JPH10220253A - 排気ブレーキ装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置

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JPH10220253A
JPH10220253A JP2236497A JP2236497A JPH10220253A JP H10220253 A JPH10220253 A JP H10220253A JP 2236497 A JP2236497 A JP 2236497A JP 2236497 A JP2236497 A JP 2236497A JP H10220253 A JPH10220253 A JP H10220253A
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JP
Japan
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valve body
valve
exhaust
exhaust gas
upstream side
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JP2236497A
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Masahiro Kaneko
昌弘 金子
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ブレーキバルブとしてバタフライバルブ
が使用でき、その弁体に、簡単な構成で安価な、上流側
排気ガス圧をリリーフする第2の弁体を備える。 【解決手段】 エンジンの排気管に配設されるバルブ本
体24と、第1の弁体25と、該弁体25を回動する回
転軸26a,26bと、回転軸26a,26bを回動す
るアクチュエータ22を備えた排気ブレーキ装置20で
あって、前記第1の弁体25に設けられた第2の貫通穴
41と、常時は該貫通穴41を閉成するように弾性力に
より付勢された板ばね42とからなる第2の弁体40
を、前記第1の弁体25の下流側に配設し、第1の弁体
25が閉成され排気管の上流側のガス圧が所定以上の圧
力になったとき、第2の弁体40が開成され、上流側の
排気ガスを下流側に流出させて、上流側のガス圧を低下
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに装備
される排気ブレーキ装置に関し、特に、該装置が暖気装
置に適用されるものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】排気ブレーキ装置は、主としてトラック
やバスなどに装備され、エンジンの排気管の途中に配設
された排気ブレーキバルブを閉じて排気ガス圧(以下、
排圧という)を上昇させ、長い降坂路などにおいて、車
両に効果的な制動を掛けるようにしたものや、暖気装置
に適用して、寒冷時、アイドリング時のみならず車両走
行時においても、暖気運転ができるようにしたものであ
る。
【0003】従来、この種の排気ブレーキ装置として
は、例えば図6および図7に示すものがある。同図にお
いて、該排気ブレーキ装置は、排気ブレーキバルブ1
と、流体圧で駆動されるアクチュエータ2とからなる。
【0004】排気ブレーキバルブ1は、車両の暖気装置
の暖気バルブとして、エンジンの排気管内に配設され、
排気ガス通路3の一部を形成するバルブ本体4と、該バ
ルブ本体4の内部に配設され、前記排気ガス通路3を開
閉する弁体5を備え、該弁体5の回転軸6は、前記排気
ガス通路3の軸心から偏きした位置に配設されている。
前記アクチュエータ2の出力ロッド2aは、該出力ロ
ッド2aに取り付けられたクレビス2bと、前記排気ブ
レーキバルブ1の回転軸6の一端の固着された図示しな
いレバーとを介して、その回動駆動力を該排気ブレーキ
バルブ1の回転軸6に伝達するようになっている。
【0005】前記排気ブレーキバルブ1には、前記アク
チュエータ2の出力ロッド2aに連動し、かつ該排気ブ
レーキバルブ1の回転軸6に対して回動自在にプレート
11が取り付けられている。また、該回転軸6と一緒に
回動されるように、該回転軸6に回動レバー12が一体
に結合され、かつ該回動レバー12の一部分である先端
部12aが前記回転軸6から離れた位置に形成されてい
る。そして、前記プレート11の屈曲片部11aと、一
端が、ばね係着部材13を介して前記プレート11に係
着された圧縮ばね14の他端との間に、前記回動レバー
12の先端部12aを挟み込み、これにより、前記圧縮
ばね14の付勢力にて該回動レバー12の先端部12a
を挟持して、前記圧縮ばね14の付勢力が前記回転軸6
にこじり力として作用しないようになっている。
【0006】このように形成された前記排気ブレーキバ
ルブ1は、暖気運転時、前記アクチュエータ2にて閉弁
方向に駆動されるのに応じて、該排気ブレーキバルブ1
の弁体5は前記圧縮ばね14のプリセット力にて前記排
気ガス通路3内でほぼ全閉位置に強制的に回動付勢され
ている。このため、前記圧縮ばね14のプリセット力を
超えるトルクが前記排気ブレーキバルブ1の弁体5に作
用したときにはじめて、該排気ブレーキバルブ1が前記
回転軸6を中心に開弁方向に回動されるようになってい
る。
【0007】すなわち、前記排気ブレーキバルブ1の弁
体5は、その回転軸6が前記排気ガス通路3の軸心から
偏きした位置に配設されているため、該排気ガス通路3
の上流側の排圧が上昇すると、該弁体5の前記回転軸6
を境に一方側と他方側のそれぞれに作用する圧力に差が
生じ、その圧力差の大きさに応じたトルク(開弁方向へ
の回動力)が前記弁体5に作用する。このトルクが、前
記圧縮ばね14のプリセット力を超えるときにはじめ
て、該排気ブレーキバルブ1の弁体5が前記回転軸6を
中心に開弁方向に回動され、前記排気ガス通路3の上流
側の排気ガスを下流側に流出させている。(実公平8−
8265号公報)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、排気ブレーキバルブ1の弁体5が閉成され、前
記排気ガス通路3の上流側の排圧が異常に上昇したと
き、該排圧をリリーフさせる前記排気ブレーキ装置にあ
っては、排気ブレーキバルブとして、その回転軸6が、
前記排気ガス通路3の軸心から偏きした位置に配設され
ているバルブしか、適用できないという問題点があっ
た。
【0009】さらに、前記排気ガス通路3の上流側の排
圧をリリーフさせるため、前記プレート11、回動レバ
ー12および圧縮ばね14からなるリリーフ機構が必要
であるばかりでなく、該機構とその組立が極めて複雑
で、部品費とともに組立工数が多くかかり、製造コスト
が高くなるという問題点があった。
【0010】他方、前記排気ブレーキバルブ1を暖気作
動させたとき、排圧が上がり過ぎないように、前記排気
ガス通路3と弁体5との隙間を大きく採っている場合、
エンジンのアイドリング時に排圧が上がらないという問
題点があった。同時に、暖気作動させたとき、排圧が上
がり過ぎないように、エンジンの回転数を基にしたコン
トローラにより、前記弁体5を全開にするため、加速が
滑らかでないという問題点もあった。
【0011】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、前記排気ブレーキバル
ブがバタフライバルブに使用できるとともに、その弁体
に、極めて簡単な構成で安価な、上流側排気ガス圧をリ
リーフする第2の弁体を有する排気ブレーキ装置を提供
することにある。
【0012】本発明の他の目的は、前記問題点を解消
し、前記排気ブレーキバルブの弁体と排気ガス通路の周
面との間に隙間を設けなくても、暖気作動させることが
できる排気ブレーキ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、(a) エンジンの排気管中に設け
られ、その排気ガス通路の一部を形成するバルブ本体
と、(b) 該バルブ本体の内部に配設され、前記排気
ガス通路を開閉する第1の弁体と、(c) 該弁体に固
着され、その両端側に延出されるとともに、その一方に
回動駆動力が伝達される回転軸と、(d) 前記排気ガ
ス通路に連通するように前記バルブ本体に形成された2
個の第1の貫通穴内にそれぞれ嵌合され、前記回転軸を
回動自在に支持する筒状の軸受部材と、(e) 前記第
1の貫通穴の一方の貫通穴を塞ぐように前記バルブ本体
の外側に固着されるとともに、回動駆動力が伝達される
前記回転軸の一方が貫通される取付板と、(f) 該取
付板に取り付けられ、流体圧の給排によって前記第1の
弁体を駆動するアクチュエータと、(g)前記取付板の
外方に突出された前記回転軸の一方の先端に固着され、
前記アクチュエータの回動駆動力を、前記回転軸に伝達
するレバーとを備えた排気ブレーキ装置において、次の
通りである。
【0014】(1) (h) 前記第1の弁体に、圧力
リリーフ機構を有する第2の弁体を配設し、(i) 前
記ブレーキ装置の第1の弁体が閉成され前記排気ガス通
路の上流側のガス圧が所定以上の圧力になったとき、前
記第2の弁体が開成され、該上流側の排気ガスを下流側
に流出させて、前記上流側のガス圧を低下させることを
特徴とする。
【0015】(2) 前記(1)において、前記第2の
弁体が、前記第1の弁体に設けられた第2の貫通穴と、
常時は該貫通穴を閉成するように弾性力により付勢さ
れ、かつ第1の弁体の下流側に配設された板ばねとから
なることを特徴とする。
【0016】(3) 前記(1)において、前記第1の
弁体に設けられる第2の貫通穴の形状が、ほぼ長方形ま
たは正方形で、前記第1の弁体の回転軸に対して対称的
に、複数個形成されることを特徴とする。
【0017】本発明は以上のように構成されているの
で、排気ブレーキバルブの第1の弁体に圧力リリーフ機
構を有する第2の弁体を形成して、前記ブレーキバルブ
の第1の弁体が閉成され前記排気ガス通路の上流側の排
圧が上昇して、所定以上の圧力になったとき、前記第2
の弁体の板ばねが撓んで、該弁体が開成され、該上流側
の排気ガスを下流側に流出させて、前記上流側の排圧を
低下させている。
【0018】前記第1の弁体に設けられた第2の貫通穴
形状を、ほぼ長方形または正方形に形成して、前記板ば
ねの先端部に等分布荷重が発生するようにし、該板ばね
を、その側面からみて、前記回転軸に対して上、下側に
2箇所、それぞれ「く」の字状に形成し、その曲げ角の
大きさおよび板厚により、リリーフ開始圧を設定できる
ようにしている。
【0019】このため、前記排気ブレーキバルブの排気
ガス通路が、前記第1の弁体により、閉塞または閉塞に
近い状態でも、該排気ブレーキ装置を暖気作動させるこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。本発明の排
気ブレーキ装置は、バタフライバルブ形の排気ブレーキ
バルブの第1の弁体に、該弁体に形成された複数個の貫
通穴と、板ばねとからなる圧力リリーフ機構を有する第
2の弁体を形成して、前記ブレーキバルブの第1の弁体
が閉成され前記排気ガス通路の上流側の排圧が上昇し
て、所定以上の圧力になったとき、前記第2の弁体の板
ばねが撓んで、該弁体が開成され、該上流側の排気ガス
を下流側に流出させて、前記上流側の排圧を低下させる
装置である。
【0021】図1および図2は、本発明の排気ブレーキ
装置の一実施例を示す図で、図1は、その主要部断面を
含む正面図、図2は、図1の主要部断面を含む右側面図
である。 図1および図2において、該排気ブレーキ装
置20は、バタフライバルブ形の排気ブレーキバルブ2
1と、流体圧で駆動されるアクチュエータ22とからな
る。
【0022】該排気ブレーキバルブ21としては、エン
ジンの排気管内に配設され、その排気ガス通路23の一
部を形成するバルブ本体24と、このバルブ本体24の
内部に配設され、前記排気ガス通路23を開閉する円板
状の第1の弁体25と備えるとともに、該弁体25を両
側から支持する回転軸26a,26bは、前記バルブ本
体24に形成された2個の第1の貫通穴24a,24b
内にそれぞれ筒状の軸受部材(ブッシュ)27,28お
よびパッキング(シールリングまたはラビリンスシー
ル)29を介して、前記バルブ本体24に回動自在に取
り付けられている。そして、前記バルブ本体24の外側
に固着されるとともに、回動駆動力が伝達される一方の
前記回転軸26bが貫通される取付板30に、前記アク
チュエータ22が取り付けられている。
【0023】該アクチュエータ22の駆動軸たる出力ロ
ッド22aの軸心位置で、該出力ロッド22aに取り付
けられた連結部材22bと、前記回転軸26bの一端に
固着されたレバー31とを介して、前記アクチュエータ
22の出力ロッド22aからの回動駆動力が伝達され
て、前記回転軸26a,26bが回動され、前記排気ガ
ス通路23を前記第1の弁体25により開閉するように
なっている。なお、図1は全開状態を示す。なお、前記
出力ロッド22aによる前記回転軸26a,26bの回
動範囲は、前記レバー31と、ストッパ部材32aまた
は32bとの当接によって決まり、該ストッパ部材32
aの位置が前記第1の弁体25の全開状態、前記ストッ
パ部材32bの位置が前記第1の弁体25の全閉状態で
ある。
【0024】また、前記アクチュエータ22について、
そのハウジング22c内は、ダイヤフラム22dにより
負圧室22eと大気圧室22fとに画成されており、該
負圧室22eは負圧源に連通され、大気圧室22fは図
示しない通気穴を介して大気に連通されている。前記ダ
イヤフラム22dのリテーナ22gとハウジング22c
との間に圧縮ばね22hが介装されており、ダイヤフラ
ム22d、リテーナ22gと一体に連動する出力ロッド
22aが前記圧縮ばね22hにより、図1において下方
へ常時付勢されている。
【0025】そして、前記排気ブレーキバルブ21の前
記第1の弁体25には、図3(a)、図3(b)および
図4に示すように、圧力リリーフ機構を有する第2の弁
体40として、第2の貫通穴41と該貫通穴41を開閉
する板ばね42とが設けられている。すなわち、前記第
1の弁体25には、ほぼ長方形または正方形状の複数の
第2の貫通穴(本実施例では、長方形状の2個の貫通
穴)41が該第1の弁体25の回転軸心43に対して対
称的に形成されている。
【0026】同時に、この貫通穴41を常時閉成するよ
うに、ばね材からなる前記板ばね42が、側面からみ
て、前記回転軸心43に対して上、下側に2箇所、該回
転軸心43に平行に形成された折曲突部42a,42a
を中心に、それぞれ「く」の字の形状の曲げられて、か
つ耐熱性のあるリベット44を介して前記第1の弁体2
5に、弾性力により付勢されながら該第1の弁体25の
下流側から、かしめにより取り付けられている。
【0027】このため、図5に示すように、前記ブレー
キバルブ21の第1の弁体25が閉成され、前記排気ガ
ス通路23の上流側の排気ガス圧が所定以上の圧力にな
ったとき、前記第2の弁体40の板ばね42が、図中の
一点鎖線のように撓んで、該弁体40が開成され、該上
流側の排気ガスを下流側に流出させて、前記上流側のガ
ス圧を低下させる。
【0028】前記第1の弁体25に設けられた第2の貫
通穴41の形状を、ほぼ長方形または正方形に形成して
いるのは、前記板ばね42の先端部42bに等分布荷重
が発生するようにしているためである。なお、該貫通穴
42の形状については、前記のほか、平行四辺形、三角
形および円形などを形成させてもよい。
【0029】また、前記所定圧、すなわちリリーフ開始
圧の設定については、前記板ばね42の側面からみた
「く」の字の形状の、前記折曲突部42aを中心とする
曲げ角の大きさおよび板厚により行っている。なお、前
記板ばね42に形成されている前記折曲突部42aは、
前記リリーフ開始圧の設定を、より設定し易くしている
ためで、前記回転軸心43に平行に、単に折り曲げただ
けでもよい。
【0030】なお、本発明の技術は前記実施の形態にお
ける技術に限定されるものではなく、同様な機能を果た
す他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は
前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
排気ブレーキ装置によれば、請求項1ないし請求項3に
ついては、前記第1の弁体に、圧力リリーフ機構を有す
る第2の弁体を配設し、前記ブレーキ装置の第1の弁体
が閉成され前記排気ガス通路の上流側のガス圧が所定以
上の圧力になったとき、前記第2の弁体が開成され、該
上流側の排気ガスを下流側に流出させて、前記上流側の
ガス圧を低下させるので、排気ブレーキバルブがバタフ
ライバルブに使用できるとともに、その弁体に、上流側
排気ガス圧をリリーフする第2の弁体を、極めて簡単な
構成で配設することができる。このため、その組立が簡
単で、組立工数が少なくてすみ、製造コストを低減させ
ることができる。
【0032】さらに、本発明の排気ブレーキ装置によれ
ば、排気ブレーキバルブの排気ガス通路が、弁体により
閉塞に近い状態でも、排気ブレーキ装置として暖気作動
させることができる。このため、前記排気ブレーキバル
ブの弁体と排気ガス通路の周面との間に隙間を設けなく
ても、排気ブレーキ装置として暖気作動させることがで
きる。
【0033】このため、排気ブレーキバルブを暖気作動
させ、かつエンジンのアイドリング時でも、排圧を上昇
させることができる。また同時に、暖気作動させたと
き、排圧が上がり過ぎないように、エンジンの回転数を
基にしたコントローラにより、前記弁体を全開にするこ
とがなくなるので、加速を滑らかにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気ブレーキ装置の一実施例を示す図
で、その主要部断面を含む正面図である。
【図2】図1の主要部断面を含む右側断面図である。
【図3】排気ブレーキバルブの第1の弁体を示す図で、
図3(a)は下流側からみた正面図、図3(b)は図3
(a)の断面図である。
【図4】第2の弁体の組立手順を示す断面図である。
【図5】第2の弁体の開成状態を示す断面図である。
【図6】従来の排気ブレーキ装置を示し、その主要部断
面を含む正面図である。
【図7】図6の主要部断面を含む右側断面図である。
【符号の説明】
20 排気ブレーキ装置 1,21 排気ブレーキバルブ 2,22 アクチュエータ 3,23 排気ガス通路 4,24 バルブ本体 5 弁体 6,26a,26b 回転軸 24a,24b 第1の貫通穴 25 第1の弁体 27,28 軸受部材 30 取付板 40 第2の弁体 41 第2の貫通穴 42 板ばね 44 リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16K 1/22 F16K 1/22 L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) エンジンの排気管中に設けら
    れ、その排気ガス通路の一部を形成するバルブ本体と、 (b) 該バルブ本体の内部に配設され、前記排気ガス
    通路を開閉する第1の弁体と、 (c) 該弁体に固着され、その両端側に延出されると
    ともに、その一方に回動駆動力が伝達される回転軸と、 (d) 前記排気ガス通路に連通するように前記バルブ
    本体に形成された2個の第1の貫通穴内にそれぞれ嵌合
    され、前記回転軸を回動自在に支持する筒状の軸受部材
    と、 (e) 前記第1の貫通穴の一方の貫通穴を塞ぐように
    前記バルブ本体の外側に固着されるとともに、回動駆動
    力が伝達される前記回転軸の一方が貫通される取付板
    と、 (f) 該取付板に取り付けられ、流体圧の給排によっ
    て前記第1の弁体を駆動するアクチュエータと、 (g)前記取付板の外方に突出された前記回転軸の一方
    の先端に固着され、前記アクチュエータの回動駆動力
    を、前記回転軸に伝達するレバーとを備えた排気ブレー
    キ装置において、 (h) 前記第1の弁体に、圧力リリーフ機構を有する
    第2の弁体を配設し、 (i) 前記ブレーキ装置の第1の弁体が閉成され前記
    排気ガス通路の上流側のガス圧が所定以上の圧力になっ
    たとき、前記第2の弁体が開成され、該上流側の排気ガ
    スを下流側に流出させて、前記上流側のガス圧を低下さ
    せることを特徴とする排気ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の弁体が、前記第1の弁体に設
    けられた第2の貫通穴と、常時は該貫通穴を閉成するよ
    うに弾性力により付勢され、かつ第1の弁体の下流側に
    配設された板ばねとからなることを特徴とする請求項1
    に記載の排気ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の弁体に設けられる第2の貫通
    穴の形状が、ほぼ長方形または正方形で、前記第1の弁
    体の回転軸に対して対称的に、複数個形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の排気ブレーキ装置。
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