JP4181471B2 - 電動鉛筆削り - Google Patents
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Description
(1)ケース前部に鉛筆挿入口を有し、
(2)ケース内部に、この鉛筆挿入口から差し込まれた鉛筆を受け入れると共に受け入れられた鉛筆に切削を施すケース背部に向かうに連れて暫時狭まる切削空間を回転刃の周面との間に形成させるように、この回転刃を回転可能に保持し、かつ、モータによって回転駆動されるカッターホルダーと、
(3)ケース前部から、切削空間から生じる鉛筆の削り屑を受けてため込む位置までケース内部に取り外し可能に装填される屑ケースとを有する電動鉛筆削りであって、
(4)この電動鉛筆削りのケース内部に、
(5)モータの駆動回路中に設けられて押しボタンの付勢に抗した押し込みによってこの駆動回路を閉成すると共に、ケース背部に向けてこの押しボタンを突き出させるように配されたマイクロスイッチと、
(6)ケース前部に向けられた前端と、ケース背部に向けられた後端とを有すると共に、この前端と後端との間に、ケース前部に向けた移動によってマイクロスイッチの押しボタンを押し込むこの押しボタンへの突き当たり部を備えた前後動パーツと、
(7)鉛筆挿入口への鉛筆の挿入に伴ってこの鉛筆に接触して押し込まれる接触部と、この接触部の押し込みによってケース前部に向けて回動されるレバー端とを備えたレバーパーツと、
(8)樹脂バネ部分を有すると共に、ケース内部への屑ケースの装填に伴って、この樹脂バネ部分を弾性変形させながら、上方に向けて押し込まれる上下動パーツとを備えており、
(9) しかも、前後動パーツは、
レバーパーツのレバー端との接続部と、
上下動パーツにおけるケース背部に向けられた縁部の側方に位置されると共にケース前部に向けて突き出す突所、又は、ケース背部に向けて窪んだ凹所と、
この接続部と突所又は凹所の形成部分とを一体に接合させ合わせる樹脂バネ部分とを有しており、
(10)さらに、上下動パーツにおけるケース背部に向けられた縁部には、ケース前部に向けて窪んだ凹所、又は、前後動パーツにおける凹所に隣接したケース前部に向けられた縁部の側方に位置されると共にケース背部に向けて突き出す突所が形成されており、
(11)屑ケースの装填に伴う上下動パーツの上方への押し込みによって、前記凹所に前記突所が進入可能となるようにしてある。
(1)屑ケースを装填しない状態では、上下動パーツは上方に押し込まれず、前記凹所に前記突所が入り込めない状態となる。この状態において鉛筆挿入口に鉛筆を差し込むとレバーパーツのレバー端はケース前部に向けて回動され、この回動により前後動パーツにはケース前部に向けた力が作用されるが、このように上下動パーツが押し込まれていない状態では前記凹所に前記突所が入り込めないため、前後動パーツの樹脂バネ部分のみが弾性変形により延び、前後動パーツの突き当たり部によってマイクロスイッチの押しボタンを押し込むように前後動パーツ全体を移動させることがないようにすることができる。これにより、屑ケースを抜き出した状態においては、鉛筆挿入口に鉛筆を差し込んでもカッタホルダーを回転させるモータに通電しないようにすることができる。
(2)屑ケースを装填した状態では、上下動パーツは上方に押し込まれ、前記凹所に前記突所が入り込める状態となる。この状態において鉛筆挿入口に鉛筆を差し込むとレバーパーツのレバー端はケース前部に向けて回動され、この回動により前後動パーツは、前方に移動できるようになる。この前後動パーツの移動によって突き当たり部がマイクロスイッチの押しボタンを押し込み、カッターホルダーを回転させるモータへの通電がなされるようにすることができる。
(3)屑ケースを装填した状態において、削り終わった鉛筆を抜き出すと、前後動パーツはマイクロスイッチの押しボタンの付勢力によってケース背部側に元の位置まで移動され、モータへの通電が停止されると共に、これに伴ってケース前部側に回動されていたレバーパーツのレバー端もケース背部側に向けて回動され、レバーパーツの接触部も鉛筆の差し込み前の位置に復帰される。この状態から屑ケースを再び抜き出すと、上下動パーツにおける樹脂バネ部分の弾性復帰によって上下動パーツは前記凹所に前記突所を入り込ませない位置まで下方に移動される。
電動鉛筆削りのケース内部に、このように突き出されるピン体によつて押されてケース背部側に向けて移動される従動パーツが備えられており、
しかも、前後動パーツの後端側に、この従動パーツのケース背部側への移動時にのみこの従動パーツに引っかかる引っかかり部が形成されているようにしておくこともできる。
(1)カッターホルダー9
(2)屑ケース10
(3)マイクロスイッチ11
(4)前後動パーツ12
(5)レバーパーツ13
(6)上下動パーツ14
を有している。
カッターホルダー9は、ケース内部に配されると共に、ケース前部1の鉛筆挿入口3から差し込まれた鉛筆Pを受け入れると共に受け入れられた鉛筆Pに切削を施す切削空間9aを有している。
屑ケース10は、電動鉛筆削りのケース前部1から、切削空間9aから生じる鉛筆Pの削り屑を受けてため込む位置までケース内部に取り外し可能に装填されるように構成されている。
マイクロスイッチ11は、前記モータの駆動回路中に設けられており、電動鉛筆削りのケース内部に配されている。
前後動パーツ12は、電動鉛筆削りの前後方向に移動可能な状態で、ケース内部に配されている。
(1)ケース前部1に向けられた前端と、
(2)ケース背部2に向けられた後端と、
(3)この前端と後端との間にあって、前後動パーツ12のケース前部1に向けた移動によって前記マイクロスイッチ11の押しボタン11aを押し込むこの押しボタン11aへの突き当たり部12aと、
(4)後述するレバーパーツ13のレバー端13bとの接続部12bと、
(5)後述する上下動パーツ14におけるケース背部2に向けられた縁部14bの側方に位置されると共に、ケース前部1に向けて突き出す突所12cと、
(6)この接続部12bと突所12cの形成部分とを一体に接合させ合わせる樹脂バネ部分12dとを有している。
レバーパーツ13は、鉛筆挿入口3への鉛筆Pの挿入に伴ってこの鉛筆Pに接触して押し込まれる接触部13aと、この接触部13aの押し込みによってケース前部1に向けて回動されるレバー端13bとを備えている。
上下動パーツ14は、樹脂バネ部分14aを有すると共に、ケース内部への屑ケース10の装填に伴って、この樹脂バネ部分14aを弾性変形させながら、上方に向けて押し込まれるように構成されている。
(1)屑ケース10を装填しない状態では、上下動パーツ14は上方に押し込まれず、この上下動パーツ14の凹所14cに前後動パーツ12の突所12cが入り込めない状態となる。この状態において鉛筆挿入口3に鉛筆Pを差し込むとレバーパーツ13のレバー端13b(前記レバーアーム13eの端部および延長軸部分13d)はケース前部1に向けて回動され、この回動により前後動パーツ12にはケース前部1に向けた力が作用されるが、このように上下動パーツ14が押し込まれていない状態では上下動パーツ14の凹所14cに前後動パーツ12の突所12cが入り込めないため、前後動パーツ12の樹脂バネ部分12dのみが弾性変形により延び、前後動パーツ12の突き当たり部12aによってマイクロスイッチ11の押しボタン11aを押し込むように前後動パーツ12全体を移動させることがないようにすることができる。(図2)これにより、屑ケース10を抜き出した状態においては、鉛筆挿入口3に鉛筆Pを差し込んでもカッターホルダー9を回転させるモータに通電しないようにすることができる。
また、この実施の形態にあっては、カッターホルダー9に、切削空間9aにおける切削によって鉛筆Pの先を次第に細められてこの切削空間9aのより奥に向けて徐々に進入される鉛筆Pの先に押されてケース背部2側に突き出す前記ピン体9gが備えられていると共に、
電動鉛筆削りのケース内部に、このように突き出されるピン体9gによつて押されてケース背部2側に向けて移動される従動パーツ18が備えられており、
しかも、前後動パーツ12の後端側に、この従動パーツ18のケース背部2側への移動時にのみこの従動パーツ18に引っかかる引っかかり部12kが形成されている。
2 ケース背部
3 鉛筆挿入口
9 カッターホルダー
9a 切削空間
9b 回転刃
10 屑ケース
11 マイクロスイッチ
11a 押しボタン
12 前後動パーツ
12a 突き当たり部
12c 突所
12d 樹脂バネ部分
13 レバーパーツ
13a 接触部
13b レバー端
14 上下動パーツ
14a 樹脂バネ部分
14b 縁部
14c 凹所
Claims (2)
- ケース前部に鉛筆挿入口を有し、
ケース内部に、この鉛筆挿入口から差し込まれた鉛筆を受け入れると共に受け入れられた鉛筆に切削を施すケース背部に向かうに連れて暫時狭まる切削空間を回転刃の周面との間に形成させるように、この回転刃を回転可能に保持し、かつ、モータによって回転駆動されるカッターホルダーと、
ケース前部から、切削空間から生じる鉛筆の削り屑を受けてため込む位置までケース内部に取り外し可能に装填される屑ケースとを有する電動鉛筆削りであって、
この電動鉛筆削りのケース内部に、
モータの駆動回路中に設けられて押しボタンの付勢に抗した押し込みによってこの駆動回路を閉成すると共に、ケース背部に向けてこの押しボタンを突き出させるように配されたマイクロスイッチと、
ケース前部に向けられた前端と、ケース背部に向けられた後端とを有すると共に、この前端と後端との間に、ケース前部に向けた移動によってマイクロスイッチの押しボタンを押し込むこの押しボタンへの突き当たり部を備えた前後動パーツと、
鉛筆挿入口への鉛筆の挿入に伴ってこの鉛筆に接触して押し込まれる接触部と、この接触部の押し込みによってケース前部に向けて回動されるレバー端とを備えたレバーパーツと、
樹脂バネ部分を有すると共に、ケース内部への屑ケースの装填に伴って、この樹脂バネ部分を弾性変形させながら、上方に向けて押し込まれる上下動パーツとを備えており、
しかも、前後動パーツは、
レバーパーツのレバー端との接続部と、
上下動パーツにおけるケース背部に向けられた縁部の側方に位置されると共にケース前部に向けて突き出す突所、又は、ケース背部に向けて窪んだ凹所と、
この接続部と突所又は凹所の形成部分とを一体に接合させ合わせる樹脂バネ部分とを有しており、
さらに、上下動パーツにおけるケース背部に向けられた縁部には、ケース前部に向けて窪んだ凹所、又は、前後動パーツにおける凹所に隣接したケース前部に向けられた縁部の側方に位置されると共にケース背部に向けて突き出す突所が形成されており、
屑ケースの装填に伴う上下動パーツの上方への押し込みによって、前記凹所に前記突所が進入可能となるようにしてあることを特徴とする電動鉛筆削り。 - カッターホルダーに、切削空間における切削によって鉛筆の先を次第に細められてこの切削空間のより奥に向けて徐々に進入される鉛筆の先に押されてケース背部側に突き出すピン体が備えられていると共に、
電動鉛筆削りのケース内部に、このように突き出されるピン体によつて押されてケース背部側に向けて移動される従動パーツが備えられており、
しかも、前後動パーツの後端側に、この従動パーツのケース背部側への移動時にのみこの従動パーツに引っかかる引っかかり部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動鉛筆削り。
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- 2003-10-07 JP JP2003347952A patent/JP4181471B2/ja not_active Expired - Fee Related
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2004
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