JP2021181347A - 物品搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】外気温度の変動等により、第1搬送装置と第2搬送装置との上下方向の位置がずれた場合であっても、第1搬送装置と第2搬送装置との間で適切に物品を受け渡し可能な物品搬送設備を提供する。【解決手段】物品搬送設備100において、位置検出装置4は、第2建造物S2に設けられた第2搬送装置2に対する相対位置が固定された状態で支持された対象体41と、第1建造物S1に設けられた第1搬送装置1に対する相対位置が固定された状態で支持され、対象体41を検出する検出器42と、を含み、検出制御装置は、検出器42による検出結果に基づいて、第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の上下ずれ量を算出し、昇降制御装置は、上下ずれ量に基づいて、第1搬送装置1の搬送面と第2搬送装置2の搬送面との上下方向Zの位置が一致するように、昇降機構3に第1搬送装置1を昇降させる。【選択図】図1

Description

本発明は、互いに並んで配置された第1建造物と第2建造物との間で物品を搬送する物品搬送設備に関する。
このような物品搬送設備では、外気温度の変動等により第1建造物及び第2建造物が僅かに変形することに伴い、第1建造物に設けられた第1搬送装置と、第2建造物に設けられた第2搬送装置との相対的な位置関係が変化し、それらの搬送装置同士で適切に物品を受け渡すことが困難となる可能性がある。
下記の特許文献1には、第1建造物(M)と第2建造物(N)との間で物品を搬送する搬送台車(1)を案内するレール装置が開示されている。このレール装置は、第1建造物(M)に設けられた第1レール部(3)と、第2建造物(N)に設けられた第2レール部(4)と、それらのレール部の間に設けられて、レール部の延在方向(物品の搬送方向)に沿って移動自在な第3レール部(7)と、を備えている。そして、第1レール部(3)と第3レール部(7)との間、及び、第2レール部(4)と第3レール部(7)との間のそれぞれに、所定の隙間(D2,D3)が形成されている。こうして、特許文献1のレール装置では、外気温度の変動等により、第1レール部(3)と第2レール部(4)との間隔が変化した場合であっても、第3レール部(7)の移動と、レール部同士の隙間(D2,D3)とによって、搬送台車(1)の走行への影響を小さく抑えている。なお、「背景技術」の説明において括弧内に示す符号は、特許文献1のものである。
特開2004−84259号公報(図2)
特許文献1に開示された技術によれば、外気温度の変動等により、第1搬送装置と第2搬送装置との間隔が変化した場合であっても、それらの搬送装置同士で適切に物品を受け渡すことができる。しかし、第1建造物及び第2建造物の構造等によっては、外気温度の変動等により、第1搬送装置と第2搬送装置との上下方向の位置がずれる可能性がある。このような場合、第1搬送装置と第2搬送装置との間に段差が形成されるため、それらの搬送装置同士で適切に物品を受け渡すことが困難となる。
そこで、外気温度の変動等により、第1搬送装置と第2搬送装置との上下方向の位置がずれた場合であっても、第1搬送装置と第2搬送装置との間で適切に物品を受け渡し可能な物品搬送設備の実現が望まれる。
上記に鑑みた、物品搬送設備の特徴構成は、
互いに並んで配置された第1建造物と第2建造物との間で物品を搬送する物品搬送設備であって、
前記第1建造物に設けられ、前記物品を搬送する第1搬送装置と、
前記第2建造物に設けられ、前記物品を搬送すると共に前記第1搬送装置との間で前記物品の受け渡しを行う第2搬送装置と、
前記第1搬送装置を前記第2搬送装置に対して昇降させる昇降機構と、
前記第2搬送装置に対する前記第1搬送装置の相対的な位置関係を検出する位置検出装置と、
前記昇降機構を制御する昇降制御装置と、
前記位置検出装置を制御する検出制御装置と、を備え、
前記位置検出装置は、前記第2搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された対象体と、前記第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持され、前記対象体を検出する検出器と、を含み、
前記検出制御装置は、前記検出器による検出結果に基づいて、前記第2搬送装置に対する前記第1搬送装置の上下方向のずれ量である上下ずれ量を算出し、
前記昇降制御装置は、前記上下ずれ量に基づいて、前記第1搬送装置の搬送面と前記第2搬送装置の搬送面との前記上下方向の位置が一致するように、前記昇降機構に前記第1搬送装置を昇降させる第1昇降制御を行う点にある。
この特徴構成によれば、第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された検出器が、第2搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された対象体を検出した結果に基づいて、検出制御装置が第2搬送装置に対する第1搬送装置の上下ずれ量を算出する。そして、昇降制御装置が、検出制御装置により算出された上下ずれ量に基づいて、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面との上下方向の位置が一致するように、昇降機構に第1搬送装置を昇降させる第1昇降制御を行う。これにより、外気温度の変動等により、第1搬送装置と第2搬送装置との上下方向の位置がずれた場合であっても、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面との上下方向の位置を一致させることができるため、第1搬送装置と第2搬送装置との間で適切に物品を受け渡すことができる。また、検出器が第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持されているため、検出器による検出結果に基づいて昇降機構の第1昇降制御を行うための信号の受け渡しを無線送受信機を介さずに行うことができる。よって、物品搬送設備の構成を簡略化し易い。
実施形態に係る物品搬送設備の側面断面図 実施形態に係る物品搬送設備の要部を示す側面断面図 実施形態に係る物品搬送設備の要部を示す平面図 対象体及び検出器の構造を示す平面図 図4におけるV−V断面図 図4におけるVI−VI断面図 図4におけるVII−VII断面図 実施形態に係る物品搬送設備の構成を示すブロック図 対象面距離と上下ずれ量との関係を示す図
以下では、実施形態に係る物品搬送設備100について、図面を参照して説明する。図1に示すように、物品搬送設備100は、互いに並んで配置された第1建造物S1と第2建造物S2との間で物品Wを搬送する設備である。
以下の説明では、物品Wが搬送される方向を「搬送方向X」とする。そして、平面視で搬送方向Xに直交する方向を「幅方向Y(図3参照)」とする。また、鉛直方向に沿う方向を「上下方向Z」とする。
本実施形態では、それぞれが第2建造物S2に相当する一対の建屋Bの間に、第1建造物S1に相当する渡り廊下Cが配置されている。渡り廊下Cは、複数の架台Sにより支持されている。渡り廊下Cは、一対の建屋Bに亘って、搬送方向Xに沿って延在する筒状に形成されている。一対の建屋Bのそれぞれには、物品Wが通過可能な開口部Baが、渡り廊下Cに対向するように形成されている。そして、一対の建屋Bのそれぞれは、開口部Baを介して渡り廊下Cと連通している。
図1に示すように、物品搬送設備100は、第1建造物S1に設けられ、物品Wを搬送する第1搬送装置1と、第2建造物S2に設けられ、物品Wを搬送すると共に第1搬送装置1との間で物品Wの受け渡しを行う第2搬送装置2と、第1搬送装置1を第2搬送装置2に対して昇降させる昇降機構3と、第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の相対的な位置関係を検出する位置検出装置4と、を備えている。
本実施形態では、渡り廊下Cに、一対の第1搬送装置1が互いに搬送方向Xに離れて設けられている。また、本実施形態では、一対の建屋Bのそれぞれに、第2搬送装置2が設けられている。そして、一方の第1搬送装置1と一方の第2搬送装置2とが、一方の開口部Baを介して対向すると共に、他方の第1搬送装置1と他方の第2搬送装置2とが、他方の開口部Baを介して対向するように配置されている。
図2に示すように、第1搬送装置1は、物品Wを下方から支持して当該物品Wを搬送するように構成されている。本実施形態では、第1搬送装置1は、幅方向Yに沿う軸心を有する複数の第1ローラ11と、当該複数の第1ローラ11を前記軸心回りに回転可能に支持する第1フレーム12と、を備えたローラコンベヤである。第1フレーム12に支持された複数の第1ローラ11は、第1ローラ駆動部11a(図8参照)により、幅方向Yに沿う軸心回りに回転駆動されることにより、第1ローラ11上に載置された物品Wを搬送方向Xに搬送する。
第2搬送装置2は、物品Wを下方から支持して当該物品Wを搬送するように構成されている。本実施形態では、第2搬送装置2は、幅方向Yに沿う軸心を有する複数の第2ローラ21と、当該複数の第2ローラ21を前記軸心回りに回転可能に支持する第2フレーム22と、を備えたローラコンベヤである。第2フレーム22に支持された複数の第2ローラ21は、第2ローラ駆動部21a(図8参照)により、幅方向Yに沿う軸心回りに回転駆動されることにより、第2ローラ21上に載置された物品Wを搬送方向Xに搬送する。本実施形態では、第2フレーム22は、建屋Bの床面である建屋床面F2に固定された支持部材23によって下方から支持されている。
図3に示すように、本実施形態では、一対の第1搬送装置1のそれぞれにおいて、1つの第1フレーム12と、当該第1フレーム12に支持された複数の第1ローラ11とが、幅方向Yに間隔を空けて2組設けられている。更に、本実施形態では、一対の第2搬送装置2のそれぞれにおいて、1つの第2フレーム22と、当該第2フレーム22に支持された複数の第2ローラ21とが、幅方向Yに間隔を空けて2組設けられている。
図2に示すように、本実施形態では、一対の第1搬送装置1のそれぞれを昇降させるために、一対の昇降機構3が渡り廊下Cに設けられている。本実施形態では、一対の昇降機構3は、渡り廊下Cの床面である廊下床面F1に設置されている。
また、本実施形態では、昇降機構3は、それぞれが第1搬送装置1の第1フレーム12を昇降させる一対の昇降部3aを備えている。本実施形態では、一対の昇降部3aのそれぞれは、搬送方向Xに沿って延在し、互いに異なる向きの一対のネジ山部が形成されたボールネジ31と、それぞれがボールネジ31の向きの異なるネジ山部に螺合する一対の移動体32と、それぞれが移動体32と第1搬送装置1の第1フレーム12とを連結するリンク機構33と、ボールネジ31を回転させる昇降駆動部34と、を備えている。このように構成された昇降部3aにおいては、昇降駆動部34によってボールネジ31が回転すると、当該ボールネジ31の回転方向に応じて一対の移動体32が互いに近接又は離間し、これに伴ってリンク機構33を介して第1フレーム12が昇降移動する。こうして、一対の昇降部3aの動作を同期させることで、第1搬送装置1の搬送面を水平に保った状態で、第1搬送装置1を第2搬送装置2に対して昇降させることができる。
図1に示すように、本実施形態では、物品搬送設備100は、第3搬送装置5を更に備えている。第3搬送装置5は、第1建造物S1に設けられている。第3搬送装置5は、物品Wを搬送すると共に、第2搬送装置2とは異なる場所で第1搬送装置1との間で物品Wの受け渡しを行う。
本実施形態では、第3搬送装置5は、搬送方向Xに沿って渡り廊下Cの廊下床面F1に沿って設けられた走行路53を走行する走行台車51と、当該走行台車51に対して昇降すると共に物品Wを下方から支持する昇降台52と、を備えている。
図3に示すように、本実施形態では、第3搬送装置5は、第1搬送装置1における一対の第1フレーム12の幅方向Yの間を走行可能に構成されている。本実施形態では、第3搬送装置5は、第1搬送装置1から物品Wを受け取る場合、物品Wを支持している第1搬送装置1の搬送面よりも低い位置に昇降台52を位置させた状態で、第1搬送装置1における一対の第1フレーム12の幅方向Yの間まで走行した後、第1搬送装置1の搬送面よりも高い位置まで昇降台52を上昇させる。このように、第3搬送装置5は、第1搬送装置1上の物品Wを下方から支持することで、第1搬送装置1から物品Wを受け取ることができる。また、第3搬送装置5は、第1搬送装置1へ物品Wを渡す場合、物品Wを支持している昇降台52を第1搬送装置1の搬送面よりも高くした状態で、第1搬送装置1における一対の第1フレーム12の幅方向Yの間まで走行した後、第1搬送装置1の搬送面よりも低い位置まで昇降台52を下降させる。このように、第3搬送装置5は、支持している物品Wを第1搬送装置1上に降ろすことで、第1搬送装置1へ物品Wを渡すことができる。
図2及び図3に示すように、位置検出装置4は、対象体41と、当該対象体41を検出する検出器42と、を含む。
対象体41は、第2搬送装置2に対する相対位置が固定された状態で支持されている。本実施形態では、対象体41は、建屋Bの建屋床面F2に、ブラケット41aを介して固定されている。これにより、第2搬送装置2による物品Wの搬送に起因する振動の影響を小さく抑えることができるため、適切に検出器42が対象体41の検出を行うことができる。
検出器42は、第1搬送装置1に対する相対位置が固定された状態で支持されている。本実施形態では、検出器42は、第1搬送装置1の第1フレーム12に、固定部材42aを介して固定されている。
図4に示すように、本実施形態では、対象体41は、第1対象体41Aと、第2対象体41Bと、第3対象体41Cと、を含む。第1対象体41A、第2対象体41B、及び第3対象体41Cは、互いに幅方向Yに間隔を空けて並んで配置されている。図示の例では、幅方向Yにおける第1対象体41Aと第3対象体41Cとの間に、第2対象体41Bが配置されている。
また、本実施形態では、検出器42は、第1検出器42Aと、第2検出器42Bと、第3検出器42Cと、を含む。第1検出器42A、第2検出器42B、及び第3検出器42Cは、互いに幅方向Yに間隔を空けて並んで配置されている。図示の例では、幅方向Yにおける第1検出器42Aと第3検出器42Cとの間に、第2検出器42Bが配置されている。
本実施形態では、第1対象体41Aと第1検出器42Aとが搬送方向Xに並んで配置されている。そして、第2対象体41Bと第2検出器42Bとが搬送方向Xに並んで配置されている。更に、第3対象体41Cと第3検出器42Cとが搬送方向Xに並んで配置されている。そのため、本例では、第1検出器42Aと第2検出器42Bとの幅方向Yの配置間隔(ピッチ)、及び第2検出器42Bと第3検出器42Cとの幅方向Yの配置間隔(ピッチ)は、それぞれ、第1対象体41Aと第2対象体41Bとの幅方向Yの配置間隔(ピッチ)、及び第2対象体41Bと第3対象体41Cとの幅方向Yの配置間隔(ピッチ)と同じに設定されている。
本実施形態では、第1検出器42Aは、第1対象体41Aに形成された第1対象面41Aaまでの距離である第1対象面距離L1を計測する機器である。そして、第2検出器42Bは、第2対象体41Bに形成された第2対象面41Baまでの距離である第2対象面距離L2を計測する機器である。更に、第3検出器42Cは、第3対象体41Cに形成された第3対象面41Caまでの距離である第3対象面距離L3を計測する機器である。本例では、第1検出器42A、第2検出器42B、及び第3検出器42Cのそれぞれは、対象物(ここでは、第1対象面41Aa、第2対象面41Ba、第3対象面41Ca)に向けてレーザ光を照射し、その反射光に基づいて対象物までの距離を計測するレーザ距離計である。
図4及び図5に示すように、第1対象面41Aaは、上下方向Zの一方側に向かうに従って第1対象面距離L1が変化するように傾斜して形成されている。図示の例では、第1対象面41Aaは、上方に向かうに従って第1対象面距離L1が増加するように、水平面に対して45°の角度で傾斜している。
図4及び図6に示すように、第2対象面41Baは、幅方向Yの一方側に向かうに従って第2対象面距離L2が変化するように傾斜して形成されている。図示の例では、第2対象面41Baは、幅方向Yにおける第1対象体41Aの側から第3対象体41Cに向かうに従って第2対象面距離L2が増加するように、平面視で幅方向Yに対して45°の角度で傾斜している。
図4及び図7に示すように、第3対象面41Caは、搬送方向Xに対して直交するように形成されている。そのため、第3対象面41Caでは、場所によって第3対象面距離L3は変化しない。
図8に示すように、物品搬送設備100は、昇降機構3を制御する昇降制御装置6と、位置検出装置4を制御する検出制御装置7と、を備えている。本実施形態では、物品搬送設備100は、搬送制御装置8を更に備えている。搬送制御装置8は、第1搬送装置1及び第2搬送装置2を制御する。本実施形態では、搬送制御装置8は、第3搬送装置5も制御する。検出制御装置7は、昇降制御装置6及び搬送制御装置8のそれぞれと信号を送受信可能に構成されている。
本実施形態では、昇降制御装置6は、昇降機構3の昇降駆動部34を制御することで、第1搬送装置1を昇降させる。また、搬送制御装置8は、複数の第1ローラ11を駆動するための第1ローラ駆動部11aを制御することで、第1搬送装置1による物品Wの搬送状態を変化させる。そして、搬送制御装置8は、複数の第2ローラ21を駆動するための第2ローラ駆動部21aを制御することで、第2搬送装置2による物品Wの搬送状態を変化させる。更に、搬送制御装置8は、第3搬送装置5の走行台車51の車輪を駆動するための走行台車駆動部51aを制御することで、走行台車51を走行状態を変化させる。そして、搬送制御装置8は、第3搬送装置5の昇降台52を昇降するための昇降台駆動部52aを制御することで、昇降台52を走行台車51に対して昇降させる。
図9に示すように、検出制御装置7は、検出器42による検出結果に基づいて、第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の上下方向Zのずれ量である上下ずれ量Dを算出する。本実施形態では、検出制御装置7は、第1検出器42Aによる検出結果である第1対象面距離L1に基づいて上下ずれ量Dを算出する。
昇降制御装置6は、上下ずれ量Dに基づいて、第1搬送装置1の搬送面である第1搬送面1aと、第2搬送装置2の搬送面である第2搬送面2aとの上下方向Zの位置が一致するように、昇降機構3に第1搬送装置1を昇降させる第1昇降制御を行う。第1昇降制御は、例えば、第1搬送装置1と第2搬送装置2の間で物品Wの受け渡しを行う直前に行われる。本実施形態では、第1搬送面1aは、複数の第1ローラ11の上端を通る仮想面である。また、第2搬送面2aは、複数の第2ローラ21の上端を通る仮想面である。
図9に示すように、第1搬送面1aと第2搬送面2aとの上下方向Zの位置が一致している状態における第1対象面距離L1を「基準距離L1a」とし、第1搬送面1aが第2搬送面2aに対してずれた状態における第1対象面距離L1を「変位距離L1b」とする。このとき、本実施形態では、第1対象面41Aaは一定の角度(ここでは、45°)で傾斜しているため、第1搬送面1aが第2搬送面2aに対してずれることに伴って生じる上下ずれ量Dは、基準距離L1aと変位距離L1bとの差に基づいて算出可能となっている。なお、図示の例では、変位距離L1bは、第1搬送面1aが第2搬送面2aよりも下方に位置している状態における第1対象面距離L1である。そして、第1対象面41Aaは上方に向かうに従って第1対象面距離L1が増加するように傾斜しているため、変位距離L1bは基準距離L1aよりも小さい(Lb1<L1a)。なお、本例では、第1対象面41Aaの水平面に対する傾斜角度を45°としているため、基準距離L1aと変位距離L1bとの第1対象面距離L1の差と、上下ずれ量Dとは同じ値となる。よって、昇降機構3による昇降量の制御が容易となっている。
本実施形態では、検出制御装置7は、上下ずれ量Dの算出と同様に、第2検出器42Bによる検出結果である第2対象面距離L2に基づいて、第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の幅方向Yのずれ量である幅ずれ量を算出する。第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の幅方向Yの相対位置に応じて第2対象面距離L2が変化するため、当該第2対象面距離L2に基づいて幅ずれ量を算出可能となっている。本実施形態では、幅ずれ量が規定の閾値よりも大きい場合には、検出制御装置7はエラーを出力し、搬送制御装置8は全ての搬送装置1,2,5を停止させる。
また、本実施形態では、検出制御装置7は、上下ずれ量Dの算出と同様に、第3検出器42Cによる検出結果である第3対象面距離L3に基づいて、第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の搬送方向Xのずれ量である前後ずれ量Lxを算出する。第2搬送装置2に対する第1搬送装置1の搬送方向Xの相対位置に応じて第3対象面距離L3が変化するため、当該第3対象面距離L3に基づいて前後ずれ量Lxを算出可能となっている。本実施形態では、検出制御装置7は、この前後ずれ量Lxの算出結果に基づいて、上下ずれ量Dの算出結果の補正を行う。つまり、第1対象面距離L1の理想的な基準距離L1aである理想基準距離L1aiを求めた際の第3対象面距離L3を基準前後距離L3aとして、前後ずれ量Lxを算出する。ここでは、第3対象面距離L3の検出結果と基準前後距離L3aとの差分が前後ずれ量Lxとなる(Lx=L3−L3a)。そして、検出制御装置7は、理想基準距離L1aiにその時点の前後ずれ量Lxを加算した値をその時点の基準距離L1aとする(L1a=L1ai+Lx)。そして、この基準距離L1aを用いて上下ずれ量Dを算出する。これにより、前後ずれ量Lxによる影響を排除した上下ずれ量Dを算出することができる。なお、本例では、第3対象面41Caは搬送方向Xに対して直交する平面であるため、第3対象面距離L3と、前後ずれ量とは同じ値となる。よって、前後ずれ量Lxの算出が容易となっている。また、本実施形態では、前後ずれ量が規定の閾値よりも大きい場合には、検出制御装置7はエラーを出力し、搬送制御装置8は全ての搬送装置1,2,5を停止させる。
上述したように、検出器42は、第1搬送装置1に対する相対位置が固定された状態で支持されている。そのため、検出器42による検出結果に基づいて昇降機構3の第1昇降制御を行うための信号の受け渡しを無線送受信機を介さずに行うことができる。具体的には、検出器42、昇降機構3、検出制御装置7、及び昇降制御装置6が全て第1建造物S1(ここでは、渡り廊下C)に配置されているため、検出制御装置7と昇降制御装置6とを有線接続することができる。よって、物品搬送設備100の構成を簡略化し易い。
本実施形態では、昇降制御装置6は、上記の第1昇降制御に加えて、第2昇降制御を行う。第2昇降制御は、第1搬送装置1の上下方向Zの位置が、第1搬送装置1と第3搬送装置5との間で物品Wを受け渡し可能な位置となるように、昇降機構3に第1搬送装置1を昇降させる制御である。本例では、第2昇降制御では、第1搬送装置1の搬送面が、第3搬送装置5の昇降台52の昇降範囲の中央位置となるように、第1搬送装置1を昇降させる。なお、第3搬送装置5が、本実施形態のように走行台車51及び昇降台52を備えた搬送車ではなく、第1搬送装置1及び第2搬送装置2のようなコンベヤである場合には、昇降制御装置6は、第2昇降制御として、第1搬送装置1の第1搬送面1aと第3搬送装置5の搬送面との上下方向Zの位置が一致するように、昇降機構3に第1搬送装置1を昇降させる制御を行う。
本実施形態では、検出制御装置7は、搬送制御装置8が第1搬送装置1及び第2搬送装置2を停止させている状態で、検出器42による検出を行わせる。具体的には、第1搬送装置1上を第2搬送装置2へ向けて物品Wを搬送している場合には、第1搬送装置1上に物品Wがある状態で、一旦第1搬送装置1及び第2搬送装置2を停止し、検出器42による検出を行い、その後に第1搬送装置1による搬送を再開する。また、第2搬送装置2上を第1搬送装置1へ向けて物品Wを搬送している場合には、第2搬送装置2上に物品Wがある状態で、一旦第1搬送装置1及び第2搬送装置2を停止し、検出器42による検出を行い、その後に第1搬送装置1による搬送を再開する。ここでは、検出制御装置7は、搬送制御装置8が第1搬送装置1及び第2搬送装置2を停止させている状態で、第1検出器42Aに第1対象面距離L1を計測させ、第2検出器42Bに第2対象面距離L2を計測させ、第3検出器42Cに第3対象面距離L3を計測させる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、第1対象体41Aに形成された第1対象面41Aaまでの距離である第1対象面距離L1が第1検出器42Aによって計測され、当該第1対象面距離L1に基づいて上下ずれ量Dを算出する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば、検出器42が、対象体41の上下方向Zの位置を画像認識処理により検出し、当該画像認識結果に基づいて上下ずれ量Dを算出する構成としても良い。
(2)上記の実施形態では、対象体41が第1対象体41Aと第2対象体41Bと第3対象体41Cとを含む構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、少なくとも第1対象体41Aが設けられていれば良い。つまり、第1対象体41Aに加えて、第2対象体41B及び第3対象体41Cのいずれか一方が設けられていても良いし、第1対象体41Aのみが設けられていても良い。
(3)上記の実施形態では、対象体41が建屋Bの建屋床面F2に固定された構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば、対象体41が第2搬送装置2の第2フレーム22に固定された構成としても良い。
(4)上記の実施形態では、検出制御装置7は、搬送制御装置8が第1搬送装置1及び第2搬送装置2を停止させている状態で、検出器42による検出を行わせる構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、検出制御装置7は、第1搬送装置1及び第2搬送装置2が作動している状態で、検出器42による検出を行わせる構成としても良い。
(5)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。したがって、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
〔上記実施形態の概要〕
以下では、上記において説明した物品搬送設備の概要について説明する。
物品搬送設備は、
互いに並んで配置された第1建造物と第2建造物との間で物品を搬送する物品搬送設備であって、
前記第1建造物に設けられ、前記物品を搬送する第1搬送装置と、
前記第2建造物に設けられ、前記物品を搬送すると共に前記第1搬送装置との間で前記物品の受け渡しを行う第2搬送装置と、
前記第1搬送装置を前記第2搬送装置に対して昇降させる昇降機構と、
前記第2搬送装置に対する前記第1搬送装置の相対的な位置関係を検出する位置検出装置と、
前記昇降機構を制御する昇降制御装置と、
前記位置検出装置を制御する検出制御装置と、を備え、
前記位置検出装置は、前記第2搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された対象体と、前記第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持され、前記対象体を検出する検出器と、を含み、
前記検出制御装置は、前記検出器による検出結果に基づいて、前記第2搬送装置に対する前記第1搬送装置の上下方向のずれ量である上下ずれ量を算出し、
前記昇降制御装置は、前記上下ずれ量に基づいて、前記第1搬送装置の搬送面と前記第2搬送装置の搬送面との前記上下方向の位置が一致するように、前記昇降機構に前記第1搬送装置を昇降させる第1昇降制御を行う。
この構成によれば、第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された検出器が、第2搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された対象体を検出した結果に基づいて、検出制御装置が第2搬送装置に対する第1搬送装置の上下ずれ量を算出する。そして、昇降制御装置が、検出制御装置により算出された上下ずれ量に基づいて、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面との上下方向の位置が一致するように、昇降機構に第1搬送装置を昇降させる第1昇降制御を行う。これにより、外気温度の変動等により、第1搬送装置と第2搬送装置との上下方向の位置がずれた場合であっても、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面との上下方向の位置を一致させることができるため、第1搬送装置と第2搬送装置との間で適切に物品を受け渡すことができる。また、検出器が第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持されているため、検出器による検出結果に基づいて昇降機構の第1昇降制御を行うための信号の受け渡しを無線送受信機を介さずに行うことができる。よって、物品搬送設備の構成を簡略化し易い。
ここで、前記物品が搬送される方向を搬送方向として、
前記対象体と前記検出器とが前記搬送方向に並んで配置され、
前記検出器は、前記対象体に形成された対象面までの距離である対象面距離を計測し、
前記対象面は、前記上下方向の一方側に向かうに従って前記対象面距離が変化するように傾斜して形成されていると好適である。
この構成によれば、対象体には、上下方向の一方側に向かうに従って、搬送方向における検出器からの距離が変化するように傾斜した対象面が形成され、当該対象面までの距離を検出器が計測する。そのため、検出制御装置が、検出器により計測された対象面距離に基づいて、上下ずれ量を算出することができる。つまり、検出器から対象面までの搬送方向の距離を計測することで、上下ずれ量を算出することができる。したがって、本構成によれば、簡易な構成で、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面との上下方向の位置を一致させることができる。
また、前記第1建造物に設けられ、前記物品を搬送すると共に、前記第2搬送装置とは異なる場所で前記第1搬送装置との間で前記物品の受け渡しを行う第3搬送装置を更に備え、
前記昇降制御装置は、前記第1昇降制御に加えて、前記第1搬送装置の前記上下方向の位置が、前記第1搬送装置と前記第3搬送装置との間で前記物品を受け渡し可能な位置となるように、前記昇降機構に前記第1搬送装置を昇降させる第2昇降制御を行うと好適である。
上述したように、第1搬送装置は第1建造物に設けられ、第2搬送装置は第2建造物に設けられているため、外気温度の変動等により、それらの搬送装置の上下方向の相対位置が変化する。一方で、第3搬送装置は、第1搬送装置と同様に第1建造物に設けられているため、外気温度の変動等により、第1搬送装置に対する上下方向の相対位置が変化することはない。そのため、第1昇降制御により、第1搬送装置の搬送面と第2搬送装置の搬送面との上下方向の位置を一致させた場合に、第1搬送装置と第3搬送装置との間で適切に物品を受け渡すことができない可能性がある。しかし、本構成によれば、昇降制御装置が、第1昇降制御に加えて、第2昇降制御を行うため、第1搬送装置と第2搬送装置との間で適切に物品を受け渡すことができると共に、第1搬送装置と第3搬送装置との間でも適切に物品を受け渡すことができる。
また、前記第1搬送装置及び前記第2搬送装置を制御する搬送制御装置を更に備え、
前記検出制御装置は、前記搬送制御装置が前記第1搬送装置及び前記第2搬送装置を停止させている状態で、前記検出器による検出を行わせると好適である。
この構成によれば、第1搬送装置及び第2搬送装置による物品の搬送に起因する振動の影響を受けることなく、適切に検出器が対象体の検出を行うことができる。したがって、上下ずれ量の誤差を小さく抑えることができる。
上記の構成は、前記第1建造物は、互いに離れて配置された一対の前記第2建造物の間に位置するように、架台により支持された渡り廊下であると好適である。このような構成では、外気温度の変動等により架台が伸縮し、それに伴って第1建造物が上下方向に変位することにより、第1搬送装置と第2搬送装置との上下方向の位置がずれ易いためである。
本開示に係る技術は、互いに並んで配置された第1建造物と第2建造物との間で物品を搬送する物品搬送設備に利用することができる。
100 :物品搬送設備
1 :第1搬送装置
1a :第1搬送面
2 :第2搬送装置
2a :第2搬送面
3 :昇降機構
4 :位置検出装置
41 :対象体
41A :第1対象体
41Aa:第1対象面(対象面)
6 :昇降制御装置
7 :検出制御装置
L1 :第1対象面距離(対象面距離)
S1 :第1建造物
S2 :第2建造物
W :物品

Claims (5)

  1. 互いに並んで配置された第1建造物と第2建造物との間で物品を搬送する物品搬送設備であって、
    前記第1建造物に設けられ、前記物品を搬送する第1搬送装置と、
    前記第2建造物に設けられ、前記物品を搬送すると共に前記第1搬送装置との間で前記物品の受け渡しを行う第2搬送装置と、
    前記第1搬送装置を前記第2搬送装置に対して昇降させる昇降機構と、
    前記第2搬送装置に対する前記第1搬送装置の相対的な位置関係を検出する位置検出装置と、
    前記昇降機構を制御する昇降制御装置と、
    前記位置検出装置を制御する検出制御装置と、を備え、
    前記位置検出装置は、前記第2搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持された対象体と、前記第1搬送装置に対する相対位置が固定された状態で支持され、前記対象体を検出する検出器と、を含み、
    前記検出制御装置は、前記検出器による検出結果に基づいて、前記第2搬送装置に対する前記第1搬送装置の上下方向のずれ量である上下ずれ量を算出し、
    前記昇降制御装置は、前記上下ずれ量に基づいて、前記第1搬送装置の搬送面と前記第2搬送装置の搬送面との前記上下方向の位置が一致するように、前記昇降機構に前記第1搬送装置を昇降させる第1昇降制御を行う、物品搬送設備。
  2. 前記物品が搬送される方向を搬送方向として、
    前記対象体と前記検出器とが前記搬送方向に並んで配置され、
    前記検出器は、前記対象体に形成された対象面までの距離である対象面距離を計測し、
    前記対象面は、前記上下方向の一方側に向かうに従って前記対象面距離が変化するように傾斜して形成されている、請求項1に記載の物品搬送設備。
  3. 前記第1建造物に設けられ、前記物品を搬送すると共に、前記第2搬送装置とは異なる場所で前記第1搬送装置との間で前記物品の受け渡しを行う第3搬送装置を更に備え、
    前記昇降制御装置は、前記第1昇降制御に加えて、前記第1搬送装置の前記上下方向の位置が、前記第1搬送装置と前記第3搬送装置との間で前記物品を受け渡し可能な位置となるように、前記昇降機構に前記第1搬送装置を昇降させる第2昇降制御を行う、請求項1又は2に記載の物品搬送設備。
  4. 前記第1搬送装置及び前記第2搬送装置を制御する搬送制御装置を更に備え、
    前記検出制御装置は、前記搬送制御装置が前記第1搬送装置及び前記第2搬送装置を停止させている状態で、前記検出器による検出を行わせる、請求項1から3のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
  5. 前記第1建造物は、互いに離れて配置された一対の前記第2建造物の間に位置するように、架台により支持された渡り廊下である、請求項1から4のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
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