JPH10214569A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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Publication number
JPH10214569A
JPH10214569A JP9018877A JP1887797A JPH10214569A JP H10214569 A JPH10214569 A JP H10214569A JP 9018877 A JP9018877 A JP 9018877A JP 1887797 A JP1887797 A JP 1887797A JP H10214569 A JPH10214569 A JP H10214569A
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JP
Japan
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memory
insulating layer
plasma display
electrodes
electrode
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Pending
Application number
JP9018877A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yamaguchi
明雄 山口
Masaharu Kamiyama
當治 神山
Tatsuro Kawamura
達郎 河村
Hideo Tanabe
英夫 田辺
Hiroshi Kawasaki
浩 川崎
Yuichi Kijima
勇一 木島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化を図った場合でも高い輝度特性
を有し、表示駆動回路が複雑でなく、装置の寿命が短く
ならないプラズマディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 管1内に、中間絶縁層9を介して重ね合
わせたメモリー素子61、62 、平行配置の複数本のア
ノード電極4、アノード電極4と直交して平行配置の複
数本のカソード電極5を設け、メモリー素子61 、62
は、メモリー電極71 、72 、電極71 、72 を内封し
て電極71 、72 間にマトリクス状に複数の貫通孔
1H、82Hを有する絶縁膜81 、82 からなり、中間絶
縁層9は、貫通孔81H、82Hと同数の貫通孔9H を有
し、メモリー素子61 、62 と中間絶縁層9とを重ね合
わせた際、貫通孔81H、82Hと対応する貫通孔9H を各
別に連通させた複数の連通部に、アノード電極4とカソ
ード電極5を結合させて複数の放電セル10を形成し、
中間絶縁層9の厚さを0.3乃至2.0mmの範囲に選
んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置に係わり、特に、プラズマディスプレイ管内に
設けられる一対のメモリー素子間に存在する静電容量を
低減し、プラズマディスプレイ装置の形状の大型化を図
るとともに、高輝度発光特性を持たせているプラズマデ
ィスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマディスプレイ装置は、大
別すると、交流型プラズマディスプレイ装置と、直流型
プラズマディスプレイ装置と、ハイブリッド型プラズマ
ディスプレイ装置とがある。
【0003】この場合、既知の交流型プラズマディスプ
レイ装置としては、その構成の一例を挙げると、前面ガ
ラス板と背面ガラス板とを離間対向配置させたプラズマ
ディスプレイ管内に放電用気体を封入し、前面ガラス板
の内側に平行配置した複数本の透明表示電極を形成し、
複数本の透明表示電極の表面に誘電体層及び保護膜を被
覆し、また、背面ガラス板の内側に複数本の透明表示電
極に直交するように平行配置した複数本のアドレス電極
を形成し、複数本のアドレス電極の表面に誘電体層を被
覆するとともに、隣接するアドレス電極間にそれぞれ放
電の拡がりを防ぐためのバリアリブを配置し、バリアリ
ブ内側に赤(R)、緑(G)、青(B)の螢光体を形成
したものである。
【0004】かかる既知の交流型プラズマディスプレイ
装置は、表示を行う場合、アドレス電極と1表示画素内
の1つの表示電極との間でアドレス放電が行われ、その
後で、2つの表示電極間で表示放電が行われる。
【0005】また、既知の直流型プラズマディスプレイ
装置としては、その構成の一例を挙げると、前面ガラス
板と背面ガラス板とを離間対向配置させたプラズマディ
スプレイ管内に放電用気体を封入し、前面ガラス板の内
側に平行配置した複数本のカソードを被着形成し、背面
ガラス板の内側に、複数本のカソードに直交するように
平行配置した複数本のアノードバスラインを被着形成す
るとともに、複数本のカソードに対向する位置に島状の
複数個のアノードと、複数個のアノードと対応する複数
本のアノードバスラインにそれぞれ接続する複数個の抵
抗を被着形成する。また、背面ガラス板の内側の複数個
のアノード形成部分を除いて絶縁層を形成し、複数個の
アノード形成部分を囲むように田の字形の隔壁及び補助
空間用隔壁を形成し、田の字形の隔壁の内側に一定の配
列順序で赤(R)、緑(G)、青(B)の螢光体を設け
たものである。
【0006】かかる直流型プラズマディスプレイ装置
は、表示を行う場合、複数本のアノードバスラインのい
ずれかと複数本のカソードのいずれかの間に駆動電圧を
供給することにより、1つのアノードとそれに対応する
カソード間において表示放電が行われる。
【0007】さらに、ハイブリッド型プラズマディスプ
レイ装置としては、その構成の一例を挙げると、特公平
3−76468号に開示されたプラズマディスプレイ装
置または特公平7−70289号に開示されたプラズマ
ディスプレイ装置等がある。
【0008】ここで、図4は、前記特公平3−7646
8号に開示されたプラズマディスプレイ装置における要
部構成の一部分を示す断面図である。
【0009】図4に図示されるように、このハイブリッ
ド型プラズマディスプレイ装置は、前面ガラス板41と
背面ガラス板42とを離間対向配置させたプラズマディ
スプレイ管40内に放電用気体を封入し、背面ガラス板
42の内側に、それぞれ、平行配置された複数本の第1
アドレス電極43を形成し、複数本のアドレス電極43
に直交し、かつ、離間するように平行配置した複数本の
第2アドレス電極44を配置形成するとともに、複数本
の第1アドレス電極43と複数本の第2アドレス電極4
4との各交差部分にマトリクス状に設けられた複数個の
貫通孔47を有する比較的肉厚の絶縁体層46を配置し
ている。前面ガラス板41の内側に、全面にわたって透
明電極45を形成し、透明電極45上に絶縁膜48を形
成している。また、プラズマディスプレイ管40内の中
央部分に、複数個の貫通孔47にそれぞれ連通する貫通
孔50を有する有孔金属板49が配置され、有孔金属板
49と絶縁体層46間及び有孔金属板49と絶縁膜48
間に設けられた複数本の柱状隔壁51、52によって、
有孔金属板49が保持されている。
【0010】前記構成によるこのハイブリッド型プラズ
マディスプレイ装置は、表示を行う場合、第1アドレス
電極43と第2アドレス電極44にそれぞれ互いに逆極
性のパルス電圧を供給して複数個の貫通孔47内に放電
を生じさせ、このときに発生した電子が透明電極45と
有孔金属板49との間に供給された電圧によって引き出
され、透明電極45と有孔金属板49との間で行われる
メモリー機能によって交流放電が維持されるものであ
る。
【0011】また、図5は、前記特公平7−70289
号に開示されたプラズマディスプレイ装置における要部
構成の一部分を示す断面図である。
【0012】図5に図示されるように、このハイブリッ
ド型プラズマディスプレイ装置は、前面ガラス板54と
背面ガラス板55とを離間対向配置させたプラズマディ
スプレイ管53内に放電用気体を封入し、前面ガラス板
54の内側に平行配置された複数本のアノード電極56
を形成し、背面ガラス板55の内側に複数本のアノード
電極56に直交し、かつ、離間するように平行配置した
複数本のカソード電極57を配置形成している。また、
プラズマディスプレイ管53の内部の複数本のアノード
電極56と複数本のカソード電極57との間に、重なり
合った一対のメモリー素子58が配置され、これら一対
のメモリー素子58は、平行配置された複数本のメモリ
ー電極59(1)、60(1)と、これらメモリー電極
59(1)、60(1)の表面を全面にわたって覆う絶
縁層59(2)、60(2)とからなっており、絶縁層
59(2)、60(2)は、アノード電極56と複数本
のカソード電極57との各交差部分にマトリクス状に複
数個の貫通孔61を設けられているものである。
【0013】前記構成によるこのハイブリッド型プラズ
マディスプレイ装置は、表示を行う場合、複数本のアノ
ード電極56の所定のものに駆動電圧、複数本のカソー
ド電極57に接地電圧をそれぞれ与えることにより、複
数個の貫通孔61を通してアノード電極56の所定のも
のとそれに対応するカソード電極57間に放電を生じさ
せ、前記アノード電極56とカソード電極57との間の
放電を利用して、前記一対のメモリー電極59(1)、
60(1)に互いに逆極性のパルス電圧を供給し、表示
を行なう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記既知の
交流型プラズマディスプレイ装置は、表示電極及びアド
レス電極をそれぞれ覆っている誘電体層に電荷が蓄積さ
れ、壁電荷に基づくメモリー機能を有しているので、表
示画像の解像度を高めたときに、輝度特性の劣化を伴わ
ないという利点がある反面で、動作時に、表示電極及び
アドレス電極間に、書込信号やメモリー信号それに消去
信号を適宜印加する必要があることから、表示駆動回路
が複雑になるという問題がある。
【0015】また、前記既知の直流型プラズマディスプ
レイ装置は、放電の補助空間を備えているために、高い
コントラストの輝度特性を得ることができる反面で、構
造が比較的複雑になるので、装置を製造組立する際に高
い組立精度が要求されるとともに、動作時に、カソード
やアノードがイオン衝撃を受け、スパッタリング現象を
生じることにより、寿命に対する対策が不可欠になる。
【0016】さらに、前記既知のハイブリッド型プラズ
マディスプレイ装置は、装置を大型化しようとした場合
に、重ね合わせた一対のメモリー電極間に存在する静電
容量が大きくなることから、駆動が難しくなるという問
題がある。
【0017】本発明は、これらの問題点を全て解決する
もので、その目的は、装置の大型化を図った場合でも高
い輝度特性を備え、表示駆動回路が複雑でなく、装置の
寿命が短くならないプラズマディスプレイ装置を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のプラズマディスプレイ装置は、プラズマデ
ィスプレイ管内に中間絶縁層を介して重ね合わせた一対
のメモリー素子を配置する際に、一対のメモリー素子に
設けた複数の貫通孔と中間絶縁層に設けた対応する複数
の貫通孔とを各別に連通させた複数の連通部に、第1ア
ドレス電極及び第2アドレス電極とを結合させて複数の
放電セルを構成させ、かつ、中間絶縁層の厚さを0.3
乃至2.0mmの範囲内に選んだ手段を具備する。
【0019】前記手段によれば、重ね合わせた一対のメ
モリー素子間に、厚さが0.3mm乃至2.0mmの範
囲内の中間絶縁層を介在させたことにより、一対のメモ
リー素子間に存在する固有の静電容量の値が低減し、一
対のメモリー素子間に陽光柱を生じさせて多くの紫外線
を発生させ、それにより高効率、かつ、高輝度の表示を
行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、プ
ラズマディスプレイ装置は、放電気体を封入したプラズ
マディスプレイ管内に、中間絶縁層を介して重ね合わせ
た一対のメモリー素子と、平行配置された複数本の第1
アドレス電極と、第1アドレス電極と直交するように平
行配置された複数本の第2アドレス電極とを設け、一対
のメモリー素子は、平行配置されたメモリー電極と、メ
モリー電極を内封するとともにメモリー電極とともにマ
トリクス状に複数の貫通孔を有する絶縁膜とからなり、
中間絶縁層は、一対のメモリー素子の複数の貫通孔と同
数の複数の貫通孔を有し、一対のメモリー素子と中間絶
縁層とを重ね合わせた際に、一対のメモリー素子の複数
の貫通孔と対応する中間絶縁層の複数の貫通孔を各別に
連通させた複数の連通部に、第1アドレス電極及び第2
アドレス電極とを結合させて複数の放電セルを形成し、
中間絶縁層の厚さを0.3乃至2.0mmの範囲内に選
んだものである。
【0021】本発明の1つの実施の形態において、中間
絶縁層はガラスまたはセラミックあるいはそれらのグリ
ーンシートからなっている。
【0022】本発明の他の実施の形態において、複数の
放電セルは内面に螢光体が塗布されている。
【0023】本発明のさらに別の実施の形態において、
一対のメモリー素子及び中間絶縁層は一体構成されてい
る。
【0024】本発明の実施の形態において、中間絶縁層
の複数の貫通孔を形成する場合の一例は、平行配置され
たメモリー電極または複数の貫通孔を有するメモリー素
子のいずれかをマスクに用いているものである。
【0025】本発明の実施の形態において、第1アドレ
ス電極及び前記第2アドレス電極を形成する場合の一例
は、平行配置されたメモリー電極またはメモリー素子の
いずれかをマスクに用いているものである。
【0026】これらの本発明の実施の形態によれば、プ
ラズマディスプレイ管内に、一対のメモリー素子と中間
絶縁層とを重ね合わせた状態で配置し、一対のメモリー
素子の間に介在させた中間絶縁層の厚さを、既知のこの
種の中間絶縁層の代表的な厚さである0.1mmよりも
3倍乃至20倍程度厚い0.3mm乃至2.0mmの範
囲内に選び、一対のメモリー素子間に存在する固有の静
電容量の値を大幅に低減させるようにしたので、かかる
静電容量の値によって一対のメモリー素子における壁電
荷の形成機能を損なうことがなくなり、その結果、一対
のメモリー素子間に陽光柱を生じて多くの紫外線が発生
し、高効率、かつ、高輝度の表示を行うことが可能なプ
ラズマディスプレイ装置を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0028】図1は、本発明に係るプラズマディスプレ
イ装置の第1実施例における要部構成を示すもので、そ
の一部分の断面図であり、図2は、図1に図示された第
1実施例に用いられるメモリー素子の一部の構成を示す
斜視図である。
【0029】図1及び図2において、1はプラズマディ
スプレイ管、2は前面ガラス板、3は背面ガラス板、4
はアノード電極(第1アドレス電極)、5はカソード電
極(第2アドレス電極)、61 は第1メモリー素子、6
2 は第2メモリー素子、71は第1メモリー電極、72
は第2メモリー電極、81 は第1絶縁膜、81Hは第1絶
縁膜81 の貫通孔、82 は第2絶縁膜、82Hは第2絶縁
膜82 の貫通孔、9は中間絶縁層、9H は中間絶縁層9
の貫通孔、10は放電セル、11は螢光膜、12は絶縁
柱である。
【0030】そして、プラズマディスプレイ管1は、対
向離間配置された前面ガラス板2及び背面ガラス板3
と、前面及び背面ガラス板2、3の周縁部を封止するフ
リットガラス(図示なし)とによって構成され、真空排
気された管1内に、ヘリウム(He)、ネオン(N
e)、アルゴン(Ar)、キセノン(Xe)等の放電用
ガス(放電気体)が封入されている。前面ガラス板2
は、内側に平行配置された複数本のアノード電極4(図
1には1本だけが図示されている)が被着形成され、背
面ガラス板3は、内側に複数本のアノード電極4に直交
するように平行配置された複数本のカソード電極5が被
着形成されている。第1メモリー素子61 は、第1メモ
リー電極71 と、第1メモリー電極71 を全面被覆する
第1絶縁膜81 とからなり、第2メモリー素子62 は、
第2メモリー電極72 と、第2メモリー電極72 を全面
被覆する第2絶縁膜82 とからなっている。第1メモリ
ー素子61と中間絶縁層9と第2メモリー素子62 は、
この順序で重ね合わせて一体構成され、上下方向に配置
された絶縁柱12によりプラズマディスプレイ管1内に
保持されている。この場合、第1実施例においては、中
間絶縁層9として1.0mmの厚さのものを用いてい
る。
【0031】第1メモリー素子61 は、第1メモリー電
極71 が第1絶縁膜81 に覆われた構造であり、第1メ
モリー電極71 とともにマトリクス状に形成された複数
個の貫通孔81Hを有し、中間絶縁層9もマトリクス状に
形成された複数個の貫通孔9H を有し、同じように、第
2メモリー素子62 も、第2メモリー電極72 が第2絶
縁膜82 に覆われた構造であり、第2メモリー電極72
とともにマトリクス状に形成された複数個の貫通孔82H
を有している。そして、第1メモリー素子61と中間絶
縁層9と第2メモリー素子62 とを重ね合わせた際に、
対応する各貫通孔81H、9H 、82Hの各配置位置を一致
させるとともに、それらの配置位置をアノード電極4及
びカソード電極5の配置位置にも一致させ、連通した複
数個の放電セル10を構成している。また、複数個の放
電セル10は、それぞれ中間絶縁層9の壁面部分に螢光
膜11を塗布している。なお、螢光膜11は壁面部分だ
けでなく、前面ガラス板1や背面ガラス板2の内側に塗
布するようにしてもよい。
【0032】この場合、第1メモリー電極71 及び第2
メモリー電極72 は、前面ガラス板2及び背面ガラス板
3と同程度の熱膨張係数を有する金属材料によって構成
し、第1絶縁膜81 及び第2絶縁膜82 は、ペースト状
のガラス粉末を第1メモリー電極71 及び第2メモリー
電極72 に吹き付け、浸漬等によって塗布した後、この
塗布膜を高温で焼成することにより構成しているもの
で、場合によっては、第1絶縁膜81 及び第2絶縁膜8
2 上にさらに酸化マグネシウム等からなる保護膜を被覆
している。同様に、中間絶縁層9は、ガラス材やセラミ
ック材もしくはそれらのグリーンシートであって、前面
ガラス板2及び背面ガラス板3と同程度の熱膨張係数を
有するこれらの材料により構成している。この他に、ア
ノード電極4及びカソード電極5は、銀(Ag)や金
(Au)、あるいはニッケル(Ni)やアルミニウム
(Al)等の導電金属材料によって構成する。
【0033】前記構成による第1実施例のプラズマディ
スプレイ装置は、次のように動作する。
【0034】始めに、複数本のアノード電極4の中の選
択されたアノード電極4と複数本のカソード電極5の中
の選択されたカソード電極5との間に直流書込み電圧を
供給し、選択されたアノード電極4と選択されたカソー
ド電極5に結合された放電セル10に直流放電を励起
し、その放電セル10を書込み状態にする。このとき、
書込み状態になった放電セル10内のイオンや電子等の
荷電粒子は、第1メモリー素子61 の第1メモリー電極
1 と、第2メモリー素子62 の第2メモリー電極72
との間に供給される交流電圧の極性に対応して、第1メ
モリー電極71 または第2メモリー電極72 側に引き寄
せられ、第1絶縁膜81 の貫通孔81Hまたは第2絶縁膜
2 の貫通孔82Hの壁面に付着し、そこで壁電荷を形成
する。その後、第1メモリー電極71 と第2メモリー電
極72 との間に供給される交流電圧の極性が反転する
と、第1メモリー電極71 と第2メモリー電極72 との
間に供給される交流電圧に壁電荷による電圧が重畳さ
れ、実質的に高い交流電圧が供給されたことになるの
で、書込みが行われた放電セル10の貫通孔81H、82H
間に放電が生じ、その後も、前述のような動作状態が繰
り返し実行され、放電状態が維持される。
【0035】ところで、第1メモリー素子61 と第2メ
モリー素子62 との間に存在する静電容量の値は、第1
メモリー素子61 及び第2メモリー素子62 間の配置間
隔、即ち、第1メモリー素子61 と第2メモリー素子6
2 との間に介在する中間絶縁層9の厚さに略反比例す
る。この場合、第1実施例においては、中間絶縁層9の
厚さを1.0mmに選んでおり、代表的な中間絶縁層の
厚さが0.1mmである既知のプラズマディスプレイ装
置における第1メモリー素子と第2メモリー素子との間
の静電容量の値に比べて、略1/10になるように低減
させているので、かかる静電容量の値に何等制限される
ことなく、第1絶縁膜81 の貫通孔81H及び第2絶縁膜
2 の貫通孔82Hの各壁面に壁電荷が形成され、それに
よってこれらの貫通孔81H及び貫通孔82Hの間に有効的
に高い交流電圧が印加されるようになる。その結果、こ
れらの貫通孔81H及び貫通孔82Hを含んだ放電セル10
内に放電に伴う陽光柱が形成され、紫外線の発生が多く
なって、第1実施例におけるプラズマディスプレイ装置
の表示輝度を高めることができる。
【0036】第1実施例においては、中間絶縁層9の厚
さを1.0mmに選んだ例を挙げて説明したが、本発明
に適用可能な中間絶縁層9の厚さは、1.0mmである
場合に限られるものでなく、0.3mm以上であり、か
つ、2.0mm以下であれば、どのような厚さのものを
選んでもよい。この場合、中間絶縁層9の厚さが0.3
mm未満であれば、第1メモリー素子61 と第2メモリ
ー素子62 との間に存在する静電容量の値をあまり低減
することができないだけでなく、中間絶縁層9の製造工
程が難しいものになって、高解像度の表示画像を得るこ
とができないものであり、一方、中間絶縁層9の厚さが
2.0mmを超えると、第1メモリー素子61 及び第2
メモリー素子62 間に供給する交流電圧の振幅を大幅に
増大しなければならず、その分、表示駆動回路の構成が
複雑になってしまうためである。
【0037】なお、第1実施例において、複数個の放電
セル10は、その断面形状を、略4角形状になるように
形成してもよく、または、略円形状になるように形成し
てもよい。
【0038】このように、第1実施例のよるプラズマデ
ィスプレイ装置によれば、重ね合わせた第1メモリー素
子61 及び第2メモリー素子62 間に、厚さが0.3m
m乃至2.0mmの範囲内の中間絶縁層9を介在させて
いるので、第1メモリー素子61 及び第2メモリー素子
2 間に存在する固有の静電容量の値が低減し、第1絶
縁膜81 の貫通孔81H及び第2絶縁膜82 の貫通孔82H
を含んだ放電セル10内に陽光柱を生じさせて多くの紫
外線を発生させることができ、高効率で、高輝度の表示
が行えるものである。
【0039】次に、図3は、本発明に係るプラズマディ
スプレイ装置の第2実施例における要部構成を示すもの
で、その一部分の断面図である。
【0040】図3において、4’はアノード電極、1
2’は絶縁柱であり、その他、図1に示された構成要素
と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0041】図3に示されるように、第2実施例におい
ては、重なり合わせた第1メモリー素子61 、中間絶縁
層9、第2メモリー素子62 をプラズマディスプレイ管
1内に保持するための複数個の絶縁柱12’を背面ガラ
ス板3の内面側に設置し、これらの絶縁柱12’の幅を
第2メモリー素子62 の幅よりもやや幅広にするととも
に、複数個の絶縁柱12’における第2メモリー素子6
2 の接触面の余剰部分にそれぞれにアノード電極4’を
載置形成している。
【0042】即ち、この第2実施例と前述の第1実施例
との構成の違いは、第1実施例が並列配置された複数本
のアノード電極4を前面ガラス板2に被着形成している
のに対して、第2実施例が複数個の絶縁柱12’の余剰
面に載置形成している点だけであって、その他に、第2
実施例と第1実施例との間に構成の違いはない。このた
め、第2実施例における構成については、これ以上の説
明は省略する。
【0043】また、第2実施例の動作は、本質的に前述
の第1実施例の動作と同じであるので、第2実施例に対
する動作については、これ以上の説明は省略する。
【0044】さらに、第2実施例の作用効果は、第1実
施例の動作と同じ動作であることから、本質的に第1実
施例の作用効果と同じであるが、第2実施例は、複数本
のアノード電極4’の中の選択されたアノード電極4と
複数本のカソード電極5の中の選択されたカソード電極
5との間に直流書込み電圧を供給し、選択されたアノー
ド電極4’と選択されたカソード電極5に結合された放
電セル10に直流放電を励起し、その放電セル10を書
込み状態にする場合に、アノード電極4’とカソード電
極5とが比較的近接配置されているため、直流書込み電
圧が第1実施例に比べて小さい振幅のもので足りるとい
う利点を有している。
【0045】なお、前記第1実施例及び第2実施例にお
いては、それぞれ絶縁柱12、12’を設けている例を
挙げて説明したが、いずれの例においても、これを設け
なくても、本発明の作用上いっこうに差し支えない。
【0046】ところで、前述の第1実施例及び第2実施
例においては、重なり合わせた第1メモリー素子61
中間絶縁層9、第2メモリー素子62 を、図2に示され
るように、一体構成された一構成部品として取り扱って
いるものであるが、この構成部品を製造する際の一例を
挙げると、予め製造してある第1メモリー素子61 と第
2メモリー素子62 との間に中間絶縁層9を構成する層
状材を挾んで溶着し、その後、第1メモリー素子61
び第2メモリー素子62 を層状材に対するパターン形成
用マスクとして層状材に貫通孔9H を形成し、貫通孔9
H を備えた中間絶縁層9を、第1メモリー素子61 や第
2メモリー素子62 とともに一体構成している。
【0047】具体的には、層状材として、例えば板厚が
1mmのガラス板を用い、第1メモリー電極71 及び第
2メモリー電極72 の構成材料として、例えば板厚が
0.2mmの426合金を用い、化学エッチング等によ
り第1メモリー電極71 及び第2メモリー電極72 を形
成する。形成した第1メモリー電極71 及び第2メモリ
ー電極72 をパターン形成用のレジストマスクあるいは
露光用のマスクとして、層状材に貫通孔9H を形成す
る。この場合、層状材に貫通孔9H を形成する方法とし
ては、第1メモリー電極71 や第2メモリー電極72
直接レジストマスクとしてサンドブラスト法によりエッ
チングする方法や、第1メモリー電極71 や第2メモリ
ー電極72 を露光用のマスクとして層状材表面に形成し
たレジストをパターン形成し、その後化学エッチングす
る方法等がある。層状材に貫通孔9Hを形成した後、第
1メモリー電極71 及び第2メモリー電極72 それに層
状材表面に、ガラス電着等によって絶縁層を被覆させ、
貫通孔9H を備えた中間絶縁層9を、第1メモリー素子
1 や第2メモリー素子62 とともに一体構成してい
る。
【0048】なお、第1メモリー素子61 の貫通孔81H
及び第2メモリー素子62 の貫通孔82Hそれに中間絶縁
層9の貫通孔9H は、必ずしも同じ形状のものでなくて
もよく、最低限、それらの中心位置が概ね一致していれ
ばよい。
【0049】また、前述の第1実施例及び第2実施例に
おいては、アノード電極(第1アドレス電極)4及びカ
ソード電極(第2アドレス電極)5を製造する場合の一
例として、第1メモリー電極71 または第2メモリー電
極72 自体を、あるいは、メモリー素子61 や第2メモ
リー素子62 自体をフォトエッチングプロセスにおける
パターン形成用のマスクとして用い、かつ、光源を揺動
させることによって製造することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プラズ
マディスプレイ管内に、一対のメモリー素子と中間絶縁
層とを重ね合わせた状態で配置し、一対のメモリー素子
の間に介在させた中間絶縁層の厚さを、既知のこの種の
中間絶縁層の代表的な厚さである0.1mmよりも厚い
0.3mm乃至2.0mmの範囲内に選び、一対のメモ
リー素子間に存在する固有の静電容量の値を大幅に低減
させるようにしたので、かかる静電容量の値によって一
対のメモリー素子における壁電荷の形成機能を損なうこ
とがなく、その結果、一対のメモリー素子間に陽光柱を
生じて多くの紫外線が発生し、高効率で、高輝度の表示
を行うことが可能なプラズマディスプレイ装置が得られ
るだけでなく、プラズマディスプレイ装置の大型化を図
った場合においても、高輝度の表示を行うことができ、
その上に、簡単な構成の表示駆動回路を用いて、寿命の
短くならないプラズマディスプレイ装置が得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマディスプレイ装置の第1
実施例における要部構成を示すもので、その要部構成の
一部分の断面図である。
【図2】図1に図示された第1実施例に用いられる一対
のメモリー素子及び中間絶縁層の一部分の構成を示す斜
視図である。
【図3】本発明に係るプラズマディスプレイ装置の第2
実施例における要部構成を示すもので、その一部分の断
面図である。
【図4】既知の1つのハイブリッド型プラズマディスプ
レイ装置における要部構成の一部分を示す断面図であ
る。
【図5】既知の他の1つのハイブリッド型プラズマディ
スプレイ装置における要部構成の一部分を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイ管 2 前面ガラス板 3 背面ガラス板 4 アノード電極(第1アドレス電極) 5 カソード電極(第2アドレス電極) 6 メモリー素子 71 第1メモリー電極 71H 第1メモリー電極71 の貫通孔 72 第2メモリー電極 72H 第2メモリー電極72 の貫通孔 81 第1絶縁膜 81H 第1絶縁膜81 の貫通孔 82 第2絶縁膜 82H 第2絶縁膜82 の貫通孔 9 中間絶縁層 9H 中間絶縁層9の貫通孔 10 放電セル 11 螢光膜 12 絶縁柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 達郎 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 田辺 英夫 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 川崎 浩 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 木島 勇一 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電気体を封入したプラズマディスプレ
    イ管内に、中間絶縁層を介して重ね合わせた一対のメモ
    リー素子と、平行配置された複数本の第1アドレス電極
    と、前記第1アドレス電極と直交するように平行配置さ
    れた複数本の第2アドレス電極とを設け、前記一対のメ
    モリー素子は、平行配置されたメモリー電極と、前記メ
    モリー電極を内封するとともに前記メモリー電極ととも
    にマトリクス状に複数の貫通孔を有する絶縁膜とからな
    り、前記中間絶縁層は、前記一対のメモリー素子の前記
    複数の貫通孔と同数の複数の貫通孔を有し、前記一対の
    メモリー素子と前記中間絶縁層とを重ね合わせた際に、
    前記一対のメモリー素子の複数の貫通孔と対応する前記
    中間絶縁層の複数の貫通孔を各別に連通させた複数の連
    通部に、前記第1アドレス電極及び前記第2アドレス電
    極とを結合させて複数の放電セルを形成し、前記中間絶
    縁層の厚さを0.3乃至2.0mmの範囲内に選んだこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記中間絶縁層は、ガラスまたはセラミ
    ックあるいはそれらのグリーンシートであることを特徴
    とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の放電セルは、内面に螢光体が
    塗布されていることを特徴とする請求項1に記載のプラ
    ズマディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のメモリー素子と前記中間絶縁
    層とは、一体構成されたものであることを特徴とする請
    求項1乃至3に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記中間絶縁層の複数の貫通孔は、前記
    平行配置されたメモリー電極または前記複数の貫通孔を
    有するメモリー素子のいずれかをマスクにして形成した
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ
    ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1アドレス電極及び前記第2アド
    レス電極は、平行配置されたメモリー電極またはメモリ
    ー素子のいずれかをマスクにして形成したものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    装置。
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