JPS6388366A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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Publication number
JPS6388366A
JPS6388366A JP23390386A JP23390386A JPS6388366A JP S6388366 A JPS6388366 A JP S6388366A JP 23390386 A JP23390386 A JP 23390386A JP 23390386 A JP23390386 A JP 23390386A JP S6388366 A JPS6388366 A JP S6388366A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
housing
supported
shaft
outer ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP23390386A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kobayashi
正典 小林
Akira Chikamori
章 近森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6388366A publication Critical patent/JPS6388366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ふたつの回転軸間において回転数を増速成い
は減速して伝達する動力伝達装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種の動力伝達装置として例えば実公昭56−
34194号公を長0遊星摩擦変速装置がある。これを
第6図に示して説明する。
同図において、符号1は回転不能に支持される円筒形状
のハウジングで、その長手方向のほぼ中央位置の内部に
は環状の外輪2が回転不能に固定されている。
このハウジング1および外輪2の内部には、出力軸とし
ての第1回転軸3が同心状に内挿されていて、第1回転
軸3のほぼ中央付近外周面と、外輪2の内周面との間に
は複数個の遊星ローラ4がそれぞれに圧接状態に介在さ
れている。
符号5は駆動軸としての第2回転軸で、この第2回転軸
5は、中実な本体部5aと、この本体部5aより大径で
中空状のキャリア部5bとを備えている。
キャリア部5bには、はぼ長方形状のポケット5cが複
数個その円周方向に隔設されており、キャリア部5bの
開口端側には半径方向に拡径した拡径部5dが形成され
ている。
この第2回転軸5は、その本体部5aが第1回転軸3と
同軸状に配されており、キャリア部5bの内部に第1回
転軸3の大半が遊嵌状態に内挿されている。また、キャ
リア部5bのポケット5cに、上記の遊星ローラ4それ
ぞれが回動自在に保持されている。
そして、第2回転軸5におけるキャリア部5bと本体部
5a側との境は、玉軸受6を介してハウジング1に支承
されている。
符号7は、第1回転軸3の一方軸端3aと第2回転軸5
のキャリア部5bの本体部5a側との間に配された玉軸
受である。さらに、符号8は、第1回転軸3の他方軸端
3b近傍と第2回転軸5のキャリア部5bの拡径部5d
との間に配された玉軸受である。
これら玉軸受7と玉軸受8は、ばね9によりスラスト方
向の荷重が与えられており、これらふたつの玉軸受7.
8によって第1回転軸3を安定に支持するようになって
いる。
符号1b、 Icはキャップで、キャップ1bはキャリ
ア部5bの拡径部5dの外周面に螺合されており、また
、キャップ1cは第2回転軸5の本体部5aに螺合され
ている。
上記構成のaX摩擦変速装置は、外輪2もしくは遊星ロ
ーラ4のいずれかを薄肉で中空の可撓体から構成するこ
とにより、予め一定の締代を与えて適性な摩擦力を得る
ようにしたものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような構成を有する従来例の場合に
は、次のような問題点がある。
上記従来の遊星摩擦変速装置では、外輪2もしくは遊星
ローラ4のいずれかを薄肉で中空の可撓体にして適性な
摩擦力を得るものであるが、外輪2もしくはinローラ
4のいずれかを薄肉で中空の可撓体に形成し、しかも遊
星ローラ4による一点支持にすると、出力軸としての第
1回転軸3が不安定な状態になりやすい。
そのために、第1回転軸3の軸方向に離れた二点を玉軸
受7,8により支承して、第1回転軸3を安定に回転さ
せようとしている。
ところが、第2回転軸5に着目すると、その本体部5a
とキャリア部5bとの境がひとつの玉軸受6を介してハ
ウジング1に支承されているだけであるとともに、キャ
リア部5bの拡径部5dの外周面に螺合されたキャップ
lbの外周面とハウジング1の内周面との間に半径方向
隙間があるため、第2回転軸5は不安定になっている。
よって、動作中に第2回転軸5にかかるモーメント荷重
により、第2回転軸5が傾きキャリア部5bが半径方向
に偏心回転運動してしまい、ひいてはそのキャリア部5
bに玉軸受8を介して支承されている第1回転軸3も傾
いて半径方向に偏心して回転するおそれがある。
上記のように第1回転軸3および第2回転軸5が傾いて
半径方向に偏心して回転すると、回転軸系に振動を生じ
て変速装置の使用機器に悪影響を及ぼすばかりでなく、
′Ii星ローラ4とキャリア部5bとの接触案内面が変
化し早期に焼付き等を生じて変速装置の寿命を撰なうと
いう問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたものであっ
て、ふたつの回転軸が傾いて偏心運動を起こすことなく
、それぞれを安定に回転させることを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような目的を達成するために、次のような
構成をとる。
即ち、本発明にかかる動力伝達装置は、回転不能に支持
されるハウジング内に回転不能に固定された外輪と、 この外輪と同心状に前記ハウジング内に挿通された第1
回転軸と、 この第1回転軸の軸端付近の外周面と前記外輪の内周面
との間に圧接状態に介在された複数個の遊星コーラと、 このtt星ローラそれぞれを回動自在に保持する複数の
ポケットが円周方向に隔設されているとともに前記第1
回転軸の軸端に外嵌された円筒状のキャリア部を備えか
つ前記第1回転軸に同軸状に配された第2回転軸 とを備えており、 前記第2回転軸において前記遊星ローラを挟んだ軸方向
両側が個別のころがり軸受を介して前記ハウジングに支
承され、 前記第1回転軸において、その軸端側が前記複数の遊星
ローラを介して前記ハウジングに支承されているととも
に、前記遊星ローラにて支承された箇所から軸方向に離
れた箇所がころがり軸受を介して前記ハウジングに支承
されている点に特徴を有している。
く作用〉 本発明の構成による作用は次のとおりである。
第1回転軸にかかるモーメント荷重を、ハウジングに外
輪を介して圧接されている複数の遊星ローラと、これと
軸方向に離れた位置にあるころがり軸受とが受けるので
、第1回転軸が傾いて半径方向に偏心して回転するのが
防止される。
第2回転軸にかかるモーメント荷重を、軸方向に離れた
箇所でハウジングに直接固定されたころがり軸受で受け
るので、第2回転軸が傾いて半径方向に偏心して回転す
るのが防止される。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示している。
同図において、符号10は円筒形状のハウジングであり
、回転不能に支持される。このハウジング1のほぼ中央
位置には、環状の外輪20が回転不能に内嵌されている
符号30は先端に向かって3段階に縮径した出力軸とし
ての第1回転軸であり、この第1回転輪30は、ハウジ
ング10に同心状に内挿されている。第1回転輪30の
軸端の小径部31の外周面は、外輪20の内周面に対向
しており、小径部31と外輪20との間に複数個の中実
の遊星ローラ50がそれぞれ圧接状態に介在されている
第1回転軸30の中径部32は、二個で一対の玉軸受4
0.41を介してハウジングIOに支承されている。
これら玉軸受40.41は、第1回転輪30の小径部3
10基部に螺合されているナツト42と、中径部32の
基部の段差とにより位置決めされている。
このように、第1回転軸30は、その軸方向に離れた三
箇所が一対の玉軸受40.41と遊星ローラ50とでハ
ウジング10に支承されている。
符号60は駆動軸としての第2回転軸で、この第2回転
軸60は、中実な本体部61と、この本体部610  
と一体的に形成された中空状のキャリア部62とを備え
ている(第3図参照)、キャリア部62にはほぼ長方形
状のポケット63が複数個その円周方向に隔設されてお
り、このポケット63内に、前記の遊星ローラ50が回
動自在に保持されている。ポケット63は、例えば第2
図に示すようにブローチ加工或いはフライス加工などに
よってそのローラ案内面が軸心に向かって直線状に形成
されている。
このキャリア部62には、第1回転軸30の小径部31
が遊嵌状態に内挿されている。
さらには、本体部61はころがり軸受例えばニードルロ
ーラベアリング43を介してハウジング10に支承され
ている。キャリア部62はその開口端がころがり軸受例
えば玉軸受44を介してハウジング10に支承されてい
る。
前記のニードルローラベアリング43と外輪20との間
には環状部材70が配されていて、この環状部材70と
ハウジング10の一方開口端に螺合されたリング状のキ
ヤ、ブ1)とにより、ニードルローラヘアリング43が
位置決めされている。一方、玉軸受44はキャリア部6
2の開口端に形成されている段差部64に位置した状態
で環状部材71.72により挟持されている。これら環
状部材71.72が外輪20および玉軸受40で挟まれ
ていて、玉軸受44の位置決めをしている。
このように第2回転軸60は、その軸方向に離れた位置
がニードルローラベアリング43と玉軸受44を介して
ハウジングlOに支承されている。
そして、ハウジング10に螺合されたキャンプ1)およ
び環状部材70,71.72などにより、各玉軸受40
゜41.44およびニードルローラベアリング43にス
ラスト荷重が与えられている。
このような構成の動力伝達装置では、第2回転軸60が
回転すると、遊星ローラ40が自転および公転し、第1
回転軸30に動力が伝達される。第2回転軸60と第1
回転軸30の回転差により、第1回転輪30は第2回転
輪60の回転数よりも増速しで回転することとなる。
なお、第1回転軸30を駆動軸とした場合には第2回転
軸60は第1回転軸300回転数よりも減速して回転す
るようになる。
第2回転輪60にかかるモーメント荷重を、ニードルロ
ーラヘアリング43と玉軸受44を介してハウジング1
0で受けるから、第2回転軸60が傾いて半径方向に偏
心して回転するのが防止される。第1回転軸30にかか
るモーメント荷重を、玉軸受40゜41および遊星ロー
ラ50を介してハウジング10で受けるから、第1回転
軸30の偏心回転運動も防止されることとなる。
第4図および第5図は本発明の他の実施例を示している
。これらの図において、第1図ないし第3図に付しであ
る符号と同一の符号は同一の部品もしくは対応する部分
を指している。
本実施例においては、第1図に示す動力伝達装置と異な
る構成についてのみ詳細に説明する。
即ち、異なる構成は、キャリア部62におけるポケット
63が、キャリア部62の軸心方向に並列に2列形成さ
れていて、それぞれに遊星ローラ40が回動自在に保持
されている点である。
このようにした場合には、第1回転軸30に対する遊星
ローラ50の接触面積が上記実施例の場合よりも増大す
るので、動力伝達の容量が大きくなり、したがって動力
伝達時の損失が少なくなるという特異な効果が得られる
なお、上記何れの実施例においても、第1回転軸30お
よび第2回転軸60を支承するころがり軸受の種類は、
上記実施例において説明した玉軸受やニードルローラベ
アリング以外のものでもかまわないことは言うまでもな
い。
また、第1回転輪30、第2回転軸60およびその他の
構成部品の形状についても上記実施例に限定されず、種
々な変形例が考えられる。
〈発明の効果〉 本発明によれば次の効果が発揮される。
第1回転軸および第2回転軸のいずれもが、軸方向に離
れた複数箇所でハウジングに支承されていて、第1回転
軸および第2回転軸それぞれにかかるモーメント荷重に
対して十分に対抗できるから、第1回転軸も第2回転軸
も、ともに、それが傾いて半径方向に偏心して回転する
のを防止することができ、したがって安定して回転させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例にかかり、第1
図は動力伝達装置の縦断側面図、第2図は第1図のn−
n線断面矢視図、第3図は第2回転軸を示す斜視図であ
る。 第4図および第5図は本発明の他の実施例にかかり、第
4図は動力伝達装置の縦断側面図、第5図は第2回転軸
を示す斜視図である。 また、第6図は従来例である遊星摩擦変速装置の縦断側
面図である。 10・・・ハウジング 20・・・外輪 30・・・第1回転軸 31・・・第1回転軸の小径部(軸端)40.41,4
2.44・・・玉軸受(ころがり軸受)43・・・ニー
ドルローラベアリング(ころがり軸受)50・・・遊星
ローラ 60・・・第2回転軸 62・・・第2回転軸のキャリア部 63・・・第2回転軸のポケット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転不能に支持されるハウジング内に回転不能に
    固定された外輪と、 この外輪と同心状に前記ハウジング内に挿通された第1
    回転軸と、 この第1回転軸の軸端付近の外周面と前記外輪の内周面
    との間に圧接状態に介在された複数個の遊星ローラと、 この遊星ローラそれぞれを回動自在に保持する複数のポ
    ケットが円周方向に隔設されているとともに前記第1回
    転軸の軸端に外嵌された円筒状のキャリア部を備えかつ
    前記第1回転軸に同軸状に配された第2回転軸 とを備えており、 前記第2回転軸において前記遊星ローラを挟んだ軸方向
    両側が個別のころがり軸受を介して前記ハウジングに支
    承され、 前記第1回転軸において、その軸端側が前記複数の遊星
    ローラを介して前記ハウジングに支承されているととも
    に、前記遊星ローラにて支承された箇所から軸方向に離
    れた箇所がころがり軸受を介して前記ハウジングに支承
    されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. (2)前記キャリア部のポケットが、キャリア部の軸心
    方向に複列形成されている特許請求の範囲第(1)項記
    載の動力伝達装置。
JP23390386A 1986-09-30 1986-09-30 動力伝達装置 Pending JPS6388366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23390386A JPS6388366A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23390386A JPS6388366A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 動力伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6388366A true JPS6388366A (ja) 1988-04-19

Family

ID=16962387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23390386A Pending JPS6388366A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 動力伝達装置

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JP (1) JPS6388366A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385744U (ja) * 1989-12-14 1991-08-29
JPH0610649U (ja) * 1992-07-17 1994-02-10 三菱重工業株式会社 遊星ローラ式動力伝達装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385744U (ja) * 1989-12-14 1991-08-29
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