JPH10217948A - ブレーキホース取付構造 - Google Patents

ブレーキホース取付構造

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Publication number
JPH10217948A
JPH10217948A JP2026097A JP2026097A JPH10217948A JP H10217948 A JPH10217948 A JP H10217948A JP 2026097 A JP2026097 A JP 2026097A JP 2026097 A JP2026097 A JP 2026097A JP H10217948 A JPH10217948 A JP H10217948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake hose
bracket
brake
fixed
fuel tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP2026097A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kawade
学 川出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2026097A priority Critical patent/JPH10217948A/ja
Publication of JPH10217948A publication Critical patent/JPH10217948A/ja
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動に対し強くして振動によるブレーキパイ
プへの悪影響をなくし、ブレーキホースの耐久性を向上
させるとともに、コスト低減を図る。 【解決手段】 ブレーキパイプ8に接続される一端が車
体フレーム1側のメインフレーム2に固定され、他端が
サスペンション側の部材34に取付けられるブレーキホ
ース14を取付け対象とし、メインフレーム2に固着し
た燃料タンクブラケット4にブレーキホースブラケット
11を設け、該ブレーキホースブラケットにブレーキホ
ース14の一端を固定し、ブレーキホースブラケット1
1の取付板部13にはブレーキホース14を前後方向に
沿って通し固定するための取付孔13aを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端が車体フレー
ム側に固定され他端がサスペンション側に取付けられる
ブレーキホースを取付け対象とするブレーキホース取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のブレーキホース取付構造の
説明用側面図、図5は従来のブレーキホース取付構造の
要部を示す側面図である。このブレーキホース取付構造
では、車体フレーム1側のメインフレーム2に燃料タン
ク3を取付けるための燃料タンクブラケット4とは別の
箇所にブレーキホースブラケット5を設け、該ブレーキ
ホースブラケット5に開けてある取付孔にブレーキホー
ス6の一端を上下方向に沿って通した状態にて固定し、
ブレーキホース6の他端がサスペンション側の所定箇所
に固着されている車軸側ブラケット7に取付けられてい
る。
【0003】そして、ブレーキホース6は、鋭角状に2
箇所で曲がってほぼS字形をなしており、一端がブレー
キパイプ8に接続され、他端がサスペンション側のスト
ロークに伴って上下に変位する。燃料タンク3は一端が
燃料タンクブラケット4によって支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のブ
レーキホース取付構造の場合、ブレーキホース6は、ブ
レーキホースブラケット5の取付孔に一端を上下方向に
沿って通してあるため、鋭角状に2箇所で曲がってほぼ
S字形をなしていて、サスペンション側のストローク時
に、動きが不自然で予測し難く、ブレーキホースブラケ
ット5の振動によりブレーキパイプ8に悪影響を及ぼ
し、取付剛性を上げるためにはブレーキホースブラケッ
ト5のコストが高くなるという問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、振
動に対して強く、振動によりブレーキパイプに悪影響を
及ぼさず、動きが自然になるようにしてブレーキホース
の耐久性を向上させ、コスト低減を図ることができるブ
レーキホース取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一端が車体フレーム側に固定され他端が
サスペンション側に取付けられるブレーキホースを取付
け対象とするブレーキホース取付構造において、前記車
体フレームに固着した燃料タンクブラケットにブレーキ
ホースブラケットを設け、該ブレーキホースブラケット
に前記ブレーキホースの一端を固定したことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るブレー
キホース取付構造について、図面を参照しながら詳細に
説明する。図1は本発明の実施の形態に係るブレーキホ
ース取付構造を適用した自動車の後部を示す側面図、図
2はその背面図、図3は平面図である。この実施の形態
に係るブレーキホース取付構造では、自動車の車体フレ
ーム1を構成するメインフレーム2に固着した燃料タン
ク3を取付けるための燃料タンクブラケット4にブレー
キホースブラケット11を設け、該ブレーキホースブラ
ケット11にブレーキホース14の一端を固定してあ
る。
【0008】また、このブレーキホース取付構造では、
ブレーキホースブラケット11にブレーキホース14を
前後方向に沿って通し固定するための取付部としての取
付板部13に取付孔13aを備えている。そして、ブレ
ーキホース14は、鋭角状に曲がった部分がなく、一端
が剛性に富み振動に対し強い燃料タンクブラケット4に
設けられたブレーキホースブラケット11に固定され、
他端がサスペンション側のブレーキホースブラケット1
5に取付られていて上下に動いても、ブレーキパイプ8
がその振動の影響を受け難くなっている。
【0009】燃料タンクブラケット4は、上下方向に沿
った基部16と、該基部16の下端を内向きに曲げて形
成したタンク係合部17とを一体に有し、基部16の上
端寄りの部分が車体フレーム1を構成するメインフレー
ム2に固着され、基部16の下端寄り部分の外面側にブ
レーキホースブラケット11が固着されている。そし
て、燃料タンクブラケット4は、タンク係合部17が燃
料タンク3に設けられているフランジ20の所定箇所に
図示しないボルト等で固着されており、リアフロアパネ
ル21に固着した別のブラケット22(図2参照)等と
共に、該燃料タンク3を支持している。
【0010】車体側のブレーキホースブラケット11
は、板状材をほぼ直角に曲げて形成した固着板部12と
取付板部13とを一体に有し、取付板部13を外向きに
突出させ垂直に対し若干傾斜した姿勢にして、固着板部
12を燃料タンクブラケット4の外面側に固着し、前後
方向に沿って取付板部13に開けた取付孔13aにブレ
ーキホース14の一端を通し固定してある。
【0011】ブレーキホース14は、静止時にほぼ水平
な横部25と、後下がりに傾斜した傾斜部26と、これ
らの間の鈍角状に曲がった曲がり部27とを有し、ブレ
ーキパイプ8に接続されている一端が車体側のブレーキ
ホースブラケット11の取付板部13の取付孔13aに
前後方向に沿って通して取付けられ、他端が車軸側のブ
レーキホースブラケット15に取付けられている。
【0012】車軸側のブレーキホースブラケット15
は、基板部30とこの基板部30の上端を外側へ曲げて
形成した取付板部31とを一体に有し、基板部30の下
端が後輪の車軸用サスペンション部材34に固着されて
おり、取付板部31にブレーキホース14の端部が固定
されている。
【0013】本発明の上記実施の形態に係るブレーキホ
ース取付構造は、ブレーキホース14の横部25と傾斜
部26とがこれらの間の鈍角状に曲がった曲がり部27
とによって、ブレーキホース14に鋭角状の部分がな
く、自然に延ばした状態で一端が車体側のブレーキホー
スブラケット11の取付板部13に、他端が車軸側のブ
レーキホースブラケット15の取付板部31に取付けら
れているので、サスペンション側のストローク時に、車
軸側のブレーキホースブラケット15が上下に動いて
も、ブレーキホース14が無理なく自然な動きをするの
で、該ブレーキホース14の耐久性が向上し、コスト低
減を図ることができるという利点がある。
【0014】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。例えば、燃料タンクブラケ
ット4にこれとは別部材であるブレーキホースブラケッ
ト11を固着するのに代えて、燃料タンクブラケット4
から切り起こして取付板部13を形成し、燃料タンクブ
ラケットとブレーキホースブラケットとを一体化しても
よい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、車体フレームに固着した燃料
タンクブラケットにブレーキホースブラケットを設け、
該ブレーキホースブラケットにブレーキホースの一端を
固定したことにより、ブレーキホースブラケットを小型
軽量化してコストダウンを図ることができ、剛性のある
燃料タンクブラケットにブレーキホースブラケットを固
定してあるので、振動に対して強く、振動によりブレー
キパイプに悪影響を及ぼすのを確実になくすことがで
き、ブレーキパイプ切れがなくなるという効果を奏す
る。また、ブレーキホースブラケットにはブレーキホー
スを前後方向に沿って通し固定するための取付部を備え
ていることにより、ブレーキホースの動きが自然になっ
て、ブレーキホースの耐久性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るブレーキホース取付
構造を適用した自動車の後部を示す側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るブレーキホース取付
構造を示す平面図である。
【図4】従来のブレーキホース取付構造の説明用側面図
である。
【図5】従来のブレーキホース取付構造の要部を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 メインフレーム 3 燃料タンク 4 燃料タンクブラケット 11 ブレーキホースブラケット 13 取付板部 14 ブレーキホース 15 ブレーキホースブラケット 16 基部 25 横部 26 傾斜部 27 曲がり部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が車体フレーム側に固定され他端が
    サスペンション側に取付けられるブレーキホースを取付
    け対象とするブレーキホース取付構造において、前記車
    体フレームに固着した燃料タンクブラケットにブレーキ
    ホースブラケットを設け、該ブレーキホースブラケット
    に前記ブレーキホースの一端を固定したことを特徴とす
    るブレーキホース取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキホースブラケットには前記
    ブレーキホースを前後方向に沿って通し固定するための
    取付部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    ブレーキホース取付構造。
JP2026097A 1997-02-03 1997-02-03 ブレーキホース取付構造 Pending JPH10217948A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2026097A JPH10217948A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 ブレーキホース取付構造

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JP2026097A JPH10217948A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 ブレーキホース取付構造

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JPH10217948A true JPH10217948A (ja) 1998-08-18

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ID=12022240

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JP2026097A Pending JPH10217948A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 ブレーキホース取付構造

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JP (1) JPH10217948A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076554A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車のブレーキ配管構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076554A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 自動二輪車のブレーキ配管構造
JP4727358B2 (ja) * 2005-09-15 2011-07-20 川崎重工業株式会社 自動二輪車のブレーキ配管構造

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