JPH10215246A - データ配布方法およびデータ配布装置 - Google Patents

データ配布方法およびデータ配布装置

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JPH10215246A
JPH10215246A JP1575097A JP1575097A JPH10215246A JP H10215246 A JPH10215246 A JP H10215246A JP 1575097 A JP1575097 A JP 1575097A JP 1575097 A JP1575097 A JP 1575097A JP H10215246 A JPH10215246 A JP H10215246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送達確認パターンは、配布の回数と1対1の
対応で行われているため、受信装置が多くなると、各受
信装置から多くの送達確認パターンを発行しなければな
らないため、受信側及び送信側とも負荷が大きくなる。 【解決手段】 データを受信側に伝送する衛星通信回線
とデータ要求及び送達確認パターンを送信側に伝送する
地上回線を有するデータ配布装置において、送達確認パ
ターンを指定する送信側送達確認指定装置と、その送信
側送達確認指定装置から送達確認方法の内容を受取り実
行する受信側送達確認処理装置を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数通信回線
(衛星回線および有線回線)を使用しデータ配布を行う
データ配布方法およびデータ配布装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図25は、特開平7−143181号公
報に示された従来のデータ配布装置を示す構成図であ
り、各々が構内網間を接続するディジタル電送路となる
ディジタル通信衛星およびディジタル地上回線と前記構
内網との間に設置される網間接続装置として、伝送すべ
きデータの情報量、同報あるいは1対1通信の種別、回
線の使用状況をもとに所定の条件に従って、ディジタル
伝送路してディジタル通信衛星101あるいはディジタ
ル地上回線102のいずれかを選択する送信側接続装置
103及び受信側接続装置104で構成されている。
【0003】送信側接続装置103(中央局GW)は、
ディジタルビデオサーバ等の大容量情報源105に接続
された構内網(中央局LAN)106に接続されてい
る。一方、各受信側接続装置104(支店GW)は、そ
れぞれ構内網(支店LAN)107を介してビデオ端末
108に接続されている。送信側接続装置103から各
受信側接続装置104に対しては、ディジタル通信衛星
101を介してビデオ情報の同報通信が行われる。ま
た、送信側接続装置103と各受信側接続装置104と
は、ディジタル地上回線(N−ISDN)102を介し
て接続されており、制御情報等の双方向通信を行うよう
になっている。
【0004】図26は従来の一般的な送達確認パターン
のモデル図を示すもので、この送達確認パターンは、配
布データを受信するごとに送達確認を行っている。つま
り、配布データ数と送達確認は1対1に対応していた。
また、送達確認を発行するタイミングは、配布データを
受信した時であった。
【0005】図27は、一般的な受信側のデータ送付か
ら送達確認を送信側に送付する構成とデータの流れを示
した概念図である。配布データ送付宛先が受信側制御装
置110とLAN111でつながる受信装置112であ
る場合、衛星回線113経由で配布データを受取った受
信側制御装置110は、データをLAN111につなが
る受信装置112に転送し、データを受取った受信装置
は送信側に向けて送達確認を送付していた。また、この
従来技術に関連する先行技術としては次のようなものが
ある。
【0006】特開昭62−189823号公報のもの
は、回線の状態や能力、送信データの形態や長さに応じ
て、地上回線と、衛星回線を切り分ける方法に関するも
のであるが、このものは双方向の衛星回線を使用してお
り、設置コストの高額な衛星送信装置を各地点に用意し
なければならないという課題があった。
【0007】特開平2−16847号公報のものは、受
信側からのデータ送達要求に送達確認の要否を指定する
方法に関するものであるが、受信側からの要求がトリガ
となるPULL型データ配信に限ったものであり、送信
側から能動的に行うPUSH型データ配信の場合を全く
考慮しておらず、PUSH型データ配信では、送達確認
の指定ができないという課題があった。
【0008】特開平4−367135号公報のものは、
複数の肯定要求を1つのフレームにまとめ、送信するこ
とにより、肯定応答処理に要する負荷を軽減させる方法
に関するものであるが、この方法では、肯定要求が複数
同時に発生しないとその効果は無くなるばかりでなく、
フレーム作成・解析のための余計な負荷がかかってしま
うという課題があった。また複数の肯定要求をフレーム
にまとめるために、複数の肯定要求が発生するのを待た
なければならず、緊急性の高い配布データには不適であ
るという課題があった。
【0009】特開平4−207430号公報のものは、
送信側から送信するファイルを複数のファイルに分割
し、その送達確認を分割したファイルごとに行うのでは
なく、分割ファイルを全て送付した後に送達確認を行う
方法に関するものであり、これは送信側に存在する配信
ファイル(分割する前のファイル)1つに対して1つの
送達確認を送るものであり、送信側が受信する送達確認
数は、同時配信ファイル数×受信側数となり、同時配信
数または受信側数が増えると送達確認数も増え、送信側
の負荷が高くなるという課題があった。
【0010】特開昭63−276928号公報のもの
は、1つの共有伝送路を所定時間の間、送達確認専用と
して使用する時分割送信位置予約方法に関するものであ
り、伝送路を一時的送達確認用として占有するため、突
発的な緊急を要するデータの配信を行うことができない
という課題があった。また、現在、高速伝送路の発展に
より、この公報の発明が問題とする送達確認のような非
常に小さなデータが配信に与える影響はほとんど無くな
ってきている。
【0011】特開昭60−24749号公報のものは、
中継ノードからの送達確認を無効にし、受信側からの送
達確認、再送要求のみに送信側が対応することによる中
継ノードが存在する通信システムでの送達確認方法に関
するものであり、中継ノードがこの方法では意味のない
送達確認を行うため、中継ノードが必要のない負荷を負
わなければならないという課題があった。
【0012】特開昭62−299142号公報のもの
は、受信ホストの送達確認を待たずに受信制御ホストが
先行送達確認を行う送達確認方法に関するものであり、
この方法では、受信ホストがデータの受信に失敗した場
合についての考慮がされていないという課題があった。
またこの方法では、受信ホストから受信制御ホストの送
達確認は全く無意味になってしまうという課題があっ
た。
【0013】特開昭62−189823号公報のもの
は、配信データの形態、サイズ、回線状況に応じて使用
回線を選択する回線併用通信方法に関するものであり、
この方法では、使用回線の切替におけるデータサイズの
しきい値をどのように設定し、それを実行するかが考慮
されていないという課題があった。また、単位時間当た
りの配信パケット数は一定とし、静止時間T=td・t
x(td:切替にかかる時間、tx:衛星遅延時間)の
み考慮しているという課題があった。衛星回線を用いた
データ配信では、気象現象に大きく影響され、不到達パ
ケットや送達遅延が生ずる場合についての考慮がされて
いないという課題があった。
【0014】特開昭62−285529号公報のもの
は、データを制御用と一般用の2つに分類し、小容量の
制御用データは地上回線で、大容量の一般用のデータは
衛星回線を用いて配信を行う衛星通信方法に関するもの
であり、この方法では、制御用データは全て小容量であ
り、また一般用データは全て大容量であることを前提と
し、WWWデータのように小容量のデータを複数配信す
る場合を考慮していないという課題があった。
【0015】特開平3−195234号公報のものは、
衛星回線障害発生時に、最適な地上回線を選沢し回線の
切替を行う衛星回線を使用したパケット交換方法に関す
るものであり、この方法では、送信側制御装置に送信未
完了のパケットデータを返送するため、送信未完了パケ
ット数が多いほどそのデータを送信する地上回線にかか
る負荷が大きくなるという課題があった。
【0016】特開平5−252087号公報のものは、
配信データを正常に受信できなかった受信側の数を集計
し、その数に基づいて受信側に対するデータ再送時期を
制御する方法に関するもので、この方法では再送を行う
場合、失敗パケットごとに送付を行うため、失敗パケッ
ト数に比例して配信回数も増加するため、ネットワーク
の負荷が高くなるという課題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ配布装置
は以上のように構成されているので、有線回線を用いた
送達確認が、受信側の数、受信側の受信データバッファ
サイズ等の配布環境要因の変化により最適な送達確認パ
ターンも変化するが、それに対応する方法が提案されて
いないという課題があった。また上記配布環境要因は同
じデータ配布システムでも、変化していくが、その変化
に対応する送達確認パターンについての提案がなされて
いないという課題があった。
【0018】さらに、上記送達確認パターンは、配布の
回数と1対1の対応で行われていた。つまり2回配布が
行われれば、2回送達確認が通知される。従って一度に
多くのデータの配布を行う場合、受信側も多くの(配布
ファイルと同じ数分の)送達確認を発行しなければなら
ず、受信側の負荷が大きくなってしまうという課題があ
った。
【0019】さらに、送信局からマルチキャストで複数
の受信側にデータの配布を行う場合、送信側には、受信
側数と同じ数の送達確認を一度に受信するため、受信側
の数が増加するに従い、一度に受信する送達確認数も増
加し、送信側の負荷が増加してしまうという課題があっ
た。
【0020】さらに、受信側が受信側制御装置と該受信
側制御装置にLANで接続された受信装置で構成されて
いる場合、送達確認を発行する装置は受信装置に設定し
てあり、その変更は不可能だったため、受信装置の負荷
が高い場合でも、送達確認を通知しなければならないと
いう課題があった。
【0021】さらに、サイズの小さなデータの転送の場
合、衛星回線を使用すると、性能的、運用コスト的に不
経済になるという課題があった。また、特開平7−14
3181号公報のものは、有線回線にN−ISDNのよ
うな高速回線を用いるため、コストが非常に高くなると
いう課題があった。
【0022】さらに、配布実行時に、中継装置の故障等
による回線断が発生した場合、回線が復旧した後、もう
一度配布をやり直さなければならないという課題があっ
た。
【0023】さらに、サイズの小さなデータを複数同時
に配布する場合、高速な衛星回線や有線回線を使用する
メリットは無くなり、コストも無駄にかかってしまうと
いう課題があった。
【0024】さらに、パケット転送に失敗した場合、そ
のパケットの再送を、転送中のパケットに割り込みをか
けて行うため、送信側での動作が、パケット転送の一時
停止、失敗パケットの再送、パケット転送の再開という
動作を失敗パケットごとに行うため、送信効率が悪くな
るという課題があった。
【0025】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、データ配布時に確実にデータが配
布されたかを知らせる送達確認を、状況により最も効率
のよい方法で行うことができるデータ配布装置を得るこ
とを目的とする。
【0026】また、この発明は配布データおよび配布状
況により、最適な回線を衛星回線及び有線回線から自動
的に選択し、効率の良いデータ配布を行うことのできる
データ配布装置を得ることを目的とする。
【0027】さらに、この発明はデータ配布効率の高い
データ配布装置を得ることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータ配布方法は、送信側で送達確認の有無および送
達確認パターンを指定し、受信側では受信した前記送達
確認の有無および送達確認パターンの内容に従って送達
確認を前記送信側に出力するものである。
【0029】請求項2記載の発明に係るデータ配布方法
は、送信側および受信側で送達確認の有無および送達確
認パターンを指定し、前記受信側では受信した前記送達
確認の有無および送達確認パターンの内容に従って送達
確認を前記送信側に出力するものである。
【0030】請求項3記載の発明に係るデータ配布方法
は、送信側で送達確認の有無および送達確認パターンお
よび使用回線を指定し、前記送信側では前記指定された
使用回線によりデータを送信し、受信側では受信した前
記送達確認の有無および送達確認パターンの内容に従っ
て送達確認を前記送信側に出力するものである。
【0031】請求項4記載の発明に係るデータ配布方法
は、送信側で送信確認の有無および送達確認パターンお
よび送信要求データをまとめて送信するかそのまま送信
するかを決める送信方法を指定し、前記送信側では前記
指定された送信方法で送信し、受信側では受信した前記
送達確認の有無および送達確認パターンの内容に従って
送達確認を前記送信側に出力するものである。
【0032】請求項5記載の発明に係るデータ配布装置
は、データの配布要求を受信する送信側回線装置と、前
記データの蓄積を行う送信側記憶装置と、要求されたデ
ータを前記送信側記憶装置から取り出し送信制御を行う
送信側制御装置と、前記送信制御されたデータを衛星回
線ヘ電波として送信する衛星送信装置と、その電波を中
継する衛星中継装置と、前記電波を受信する衛星受信装
置と、前記衛星受信装置で受信されたデータを受信する
受信側制御装置と、前記送信側回線装置と有線回線で接
続され要求するデータを伝える受信側回線装置と、送達
確認パターンを指定する送信側送達確認指定装置とを備
え、受信側送達確認処理装置は送達確認指定装置から送
達確認方法の内容を受取り実行するものである。
【0033】請求項6記載の発明に係るデータ配布装置
は、送達確認パターンを指定する受信側送達確認指定装
置を備えたものである。
【0034】請求項7記載の発明に係るデータ配布装置
の受信側送達確認処理装置は、送信側制御装置より最初
のデータを受信側制御装置が受取ってから、一定時間の
間に受信した配信データに対する送達確認をまとめて送
信側制御装置に送付することを、送信側または受信側か
らの要求によって行うものである。
【0035】請求項8記載の発明に係るデータ配布装置
の受信側送達確認処理装置は、送信側制御装置より最初
の配信データを受信側制御装置が受取ってから一定時間
を設定し、その一定時間の間のランダムな時間に送達確
認を送信側制御装置に送付することを、送信側または受
信側からの要求によって行うものである。
【0036】請求項9記載の発明に係るデータ配布装置
の受信側送達確認処理装置は、送信側制御装置より最初
のデータを受信側制御装置が受取ってから一定受信バイ
トごとに送達確認を送信側制御装置に送付することを、
送信側または受信側からの要求によって行うものであ
る。
【0037】請求項10記載の発明に係るデータ配布装
置の受信側送達確認処理装置は、送信側制御装置より最
初のデータを受信側制御装置が受取ってから一定ファイ
ル数ごとに送達確認を送信側制御装置に送付すること
を、送信側または受信側からの要求によって行うもので
ある。
【0038】請求項11記載の発明に係るデータ配布装
置の受信側送達確認処理装置は、送信側制御装置より送
達確認送付時刻を受信し、指定された時刻に送達確認を
送信側制御装置に送付することを、送信側または受信側
からの要求によって行うものである。
【0039】請求項12記載の発明に係るデータ配布装
置の受信側送達確認処理装置は、送信側制御装置または
受信側制御装置より該送信側制御装置に送付された送達
確認送付装置情報を送信側制御装置より受信し、指定さ
れた受信側制御装置または受信装置に送達確認送付命令
を送付するものである。
【0040】請求項13記載の発明に係るデータ配布装
置の送信側制御装置は、送達確認をどの段階で送付する
かを指定する送信側制御装置または受信側制御装置から
送付された送達確認送付段階指定通知を受信側制御装置
に送付する送信側送達確認制御機能を備え、また、受信
側制御装置は、送達確認送付段階指定通知を受取り、指
定段階で送達確認を送付するための送達確認送付命令を
受信側制御装置または受信装置に送付する受信側送達確
認処理機能を備えたものである。
【0041】請求項14記載の発明に係るデータ配布装
置は、送信側制御装置と衛星送信装置を接続して該送信
側制御装置からのデータを該衛星送信装置に送信する送
信側ルータ装置と、衛星受信装置と受信側制御装置を接
続して受信データを受信側制御装置に転送する受信側ル
ータ装置とを備え、受信側制御装置が要求するデータを
受信側回線装置を介して送信側回線装置に転送し、要求
に基づいて送信側記憶装置に蓄積された情報を送信側ル
ータ装置および受信側ルータ装置を介して受信側制御装
置へ伝送するようにしたものである。
【0042】請求項15記載の発明に係るデータ配布装
置は、データの配布要求を受信する送信側回線装置と、
データの蓄積を行う送信側記憶装置と、要求されたデー
タを前記送信側記憶装置から取り出し送信制御を行う送
信側制御装置と、前記送信制御されたデータを衛星回線
ヘ電波として送信する衛星送信装置と、その電波を中継
する衛星中継装置と、前記電波を受信する衛星受信装置
と、前記衛星受信装置からのデータを受信する受信側制
御装置と、前記送信側回線装置と有線回線で接続され要
求するデータを伝える受信側回線装置と、送達確認パタ
ーンを指定する送信側送達確認指定装置と、前記送信側
送達確認指定装置から送達確認方法の内容を受取り実行
する受信側送達確認処理装置を備え、送信側回線選択装
置は配信データの容量をチェックし、その大きさによっ
て配信回線を、地上回線または衛星回線を自動的に選択
するものである。
【0043】請求項16記載の発明に係るデータ配布装
置の送信側使用回線選択装置は、送信側制御装置からデ
ータを配信中、回線の状況をチェックする回線状況チェ
ック機能と、使用できる回線にデータ転送回線を切り替
える使用回線変更機能と、回線の変更を受信側制御装置
に通知する回線変更通知送付機能と、回線変更通知を受
信する受信側制御装置上の回線変更通知受信機能と、回
線変更通知を受取りデータ受信回線の切り替えを行う受
信側制御装置上の受信回線切り替え機能とを備えている
ものである。
【0044】請求項17記載の発明に係るデータ配布装
置は、送信側制御装置からのデータを衛星送信装置に送
信するために送信側制御装置と衛星送信装置を接続する
送信側ルータ装置と、受信データを受信側制御装置に転
送するために衛星受信装置と受信側制御装置を接続する
受信側ルータ装置とを備えたものである。
【0045】請求項18記載の発明に係るデータ配布装
置は、データの配布要求を受信する送信側制御装置と、
データの蓄積を行う送信側記憶装置と、要求されたデー
タを送信側記憶装置から取り出し送信制御を行う送信側
制御装置と、衛星回線ヘデータを電波として送信する衛
星送信装置と、その電波を中継する衛星中継装置と、電
波を受信する衛星受信装置と、データを受信する受信側
制御装置と、送信側回線装置と有線回線で接続され要求
するデータを伝える受信側回線装置とを備え、送信方法
決定装置はデータ転送要求を受取り、そのデータの大き
さをチェックし、他の送信要求データとまとめて送信を
行うか、そのまま送信を行うかを決めるものである。
【0046】請求項19記載の発明に係るデータ配布装
置の送信方法決定装置は、受信側制御装置からのパケッ
ト転送成功/失敗通知を受取り、失敗パケット番号を保
持する送信側の失敗パケット番号保持機能と、通常転送
の終わりを確認し、失敗パケットの再送を行う失敗パケ
ット再送機能と、失敗パケットを受取り、パケットから
ファイルを生成する受信側制御装置上のファイル生成機
能とを備え、失敗パケットの再送を通常配布の終了後に
まとめて行うものである。
【0047】請求項20記載の発明に係るデータ配布装
置は、送信側制御装置と衛星送信装置を接続して該送信
側制御装置からのデータを該衛星送信装置に送信する送
信側ルータ装置と、衛星受信装置と受信側制御装置を接
続して受信データを該受信側制御装置に転送する受信側
ルータ装置とを備えたものである。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるデ
ータ配布装置の構成図であり、図において、1は受信側
からのデータ配布要求を受信する送信側回線装置、2は
配布するデータを蓄積するための送信側記憶装置、3は
送信側回線装置で受信された要求に従って送信側記憶装
置2からデータを取り出し送信処理を制御する送信側制
御装置である。
【0049】4はデータを衛星回線5に送信するための
衛星送信装置、6は衛星回線5を中継するために使用さ
れる衛星中継装置、7は衛星回線5の電波を受信するた
めに使用される衛星受信装置である。また、8は衛星受
信装置7で受信されたデータを利用する受信側制御装
置、9は有線回線10を介して送信側回線装置1と接続
され、受信側制御装置8が要求するデータを送信側回線
装置1に伝えるための受信側回線装置、11は送達確認
パターンを指定する送信側送達確認指定装置、12は送
信側送達確認指定装置11から送達確認方法の内容を受
取り実行する受信側送達確認処理装置である。
【0050】次に動作について説明する。まず、受信側
制御装置8が必要とするデータを受信側回線装置9、有
線回線10を利用して送信側回線装置1に伝える。送信
側制御装置3では送信側回線装置1で受信されたデータ
配布要求に従い、送信側記憶装置2から該当するデータ
を取り出し、衛星送信装置4に送信する。
【0051】衛星送信装置4は、データを衛星中継装置
6に変換して送信し、衛星中継装置6は衛星回線5を中
継する。一方、衛星受信装置7は、衛星回線5を介して
データを受信する。そして、受信側制御装置8は衛星受
信装置7から受信したデータを利用する。
【0052】次に上記データ転送時における送信側送達
確認指定装置11と受信側送達確認処理装置12の動作
を、図2の送達確認パターン指定アルゴリズムについて
説明する。配布コマンド起動時に、送信側送達確認指定
装置11は、コマンドオプションにより送達確認パター
ンが指定されているかをチェックする(ST1)。コマ
ンドオプションにより指定されていた場合(YES)
は、その内容を送信側制御装置に送信する(ST2)。
また、指定されていなかった場合(NO)は、送信側コ
ンフィグレーションファイルに記述される送達確認パタ
ーンの内容を送信側制御装置に送信する(ST3)。送
達確認パターンの内容を受取った送信側制御装置は、そ
の内容と配布データを結合させ、送信側衛星送信装置4
に渡す(ST4、ST5)。図3は上記送達確認パター
ンの配布データへの挿入の概念を示したものである。
【0053】図4は受信側送達確認処理装置12の動作
アルゴリズムを示す。この受信側送達確認処理装置12
は、衛星受信装置7より配布データを受信する(ST
6)。受信した配布データをデータと送達確認パターン
に分割し(ST7)、配布データを受信側制御装置8に
送付する(ST8)とともに、送達確認パターンを読み
取り、その内容に従った送達確認を行うように、受信側
制御装置8に通知を送付する(ST9)。通知を受取っ
た受信側制御装置8は、その内容に従った送達確認を発
行する。
【0054】ここでは、一つの受信側制御装置8からの
データ転送要求に関する送受信動作についてのみ説明し
たが、データを要求する受信側制御装置8が複数存在し
ても良いし、複数のデータを要求しても良い。
【0055】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるデータ配布装置の構成図であり、図におい
て、13は受信側送達確認指定装置であり、他の構成は
前記図1に示す実施の形態1と同じであるから同一部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0056】図6はこの発明の実施の形態2における送
達確認パターン指定アルゴリズムを示す図である。送信
側送達確認指定装置11の動作は、送信側から能動的に
データ配布をする場合(PUSH型配布)に行われ、受
信側送達確認指定装置13の動作は、受信側からデータ
配布要求時に行われる。
【0057】受信側送達確認指定装置13は受信側制御
装置8に送達確認パターンの指定内容を送付する。送達
確認パターン内容を受取った受信側制御装置8は、その
内容と配布要求を内容とするデータを作成し(ST1
0)、そのデータを送信側制御装置3に有線回線10を
用いて送付する(ST11)。データを受取った送信側
制御装置3は、データを送付要求と送達確認パターンに
分解し、指定配布データに送達確認パターン内容データ
を挿入し(ST12、ST13)、受信側制御装置8に
衛星回線5を用いて配布する。データを受取った受信側
制御装置8の動作は前述の実施の形態1と同様であるか
ら重複説明を省略する。
【0058】また、送達確認パターンを受信側で指定し
ない場合は、送信側コンフィグレーションファイルの内
容に従った送達確認パターンを送信側で指定する。また
このときのデータの挿入は、図3に示した通りである。
【0059】実施の形態3.図7は、上記送達確認パタ
ーンのモデル図である。この送達確認パターンの指定に
より以下の動作を行う。送達確認パターンに含まれる情
報は、送達確認パターンID「時間」である。衛星受信
装置7が送達確認パターンを最初に受信してから指定時
間の間に受信した、同送達確認パターンを指定されたデ
ータ群に対し、1つの送達確認を送信側に送付する。ま
た送達確認を送付した後に受信した同送達確認パターン
が指定されたデータ群は、送達確認を送付した時刻から
指定時間の間に受信したデータとして、前記と同様に1
つの送達確認を送付する。以降同様の動作を繰り返す。
【0060】実施の形態4.図8は、上記送達確認パタ
ーンの他のモデル図である。この送達確認パターンの指
定により以下の動作を行う。送達確認パターンに含まれ
る情報は、送達確認パターンID「時間」である。衛星
受信装置7が送達確認パターンを最初に受信してから、
指定された指定時間の間のランダムな時刻に送信側に送
達確認を送付する。同送達確認パターンが指定されたデ
ータの送達確認も同様に、データを受信してから指定さ
れた時間の間のランダムな時刻に送信側に送達確認を送
付する。
【0061】実施の形態5.図9は、上記送達確認パタ
ーンの他のモデル図である。この送達確認パターンの指
定により以下の動作を行う。送達確認パターンに含まれ
る情報は、送達確認パターンID「バイト数」である。
衛星受信装置7が送達確認パターンを指定されたデータ
を最初に受信してから、同送達確認パターンが指定され
たデータを指定バイト数分、衛星受信装置7で受信した
段階で送達確認を送信側に送付する。その後、同送達確
認パターンを指定されたデータについても同様に同送達
確認パターンを指定されたデータを指定バイト数分、衛
星受信装置7で受信した段階で送達確認を送付する動作
を繰り返し行う。
【0062】実施の形態6.図10は、上記送達確認パ
ターンの他のモデル図である。この送達確認パターンの
指定により以下の動作を行う。送達確認パターンに含ま
れる情報は、送達確認パターンID「データ数」であ
る。衛星受信装置7が送達確認パターンを指定されたデ
ータを最初に受信してから、同送達確パターンを指定さ
れたデータを指定データ数分、衛星受信装置7で受信し
た段階で送達確認を送信側に送付する。その後、同送達
確認パターンを指定されたデータについても同様に同送
達確認パターンが指定されたデータを指定データ数分、
衛星受信装置7で受信した段階で送達確認を送付する動
作を繰り返し行う。
【0063】実施の形態7.図11は、上記送達確認パ
ターンの他のモデル図である。この送達確認パターンの
指定により以下の動作を行う。送達確認パターンに含ま
れる情報は、送達確認パターンID「送達確認送付時
刻」である。衛星受信装置7が送達確認パターンの指定
されたデータを受信した後、そのデータに対しての送達
確認を指定された送達確認時刻に発行する。また受信時
刻が指定送達確認送付時刻よりも遅かった場合は、配布
データを受信した段階で送達確認を送付する。
【0064】実施の形態8.図12は送達確認送付装置
選択機能を説明する構成図である。図1に示す実施の形
態1の構成に受信側制御装置8にLAN16でつながれ
た受信装置17が加わった構成である。
【0065】送達確認送付装置指定情報は、図13に示
すように、実施の形態1の送達確認パターンと同様にデ
ータのヘッダに挿入し、受信側へデータと共に送付す
る。受信側制御装置8ではデータを受信したときに、送
達確認送付装置指定情報を読み取り、送達確認を送付す
る装置(受信側制御装置8または受信装置17)を認識
し、指定装置が受信側制御装置8である場合は受信デー
タをデータ、送達確認パターン、送達確認送付装置指定
情報に分割し、配布データが受信装置に届いた段階を配
布データ受信の基準として、送達確認パターンに従った
送達確認を送信側に送付する。
【0066】また、指定装置が受信装置17であった場
合、受信データを受信装置17に送付する。受信装置1
7は、受信データから送達確認送付装置指定情報を読み
取り、送達確認を送付する装置が自分であることを確認
し、受信データをデータ、送達確認パターン、送達確認
送付装置指定情報に分割し、送達確認パターンに従った
送達確認を送信側に送付する。
【0067】実施の形態9.図14は送達確認送付装置
選択機能を説明する他の構成図であり、構成は図12と
同様である。受信側制御装置8から出力される先行送達
確認情報(データが受信側制御装置に届いた段階で受信
装置にデータが届くのを待たずに送付する情報)は、図
13に示すように、実施の形態8の送達確認パターンと
同様にデータのヘッダに挿入し、受信側にデータと共に
送付する。先行送達確認情報と前記送達確認送付装置指
定情報が同じデータに存在することはない。受信側制御
装置8ではデータを受信したときに、先行送達確認情報
の有無をチェックする。無い場合は、図12に示す実施
の形態8と同じ動作を行う。
【0068】先行送達確認情報が存在していた場合は、
受信データをデータ、先行送達確認情報、送達確認送付
装置指定情報に分割し、送達確認パターンに従った送達
確認を送信側に送付する。また、この場合、送達確認パ
ターンは、受信側制御装置8が送付データを受信した段
階を基準にして行う。つまり受信装置17に送付データ
が届いたか否かは、全く感知しない。
【0069】実施の形態10.図15はこの発明の実施
の形態10によるデータ配布装置の構成図であり、図に
おいて、14は送信側ルータ装置であり、衛星送信装置
4と送信側制御装置3に接続され、送信側制御装置3か
らのデータ転送要求を受け、それを衛星送信装置4で解
釈可能な形式に変換して送信する。また、15は受信側
ルータ装置であり、衛星受信装置7と受信側制御装置8
に接続され、衛星受信装置7で受信されたデータを受信
側制御装置8で解釈可能な形式に変換して送信する。他
の構成は前記図1に示す実施の形態1と同じであるから
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0070】次に動作について説明する。受信側制御装
置8は受信側回線装置9を通してデータの要求を有線回
線10に送信する。送信側回線装置1はデータの配布要
求があったことを送信側制御装置3に転送し、送信側制
御装置3は送信側記憶装置2から要求があったデータを
取り出し、送信側ルータ装置14に送信する。
【0071】送信側ルータ装置14は送信側制御装置3
からのデータの配布要求を受信すると、それを衛星送信
装置4に向けて送信する。衛星送信装置4は、衛星回線
5および衛星中継装置6を介して衛星受信装置7にデー
タを発信する。
【0072】データを受信した衛星受信装置7は受信側
ルータ装置15にデータを渡し、受信側ルータ装置15
は、送信側制御装置3とペアになる宛先の受信側制御装
置8にデータを転送する。
【0073】実施の形態11.図16はこの発明の実施
の形態11によるデータ配布装置の構成図であり、前記
図15に示す実施の形態10に前記図5に示す実施の形
態2の受信側送達確認指定装置13を設けたもので、他
の構成は前記図15に示す実施の形態10と同じである
から同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0074】実施の形態12.図17はこの発明の実施
の形態12によるデータ配布装置の構成図であり、図に
おいて、18は送信側制御装置3にLAN16でつなが
れた送信側使用回線選択装置であり、他の構成は前記図
1に示す実施の形態1の構成要素と同じであるから同一
部分については同一符号を付して重複説明を省略する。
【0075】図18は配布データサイズによる使用回線
の自動選択機能の動作アルゴリズムを示す図で、配布要
求のあったデータを送信側制御装置3から送信側使用回
線選択装置18に送付する。データを受取った送信側使
用回線選択装置18は、データのサイズを計算する。し
きい値となるデータサイズが配布コマンドのオプション
で指定されている場合は、その値を取り、指定されてい
なければ、送信側コンフィグレーションファイルに記述
されている値をしきい値とする。上記計算したデータサ
イズとしきい値とを比較し(ST17)、データサイズ
がしきい値よりも大きい場合は高速な衛星回線を、小さ
い場合は低速の地上回線を使用してデータの配布を行う
(ST18、ST19)。
【0076】図19は使用回線の自動切替えの動作アル
ゴリズムを示すもので、使用回線の自動選択機能によっ
て選沢された回線を使用し、データ配布を実行中、何ら
かの人為的または自然的な原因で使用中の回線が使用で
きるかを判断し(ST20)し、問題がなければ通常転
送し(ST21)、使用できなくなった場合、使用回線
選択装置18は、前記使用回線選択機能で選択しなかっ
た回線の使用が可能であるかを検査する(ST22)。
使用可能であった場合は、その回線を使用し送付できな
かったデータの再送を行う(ST23)。再送の単位は
パケットである。
【0077】実施の形態13.図20はこの発明の実施
の形態13によるデータ配布装置の構成図であり、前記
図15に示す実施の形態10に前記図17に示す送信側
使用回線選択装置18を設けたもので、他の構成は前記
図15に示す実施の形態10と同じであるから同一部分
には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0078】実施の形態14.図21はこの発明の実施
の形態14によるデータ配布装置の構成図であり、図に
おいて、19は送信側制御装置3にLANでつながれた
送信側の送信方式指定装置であり、他の構成は前記図1
に示す実施の形態1の構成要素と同じであるから同一部
分については同一符号を付して重複説明を省略する。
【0079】次に動作について説明する。送信側制御装
置3が配布要求を受けると、その旨を送信方式指定装置
19に通知する。この送信方式指定装置19は、配布コ
マンドオプションまたは送信側コンフィグレーションフ
ァイルで指定されたデータ送付方法を認識し、指定され
た配布方法で配布を行うように送信側制御装置3に通知
する。通知を受信した送信側制御装置3は、指定された
配布方法に従い、データ配布を実行する。
【0080】図22は配布方法パターンのモデル図を示
すもので、配信要求ごとに配布を実行するのではなく、
配布コマンドオプションまたは送信側コンフィグレーシ
ョンファイルで指定された時間内に配布要求のあったデ
ータを1つにまとめ、大きなデータに変換した後、配布
を行う。
【0081】図23は配布方法パターン(再送パター
ン)のモデル図を示すもので、データパケット転送中に
転送に失敗したパケットが出た場合、一連のパケット転
送が終了した後、失敗パケットをまとめて、再送を行う
ものである。
【0082】実施の形態15.図24はこの発明の実施
の形態15によるデータ配布装置の構成図であり、前記
図20に示す実施の形態13に前記図21に示す送信側
の送信方式指定装置19を設けたもので、他の構成は前
記図20に示す実施の形態13と同じであるから同一部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0083】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、送信側で送達確認の有無および送達確認パターン
を指定し、受信側では受信した前記送達確認の有無およ
び送達確認パターンの内容に従って送達確認を前記送信
側に出力するように構成したので、配布を行うデータ
数、受信側数、受信側バッファサイズ等様々な条件に合
致した最適な送達確認パターンを、配布実行ごとに配布
コマンドのオプションとして、また送信側コンフィグレ
ーションファイルにより指定できるため、送信側、受信
側、及び使用回線を効率的に使用した送達確認が可能な
効果がある。
【0084】請求項2記載の発明によれば、送信側およ
び受信側で送達確認の有無および送達確認パターンを指
定し、前記受信側では受信した前記送達確認の有無およ
び送達確認パターンの内容に従って送達確認を前記送信
側に出力するように構成したので、送達確認パターン指
定を、受信側からデータ配布要求時に行うことができる
効果がある。
【0085】請求項3記載の発明によれば、送信側で送
達確認の有無および送達確認パターンおよび使用回線を
指定し、前記送信側では前記指定された使用回線により
データを送信し、受信側では受信した前記送達確認の有
無および送達確認パターンの内容に従って送達確認を前
記送信側に出力するように構成したので、サイズの小さ
なデータの配布を性能的に大幅に悪化することなく、コ
スト的効率的なデータ配布を行うことができる効果があ
る。
【0086】請求項4記載の発明によれば、送信側で送
達確認の有無および送達確認パターンおよび送信要求デ
ータをまとめて送信するかそのまま送信するかを決める
送信方法を指定し、前記送信側では前記指定された送信
方法で送信し、受信側では受信した前記送達確認の有無
および送達確認パターンの内容に従って送達確認を前記
送信側に出力するように構成したので、効率的なデータ
配布が得られる効果がある。特にサイズの小さなデータ
の複数配布の場合は、配布性能が極端に落ちることな
く、より効率的なデータ配布が得られる効果がある。
【0087】請求項5記載の発明によれば、送達確認パ
ターンを指定する送信側送達確認指定装置および受信側
送達確認処理装置を具備するように構成したので、配布
を行うデータ数、受信側数、受信側バッファサイズ等様
々な条件に合致した最適な送達確認パターンを、配布実
行ごとに配布コマンドのオプションとして、また送信側
コンフィグレーションファイルにより指定できるため、
送信側、受信側、及び使用回線を効率的に使用した送達
確認が可能な効果がある。
【0088】請求項6記載の発明によれば、受信側に受
信側送達確認指定装置を有するように構成したので、送
達確認パターン指定を、受信側からデータ配布要求時に
行うことができる効果がある。
【0089】請求項7記載の発明によれば、送信側から
一定時間内に複数のデータの配布を行った場合、一定時
間内に受信したデータの送達確認をまとめて1つの通知
として送信側に配布するように構成したので、送達確認
を受信する送信側の負荷、送達確認が流れる有線回線の
トラフィックを軽減できる効果がある。特に受信側を多
数設置したマルチキャスト配布の場合、送達確認数が大
幅に減少し、送信側の送達確認受信に伴う負荷を大きく
減少させる効果がある。
【0090】請求項8記載の発明によれば、送信側から
複数データの同時配布を行った場合、送信側からのデー
タを受信側が受信してから、一定時間内のランダムな時
刻に送達確認を送付するように構成したので、送信側の
送達確認の受信が時間的に分散され、送信側の負荷を軽
減できる効果がある。特に受信側を多数設定したマルチ
キャスト配布の場合、送達確認の一斉送付を避けること
ができ、送信側の送達確認受信に伴う負荷を大きく減少
させる効果がある。
【0091】請求項9記載の発明によれば、送信側から
データを受信側が受信してから、送信側からの指定バイ
ト数を受信するごとに送達確認を送付するように構成し
たので、送達確認数が減少し、送達確認を受信する送信
側の負荷、使用回線のトラフィックの減少が可能で、受
信側の受信バッファサイズを考慮した効率的なデータ配
布が得られる効果がある。
【0092】請求項10記載の発明によれば、送信側か
らデータを受信側が受信してから、送信側からの指定デ
ータ数を受信するごとに送達確認を送付するように構成
したので、送達確認数が減少し、送達確認を受信する送
信側の負荷、使用回線のトラフィックを減少できる効果
がある。
【0093】請求項11記載の発明によれば、送信側か
らデータを受信側が受信してから、送信側からの指定送
達確認送付時刻に従い、送達確認を配布するように構成
したので、送信側の送達確認の受信が時間的に分散さ
れ、送信側の負荷を軽減できる効果がある。特に受信側
を多数設定したマルチキャスト配布の場合、送達確認の
送信確認の一斉送付を避けることができ、送信側の送達
確認受信に伴う負荷を大きく減少させる効果がある。
【0094】請求項12記載の発明によれば、受信局が
送信側からデータを受信してから、送信側から指定され
た受信側制御装置または受信装置のいずれかから送達確
認を送付するように構成したので、受信側の負荷が高い
場合、送達確認を受信側制御装置が行うため、受信装置
の負荷を軽減することができる効果がある。また受信側
制御装置の負荷が高い場合は、受信装置から送達確認を
送付するようにも指定できるため、負荷の小さな装置か
ら送達確認を送付することが可能であり、負荷分散をは
かれる効果がある。
【0095】請求項13記載の発明によれば、受信側制
御装置が送信側からデータを受信した段階で受信側制御
装置から送達確認(先行送達確認)を送信側に送付する
送達確認送付方法と、配布データが受信装置に到着して
から該受信装置から送信側に送達確認を送付する送達確
認送付方法の2つの方法を送付側でのデータ配布実行時
に選択できるように構成したので、受信装置が何らかの
状態で稼動せず、データの受信ができない状態である場
合は、受信側制御装置までデータが届いた段階で送達確
認を送信側に送り、その後受信装置が稼動したときに、
受信側制御装置上にある配布データを取りにいくため、
受信装置が停止していた場合でも、再度送信側からデー
タ配布する必要がなく、効率的にデータ配布を行うこと
ができる効果がある。
【0096】請求項14記載の発明によれば、送信側制
御装置からのデータを送信側ルータを介して衛星送信装
置に送信し、衛星受信装置からの受信データを受信側ル
ータを介して受信側制御装置に転送するように構成した
ので、送信側制御装置および受信側制御装置の処理を複
雑化することなく、効率的にデータ配布を行うことがで
きる効果がある。
【0097】請求項15記載の発明によれば、送信側か
ら配布を行うデータのサイズをチェックし、指定データ
サイズ以下であれば低速な地上回線を用い、また指定デ
ータサイズより大きい場合は衛星回線を用いてデータの
配布を行うように構成したので、サイズの小さなデータ
の配布を性能的に大幅に悪化することなく、コスト的、
効率的なデータ配布を行うことができる効果がある。
【0098】請求項16記載の発明によれば、データ転
送中に何らかの原因で使用回線がきれた場合、使用して
いない回線が使用可能であるかをチェックし、使用可能
であればその回線を使用して、受信側に届いていないデ
ータの配布を行うように構成したので、ユーザに意識さ
れることなく、障害を回避することができる効果があ
る。
【0099】請求項17記載の発明によれば、送信側制
御装置からのデータを送信側ルータを介して衛星送信装
置に送信し、衛星受信装置からの受信データを受信側ル
ータを介して受信側制御装置に転送するように構成した
ので、送信側制御装置および受信側制御装置の処理を複
雑化することなく、サイズの小さなデータの配布を性能
的に大幅に悪化することなく、コスト的、効率的にデー
タ配布を行うことができる効果がある。
【0100】請求項18記載の発明によれば、配布要求
ごとに配布を行うのではなく、送信側のコンフィグレー
ションファイルまたはコマンドオプションにより指定さ
れた時間内に受信した送信要求のあったデータを一つの
データにパッキングして配布を行うように構成したの
で、効率的なデータ配布が得られる効果がある。特にサ
イズの小さなデータの複数配布の場合は、配布性能が極
端に落ちることなく、より効率的なデータ配布が得られ
る効果がある。
【0101】請求項19記載の発明によれば、パケット
の送付に失敗した場合、その送付失敗パケットの再送
を、通常データ配布終了後にまとめて行うように構成し
たので、パケットの割り込み再送が無く、配布効率が落
ちることなく失敗パケットの再送を行うことができる効
果がある。
【0102】請求項20記載の発明によれば、送信側制
御装置からのデータを送信側ルータを介して衛星送信装
置に送信し、衛星受信装置からの受信データを受信側ル
ータを介して受信側制御装置に転送するように構成した
ので、送信側制御装置および受信側制御装置の処理を複
雑化することなく、効率的なデータ配布が得られるとと
もにサイズの小さなデータの配布を性能的に大幅に悪化
することなく、配布効率が落ちることなく失敗パケット
の再送を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ配布装
置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるデータ配布
装置の送信側動作アルゴリズム図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における送達確認パ
ターンのデータへの挿入のモデル図である。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるデータ配布
装置の受信側動作アルゴリズム図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるデータ配布装
置の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるデータ配布
装置の送信側動作アルゴリズム図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における送達確認パ
ターンのモデル図である。
【図8】 この発明の実施の形態4における送達確認パ
ターンのモデル図である。
【図9】 この発明の実施の形態5における送達確認パ
ターンのモデル図である。
【図10】 この発明の実施の形態6における送達確認
パターンのモデル図である。
【図11】 この発明の実施の形態7における送達確認
パターンのモデル図である。
【図12】 この発明の実施の形態8における送達確認
送付装置選択機能を説明する構成図である。
【図13】 送達確認送付装置指定情報の挿入説明図で
ある。
【図14】 この発明の実施の形態9における送達確認
送付装置選択機能を説明する構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態10によるデータ配
布装置の構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態11によるデータ配
布装置の構成図である。
【図17】 この発明の実施の形態12によるデータ配
布装置の構成図である。
【図18】 配布データサイズによる使用回線の自動選
択機能の動作アルゴリズム図である。
【図19】 使用回線の自動切替え機能の動作アルゴリ
ズム図である。
【図20】 この発明の実施の形態13によるデータ配
布装置の構成図である。
【図21】 この発明の実施の形態14によるデータ配
布装置の構成図である。
【図22】 この発明の実施の形態14における配布実
行パターンの説明図である。
【図23】 この発明の実施の形態14における配布
(再送)パターンの説明図である。
【図24】 この発明の実施の形態15によるデータ配
布装置の構成図である。
【図25】 従来のデータ配布装置の構成図である。
【図26】 従来のデータ配布装置における送達確認パ
ターンのモデル図である。
【図27】 従来のデータ配布装置における送達確認送
付の構成図である。
【符号の説明】
1 送信側回線装置、2 送信側記憶装置、3 送信側
制御装置、4 衛星送信装置、5 衛星回線、6 衛星
中継装置、7 衛星受信装置、8 受信側制御装置、9
受信側回線装置、10 有線回線、11 送信側送達
確認指定装置、12 受信側送達確認処理装置、13
受信側送達確認指定装置、14 送信側ルータ装置、1
5 受信側ルータ装置、18 送信側使用回線選択装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/08 H04L 13/00 307Z (72)発明者 中原 昭次郎 神奈川県藤沢市片瀬山5−28−9

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線回線と衛星通信回線を使用してデー
    タ配布を行うデータ配布方法において、送信側で送達確
    認の有無および送達確認パターンを指定し、受信側では
    受信した前記送達確認の有無および送達確認パターンの
    内容に従って送達確認を前記送信側に出力することを特
    徴とするデータ配布方法。
  2. 【請求項2】 有線回線と衛星通信回線を使用してデー
    タ配布を行うデータ配布方法において、送信側および受
    信側で送達確認の有無および送達確認パターンを指定
    し、前記受信側では受信した前記送達確認の有無および
    送達確認パターンの内容に従って送達確認を前記送信側
    に出力することを特徴とするデータ配布方法。
  3. 【請求項3】 有線回線と衛星通信回線を使用してデー
    タ配布を行うデータ配布方法において、送信側で送達確
    認の有無および送達確認パターンおよび使用回線を指定
    し、前記送信側では前記指定された使用回線によりデー
    タを送信し、受信側では受信した前記送達確認の有無お
    よび送達確認パターンの内容に従って送達確認を前記送
    信側に出力することを特徴とするデータ配布方法。
  4. 【請求項4】 有線回線と衛星通信回線を使用してデー
    タ配布を行うデータ配布方法において、送信側で送達確
    認の有無および送達確認パターンおよび送信要求データ
    をまとめて送信するかそのまま送信するかを決める送信
    方法を指定し、前記送信側では前記指定された送信方法
    で送信し、受信側では受信した前記送達確認の有無およ
    び送達確認パターンの内容に従って送達確認を前記送信
    側に出力することを特徴とするデータ配布方法。
  5. 【請求項5】 データの配布要求を受信する送信側回線
    装置と、前記データの蓄積を行う送信側記憶装置と、要
    求されたデータを前記送信側記憶装置から取り出し送信
    制御を行う送信側制御装置と、前記送信制御されたデー
    タを衛星回線ヘ電波として送信する衛星送信装置と、そ
    の電波を中継する衛星中継装置と、前記電波を受信する
    衛星受信装置と、前記衛星受信装置で受信されたデータ
    を受信する受信側制御装置と、前記送信側回線装置と有
    線回線で接続され要求するデータを伝える受信側回線装
    置と、送達確認パターンを指定する送信側送達確認指定
    装置と、前記送信側送達確認指定装置から送達確認方法
    の内容を受取り実行する受信側送達確認処理装置を備え
    たデータ配布装置。
  6. 【請求項6】 送達確認パターンを指定する受信側送達
    確認指定装置を備えたことを特徴とする請求項5記載の
    データ配布装置。
  7. 【請求項7】 受信側送達確認処理装置は、送信側制御
    装置より最初のデータを受信側制御装置が受取ってか
    ら、一定時間の間に受信した配信データに対する送達確
    認をまとめて送信側制御装置に送付することを、送信側
    または受信側からの要求によって行うことを特徴とする
    請求項5または請求項6記載のデータ配布装置。
  8. 【請求項8】 受信側送達確認処理装置は、送信側制御
    装置より最初のデータを受信側制御装置が受取ってから
    一定時間を設定し、その一定時間の間のランダムな時間
    に送達確認を送信側制御装置に送付することを、送信側
    または受信側からの要求によって行うことを特徴とする
    請求項5または請求項6記載のデータ配布装置。
  9. 【請求項9】 受信側送達確認処理装置は、送信側制御
    装置より最初のデータを受信側制御装置が受取ってから
    一定受信バイトごとに送達確認を送信側制御装置に送付
    することを、送信側または受信側からの要求によって行
    うことを特徴とする請求項5または請求項6記載のデー
    タ配布装置。
  10. 【請求項10】 受信側送達確認処理装置は、送信側制
    御装置より最初のデータを受信側制御装置が受取ってか
    ら一定ファイル数ごとに送達確認を送信側制御装置に送
    付することを、送信側または受信側からの要求によって
    行うことを特徴とする請求項5または請求項6記載のデ
    ータ配布装置。
  11. 【請求項11】 受信側送達確認処理装置は、送信側制
    御装置より送達確認送付時刻を受信し、指定された時刻
    に送達確認を送信側制御装置に送付することを、送信側
    または受信側からの要求によって行うことを特徴とする
    請求項5または請求項6記載のデータ配布装置。
  12. 【請求項12】 受信側送達確認処理装置は、送信側制
    御装置または受信側制御装置より該送信側制御装置に送
    付された送達確認送付装置情報を送信側制御装置より受
    信し、指定された受信側制御装置または受信装置に送達
    確認送付命令を送付することを特徴とする請求項5また
    は請求項6記載のデータ配布装置。
  13. 【請求項13】 送信側制御装置は、送達確認をどの段
    階で送付するかを指定する送信側制御装置または受信側
    制御装置から送付された送達確認送付段階指定通知を受
    信側制御装置に送付する送信側送達確認制御機能を備
    え、受信側制御装置は、送達確認送付段階指定通知を受
    取り、指定段階で送達確認を送付するための送達確認送
    付命令を受信側制御装置または受信装置に送付する受信
    側送達確認処理機能を備えていることを特徴とする請求
    項5または請求項6記載のデータ配布装置。
  14. 【請求項14】 送信側制御装置と衛星送信装置を接続
    して該送信側制御装置からのデータを該衛星送信装置に
    送信する送信側ルータ装置と、衛星受信装置と受信側制
    御装置を接続して受信データを受信側制御装置に転送す
    る受信側ルータ装置とを備え、前記受信側制御装置が要
    求するデータを受信側回線装置を介して送信側回線装置
    に転送し、要求に基づいて送信側記憶装置に蓄積された
    情報を送信側ルータ装置および受信側ルータ装置を介し
    て受信側制御装置へ伝送するようにしたことを特徴とす
    る請求項5から請求項13のうちのいずれか1項記載の
    データ配布装置。
  15. 【請求項15】 データの配布要求を受信する送信側回
    線装置と、データの蓄積を行う送信側記憶装置と、要求
    されたデータを前記送信側記憶装置から取り出し送信制
    御を行う送信側制御装置と、前記送信制御されたデータ
    を衛星回線ヘ電波として送信する衛星送信装置と、その
    電波を中継する衛星中継装置と、前記電波を受信する衛
    星受信装置と、前記衛星受信装置からのデータを受信す
    る受信側制御装置と、前記送信側回線装置と有線回線で
    接続され要求するデータを伝える受信側回線装置と、送
    達確認パターンを指定する送信側送達確認指定装置と、
    前記送信側送達確認指定装置から送達確認方法の内容を
    受取り実行する受信側送達確認処理装置と、前記データ
    の容量をチェックし、その大きさによって地上回線また
    は衛星回線を自動的に選択する送信側使用回線選択装置
    とを備えたデータ配布装置。
  16. 【請求項16】 送信側使用回線選択装置は、送信側制
    御装置からデータを配信中、回線の状況をチェックする
    回線状況チェック機能と、使用できる回線にデータ転送
    回線を切り替える使用回線変更機能と、回線の変更を受
    信側制御装置に通知する回線変更通知送付機能と、回線
    変更通知を受信する受信側制御装置上の回線変更通知受
    信機能と、回線変更通知を受取りデータ受信回線の切り
    替えを行う受信側制御装置上の受信回線切り替え機能と
    を備えていることを特徴とする請求項15記載のデータ
    配布装置。
  17. 【請求項17】 送信側制御装置からのデータを衛星送
    信装置に送信するために送信側制御装置と衛星送信装置
    を接続する送信側ルータ装置と、受信データを受信側制
    御装置に転送するために衛星受信装置と受信側制御装置
    を接続する受信側ルータ装置とを備えた請求項15記載
    のデータ配布装置。
  18. 【請求項18】 データの配布要求を受信する送信側回
    線装置と、データの蓄積を行う送信側記憶装置と、要求
    されたデータを前記送信側記憶装置から取り出し送信制
    御を行う送信側制御装置と、前記送信制御されたデータ
    を衛星回線ヘ電波として送信する衛星送信装置と、その
    電波を中継する衛星中継装置と、前記電波を受信する衛
    星受信装置と、前記衛星受信装置からのデータを受信す
    る受信側制御装置と、前記送信側回線装置と有線回線で
    接続され要求するデータを伝える受信側回線装置と、デ
    ータ転送要求を受取り、そのデータの大きさをチェック
    し、他の送信要求データとまとめて送信を行うか、その
    まま送信を行うかを決める送信方法決定装置とを備えた
    データ配布装置。
  19. 【請求項19】 送信方法決定装置は、受信側制御装置
    からのパケット転送成功/失敗通知を受取り、失敗パケ
    ット番号を保持する送信側の失敗パケット番号保持機能
    と、通常転送の終わりを確認し、失敗パケットの再送を
    行う失敗パケット再送機能と、失敗パケットを受取り、
    パケットからファイルを生成する受信側制御装置上のフ
    ァイル生成機能とを備え、失敗パケットの再送を通常配
    布の終了後にまとめて行うことを特徴とする請求項18
    記載のデータ配布装置。
  20. 【請求項20】 送信側制御装置と衛星送信装置を接続
    して該送信側制御装置からのデータを該衛星送信装置に
    送信する送信側ルータ装置と、衛星受信装置と受信側制
    御装置を接続して受信データを該受信側制御装置に転送
    する受信側ルータ装置とを備えた請求項15または請求
    項18記載のデータ配布装置。
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