JPH10217691A - 電気鉛筆削り機 - Google Patents

電気鉛筆削り機

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JPH10217691A
JPH10217691A JP2354297A JP2354297A JPH10217691A JP H10217691 A JPH10217691 A JP H10217691A JP 2354297 A JP2354297 A JP 2354297A JP 2354297 A JP2354297 A JP 2354297A JP H10217691 A JPH10217691 A JP H10217691A
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Nobuyuki Goto
伸之 後藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気鉛筆削り機においては、削り屑の受箱を
取り外したときにカッター部が露出して危険なため部品
点数が少なく小型でデザイン的制約のない、安全装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 スプリング36および安全レバー35を
設け、受箱17を本体ケース16に装着した状態で受箱
17の裏面に設けたリブ37にて安全レバー35を押す
ことにより、スイッチレバー28が電源スイッチ30を
作動させる方向にのみ移動するようにし、受箱17を本
体ケース16から取り外した状態でスプリング36の力
により安全レバー35を移動させることにより、スイッ
チレバー28が電源スイッチ30を作動させる位置から
逃げる方向に移動する電気鉛筆削り機のインターロック
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全性向上のため
のインターロック機構を備えた電気鉛筆削り機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気鉛筆削り機においては、削り屑の受
箱を取り外した状態のとき、内部のカッター部が露出す
るため、インターロック機構を設けて安全を図ってい
る。以下に従来の電気鉛筆削り機のインターロック機構
について説明する。
【0003】図7は従来のインターロック機構を有する
電気鉛筆削り機の斜視図、図8は同インターロック機構
を示す断面図である。
【0004】図7および図8に示すように、電気鉛筆削
り機の本体ケース1の前面には、鉛筆の挿入口2があ
り、ここから鉛筆を挿入すると内部のスイッチレバー3
が移動して電源スイッチ4を作動させ、モータ5が回転
する。モータ5の回転は、歯車6、7、8を介してカッ
ター9を備えたカッターホルダー10に伝達され、カッ
ター9の回転により鉛筆を切削する。11はスイッチレ
バー3の付勢用のスプリングである。
【0005】前記カッターホルダー10はカッター9を
具備しているので露出した状態は危険であり、したがっ
て、その前部側は本体ケース1に装着された受箱12に
て覆って保護されている。すなわち、受箱12が装着さ
れていなく前記カッターホルダー10に触手可能な状態
のときは、鉛筆を挿入しても電源が入らないインターロ
ック機構になっている。
【0006】具体的には図8に示すように、受箱12を
本体ケース1に装着した状態では、スイッチレバー3は
受箱12にビス13により固定された受箱ツマミ14に
突設されたリブ15によつて位置規制され、図示a方向
には逃げなくなっており、鉛筆の挿入時にはスイッチレ
バー3をリブ15端面にて押圧し、電源スイッチ4を投
入することができるが、受箱12を本体ケース1から取
り外すと、リブ15による位置規制がなくなってスイッ
チレバー3はb点を支点としa方向へ逃げてしまい、電
源スイッチ4が切れ、カッター9の回転が停止するよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、受箱12にビス13にて固定された受箱
ツマミ14のリブ15により直接スイッチレバー3を押
圧するため、受箱12および受箱ツマミ14の形状をス
イッチレバー3の位置まで広げなければならず、受箱1
2および受箱ツマミ14が形状的に大きくなり、デザイ
ン的にも制約を受け、部品コストアップ等の問題点があ
った。
【0008】そこで本発明は、上記従来の問題点を解決
するもので、受箱の部品点数を少なくして部品コストを
削減するとともに、小型化、デザイン性の幅を広げ、安
定したインターロック機構を備えた電気鉛筆削り機を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、受箱を本体ケースに装着した状態で、受箱
の後方に突出したリブにて安全レバーを押圧移動させる
ことにより、スイッチレバーを電源スイッチ作動位置に
規制し、また、受箱を本体ケースから外した状態で、安
全レバーの押圧を解いてスプリングにより前方移動さ
せ、スイッチレバーを電源スイッチ作動位置より逃げる
方向に移動するようにしたものである。
【0010】本発明によれば、受箱の部品点数を少なく
して部品コストを削減でき、受箱の小型化、デザイン性
の幅を広げ、安定したインターロック機構を備えもつ電
気鉛筆削り機とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、モータと、このモータで駆動されて回転するカッタ
ーと、このモータの電源スイッチと、このモータとカッ
ターと電源スイッチ等を収納する本体ケースと、この本
体ケースの前面側に着脱自在に装着されるとともに後方
に突出するリブを有する受箱と、前記本体ケースの前面
側に設けられて鉛筆を前記カッター側へ挿入する挿入口
と、前記挿入口と前記電源スイッチ間に介装されるとと
もにスプリングで弾持されたスイッチレバーと、前記本
体ケースの前部内面に設けられ、スプリングで前部方向
に付勢されるとともに前記受箱のリブに対応する安全レ
バーを備え、前記受箱を本体ケースに装着した状態で受
箱のリブで安全レバーを後方に押してスイッチレバーを
電源スイッチ作動位置に保ち、前記受箱を取り外した状
態で安全レバーの押圧を解除してスプリングで前方に移
動させてスイッレバーを電源スイッチ動位置から逃げる
方向に移動させるようにした電気鉛筆削り機であり、イ
ンターロック機能をもつ受箱は部品点数を少なくして構
成できるので部品コストを削減でき、また、受箱を小型
化でき、そのデザイン性の幅を広げ、安定したインター
ロック動作ができるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の電気鉛
筆削り機の斜視図、図2は同電気鉛筆削り機の横断面
図、図3は同電気鉛筆削り機におけるスイッチレバー部
の一部切り欠き断面図、図4は同スイッチレバー部の正
面図、図5は同電気鉛筆削り機における受箱装着時の要
部縦断面図、図6は同電気鉛筆削り機の受箱取はずし時
の断面図である。
【0013】図1に示すように、本体ケース16の前面
部には、鉛筆の挿入口18が設けられており、その下部
に削り屑の受箱17が着脱自在に装着されている。19
は本体ケース16から導出する電源コードであり、その
先端部には給電プラグ20が接続されている。
【0014】図2に示すように、挿入口18内方には、
カッターホルダー21やカッター22が設けられてい
る。また、本体ケース16内部には、モータ23が配設
されており、その回転は歯車24、25、26を介して
カッターホルダー21に伝達されるようになっている。
また、カッターホルダー21側方には削り屑の回収室2
7が設けられている。
【0015】鉛筆の挿入口18の側方にはスイッチレバ
ー28が設けられている。このスイッチレバー28の側
面形状は略U字形であり、その先端部は鉛筆29の挿入
口18まで延出し、また、後端部はモータ23の下方に
配置された電源スイッチ30の前方に位置している。
【0016】このスイッチレバー28の先端近くはスプ
リング31に弾持されている。図中の35は安全レバ
ー、36はスプリングであり、これらについては後述す
る。
【0017】図3、図4に示すように、スイッチレバー
28の先端部近くはスプリング31に弾持されている
が、スプリング31が伸びようとするばね力によって、
スイッチレバー28は本体ケース16内に設けられた壁
32と33に押さえ付けられつつ保持されている。
【0018】図5に示すように、本体ケース16の前面
部の内側にはボス34を軸として摺動する安全レバー3
5を設けてあり、この安全レバー35はスプリング36
によって本体ケース16の前面部の内側方向に付勢され
ている。また、受箱17の前板の外周には、後方に突出
し前記安全レバー35を後方に押圧するリブ37を設け
てあり、安全レバー35は後方に移動したとき、スイッ
チレバー28の位置を規制する関係をもたせている。
【0019】上記構成において、図2に示すように受箱
17を本体ケース16に装着した状態では、安全レバー
35は受箱17の前板の外周のリブ37により押圧さ
れ、スプリング36に抗して後方に移動し、スイッチレ
バー28の位置を電源スイッチ30を動作させる位置に
規制する。ここで挿入口18より鉛筆29を挿入する
と、スイッチレバー28は鉛筆29で押され、安全スイ
ッチ35の平面部を滑りながら図示C方向へ移動し、電
源スイッチ30を投入し、モータ23が回転する。この
回転は、歯車24〜26を介してカッターホルダー21
に伝達され、カッター22により鉛筆29を切削する。
【0020】図6に示すように、受箱17を本体ケース
16より取り外した状態では、安全レバー35はスプリ
ング36のばね力により本体ケース16の前部の内面に
押し付けられて係止される。ここで鉛筆29を挿入する
と、スイッチレバー28は安全レバー35による位置規
制が解除されているので、図示d部を支点としてe方向
に回転しつつf方向へ移動するが、e方向へ回転したこ
とにより、その後端部は電源スイッチ30を動作させる
位置より逃げているので、f方向へ移動しても電源スイ
ッチは投入されず、モータ23は回転しない。
【0021】このように、受箱17を本体ケース16か
ら取り外した状態で鉛筆29を挿入してもカッター22
は回転しないので、極めて安全な電気鉛筆削り機とする
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受箱を本
体ケースから取り外した状態で、安全レバーがスイッチ
レバーの位置規制を解除して電源スイッチ作動位置から
逃げる方向に移動するように構成しているので、前記受
箱を本体ケースから取り外した状態では、鉛筆を挿入し
ても電源スイッチは入らず、したがって、カッターが回
転しない安全な電気鉛筆削り機を得ることができる。し
かも、受箱にビスにて固定していた突部を有する受箱ツ
マミを廃止できるので、部品点数を削減してコストダウ
ンができる。また、受箱のリブで安全レバーを移動させ
てスイッチレバーの位置規制が可能となるので、受箱の
形状をフレキシブルに取ることができ、デザイン性に富
んだ形状が可能となるとともに、形状も小型化できると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電気鉛筆削り機の斜視
【図2】同電気鉛筆削り機の横断面図
【図3】同電気鉛筆削り機におけるスイッチレバー部の
一部切り欠き断面図
【図4】同スイッチレバー部の正面図
【図5】同電気鉛筆削り機における受箱装着時の要部縦
断面図
【図6】同電気鉛筆削り機の受箱取はずし時の断面図
【図7】従来のインターロック機構を有する電気鉛筆削
り機の斜視図
【図8】同インターロック機構を示す断面図
【符号の説明】
16 本体ケース 17 受箱 18 挿入口 19 電源コード 20 電源プラグ 21 カッターホルダー 22 カッター 23 モータ 24 歯車 25 歯車 26 歯車 27 屑回収部 28 スイッチレバー 29 鉛筆 30 電源スイッチ 31 スプリング 32 ケース壁 33 ケース壁 34 ボス 35 安全レバー 36 スプリング 37 受箱リブ 38 ケース壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、このモータで駆動されて回転す
    るカッターと、このモータの電源スイッチと、このモー
    タとカッターと電源スイッチ等を収納する本体ケース
    と、この本体ケースの前面側に着脱自在に装着されると
    ともに後方に突出するリブを有する受箱と、前記本体ケ
    ースの前面側に設けられて鉛筆を前記カッター側へ挿入
    する挿入口と、前記挿入口と前記電源スイッチ間に介装
    されるとともにスプリングで弾持されたスイッチレバー
    と、前記本体ケースの前部内面に設けられ、スプリング
    で前部方向に付勢されるとともに前記受箱のリブに対応
    する安全レバーを備え、前記受箱を本体ケースに装着し
    た状態で受箱のリブで安全レバーを後方に押してスイッ
    チレバーを電源スイッチ作動位置に保ち、前記受箱を取
    り外した状態で安全レバーの押圧を解除してスプリング
    で前方に移動させてスイッチレバーを電源スイッチ作動
    位置から逃げる方向に移動させるようにしたことを特徴
    とする電気鉛筆削り機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002178219A (ja) * 2000-12-12 2002-06-25 Makita Corp 防塵マルノコ

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