JPH10220482A - スラストころ軸受用保持器 - Google Patents
スラストころ軸受用保持器Info
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- JPH10220482A JPH10220482A JP4283597A JP4283597A JPH10220482A JP H10220482 A JPH10220482 A JP H10220482A JP 4283597 A JP4283597 A JP 4283597A JP 4283597 A JP4283597 A JP 4283597A JP H10220482 A JPH10220482 A JP H10220482A
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- JP
- Japan
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- roller
- contact
- face
- outer diameter
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/30—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/54—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal
- F16C33/542—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal
- F16C33/543—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal from a single part
- F16C33/546—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal from a single part with a M- or W-shaped cross section
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保持器の各ポケットに位置する外径側におい
て改良を加え、ころと保持器との接触位置をころ中心付
近とすることにより、軸受回転トルクを小さくするスラ
ストころ軸受用保持器を提供することである。 【解決手段】 スラスト針状ころ軸受における保持器1
の外径3側の端面4に、内径方向へと突出する凸部5を
備え、該凸部5の先端6がころ9の端面10の中心と接
触する。
て改良を加え、ころと保持器との接触位置をころ中心付
近とすることにより、軸受回転トルクを小さくするスラ
ストころ軸受用保持器を提供することである。 【解決手段】 スラスト針状ころ軸受における保持器1
の外径3側の端面4に、内径方向へと突出する凸部5を
備え、該凸部5の先端6がころ9の端面10の中心と接
触する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用オートマチッ
クトランスミッション等に使用されるスラストころ軸受
用保持器に関するものである。
クトランスミッション等に使用されるスラストころ軸受
用保持器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスラストころ軸受は、例えば針状
ころ軸受にあっては、図7乃至図9に示すような保持器
100 が使用されており、ころ200 の外周側端面201 は、
300で示すフラット状のポケット面で案内されている。
ころ軸受にあっては、図7乃至図9に示すような保持器
100 が使用されており、ころ200 の外周側端面201 は、
300で示すフラット状のポケット面で案内されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、ころ200 の案内を保持器100 におけるフラ
ット状のポケット面300 で案内するため、ころ200 の自
転及び公転に伴い、ころ200 の外周側端面201 とポケッ
ト面300 との接触面400 に発生する摩擦が大きくなり、
軸受の回転トルクが大きくなるという問題が生じてい
た。
来技術では、ころ200 の案内を保持器100 におけるフラ
ット状のポケット面300 で案内するため、ころ200 の自
転及び公転に伴い、ころ200 の外周側端面201 とポケッ
ト面300 との接触面400 に発生する摩擦が大きくなり、
軸受の回転トルクが大きくなるという問題が生じてい
た。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、保持器の各ポケットに位置する外径側において改良
を加え、ころ端面の中心近傍で保持器と接触させること
により、軸受回転トルクを小さくするスラストころ軸受
用保持器を提供することである。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、保持器の各ポケットに位置する外径側において改良
を加え、ころ端面の中心近傍で保持器と接触させること
により、軸受回転トルクを小さくするスラストころ軸受
用保持器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明がなした技術的手段は、環状本体に設けたポケ
ット内にころを配して上下軌道輪間に備えられるスラス
トころ軸受用保持器において、環状本体の外径寄りに位
置するポケット端面より内径方向に突出し、ころの外周
側端面と接触する凸部を設けたことである。
に本発明がなした技術的手段は、環状本体に設けたポケ
ット内にころを配して上下軌道輪間に備えられるスラス
トころ軸受用保持器において、環状本体の外径寄りに位
置するポケット端面より内径方向に突出し、ころの外周
側端面と接触する凸部を設けたことである。
【0006】
【実施例】以下、図に基づいて本発明スラストころ軸受
用保持器の一実施例を説明する。
用保持器の一実施例を説明する。
【0007】本発明スラストころ軸受用保持器1は、環
状本体2に設けた各ポケット7…内に夫々ころ9を配し
て上下軌道輪(図示省略)間に備えられ、環状本体2の
外径3寄りに位置するポケット端面8より内径方向に突
出し、ころ9の外周側端面10と接触する凸部5を設け
たことを特徴としている。なお、本発明はスラスト針状
ころ軸受、スラスト円筒ころ軸受を対象とする。
状本体2に設けた各ポケット7…内に夫々ころ9を配し
て上下軌道輪(図示省略)間に備えられ、環状本体2の
外径3寄りに位置するポケット端面8より内径方向に突
出し、ころ9の外周側端面10と接触する凸部5を設け
たことを特徴としている。なお、本発明はスラスト針状
ころ軸受、スラスト円筒ころ軸受を対象とする。
【0008】図面は、本発明の一実施例としてスラスト
針状ころ軸受に使用される場合を示し、本実施例におい
て保持器1は、もみ抜きあるいは打ち抜き等されてなる
環状本体2と、該本体2の外径側に設けられている凸部
5とで構成されている。環状本体2の全体の基本的形状
は図示例に何等限定されるものではなく、周方向にポケ
ット7…を設けているものであれば本発明の範囲内にお
いて周知の形状に適宜選択可能である。
針状ころ軸受に使用される場合を示し、本実施例におい
て保持器1は、もみ抜きあるいは打ち抜き等されてなる
環状本体2と、該本体2の外径側に設けられている凸部
5とで構成されている。環状本体2の全体の基本的形状
は図示例に何等限定されるものではなく、周方向にポケ
ット7…を設けているものであれば本発明の範囲内にお
いて周知の形状に適宜選択可能である。
【0009】凸部5は、環状本体2の折り返された外径
3側の端面4における各ポケット7…に位置する部位
を、内径方向へと突出してころ9の中心付近にその先端
6が対向するように突設されている(図3乃至図6参
照)。すなわち、凸部5はポケット7の外径寄りの端面
8からポケット7内に臨んでいる状態となる(図3及び
図4参照)。本実施例では、ポケット7に位置する外径
端面4厚さと同一厚さの湾曲状に突出せしめて凸部5が
構成されている(図3及び図6参照)。
3側の端面4における各ポケット7…に位置する部位
を、内径方向へと突出してころ9の中心付近にその先端
6が対向するように突設されている(図3乃至図6参
照)。すなわち、凸部5はポケット7の外径寄りの端面
8からポケット7内に臨んでいる状態となる(図3及び
図4参照)。本実施例では、ポケット7に位置する外径
端面4厚さと同一厚さの湾曲状に突出せしめて凸部5が
構成されている(図3及び図6参照)。
【0010】なお、凸部5の突出長さ(突出度合い)お
よび厚さはとくに限定されるものではないが、ころ案内
に支障を来たさない程度に薄肉状で、湾曲曲率を高くし
てころとの接触を中心近傍とするのが好ましい。また、
突出形状も湾曲状に限られず本発明の範囲内において他
の形状を適宜選択可能である。
よび厚さはとくに限定されるものではないが、ころ案内
に支障を来たさない程度に薄肉状で、湾曲曲率を高くし
てころとの接触を中心近傍とするのが好ましい。また、
突出形状も湾曲状に限られず本発明の範囲内において他
の形状を適宜選択可能である。
【0011】従って、本実施例によればころ9と保持器
1との接触が、湾曲状凸部5の先端6による極めて狭い
接触となるため両者の接触面積Sは図示せるように小さ
く抑えられる(図5参照)。
1との接触が、湾曲状凸部5の先端6による極めて狭い
接触となるため両者の接触面積Sは図示せるように小さ
く抑えられる(図5参照)。
【0012】本実施例によれば、軸受が回転すると、こ
ろ9は遠心力で外径側に押しつけられた状態で回転する
が、ここでポケット7に凸部5が突出状に位置している
ことにより、凸部5の先端6がころ9の回転中心付近で
接触することになる(図5参照)。その結果、ころ9の
回転トルクが小さく抑えられるばかりでなく、ころ9の
回転中心付近は回転による周速も小さいためポケットの
摩耗も抑えられる。
ろ9は遠心力で外径側に押しつけられた状態で回転する
が、ここでポケット7に凸部5が突出状に位置している
ことにより、凸部5の先端6がころ9の回転中心付近で
接触することになる(図5参照)。その結果、ころ9の
回転トルクが小さく抑えられるばかりでなく、ころ9の
回転中心付近は回転による周速も小さいためポケットの
摩耗も抑えられる。
【0013】なお、本実施例は環状本体2の外径に凸部
5を設けたタイプであるが、ポケット7における外径寄
り端面8に内径方向へと突出する凸部を直接備えるもの
としてもよく、本発明の範囲内であれば図示例に限定さ
れるものではなく任意である。この場合において凸部形
状は前記実施例の凸部5形状と同様の形状でよいが、本
発明の範囲内において他の形状に変更も自由である。
5を設けたタイプであるが、ポケット7における外径寄
り端面8に内径方向へと突出する凸部を直接備えるもの
としてもよく、本発明の範囲内であれば図示例に限定さ
れるものではなく任意である。この場合において凸部形
状は前記実施例の凸部5形状と同様の形状でよいが、本
発明の範囲内において他の形状に変更も自由である。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記構成を有するものとし、環
状本体の外径寄りに位置するポケット端面より内径方向
に突出する凸部がころの中心部付近と接触してころの径
方向の案内がなされることとなり、軸受の回転トルクが
低減されると共に、保持器の耐摩耗性が向上される。
状本体の外径寄りに位置するポケット端面より内径方向
に突出する凸部がころの中心部付近と接触してころの径
方向の案内がなされることとなり、軸受の回転トルクが
低減されると共に、保持器の耐摩耗性が向上される。
【0015】従って、本発明の保持器とすることによ
り、従来使用不可能であった高回転の部位や潤滑が悪い
部位にも使用可能なスラストころ軸受の提供が図れる。
り、従来使用不可能であった高回転の部位や潤滑が悪い
部位にも使用可能なスラストころ軸受の提供が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例で、ころを配した状態の平
面図である。
面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 一部を拡大して示す平面図である。
【図4】 図2の要部拡大図である。
【図5】 接触状態を示す図である。
【図6】 一部を拡大して示す底面図である。
【図7】 従来技術における保持器の一部を拡大して示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】 従来技術における保持器の要部拡大断面図で
ある。
ある。
【図9】 従来技術におけるころと保持器との接触状態
を示す図である。
を示す図である。
1:保持器 3:外径 5:凸部 7:ポケット 9:ころ 10:外周側端面
Claims (1)
- 【請求項1】 環状本体に設けたポケット内にころを配
して上下軌道輪間に備えられるスラストころ軸受用保持
器において、環状本体の外径寄りに位置するポケット端
面より内径方向に突出し、ころの外周側端面と接触する
凸部を設けたことを特徴とするスラストころ軸受用保持
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283597A JPH10220482A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | スラストころ軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4283597A JPH10220482A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | スラストころ軸受用保持器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220482A true JPH10220482A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12647039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4283597A Pending JPH10220482A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | スラストころ軸受用保持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10220482A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202797A (ja) * | 2008-04-07 | 2008-09-04 | Jtekt Corp | スラストころ軸受用保持器の製造方法 |
WO2009086965A2 (de) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Schaeffler Kg | Käfig für wälzkörper |
US7837394B2 (en) | 2004-11-16 | 2010-11-23 | Jtekt Corporation | Roller thrust bearing cage and manufacturing method thereof |
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WO2015104946A1 (ja) | 2014-01-10 | 2015-07-16 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
WO2016080207A1 (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-26 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
JP2016098841A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
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JP2016128711A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
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JP2016128709A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
JP2016128713A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP4283597A patent/JPH10220482A/ja active Pending
Cited By (36)
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WO2015104946A1 (ja) | 2014-01-10 | 2015-07-16 | Ntn株式会社 | スラストころ軸受の保持器、およびその製造方法 |
CN105899827B (zh) * | 2014-01-10 | 2019-01-18 | Ntn株式会社 | 推力滚子轴承护圈及其制造方法 |
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