JPH10213997A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH10213997A
JPH10213997A JP9018327A JP1832797A JPH10213997A JP H10213997 A JPH10213997 A JP H10213997A JP 9018327 A JP9018327 A JP 9018327A JP 1832797 A JP1832797 A JP 1832797A JP H10213997 A JPH10213997 A JP H10213997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
card
power supply
fixing heater
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP9018327A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tanimoto
義幸 谷本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードなどをコネクタに接続してプログ
ラムの書換えを行う際の、定着ヒータや駆動装置のモー
タなどの誤動作を阻止する。 【解決手段】 プログラムの書換え動作中は、フラッシ
ュROM4のプログラムを実行し、ICカード1がコネ
クタ2に装着されるとスイッチSW1がオンとなる。I
Cカード1に格納している新たなプログラムの実行を開
始する。スイッチSW1のオンでの抵抗Rを通じたロー
レベル、CPU3から出力信号S1のハイレベルでのA
NDゲート5からのローレベル信号でトランジスタQ1
がオフ(非導通)となる。この非導通でリレースイッチ
6のオン・オフ接点6bがオフとなり、定着ヒータ7へ
交流電源8からの電流の供給が停止され、その後フラッ
シュROM4に記憶しているプログラムをICカード1
に格納している新たなプログラムに書換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、プログラムの変
更やバージョンアップを行うプログラムの書換え動作中
の制御不能による誤動作を回避する複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写装置では、電源オフ時にも記
憶内容を保持し、かつこの記憶内容を書換えることが出
来るフラッシュ記憶素子(ROM)を用いて、装置の設
置後にプログラムの変更やバージョンアップによるプロ
グラム変更(以下「新たなプログラムへの変更」と言
う)が行われている。このプログラムの変更では、新た
なプログラムを格納したICカードを、装置内のメイン
制御基板に設けたコネクタに装着している。そして、I
Cカードに格納している新たなプログラムを、CPUの
制御でダウンロードし、かつ、フラッシュROMへ転送
(以下「プログラムの書換え動作中」と言う)して、従
来のプログラムを新たなプログラムに変更する書換えを
行っている。
【0003】ところでこのようなプログラムの書換え動
作中にCPUが誤動作することがある。最悪の場合はC
PUが暴走して制御不能状態になることがある。すなわ
ちメイン制御基板のコネクタにICカードを装着した場
合、このICカードに格納しているプログラムで動作し
ており、ICカードのピンとコネクタのコンタクトが塵
芥や作業者での装着時の静電気で非接触状態が生じて制
御不能状態が発生する。この結果、例えば定着ヒータへ
必要以上に通電が行われて過熱したり、感光体駆動装置
におけるモータへ不必要に通電されて誤回転動作するこ
とが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来の複
写装置では、ICカードに格納した新たなプログラムへ
変更する際のプログラムの書替え動作中に、CPUが暴
走した制御不能状態での誤動作が発生するという問題が
ある。
【0005】そこで、この発明の目的は、ICカードな
どの外部記憶装置又は記憶素子をコネクタに接続して新
たなプログラムへ変更する際のプログラムの書換え動作
中における制御不能状態による定着ヒータや駆動装置の
モータなどの誤動作を確実に阻止できる複写装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、外部の記憶手段から内
部のプログラム格納用記憶手段にプログラムを転送する
ことが可能であり、定着ヒータ及び前記定着ヒータへ電
源供給を行う電源部を備える複写装置において、前記外
部の記憶手段を接続した際は、前記電源部から定着ヒー
タへの通電を停止することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、外部の記憶手段
から内部のプログラム格納用記憶手段にプログラムを転
送することが可能であり、定着ヒータ及び前記定着ヒー
タへ電源供給を行う電源部を備える複写装置において、
前記外部の記憶手段を接続した際は、負荷駆動用の電源
部からの通電を停止することを特徴とするものである。
【0008】前記のような請求項1,2に記載の発明
は、外部記憶媒体を装着したプログラムの書換え動作中
に、定着ヒータ又は駆動機構などのモータへの通電を停
止している。したがって制御手段での制御不能状態、例
えば従来の技術で説明したように、外部記憶媒体を接続
した際の非接触状態や静電気で制御手段が暴走した制御
不能状態でも定着ヒータへの通電が行われずに、その過
熱が阻止され、また駆動機構などのモータへの通電が行
われることなく、モータが誤回転動作せずに、その安全
性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の複写装置の実施
の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発
明の第1実施形態を示す回路図であり、図2は図1のも
のがメイン制御基板に実装される際の構成と、そのIC
カードの着脱を説明するための模式図である。図1,2
に示す構成は、複写装置やプリンタなどの複写装置にあ
って、転写紙に形成されたトナー像を定着するための定
着ヒータの周辺のみを示したものである。
【0010】図1,2において、この実施形態では、プ
ログラムの変更やバージョンアップを行うための、新た
なプログラムを記憶した外部記憶媒体としての多数のピ
ンを有するICカード1が、多数のコンタクトを設けた
着脱接続部としてのコネクタ2に装着されている。この
コネクタ2内にはICカード1の挿入時にオンとなるス
イッチSW1が設けられている。このスイッチSW1は
機械式スイッチ又は非接触式の光検出型スイッチなどを
用いる。
【0011】この例ではスイッチSW1の一端が抵抗R
を通じて電源ラインと接地間に接続されており、スイッ
チSW1のオンのICカード1がコネクタ2に装着され
た際の、抵抗Rによる電源ライン電圧(Vcc)の降下電
圧を、ローレベル(ICカード1の未装着時は抵抗Rを
通じた電源ラインの電圧であるハイレベル)の入力信号
として取込む制御手段としてのCPU3を有している。
このCPU3は記憶手段としてのフラッシュROM4に
記憶しているプログラムで動作するが、ICカード1の
コネクタ2への装着時のプログラムの書換え動作中は、
ICカード1に格納している新たなプログラムで動作す
るようになっている。
【0012】また、CPU3は2つの出力端から出力信
号S1,S2を出力し、一方の出力端がアンド(AN
D)ゲート5の一方の入力端に接続されている。また、
このANDゲート5の他方の入力端がCPU3の入力端
に接続されており、スイッチSW1のオン・オフ(IC
カード1のコネクタ2への装着又は取外しに対応)によ
るハイレベル信号又はローレベル信号が入力される。A
NDゲート5の出力端はスイッチング用のトランジスタ
Q1のベースと接続されている。またトランジスタQ1
のエミッタが接地され、コレクタには定着ヒータ7へ通
電を行い、又は停止するためのリレースイッチ6の励磁
コイル6aの一端が接続され、この他端が電源ライン
(Vcc)と接続されている。
【0013】さらに、この実施形態は、転写紙に形成さ
れたトナー像を定着するための定着ヒータ7への交流
(AC)電圧を供給するための電源部としての交流(A
C)電源8を有している。定着ヒータ7と交流電源8と
を接続する一方側には、リレースイッチ6におけるオン
・オフ接点6bが直列に接続されている。さらに定着ヒ
ータ7と交流電源8とを接続する他方側には、半導体無
接点リレー(SSR;Solid State ReLay)9が設けら
れており、このSSR9はCPU3の他方の出力端の出
力信号S2によって、交流電源8から定着ヒータ7への
交流の供給をオン・オフするトライアックなどのスイッ
チング素子を有している。
【0014】なお交流電源8から定着ヒータ7への交流
の供給は、定着ヒータ7の発熱が所定値に一定化される
ように、出力信号S2によってSSR9のオン(通電)
時間を制御するものであるが、このための定着ヒータ7
の発熱状態に対する検出信号をCPU3へ送出する感知
素子などの回路については、その図示を省略した。
【0015】以下にこの第1実施の形態の動作を説明す
る。まずICカード1がコネクタ2へ装着されない通常
時の動作について説明する。図1,2において、この第
1実施形態の通常動作では、CPU3がフラッシュRO
M4に記憶しているプログラムを読出して実行して動作
する。スイッチSW1はオフであり、CPU3が抵抗R
を通じた電源ライン電圧(Vcc)のハイレベルの入力信
号を取込んで、ICカード1の未装着を認識する。同時
にANDゲート5の一方の入力端もハイレベルに設定さ
れる。また、ANDゲート5の他方の入力端にもCPU
3からハイレベルの出力信号S1が入力される。
【0016】この結果、ANDゲート5からトランジス
タQ1のベースにハイレベルの信号が出力され、トラン
ジスタQ1がオン(導通)となる。この導通でリレース
イッチ6のオン・オフ接点6bがオンとなり、定着ヒー
タ7へ交流電源8からの交流をオン・オフ接点6bとと
もにSSR9を通じて供給する。この場合、定着ヒータ
7の発熱が所定値に一定化されるように、CPU3が出
力信号S2をSSR9に送出し、その通電時間の制御を
行う。
【0017】次に、ICカード1がコネクタ2へ装着さ
れるプログラムの書換え動作について説明する。図3は
第1実施形態におけるプログラムの書換え動作の処理を
示すフローチャートである。図1から図3において、こ
の第1実施形態のプログラムの書換え動作中は、まずC
PU3がフラッシュROM4に記憶している転送プログ
ラムを読み出して実行して、その制御動作を開始する
(S401)。ICカード1がコネクタ2に装着されると
スイッチSW1がオンになる。CPU3は抵抗Rが接地
された際の電源ライン電圧(Vcc)が降下したローレベ
ルの入力信号を取込んで、ICカード1の装着を認識す
る(S402)。
【0018】CPU3は現在コピー動作中か否かを判断
する(S403)。コピー動作中でない場合(S403,N
o)、ANDゲート5の一方の入力端がローレベルに設
定され、かつ、ANDゲート5の他方の入力端にはCP
U3からハイレベルの出力信号S1が入力される。この
結果ANDゲート5からトランジスタQ1のベースにロ
ーレベルの信号が出力され、トランジスタQ1がオフ
(非導通)となる。この非導通でリレースイッチ6のオ
ン・オフ接点6bがオフとなり、定着ヒータ7へ交流電
源8からの交流の供給が停止される(S404)。
【0019】次にCPU3はICカード1に格納してい
る新たなプログラムへの変更を行うプログラムの書換え
動作(ダウンロード)を開始し、この場合、新たなプロ
グラムによる制御動作を実行する(S405)。さらにフ
ラッシュROM4に転送して、ここに記憶している従来
のプログラムを新たなプログラムに変更する書換えを行
う(S406)。この後はICカード1の取外しの指示が
図示しない表示器の画面で表示され(S407)、その取
外しを判断して終了となる(S408,S409)。すなわち
プログラムの変更やバージョンアップを行うための新た
なプログラムに変更する書換えが終了する。
【0020】またS403のYesであるコピー動作中の場
合、CPU3はコピー動作を中断する制御を実行し(S
410)、この後はICカード1の取外しの指示が図示し
ない表示器の画面で表示され(S411)てその取外しを
判断し、ICカード1が取外された場合に、コピー動作
を再開して終了となる(S412〜S414)。
【0021】このように、この第1実施形態では、IC
カード1をコネクタ2へ装着してプログラムの書換えを
行う際に、定着ヒータ7へ通電が停止される。したがっ
て従来の技術で説明したように、CPU3でのプログラ
ムの書換え動作中に誤動作、例えば、ICカード1のピ
ンとコネクタ2のコンタクトが、塵芥や作業者での装着
時の静電気で非接触状態になってCPU3が暴走した際
にも、定着ヒータ7への通電が停止されているため、過
熱しなくなり、最悪の場合の火災発生などが確実に防止
できるようになる。
【0022】次に第2実施形態について説明する。図4
は第2実施形態の回路図である。この第2実施形態で
は、プログラムの書換え動作中に感光体駆動装置などの
モータの動作を停止し、この後に図1中のリレースイッ
チ6へ供給する直流電圧の供給を停止して、定着ヒータ
7への通電を停止している。
【0023】図4において、この第2実施形態は第1実
施形態と同一の構成のICカード1、コネクタ2、抵抗
R、CPU3、スイッチSW1、フラッシュROM4、
及び交流電源8を有し、さらに交流電源8から駆動用D
C出力電圧(例えば、38V,24V)、及び図1に図示し
たリレースイッチ6へ供給する制御用DC電圧(例え
ば、5V)を出力する直流電源部10が設けられている。
【0024】この直流電源部10は、交流電源8からの交
流を整流平滑回路12で低電圧に変換し、その整流かつ平
滑化した直流電圧を出力するとともに、この直流電圧を
駆動用DC出力電圧にDC/DCコンバータ13で変換し
て出力する構成となっている。また直流電源部10は、整
流平滑回路12からの直流電圧をDC/DCコンバータ14
で制御用DC電圧に変換して出力する構成となってい
る。
【0025】さらに、直流電源部10は、整流平滑回路12
からの直流電圧をDC/DCコンバータ13へ通電し、又
は停止(オン・オフ)するスイッチSW2を有し、この
スイッチSW2はCPU3からの出力信号S3がラッチ
回路17を通じて入力されてオン・オフする。ICカード
1をコネクタ2へ装着した際のプログラムの書換え動作
中は、出力信号S3がラッチ回路17でラッチされてスイ
ッチSW2でのオフを保持するようになっている。
【0026】このスイッチSW2のオフ状態では、DC
/DCコンバータ13からの駆動用DC出力電圧の出力が
停止される。またラッチ回路17がDC/DCコンバータ
14からの制御用DC電圧を取込み、プログラムの書換え
動作中には、この制御用DC電圧の出力を低下又は停止
させる。なおこの制御用DC電圧をラッチ回路17が取込
んで低下(又は0V)させる設定に代えて、ラッチ回路
17がDC/DCコンバータ14の動作を停止させるように
構成しても良い。
【0027】以下にこの第2実施形態の動作を説明す
る。まず第2実施形態でのICカード1が、コネクタ2
へ装着されない通常時の動作について説明する。図4に
おいて、この第2実施形態での通常動作では、第1実施
形態と同様にCPU3がフラッシュROM4に記憶して
いる転送プログラム実行して制御動作を開始する。ま
た、CPU3がスイッチSW1のオフによるハイレベル
の入力信号を取込んでICカード1の未装着を認識す
る。
【0028】直流電源部10では、交流電源8からの交流
を整流平滑回路12で低電圧に変換し、その整流かつ平滑
化した直流電圧をDC/DCコンバータ14及びスイッチ
SW2に供給する。直流電圧をDC/DCコンバータ14
が制御用DC電圧に変換して図1に図示したリレースイ
ッチ6へ出力する。またスイッチSW2にはCPU3か
らの出力信号S3がラッチ回路17を通じて入力されて、
オン状態を保持する。このスイッチSW2のオン状態に
よって、DC/DCコンバータ13へ整流平滑回路12から
の直流電圧が供給され、ここで駆動用DC出力電圧に変
換して、感光体駆動装置などのモータへ供給する。
【0029】次に第2実施形態でのICカード1がコネ
クタ2へ装着されたプログラムの書換え動作について説
明する。図5は第2実施形態のプログラムの書換え動作
の処理を示すフローチャートである。図4,5におい
て、この第2実施形態のプログラムの書換え動作では、
第1実施形態と同様にして、フラッシュROM4に記憶
している転送プログラムを読出して実行して、その制御
動作を開始する。またスイッチSW1でのオンによるロ
ーレベルの入力信号をCPU3が取込んでICカード1
の装着を認識する。さらにCPU3は現在コピー動作中
か否かを判断する(S501〜S503)。
【0030】コピー動作中でない場合(S503,No)、
CPU3は出力信号S3をラッチ回路17を通じてスイッ
チSW2をオン状態に保持して、DC/DCコンバータ
13へ整流平滑回路12からの直流電圧を供給し、ここで駆
動用DC出力電圧に変換して出力する。同様にラッチ回
路17を通じてスイッチSW2をオン状態に保持して、整
流平滑回路12からの直流電圧をDC/DCコンバータ14
が制御用DC電圧に変換して出力し、この制御用DC電
圧によって以降で詳細に説明するようにプログラムの書
換え動作を継続できるようにする(S504)。
【0031】次にCPU3がICカード1に格納してい
る新たなプログラムへの変更(ダウンロード)を開始
し、この新たなプログラムによる制御動作を実行する
(S505)。さらにフラッシュROM4に転送して、記憶
している従来のプログラムを新たなプログラムに変更す
る書換えを行う(S506)。次にCPU3は出力信号S
3をラッチ回路17に送出し、スイッチSW2をオフ状態
に保持して、DC/DCコンバータ13へ整流平滑回路12
からの直流電圧の供給を停止する(S507)。
【0032】ここでICカード1がコネクタ2へ装着さ
れたプログラムの書換え動作中に駆動用DC出力電圧の
出力が停止されてその判断を行う(S508)。なおDC
/DCコンバータ14からの制御用DC電圧の出力は停止
しない。すなわちこれ以降でのICカード1の取外しを
指示する表示動作などを行うためである。次にICカー
ド1の取外しの指示が図示しない表示器の画面で表示さ
れて(S509)、その取外しが行われる(S510)。この
後CPU3へ出力信号S3をラッチ回路17へ送出してD
C/DCコンバータ14からの制御用DC電圧の出力を停
止する(S511)。
【0033】この制御用DC電圧が図1中のリレースイ
ッチ6へ供給されている場合は、第1実施形態の動作で
定着ヒータ7へ交流電源8からの交流の供給が停止され
ることになる。次に制御用DC電圧の出力停止と、IC
カード1の取外しを判断して終了する(S512,S51
3)。またS503のYesであるコピー動作中の場合は、第
1実施形態と同様にコピー動作を中断する制御を実行
し、ICカード1の取外しが図示しない表示器の画面で
表示される。次にその取外しを判断し、ICカード1が
取外された場合にコピー動作を再開して終了となる(S
514〜S518)。
【0034】このように、この第2実施の形態では、I
Cカード1をコネクタ2へ装着してプログラムを変更す
る書換えを行う際に、感光体駆動装置などのモータへの
通電が停止される。この結果、CPU3が制御不能に陥
った際にも感光体駆動装置などのモータが誤動作しなく
なり、その安全性が向上する。さらに、定着ヒータ7へ
の通電も停止されて、過熱しなくなり、最悪の場合の火
災発生などが確実に防止できるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明の複写装置によれば、外部記憶媒体を装
着したプログラムの書換え動作中に定着ヒータ制御手段
での制御不能状態が生じた際に定着ヒータへの通電が行
われず、その過熱が確実に阻止できるようになって、そ
の安全性が向上するという効果がある。
【0036】請求項2に記載の発明の複写装置によれ
ば、外部記憶媒体を装着した新たなプログラムへ変更す
る際に、駆動機構などのモータへの通電が停止されるの
で、制御手段での制御不能状態による駆動機構のモータ
の誤回転動作が発生しなくなり、その安全性が向上する
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の回路図である。
【図2】図1中のICカードの着脱を説明するための模
式図である。
【図3】第1実施形態におけるプログラムの書換え動作
の処理を示すフローチャートである。
【図4】この発明の第2実施形態の回路図である。
【図5】第2実施形態におけるプログラムの書換え動作
の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2 コネクタ 3 CPU 4 フラッシュROM 5 ANDゲート 6 リレースイッチ 7 定着ヒータ 8 交流電源 13,14 DC/DCコンバータ 17 ラッチ回路 Q1 トランジスタ SW1,SW2 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の記憶手段から内部のプログラム格
    納用記憶手段にプログラムを転送することが可能であ
    り、定着ヒータ及び前記定着ヒータへ電源供給を行う電
    源部を備える電子複写装置において、前記外部の記憶手
    段を接続した際は、前記電源部から定着ヒータへの通電
    を停止することを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 外部の記憶手段から内部のプログラム格
    納用記憶手段にプログラムを転送することが可能であ
    り、定着ヒータ及び前記定着ヒータへ電源供給を行う電
    源部を備える電子複写装置において、前記外部の記憶手
    段を接続した際は、負荷駆動用の電源部からの通電を停
    止することを特徴とする複写装置。
JP9018327A 1997-01-31 1997-01-31 複写装置 Pending JPH10213997A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7333232B2 (en) 2000-04-14 2008-02-19 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus having a function to receive control programs transferred from external device
JP2009300777A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置およびその起動制御方法

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