JPH10217952A - 傾斜部用作業台車 - Google Patents

傾斜部用作業台車

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JPH10217952A
JPH10217952A JP1948797A JP1948797A JPH10217952A JP H10217952 A JPH10217952 A JP H10217952A JP 1948797 A JP1948797 A JP 1948797A JP 1948797 A JP1948797 A JP 1948797A JP H10217952 A JPH10217952 A JP H10217952A
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JP
Japan
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work
link mechanism
parallel link
traveling vehicle
truck
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1948797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Iguchi
達雄 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜の度合いに応じて作業台車の姿勢角度を
一定に保持して、メンテナンス等の作業性を向上させ、
作業台の姿勢を速やかに自動修正するとともに、作業床
の水平維持精度を高める。 【解決手段】 傾斜部の軌道によって走行台車が支持さ
れ、走行台車に平行リンク機構が搭載されるとともに、
平行リンク機構に作業台が支持され、作業台を所望の姿
勢角度に設定するためのリンク駆動手段が配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜部用作業台車
に係り、特に、傾斜部に配されて傾斜コンベア等のメン
テナンスを行なうための好適技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】傾斜コンベアに関連して、技術例1:特
開平04−064506号公報や、技術例2:実開平0
2−034510号公報に記載の技術が紹介されてい
る。
【0003】これらの傾斜コンベアにおいて、メンテナ
ンスを行なうためには、傾斜コンベアの横に、搬送方向
に沿って移動可能な作業台車を配して、作業員及び保守
機材等を目的位置まで移送するようにすることが有用で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合に、傾斜コン
ベアにおける搬送方向(搬送面)の傾斜が一定な直線状
であると、作業台車の姿勢角度を変化させることなく、
走行させてメンテナンスを行なうことができる。
【0005】しかし、傾斜コンベアの傾斜が途中で変化
している場合には、作業台車の姿勢角度が傾斜と一致し
ている範囲では作業性が高められるものの、傾斜コンベ
アにおける上部,下部あるいは中間部等において傾斜が
変化していると、作業性が著しく損なわれてしまうこと
になる。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成するものである。 傾斜の度合いに応じて作業台車の姿勢角度を一定に保
持して、メンテナンス等の作業性を向上させること。 傾斜を検出して、作業台の姿勢を速やかに自動修正し
得るようにすること。 作業台車の位置と姿勢角度とを関連づけて作業床の水
平維持精度を高めること。
【0007】
【課題を解決するための手段】傾斜コンベア等の傾斜に
倣って、その横等に形成された支持構造物の傾斜部に軌
道が配されるとともに、該軌道によって走行台車が支持
され、該走行台車には、平行リンク機構が搭載されると
ともに、該平行リンク機構に作業台が支持される。平行
リンク機構あるいはこれと走行台車との間に作業台を所
望の姿勢角度に設定するためのリンク駆動手段が配され
る。走行台車には、これらを走行させる台車駆動手段が
配される。走行台車または台車駆動手段には、走行台車
の走行位置を検出する台車位置検出手段が配され、該台
車位置検出手段の検出信号がコンピュータ等の制御手段
に伝送されて演算処理され、制御手段により走行台車の
位置制御が行なわれる。平行リンク機構には、作業台の
姿勢角度を検出する角度センサが配され、該角度センサ
の検出データも制御手段に伝送されて演算処理され、制
御手段により作業台を常時水平状態に保持する等の姿勢
角度の設定がなされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る傾斜部用作業
台車の一実施形態について、図1及び図2に基づいて説
明する。図中、符号Sは傾斜部(傾斜コンベア)、Lは
軌道、1は走行台車、2は平行リンク機構、3は作業
台、4はリンク駆動手段、5は台車駆動手段、6は制御
手段を示している。
【0009】前記傾斜部Sは、例えば傾斜コンベアの側
部構造物のように、傾斜コンベアにおけるベルト等の搬
送面に沿って、傾斜に倣って形成された部分であり、該
傾斜部Sに、軌道(レール)Lが配される。
【0010】前記走行台車1は、軌道Lに走行可能に支
持されるが、軌道Lが傾斜しているため、台車駆動手段
5により支持された状態で走行位置が設定される。
【0011】前記平行リンク機構2は、図1に示すよう
に、走行台車1に搭載されて、作業台3を常時水平状態
とする等の所望の姿勢角度θに設定するものであり、走
行台車1における走行方向の離れた位置に取り付けられ
る荷重支持脚21及び垂直リンク22と連結リンク23
とを、ピン24で結合することにより4節の平行リンク
を構成して、荷重支持脚21を立設状態に保持するもの
である。
【0012】前記作業台3は、平行リンク機構2に支持
されて、図1に示すように作業床31の部分が水平をな
すように設定され、作業床31の回りに手すり32が配
されるとともに、傾斜部Sと作業床31との間に梯子3
3が配される。
【0013】前記リンク駆動手段4は、作業台3を所望
の姿勢角度θに設定するものであり、平行リンク機構2
あるいはこれと走行台車1との間(図1及び図2例では
平行リンク機構2)に配される例えば油圧シリンダ等の
アクチュエータであり、油圧シリンダの場合には圧油発
生用ポンプ等の高圧流体発生手段41と、該高圧流体発
生手段41からの圧油等の高圧流体を制御手段6からの
制御信号に基づき制御するためのコントローラ42と、
荷重支持脚21及び垂直リンク22における軌道Lに対
する姿勢角度θを計測してその計測信号を制御手段6に
伝送する角度センサ43とを有している。該角度センサ
43は、例えばロータリーエンコーダが適用される。
【0014】前記台車駆動手段5は、傾斜部Sの上方位
置に配されるウインチ等であり、牽引ワイヤ51により
走行台車1に接続されて走行台車1を走行させるととも
に、その位置を設定するようにしており、走行台車1の
走行位置が、台車位置検出手段52により検出されてそ
の検出信号が制御手段6に伝送される。台車位置検出手
段52は、台車駆動手段5における回転部分に配された
例えばロータリーエンコーダと連動されて、牽引ワイヤ
51を巻き取るドラム等の回転量を検出するようにして
いる。
【0015】前記制御手段6は、コンピュータ等であ
り、角度センサ43や台車位置検出手段52からの検出
信号により、走行台車1の位置により予め入力しておい
た軌道Lの傾斜データにより傾斜の算出を行なうととも
に、軌道Lの傾斜に見合った姿勢角度θの算出等の演算
を行ない、台車駆動手段5及びコントローラ42に制御
信号を出力して、走行台車1の位置や平行リンク機構2
の姿勢角度θの設定を行なうようにしている。
【0016】即ち、走行台車1の走行位置の制御を行な
うとともに、走行台車1の走行位置に基づいて軌道Lの
傾斜が変化した場合に、リンク駆動手段4を作動させ
て、走行台車1の走行位置に対応する傾斜角度と、作業
台3の姿勢角度θとが一致して、作業台3における作業
床31が水平状態となるように調整を行なう。
【0017】平行リンク機構2における荷重支持脚21
及び垂直リンク22の傾きの有無は、角度センサ43に
より姿勢角度θが常時検出されて、その検出信号が制御
手段6に伝送されて演算処理され、その結果に基づく制
御信号がリンク駆動手段4にフィードバックされること
により、リンク駆動手段4による微調整が繰り返し行わ
れ、作業床31が傾斜部Sの傾斜状態に影響されず、常
時水平状態に維持される。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る傾斜部用作業台車を適用す
ることにより、以下の効果が得られる。 (1) 傾斜部における軌道上に走行台車が支持され、
平行リンク機構に作業台が支持されるとともに、リンク
駆動手段が配されることにより、傾斜部の傾斜が変動し
た場合にあっても、作業台の姿勢角度を一定に保持し
て、メンテナンス等の作業性を向上させることができ
る。 (2) 走行台車の走行位置を検出する台車位置検出手
段が配されることにより傾斜を常時検出して、作業台の
姿勢を速やかに自動修正することができる。 (3) コンピュータ等の制御手段を有して、走行台車
の位置制御を行なうとともに、作業台の姿勢角度の検出
情報を利用して修正することにより、作業台車の位置と
姿勢角度とを関連づけ、作業床の水平維持精度を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る傾斜部用作業台車の一実施形態
を示すブロック図を併記した正面図である。
【図2】 本発明に係る傾斜部用作業台車の一実施形態
を示す左側面図である。
【符号の説明】
S 傾斜部(傾斜コンベア) L 軌道(レール) 1 走行台車 2 平行リンク機構 3 作業台 4 リンク駆動手段 5 台車駆動手段 6 制御手段 21 荷重支持脚 22 垂直リンク 23 連結リンク 24 ピン 31 作業床 32 手すり 33 梯子 41 高圧流体発生手段 42 コントローラ 43 角度センサ 51 牽引ワイヤ 52 台車位置検出手段 θ 姿勢角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜部(S)に配された軌道(L)によ
    って走行させられる走行台車(1)と、該走行台車に搭
    載される平行リンク機構(2)と、該平行リンク機構に
    支持される作業台(3)と、平行リンク機構に接続状態
    に配され作業台を所望の姿勢角度に設定するリンク駆動
    手段(4)とを具備することを特徴とする傾斜部用作業
    台車。
  2. 【請求項2】 走行台車(1)に、これらを走行させる
    台車駆動手段(5)が配されることを特徴とする請求項
    1記載の傾斜部用作業台車。
  3. 【請求項3】 走行台車(1)または台車駆動手段
    (5)に、走行台車の走行位置を検出する台車位置検出
    手段(52)が配され、該台車位置検出手段の検出信号
    により走行台車の位置制御が行なわれることを特徴とす
    る請求項1または2記載の傾斜部用作業台車。
  4. 【請求項4】 平行リンク機構(2)に、作業台(3)
    の姿勢角度を検出する角度センサ(43)が配され、該
    角度センサの検出データにより作業台の姿勢角度の設定
    がなされることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の傾斜部用作業台車。
  5. 【請求項5】 軌道(L)が、傾斜コンベア(S)の横
    に配されることを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の傾斜部用作業台車。
JP1948797A 1997-01-31 1997-01-31 傾斜部用作業台車 Withdrawn JPH10217952A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087263A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Nippon Cable Co Ltd ケーブルカーの車両ブレーキ装置
WO2008004659A1 (fr) * 2006-07-07 2008-01-10 Hirata Corporation Chariot pour dispositif de transport

Cited By (3)

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