JP3758270B2 - 電気鉛筆削り機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安全性向上のためのインターロック機構を備えた電気鉛筆削り機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気鉛筆削り機においては、削り屑の受箱を取り外した状態のとき、内部のカッター部が露出するため、インターロック機構を設けて安全を図っている。以下に従来の電気鉛筆削り機のインターロック機構について説明する。
【0003】
図7は従来のインターロック機構を有する電気鉛筆削り機の斜視図、図8は同インターロック機構を示す断面図である。
【0004】
図7および図8に示すように、電気鉛筆削り機の本体ケース1の前面には、鉛筆の挿入口2があり、ここから鉛筆を挿入すると内部のスイッチレバー3が移動して電源スイッチ4を作動させ、モータ5が回転する。モータ5の回転は、歯車6、7、8を介してカッター9を備えたカッターホルダー10に伝達され、カッター9の回転により鉛筆を切削する。11はスイッチレバー3の付勢用のスプリングである。
【0005】
前記カッターホルダー10はカッター9を具備しているので露出した状態は危険であり、したがって、その前部側は本体ケース1に装着された受箱12にて覆って保護されている。すなわち、受箱12が装着されていなく前記カッターホルダー10に触手可能な状態のときは、鉛筆を挿入しても電源が入らないインターロック機構になっている。
【0006】
具体的には図8に示すように、受箱12を本体ケース1に装着した状態では、スイッチレバー3は受箱12にビス13により固定された受箱ツマミ14に突設されたリブ15によつて位置規制され、図示a方向には逃げなくなっており、鉛筆の挿入時にはスイッチレバー3をリブ15端面にて押圧し、電源スイッチ4を投入することができるが、受箱12を本体ケース1から取り外すと、リブ15による位置規制がなくなってスイッチレバー3はb点を支点としa方向へ逃げてしまい、電源スイッチ4が切れ、カッター9の回転が停止するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、受箱12にビス13にて固定された受箱ツマミ14のリブ15により直接スイッチレバー3を押圧するため、受箱12および受箱ツマミ14の形状をスイッチレバー3の位置まで広げなければならず、受箱12および受箱ツマミ14が形状的に大きくなり、デザイン的にも制約を受け、部品コストアップ等の問題点があった。
【0008】
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、受箱の部品点数を少なくして部品コストを削減するとともに、小型化、デザイン性の幅を広げ、安定したインターロック機構を備えた電気鉛筆削り機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、受箱を本体ケースに装着した状態で、受箱の後方に突出したリブにて安全レバーを押圧移動させることにより、スイッチレバーを電源スイッチ作動位置に規制し、また、受箱を本体ケースから外した状態で、安全レバーの押圧を解いてスプリングにより前方移動させ、スイッチレバーを電源スイッチ作動位置より逃げる方向に移動するようにしたものである。
【0010】
本発明によれば、受箱の部品点数を少なくして部品コストを削減でき、受箱の小型化、デザイン性の幅を広げ、安定したインターロック機構を備えもつ電気鉛筆削り機とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、モータと、このモータで駆動されて回転するカッターと、このモータの電源スイッチと、このモータとカッターと電源スイッチ等を収納する本体ケースと、この本体ケースの前面側に着脱自在に装着されるとともに後方に突出するリブを有する受箱と、前記本体ケースの前面側に設けられて鉛筆を前記カッター側へ挿入する挿入口と、前記挿入口と前記電源スイッチ間に介装されるとともにスプリングで弾持されたスイッチレバーと、前記本体ケースの前部内面に設けられ、スプリングで前部方向に付勢されるとともに前記受箱のリブに対応する安全レバーを備え、前記受箱を本体ケースに装着した状態で受箱のリブで安全レバーを後方に押してスイッチレバーを電源スイッチ作動位置に保ち、前記受箱を取り外した状態で安全レバーの押圧を解除してスプリングで前方に移動させてスイッレバーを電源スイッチ動位置から逃げる方向に移動させるようにした電気鉛筆削り機であり、インターロック機能をもつ受箱は部品点数を少なくして構成できるので部品コストを削減でき、また、受箱を小型化でき、そのデザイン性の幅を広げ、安定したインターロック動作ができるという作用を有する。
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の電気鉛筆削り機の斜視図、図2は同電気鉛筆削り機の横断面図、図3は同電気鉛筆削り機におけるスイッチレバー部の一部切り欠き断面図、図4は同スイッチレバー部の正面図、図5は同電気鉛筆削り機における受箱装着時の要部縦断面図、図6は同電気鉛筆削り機の受箱取はずし時の断面図である。
【0013】
図1に示すように、本体ケース16の前面部には、鉛筆の挿入口18が設けられており、その下部に削り屑の受箱17が着脱自在に装着されている。19は本体ケース16から導出する電源コードであり、その先端部には給電プラグ20が接続されている。
【0014】
図2に示すように、挿入口18内方には、カッターホルダー21やカッター22が設けられている。また、本体ケース16内部には、モータ23が配設されており、その回転は歯車24、25、26を介してカッターホルダー21に伝達されるようになっている。また、カッターホルダー21側方には削り屑の回収室27が設けられている。
【0015】
鉛筆の挿入口18の側方にはスイッチレバー28が設けられている。このスイッチレバー28の側面形状は略U字形であり、その先端部は鉛筆29の挿入口18まで延出し、また、後端部はモータ23の下方に配置された電源スイッチ30の前方に位置している。
【0016】
このスイッチレバー28の先端近くはスプリング31に弾持されている。図中の35は安全レバー、36はスプリングであり、これらについては後述する。
【0017】
図3、図4に示すように、スイッチレバー28の先端部近くはスプリング31に弾持されているが、スプリング31が伸びようとするばね力によって、スイッチレバー28は本体ケース16内に設けられた壁32と33に押さえ付けられつつ保持されている。
【0018】
図5に示すように、本体ケース16の前面部の内側にはボス34を軸として摺動する安全レバー35を設けてあり、この安全レバー35はスプリング36によって本体ケース16の前面部の内側方向に付勢されている。また、受箱17の前板の外周には、後方に突出し前記安全レバー35を後方に押圧するリブ37を設けてあり、安全レバー35は後方に移動したとき、スイッチレバー28の位置を規制する関係をもたせている。
【0019】
上記構成において、図2に示すように受箱17を本体ケース16に装着した状態では、安全レバー35は受箱17の前板の外周のリブ37により押圧され、スプリング36に抗して後方に移動し、スイッチレバー28の位置を電源スイッチ30を動作させる位置に規制する。ここで挿入口18より鉛筆29を挿入すると、スイッチレバー28は鉛筆29で押され、安全スイッチ35の平面部を滑りながら図示C方向へ移動し、電源スイッチ30を投入し、モータ23が回転する。この回転は、歯車24〜26を介してカッターホルダー21に伝達され、カッター22により鉛筆29を切削する。
【0020】
図6に示すように、受箱17を本体ケース16より取り外した状態では、安全レバー35はスプリング36のばね力により本体ケース16の前部の内面に押し付けられて係止される。ここで鉛筆29を挿入すると、スイッチレバー28は安全レバー35による位置規制が解除されているので、図示d部を支点としてe方向に回転しつつf方向へ移動するが、e方向へ回転したことにより、その後端部は電源スイッチ30を動作させる位置より逃げているので、f方向へ移動しても電源スイッチは投入されず、モータ23は回転しない。
【0021】
このように、受箱17を本体ケース16から取り外した状態で鉛筆29を挿入してもカッター22は回転しないので、極めて安全な電気鉛筆削り機とすることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、受箱を本体ケースから取り外した状態で、安全レバーがスイッチレバーの位置規制を解除して電源スイッチ作動位置から逃げる方向に移動するように構成しているので、前記受箱を本体ケースから取り外した状態では、鉛筆を挿入しても電源スイッチは入らず、したがって、カッターが回転しない安全な電気鉛筆削り機を得ることができる。しかも、受箱にビスにて固定していた突部を有する受箱ツマミを廃止できるので、部品点数を削減してコストダウンができる。また、受箱のリブで安全レバーを移動させてスイッチレバーの位置規制が可能となるので、受箱の形状をフレキシブルに取ることができ、デザイン性に富んだ形状が可能となるとともに、形状も小型化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電気鉛筆削り機の斜視図
【図2】同電気鉛筆削り機の横断面図
【図3】同電気鉛筆削り機におけるスイッチレバー部の一部切り欠き断面図
【図4】同スイッチレバー部の正面図
【図5】同電気鉛筆削り機における受箱装着時の要部縦断面図
【図6】同電気鉛筆削り機の受箱取はずし時の断面図
【図7】従来のインターロック機構を有する電気鉛筆削り機の斜視図
【図8】同インターロック機構を示す断面図
【符号の説明】
16 本体ケース
17 受箱
18 挿入口
19 電源コード
20 電源プラグ
21 カッターホルダー
22 カッター
23 モータ
24 歯車
25 歯車
26 歯車
27 屑回収部
28 スイッチレバー
29 鉛筆
30 電源スイッチ
31 スプリング
32 ケース壁
33 ケース壁
34 ボス
35 安全レバー
36 スプリング
37 受箱リブ
38 ケース壁

Claims (1)

  1. モータと、このモータで駆動されて回転するカッターと、このモータの電源スイッチと、このモータとカッターと電源スイッチ等を収納する本体ケースと、この本体ケースの前面側に着脱自在に装着されるとともに後方に突出するリブを有する受箱と、前記本体ケースの前面側に設けられて鉛筆を前記カッター側へ挿入する挿入口と、前記挿入口と前記電源スイッチ間に介装されるとともにスプリングで弾持されたスイッチレバーと、前記本体ケースの前部内面に設けられ、スプリングで前部方向に付勢されるとともに前記受箱のリブに対応する安全レバーを備え、前記電源スイッチは、受け箱から離れた位置に配され、前記受箱を本体ケースに装着した状態で受箱のリブで安全レバーを後方に押してスイッチレバーを電源スイッチ作動位置に保ち前記挿入口より鉛筆を挿入すると電源スイッチを動作させ、前記受箱を取り外した状態で安全レバーの押圧を解除してスプリングで前方に移動させてスイッチレバーを電源スイッチ作動位置から逃げる方向に移動させるようにしたことを特徴とする電気鉛筆削り機。
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