわち停水状態を示しているが、こ
の状態から蛇口を開くと、水圧により逆止ばね21を圧
縮して逆止弁体20は上昇し、通水状態となる。最大限
上昇して逆止弁体20がスピンドル9下端に当接して停
止したとき、係止Oリング23が係止溝13に入り込ま
ないよう設計しておく。
【0015】通水状態で断水等により本管側に負圧が生
じたようなときには、逆止ばね21に押圧されて逆止弁
体20は直ちに下降して、逆止パッキン22が弁座4に
密着し、流出側配管内の水の逆流を阻止する。
【0016】水を止めたいときは、図の状態からハンド
ル10を回転させると、作動用雄ねじ8によりスピンド
ル9は下降し、下端部が逆止弁体20に当接した状態で
止水状態になる。当接する前で止めれば逆止弁体20の
上昇距離が制限され、流量調整も自由に行えることにな
る。
【0017】冬、水を抜きたいときは、通水状態で本発
明の上流側配管内に設置された不凍給水栓(図示せず)
を操作して水抜き状態にし、その後で、操作桿12上端
を指で押圧してやれば良く、途中から保持ばね19を圧
縮しながら操作桿12は下降し、係止Oリング23が係
止溝13にはまり込んだ位置で下降を停止し、指を離す
と保持ばね19の復元力により操作桿12と共に逆止弁
体20も上昇し、ほぼ保持ばね19の自然長付近で上昇
が停止し、図2の水抜き状態となる。
【0018】すなわち、逆止パッキン22が弁座4から
離脱しているため、配管内および止水栓内の水は不凍給
水栓から地中に排出されることになり、凍結事故が未然
に防止できる。この時、逆止パッキン22の上昇距離が
少ないと、弁座4と逆止パッキン22間で水膜ができ、
凍結して、次に不凍給水栓を開にしても水が出ない恐れ
があるため、流量調整でスピンドル9を下降させている
ときは、スピンドル9を全開状態にしておくことが望ま
しい。
【0019】次に不凍給水栓を開いて水を出した場合、
すなわち再通水時には、逆止弁体20と共に受圧部15
で受けた水圧力により操作桿12も上昇し、逆止弁体2
0がスピンドル9の下端部に当接した状態で停止する
が、操作桿12はさらに上昇を続けようとするため、両
者の係止状態が解消され、ストッパー部16がハンドル
押さえナット11に当接して停止し、蛇口が閉じている
ときは図1の状態に復位する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、流量調
整、止水という屋内止水栓の持つ機能をそのまま有しつ
つ、さらに水抜き可能な逆流防止機能を付加せしめたも
のであり、止水弁と逆流防止弁を取付軸方向に別個、直
列に設置せず、止水を兼ねた逆止弁体をスピンドル内に
収容された操作桿により水抜き時、弁座から離脱させる
ようにしたものであり、取付スパンが短くなり、それだ
け狭い箇所での配管工事が容易になるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す、停水状態に於ける縦
断面図である。
【図2】上記のものの水抜き状態に於ける縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 弁箱 2
流入口 3 流出口 4
弁座 5、26 ガイド孔 6
作動用雌ねじ 7 グランド 8
作動用雄ねじ 9 スピンドル 10
ハンドル 11 ハンドル押さえナット 12
操作桿 13 係止溝 14
Oリング 15 受圧部 16
ストッパー部 17 爪掛け部 18
台座 19 保持ばね 20
逆止弁体 21 逆止ばね 22
逆止パッキン 23 係止0リング 24、25
ガイド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一軸心上にもうける流入口、流出口の中
    間部に、流出口側に傾斜した上向きの弁座を有する弁箱
    と、逆止ばねに押圧されて上記弁座を閉塞する逆止弁体
    と、ねじにより上記逆止弁体を押圧して止水するスピン
    ドルと、受圧部を有し、スピンドル内に上下動自在に収
    容された操作桿と、スピンドルに係止されて操作桿の下
    降時に上向きの押圧力を与える保持ばねとから基本的に
    は構成され、上記逆止弁上端部と操作桿下端部に係止機
    構をもうけ、操作桿押圧時に両者は係止され、保持ばね
    により操作桿とともに逆止弁体を一定距離上昇させて水
    抜きを行わせ、再通水時には上記受圧部に作用する水圧
    力により操作桿を自動復帰させるようにしたことを特徴
    とする寒冷地用逆流防止型屋内止水栓。
JP10315525A 1998-11-06 1998-11-06 寒冷地用逆流防止型屋内止水栓 Withdrawn JP2000144818A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20219008U1 (de) * 2002-12-06 2004-04-22 Interforge Klee Gmbh Wasserarmatur
JP2006320386A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Daiichi Jonan Kk 消火栓装置
JP5724114B1 (ja) * 2014-09-24 2015-05-27 アック東北株式会社 多機能吐出管又は多機能バルフ゛及びポンプ施設
KR102093044B1 (ko) * 2018-12-05 2020-03-24 인천대학교 산학협력단 동파 방지 기능을 갖는 수도꼭지

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110