JPH10219202A - 感圧転写型修正テープ - Google Patents
感圧転写型修正テープInfo
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- JPH10219202A JPH10219202A JP9038395A JP3839597A JPH10219202A JP H10219202 A JPH10219202 A JP H10219202A JP 9038395 A JP9038395 A JP 9038395A JP 3839597 A JP3839597 A JP 3839597A JP H10219202 A JPH10219202 A JP H10219202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い勝手が良く、誤字等を修正後、複
写機での陰影が生ずることなく、さらに使用後、２次的
に不要になった場合には除去可能な、極めて実用性の高
い優れた修正テープを提供する。 【解決手段】 テープ状の基材背面からの圧力により、
被転写体に移行しうる接着性を有する被覆隠蔽性の高い
白色転写層を設け、さらに該転写層に転写後、被転写体
から、該転写層が除去しうる剥離性を付与する。
写機での陰影が生ずることなく、さらに使用後、２次的
に不要になった場合には除去可能な、極めて実用性の高
い優れた修正テープを提供する。 【解決手段】 テープ状の基材背面からの圧力により、
被転写体に移行しうる接着性を有する被覆隠蔽性の高い
白色転写層を設け、さらに該転写層に転写後、被転写体
から、該転写層が除去しうる剥離性を付与する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状の基材上
に白色隠蔽層と接着層を設けた誤字等の隠蔽修正の為に
用いられる感圧転写型修正テープに関する。さらに詳し
くは、該白色隠蔽層及び接着層が被転写体に転写された
のち、外部からの２次的な力により剥離しうる感圧転写
型修正テープに関する。
に白色隠蔽層と接着層を設けた誤字等の隠蔽修正の為に
用いられる感圧転写型修正テープに関する。さらに詳し
くは、該白色隠蔽層及び接着層が被転写体に転写された
のち、外部からの２次的な力により剥離しうる感圧転写
型修正テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来修正テープを用いて誤字等を修正す
る方法としては、テープ状の紙又はプラスチックフィル
ムの基材上に被覆隠蔽性の高い白色隠蔽層と接着層を順
次積層した極薄の転写層を設け基材背面から圧力を加え
ることにより転写層のみを被転写体に転写させて用いる
感圧転写型修正テープや紙又はコーティングや練込みに
よって白色化したプラスチックフィルムの片面に感圧接
着層を設けこれをテープ状に加工したものを、任意の長
さにカットして被貼付体に貼付して用いる貼付型修正テ
ープがあった。
る方法としては、テープ状の紙又はプラスチックフィル
ムの基材上に被覆隠蔽性の高い白色隠蔽層と接着層を順
次積層した極薄の転写層を設け基材背面から圧力を加え
ることにより転写層のみを被転写体に転写させて用いる
感圧転写型修正テープや紙又はコーティングや練込みに
よって白色化したプラスチックフィルムの片面に感圧接
着層を設けこれをテープ状に加工したものを、任意の長
さにカットして被貼付体に貼付して用いる貼付型修正テ
ープがあった。
【０００３】しかしながら、前者の感圧転写型修正テー
プでは一旦、被転写体に転写層を転写したのちは、２次
的に不要になった転写層を剥離できないという欠点があ
った。
プでは一旦、被転写体に転写層を転写したのちは、２次
的に不要になった転写層を剥離できないという欠点があ
った。
【０００４】又、後者の貼付型修正テープでは再剥離可
能なものもあるが、ロール状になったテープを繰り出し
てからカットし貼付するという手間やテープ自身のハン
ドリング性を高める為及び被覆隠蔽性を確保する為に、
紙又はプラスチックフィルムの厚みをある程度厚くしな
ければならず、修正した書類等を複写機で複写した場合
に貼付したテープのエッジの陰影が出たり、これを多用
した場合には被貼付体全体の厚みにも影響を及ぼすとい
う欠点があった。
能なものもあるが、ロール状になったテープを繰り出し
てからカットし貼付するという手間やテープ自身のハン
ドリング性を高める為及び被覆隠蔽性を確保する為に、
紙又はプラスチックフィルムの厚みをある程度厚くしな
ければならず、修正した書類等を複写機で複写した場合
に貼付したテープのエッジの陰影が出たり、これを多用
した場合には被貼付体全体の厚みにも影響を及ぼすとい
う欠点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、上記の従
来からの感圧転写型修正テープや貼付型修正テープの欠
点を鑑み、使い勝手がよく誤字等を修正後複写機での陰
影が出ず、被修正物全体の厚みにも影響を及ぼすことな
く、さらに２次的に不要になった際には、除去しうる修
正テープを提供することにある。
来からの感圧転写型修正テープや貼付型修正テープの欠
点を鑑み、使い勝手がよく誤字等を修正後複写機での陰
影が出ず、被修正物全体の厚みにも影響を及ぼすことな
く、さらに２次的に不要になった際には、除去しうる修
正テープを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する手
段として、本発明では長さ方向にテープ状の基材上に白
色隠蔽層と接着層を順次積層した極薄の転写層を設けた
感圧転写型修正テープが有用であることに着目し、さら
に被転写体に転写された転写層に外部からの２次的な摩
擦力、吸着力、接着力等又はこれらの複合力によって被
転写体から、容易に剥離しうる性能を付与することで達
成できることを見出した。
段として、本発明では長さ方向にテープ状の基材上に白
色隠蔽層と接着層を順次積層した極薄の転写層を設けた
感圧転写型修正テープが有用であることに着目し、さら
に被転写体に転写された転写層に外部からの２次的な摩
擦力、吸着力、接着力等又はこれらの複合力によって被
転写体から、容易に剥離しうる性能を付与することで達
成できることを見出した。
【０００７】詳しくは、感圧転写型修正テープの転写層
に転写後の剥離性能を付与する為には具体的には少なく
とも白色隠蔽性顔料、バインダー樹脂、及び界面活性剤
からなる白色隠蔽層の１種類もしくは２種類以上の混合
物からなるバインダー樹脂全体のＡＳＴＭ−Ｄ４１２試
験法による常温における伸び率が５０〜３００％で特に
好ましくは１５０〜２５０％であり、且つ引張り強度が
５〜９０kg／cm2で特に好ましくは１５〜４０kg／cm2で
ある。伸び率が５０％未満の場合には転写層が転写され
た際に転写層表面にひび割れが生じることがあり、３０
０％を超える場合には本来感圧転写型修正テープでは重
要な要素の１つである基材背面から圧力を加えたとき、
圧力が加わった部分のみが被転写体に転写され、他の部
分が転写されない（以下、転写層のキレ）性能が達成で
きず、転写層の加圧部と非加圧部の間で転写層がきれず
に伸びてしまうことがある。引張り強度が５kg／cm2未
満の場合には白色隠蔽性顔料に対する結合力が著しく低
下する為転写層がもろくなり、９０kg／cm2を超える場
合には転写層のキレが極端に悪くなる。
に転写後の剥離性能を付与する為には具体的には少なく
とも白色隠蔽性顔料、バインダー樹脂、及び界面活性剤
からなる白色隠蔽層の１種類もしくは２種類以上の混合
物からなるバインダー樹脂全体のＡＳＴＭ−Ｄ４１２試
験法による常温における伸び率が５０〜３００％で特に
好ましくは１５０〜２５０％であり、且つ引張り強度が
５〜９０kg／cm2で特に好ましくは１５〜４０kg／cm2で
ある。伸び率が５０％未満の場合には転写層が転写され
た際に転写層表面にひび割れが生じることがあり、３０
０％を超える場合には本来感圧転写型修正テープでは重
要な要素の１つである基材背面から圧力を加えたとき、
圧力が加わった部分のみが被転写体に転写され、他の部
分が転写されない（以下、転写層のキレ）性能が達成で
きず、転写層の加圧部と非加圧部の間で転写層がきれず
に伸びてしまうことがある。引張り強度が５kg／cm2未
満の場合には白色隠蔽性顔料に対する結合力が著しく低
下する為転写層がもろくなり、９０kg／cm2を超える場
合には転写層のキレが極端に悪くなる。
【０００８】さらに転写層の被転写体に対する接着力は
ＪＩＳＺ０２３７に定める測定方法の１８０度引き剥が
し法でのＳＰ接着力は５〜２５０g／２５mmであり、特
に好ましくは３０〜８０gr／２５mmである。ＳＰ接着力
が５g／２５mm未満の場合には被転写体の素材や表面物
性によっては転写不良が生じることがあり、２５０ｇ／
２５mmを超える場合には転写後剥離出来なかったり、テ
ープをロール状に加工して、長期保存した際に基材背面
へのブロッキングを生じる恐れがある。
ＪＩＳＺ０２３７に定める測定方法の１８０度引き剥が
し法でのＳＰ接着力は５〜２５０g／２５mmであり、特
に好ましくは３０〜８０gr／２５mmである。ＳＰ接着力
が５g／２５mm未満の場合には被転写体の素材や表面物
性によっては転写不良が生じることがあり、２５０ｇ／
２５mmを超える場合には転写後剥離出来なかったり、テ
ープをロール状に加工して、長期保存した際に基材背面
へのブロッキングを生じる恐れがある。
【０００９】本発明の感圧転写型修正テープは基本的に
は基材上に白色隠蔽層と、さらにその上に接着層を設け
た２層構造であり、基材背面からの圧力により白色隠蔽
層と接着層が被転写体に移行する。各層の厚みとして
は、白色隠蔽層は１５〜３０μ程度で好ましくは２０〜
２５μが最適である。
は基材上に白色隠蔽層と、さらにその上に接着層を設け
た２層構造であり、基材背面からの圧力により白色隠蔽
層と接着層が被転写体に移行する。各層の厚みとして
は、白色隠蔽層は１５〜３０μ程度で好ましくは２０〜
２５μが最適である。
【００１０】又、接着層は０．３〜５μ程度で好ましく
は０．５〜３μが最適である。これら感圧転写型修正テ
ープに用いる素材としては、基材については１０〜５０
μ程度のポリエステルフィルムやアセテートフィルムの
ようなプラスチックフィルムの片面もしくは両面にシリ
コン樹脂等で離型加工したものや、３０〜６０g／m2程
度のグラシン紙等の薄葉紙の両面に離型加工したものな
どが用いられる。白色隠蔽性の基本的な組成としては、
白色隠蔽性顔料、バインダー樹脂及び界面活性剤からな
り、被転写体の色相に近づける為の調色剤や樹脂被膜調
整剤、酸化防止剤等必要に応じて添加してもよい。白色
隠蔽性顔料としては，酸化チタンが主として用いられ、
バインダー樹脂としては、ウレタン系、アクリル系、ビ
ニル系、オレフィン系、ゴム系等特に限定されたもので
はなく、これら複数種を組み合わせることも可能であ
る。
は０．５〜３μが最適である。これら感圧転写型修正テ
ープに用いる素材としては、基材については１０〜５０
μ程度のポリエステルフィルムやアセテートフィルムの
ようなプラスチックフィルムの片面もしくは両面にシリ
コン樹脂等で離型加工したものや、３０〜６０g／m2程
度のグラシン紙等の薄葉紙の両面に離型加工したものな
どが用いられる。白色隠蔽性の基本的な組成としては、
白色隠蔽性顔料、バインダー樹脂及び界面活性剤からな
り、被転写体の色相に近づける為の調色剤や樹脂被膜調
整剤、酸化防止剤等必要に応じて添加してもよい。白色
隠蔽性顔料としては，酸化チタンが主として用いられ、
バインダー樹脂としては、ウレタン系、アクリル系、ビ
ニル系、オレフィン系、ゴム系等特に限定されたもので
はなく、これら複数種を組み合わせることも可能であ
る。
【００１１】又、界面活性剤としては幅広く選択でき、
前記白色隠蔽性顔料の分散性能に優れたものであればな
およい。又、接着層の基本的な組成としては、アクリル
系、ゴム系、ビニルエーテル系等接着性を有する合成樹
脂であれば何でもよく、他に接着性調整剤や老化防止剤
等も必要に応じて添加してもよい。
前記白色隠蔽性顔料の分散性能に優れたものであればな
およい。又、接着層の基本的な組成としては、アクリル
系、ゴム系、ビニルエーテル系等接着性を有する合成樹
脂であれば何でもよく、他に接着性調整剤や老化防止剤
等も必要に応じて添加してもよい。
【００１２】
【発明の実施の対応】本発明のテープ状基材上に白色隠
蔽層と接着層を順次積層した極薄の転写層を設けた感圧
転写型修正テープは使い勝手がよく誤字等を修正後、複
写機での陰影が出ず、被修正物全体の厚みにも影響を及
ぼすことがなく、さらに転写層に転写後の外部からの２
次的な力による剥離性能を付与することで、再剥離が可
能な極めて実用性の高いものである。
蔽層と接着層を順次積層した極薄の転写層を設けた感圧
転写型修正テープは使い勝手がよく誤字等を修正後、複
写機での陰影が出ず、被修正物全体の厚みにも影響を及
ぼすことがなく、さらに転写層に転写後の外部からの２
次的な力による剥離性能を付与することで、再剥離が可
能な極めて実用性の高いものである。
【００１３】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、以下に示す部はいづれも重量基準である。
する。なお、以下に示す部はいづれも重量基準である。
【００１４】（実施例１） ［１−Ａ液］ 酸化チタン ３０部 体質顔料 ５部 １液型ウレタン樹脂 （伸び率１２０％、引張り強度５０kg／cm2） １０部 ノニオン系界面活性剤 ４部 トルエン ３４部 酢酸エチル １７部 ［１−Ｂ液］ アクリル系エマルジョン樹脂（２０％水溶液） ２５部 体質顔料 ５部 メタノール １５部 水 ５５部
【００１５】両面離型加工した３８μのポリエステルフ
ィルムの片面に、まず１−Ａ液を乾燥厚みが２０μにな
るようにコーティングし、さらにその上に１−Ｂ液を乾
燥厚みが２μになるようにコーティングした。次にこれ
を６mm幅にスリット加工したロールを巻き出し部、転写
部、巻き取り部を備えた自動巻き取り式の転写具に装着
して文字を黒色印字した上質紙に転写したところ、被覆
隠蔽性に優れ、転写層の切れも良好で、転写層のひび割
れもなく転写性に優れたものであった。次いで、転写さ
れた転写層の表面を指頭で擦ると上質紙から簡単に剥離
することが出来た。この実施例でのＳＰ接着力を測定し
たところ、１８０度引き剥がし法によるＳＰ接着力は７
５g／２５mmであった。
ィルムの片面に、まず１−Ａ液を乾燥厚みが２０μにな
るようにコーティングし、さらにその上に１−Ｂ液を乾
燥厚みが２μになるようにコーティングした。次にこれ
を６mm幅にスリット加工したロールを巻き出し部、転写
部、巻き取り部を備えた自動巻き取り式の転写具に装着
して文字を黒色印字した上質紙に転写したところ、被覆
隠蔽性に優れ、転写層の切れも良好で、転写層のひび割
れもなく転写性に優れたものであった。次いで、転写さ
れた転写層の表面を指頭で擦ると上質紙から簡単に剥離
することが出来た。この実施例でのＳＰ接着力を測定し
たところ、１８０度引き剥がし法によるＳＰ接着力は７
５g／２５mmであった。
【００１６】（実施例２） ［２−Ａ液］ 酸化チタン ３６部 カーボンブラック ０．１部 スチレン／エチレン／ブチレンブロック共重合体 （伸び率２００％、引張り強度３０ｋｇ／cm2） ８部 高分子界面活性剤 ５部 酸化防止剤 ０．６部 紫外線吸収剤 ０．３部 トルエン ５０部 ［２−Ｂ液］ ビニルエーテル系樹脂 １５部 イソプロピルアルコール ８５部
【００１７】両面離型加工した坪量４０g／m2のグラシ
ン紙の片面にまず２―Ａ液を乾燥厚みが２２μになるよ
うにコーティングし、さらにその上に２−Ｂ液を乾燥厚
みが１．５μになるようにコーティングした。次に実施
例１と同様に加工、転写を試みたところ被覆隠蔽性が高
く、転写層のキレ、転写層の外観、転写性に優れたもの
であった。次いで転写された転写層の表面を市販のプラ
スチック消しゴムで軽く擦ると上質紙から容易に剥離す
ることが出来た。この実施例での１８０度引き剥がし法
によるＳＰ接着力は５５g／２５mmであった。
ン紙の片面にまず２―Ａ液を乾燥厚みが２２μになるよ
うにコーティングし、さらにその上に２−Ｂ液を乾燥厚
みが１．５μになるようにコーティングした。次に実施
例１と同様に加工、転写を試みたところ被覆隠蔽性が高
く、転写層のキレ、転写層の外観、転写性に優れたもの
であった。次いで転写された転写層の表面を市販のプラ
スチック消しゴムで軽く擦ると上質紙から容易に剥離す
ることが出来た。この実施例での１８０度引き剥がし法
によるＳＰ接着力は５５g／２５mmであった。
【００１８】（比較例） （Ｃ液） 酸化チタン ３０部 体質顔料 ４部 スチレン／ブタジエンブロックコポリマー （伸び率７５０％、引張り強度、２８０kg／cm2） ８部 ノニオン系界面活性剤 ４部 老化防止剤 １部 トルエン ５３部 （Ｄ液） １液型アクリル樹脂 ２０部 体質顔料 ２部 アニオン系界面活性剤 ２部 脂肪族系炭化水素 ３６部 トルエン ４０部
【００１９】両面離型加工した坪量４０g／m2のグラシ
ン紙の片面にまずＣ液を乾燥厚みが２０μになるように
コーティングし、さらにその上にＤ液を乾燥厚みが２μ
になるようにコーティングした。次に実施例１と同様に
加工、転写を試みたところ、被覆隠蔽性は高いものの、
転写層の加圧部と非加圧部の間で転写層が伸びて転写層
のキレが非常に悪く、転写性に劣るものであった。次い
で転写された転写層の表面を実施例２と同様に市販のプ
ラスチック消しゴムで擦ったが、上質紙から剥離するこ
とは出来なかった。この比較例での１８０度引き剥がし
法によるＳＰ接着力は、３２０g／２５mmであった。
ン紙の片面にまずＣ液を乾燥厚みが２０μになるように
コーティングし、さらにその上にＤ液を乾燥厚みが２μ
になるようにコーティングした。次に実施例１と同様に
加工、転写を試みたところ、被覆隠蔽性は高いものの、
転写層の加圧部と非加圧部の間で転写層が伸びて転写層
のキレが非常に悪く、転写性に劣るものであった。次い
で転写された転写層の表面を実施例２と同様に市販のプ
ラスチック消しゴムで擦ったが、上質紙から剥離するこ
とは出来なかった。この比較例での１８０度引き剥がし
法によるＳＰ接着力は、３２０g／２５mmであった。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明の感圧転写型修正テ
ープは、使い勝手がよく転写層の厚みが２５μ程度の極
薄化されている為に修正後の複写の際に陰影が生じるこ
ともなく、被修正物全体の厚みにも影響を及ぼさず、さ
らに被転写体に転写後再剥離ができる優れた修正テープ
である。
ープは、使い勝手がよく転写層の厚みが２５μ程度の極
薄化されている為に修正後の複写の際に陰影が生じるこ
ともなく、被修正物全体の厚みにも影響を及ぼさず、さ
らに被転写体に転写後再剥離ができる優れた修正テープ
である。
Claims (3)
- 【請求項１】 基材上に少なくとも白色隠蔽性顔料、バ
インダー樹脂及び界面活性剤を主成分とする白色隠蔽層
と感圧接着性樹脂を主成分とする接着層を順次積層した
転写層を設けた感圧転写型修正テープにおいて基材背面
からの圧力によって、被転写体に転写された転写層が外
部からの２次的な摩擦力、吸着力、接着力又はこれらの
複合力によって被転写体から剥離しうることを特徴とす
る感圧転写型修正テープ。 - 【請求項２】 前記バインダー樹脂は１種類もしくは２
種類以上の混合物からなり、該バインダー樹脂全体のＡ
ＳＴＭ−Ｄ４１２試験法による常温における伸び率が５
０〜３００％であり且つ引張り強度が５〜９０kg／cm2
であることを特徴とする請求項１記載の感圧転写型修正
テープ。 - 【請求項３】 前記転写層の１８０度引き剥がし法での
常温におけるＳＰ接着力が５〜２５０g／２５mmである
ことを特徴とする請求項１記載の感圧転写型修正テー
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9038395A JPH10219202A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 感圧転写型修正テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9038395A JPH10219202A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 感圧転写型修正テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10219202A true JPH10219202A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12524110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9038395A Pending JPH10219202A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 感圧転写型修正テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10219202A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000154353A (ja) * | 1998-11-19 | 2000-06-06 | Fujicopian Co Ltd | 感圧修正テープ |
| JP2000204325A (ja) * | 1999-01-13 | 2000-07-25 | Fujicopian Co Ltd | 感圧転写性修正テ―プ |
| US6500509B1 (en) | 1998-11-19 | 2002-12-31 | Fujicopian Co., Ltd. | Pressure sensitive transfer tape |
| US7332046B2 (en) | 2003-09-26 | 2008-02-19 | Eastman Chemical Company | Methods of blocking stains on a substrate to be painted, and composites suitable for use in such methods |
| JP2017047528A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 株式会社トンボ鉛筆 | 感圧転写修正テープ |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP9038395A patent/JPH10219202A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000154353A (ja) * | 1998-11-19 | 2000-06-06 | Fujicopian Co Ltd | 感圧修正テープ |
| US6500509B1 (en) | 1998-11-19 | 2002-12-31 | Fujicopian Co., Ltd. | Pressure sensitive transfer tape |
| JP2000204325A (ja) * | 1999-01-13 | 2000-07-25 | Fujicopian Co Ltd | 感圧転写性修正テ―プ |
| US7332046B2 (en) | 2003-09-26 | 2008-02-19 | Eastman Chemical Company | Methods of blocking stains on a substrate to be painted, and composites suitable for use in such methods |
| JP2017047528A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 株式会社トンボ鉛筆 | 感圧転写修正テープ |
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