JPH08181645A - 衛星チャネルアクセス方式 - Google Patents
衛星チャネルアクセス方式Info
- Publication number
- JPH08181645A JPH08181645A JP6322639A JP32263994A JPH08181645A JP H08181645 A JPH08181645 A JP H08181645A JP 6322639 A JP6322639 A JP 6322639A JP 32263994 A JP32263994 A JP 32263994A JP H08181645 A JPH08181645 A JP H08181645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reservation
- station
- data
- slot
- peripheral
- Prior art date
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- Granted
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/204—Multiple access
- H04B7/212—Time-division multiple access [TDMA]
- H04B7/2121—Channels assignment to the different stations
- H04B7/2123—Variable assignment, e.g. demand assignment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】データ同士の衝突を回避してシステムの安定化
を図ると同時に、トラフィック量の変動への柔軟な対応
を実現する。 【構成】時分割多元接続のチャネルアクセス方式におい
て、スロット化アロハ方式とスロット予約方式を併用す
る場合、スロット予約の方法として、中心局側が、周辺
局で使用すると予想されるスロット数をあらかじめ予約
する方法と、周辺局側が、自局で必要とするスロット数
の予約を要求する方法の2方法を用いる。中心局からの
ポーリングによって、周辺局で発生するようなデータに
ついては、中心局であらかじめスロット予約を行うが、
トラフィック量の変動により、中心局で想定する量を上
回るデータが周辺局で発生した場合は、周辺局側からス
ロット予約を行う。これにより、ランダムアクセスによ
るデータの衝突を抑制し、システムの安定化を実現す
る。
を図ると同時に、トラフィック量の変動への柔軟な対応
を実現する。 【構成】時分割多元接続のチャネルアクセス方式におい
て、スロット化アロハ方式とスロット予約方式を併用す
る場合、スロット予約の方法として、中心局側が、周辺
局で使用すると予想されるスロット数をあらかじめ予約
する方法と、周辺局側が、自局で必要とするスロット数
の予約を要求する方法の2方法を用いる。中心局からの
ポーリングによって、周辺局で発生するようなデータに
ついては、中心局であらかじめスロット予約を行うが、
トラフィック量の変動により、中心局で想定する量を上
回るデータが周辺局で発生した場合は、周辺局側からス
ロット予約を行う。これにより、ランダムアクセスによ
るデータの衝突を抑制し、システムの安定化を実現す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの衛星を介して中
心局と複数の周辺局とが共通のチャネルにより通信を行
う多元接続による衛星通信方式に関し、特に周辺局から
各中心局へのアクセス方式を改良した衛星チャネルアク
セス方式及びその中心局装置、周辺局装置に関する。
心局と複数の周辺局とが共通のチャネルにより通信を行
う多元接続による衛星通信方式に関し、特に周辺局から
各中心局へのアクセス方式を改良した衛星チャネルアク
セス方式及びその中心局装置、周辺局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの衛星回線を複数の周辺局が時分割
により共有し、1つの中心局との通信を行う多元接続方
式を用いたTDMAチャネルアクセス方式の第一として
スロット化アロハ方式がある。スロット化アロハ方式
は、各周辺局がデータが発生したときに他の周辺局と共
有する回線に自由にデータを送出するランダムアクセス
方式を改良した方式であり、衛星回線を時分割した単位
であるタイムスロットを設定し、これに対し総ての周辺
局がランダムにアクセスしパケットデータを送信するこ
とが許される方式である。
により共有し、1つの中心局との通信を行う多元接続方
式を用いたTDMAチャネルアクセス方式の第一として
スロット化アロハ方式がある。スロット化アロハ方式
は、各周辺局がデータが発生したときに他の周辺局と共
有する回線に自由にデータを送出するランダムアクセス
方式を改良した方式であり、衛星回線を時分割した単位
であるタイムスロットを設定し、これに対し総ての周辺
局がランダムにアクセスしパケットデータを送信するこ
とが許される方式である。
【0003】TDMAチャネルアクセス方式の第二とし
てスロット予約方式がある。これは、同様に衛星回線を
時分割した単位であるタイムスロットに対し、最初に周
辺局がランダムアクセスによりスロット予約の要求のた
めのデータを送出し、これに対して中心局が、当該周辺
局専用のタイムスロットを割り当てるものである。この
ように、中心局は各周辺局からの予約をスケジューリン
グして予約要求のあった周辺局にタイムスロットの割当
情報の送信を行い割当タイムスロットを知らせると同時
に、他の周辺局には、そのタイムスロットにデータを送
信しないように指示する方式である。この方式は、スロ
ット化アロハ方式の短所である衝突の問題を軽減し、メ
ッセージの生起率が比較的高い場合にも安定で柔軟な適
応を可能とするメリットがある。
てスロット予約方式がある。これは、同様に衛星回線を
時分割した単位であるタイムスロットに対し、最初に周
辺局がランダムアクセスによりスロット予約の要求のた
めのデータを送出し、これに対して中心局が、当該周辺
局専用のタイムスロットを割り当てるものである。この
ように、中心局は各周辺局からの予約をスケジューリン
グして予約要求のあった周辺局にタイムスロットの割当
情報の送信を行い割当タイムスロットを知らせると同時
に、他の周辺局には、そのタイムスロットにデータを送
信しないように指示する方式である。この方式は、スロ
ット化アロハ方式の短所である衝突の問題を軽減し、メ
ッセージの生起率が比較的高い場合にも安定で柔軟な適
応を可能とするメリットがある。
【0004】しかし、後者のスロット予約方式でも、タ
イムスロットを予約するためのデータの送出は、ランダ
ムアクセスによって行われるため衝突の問題は充分に解
消されていない。また、スロット予約方式にはスロット
化アロハ方式に比べてデータの送出の遅延量が大きいと
いう欠点もある。
イムスロットを予約するためのデータの送出は、ランダ
ムアクセスによって行われるため衝突の問題は充分に解
消されていない。また、スロット予約方式にはスロット
化アロハ方式に比べてデータの送出の遅延量が大きいと
いう欠点もある。
【0005】また、中心局による周辺局の障害検知にお
いて、周辺局からの送出データの衝突の問題を軽減する
ため、中心局においてタイムスロット予約(割当)機能
を持たせた方式が特開平−308636号公報に記載さ
れている。この方式は図12に示すように、中心局から
各周辺局に対して周辺局の障害検知のためのコマンドを
送出し、周辺局がこれに応答を返すようなシステムを想
定して、中心局が周辺局からの応答を予想してタイムス
ロットの予約(割当)を行うものである。この方式で
は、障害検知に関する周辺局からのデータ同志の衝突の
問題がかなり解決されるものの、メッセージのデータ量
に変動があるシステムに効率的に適応しうる方式ではな
い。
いて、周辺局からの送出データの衝突の問題を軽減する
ため、中心局においてタイムスロット予約(割当)機能
を持たせた方式が特開平−308636号公報に記載さ
れている。この方式は図12に示すように、中心局から
各周辺局に対して周辺局の障害検知のためのコマンドを
送出し、周辺局がこれに応答を返すようなシステムを想
定して、中心局が周辺局からの応答を予想してタイムス
ロットの予約(割当)を行うものである。この方式で
は、障害検知に関する周辺局からのデータ同志の衝突の
問題がかなり解決されるものの、メッセージのデータ量
に変動があるシステムに効率的に適応しうる方式ではな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の衛
星チャネルアクセス方式のスロット予約方式ではデータ
の衝突の軽減が充分なし得ず、また周辺局で生起したデ
ータの送出遅延を減少し得ない。また、特開平−308
636号公報に記載されている中心局よりタイムスロッ
ト予約(割当)を行う方式も周辺局で生起するメッセー
ジのデータ量に変動があるシステムには適用できない。
本発明は、中心局において周辺局の応答が予想される各
種のデータがかなりの頻度で各周辺局に送信されている
という現行システムの運用を含めた状況を踏まえて、中
心局側からのこれらのデータの送出時、その応答を予測
し必要なタイムスロットの予約(割当)を行い、周辺局
はこの予約したタイムスロットを多様に活用し得るよう
なシステムを構成しこれらの問題を改善した衛星チャネ
ルアクセス方式を提供するものである。
星チャネルアクセス方式のスロット予約方式ではデータ
の衝突の軽減が充分なし得ず、また周辺局で生起したデ
ータの送出遅延を減少し得ない。また、特開平−308
636号公報に記載されている中心局よりタイムスロッ
ト予約(割当)を行う方式も周辺局で生起するメッセー
ジのデータ量に変動があるシステムには適用できない。
本発明は、中心局において周辺局の応答が予想される各
種のデータがかなりの頻度で各周辺局に送信されている
という現行システムの運用を含めた状況を踏まえて、中
心局側からのこれらのデータの送出時、その応答を予測
し必要なタイムスロットの予約(割当)を行い、周辺局
はこの予約したタイムスロットを多様に活用し得るよう
なシステムを構成しこれらの問題を改善した衛星チャネ
ルアクセス方式を提供するものである。
【0007】すなわち、本発明の第1の目的は、TDM
A衛星チャネルアクセス方式において、各周辺局からの
送信データの衝突の確率を大幅に低減しシステムの安定
化を図り得るアクセス方式を提供することにある。
A衛星チャネルアクセス方式において、各周辺局からの
送信データの衝突の確率を大幅に低減しシステムの安定
化を図り得るアクセス方式を提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的は、周辺局の送信する
べきデータの送信の遅延を少なくし効率的なデータの伝
送をなし得る衛星チャネルアクセス方式を提供すること
にある。
べきデータの送信の遅延を少なくし効率的なデータの伝
送をなし得る衛星チャネルアクセス方式を提供すること
にある。
【0009】本発明の第3の目的は、中心局から周辺局
に対しデータを伝送するとき、同時に周辺局の応答を予
測し、また、周辺局の要求に応じ必要なタイムスロット
の割当を行い、周辺局がメッセージの生起率が高い時で
も確実にデータを送出することを可能とした衛星チャネ
ルアクセス方式を提供することにある。
に対しデータを伝送するとき、同時に周辺局の応答を予
測し、また、周辺局の要求に応じ必要なタイムスロット
の割当を行い、周辺局がメッセージの生起率が高い時で
も確実にデータを送出することを可能とした衛星チャネ
ルアクセス方式を提供することにある。
【0010】本発明の第4の目的は、中心局から周辺局
に対しデータを伝送するとき、同時に周辺局の応答を予
測し、周辺局が必要とするタイムスロットの予約(割
当)を行い、周辺局は該予約タイムスロットを前記応答
データのほか自局の端末データ等の送信にも利用しうる
ようにし、周辺局のメッセージの生起率の変動が大きく
ても柔軟にデータを送出することを可能とした衛星チャ
ネルアクセス方式を提供することにある。
に対しデータを伝送するとき、同時に周辺局の応答を予
測し、周辺局が必要とするタイムスロットの予約(割
当)を行い、周辺局は該予約タイムスロットを前記応答
データのほか自局の端末データ等の送信にも利用しうる
ようにし、周辺局のメッセージの生起率の変動が大きく
ても柔軟にデータを送出することを可能とした衛星チャ
ネルアクセス方式を提供することにある。
【0011】本発明の第5の目的は、中心局から周辺局
に対しデータを伝送し、該データに基づく周辺局の応答
を予測して、周辺局のデータが生起するタイミングを判
断してタイムスロットの割当を行うことで、データの遅
延を少なくすることを可能とした衛星チャネルアクセス
方式を提供することにある。
に対しデータを伝送し、該データに基づく周辺局の応答
を予測して、周辺局のデータが生起するタイミングを判
断してタイムスロットの割当を行うことで、データの遅
延を少なくすることを可能とした衛星チャネルアクセス
方式を提供することにある。
【0012】本発明の第6の目的は、TDMA衛星チャ
ネルアクセスにおいて、各周辺局のからのデータの衝突
及びデータの送信の遅延を少なくするような予約タイム
スロットの総合管理を可能とする中心局装置を提供する
ことにある。
ネルアクセスにおいて、各周辺局のからのデータの衝突
及びデータの送信の遅延を少なくするような予約タイム
スロットの総合管理を可能とする中心局装置を提供する
ことにある。
【0013】本発明の第7の目的は、TDMA衛星チャ
ネルアクセスにおいて、各周辺局で発生するメッセージ
量に変動がある場合も殆どのデータを予約スロットで送
出することを可能とし、データの衝突及びデータの送信
の遅延を少なくしうる周辺局装置を提供することにあ
る。
ネルアクセスにおいて、各周辺局で発生するメッセージ
量に変動がある場合も殆どのデータを予約スロットで送
出することを可能とし、データの衝突及びデータの送信
の遅延を少なくしうる周辺局装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、衛星を介する共通のチャネルにより中心局
と複数の周辺局とで時分割多重通信を行うため、衛星上
でのフレームに各周辺局がランダムにアクセスが可能な
ランダムアクセスタイムスロットと予約によりアクセス
が可能な予約アクセスタイムスロットとを設定する時分
割多元接続の衛星チャネルアクセス方式において、前記
中心局は、自局送信データに基づく宛先周辺局からの送
信データの生起の有無、生起量の予測と、周辺局からの
予約要求とに基づき各周辺局の予約タイムスロット数の
割当設定を行い、前記割当の数のタイムスロットを各周
辺局の専用の予約タイムスロットとして所定の位置に割
り当てるとともに、前記予約タイムスロットに関する予
約割当情報を送信し、前記各周辺局は、自局の送信デー
タの生起、蓄積状況に応じて送信データに適宜予約要求
情報を付加して前記自局専用の予約タイムスロット又は
前記ランダムアクセスタイムスロットに送信することを
特徴とする構成を採用している。
決するため、衛星を介する共通のチャネルにより中心局
と複数の周辺局とで時分割多重通信を行うため、衛星上
でのフレームに各周辺局がランダムにアクセスが可能な
ランダムアクセスタイムスロットと予約によりアクセス
が可能な予約アクセスタイムスロットとを設定する時分
割多元接続の衛星チャネルアクセス方式において、前記
中心局は、自局送信データに基づく宛先周辺局からの送
信データの生起の有無、生起量の予測と、周辺局からの
予約要求とに基づき各周辺局の予約タイムスロット数の
割当設定を行い、前記割当の数のタイムスロットを各周
辺局の専用の予約タイムスロットとして所定の位置に割
り当てるとともに、前記予約タイムスロットに関する予
約割当情報を送信し、前記各周辺局は、自局の送信デー
タの生起、蓄積状況に応じて送信データに適宜予約要求
情報を付加して前記自局専用の予約タイムスロット又は
前記ランダムアクセスタイムスロットに送信することを
特徴とする構成を採用している。
【0015】また、前記中心局は、自局送信データに基
づく宛先周辺局からの送信データの生起の有無、生起量
の予測によるタイムスロット数の割当設定において、少
なくても周辺局への監視・制御データ及び中心局に接続
されたホスト端末からのポーリングデータの送信を条件
として、1以上の予約タイムスロットの割当を行うこと
を特徴とする構成を採用し、更に、前記中心局は、自局
送信データに基づく宛先周辺局からの送信データの生起
タイミングをも予測し、各周辺局の専用の予約タイムス
ロットの割当位置を決定することを特徴とする構成を採
用している。
づく宛先周辺局からの送信データの生起の有無、生起量
の予測によるタイムスロット数の割当設定において、少
なくても周辺局への監視・制御データ及び中心局に接続
されたホスト端末からのポーリングデータの送信を条件
として、1以上の予約タイムスロットの割当を行うこと
を特徴とする構成を採用し、更に、前記中心局は、自局
送信データに基づく宛先周辺局からの送信データの生起
タイミングをも予測し、各周辺局の専用の予約タイムス
ロットの割当位置を決定することを特徴とする構成を採
用している。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例の1つについて図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0017】図1は、本方式を適用する衛星通信ネット
ワークの1構成例の概要である。この衛星通信ネットワ
ークは1つの中心局Cと複数の周辺局T1 ,T2 …とか
ら構成され、周辺局T1 ,T2 …は衛星Sを介する1つ
のチャネルを時分割することにより、中心局Cに対しア
クセスを行う。中心局Cにはホスト端末を、周辺局
T1 ,T2 …にはユーザデータ端末を接続することによ
り、星状ネットワークを実現するものである。
ワークの1構成例の概要である。この衛星通信ネットワ
ークは1つの中心局Cと複数の周辺局T1 ,T2 …とか
ら構成され、周辺局T1 ,T2 …は衛星Sを介する1つ
のチャネルを時分割することにより、中心局Cに対しア
クセスを行う。中心局Cにはホスト端末を、周辺局
T1 ,T2 …にはユーザデータ端末を接続することによ
り、星状ネットワークを実現するものである。
【0018】図2は、周辺局T1 ,T2 …から中心局C
へ向かう信号のフォーマットを示す。周辺局T1 ,T2
…から中心局Cへの信号の送信においては、1つのチャ
ネルをまず一定時間長のフレームに分割し、このフレー
ムをさらにいくつかのタイムスロットに分割し、このタ
イムスロットを基本的なパケットデータの送信単位とす
る。図2の例では、1フレームを8つのスロットに分割
している。
へ向かう信号のフォーマットを示す。周辺局T1 ,T2
…から中心局Cへの信号の送信においては、1つのチャ
ネルをまず一定時間長のフレームに分割し、このフレー
ムをさらにいくつかのタイムスロットに分割し、このタ
イムスロットを基本的なパケットデータの送信単位とす
る。図2の例では、1フレームを8つのスロットに分割
している。
【0019】周辺局T1 ,T2 …から中心局Cに送信す
るパケットデータは、全て図2に示されるようなフォー
マットをとる。すなわち、搬送波・クロック再生のため
のプリアンブル部とデータの開始を示すユニークワード
部からなるオーバーヘッド部(OH)、送信元の周辺局
アドレスを示すフィールド(ADRS)、予約を要求す
るスロットの数を示すフィールド(REQ)、周辺局で
1つのメッセージを複数のパケットに分割した場合にそ
のパケットを中心局で再び1つのメッセージに組み立て
るための情報フィールド(PC)、このパケットに収容
されたメッセージデータそのものの長さ(DATA部の
長さ)を示すフィールド(PL)、このパケットに収容
されるメッセージがユーザデータ端末から生起したもの
か、あるいはシステム制御・監視用に周辺局内部で生成
されたものか示す識別部(SEL)、メッセージデータ
そのものを収容するデータ部(DATA)、パケットの
長さを1タイムスロットの長さにそろえるためのダミー
ビット(DMY)、ADRS部からDMY部までを対象
とするフレームチェックシーケンスフィールド(FC
S)、誤り訂正のための冗長ビット(FEC)、次のス
ロットに送信されるパケットとの間隔を確保するための
ガードタイム(GT)とから構成される。
るパケットデータは、全て図2に示されるようなフォー
マットをとる。すなわち、搬送波・クロック再生のため
のプリアンブル部とデータの開始を示すユニークワード
部からなるオーバーヘッド部(OH)、送信元の周辺局
アドレスを示すフィールド(ADRS)、予約を要求す
るスロットの数を示すフィールド(REQ)、周辺局で
1つのメッセージを複数のパケットに分割した場合にそ
のパケットを中心局で再び1つのメッセージに組み立て
るための情報フィールド(PC)、このパケットに収容
されたメッセージデータそのものの長さ(DATA部の
長さ)を示すフィールド(PL)、このパケットに収容
されるメッセージがユーザデータ端末から生起したもの
か、あるいはシステム制御・監視用に周辺局内部で生成
されたものか示す識別部(SEL)、メッセージデータ
そのものを収容するデータ部(DATA)、パケットの
長さを1タイムスロットの長さにそろえるためのダミー
ビット(DMY)、ADRS部からDMY部までを対象
とするフレームチェックシーケンスフィールド(FC
S)、誤り訂正のための冗長ビット(FEC)、次のス
ロットに送信されるパケットとの間隔を確保するための
ガードタイム(GT)とから構成される。
【0020】図3は、中心局から周辺局T1 ,T2 …へ
向かう信号のフォーマットを示す。中心局Cは周辺局T
1 ,T2 …に向かってパケットデータを送信するととも
に、一定の時間長のフレームの区切りを示すフレームタ
イミング信号を放送モードで送信する。このフレームタ
イミング信号は、周辺局T1 ,T2 …が自局から送信を
行う時に用いるタイミングの基準となり、このフレーム
タイミング信号が送信される間隔は、周辺局T1 ,T2
…の送信の際に、チャネルを時分割するフレームの長さ
と等しい。
向かう信号のフォーマットを示す。中心局Cは周辺局T
1 ,T2 …に向かってパケットデータを送信するととも
に、一定の時間長のフレームの区切りを示すフレームタ
イミング信号を放送モードで送信する。このフレームタ
イミング信号は、周辺局T1 ,T2 …が自局から送信を
行う時に用いるタイミングの基準となり、このフレーム
タイミング信号が送信される間隔は、周辺局T1 ,T2
…の送信の際に、チャネルを時分割するフレームの長さ
と等しい。
【0021】中心局Cは、フレームタイミング信号に続
いて、周辺局T1 ,T2 …が送信したデータの受信応答
信号を、放送モードで送信する。受信応答信号は、中心
局Cが正しく受信したデータの送信元周辺局アドレス
を、スロットの順番に並べたもので、何もデータが受信
されなかったスロット、または、データ同士の衝突や伝
送誤り等によってデータを正常に受信することができな
かったスロットについては、オール0を書き込む。
いて、周辺局T1 ,T2 …が送信したデータの受信応答
信号を、放送モードで送信する。受信応答信号は、中心
局Cが正しく受信したデータの送信元周辺局アドレス
を、スロットの順番に並べたもので、何もデータが受信
されなかったスロット、または、データ同士の衝突や伝
送誤り等によってデータを正常に受信することができな
かったスロットについては、オール0を書き込む。
【0022】さらに、中心局Cは受信応答信号に続い
て、予約情報を放送モードで送信する。予約情報とは、
あるフレームの各タイムスロットが、ランダムアクセス
可能なスロットであるのか、いずれかの周辺局に割り当
てられたスロットであるのか、を示す情報であり、各ス
ロットが割り当てられる周辺局アドレスを、スロットの
順番に並べたものである。この時、どこの周辺局にも割
り当てられていないスロット、即ちランダムアクセス可
能なスロットについては、グローバルアドレスとしてオ
ール1が書き込まれる。ただし、オール0やオール1の
アドレスを持つ周辺局は存在しないものと仮定する。
て、予約情報を放送モードで送信する。予約情報とは、
あるフレームの各タイムスロットが、ランダムアクセス
可能なスロットであるのか、いずれかの周辺局に割り当
てられたスロットであるのか、を示す情報であり、各ス
ロットが割り当てられる周辺局アドレスを、スロットの
順番に並べたものである。この時、どこの周辺局にも割
り当てられていないスロット、即ちランダムアクセス可
能なスロットについては、グローバルアドレスとしてオ
ール1が書き込まれる。ただし、オール0やオール1の
アドレスを持つ周辺局は存在しないものと仮定する。
【0023】図3の例では、周辺局から中心局へ送信さ
れる回線の1フレームが、8タイムスロットに分割され
る場合の受信応答信号と予約情報の一例を示している。
この場合の受信応答信号は、スロット1で周辺局000
1番からのデータを受信したこと、スロット2では正常
なデータ受信がなかったこと、スロット8で周辺局10
10番からのデータを受信したことを示している。一
方、予約情報は、スロット1がランダムアクセス可能な
スロットであること、スロット2が周辺局0010番用
に予約割当されていること、スロット8が周辺局000
1番に予約割当されていることを示している。
れる回線の1フレームが、8タイムスロットに分割され
る場合の受信応答信号と予約情報の一例を示している。
この場合の受信応答信号は、スロット1で周辺局000
1番からのデータを受信したこと、スロット2では正常
なデータ受信がなかったこと、スロット8で周辺局10
10番からのデータを受信したことを示している。一
方、予約情報は、スロット1がランダムアクセス可能な
スロットであること、スロット2が周辺局0010番用
に予約割当されていること、スロット8が周辺局000
1番に予約割当されていることを示している。
【0024】受信応答信号・予約情報と、周辺局がデー
タを送信するタイミングの基準であるフレームとの関係
は図9のようになる。図9の例では、周辺局がフレーム
1に送信したデータに対する受信応答信号は、周辺局側
から見ると、3フレーム先のフレーム4で受信されるも
のとしている。また、この受信応答信号とともに送られ
てくる予約情報は、周辺局側からみると、次のフレーム
であるフレーム5についてのスロット割当情報を示して
いる。
タを送信するタイミングの基準であるフレームとの関係
は図9のようになる。図9の例では、周辺局がフレーム
1に送信したデータに対する受信応答信号は、周辺局側
から見ると、3フレーム先のフレーム4で受信されるも
のとしている。また、この受信応答信号とともに送られ
てくる予約情報は、周辺局側からみると、次のフレーム
であるフレーム5についてのスロット割当情報を示して
いる。
【0025】図4は、中心局Cから周辺局T1 ,T2 …
へ送信される信号のうち、パケットデータのフォーマッ
トを示すものである。中心局Cから周辺局T1 ,T2 …
へ送信されるパケットデータは、ハイレベルデータリン
ク制御(HDLC)のフォーマットに準拠し、パケット
の先頭および終了を表すフラグパターン(F)に挟まれ
ている。
へ送信される信号のうち、パケットデータのフォーマッ
トを示すものである。中心局Cから周辺局T1 ,T2 …
へ送信されるパケットデータは、ハイレベルデータリン
ク制御(HDLC)のフォーマットに準拠し、パケット
の先頭および終了を表すフラグパターン(F)に挟まれ
ている。
【0026】さらに、中心局Cから周辺局T1 ,T2 …
へ送信されるパケットデータは、宛先の周辺局アドレス
(ADRS)、このパケットに収容されるメッセージが
ホスト端末から生起したものか、あるいはシステム制御
・監視用に中心局内部で生成されたものか示す識別部
(SEL)、このメッセージに対する周辺局からの応答
を予想して、中心局がタイムスロットの予約を行ったか
どうかを示す識別部(RSV)、メッセージデータその
ものを収容するデータ部(DATA)、伝送誤りを検出
するフレームチェックシーケンス(FCS)とから構成
される。
へ送信されるパケットデータは、宛先の周辺局アドレス
(ADRS)、このパケットに収容されるメッセージが
ホスト端末から生起したものか、あるいはシステム制御
・監視用に中心局内部で生成されたものか示す識別部
(SEL)、このメッセージに対する周辺局からの応答
を予想して、中心局がタイムスロットの予約を行ったか
どうかを示す識別部(RSV)、メッセージデータその
ものを収容するデータ部(DATA)、伝送誤りを検出
するフレームチェックシーケンス(FCS)とから構成
される。
【0027】最初に、本発明の一実施例の中心局の構
成、動作について説明する。図5は、中心局Cの構成図
である。
成、動作について説明する。図5は、中心局Cの構成図
である。
【0028】送受信装置1は、衛星Sを介して各周辺局
T1 ,T2 …との間で送受信を行い、高周波数帯と中間
周波数帯の間の周波数変換を行う。
T1 ,T2 …との間で送受信を行い、高周波数帯と中間
周波数帯の間の周波数変換を行う。
【0029】受信部2は、送受信装置1が受信した信号
を復調し復調データの誤り訂正を行い処理後の信号をチ
ャンネル監視部3に出力する。
を復調し復調データの誤り訂正を行い処理後の信号をチ
ャンネル監視部3に出力する。
【0030】チャネル監視部3は、受信したパケットの
フレームチェックシーケンス部(FCS)を参照して、
受信パケットのADRS部からDMY部までの伝送誤り
を検出する。誤りが検出されれば、そのパケットを破棄
する。誤りが検出されない、すなわち正常に受信された
パケットについては、そのADRS部からDMY部まで
をヘッダ処理部4へ引き渡す。
フレームチェックシーケンス部(FCS)を参照して、
受信パケットのADRS部からDMY部までの伝送誤り
を検出する。誤りが検出されれば、そのパケットを破棄
する。誤りが検出されない、すなわち正常に受信された
パケットについては、そのADRS部からDMY部まで
をヘッダ処理部4へ引き渡す。
【0031】ヘッダ処理部4は、受信パケットの送信元
周辺局アドレス(ADRS)を受信応答信号生成部9と
予約スロット管理部12へ通知し、スロットの予約要求
数(REQ)を予約スロット管理部に通知する。さらに
ヘッダ処理部4は、受信パケットをパケット組立バッフ
ァ5へ引き渡す。
周辺局アドレス(ADRS)を受信応答信号生成部9と
予約スロット管理部12へ通知し、スロットの予約要求
数(REQ)を予約スロット管理部に通知する。さらに
ヘッダ処理部4は、受信パケットをパケット組立バッフ
ァ5へ引き渡す。
【0032】パケット組立バッファ5は、受信パケット
の情報フィールド部(PC)を参照して、これが周辺局
側でデータをパケット分割されたものかどうかを判断す
る。分割されていない場合は、フィールド部(PL)か
らメッセージデータ部(DATA)そのものの長さを認
識し、受信パケットの識別部(SEL)とデータ部(D
ATA)のみをルータ6へ出力する。分割されている場
合は、全てのパケットが揃うまでバッファリングする。
この時、送信元周辺局アドレス部(ADRS)を参照
し、各送信元周辺局毎に独立して、分割パケットをバッ
ファリングしなければならない。全てのパケットが揃っ
たならば、各パケットの識別部(SEL)とデータ部
(DATA)をルータ6に出力する。この時DATA部
は、周辺局で分割される前の、元のメッセージデータの
形に組み立てて出力する。
の情報フィールド部(PC)を参照して、これが周辺局
側でデータをパケット分割されたものかどうかを判断す
る。分割されていない場合は、フィールド部(PL)か
らメッセージデータ部(DATA)そのものの長さを認
識し、受信パケットの識別部(SEL)とデータ部(D
ATA)のみをルータ6へ出力する。分割されている場
合は、全てのパケットが揃うまでバッファリングする。
この時、送信元周辺局アドレス部(ADRS)を参照
し、各送信元周辺局毎に独立して、分割パケットをバッ
ファリングしなければならない。全てのパケットが揃っ
たならば、各パケットの識別部(SEL)とデータ部
(DATA)をルータ6に出力する。この時DATA部
は、周辺局で分割される前の、元のメッセージデータの
形に組み立てて出力する。
【0033】ルータ6は、パケット組立バッファ5から
出力される識別部(SEL)を参照して、周辺局のユー
ザデータ端末から発生したユーザデータについては受信
データバッファ7へ、周辺局内部で発生したシステム制
御・監視用のデータについてはシステム制御/監視部8
へ、それぞれデータ部(DATA)のみを出力する。
出力される識別部(SEL)を参照して、周辺局のユー
ザデータ端末から発生したユーザデータについては受信
データバッファ7へ、周辺局内部で発生したシステム制
御・監視用のデータについてはシステム制御/監視部8
へ、それぞれデータ部(DATA)のみを出力する。
【0034】受信データバッファ7は、ルータ6から出
力されたデータ部(DATA)、すなわち周辺局から送
られたユーザデータをバッファリングし、これをホスト
端末に引き渡す。
力されたデータ部(DATA)、すなわち周辺局から送
られたユーザデータをバッファリングし、これをホスト
端末に引き渡す。
【0035】システム制御・監視部8は、配下の周辺局
を監視・制御する機能を持ち、周辺局へシステム制御用
の情報を通知したり、ステータスの問い合わせを行う。
その結果として、周辺局からの応答を収集し、必要な情
報をモニタ端末に出力する。周辺局にシステム制御用の
情報電文やステータス問い合わせコマンドを送信する場
合は、これをデータ識別部11へ出力する。
を監視・制御する機能を持ち、周辺局へシステム制御用
の情報を通知したり、ステータスの問い合わせを行う。
その結果として、周辺局からの応答を収集し、必要な情
報をモニタ端末に出力する。周辺局にシステム制御用の
情報電文やステータス問い合わせコマンドを送信する場
合は、これをデータ識別部11へ出力する。
【0036】受信応答信号生成部9は、ヘッダ処理部4
から受け取った、送信元周辺局アドレスを利用して、受
信応答信号を作成する。そして、各フレームの最終スロ
ットのタイミングが来たならば、そのフレームの受信応
答信号を多重部15へ出力する。
から受け取った、送信元周辺局アドレスを利用して、受
信応答信号を作成する。そして、各フレームの最終スロ
ットのタイミングが来たならば、そのフレームの受信応
答信号を多重部15へ出力する。
【0037】送信データバッファ10は、ホスト端末か
らユーザデータを受けてバッファリングし、データ識別
部11へ出力する。
らユーザデータを受けてバッファリングし、データ識別
部11へ出力する。
【0038】データ識別部11は、第1の機能として、
中心局から送信するデータに対応して、周辺局から送信
されるデータのために、スロットの予約が必要かどう
か、何スロットの予約が必要かを判断し、必要な場合
は、予約スロット管理部12にスロット予約を必要とす
る周辺局のアドレス、及びスロット数を通知する機能を
持つ。前記判断条件の一例として、システム制御/監視
部8から出力されるデータについては、全て周辺局から
の応答があるものとして、スロットの予約を行うものと
する。また、送信データバッファ10から出力されるデ
ータについては、接続されるホスト端末のアプリケーシ
ョンにより、ホスト端末からのポーリングを契機とし
て、周辺局側のユーザデータ端末がデータを送信する場
合は、スロットの予約を行うものとする。また、この場
合、スロット数については後述するように1〜数スロッ
トの一定値とすることができる。このようにすることに
よって、上記第1の機能は周辺局のアドレスの通知機能
のみに簡略化することもできる。
中心局から送信するデータに対応して、周辺局から送信
されるデータのために、スロットの予約が必要かどう
か、何スロットの予約が必要かを判断し、必要な場合
は、予約スロット管理部12にスロット予約を必要とす
る周辺局のアドレス、及びスロット数を通知する機能を
持つ。前記判断条件の一例として、システム制御/監視
部8から出力されるデータについては、全て周辺局から
の応答があるものとして、スロットの予約を行うものと
する。また、送信データバッファ10から出力されるデ
ータについては、接続されるホスト端末のアプリケーシ
ョンにより、ホスト端末からのポーリングを契機とし
て、周辺局側のユーザデータ端末がデータを送信する場
合は、スロットの予約を行うものとする。また、この場
合、スロット数については後述するように1〜数スロッ
トの一定値とすることができる。このようにすることに
よって、上記第1の機能は周辺局のアドレスの通知機能
のみに簡略化することもできる。
【0039】データ識別部11の第2の機能は、システ
ム制御/監視部8および送信データバッファ10から出
力されるデータに対して、宛先周辺局アドレス(ADR
S)・ユーザデータかシステム制御/監視用のデータか
示す識別子(SEL)・中心局側で宛先周辺局用のスロ
ット予約を行ったかどうかの識別子(RSV)を付加し
て、図4に示す所定のフォーマットのパーケットデータ
を作成し、多重部15へ出力することである。
ム制御/監視部8および送信データバッファ10から出
力されるデータに対して、宛先周辺局アドレス(ADR
S)・ユーザデータかシステム制御/監視用のデータか
示す識別子(SEL)・中心局側で宛先周辺局用のスロ
ット予約を行ったかどうかの識別子(RSV)を付加し
て、図4に示す所定のフォーマットのパーケットデータ
を作成し、多重部15へ出力することである。
【0040】予約スロット管理部12は、ヘッダ処理部
4から通知された、複数の周辺局に関する、周辺局アド
レスと予約要求数、及びデータ識別部11から通知され
る周辺局アドレス、及び、スロット予約数を判断してス
ケジューリングを行い、スロット割当テーブルを作成す
る。スロット割当テーブルを作成する際の予約スロット
の割当の一例として、データ識別部11から通知された
周辺局に対する予約スロットの割り当ては、1スロット
のみ行われるものとし、一方、ヘッダ処理部4から通知
される周辺局に対する予約スロットの割り当ては、ヘッ
ダ処理部4から通知される予約要求数の数だけ割り当て
られるものとする。
4から通知された、複数の周辺局に関する、周辺局アド
レスと予約要求数、及びデータ識別部11から通知され
る周辺局アドレス、及び、スロット予約数を判断してス
ケジューリングを行い、スロット割当テーブルを作成す
る。スロット割当テーブルを作成する際の予約スロット
の割当の一例として、データ識別部11から通知された
周辺局に対する予約スロットの割り当ては、1スロット
のみ行われるものとし、一方、ヘッダ処理部4から通知
される周辺局に対する予約スロットの割り当ては、ヘッ
ダ処理部4から通知される予約要求数の数だけ割り当て
られるものとする。
【0041】予約情報生成部13は、受信応答信号生成
部9からの受信応答信号を出力するタイミングの通知を
受けて、予約スロット管理部12が管理するスロット割
当テーブルから、1フレーム分のスロット割当情報を読
みだして、これを予約情報として多重部15に出力す
る。
部9からの受信応答信号を出力するタイミングの通知を
受けて、予約スロット管理部12が管理するスロット割
当テーブルから、1フレーム分のスロット割当情報を読
みだして、これを予約情報として多重部15に出力す
る。
【0042】フレームタイミング信号生成部14は、フ
レームの区切りを示すフレームタイミング信号を多重部
15へ出力する。同時に、フレームタイミング信号生成
部14は、中心局Cで使用する受信フレームタイミング
を、受信スロットタイミング生成部17に通知する。
レームの区切りを示すフレームタイミング信号を多重部
15へ出力する。同時に、フレームタイミング信号生成
部14は、中心局Cで使用する受信フレームタイミング
を、受信スロットタイミング生成部17に通知する。
【0043】受信スロットタイミング生成部17は、フ
レームタイミング信号生成部14の出力に基づいて、中
心局Cで使用する受信スロットタイミング信号を作成
し、これをチャネル監視部3と受信応答信号生成部9に
出力する。
レームタイミング信号生成部14の出力に基づいて、中
心局Cで使用する受信スロットタイミング信号を作成
し、これをチャネル監視部3と受信応答信号生成部9に
出力する。
【0044】多重部15は、受信応答信号生成部9・デ
ータ識別部11・予約情報生成部13・フレームタイミ
ング信号生成部14からの出力を時分割多重し、これを
送信部16に出力する。
ータ識別部11・予約情報生成部13・フレームタイミ
ング信号生成部14からの出力を時分割多重し、これを
送信部16に出力する。
【0045】送信部16は、多重部15からの入力のう
ち、パケットについて、CRC方式による伝送誤り検出
用の冗長ビットを付加し、符号化・変調を施して送受信
装置1に出力する。
ち、パケットについて、CRC方式による伝送誤り検出
用の冗長ビットを付加し、符号化・変調を施して送受信
装置1に出力する。
【0046】次に、本発明の一実施例の周辺局の構成、
動作について説明する。図6は、周辺局T1 ,T2 …の
構成図である。
動作について説明する。図6は、周辺局T1 ,T2 …の
構成図である。
【0047】送受信装置18は、衛星Sとの信号の送受
信を行い、高周波数帯と中間周波数帯の間の周波数変換
を行なう。
信を行い、高周波数帯と中間周波数帯の間の周波数変換
を行なう。
【0048】受信部19は、送受信装置18が受信した
信号を復調し誤り訂正処理を行い、処理後の信号を、分
離部20に出力する。
信号を復調し誤り訂正処理を行い、処理後の信号を、分
離部20に出力する。
【0049】分離部20は、受信部19の出力を受け
て、その中から、中心局Cが生成したフレームタイミン
グ信号を検出して、フレームタイミングをフレーム同期
部26へ、予約情報を予約スロット管理部33、受信応
答信号を送達確認部34、パケットデータを監視部21
へ、それぞれ出力する。
て、その中から、中心局Cが生成したフレームタイミン
グ信号を検出して、フレームタイミングをフレーム同期
部26へ、予約情報を予約スロット管理部33、受信応
答信号を送達確認部34、パケットデータを監視部21
へ、それぞれ出力する。
【0050】監視部21は、分離部20から受け取った
パケットデータについて誤り検出を行い、伝送誤りがな
く、かつ自局宛のデータのみを有効受信データと判定
し、それ以外のパケットデータはこれを破棄する。有効
受信データは、その識別子(SEL)からデータ部(D
ATA)までを、ヘッダ処理部22へ引き渡す。
パケットデータについて誤り検出を行い、伝送誤りがな
く、かつ自局宛のデータのみを有効受信データと判定
し、それ以外のパケットデータはこれを破棄する。有効
受信データは、その識別子(SEL)からデータ部(D
ATA)までを、ヘッダ処理部22へ引き渡す。
【0051】ヘッダ処理部22は、受信したパケットデ
ータの識別子(SEL部)と識別子(RSV部)を予約
管理部30へ通知する。さらにヘッダ処理部22は、受
信パケットデータをルータ23へ出力する。
ータの識別子(SEL部)と識別子(RSV部)を予約
管理部30へ通知する。さらにヘッダ処理部22は、受
信パケットデータをルータ23へ出力する。
【0052】ルータ23は、受信パケットデータの識別
子(SEL部)を参照して、ユーザデータならば受信デ
ータバッファ24へ、システム制御/監視用のデータな
らばシステム監視部25へ、それぞれ出力する。ただ
し、この時には、データ部(DATA)のみをそれぞれ
受信データバッファ24、システム監視部25へ出力す
るものとする。
子(SEL部)を参照して、ユーザデータならば受信デ
ータバッファ24へ、システム制御/監視用のデータな
らばシステム監視部25へ、それぞれ出力する。ただ
し、この時には、データ部(DATA)のみをそれぞれ
受信データバッファ24、システム監視部25へ出力す
るものとする。
【0053】受信データバッファ24は、ユーザデータ
パケットをバッファリングし、これをユーザデータ端末
へ引き渡す。
パケットをバッファリングし、これをユーザデータ端末
へ引き渡す。
【0054】システム監視部25は、中心局から送られ
るシステム制御用のデータや、ステータス問い合わせコ
マンドを受信し、これに対する応答データを作成して、
パケット化部28へ出力する。
るシステム制御用のデータや、ステータス問い合わせコ
マンドを受信し、これに対する応答データを作成して、
パケット化部28へ出力する。
【0055】フレーム同期部26は、中心局Cから送信
されてくるフレームタイミングを基準として、自局と衛
星との距離を考慮し、自局が送信を行なう際に用いるフ
レームタイミングを決定して、これをスロットタイミン
グ生成部27に出力する。
されてくるフレームタイミングを基準として、自局と衛
星との距離を考慮し、自局が送信を行なう際に用いるフ
レームタイミングを決定して、これをスロットタイミン
グ生成部27に出力する。
【0056】スロットタイミング生成部27は、フレー
ム同期部26が作ったフレームを、所定の数のスロット
に分割し、スロットタイミングを決定する。
ム同期部26が作ったフレームを、所定の数のスロット
に分割し、スロットタイミングを決定する。
【0057】パケット化部28は、ユーザデータ端末お
よびシステム監視部25からデータを受け取り、そのデ
ータが1つのタイムスロットのデータ部(DATA)の
サイズを越える長さならば、これを複数のパケットに分
割してこれをデータ部(DATA)とする。さらに、パ
ケット化部28は、そのデータがユーザデータかシステ
ム制御/監視用のデータかを示す識別子(SEL)・パ
ケット再組み立て情報部(PC)・データ部(DAT
A)の長さを示すデータ長(PL)・ダミービット(D
MY)・フレームチェックシーケンス部(FCS)をデ
ータ部DATAに付加して、所定のフォーマットのパケ
ットデータを作成し、これを送信データバッファ29へ
出力する。
よびシステム監視部25からデータを受け取り、そのデ
ータが1つのタイムスロットのデータ部(DATA)の
サイズを越える長さならば、これを複数のパケットに分
割してこれをデータ部(DATA)とする。さらに、パ
ケット化部28は、そのデータがユーザデータかシステ
ム制御/監視用のデータかを示す識別子(SEL)・パ
ケット再組み立て情報部(PC)・データ部(DAT
A)の長さを示すデータ長(PL)・ダミービット(D
MY)・フレームチェックシーケンス部(FCS)をデ
ータ部DATAに付加して、所定のフォーマットのパケ
ットデータを作成し、これを送信データバッファ29へ
出力する。
【0058】パケット再組み立て情報(PC)として
は、例えばそのデータが、パケット分割されたデータの
1部分であるか否か、分割されたデータの一部ならば順
序番号等の情報が考えられる。
は、例えばそのデータが、パケット分割されたデータの
1部分であるか否か、分割されたデータの一部ならば順
序番号等の情報が考えられる。
【0059】送信データバッファ29は、パケット化部
28からパケットデータを受信してバッファリングし、
送信制御部31へこれを出力する。この時、送信データ
バッファ29は、1タイムスロット上にランダムアクセ
スで送信するべきパケットデータと、予約スロット上に
送信するべきパケットデータ、さらに、一度送信に失敗
して再送すべきパケットデータとを、別々にバッファリ
ングする。
28からパケットデータを受信してバッファリングし、
送信制御部31へこれを出力する。この時、送信データ
バッファ29は、1タイムスロット上にランダムアクセ
スで送信するべきパケットデータと、予約スロット上に
送信するべきパケットデータ、さらに、一度送信に失敗
して再送すべきパケットデータとを、別々にバッファリ
ングする。
【0060】また、送信データバッファ29は、送信制
御部31へ出力したパケットデータを、送達確認のため
に一時保留バッファに保留しておく。そして、送達確認
部34からの再送/バッファ解放指示信号を受けて、保
留バッファからの解放を指示されたデータはバッファ内
から消去し、再送が指示されたデータは、再送用の専用
バッファにバッファリングしなおす。
御部31へ出力したパケットデータを、送達確認のため
に一時保留バッファに保留しておく。そして、送達確認
部34からの再送/バッファ解放指示信号を受けて、保
留バッファからの解放を指示されたデータはバッファ内
から消去し、再送が指示されたデータは、再送用の専用
バッファにバッファリングしなおす。
【0061】予約管理部30は、送信データバッファ2
9の中に、予約スロット使用データとしてバッファリン
グされているデータの数を管理し、何タイムスロット分
を予約すればよいかを決定する。また、予約管理部30
は、ヘッダ処理部22からの通知を受け、自局からの送
信を予想して、中心局側があらかじめ予約したスロット
の数ASN(周辺局が利用可能な予約スロット数)を管
理し、さらにそれがユーザデータ用の予約スロットか、
システム制御/監視データ用の予約スロットかをも管理
する。
9の中に、予約スロット使用データとしてバッファリン
グされているデータの数を管理し、何タイムスロット分
を予約すればよいかを決定する。また、予約管理部30
は、ヘッダ処理部22からの通知を受け、自局からの送
信を予想して、中心局側があらかじめ予約したスロット
の数ASN(周辺局が利用可能な予約スロット数)を管
理し、さらにそれがユーザデータ用の予約スロットか、
システム制御/監視データ用の予約スロットかをも管理
する。
【0062】送信制御部31は、スロットタイミング生
成部27からの出力を受け、スロットタイミングが来た
ことを知ると、まず、予約スロット管理部33のスロッ
ト割当テーブルを参照し、ランダムアクセス可能なスロ
ットタイミングか、自局に割り当てられた予約スロット
タイミングか、あるいは他の周辺局に割り当てられた予
約スロットタイミングか、を判別する。ランダムアクセ
ス可能なスロットタイミングか、自局用の予約スロット
タイミングであるならば、送信データバッファ29にバ
ッファリングされたデータの中から、適当なデータを選
択して送信する。この時、送信制御部26は、送信パケ
ットデータに、自局のアドレス(ADRS)・要求予約
スロット数(REQ)を付加して、送信部32へ出力す
る。この時、要求予約スロット数(REQ)は、予約管
理部30が指示する値を設定する。
成部27からの出力を受け、スロットタイミングが来た
ことを知ると、まず、予約スロット管理部33のスロッ
ト割当テーブルを参照し、ランダムアクセス可能なスロ
ットタイミングか、自局に割り当てられた予約スロット
タイミングか、あるいは他の周辺局に割り当てられた予
約スロットタイミングか、を判別する。ランダムアクセ
ス可能なスロットタイミングか、自局用の予約スロット
タイミングであるならば、送信データバッファ29にバ
ッファリングされたデータの中から、適当なデータを選
択して送信する。この時、送信制御部26は、送信パケ
ットデータに、自局のアドレス(ADRS)・要求予約
スロット数(REQ)を付加して、送信部32へ出力す
る。この時、要求予約スロット数(REQ)は、予約管
理部30が指示する値を設定する。
【0063】さらに送信制御部31は、どのタイムスロ
ットでデータ送信を行ったか否かを、送達確認部34へ
送信履歴として通知する。
ットでデータ送信を行ったか否かを、送達確認部34へ
送信履歴として通知する。
【0064】送信部32は、送信制御部31からの入力
について、ダミービット(DMY)を付加し、さらに符
号化・変調を施して誤り訂正用冗長ビット(FEC)を
付加し、送受信装置18に出力する。
について、ダミービット(DMY)を付加し、さらに符
号化・変調を施して誤り訂正用冗長ビット(FEC)を
付加し、送受信装置18に出力する。
【0065】予約スロット管理部33は、中心局Cから
送信される予約情報を参照して、スロット割当テーブル
を作成する。
送信される予約情報を参照して、スロット割当テーブル
を作成する。
【0066】送達確認部34は、送信制御部31からの
出力を受けて、自局がどのタイムスロットで送信を行っ
たかという送信履歴を記憶している。これにより送達確
認部34は、送信履歴と、分離部20から出力される受
信応答信号とを比較し、自局がデータ送信を試みたタイ
ムスロットに対す応答が肯定応答ACK(ACKNOW
LEDGEMENT)か否定応答NAK(NOT AC
KNOWLEDGEMENT)であるかを識別する。即
ち、受信応答信号が自局のアドレスを示していれば肯定
応答ACK、オール0か他の周辺局のアドレスが示され
ていれば否定応答NAKと判断する。
出力を受けて、自局がどのタイムスロットで送信を行っ
たかという送信履歴を記憶している。これにより送達確
認部34は、送信履歴と、分離部20から出力される受
信応答信号とを比較し、自局がデータ送信を試みたタイ
ムスロットに対す応答が肯定応答ACK(ACKNOW
LEDGEMENT)か否定応答NAK(NOT AC
KNOWLEDGEMENT)であるかを識別する。即
ち、受信応答信号が自局のアドレスを示していれば肯定
応答ACK、オール0か他の周辺局のアドレスが示され
ていれば否定応答NAKと判断する。
【0067】さらに、送達確認部34は、応答が否定応
答NAKであったデータについては再送を、応答が肯定
応答ACKであったデータについては、一時保留バッフ
ァからの解放を、それぞれ送信データバッファ29に指
示する。
答NAKであったデータについては再送を、応答が肯定
応答ACKであったデータについては、一時保留バッフ
ァからの解放を、それぞれ送信データバッファ29に指
示する。
【0068】図7は、周辺局の送信データバッファ29
の詳細図である。
の詳細図である。
【0069】周辺局の送信データバッファ29は、ラン
ダムアクセスで送信するデータをバッファリングするバ
ッファ703、自局用の予約スロットに送信するべきデ
ータをバッファリングするバッファ704と705、一
度送信に失敗した再送データをバッファリングするバッ
ファ706、受信確認を待つために、送信したデータを
一時保留しておくバッファ707とから構成される。こ
のうち、バッファ704は、周辺局側から要求する予約
スロット用のデータをバッファリングするものであり、
一方、バッファ705は、中心局側であらかじめ割り当
てる予約スロット用のデータをバッファリングするもの
である。
ダムアクセスで送信するデータをバッファリングするバ
ッファ703、自局用の予約スロットに送信するべきデ
ータをバッファリングするバッファ704と705、一
度送信に失敗した再送データをバッファリングするバッ
ファ706、受信確認を待つために、送信したデータを
一時保留しておくバッファ707とから構成される。こ
のうち、バッファ704は、周辺局側から要求する予約
スロット用のデータをバッファリングするものであり、
一方、バッファ705は、中心局側であらかじめ割り当
てる予約スロット用のデータをバッファリングするもの
である。
【0070】また、送信データバッファ29は、切換部
SWA701とSWB702によって、パケット化部2
8から入力するパケットデータを、どのバッファにバッ
ファリングするか振り分ける。
SWA701とSWB702によって、パケット化部2
8から入力するパケットデータを、どのバッファにバッ
ファリングするか振り分ける。
【0071】切換部SWA701は、パケットデータの
識別子(SEL)を認識し、システム監視/制御データ
等であれば、これに対して中心局側がスロット予約を行
うものと判断して中心局予約データバッファ705へバ
ッファリングする。また、ユーザデータであっても、予
約管理部が管理する、ユーザデータ用の中心局側予約ス
ロット数ASNを参照して、これがゼロでなければ、中
心局予約データバッファ705へバッファリングする。
この他のユーザデータはさらに切換部SWB702に出
力される。SWB702は、パケットデータの情報フィ
ールド部(PC)を参照し、1タイムスロットに収容で
きる短いデータや、長いメッセージを2パケット以上に
分割した先頭パケットをランダムアクセス用データバッ
ファ703に、それ以外の分割パケットは、周辺局側か
らスロット予約を要求する必要があるものとして、周辺
局予約バッファ704へバッファリングする。
識別子(SEL)を認識し、システム監視/制御データ
等であれば、これに対して中心局側がスロット予約を行
うものと判断して中心局予約データバッファ705へバ
ッファリングする。また、ユーザデータであっても、予
約管理部が管理する、ユーザデータ用の中心局側予約ス
ロット数ASNを参照して、これがゼロでなければ、中
心局予約データバッファ705へバッファリングする。
この他のユーザデータはさらに切換部SWB702に出
力される。SWB702は、パケットデータの情報フィ
ールド部(PC)を参照し、1タイムスロットに収容で
きる短いデータや、長いメッセージを2パケット以上に
分割した先頭パケットをランダムアクセス用データバッ
ファ703に、それ以外の分割パケットは、周辺局側か
らスロット予約を要求する必要があるものとして、周辺
局予約バッファ704へバッファリングする。
【0072】一時保留バッファ707は、送達確認部3
4からの指示に従って、一時保留データの消去、または
再送データバッファへの転送を行う。
4からの指示に従って、一時保留データの消去、または
再送データバッファへの転送を行う。
【0073】また、再送データバッファ706、周辺局
予約データバッファ704、中心局予約データバッファ
705は、それぞれのバッファ内にバッファリングして
いるパケットデータの数を、予約管理部30へ通知す
る。ただし、中心局予約データバッファ705は、バッ
ファ内にバッファリングしているデータの情報フィール
ド部(PC)を参照し、長いメッセージを2パケット以
上に分割したパケットがある場合は、先頭パケット以外
のパケット(中間パケットや最終パケット)の数のみを
予約管理部30へ通知する。これは、1タイムスロット
に収容できる短データや、分割パケットのうち先頭デー
タについては、中心局側であらかじめスロット予約を行
っているためである。
予約データバッファ704、中心局予約データバッファ
705は、それぞれのバッファ内にバッファリングして
いるパケットデータの数を、予約管理部30へ通知す
る。ただし、中心局予約データバッファ705は、バッ
ファ内にバッファリングしているデータの情報フィール
ド部(PC)を参照し、長いメッセージを2パケット以
上に分割したパケットがある場合は、先頭パケット以外
のパケット(中間パケットや最終パケット)の数のみを
予約管理部30へ通知する。これは、1タイムスロット
に収容できる短データや、分割パケットのうち先頭デー
タについては、中心局側であらかじめスロット予約を行
っているためである。
【0074】図8は、周辺局の送信制御部31が送信デ
ータバッファ29の中のバッファを選択するロジックを
示すものである。送信制御部31は、最初に、各スロッ
トタイミングがランダムアクセス可能なスロットである
か、自局用の予約スロットであるか、他の周辺局用の予
約スロットであるかを判断する。ランダムアクセス可能
なスロットであるならば、再送用データバッファのデー
タを送信する。再送用データバッファにデータがなけれ
ば、ランダムアクセス用データバッファのデータを選択
する。また、自局用の予約スロットであるならば、中心
局予約データバッファ・再送用データバッファ・周辺局
予約データバッファ・ランダムアクセス用データバッフ
ァの順序で残留データ数を検索して、優先順位の高いバ
ッファからデータを送信する。他局用の予約スロットな
らば、何も送信しない。
ータバッファ29の中のバッファを選択するロジックを
示すものである。送信制御部31は、最初に、各スロッ
トタイミングがランダムアクセス可能なスロットである
か、自局用の予約スロットであるか、他の周辺局用の予
約スロットであるかを判断する。ランダムアクセス可能
なスロットであるならば、再送用データバッファのデー
タを送信する。再送用データバッファにデータがなけれ
ば、ランダムアクセス用データバッファのデータを選択
する。また、自局用の予約スロットであるならば、中心
局予約データバッファ・再送用データバッファ・周辺局
予約データバッファ・ランダムアクセス用データバッフ
ァの順序で残留データ数を検索して、優先順位の高いバ
ッファからデータを送信する。他局用の予約スロットな
らば、何も送信しない。
【0075】次に、以上説明した本発明の衛星通信方式
の衛星ランダムアクセスシステムにおけるアクセス方式
の各種の実施の態様につき説明する。
の衛星ランダムアクセスシステムにおけるアクセス方式
の各種の実施の態様につき説明する。
【0076】図9は、本発明の衛星チャネルアクセス方
式において、周辺局からチャネルアクセスを行い、タイ
ムスロットの予約の要求をする例を示すものである。
式において、周辺局からチャネルアクセスを行い、タイ
ムスロットの予約の要求をする例を示すものである。
【0077】この場合、周辺局T1は、4タイムスロッ
トに渡るような長データが生起しており、該データを4
パケットA,B,C,Dに分割し、先頭パケットAを、
後続の3パケットB,C,D分の3タイムスロットの予
約要求(REQ=3)を付加してランダムアクセススロ
ットに送出している。
トに渡るような長データが生起しており、該データを4
パケットA,B,C,Dに分割し、先頭パケットAを、
後続の3パケットB,C,D分の3タイムスロットの予
約要求(REQ=3)を付加してランダムアクセススロ
ットに送出している。
【0078】中心局においては、前記予約要求に対しパ
ケットAの受信応答信号とともに予約割当情報を周辺局
に向けて送出し、当該周辺局に3パケット分の予約タイ
ムスロットを第5フレームに割り当てている。該周辺局
からの後続の3パケットB,C,Dは割り当てられたこ
の予約タイムスロットに送出される。
ケットAの受信応答信号とともに予約割当情報を周辺局
に向けて送出し、当該周辺局に3パケット分の予約タイ
ムスロットを第5フレームに割り当てている。該周辺局
からの後続の3パケットB,C,Dは割り当てられたこ
の予約タイムスロットに送出される。
【0079】ここで、周辺局における前記後続のパケッ
トの送出時、当該周辺局において新たなデータが蓄積さ
れている場合は、その送出の際に新データに応じた予約
要求情報を付加して新たな予約タイムスロットの割当を
受けることになる。この場合もランダムアクセスタイム
スロットの使用が避けられ、データの衝突確率を減少で
きることは明らかである。
トの送出時、当該周辺局において新たなデータが蓄積さ
れている場合は、その送出の際に新データに応じた予約
要求情報を付加して新たな予約タイムスロットの割当を
受けることになる。この場合もランダムアクセスタイム
スロットの使用が避けられ、データの衝突確率を減少で
きることは明らかである。
【0080】図10は、中心局から、中心局ホスト端末
のポーリング情報等が周辺局にたいし送信される場合を
想定している。
のポーリング情報等が周辺局にたいし送信される場合を
想定している。
【0081】中心局は、送信したコマンドaに対して宛
先周辺局は応答を返すことが予想されるため、当該周辺
局が必要とすると思われる1タイムスロットを用意し、
コマンドaのパケットにおいて予約割当情報を付加して
いる。一方、周辺局では、受信したコマンドaに対する
応答として、割り当てられた1タイムスロットで応答が
可能な短いデータが生起した場合は、当該予約割当タイ
ムスロットにデータを送出することでコマンドへの応答
が終了する。しかし、図10の場合には、周辺局で数タ
イムスロットに渡る長いメッセージが発生しているた
め、これを4パケットに分割し、このうち、先頭パケッ
トAは、これに後続の3パケット分の予約要求情報(R
EQ=3)を付加して予約したタイムスロット上に送出
している。そして、後続の3パケットB,C,Dは、図
10の第7、第8フレームに示すように、予約要求に対
する予約割当を待って送出している。
先周辺局は応答を返すことが予想されるため、当該周辺
局が必要とすると思われる1タイムスロットを用意し、
コマンドaのパケットにおいて予約割当情報を付加して
いる。一方、周辺局では、受信したコマンドaに対する
応答として、割り当てられた1タイムスロットで応答が
可能な短いデータが生起した場合は、当該予約割当タイ
ムスロットにデータを送出することでコマンドへの応答
が終了する。しかし、図10の場合には、周辺局で数タ
イムスロットに渡る長いメッセージが発生しているた
め、これを4パケットに分割し、このうち、先頭パケッ
トAは、これに後続の3パケット分の予約要求情報(R
EQ=3)を付加して予約したタイムスロット上に送出
している。そして、後続の3パケットB,C,Dは、図
10の第7、第8フレームに示すように、予約要求に対
する予約割当を待って送出している。
【0082】この場合も、周辺局は不足するタイムスロ
ット予約要求のための送信を含めてランダムアクセスタ
イムスロットへの送信が回避でき、ランダムアクセスタ
イムスロットにおけるデータの衝突の確率を下げること
に付与している。
ット予約要求のための送信を含めてランダムアクセスタ
イムスロットへの送信が回避でき、ランダムアクセスタ
イムスロットにおけるデータの衝突の確率を下げること
に付与している。
【0083】図11は、本発明の衛星チャネルアクセス
方式のアクセス態様の第3の例である。この例では、中
心局から周辺局に対するコマンドaが送信されるが、こ
のコマンドaに対して当該周辺局が応答を作成するのに
一定の処理時間を要することが、中心局で予想される場
合である。
方式のアクセス態様の第3の例である。この例では、中
心局から周辺局に対するコマンドaが送信されるが、こ
のコマンドaに対して当該周辺局が応答を作成するのに
一定の処理時間を要することが、中心局で予想される場
合である。
【0084】このような場合、中心局のデータ識別部1
1が予約スロット管理部12にスロット予約(割当)を
指示する際に、周辺局側でデータが生起するタイミング
を考慮し、予約割当スロットを遅らせるように要求(指
令)し、専用のタイムスロットの割当情報は遅れたフレ
ームに送出される。図11の場合は、コマンドaのパケ
ットより3フレーム後に予約情報が送信されており、周
辺局は、直ちに生成した応答データをこの予約タイムス
ロットに送信している。なお、周辺局側での応答データ
の生成状況によっては第2番目の予約タイムスロットは
第1番目のタイムスロットより更に遅れたフレームに割
り当てることもできる。
1が予約スロット管理部12にスロット予約(割当)を
指示する際に、周辺局側でデータが生起するタイミング
を考慮し、予約割当スロットを遅らせるように要求(指
令)し、専用のタイムスロットの割当情報は遅れたフレ
ームに送出される。図11の場合は、コマンドaのパケ
ットより3フレーム後に予約情報が送信されており、周
辺局は、直ちに生成した応答データをこの予約タイムス
ロットに送信している。なお、周辺局側での応答データ
の生成状況によっては第2番目の予約タイムスロットは
第1番目のタイムスロットより更に遅れたフレームに割
り当てることもできる。
【0085】図11の場合は、コマンド送信時、又はそ
の直後に予約情報が送信された場合と比べると、後者で
は周辺局での遅れた応答データAの生成時点からランダ
ムアクセスタイムスロットを利用し、予約要求を行うな
どして同データを送信することになるから、この場合よ
りデータの送信遅延が少なく、また、ランダムアクセス
タイムスロットの使用も避けられる点で効果的な方法で
あることが解る。
の直後に予約情報が送信された場合と比べると、後者で
は周辺局での遅れた応答データAの生成時点からランダ
ムアクセスタイムスロットを利用し、予約要求を行うな
どして同データを送信することになるから、この場合よ
りデータの送信遅延が少なく、また、ランダムアクセス
タイムスロットの使用も避けられる点で効果的な方法で
あることが解る。
【0086】本発明の上記各種のアクセスの態様におい
て、中心局からのタイムスロットの割当は、中心局から
の送信時は1乃至2タイムスロット、周辺局からの予約
要求の場合は予約要求された数のタイムスロットで説明
しているが、これはいずれも中心局において複数の周辺
局へのコマンドの有無、コマンドの内容、周辺局からの
予約要求数等を考慮して、総合的にスケジューリングの
管理がなされ設定されるものである。例えば、図9の場
合、周辺局の5フレームの割当はB,Cタイムスロット
分の2タイムスロットのみで、残りは6フレーム以降に
中心局より割当があるか、または周辺局からの新たな予
約要求により割当が行われるなどである。また、図10
の場合はコマンドa送出時、例えば中心局の予測により
多数のタイムスロットの割当が行われることもありう
る。その場合、仮に周辺局の応答データの生起に変動が
あり中心局の予測に反し割当タイムスロットに余裕が生
じたときは周辺局は独自にコマンド応答データ以外の蓄
積データを適宜送出する。このように、周辺局はデータ
の生起状況に応じ、中心局から割当られたタイムスロッ
トを効率的に活用し、極力ランダムアクセススロットで
のデータの衝突の確率を下げデータの遅れを少なくした
システムの運用がなされる。
て、中心局からのタイムスロットの割当は、中心局から
の送信時は1乃至2タイムスロット、周辺局からの予約
要求の場合は予約要求された数のタイムスロットで説明
しているが、これはいずれも中心局において複数の周辺
局へのコマンドの有無、コマンドの内容、周辺局からの
予約要求数等を考慮して、総合的にスケジューリングの
管理がなされ設定されるものである。例えば、図9の場
合、周辺局の5フレームの割当はB,Cタイムスロット
分の2タイムスロットのみで、残りは6フレーム以降に
中心局より割当があるか、または周辺局からの新たな予
約要求により割当が行われるなどである。また、図10
の場合はコマンドa送出時、例えば中心局の予測により
多数のタイムスロットの割当が行われることもありう
る。その場合、仮に周辺局の応答データの生起に変動が
あり中心局の予測に反し割当タイムスロットに余裕が生
じたときは周辺局は独自にコマンド応答データ以外の蓄
積データを適宜送出する。このように、周辺局はデータ
の生起状況に応じ、中心局から割当られたタイムスロッ
トを効率的に活用し、極力ランダムアクセススロットで
のデータの衝突の確率を下げデータの遅れを少なくした
システムの運用がなされる。
【0087】
【発明の効果】本発明は、中心局からかなりの頻度で周
辺局のステータスの問い合わせや制御情報の送出、ホス
ト端末からのポーリング、並びに応答が予想されるホス
ト端末のデータやメッセージの送出が行われているとい
う通常のシステムの運用状況を踏まえて、中心局側から
のこれらのデータの送出時、その応答を予測し必要な数
のタイムスロットを必要とされる位置に予約(割当)を
行うことができ、また、周辺局は割り当てられたスロッ
トを効率的に活用し得るアクセス方式を構成している。
辺局のステータスの問い合わせや制御情報の送出、ホス
ト端末からのポーリング、並びに応答が予想されるホス
ト端末のデータやメッセージの送出が行われているとい
う通常のシステムの運用状況を踏まえて、中心局側から
のこれらのデータの送出時、その応答を予測し必要な数
のタイムスロットを必要とされる位置に予約(割当)を
行うことができ、また、周辺局は割り当てられたスロッ
トを効率的に活用し得るアクセス方式を構成している。
【0088】このため、本発明によれば、TDMAチャ
ネルアクセス方式において、ランダムアクセスタイムス
ロットの使用を最小限に抑制できるため、送信データの
衝突の確率を充分に低減することができ、システムの安
定化を図ることができる。
ネルアクセス方式において、ランダムアクセスタイムス
ロットの使用を最小限に抑制できるため、送信データの
衝突の確率を充分に低減することができ、システムの安
定化を図ることができる。
【0089】また、中心局からは随時予約情報を付加さ
れたデータが送信されてくるので、周辺局で生起した応
答データや蓄積したデータを割り当てられた空き予約タ
イムスロットを利用し、直ちにこれらのデータを送出で
きるから、周辺局の送信するべきデータの送信の遅延を
少なくし効率的なデータの伝送をなしえ、高速データ伝
送とタイムスロットの有効利用とを可能とするシステム
を構成しうる。即ち、周辺局のメッセージの生起率が高
い場合も、その変動が厳しい場合も殆どのデータを予約
スロットへ送出することが可能であるため、データ同士
の衝突を回避しながら、トラフィックの変動に柔軟なア
クセス方式を実現することができる。
れたデータが送信されてくるので、周辺局で生起した応
答データや蓄積したデータを割り当てられた空き予約タ
イムスロットを利用し、直ちにこれらのデータを送出で
きるから、周辺局の送信するべきデータの送信の遅延を
少なくし効率的なデータの伝送をなしえ、高速データ伝
送とタイムスロットの有効利用とを可能とするシステム
を構成しうる。即ち、周辺局のメッセージの生起率が高
い場合も、その変動が厳しい場合も殆どのデータを予約
スロットへ送出することが可能であるため、データ同士
の衝突を回避しながら、トラフィックの変動に柔軟なア
クセス方式を実現することができる。
【0090】また、中心局から周辺局に対しデータを伝
送し、該データに基づく周辺局の応答を予測してチャネ
ルの割当を行う際、周辺局のデータが生起するタイミン
グを判断して行うようにすることにより、周辺局の生起
データを直ちに送信することを可能とし予約タイムスロ
ットの有効利用をも図れるアクセス方式を実現すること
ができる。
送し、該データに基づく周辺局の応答を予測してチャネ
ルの割当を行う際、周辺局のデータが生起するタイミン
グを判断して行うようにすることにより、周辺局の生起
データを直ちに送信することを可能とし予約タイムスロ
ットの有効利用をも図れるアクセス方式を実現すること
ができる。
【0091】更に、本発明によれば、各周辺局からのデ
ータの衝突及びデータの送信の遅延を少なくするよう予
約タイムスロットの総合管理を可能とする中心局装置を
構成でき、また、各周辺局で発生するメッセージ量に変
動がある場合も予約タイムスロットを多様に活用するこ
とにより多くのデータをランダムアクセススロットを使
用せずに送出することを可能とする周辺局装置を構成で
きる。
ータの衝突及びデータの送信の遅延を少なくするよう予
約タイムスロットの総合管理を可能とする中心局装置を
構成でき、また、各周辺局で発生するメッセージ量に変
動がある場合も予約タイムスロットを多様に活用するこ
とにより多くのデータをランダムアクセススロットを使
用せずに送出することを可能とする周辺局装置を構成で
きる。
【図1】図1は、本発明の衛星通信ネットワークの概要
を説明する図である。
を説明する図である。
【図2】図2は、周辺局から中心局に向けて送信される
信号のフォーマットを説明する図である。
信号のフォーマットを説明する図である。
【図3】図3は、中心局より周辺局に向けて送信される
信号のフォーマットを説明する図である。
信号のフォーマットを説明する図である。
【図4】図4は、中心局より周辺局に向けて送信される
信号のデータパケット部のフォーマットを説明する図で
ある。
信号のデータパケット部のフォーマットを説明する図で
ある。
【図5】図5は、本発明の一実施例の中心局の構成、動
作を説明する図である。
作を説明する図である。
【図6】図6は、本発明の一実施例の周辺局の構成、動
作を説明する図である。
作を説明する図である。
【図7】図7は、本発明の一実施例の周辺局の送信デー
タバッファの構成を説明する図である。
タバッファの構成を説明する図である。
【図8】図8は、本発明の一実施例の周辺局の送信制御
部の処理フローを説明する図である。
部の処理フローを説明する図である。
【図9】図9は、本発明の一実施例のアクセス方式にお
いて、周辺局からタイムスロットの予約要求を行う場合
を説明する図である。
いて、周辺局からタイムスロットの予約要求を行う場合
を説明する図である。
【図10】図10は、本発明の一実施例のアクセス方式
において、中心局からタイムスロットの予約(割当)を
行う場合を説明する図である。
において、中心局からタイムスロットの予約(割当)を
行う場合を説明する図である。
【図11】図11は、本発明の一実施例のアクセス方式
において、中心局からタイムスロットの予約(割当)を
行う場合の他の例を説明する図である。
において、中心局からタイムスロットの予約(割当)を
行う場合の他の例を説明する図である。
【図12】図12は、従来技術におけるアクセス方式を
説明する図である。
説明する図である。
1 送受信装置 2 受信部 3 チャネル監視部 4 ヘッダ処理部 5 パケット組立バッファ 6 ルータ 7 受信データバッファ 8 システム制御/監視部 9 受信応答信号生成部 10 送信データバッファ 11 データ識別部 12 予約スロット管理部 13 予約情報生成部 14 フレームタイミング信号生成部 15 多重部 16 送信部 17 受信スロットタイミング生成部 18 送受信装置 19 受信部 20 分離部 21 監視部 22 ヘッダ処理部 23 ルータ 24 受信データバッファ 25 システム監視部 26 フレーム同期部 27 スロットタイミング生成部 28 パケット化部 29 送信データバッファ 30 予約管理部 31 送信制御部 32 送信部 33 予約スロット管理部 34 送達確認部 701 切替部SWA 702 切替部SWB 703 ランダムアクセス用データバッファ 704 周辺局予約データバッファ 705 中心局予約データバッファ 706 再送データバッファ 707 一時保留バッファ
Claims (8)
- 【請求項1】 衛星を介する共通のチャネルにより中心
局と複数の周辺局とで時分割多重通信を行うため、衛星
上でのフレームに各周辺局がランダムにアクセスが可能
なランダムアクセスタイムスロットと予約によりアクセ
スが可能な予約アクセスタイムスロットを設定する時分
割多元接続の衛星チャネルアクセス方式において、 前記中心局は、自局送信データに基づく宛先周辺局から
の送信データの生起の有無、生起量の予測と、周辺局か
らの予約要求とに基づき各周辺局の予約タイムスロット
数の割当設定を行い、前記割当の数のタイムスロットを
各周辺局の専用の予約タイムスロットとして所定の位置
に割り当てるとともに、前記予約タイムスロットに関す
る予約割当情報を送信し、 前記各周辺局は、自局の送信データの生起、蓄積状況に
応じて送信データに適宜予約要求情報を付加して前記自
局専用の予約タイムスロット又は前記ランダムアクセス
タイムスロットに送信することを特徴とする衛星チャネ
ルアクセス方式。 - 【請求項2】 衛星を介する共通のチャネルにより中心
局と複数の周辺局とで時分割多重通信を行うため、衛星
上でのフレームに各周辺局がランダムにアクセスが可能
なランダムアクセスタイムスロットと予約によりアクセ
スが可能な予約アクセスタイムスロットとを設定する時
分割多元接続の衛星チャネルアクセス方式において、 前記中心局は、自局送信データに基づく宛先周辺局から
の送信データの生起の有無、生起量を予測して宛先周辺
局用のタイムスロットの予約要求を行うデータ識別部
と、該データ識別部からの予約要求及び各周辺局からの
予約要求に基づき各周辺局の専用の予約タイムスロット
を含むスロット割当テーブルを作成する予約スロット管
理部と、前記予約スロット管理部のスロット割当テーブ
ルに基づき予約タイムスロットに関する予約割当情報を
生成し中心局の送信データに付加する予約情報生成部と
を備え、 前記周辺局は、自局の送信データの生起、蓄積状況に応
じて必要とする予約タイムスロット数を設定する予約管
理部と、前記予約割当情報に基づきスロット割当テーブ
ルを作成する予約スロット管理部と、前記予約管理部の
設定及びスロット割当テーブルに基づき、送信データに
適宜予約要求情報を付加して前記自局専用の予約タイム
スロット又は前記ランダムアクセスタイムスロットに送
信する送信制御部とを備えることを特徴とする衛星チャ
ネルアクセス方式。 - 【請求項3】 前記中心局は、自局送信データに基づく
宛先周辺局からの送信データの生起の有無、生起量の予
測によるタイムスロット数の設定において、少なくても
周辺局への監視・制御データ及び中心局に接続されたホ
スト端末からのポーリングデータの送信を条件として、
1以上の予約タイムスロットの割当を行うことを特徴と
する請求項1、2記載の衛星チャネルアクセス方式。 - 【請求項4】 前記中心局は、自局送信データに基づく
宛先周辺局からの送信データの生起タイミングをも予測
し、各周辺局の専用の予約タイムスロットの割当位置を
決定することを特徴とする請求項1、2、3記載の衛星
チャネルアクセス方式。 - 【請求項5】 衛星を介する共通のチャネルにより中心
局と複数の周辺局とで時分割多重通信を行うため、衛星
上でのフレームに各周辺局がランダムにアクセスが可能
なランダムアクセスタイムスロットと予約によりアクセ
スが可能な予約アクセスタイムスロットとを設定する時
分割多元接続の衛星チャネルアクセス中心局装置であっ
て、自局送信データに基づく宛先周辺局からの送信デー
タの生起の有無、生起量を予測して宛先周辺局用のタイ
ムスロットの予約要求を行うデータ識別部と、該データ
識別部からの予約要求及び各周辺局からの予約要求に基
づき各周辺局の専用の予約タイムスロットを含むスロッ
ト割当テーブルを作成する予約スロット管理部と、前記
予約スロット管理部のスロット割当テーブルに基づき予
約タイムスロットに関する予約割当情報を生成し中心局
の送信データに付加する予約情報生成部とを備えたこと
を特徴とする衛星チャネルアクセス中心局装置。 - 【請求項6】 前記データ識別部は、自局送信データに
基づく宛先周辺局からの送信データの生起タイミングを
も予測し、前記予約スロット管理部に予約タイムスロッ
トのタイミング要求をも行うことを特徴とする請求項5
記載の衛星チャネルアクセス中心局装置。 - 【請求項7】 衛星を介する共通のチャネルにより中心
局と複数の周辺局とで時分割多重通信を行うため、衛星
上でのフレームに各周辺局がランダムにアクセスが可能
なランダムアクセスタイムスロットと予約によりアクセ
スが可能な予約アクセスタイムスロットとを設定する時
分割多元接続の衛星チャネルアクセス周辺局装置であっ
て、自局の送信データの生起、蓄積状況に応じて必要と
する予約タイムスロット数を設定する予約管理部と、前
記予約割当情報に基づきスロット割当テーブルを作成す
る予約スロット管理部と、前記予約管理部の設定及びス
ロット割当テーブルに基づき、送信データに予約要求情
報を適宜付加して前記自局専用の予約タイムスロット又
は前記ランダムアクセスタイムスロットに送信する送信
制御部とを備えることを特徴とする衛星チャネルアクセ
ス周辺局装置。 - 【請求項8】 前記周辺局装置は送信データバッファを
備え、前記送信制御部は前記スロット割当テーブルを参
照して各タイムスロットのタイミング及び種類を判別
し、前記送信データバッファのデータを選択して送信す
ることを特徴とする請求項7記載の衛星チャネルアクセ
ス周辺局装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322639A JP2856086B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 衛星チャネルアクセス方式 |
EP95120464A EP0722228A3 (en) | 1994-12-26 | 1995-12-22 | Satellite communication system carrying out reservation of necessary time slots by predicting of reply data in remote stations |
CN95119500A CN1098586C (zh) | 1994-12-26 | 1995-12-22 | 时分多址信道接入系统和所使用的中心站、远端站 |
US08/577,612 US5790535A (en) | 1994-12-26 | 1995-12-22 | Satellite communications system carrying out reservation of necessary time slots by prediction of reply data in remote stations |
Applications Claiming Priority (1)
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