JPH10216692A - 廃蛍光管処理装置 - Google Patents
廃蛍光管処理装置Info
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- JPH10216692A JPH10216692A JP2285897A JP2285897A JPH10216692A JP H10216692 A JPH10216692 A JP H10216692A JP 2285897 A JP2285897 A JP 2285897A JP 2285897 A JP2285897 A JP 2285897A JP H10216692 A JPH10216692 A JP H10216692A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/60—Glass recycling
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃蛍光管の処理では有害、毒物となるＨｇを
含むため取扱い搬送従業者の健康或いは生活環境に対し
被害が生じないように注意しなければならず種々な取扱
い上の面倒があった。 【解決手段】 廃蛍光管を破砕する破砕機２と、破砕さ
れた廃蛍光管の屑から鉄分、非金属類を分離する磁選機
３を備え、更に破砕中及び分離中に生ずるＨｇガス粉塵
を収塵する収塵機４を前記破砕機２及び磁選機３に関連
させ、更に、収塵材４にはフィルターをもつ炉体４９を
配して、一端を排出側に検知手段７を備えたガス吸着装
置６に連絡させたブロアー５の他端を連結してトラック
等可搬車Ａ上に配置して安全に能率よく一連に処理でき
るようにした構造。
含むため取扱い搬送従業者の健康或いは生活環境に対し
被害が生じないように注意しなければならず種々な取扱
い上の面倒があった。 【解決手段】 廃蛍光管を破砕する破砕機２と、破砕さ
れた廃蛍光管の屑から鉄分、非金属類を分離する磁選機
３を備え、更に破砕中及び分離中に生ずるＨｇガス粉塵
を収塵する収塵機４を前記破砕機２及び磁選機３に関連
させ、更に、収塵材４にはフィルターをもつ炉体４９を
配して、一端を排出側に検知手段７を備えたガス吸着装
置６に連絡させたブロアー５の他端を連結してトラック
等可搬車Ａ上に配置して安全に能率よく一連に処理でき
るようにした構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や、事業場、
デパート、ホテル等で回収され集積された廃蛍光管を、
自動車等可搬台車に搭載して集積場所まで移動させた廃
蛍光管処理装置の破砕機で破砕し、この破砕された硝子
屑、口金は磁選機を通して鉄分、非金属類を選別分離す
ると共に、廃蛍光管中に含まれた有害毒物となるＨｇを
フィルターを通して吸着させる収塵機で、フィルターに
吸着されたＨｇ及び粉塵を取除くと共にブロアーの吸引
でフィルターを通して炉過されたＨｇガスは、Ｈｇ吸着
槽に送られ吸着させ排出側に設けた検出装置で検出した
後大気中に放出できるようにした廃蛍光管処理装置に関
するものである。
デパート、ホテル等で回収され集積された廃蛍光管を、
自動車等可搬台車に搭載して集積場所まで移動させた廃
蛍光管処理装置の破砕機で破砕し、この破砕された硝子
屑、口金は磁選機を通して鉄分、非金属類を選別分離す
ると共に、廃蛍光管中に含まれた有害毒物となるＨｇを
フィルターを通して吸着させる収塵機で、フィルターに
吸着されたＨｇ及び粉塵を取除くと共にブロアーの吸引
でフィルターを通して炉過されたＨｇガスは、Ｈｇ吸着
槽に送られ吸着させ排出側に設けた検出装置で検出した
後大気中に放出できるようにした廃蛍光管処理装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、各事業場等で回収された廃蛍光管
は、一般の産業廃棄物と、毒性を含む特別管理廃棄物と
区別して集積し、この特別管理廃棄物となる廃蛍光管を
処理するには、基本的には２通りの方法、即ち湿式処理
法と乾式処理法によるものとがあり、またこの両方法の
組合せ方式もあり一般に知られている。
は、一般の産業廃棄物と、毒性を含む特別管理廃棄物と
区別して集積し、この特別管理廃棄物となる廃蛍光管を
処理するには、基本的には２通りの方法、即ち湿式処理
法と乾式処理法によるものとがあり、またこの両方法の
組合せ方式もあり一般に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の前者の
湿式処理法は、Ｈｇ錯体の不溶化方法を基本として、こ
れに伴う排水処理装置の複雑な方法のためにコスト高に
加えて、前段階に使用された廃吸着剤と不溶化ブロック
のコンクリート固形体をあわせた有害産業廃棄物の排出
量が多くなる。
湿式処理法は、Ｈｇ錯体の不溶化方法を基本として、こ
れに伴う排水処理装置の複雑な方法のためにコスト高に
加えて、前段階に使用された廃吸着剤と不溶化ブロック
のコンクリート固形体をあわせた有害産業廃棄物の排出
量が多くなる。
【０００４】また後者の乾式処理法を採用した場合は、
ガス吸着に主眼を置いた処理装置であるため最終段階で
排出する有害産業廃棄物の量が少なくなり、経済的とな
り、許可処理施設への送出しを留意するだけでよい。
ガス吸着に主眼を置いた処理装置であるため最終段階で
排出する有害産業廃棄物の量が少なくなり、経済的とな
り、許可処理施設への送出しを留意するだけでよい。
【０００５】また、前記した集積された廃蛍光管は、一
般的に処理するためには処理装置を集積場所まで搬出し
なければならない。即ち、廃蛍光管は特別管理産業廃棄
物として処理されることが望ましい。取扱い搬送従業者
の健康或いは生活環境に対して被害が生じないように細
心の留意が必要で、種々な取扱い上の面倒がある。
般的に処理するためには処理装置を集積場所まで搬出し
なければならない。即ち、廃蛍光管は特別管理産業廃棄
物として処理されることが望ましい。取扱い搬送従業者
の健康或いは生活環境に対して被害が生じないように細
心の留意が必要で、種々な取扱い上の面倒がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は斯様な実情に鑑
み、前記課題に対処するため、廃蛍光管を破砕する破砕
機と、破砕された廃蛍光管の屑から鉄分、ガラス非金属
類を分離する磁選機を備え、更に、破砕及び分離中に生
ずるＨｇガス粉塵を収塵する収塵機を前記破砕機、磁選
機に関連させて設け、更に、前記収塵機には、一端を、
排出側に検知手段を備えたガス吸着装置に連結させたブ
ロアーの他端を連結して自動車等の可搬車上に配置して
能率よく一連に処理するようにした廃蛍光管処理装置を
提供するものである。
み、前記課題に対処するため、廃蛍光管を破砕する破砕
機と、破砕された廃蛍光管の屑から鉄分、ガラス非金属
類を分離する磁選機を備え、更に、破砕及び分離中に生
ずるＨｇガス粉塵を収塵する収塵機を前記破砕機、磁選
機に関連させて設け、更に、前記収塵機には、一端を、
排出側に検知手段を備えたガス吸着装置に連結させたブ
ロアーの他端を連結して自動車等の可搬車上に配置して
能率よく一連に処理するようにした廃蛍光管処理装置を
提供するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、廃蛍光管処理装置の最
も好ましい一実施例で、以下図に基づいて説明する。
も好ましい一実施例で、以下図に基づいて説明する。
【０００８】１は、トラックＡの荷台上に設置する基盤
で、該基盤１上には、廃蛍光管を破砕する破砕機２と、
磁性を利用して選別分離させる磁選機３、収塵機４及び
吸引送風作用を行うブロアー５と、蛍光管に含まれたＨ
ｇガスを吸着して除去する吸着装置６を配装し設置して
ある。
で、該基盤１上には、廃蛍光管を破砕する破砕機２と、
磁性を利用して選別分離させる磁選機３、収塵機４及び
吸引送風作用を行うブロアー５と、蛍光管に含まれたＨ
ｇガスを吸着して除去する吸着装置６を配装し設置して
ある。
【０００９】廃蛍光管を破砕する破砕機２は、破砕する
ためのハンマー等適宜の破砕手段を備え、投入口から投
入した廃蛍光管を細かく破砕し次の工程の磁選機３に送
る、この場合磁選機３は前記破砕機２の下部位置に連絡
させれば作業工程で最も好ましい。
ためのハンマー等適宜の破砕手段を備え、投入口から投
入した廃蛍光管を細かく破砕し次の工程の磁選機３に送
る、この場合磁選機３は前記破砕機２の下部位置に連絡
させれば作業工程で最も好ましい。
【００１０】磁選機３は、ステンレスドラム３１と、そ
の内側に、ドラム３１の約半周が磁界となるよう配置し
た磁石群を有し、ドラム３１のみ回転させると鉄分と非
金属類を効果的に選別して運搬できる構成とし、また磁
選機３の非金属類の排出シュー３３の下部には、非鉄金
属選別機３２を配してある。
の内側に、ドラム３１の約半周が磁界となるよう配置し
た磁石群を有し、ドラム３１のみ回転させると鉄分と非
金属類を効果的に選別して運搬できる構成とし、また磁
選機３の非金属類の排出シュー３３の下部には、非鉄金
属選別機３２を配してある。
【００１１】非鉄金属選別機３２は、マグネットドラム
３４及びベルト３５を支える架台フレーム、駆動装置、
前記排出シュー３３の供給フィーダ、分離板３６、排出
シュートで構成され、ベルト３５上を流れて来る原料
（非金属類）が高速回転するマグネット上に来た時マグ
ネットの磁束により処理物中の導電性物のみ渦電流が発
生し、電流と磁束の相互作用により遠くへ飛ばされ分離
板３６を超して非金属類と導電性物を分離する構成とし
てある。
３４及びベルト３５を支える架台フレーム、駆動装置、
前記排出シュー３３の供給フィーダ、分離板３６、排出
シュートで構成され、ベルト３５上を流れて来る原料
（非金属類）が高速回転するマグネット上に来た時マグ
ネットの磁束により処理物中の導電性物のみ渦電流が発
生し、電流と磁束の相互作用により遠くへ飛ばされ分離
板３６を超して非金属類と導電性物を分離する構成とし
てある。
【００１２】また、廃蛍光管の破砕時及び破砕された屑
に含まれたＨｇガスは、前記収塵機４に吸引されて送ら
れる。
に含まれたＨｇガスは、前記収塵機４に吸引されて送ら
れる。
【００１３】前記収塵機４は濾過室４１と漏斗状の集塵
シュー４２と、集塵シュー４２と電磁弁４３を介して着
脱される回収ポット４４で構成され、濾過室４１は前記
破砕室及び選別室内に連絡する吸引口４５を一端に、他
端側にはブロアー５の吸引側５１と連絡させた排出口４
６と圧縮空気の供給口４７を設けた集合室４８を設けて
ある。
シュー４２と、集塵シュー４２と電磁弁４３を介して着
脱される回収ポット４４で構成され、濾過室４１は前記
破砕室及び選別室内に連絡する吸引口４５を一端に、他
端側にはブロアー５の吸引側５１と連絡させた排出口４
６と圧縮空気の供給口４７を設けた集合室４８を設けて
ある。
【００１４】更に濾過室４１内には、テトロンフェルト
等の炉布を張設した多数の炉体４９を並列させて配装
し、ブロアー５からの吸引作用でＨｇガス及び粉塵を濾
過して送出すると共に炉体４９に付着した塵挨及びＨｇ
は、圧縮空気の吹き込みで下部の回収ポット４４内に収
容するようにする。
等の炉布を張設した多数の炉体４９を並列させて配装
し、ブロアー５からの吸引作用でＨｇガス及び粉塵を濾
過して送出すると共に炉体４９に付着した塵挨及びＨｇ
は、圧縮空気の吹き込みで下部の回収ポット４４内に収
容するようにする。
【００１５】次に、収塵機４からブロアー５の吸引で濾
過されたＨｇガスは、前記ブロアー５を経て前記吸着装
置６に送られる。
過されたＨｇガスは、前記ブロアー５を経て前記吸着装
置６に送られる。
【００１６】この吸着装置６は、活性炭吸着剤とＨｇガ
ス吸着用キレート剤を充填した吸着槽６１と、吸着槽６
２で構成され、吸着槽６２によって０．００５ｍｇ／ｍ
3以下の出口濃度まで吸着させ、この濃度は検出機７で
監視して大気に放出させる。
ス吸着用キレート剤を充填した吸着槽６１と、吸着槽６
２で構成され、吸着槽６２によって０．００５ｍｇ／ｍ
3以下の出口濃度まで吸着させ、この濃度は検出機７で
監視して大気に放出させる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、ガス吸着装置を主眼とした処
理装置としたことによってＨｇガスは活性炭吸着剤Ｈｇ
ガス吸着用キレート剤を充填した吸着剤により吸着処理
され最終段階で排出されるＨｇガスはガス検出器で０．
００５ｍｇ／ｍ3 以下の出口ガス濃度まで吸着でき安全
性を確保する。
理装置としたことによってＨｇガスは活性炭吸着剤Ｈｇ
ガス吸着用キレート剤を充填した吸着剤により吸着処理
され最終段階で排出されるＨｇガスはガス検出器で０．
００５ｍｇ／ｍ3 以下の出口ガス濃度まで吸着でき安全
性を確保する。
【００１８】更に、従来廃蛍光管の処理は、回収集積位
置から処理位置までは搬送しなければならない。従っ
て、この搬送移動する際には、蛍光管が途中で破壊飛散
することが考えられ、この場合有害ガスが放散され周囲
が汚染され生活環境の悪化を招くが、本発明では、廃蛍
光管を処理するには、集積場所まで処理装置を有した自
動車等の可動車が容易に出向いて処理を行うようにした
ので、前述した有害ガスの放散は抑制でき、空気汚染、
環境衛生を損なうことがない等顕著な効果を発揮できる
特徴がある。
置から処理位置までは搬送しなければならない。従っ
て、この搬送移動する際には、蛍光管が途中で破壊飛散
することが考えられ、この場合有害ガスが放散され周囲
が汚染され生活環境の悪化を招くが、本発明では、廃蛍
光管を処理するには、集積場所まで処理装置を有した自
動車等の可動車が容易に出向いて処理を行うようにした
ので、前述した有害ガスの放散は抑制でき、空気汚染、
環境衛生を損なうことがない等顕著な効果を発揮できる
特徴がある。
【図１】本発明による廃蛍光管処理装置の一実施例を示
したもので可搬可能にトラックに搭載した側面図であ
る。
したもので可搬可能にトラックに搭載した側面図であ
る。
【図２】破砕機と磁選機の側面図である。
【図３】装置のフローチャートである。
１ 基盤 ２ 破砕機 ３ 磁選機 ４ 収塵機 ３１ ステンレスドラム ３２ 非鉄を金属選別機 ３３ シュート ３４ マグネットドラム ３５ ベルト ３６ 分離板 ４１ 濾過室 ４２ 集塵シュー ４３ 電磁弁 ４４ 回収ポット ４５ 吸引口 ４６ 排出口 ４７ 供給口 ４８ 集合管 ４９ 炉体 ５ ブロアー ５１ 吸引側 ６ 吸着装置 ６１，６２ 吸着槽 ７ 検出器
Claims (2)
- 【請求項１】 廃蛍光管を破砕する破砕機と、破砕され
た廃蛍光管の屑から鉄分、ガラス非金属類を分離する磁
選機を備え、更に、破砕及び分離中に生ずるＨｇガス粉
塵を収塵する収塵機を前記破砕機、磁選機に関連させて
設け、更に、前記収塵機には、一端を、排出側に検知手
段を備えたガス吸着装置に連結させたブロアーの他端を
連結して基盤上に配置して能率よく一連に処理する事を
特徴とした廃蛍光管処理装置。 - 【請求項２】 破砕機、磁選機、収塵機及びブロアーガ
ス吸着装置を自動車等可搬車上に搭載したことを特徴と
した特許請求の範囲請求項１記載の廃蛍光管処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285897A JPH10216692A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 廃蛍光管処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285897A JPH10216692A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 廃蛍光管処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216692A true JPH10216692A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12094424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2285897A Pending JPH10216692A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 廃蛍光管処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10216692A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100919863B1 (ko) | 2009-08-12 | 2009-10-05 | (주)에이씨아이케미칼아시아 | 드럼 회전방식의 냉각선별유닛을 구비하는 폐형광등 처리장치 |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP2285897A patent/JPH10216692A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100919863B1 (ko) | 2009-08-12 | 2009-10-05 | (주)에이씨아이케미칼아시아 | 드럼 회전방식의 냉각선별유닛을 구비하는 폐형광등 처리장치 |
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