JPH1021477A - 盗難防止機構の解除装置 - Google Patents
盗難防止機構の解除装置Info
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- JPH1021477A JPH1021477A JP8174455A JP17445596A JPH1021477A JP H1021477 A JPH1021477 A JP H1021477A JP 8174455 A JP8174455 A JP 8174455A JP 17445596 A JP17445596 A JP 17445596A JP H1021477 A JPH1021477 A JP H1021477A
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- theft
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の盗難防止機構付き所定機器における盗
難防止機構の解除忘れを未然に防止する盗難防止機構の
解除装置を提供することである。 【解決手段】 カーステレオ1に装備された本発明の盗
難防止機構の解除装置は、バッテリ2と、バッテリ2か
らイグニッションスイッチ3のキー3a“ON”動作に
連動して電源を供給するACC電源系2a、バッテリ2
と直結したバックアップ電源系2b、マイコン4、マイ
コン4に接続された盗難防止機構解除スイッチ5、電子
ボリューム(VOL)6、所有者の盗難防止機構解除ス
イッチ5の解除忘れを“盗難防止機構が作動します”の
音声等で警告する警告発生回路7、ミキシング回路(M
IX)8、パワーアンプ9、スピーカ10、駆動回路1
1、表示素子12および警告ランプ13によって構成さ
れる。
難防止機構の解除忘れを未然に防止する盗難防止機構の
解除装置を提供することである。 【解決手段】 カーステレオ1に装備された本発明の盗
難防止機構の解除装置は、バッテリ2と、バッテリ2か
らイグニッションスイッチ3のキー3a“ON”動作に
連動して電源を供給するACC電源系2a、バッテリ2
と直結したバックアップ電源系2b、マイコン4、マイ
コン4に接続された盗難防止機構解除スイッチ5、電子
ボリューム(VOL)6、所有者の盗難防止機構解除ス
イッチ5の解除忘れを“盗難防止機構が作動します”の
音声等で警告する警告発生回路7、ミキシング回路(M
IX)8、パワーアンプ9、スピーカ10、駆動回路1
1、表示素子12および警告ランプ13によって構成さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の盗難防止
機構の解除装置に関し、更に詳しくは、盗難時に警報ブ
ザーなどを放音する盗難防止機構付き所定機器におい
て、盗難防止機構の解除忘れを防いで所有者の利便性を
向上した盗難防止機構の解除装置に関するものである。
機構の解除装置に関し、更に詳しくは、盗難時に警報ブ
ザーなどを放音する盗難防止機構付き所定機器におい
て、盗難防止機構の解除忘れを防いで所有者の利便性を
向上した盗難防止機構の解除装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の発達とともに自動車内
の電子化が進んでいる。これら車載用電子機器の一例と
してカーステレオの普及が目ざましく、自動車に組み込
まれたカーステレオによりコンパクトディスク(CD)
やミニディスク(MD)などの音楽を楽しんだり、交通
情報等を聴取するスタイルが定着している。
の電子化が進んでいる。これら車載用電子機器の一例と
してカーステレオの普及が目ざましく、自動車に組み込
まれたカーステレオによりコンパクトディスク(CD)
やミニディスク(MD)などの音楽を楽しんだり、交通
情報等を聴取するスタイルが定着している。
【0003】一方、これらカーステレオの組み込まれた
自動車等の盗難を防止するため、各種提案がなされてい
る。例えば、自動車の盗難に際し、第三者によるイグニ
ッションキーの操作で警報ブザーを発する盗難防止機構
や、同様に、盗難に際して盗難防止機構が作動して警報
ブザーを放音する盗難防止機構付きの所定機器が多く知
られている。
自動車等の盗難を防止するため、各種提案がなされてい
る。例えば、自動車の盗難に際し、第三者によるイグニ
ッションキーの操作で警報ブザーを発する盗難防止機構
や、同様に、盗難に際して盗難防止機構が作動して警報
ブザーを放音する盗難防止機構付きの所定機器が多く知
られている。
【0004】しかしながら、この従来例の盗難防止機構
付き所定機器を所有者が使用するときには、この盗難防
止機構を解除してからでないと使用できない場合があ
る。この盗難防止機構の解除を忘れると、盗難防止機構
が作動して警報ブザーやサイレンがけたたましい音響で
鳴り出して周囲に思わぬ迷惑をかけることになり、好ま
しくない。
付き所定機器を所有者が使用するときには、この盗難防
止機構を解除してからでないと使用できない場合があ
る。この盗難防止機構の解除を忘れると、盗難防止機構
が作動して警報ブザーやサイレンがけたたましい音響で
鳴り出して周囲に思わぬ迷惑をかけることになり、好ま
しくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる観点に
鑑みてなされたもので、その課題は、従来の盗難防止機
構付き所定機器における盗難防止機構の解除忘れを未然
に防止する盗難防止機構の解除装置を提供することであ
る。
鑑みてなされたもので、その課題は、従来の盗難防止機
構付き所定機器における盗難防止機構の解除忘れを未然
に防止する盗難防止機構の解除装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明の盗難防止機構の解除装置は、盗難防止機
構を備えた所定機器における盗難防止機構の解除装置で
あって、所有者以外の第三者に所在の判らない箇所に設
置され、盗難防止機構の動作を解除する盗難防止機構解
除手段(盗難防止機構解除手段“ON”で盗難防止機構
が接続、“OFF”で解除)と、盗難防止機構解除手段
の状態を検出する検出手段(マイコン)と、検出手段の
検出結果に基づいて、盗難防止機構解除手段の解除忘れ
を音声等で警告する警告手段とを備えて前記課題を解決
した。
めに、本発明の盗難防止機構の解除装置は、盗難防止機
構を備えた所定機器における盗難防止機構の解除装置で
あって、所有者以外の第三者に所在の判らない箇所に設
置され、盗難防止機構の動作を解除する盗難防止機構解
除手段(盗難防止機構解除手段“ON”で盗難防止機構
が接続、“OFF”で解除)と、盗難防止機構解除手段
の状態を検出する検出手段(マイコン)と、検出手段の
検出結果に基づいて、盗難防止機構解除手段の解除忘れ
を音声等で警告する警告手段とを備えて前記課題を解決
した。
【0007】好ましくは、盗難防止機構を備えた所定機
器は、車両であるとともに、盗難防止機構の解除装置
は、この車両に備えられた車載用音響機器(カーステレ
オ)に装備されていることが望ましい。
器は、車両であるとともに、盗難防止機構の解除装置
は、この車両に備えられた車載用音響機器(カーステレ
オ)に装備されていることが望ましい。
【0008】本発明の盗難防止機構の解除装置では、盗
難に際して盗難防止機構が作動して警報ブザー等を放音
する盗難防止機構付きの所定機器において、所有者以外
の第三者に所在の判らない箇所に設置され、盗難防止機
構の動作を解除“OFF”する盗難防止機構解除手段
と、所有者の使用に際し、盗難防止機構解除手段の解除
忘れを“盗難防止機構が作動します”の警告音声等で警
告する警告手段とを備え、盗難防止機構解除手段の解除
忘れを未然に防止するようにしたため、所有者が盗人と
間違われて危害を被ったり、警報ブザーが放音して周囲
に迷惑を与えたりすることがなくなる。また、本発明の
盗難防止機構の解除装置では、盗難防止機構の解除操作
を所有者自身で行うようにしたため、所有者の認識等を
おこなわなくてはならない自動解除装置に比べて構造の
簡素化と低コスト化を実現することができる。
難に際して盗難防止機構が作動して警報ブザー等を放音
する盗難防止機構付きの所定機器において、所有者以外
の第三者に所在の判らない箇所に設置され、盗難防止機
構の動作を解除“OFF”する盗難防止機構解除手段
と、所有者の使用に際し、盗難防止機構解除手段の解除
忘れを“盗難防止機構が作動します”の警告音声等で警
告する警告手段とを備え、盗難防止機構解除手段の解除
忘れを未然に防止するようにしたため、所有者が盗人と
間違われて危害を被ったり、警報ブザーが放音して周囲
に迷惑を与えたりすることがなくなる。また、本発明の
盗難防止機構の解除装置では、盗難防止機構の解除操作
を所有者自身で行うようにしたため、所有者の認識等を
おこなわなくてはならない自動解除装置に比べて構造の
簡素化と低コスト化を実現することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態につき添付図面を参照して説明する。
態につき添付図面を参照して説明する。
【0010】先ず、図1を参照して本発明の盗難防止機
構の解除装置の回路構成を説明する。図1は本発明の盗
難防止機構の解除装置を示すブロック回路図である。な
お、以下に述べる実施の形態例では盗難防止機構の解除
装置を自動車に備えられたカーステレオに装備された例
を採り挙げ説明を行うが、本発明はこれらの形態に限定
されるものではない。
構の解除装置の回路構成を説明する。図1は本発明の盗
難防止機構の解除装置を示すブロック回路図である。な
お、以下に述べる実施の形態例では盗難防止機構の解除
装置を自動車に備えられたカーステレオに装備された例
を採り挙げ説明を行うが、本発明はこれらの形態に限定
されるものではない。
【0011】カーステレオ1に装備された本発明の盗難
防止機構の解除装置は、バッテリ2と、バッテリ2から
イグニッションスイッチ3のキー3a“ON”動作に連
動してカーステレオ1に電源を供給するACC(アクセ
サリ)電源系2a(車両のエンジンをかけると電源が供
給されるライン)、バッテリ2と直結したバックアップ
電源系2b(エンジンを切っても常に電源が供給される
ライン)、カーステレオ1の制御を司るとともに本発明
の検出手段たるマイコン4、マイコン4に接続された盗
難防止機構解除手段たる盗難防止機構解除スイッチ5、
電子ボリューム(VOL)6、本発明の特徴事項とし
て、警告手段としての警告発生回路7、電子ボリューム
6と警告発生回路7の発生する警告音をミキシングする
ミキシング回路(MIX)8、パワーアンプ9およびス
ピーカ10によって構成される。
防止機構の解除装置は、バッテリ2と、バッテリ2から
イグニッションスイッチ3のキー3a“ON”動作に連
動してカーステレオ1に電源を供給するACC(アクセ
サリ)電源系2a(車両のエンジンをかけると電源が供
給されるライン)、バッテリ2と直結したバックアップ
電源系2b(エンジンを切っても常に電源が供給される
ライン)、カーステレオ1の制御を司るとともに本発明
の検出手段たるマイコン4、マイコン4に接続された盗
難防止機構解除手段たる盗難防止機構解除スイッチ5、
電子ボリューム(VOL)6、本発明の特徴事項とし
て、警告手段としての警告発生回路7、電子ボリューム
6と警告発生回路7の発生する警告音をミキシングする
ミキシング回路(MIX)8、パワーアンプ9およびス
ピーカ10によって構成される。
【0012】本発明の盗難防止機構の解除装置には、警
告発生回路7の警告を視覚的に認識できるようにする駆
動回路11、液晶表示パネル等の表示素子12および発
光ダイオード等の警告ランプ13を備えている。
告発生回路7の警告を視覚的に認識できるようにする駆
動回路11、液晶表示パネル等の表示素子12および発
光ダイオード等の警告ランプ13を備えている。
【0013】かかる構成の本発明の盗難防止機構の解除
装置の動作を説明する。
装置の動作を説明する。
【0014】本発明の解除装置の装備されたカーステレ
オ1には、パワーアンプ9やスピーカ10が内蔵されて
おり、このカーステレオ1には、前述の如くACC電源
系2aおよびバックアップ電源系2bを介して電源が供
給されている。カーステレオ1の一般的な使用方法は、
車両のエンジンを起動した後、カセットテープを挿入し
たり、或いはFM釦を操作して所望のプログラムを選択
し、選択された音楽等をパワーアンプ9で電力増幅して
スピーカ10から発音する。
オ1には、パワーアンプ9やスピーカ10が内蔵されて
おり、このカーステレオ1には、前述の如くACC電源
系2aおよびバックアップ電源系2bを介して電源が供
給されている。カーステレオ1の一般的な使用方法は、
車両のエンジンを起動した後、カセットテープを挿入し
たり、或いはFM釦を操作して所望のプログラムを選択
し、選択された音楽等をパワーアンプ9で電力増幅して
スピーカ10から発音する。
【0015】スピーカ10から発する音楽等の音量は電
子ボリューム6によって調整される。盗難防止機構(図
示省略)は盗難防止機構解除スイッチ5によって制御さ
れ、所有者が車両から離れる際に盗難防止機構解除スイ
ッチ5を“ON”状態にした後、ドアを施錠して車両か
ら離れる。
子ボリューム6によって調整される。盗難防止機構(図
示省略)は盗難防止機構解除スイッチ5によって制御さ
れ、所有者が車両から離れる際に盗難防止機構解除スイ
ッチ5を“ON”状態にした後、ドアを施錠して車両か
ら離れる。
【0016】盗人によって車両のエンジンが起動される
と、ACC電源系2aからカーステレオ1に電源が供給
され、盗難防止機構が作動してスピーカ10から大音量
でアラームが鳴る。これにより、周囲の人々に車両の盗
難を知らせるとともに、盗人が車両を運転できないよう
にするものである。
と、ACC電源系2aからカーステレオ1に電源が供給
され、盗難防止機構が作動してスピーカ10から大音量
でアラームが鳴る。これにより、周囲の人々に車両の盗
難を知らせるとともに、盗人が車両を運転できないよう
にするものである。
【0017】ところが、所有者がこの盗難防止機構解除
スイッチ5を“ON”にしたままエンジンを起動したと
しても、この盗難防止機構のアラームは鳴り響くため、
所有者はエンジンを起動する前に盗難防止機構解除スイ
ッチ5を“OFF”にしなければならない。
スイッチ5を“ON”にしたままエンジンを起動したと
しても、この盗難防止機構のアラームは鳴り響くため、
所有者はエンジンを起動する前に盗難防止機構解除スイ
ッチ5を“OFF”にしなければならない。
【0018】そこで、本発明の盗難防止機構の解除装置
では、所有者がこの盗難防止機構解除スイッチ5を“O
N”にしたままうっかりエンジンを起動して盗難防止機
構が作動する前に、警告発生回路7によって、この盗難
防止機構解除スイッチ5を“OFF”にするように促す
警告を発生するようにする。
では、所有者がこの盗難防止機構解除スイッチ5を“O
N”にしたままうっかりエンジンを起動して盗難防止機
構が作動する前に、警告発生回路7によって、この盗難
防止機構解除スイッチ5を“OFF”にするように促す
警告を発生するようにする。
【0019】すなわち、警告発生回路7により発生した
警告アラーム等をミキシング回路8によって音楽等とミ
キシングし、“盗難防止機構が作動します”と発音して
所有者に警告を発する。この警告アラームはスピーカ1
0と別に設けられた警告ブザー(図示省略)を鳴動して
も良い。
警告アラーム等をミキシング回路8によって音楽等とミ
キシングし、“盗難防止機構が作動します”と発音して
所有者に警告を発する。この警告アラームはスピーカ1
0と別に設けられた警告ブザー(図示省略)を鳴動して
も良い。
【0020】また、警告発生回路7によって発生する警
告は、音や音声に限らず、表示素子12や警告ランプ1
3によって視覚的に行っても良い。その場合は警告発生
回路7の発生する警告データを駆動回路11によって処
理することにより、表示素子12に“盗難防止機構が作
動します”と表示したり、警告ランプ13を点灯若しく
は点滅して表示する。また、これらの表示素子12や警
告ランプ13による警告と前述の音声による警告を組み
合わせても良い。なお、本発明の盗難防止機構の解除装
置の回路構成は上述したものに限ることなく、同様の働
きをする他の構成を用いても良いことは当然である。
告は、音や音声に限らず、表示素子12や警告ランプ1
3によって視覚的に行っても良い。その場合は警告発生
回路7の発生する警告データを駆動回路11によって処
理することにより、表示素子12に“盗難防止機構が作
動します”と表示したり、警告ランプ13を点灯若しく
は点滅して表示する。また、これらの表示素子12や警
告ランプ13による警告と前述の音声による警告を組み
合わせても良い。なお、本発明の盗難防止機構の解除装
置の回路構成は上述したものに限ることなく、同様の働
きをする他の構成を用いても良いことは当然である。
【0021】これにより、所有者が盗難防止機構解除ス
イッチ5の解除を忘れて警告ブザー等が鳴り出したり、
所有者が盗人と間違われて危害を被ることがなくなる。
イッチ5の解除を忘れて警告ブザー等が鳴り出したり、
所有者が盗人と間違われて危害を被ることがなくなる。
【0022】引き続き、図1および図2のフローチャー
ト図を参照して本発明の盗難防止機構の解除装置の動作
を説明する。図2は本発明の盗難防止機構の解除装置の
動作を説明するためのフローチャート図であり、図にお
けるSP〜は処理ステップを示す。
ト図を参照して本発明の盗難防止機構の解除装置の動作
を説明する。図2は本発明の盗難防止機構の解除装置の
動作を説明するためのフローチャート図であり、図にお
けるSP〜は処理ステップを示す。
【0023】ステップSP1にて、車両の所有者がイグ
ニッションスイッチからキーを抜き、エンジンを停止し
て本発明の盗難防止機構の解除装置の動作がスタートす
る。ステップSP2にて、所有者が盗難防止機構解除ス
イッチを“ON”にして、ドアロックを掛けて車両から
離れたとする。以下、それぞれの状況に応じて次のよう
に動作する。
ニッションスイッチからキーを抜き、エンジンを停止し
て本発明の盗難防止機構の解除装置の動作がスタートす
る。ステップSP2にて、所有者が盗難防止機構解除ス
イッチを“ON”にして、ドアロックを掛けて車両から
離れたとする。以下、それぞれの状況に応じて次のよう
に動作する。
【0024】ステップSP3にて、第三者が車両のドア
ロックを壊し、イグニッションスイッチを直結する等し
てACCラインに電圧を供給したとする。本発明の盗難
防止機構の解除装置はステップSP4にて“盗難防止機
構が作動します”と警告音声等をスピーカから発する
(この場合、30秒程度繰り返す)。
ロックを壊し、イグニッションスイッチを直結する等し
てACCラインに電圧を供給したとする。本発明の盗難
防止機構の解除装置はステップSP4にて“盗難防止機
構が作動します”と警告音声等をスピーカから発する
(この場合、30秒程度繰り返す)。
【0025】このとき、第三者は盗難防止機構解除スイ
ッチの所在を探して盗難防止機構を解除しようとする
が、盗難防止機構解除スイッチの所在が中々見つからず
最終的にステップSP5にて車両から逃げ出す。ステッ
プSP6で第三者が構わず車両の運転を続けた場合、ス
テップSP7にて大音量で警告アラームを放音する。こ
れにより、第三者は車両から逃げ出す(ステップSP
8)若しくは周囲の人々に通報される(ステップSP
9)ことになる。
ッチの所在を探して盗難防止機構を解除しようとする
が、盗難防止機構解除スイッチの所在が中々見つからず
最終的にステップSP5にて車両から逃げ出す。ステッ
プSP6で第三者が構わず車両の運転を続けた場合、ス
テップSP7にて大音量で警告アラームを放音する。こ
れにより、第三者は車両から逃げ出す(ステップSP
8)若しくは周囲の人々に通報される(ステップSP
9)ことになる。
【0026】次に、ステップSP10で所有者が車両の
ドアロックを解除してエンジンをかけたとすると、ステ
ップSP11では、前述のように“盗難防止機構が作動
します”という警告音声等をスピーカから発する。所有
者はこの警告音声等に気づいて所在の判っている盗難防
止機構解除スイッチを“OFF”にする(ステップSP
12)。そして、ステップSP13にて通常に車両を運
転する。
ドアロックを解除してエンジンをかけたとすると、ステ
ップSP11では、前述のように“盗難防止機構が作動
します”という警告音声等をスピーカから発する。所有
者はこの警告音声等に気づいて所在の判っている盗難防
止機構解除スイッチを“OFF”にする(ステップSP
12)。そして、ステップSP13にて通常に車両を運
転する。
【0027】更に、ステップSP14で所有者が車両の
ドアロックを解除し、かつ盗難防止機構解除スイッチを
“OFF”にしてエンジンをかけた場合には、そのまま
ステップSP13に進み、ステップSP13にて通常に
車両を運転する。
ドアロックを解除し、かつ盗難防止機構解除スイッチを
“OFF”にしてエンジンをかけた場合には、そのまま
ステップSP13に進み、ステップSP13にて通常に
車両を運転する。
【0028】本発明は前記実施形態例に限定されず、種
々の実施形態を採ることができる。例えば、前記実施形
態例では盗難防止機構の解除装置の一例として自動車を
例示したが、無論他の盗難防止機能を有する所定機器、
例えばカーステレオ本体、コンピュータ、金庫、船舶お
よび家庭におけるホームセキュリティなどにも応用が可
能である。また、本発明は以上示した一実施形態にとら
われず様々な形態に発展できることは言うまでもない。
々の実施形態を採ることができる。例えば、前記実施形
態例では盗難防止機構の解除装置の一例として自動車を
例示したが、無論他の盗難防止機能を有する所定機器、
例えばカーステレオ本体、コンピュータ、金庫、船舶お
よび家庭におけるホームセキュリティなどにも応用が可
能である。また、本発明は以上示した一実施形態にとら
われず様々な形態に発展できることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の盗難防止機
構の解除装置によれば、警告発生手段によって盗難防止
機構の解除忘れを警告するようにしたため、所有者が盗
人と間違われて危害を被ったり、警報ブザー等が放音さ
れて周囲に迷惑を与えたりすることがなくなる。これに
より、使用者は安心して盗難防止機構付き所定装置を購
入することができる。
構の解除装置によれば、警告発生手段によって盗難防止
機構の解除忘れを警告するようにしたため、所有者が盗
人と間違われて危害を被ったり、警報ブザー等が放音さ
れて周囲に迷惑を与えたりすることがなくなる。これに
より、使用者は安心して盗難防止機構付き所定装置を購
入することができる。
【0030】また、本発明の盗難防止機構の解除装置で
は、盗難防止機構の解除操作を使用者自身で行うように
したため、所有者の認識等をおこなわなくてはならない
自動解除装置に比して、構造を簡単にすることができ
る。そのため、盗難防止機構の解除装置が低コストで実
現でき、盗難防止機能を有する所定装置に広く応用でき
る効果がある。
は、盗難防止機構の解除操作を使用者自身で行うように
したため、所有者の認識等をおこなわなくてはならない
自動解除装置に比して、構造を簡単にすることができ
る。そのため、盗難防止機構の解除装置が低コストで実
現でき、盗難防止機能を有する所定装置に広く応用でき
る効果がある。
【図1】 本発明の盗難防止機構の解除装置を示すブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
【図2】 本発明の盗難防止機構の解除装置の動作を説
明するためのフローチャート図である。
明するためのフローチャート図である。
1…カーステレオ、2…バッテリ、3…イグニッション
スイッチ、4…マイコン、5…盗難防止機構解除スイッ
チ、6…電子ボリューム、7…警告発生回路、8…ミキ
シング回路、9…パワーアンプ、10…スピーカ、11
…駆動回路、12…表示素子、13…警告ランプ
スイッチ、4…マイコン、5…盗難防止機構解除スイッ
チ、6…電子ボリューム、7…警告発生回路、8…ミキ
シング回路、9…パワーアンプ、10…スピーカ、11
…駆動回路、12…表示素子、13…警告ランプ
Claims (12)
- 【請求項1】 盗難防止機構を備えた所定機器における
盗難防止機構の解除装置であって、 所有者以外の第三者に所在不明となされた箇所に設置さ
れるとともに、前記盗難防止機構の動作を解除する盗難
防止機構解除手段と、 前記盗難防止機構解除手段の状態を検出する検出手段
と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記盗難防止機構
解除手段の解除忘れを警告する警告手段とを具備するこ
とを特徴とする盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項2】 前記警告手段は、スピーカであるととも
に、前記スピーカが発する警告は、継続または断続して
発音されるアラームまたは警告音声であることを特徴と
する請求項1に記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項3】 前記スピーカが発する警告は、所定時間
継続して発音されることを特徴とする請求項2に記載の
盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項4】 前記スピーカが発する警告は、時間の経
過とともに音量が増大することを特徴とする請求項2に
記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項5】 前記警告手段は、継続または断続して発
音される警告ブザーであることを特徴とする請求項1に
記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項6】 前記警告ブザーが発する警告は、所定時
間継続して発音されることを特徴とする請求項5に記載
の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項7】 前記警告ブザーが発する警告は、時間の
経過とともに音量が増大することを特徴とする請求項5
に記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項8】 前記警告手段は、表示手段であるととも
に、前記表示手段に表示される警告は、継続または断続
して表示される警告文字または警告記号であることを特
徴とする請求項1に記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項9】 前記表示手段に表示される警告は、所定
時間継続して表示されることを特徴とする請求項8に記
載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項10】 前記警告手段は、継続または断続して
表示される警告ランプであることを特徴とする請求項1
に記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項11】 前記警告ランプが表示する警告は、所
定時間継続して表示されることを特徴とする請求項10
に記載の盗難防止機構の解除装置。 - 【請求項12】 前記盗難防止機構を備えた所定機器
は、車両であるとともに、盗難防止機構の解除装置は、
前記車両に備えられた車載用音響機器に装備されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項11に記載の盗
難防止機構の解除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174455A JPH1021477A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 盗難防止機構の解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174455A JPH1021477A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 盗難防止機構の解除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021477A true JPH1021477A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15978796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8174455A Pending JPH1021477A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 盗難防止機構の解除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1021477A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114664037A (zh) * | 2022-03-22 | 2022-06-24 | 冠捷电子科技(福建)有限公司 | 显示器防盗报警控制方法 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8174455A patent/JPH1021477A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114664037A (zh) * | 2022-03-22 | 2022-06-24 | 冠捷电子科技(福建)有限公司 | 显示器防盗报警控制方法 |
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