JPH10217908A - 座 席 - Google Patents

座 席

Info

Publication number
JPH10217908A
JPH10217908A JP9021491A JP2149197A JPH10217908A JP H10217908 A JPH10217908 A JP H10217908A JP 9021491 A JP9021491 A JP 9021491A JP 2149197 A JP2149197 A JP 2149197A JP H10217908 A JPH10217908 A JP H10217908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety belt
seat
occupant
winding device
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9021491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Omura
英夫 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9021491A priority Critical patent/JPH10217908A/ja
Publication of JPH10217908A publication Critical patent/JPH10217908A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の意思と無関係に安全ベルトの位置が、
乗員の肩の位置に調整できる調整装置を有する安全ベル
ト組込型の座席を提供すること。 【解決手段】 座部2と背もたれ部3とよりなり、該背
もたれ部3に安全ベルト6の巻き取り装置5が配設され
てなる座席1において、前記背もたれ部3には、乗員2
9の肩29a高さを検知する検知手段と、該検知手段に
より前記背もたれ部3からの安全ベルト6の出入り口3
a高さと前記検知手段の検知位置とを略同等として、該
安全ベルト6が略水平なる位置で引き出し可能なるよ
う、上下動自在なる調整手段4とが少なくとも構成され
てなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機な
どの安全ベルト組込型の座席であって、特に乗員の体格
に合わせて、背もたれから出没する安全ベルトの出入り
口の高さを調整可能な座席に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の安全ベルト組込型の座席であっ
て、特に乗員の体格に合わせて、背もたれから出没する
安全ベルトの出入り口の高さを調整可能な座席として
は、特開平4ー353055号公報に示すようなものが
ある。
【0003】即ち、座席のヘッドレストの側方に安全ベ
ルトを巻き込むリトラクタが支持され、該リトラクタの
ケースの前側には、ベルトガイドがケースに対して上下
移動自在なるように配設されてなる。
【0004】このため、乗員が座席に着座後、乗員の体
格、即ち肩の位置に合わせてベルトガイドを上下動させ
ることにより、肩当たりを良好なる状態にさせることが
可能なるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の安全ベルト組み込み座席にあっては、該座席に着座
した乗員自身が自分自身で安全ベルトの高さを調整する
必要がある。
【0006】このため、調整可能な座席であることを熟
知していない乗員にあっては、調整作業を行わないま
ま、つまり、乗員の体格、特に肩の位置に合わせないま
まの装着感の悪い状態で、安全ベルトが装着されるおそ
れがある。
【0007】また、例え調整可能な座席であることを熟
知していても、どの位置が適切な高さかが分からず、適
当な位置に調整してしまう可能性がある。
【0008】また、調整作業が面倒であるが故に、煩わ
しく調整しないおそれもあり、改善が求められている。
【0009】よって、本発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、乗員の意思と無関係に安全ベルトの位
置が、乗員の肩の位置に調整できる調整装置を有する安
全ベルト組込型の座席を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、座部と背もたれ部とよりなり、
該背もたれ部に安全ベルトの巻き取り装置が配設されて
なる座席において、前記背もたれ部には、乗員の肩高さ
を検知する検知手段と、該検知手段により前記背もたれ
部からの安全ベルトの出入り口高さと前記検知手段の検
知位置とを略同等として、該安全ベルトが略水平なる位
置で引き出し可能なるよう、上下動自在なる調整手段と
が少なくとも構成されてなることを特徴とする。
【0011】これにより、乗員が座部に着座した時、そ
の乗員の肩の位置を検知手段により検知し、該検知位置
に対して適正なる位置に安全ベルトの出入り口高さが調
整できるので、乗員の肩に略水平なる接触が可能な安全
ベルトとなるので、安全ベルトの快適な装着感が得られ
る。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の座席
であって、前記検知手段は、前記安全ベルトを巻き取り
方向に付勢されてなると共に引き出し力により回転が可
能なるリールより引き出された安全ベルトの面に接触し
て該安全ベルトの傾きを検知する安全ベルト出口傾きセ
ンサと、前記巻き取り装置が背もたれ部内に配設された
ガイドレールの上端部に位置した時に検知する上端リミ
ットセンサとより構成されてなる。前記調整手段は、前
記検知手段の安全ベルト出口傾きセンサが前記安全ベル
トを略水平と検知するまで前記リールの回転を停止させ
るリールロックアクチュエータと、前記検知手段の安全
ベルト出口傾きセンサが前記安全ベルトを略水平と検知
するまで前記巻き取り装置の上下動を可能にするガイド
ロックアクチュエータとより構成されてなる。
【0013】これにより、検知手段の安全ベルト出口傾
きセンサが、前記安全ベルトを略水平と検知するまでリ
ールがロックされているので、安全ベルトは所定以上引
き出されず、しかもガイドレールに対して安全ベルトの
出入り口の位置が下降できることになる。
【0014】前記安全ベルト出口傾きセンサが前記安全
ベルトを略水平と検知すると、リールは回転が自由にな
るので、適正な位置で安全ベルトを引き出し、装着でき
ることになる。この時、ガイドレールに対して巻き取り
装置は上下動しないので、安全ベルトの出入り口が上下
動せず、安全ベルトの略水平な位置が保持される。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の座席であって、前記調整手段には、前記巻き取
り装置を前記ガイドレールの上端まで移動付勢可能なる
と共に前記安全ベルトの巻き取り力より大きい付勢力を
有する付勢部材が介在されてなることを特徴とする。
【0016】これにより、前記安全ベルト出口傾きセン
サが前記安全ベルトを略水平であると検知した状態から
略水平でないと検知するように状態が変化すると、装着
が外された状態であるので、付勢部材により巻き取り装
置はガイドレール上を上昇して最上位置で停止すること
になる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1に記載の座席
であって、前記検知手段は、前記安全ベルトを巻き取り
方向に付勢されてなると共に引き出し力により回転が可
能なるリールより引き出された安全ベルトの面に接触し
て該安全ベルトの傾きを検知する安全ベルト出口傾きセ
ンサよりなり、該安全ベルト出口傾きセンサが前記安全
ベルトを略水平と検知するまで警告手段により乗員に警
告可能なる構成としてなることを特徴とする。
【0018】これにより、乗員は、警告手段により、安
全ベルトの位置が適正な位置にあるのかそうでないのか
がはっきり理解でき、手動で操作するとはいえ、良好な
装着感が得られる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1に記載の座席
であって、前記検知手段は、前記安全ベルトを巻き取り
方向に付勢されてなると共に引き出し力により回転が可
能なるリールの回転により安全ベルトの引き出し量を検
知するように該リールの外周に形成されてなる外周ギア
よりなり、前記調整手段は、前記外周ギアに噛み合い且
つ前記背もたれ部内に配設されたガイドレールのギアに
噛み合う駆動ギアとより構成されてなり、該検知手段か
らの安全ベルト引き出し量に応じて外周ギアが回転され
ることで駆動ギアが回転され、駆動ギアによってガイド
レール上を上下動するから、安全ベルトの出入り口の高
さを上下に移動可能なるものである。
【0020】これにより、乗員の体格、特にその肩位置
の高さにより引き出す安全ベルトの引き出し量が異なる
ので、該引き出し量に比例して巻き取り装置の上下位置
を制御することにより、ガイドレールに対して巻き取り
装置は適正な位置、即ち乗員の肩位置に対応した位置に
安全ベルトの出入り口の高さを移動でき、結果として良
好な装着感を得れることになる。
【0021】請求項6の発明は、請求項1に記載の座席
であって、前記検知手段としては、乗員の肩周辺に照射
可能なる超音波センサを上下に複数配設してなり、前記
調整手段は、前記背もたれ部内に配設されたガイドレー
ルと、前記検知手段の超音波センサにより検知した位置
に前記巻き取り装置を移動せしめるように前記ガイドレ
ールに噛み合って移動自在なる駆動ギアとより構成され
てなることを特徴とする。
【0022】これにより、乗員の肩の高さ位置を検知手
段により直接測定して、その位置にあわせて調整手段に
より巻き取り装置をガイドレールに対して上下動させる
のであるから、適切な位置で安全ベルトが乗員の肩に触
れることになり、良好な装着感を得れることになる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、乗員が座部に着座した
時、その乗員の肩の位置を検知手段により検知し、該検
知位置に対して適正なる位置に安全ベルトの出入り口高
さが調整できるので乗員の肩に略水平なる接触が可能な
安全ベルトとなるので、安全ベルトの快適な装着感が得
られる。
【0024】また、検知手段の安全ベルト出口傾きセン
サが、前記安全ベルトを略水平と検知するまでリールが
ロックされているので、安全ベルトは所定以上引き出さ
れず、しかもガイドレールに対して安全ベルトの出入り
口の位置が下降できることになる。
【0025】前記安全ベルト出口傾きセンサが前記安全
ベルトを略水平と検知すると、リールは回転が自由にな
るので、適正な位置で安全ベルトを引き出し、装着でき
ることになる。この時、ガイドレールに対して巻き取り
装置は上下動しないので、安全ベルトの出入り口が上下
動せず、安全ベルトの略水平な位置が保持される。
【0026】前記安全ベルト出口傾きセンサが前記安全
ベルトを略水平であると検知した状態から略水平でない
と検知するように状態が変化すると、装着が外された状
態であるので、付勢部材により安全ベルトの出入り口は
ガイドレール上を上昇して最上位置で停止することにな
る。
【0027】また、安全ベルトの位置が適正な位置にな
いと、警告手段により警告されるので、適正な位置であ
るのかそうでないのかがはっきり理解でき、手動で操作
するとはいえ、良好な装着感が得られる。
【0028】また、乗員の体格、特にその肩位置の高さ
により引き出す安全ベルトの引き出し量が異なるので、
該引き出し量に比例して巻き取り装置の上下位置を制御
することにより、ガイドレールに対して巻き取り装置は
適正な位置に移動でき、結果として良好な装着感を得れ
ることになる。
【0029】また、乗員の肩の位置を検知手段により直
接測定してその位置にあわせて調整手段により巻き取り
装置をガイドレールに対して上下動させるのであるか
ら、適切な位置で安全ベルトが乗員の肩に触れることに
なり、良好な装着感を得れることになる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1乃至図10は、本発明の第1
の実施形態を示し、図1は本発明の巻き取り装置を備え
た座席の側面説明図、図2は巻き取り装置とガイドレー
ルとの関係を示す要部説明図、図3乃至図5は安全ベル
ト装着時の摸式図、図6は図3乃至図5のフローチャー
ト図、図7乃至図9は安全ベルト離脱時の摸式図、図1
0は図7乃至図9のフローチャート図である。
【0031】本実施の形態における座席1は、座部2と
背もたれ部3とより構成され、該背もたれ部3内には、
ガイドレール4により上下方向に移動自在な巻き取り装
置5が配設されてなる。
【0032】前記背もたれ部3には、乗員29の肩29
aの高さを検知する検知手段Sと、該検知手段Sにより
前記背もたれ部3からの安全ベルト6の出入り口3aの
高さと前記検知手段Sの検知位置とを略同等として、該
安全ベルト6が略水平なる位置で引き出し可能なるよ
う、上下動自在なる調整手段Gとが少なくとも構成され
てなる。
【0033】前記巻き取り装置5には、安全ベルト6の
一端部が巻装されてなり且つ図示しないスプリングによ
って安全ベルト6が常時巻き取る方向に付勢されてなる
リール10と、前記安全ベルト6を案内するガイド11
とよりなる。
【0034】前記安全ベルト6の他端部は、前記座部2
に配設されてなるアウターアンカ7間に張設されてな
り、該安全ベルト6に挿通自在なタング8が、前記座部
2又は図示しない床に固設されてなるバックル9に係合
することで、乗員を拘束し、離脱することで乗員の拘束
を解除できるようになっている。
【0035】前記検知手段Sは、前記リール10より引
き出された安全ベルト6の上面に接触可能なる安全ベル
ト出口傾きセンサ12と、前記巻き取り装置5が背もた
れ部3内に配設されたガイドレール4の上端部に位置し
た時に検知する上端リミットセンサ13とより構成され
てなる。
【0036】該安全ベルト出口傾きセンサ12は、その
接触子12aが、前記ガイド11より下側に位置してい
る時には、安全ベルト6が図2に実線で示すように傾い
ていると検知し、接触子12aが前記ガイド11と同じ
位置にある時には、図2に破線で示すように略水平状態
に配されていると検知するものである。
【0037】前記上端リミットセンサ13は、その接触
子13aが前記ガイドレール4の上端部14に接触して
引っ込んだ時には、前記巻き取り装置5が前記ガイドレ
ール4の最上端部にあることを検知し、該接触子13a
が引っ込んでいない時には、前記ガイドレール4の上端
部14に接触していないこと、つまり、ガイドレール4
の最上端部にないことを検知するものである。
【0038】前記安全ベルト出口傾きセンサ12及び前
記上端リミットセンサ13の信号は、ハーネス15、1
6を介してコントローラ17に送信されるようになって
いる。 前記調整手段Gは、前記検知手段Sの安全ベル
ト出口傾きセンサ12が前記安全ベルト6を略水平と検
知するまで前記リール10の回転を停止させるリールロ
ックアクチュエータ18と、前記検知手段Sの安全ベル
ト出口傾きセンサ12が前記安全ベルト6を略水平と検
知するまで前記巻き取り装置5の上下動を可能にするガ
イドロックアクチュエータ19とより構成されてなる。
【0039】前記リールロックアクチュエータ18は、
前記巻き取り装置5内に配設されてなり、該リールロッ
クアクチュエータ18には、前記コントローラ17の信
号がハーネス23を介して供給されることにより、支点
20により回転自在なピン21の回転を制御するもの
で、前記リール10の外周上に複数配設した楔22と係
合させることで、前記リール10の回転を停止できるよ
うに制御可能である。
【0040】前記ガイドロックアクチュエータ19は、
前記巻き取り装置5内にあって、前記コントローラ17
の信号がハーネス24を介して供給されることにより、
支点25により回転自在なピン26の回転を制御するも
ので、前記ガイドレール4の表面上に複数配設した楔2
7と係合させることで、前記ガイドレール4に対する上
下方向の移動を停止できるように制御可能である。
【0041】符号28は、前記巻き取り装置5と前記ガ
イドレール4の上端部14との間に介在されてなる付勢
部材で、巻き取り装置5のリール10の巻き取り力より
高い上方向に巻き取り装置5を引っ張り上げることので
きる付勢力を有する。
【0042】以上の構成により、図1に示す状態、即
ち、安全ベルト6の装着前では、図6のステップ101
に示すように、上端リミットセンサ13は「0N」、つ
まり巻き取り装置5が最上端にあり、安全ベルト出口傾
きセンサ12は「傾」、つまり安全ベルト6が傾いてい
る状態にあり、前記リール10は「ロック」、つまり前記
リールロックアクチュエータ18により回転が停止され
ていて、巻き取り装置5の上下動は「フリー」、つまり
前記ガイドロックアクチュエータ19によりガイドレー
ル4に対して上下移動自在なる状態にある。
【0043】この状態で、乗員29が安全ベルト6装着
の為に、前記タング8を引くと、図3に示すように、巻
き取り装置5に下向きの荷重が発生して、ガイドレール
4に沿って巻き取り装置5が下方に移動する(ステップ
102)ことになり、上端リミットセンサ13はOFF
になる。
【0044】更に、図4に示すように、安全ベルト6を
引くと、安全ベルト出口傾きセンサ12の接触子12a
がベルト出口での傾きを検知(ステップ103)する。
【0045】乗員29の肩29aの上面と安全ベルト6
とが接触することで、安全ベルト出口傾きセンサ12
が、ベルト6が水平であることを検知(ステップ10
4)すれば、巻き取り装置5のベルト出口での傾きが略
水平になるから、前記上端リミットセンサ13は「OF
F」、つまり巻き取り装置5が上端に存在しているので
はなく、安全ベルト出口傾きセンサ12は「水平」、つ
まり安全ベルト6が略水平状態にあり、前記リール10
は「フリー」、つまりリール10の回転は自由なる状態
にあり、巻き取り装置5の上下動は「ロック」、つまり
前記ガイドロックアクチュエータ19の働きによりピン
26がガイドレール4の楔27に対してその位置に停止
される。こうして、ステップ105に示すように、乗員
拘束に必要な分だけリール10から安全ベルト6が引き
出され、安全ベルト6が装着可能な状態になる。
【0046】この状態で、タング8をバックル9に係合
させることにより、乗員29を座席1に保持できる。
【0047】もしも、乗員29の肩29aの上面と安全
ベルト6とが接触しない状態、即ち乗員29の肩29a
の位置が更に下側にある状態であることを検知(ステッ
プ106)すれば、前記上端リミットセンサ13は「O
FF」、つまり巻き取り装置5が上端に存在しているの
ではなく、安全ベルト出口傾きセンサ12は「傾」、つ
まり安全ベルト6が傾斜状態にあり、前記リール10は
「ロック」、つまりリール10の回転は拘束された状態
にあり、巻き取り装置5の上下動は「フリー」、つまり
前記ガイドロックアクチュエータ19の働きによりピン
26とガイドレール4の楔27とは非接触の状態で自由
な上下動が可能な状態にある。
【0048】こうして、再びステップ102に戻り、乗
員29の肩29aに適正に装着される位置になるまで、
このステップを繰り返すことになる。
【0049】次に、図5の状態からタング8をバックル
9から離脱(図10のステップ110)させると、図7
に示すように、安全ベルト6は、リール10の巻き取り
力によって乗員29の肩29aに沿って略水平方向に巻
き取られる。
【0050】その後、ステップ111に示すように、ベ
ルト出口での傾きが「水平」と検知している間は、ステ
ップ112に示すように、前記上端リミットセンサ13
は「OFF」、つまり巻き取り装置5が上端に存在して
いるのではなく、安全ベルト出口傾きセンサ12は「水
平」、つまり安全ベルト6が水平状態にあり、前記リー
ル10は「フリー」、つまりリール10は安全ベルト6
を巻き込む方向に回転している状態にあり、巻き取り装
置5の上下動は「ロック」、つまり前記ガイドロックア
クチュエータ19の働きによりピン26はガイドレール
4の楔27に対して接触した状態にある。
【0051】こうして、安全ベルト出口傾きセンサ12
が「傾」となるステップ113になるまで繰り返すこと
になる。
【0052】安全ベルト6の巻き取りが進むと、安全ベ
ルト6が乗員29の肩29aから外れるため、図8に示
すように、安全ベルト出口傾きセンサ12の接触子12
aが突出して安全ベルト6が傾いていることを検知する
ので、ステップ113に示すように、前記上端リミット
センサ13は「OFF」、つまり巻き取り装置5が上端
に存在しているのではなく、安全ベルト出口傾きセンサ
12は「傾」、つまり安全ベルト6が傾斜状態にあり、
前記リール10は「フリー」、つまりリール10は安全
ベルト6を巻き込む方向に回転している状態にあり、巻
き取り装置5の上下動は「フリー」、つまり前記ガイド
ロックアクチュエータ19の働きによりピン26とガイ
ドレール4の楔27とは非接触の状態で自由な上下動が
可能な状態にある。
【0053】巻き取り装置5は、上下動が「フリー」に
なったことにより、ステップ114に示すように、付勢
部材28により上方に引っ張り上げられる力が付勢され
るので、ガイドレール4に沿って移動することになる。
【0054】ステップ115に示すように、巻き取り装
置5の上端リミットセンサ13が「OFF」である間
は、ステップ116に示すように、安全ベルト6の巻き
取りと巻き取り装置5の上昇は繰り返され、図9に示す
ように、巻き取り装置5が最上位置に移動して、ステッ
プ117に示すように、上端リミットセンサ13が「O
N」となることにより、前記リール10の安全ベルト6
を巻き込む方向への回転は「ロック」されることにな
る。
【0055】こうして、このサイクルを繰り返すことに
より、どのような体格の乗員でも、快適な装着感を常に
保つことができることになる。
【0056】図11乃至図14は、本発明の第2の実施
形態を示し、図11は本発明の巻き取り装置を適正な位
置に備えた座席の側面説明図、図12及び図13は本発
明の巻き取り装置を不適正な位置に備えた座席の側面説
明図、図14は巻き取り装置を示す要部説明図である。
図1乃至図10と同様の部位部品は同一符号をもって説
明する。
【0057】第2の実施形態における背もたれ部3に
は、本発明の巻き取り装置30が装着されている。該巻
き取り装置30は、前記安全ベルト6が巻装され且つ巻
き取り方向に付勢されてなるリール10と、前記安全ベ
ルト6を挟んで案内するガイド31、31と、前記リー
ル10の楔22に慣性ロック34により支点33を中心
に係合離脱自在な回転を可能にしたピン32とよりな
る。
【0058】符号35は、前記安全ベルト6の上面に接
触可能なる検知手段としての安全ベルト出口傾きセンサ
である。
【0059】該安全ベルト出口傾きセンサ35は、その
接触子35aが、前記ガイド31、31より上側の角度
Θ2及び下側の角度Θ3に位置している時には、安全ベ
ルト6が傾いていると検知し、接触子35aが前記ガイ
ド11と同じ位置或いはほぼ水平の角度Θ1にある時に
は、略水平状態に配されていると検知するものである。
【0060】前記安全ベルト出口傾きセンサ35の信号
は、ハーネス36を介してコントローラ37に発信さ
れ、安全ベルト6が傾いている状態か水平な状態かを検
知できるようになっていて、警告手段としてのスピーカ
38に所定の音声を発するようになっている。
【0061】以上のように、構成されてなるので、安全
ベルト出口傾きセンサ35が、上側の角度Θ2に安全ベ
ルト6があると検知した場合(図13参照)は、「巻き
取り装置30を上方に移動してください。」と案内し、
下側の角度Θ3に安全ベルト6があると検知した場合
(図12参照)は、「巻き取り装置30を下側に移動し
てください。」と案内することができ、かかる案内に従
って図示しない移動装置により巻き取り装置30の位置
を移動させれば、図11に示す適正な巻き取り装置30
の位置、即ち安全ベルト6の出入り口3aが乗員29の
肩29a位置に合致する位置に配することができること
になる。適正な位置に巻き取り装置30を移動させる
と、スピーカ38によるメッセージが鳴り止むことにな
る。
【0062】図15乃至図18は、本発明の第3の実施
形態を示し、図15は本発明の巻き取り装置を備えた座
席の側面説明図、図16は本発明の巻き取り装置とガイ
ドレールとの関係を示す座席の側面説明図、図17及び
図18は乗員の身体の大きさが異なっても夫々適正に安
全ベルトを支持できることを示す要部説明図である。図
1乃至図10と同様の部位部品は同一符号をもって説明
する。
【0063】第3の実施形態における背もたれ部3に
は、本発明の巻き取り装置40が装着されている。該巻
き取り装置40は、前記安全ベルト6が巻装され且つ巻
き取り方向に付勢されてなるリール41を有する。
【0064】符号42は、前記リール41の回転により
安全ベルト6の引き出し量を検知するように該リール4
1の外周に形成されてなる検知手段としての外周ギアで
ある。
【0065】符号43は、前記外周ギア42に噛み合い
且つ前記背もたれ部3内に配設されたガイドレール44
のギア45に噛み合う駆動ギアである。
【0066】安全ベルト6の引き出し量に応じて検知手
段としての外周ギア42が回転されることで、駆動ギア
43が回転され、駆動ギア43によってガイドレール4
4のギア45上を上下動するから、安全ベルト6の出入
り口3aの高さを上下に移動することが可能になる。つ
まり、駆動ギア43とガイドレール44でもって、調整
手段としての機能を有する。
【0067】図15に示す安全ベルト6の未装着の状態
では、巻き取り装置40は、該ガイドレール44の最下
位置に支持されてなる。
【0068】以上のように構成されてなるので、図15
に示す未装着の状態から、安全ベルト6を引っ張ると、
該引っ張り量に応じてリール41が回転されて、外周ギ
ア42を介して駆動ギア43を回転せしめ、ガイドレー
ル44のギア45上を上方に移動する。
【0069】従って、小さい身体の乗員46であれば、
安全ベルト6の引き出し量が少ないので、タング8がバ
ックル9に係合された位置では、図17に示すように、
巻き取り装置40の位置が然程上昇していないでも、小
さい身体の乗員46の肩46aに適正に接する位置に安
全ベルト6の出入り口3aが位置する。
【0070】次に、大きい身体の乗員47の場合、安全
ベルト6の引き出し量が大きいので、タング8がバック
ル9に係合するまでの間に、図18に示すように、巻き
取り装置40のリール41は何回も回転をし、その分だ
け巻き取り装置40はガイドレール44に沿って上昇し
て大きな乗員47の肩47a位置に安全ベルト6の出入
り口3aが位置する。
【0071】つまり、この実施態様によれば、センサ等
を用いることなく、比較的簡単な構成で、乗員46、4
7の肩46a,47a位置に適正な安全ベルト6の出入
り口3aの位置が決まることになり、良好な装着感を得
ることができる。
【0072】図19乃至図21は、本発明の第4の実施
形態を示し、図19は本発明の巻き取り装置を備えた座
席に小さい身体の乗員が着座した状態の側面模式図、図
20は図19の正面図、図21は本発明の巻き取り装置
を備えた座席に大きい身体の乗員が着座した状態の側面
模式図である。図1乃至図10と同様の部位部品は同一
符号をもって説明する。
【0073】第4の実施形態における背もたれ部3に
は、本発明の巻き取り装置50が装着されている。該巻
き取り装置50には、前記安全ベルト6が巻装され且つ
巻き取り方向に付勢されてなるリール51を有する。
【0074】符号52は、該リール51とは独立した駆
動ギア52で、該駆動ギア52が回転すると背もたれ部
3内に上下に長尺状に配設されてなるガイドレール53
上を上下動可能に支持されてなる。つまり、駆動ギア5
2とガイドレール53でもって、調整手段としての機能
を有する。
【0075】符号54は、背もたれ部3の表面3b側の
乗員46の肩46aに相当する位置、即ち図20に示す
ように、背もたれ部3の中央より側方側に偏った位置に
配設されてなる検知手段としての超音波センサで、適宜
の間隔を設けて複数配設されてなる。
【0076】該超音波センサ54は、例えば小さい身体
の乗員46の背面に超音波を当てて、反射してくる最も
上の位置するセンサの高さの信号をハーネス55を介在
してコントローラ56に発信し、該コントローラ56に
より前記駆動ギア52を回転させて前記ガイドレール5
3に対する巻き取り装置50の位置を決めるようになっ
ていて、該巻き取り装置50の位置が、安全ベルト6の
乗員46の肩46aへ良好に接する位置なのである。
【0077】例えば、図19の場合は、下から2番目の
センサ54までが反射波を受ける為、乗員46の肩46
aの高さは、2番目の超音波センサ54の上、3番目の
超音波センサ54未満の高さとなる。
【0078】図21のように、大きい身体の乗員47の
場合、下から7番目のセンサ54までが反射波を受ける
為、乗員47の肩47aの高さは、7番目のセンサ54
以上、8番目未満のセンサ54未満の高さとなる。
【0079】乗員46又は47の体格、特に安全ベルト
6のフィッティングに最も関係のある肩46a或いは4
7aの高さを直接計測しているため、どのような体格の
乗員に対しても極めて正確に計測でき、結果として巻き
取り装置50の高さを正確に設定でき、快適性をむらな
く高いレベルで安定させることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における巻き取り装置を
備えた座席の側面説明図。
【図2】図1の巻き取り装置とガイドレールとの関係を
示す要部説明図。
【図3】図1の座席に乗員が着座して安全ベルト装着前
の模式図。
【図4】図3の巻き取り装置を下降させて適切な位置に
移動させた状態の安全ベルト装着前の模式図。
【図5】図4の更に経過後の安全ベルト装着後の模式
図。
【図6】図3乃至図5のフローチャート図。
【図7】図5の状態から安全ベルト離脱時の模式図。
【図8】図7の更に経過後の安全ベルトの位置の模式
図。
【図9】図8の更に経過後で乗員の着座していない図1
相当模式図。
【図10】図7乃至図9のフローチャート図。
【図11】本発明の第2実施形態における巻き取り装置
を備えた座席の側面模式図。
【図12】図11の座席の巻き取り装置が適正の位置よ
り高い位置にある状態の模式図。
【図13】図11の座席の巻き取り装置が適正の位置よ
り低い位置にある状態の模式図。
【図14】図11における巻き取り装置及びその周囲の
詳細説明図。
【図15】本発明の第3実施形態における巻き取り装置
を備えた座席の側面模式図。
【図16】図15における巻き取り装置及びその周囲の
詳細説明図。
【図17】図15の座席に小さい身体の乗員が着座した
時の乗員の肩と巻き取り装置との関係を示す模式図。
【図18】図15の座席に大きい身体の乗員が着座した
時の乗員の肩と巻き取り装置との関係を示す模式図。
【図19】本発明の第4実施形態における座席に小さい
身体の乗員が着座した時の該乗員の肩と巻き取り装置と
の関係を示す側面模式図。
【図20】図19における超音波センサと乗員との関係
を示す正面模式図。
【図21】図19の座席に大きい身体の乗員が着座した
時の該乗員の肩と巻き取り装置との関係を示す側面模式
図。
【符号の説明】
1 座席 2 座部 3 背もたれ部 3a 安全ベルトの出入り口 4 調整手段としてのガイドレール 5 巻き取り装置 6 安全ベルト 8 タング 9 バックル 10 リール 12 検知手段としての安全ベルト出口傾きセンサ 13 検知手段としての上端リミットセンサ 14 ガイドレールの上端部 17 コントローラ 18 調整手段としてのリールロックアクチュエータ 19 調整手段としてのガイドロックアクチュエータ 28 付勢部材 29 乗員 29a 乗員の肩 30 巻き取り装置 35 検知手段としての安全ベルト出口傾きセンサ 37 コントローラ 38 警告手段としてのスピーカ 40 巻き取り装置 41 リール 42 検知手段としての外周ギア 43 調整手段としての駆動ギア 44 調整手段としてのガイドレール 45 ギア 46 小さな身体の乗員 46a 乗員の肩 47 大きい身体の乗員 47a 乗員の肩 50 巻き取り装置 51 リール 52 調整手段としての駆動ギア 53 調整手段としてのガイドレール 54 検知手段としての超音波センサ 56 コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と背もたれ部とよりなり、該背もた
    れ部に安全ベルトの巻き取り装置が配設されてなる座席
    において、 前記背もたれ部には、乗員の肩高さを検知する検知手段
    と、該検知手段により前記背もたれ部からの安全ベルト
    の出入り口高さと前記検知手段の検知位置とを略同等と
    して、該安全ベルトが略水平なる位置で引き出し可能な
    るよう、上下動自在なる調整手段とが少なくとも構成さ
    れてなることを特徴とする座席。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の座席であって、 前記検知手段は、前記安全ベルトを巻き取り方向に付勢
    されてなると共に引き出し力により回転が可能なるリー
    ルより引き出された安全ベルトの面に接触して該安全ベ
    ルトの傾きを検知する安全ベルト出口傾きセンサと、前
    記巻き取り装置が背もたれ部内に配設されたガイドレー
    ルの上端部に位置した時に検知する上端リミットセンサ
    とより構成されてなり、 前記調整手段は、前記検知手段の安全ベルト出口傾きセ
    ンサが前記安全ベルトを略水平と検知するまで前記リー
    ルの回転を停止させるリールロックアクチュエータと、
    前記検知手段の安全ベルト出口傾きセンサが前記安全ベ
    ルトを略水平と検知するまで前記巻き取り装置の上下動
    を可能にするガイドロックアクチュエータとより構成さ
    れてなることを特徴とする座席。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の座席であ
    って、 前記調整手段には、前記巻き取り装置を前記ガイドレー
    ルの上端まで移動付勢可能なると共に前記安全ベルトの
    巻き取り力より大きい付勢力を有する付勢部材が介在さ
    れてなることを特徴とする座席。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の座席であって、 前記検知手段は、前記安全ベルトを巻き取り方向に付勢
    されてなると共に引き出し力により回転が可能なるリー
    ルより引き出された安全ベルトの面に接触して該安全ベ
    ルトの傾きを検知する安全ベルト出口傾きセンサよりな
    り、 該安全ベルト出口傾きセンサが前記安全ベルトを略水平
    と検知するまで警告手段により乗員に警告可能なる構成
    としてなることを特徴とする座席。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の座席であって、 前記検知手段は、前記安全ベルトを巻き取り方向に付勢
    されてなると共に引き出し力により回転が可能なるリー
    ルの回転により安全ベルトの引き出し量を検知するよう
    に該リールの外周に形成されてなる外周ギアよりなり、 前記調整手段は、前記外周ギアに噛み合い且つ前記背も
    たれ部内に配設されたガイドレールのギアに噛み合う駆
    動ギアとより構成されてなり、 該検知手段からの安全ベルト引き出し量に応じて外周ギ
    アが回転されることで駆動ギアが回転され、駆動ギアに
    よってガイドレール上を上下動するから、安全ベルトの
    出入り口の高さを上下に移動可能なることを特徴とする
    座席。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の座席であって、 前記検知手段としては、乗員の肩周辺に照射可能なる超
    音波センサを上下に複数配設してなり、 前記調整手段は、前記背もたれ部内に配設されたガイド
    レールと、前記検知手段の超音波センサにより検知した
    位置に前記巻き取り装置を移動せしめるように前記ガイ
    ドレールに噛み合って移動自在なる駆動ギアとより構成
    されてなることを特徴とする座席。
JP9021491A 1997-02-04 1997-02-04 座 席 Pending JPH10217908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9021491A JPH10217908A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 座 席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9021491A JPH10217908A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 座 席

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10217908A true JPH10217908A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12056452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9021491A Pending JPH10217908A (ja) 1997-02-04 1997-02-04 座 席

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10217908A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001158327A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Delta Kogyo Co Ltd シートベルトの上下位置調整装置
JP2002260119A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Toyota Motor Corp 警告装置及び警告方法
US7980635B2 (en) 2008-05-15 2011-07-19 Asmo Co., Ltd. Auxiliary mechanism for seat belt apparatus
CN106458146A (zh) * 2014-04-07 2017-02-22 布罗泽汽车部件制造科堡有限公司 用于调节安全带的方法和用于安全带的调整设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001158327A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Delta Kogyo Co Ltd シートベルトの上下位置調整装置
JP2002260119A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Toyota Motor Corp 警告装置及び警告方法
US7980635B2 (en) 2008-05-15 2011-07-19 Asmo Co., Ltd. Auxiliary mechanism for seat belt apparatus
CN106458146A (zh) * 2014-04-07 2017-02-22 布罗泽汽车部件制造科堡有限公司 用于调节安全带的方法和用于安全带的调整设备
JP2017510501A (ja) * 2014-04-07 2017-04-13 ブローズ ファールツォイクタイレ ゲーエムベーハー ウント シーオー. カーゲー, コブルクBrose Fahrzeugteile GmbH & Co. KG, Coburg 安全ベルトの調整方法および安全ベルトの調整装置
US10207674B2 (en) 2014-04-07 2019-02-19 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Method for setting a safety belt and adjusting apparatus for a safety belt

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5026540B2 (ja) 自動車用エアバッグの最小距離強制装置、方法並びにシステム
US7980635B2 (en) Auxiliary mechanism for seat belt apparatus
US7681683B2 (en) Seatbelt retractor
US7604081B2 (en) Vehicle passenger restricting system for vehicle rollover condition
US7631720B2 (en) Seatbelt retractor
US20040036345A1 (en) Four-point seat belt having electric motor driven retractor
US9073506B2 (en) Vehicle having a seat belt system
US11173872B2 (en) Vehicle occupant restraint device
JPH08225059A (ja) 車輌乗員シートベルト拘束システム
US11059453B2 (en) System and method for determining seatbelt routing
EP2474439A2 (en) Vehicle seat device
US7458609B2 (en) System and method for adjustably positioning a restraint system in a motor vehicle
JP6768829B2 (ja) シートベルト装置及び、これを用いた車両用シート
JPH10217908A (ja) 座 席
JP2007106355A (ja) シートベルト装置
JP2018203116A (ja) シートベルト制御装置
JP4890298B2 (ja) シートベルト装置
JP2009096368A (ja) シートベルト装置
KR20160074105A (ko) 자동차 및 자동차의 제어방법
JP2006082703A (ja) 乗員拘束装置
JP4635817B2 (ja) シートベルト装置
KR20090052753A (ko) 차량 시트 벨트 장치 및 이의 제어 방법
JPH0840205A (ja) シートベルトプリローダー
JPH076017Y2 (ja) 自動車用チャイルドシート
JP4193580B2 (ja) シートベルト