JPH10213013A - 回転絞り弁式気化器の加速装置 - Google Patents

回転絞り弁式気化器の加速装置

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JPH10213013A
JPH10213013A JP2723797A JP2723797A JPH10213013A JP H10213013 A JPH10213013 A JP H10213013A JP 2723797 A JP2723797 A JP 2723797A JP 2723797 A JP2723797 A JP 2723797A JP H10213013 A JPH10213013 A JP H10213013A
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JP
Japan
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fuel
throttle valve
chamber
passage
acceleration
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2723797A
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English (en)
Inventor
Satoru Araki
悟 荒木
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Zama Japan Co Ltd
Original Assignee
Zama Japan Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速装置を構造が簡単で適正量の加速用燃料
を供給できるものとする。 【解決手段】 加速ポンプ21のシリンダ室22を絞り
弁4と平行に形成してピストン杆24を絞り弁4の端面
に係合させ、アクセル操作による絞り弁4の中心軸線方
向への移動に追従してピストン23を往復動させること
により加速用燃料のポンプ室26への吸引と吸気通路2
への送出を行なわせる。また、減速時の空気吸込み防止
用逆止弁32を設けて所定の加速用燃料がポンプ室26
に確保されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に汎用2サイクル
エンジンに燃料を供給するための回転絞り弁式気化器に
おける加速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン回転速度を上昇させるため絞り
弁開度を大きくしたとき、増加する吸入空気量に対応し
て余分の燃料、即ち加速用燃料を吸気通路に供給するこ
とは周知の技術である。
【0003】燃料供給方式の一つである気化器において
は、絞り弁に連動するピストン式またはダイヤフラム式
の加速ポンプを有する加速装置を具えさせ、これによっ
て加速用燃料を供給するのが普通であり、絞り弁軸の回
転をリンク機構によって加速ポンプのピストンまたはダ
イヤフラムに伝達している。
【0004】一方、農業用、林業用の携帯作業機械、小
形車両などの動力源に用いられている汎用2サイクルエ
ンジンに燃料を供給する気化器の一つとして、特開昭5
8−101253号公報などに記載されている回転絞り
弁式気化器が知られている。
【0005】回転絞り弁式気化器は、気化器本体の吸気
通路に直交させて絞り通孔および計量針を有する円柱形
の絞り弁を配置し、この絞り弁をアクセル操作に応じて
回転させながらその中心軸線方向へ移動させることによ
り、絞り通孔の吸気通路との重なり度合いを変えて空気
流量を制御するとともに、計量針の燃料ノズルへの挿入
深さを変えて燃料流量を制御するものである。従って、
アクセル操作を絞り弁に伝える絞り弁軸は回転しながら
中心軸線方向へ動くので、リンク機構を用いて加速ポン
プを適正に作動させるのが困難である。
【0006】そのため、ピストン式の加速ポンプを絞り
弁に対して直角に配置し、絞り弁の外側周面に形成した
カムによってピストンを動作させ加速用燃料を供給する
ようにした技術が実開平6−67842号公報に開示さ
れている。即ち、この公報に記載されている回転絞り弁
式気化器の加速装置は、定燃料室から燃料ノズルに至る
燃料通路に設けた逆流防止用の逆止弁と燃料調整用の針
弁との間の部分から分岐させた加速燃料通路を加速ポン
プのポンプ室に接続してなるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載されて
いる加速装置によると、加速ポンプのシリンダ室に嵌装
されているピストンから延びるピストン杆が絞り弁を嵌
装している弁孔に突出して絞り弁外側周面のカムにばね
力で接しており、加速時にピストン杆が押し戻されるこ
とによってシリンダ室内のポンプ室の燃料を加速燃料通
路から燃料通路を経て燃料ノズルへ送出し、減速時にピ
ストン杆が押し出されて定燃料室の燃料を燃料通路から
加速燃料通路を経てポンプ室に吸引して次の加速に備え
る。
【0008】従って、前記の加速装置を具えた回転絞り
弁式気化器は、第一に絞り弁にカムを形成する加工作業
が必要である、絞り弁の回転に伴う吸入空気量の増加と
加速ポンプからの加速用燃料流量とを対応させるカム形
状とする必要があるので加工が面倒である、という主に
製造面での不利をもっている。
【0009】また、前記に加えて、第二に減速時に加速
ポンプのポンプ室の容積が拡大するとき吸気通路から燃
料通路、加速燃料通路を経て空気を吸引し次の加速に必
要な燃料を確保することが困難である、第三に加速用燃
料は計量針で開度規制されている燃料ノズルから送出さ
れるので応答が遅れる、という問題を伴う。
【0010】本発明は前記第一の問題点を解決し、構造
が簡単で製造面で有利であるとともに適正量の加速用燃
料を供給することができる加速装置とすることを主な目
的とするものである。また、本発明は前記に加えて第二
の問題点を解決し、減速時に加速ポンプが次の加速に必
要な燃料を確実に確保することができる加速装置とする
こと、或いは前記に加えて第三の問題点を解決し、加速
用燃料を応答よく供給することができる加速装置とする
ことを別の主な目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は気化器本体の吸
気通路に直交させて配置され絞り通孔および計量針を有
する円柱形の絞り弁と、絞り弁の中心軸線上に配置され
絞り通孔内に開口して計量針が挿入された燃料ノズル
と、燃料ノズルから送出させる燃料を保有する定燃料室
とを具え、絞り弁の一端から延びる絞り弁軸をアクセル
操作に応じて回転させることにより絞り弁が一体に回転
しながらその中心軸線方向へ移動して空気流量と燃料流
量とを制御する構成である回転絞り弁式気化器における
加速装置を次のようにして前記課題を解決した。
【0012】即ち、気化器本体内に絞り弁と平行に形成
したシリンダ室に嵌装したピストンから延びるピストン
杆を絞り弁の絞り弁軸側の端面に係合させた加速ポンプ
を具え、絞り弁の中心軸線方向への移動に追従してピス
トン杆がピストンを往復動させ、加速用燃料をシリンダ
室内のポンプ室に吸引し或いはこれより吸気通路に送出
する構成とした。
【0013】このように、絞り弁の中心軸線方向への移
動距離および移動速度とピストンのストロークおよび速
度とを同一としたことにより、吸入空気量の増加に適切
に対応して適正量の加速用燃料を供給するという目的が
達成され、且つ絞り弁の端面を加速ポンプの駆動に利用
するので構造が簡単であるとともに面倒な加工が不要で
製造を容易なものとするという目的が達成される。
【0014】ここで、加速用燃料をポンプ室に吸引し或
いはこれより送出する加速燃料通路を燃料通路から分岐
させて設ける場合は、前記実開平6−67842号公報
にも示されているように一般的に設けられている逆流防
止用の逆止弁と燃料調整用の針弁との間の部分、或いは
針弁を具えていないものにおいては逆止弁と燃料ノズル
との間の適宜部分から分岐させる。この通路構成は最も
単純であり、加速ポンプを前記のようにしたことと相俟
って製造面で有利である。
【0015】本発明は前記において、燃料通路に定燃料
室へ向かって閉じる二つの逆流防止用の逆止弁を設け、
それらの間の部分から加速燃料通路を分岐させる構造と
した。
【0016】このように、燃料通路に第二の逆止弁を設
けることにより、減速時に吸気通路からポンプ室に空気
を吸引することがなく次の加速に必要な燃料を確保させ
るという目的が達成される。
【0017】次に、本発明は前記において、加速燃料通
路を燃料通路とは別に独立させて設け、その吸入通路部
に定燃料室へ向かって閉じる逆止弁を設けるとともに、
吐出通路部の出口である加速噴口を吸気通路の絞り弁よ
りも下流側に開口させる構成とした。
【0018】このようにしたことにより、加速用燃料が
燃料ノズルよりもエンジンに近い個所で吸気通路に吐出
され応答性を改善させるという目的が達成される。
【0019】また、この構成において加速燃料通路の吐
出路部にポンプ室へ向かって閉じる逆止弁を設ける構成
としたときは、減速時の空気吸込みがなくなり次の加速
に必要な燃料を確保させるという目的が併せて達成され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、異なる実施の形態を示す図1および図
2において、気化器本体1は前後に貫通した吸気通路2
およびこれと直交し一端が閉止された弁孔3を有してお
り、円柱形の絞り弁4が弁孔3に回転可能且つ中心軸線
方向へ可動に嵌込まれている。
【0021】絞り弁4はその中心軸線に直交して吸気通
路2とほぼ同一径の絞り通孔5を有しており、またその
中心軸線上に位置させてノズル挿通孔6,計量針7,絞
り弁軸8を有している。ノズル挿通孔6は弁孔3の閉止
端側に位置する端部に設けられ、絞り弁軸8は弁孔3の
開放端側に位置する端部において絞り弁4に固結され弁
孔3のカバー体10を貫通して気化器本体1の外部へ突
出して延びている。計量針7は絞り弁軸8のねじ孔8a
にねじ込んだ調節ねじ9に押ばね7aのばね作用で押付
けられており、調節ねじ9のねじ込み位置により絞り通
孔5への突出長さを調節可能に絞り弁4に保持されてい
る。
【0022】絞り弁軸8の軸端には運転者のアクセル操
作によって旋回する絞り弁レバー11が固着されている
とともに、絞り弁4とカバー体10との間には圧縮コイ
ルばねからなる閉弁ばね12が絞り弁軸8を囲んで装入
されている。また、絞り弁4の外側周面には図示しない
溝カムが設けられており、気化器本体に突設した図示し
ない支持ピンが溝カムに挿入係合している。
【0023】アクセル操作によって絞り弁レバー11を
旋回させると、絞り弁4が一体に回転して絞り通孔5と
吸気通路2との重なり度合いが変わることによってエン
ジンの吸気空気流量が制御される。これと同時に、前記
の図示しない溝カムに従って絞り弁4が中心軸線方向へ
移動し、計量針7の燃料ノズル15への挿入深さが変わ
ることによって燃料噴口15aから吸出される燃料流量
が制御される。
【0024】気化器本体1のカバー体10と反対側の端
面には、よく知られている膜式気化器と同じ定燃料室1
6が大気と図示しないダイヤフラムで区画されて設けら
れており、この定燃料室16の燃料は燃料通路17を通
って燃料ノズル15の燃料噴口15aから絞り通孔5内
に吸出される。また、エンジンのクランクケースに発生
する脈圧によってダイヤフラムを動作させ、図示しない
燃料タンクの燃料を定燃料室16に供給する、というよ
く知られた燃料ポンプが定燃料室16の外側に設置され
ている。
【0025】以上の絞り弁4,定燃料室16,燃料ポン
プを具えた構成は従来から知られている回転絞り弁式気
化器と同じである。
【0026】次に、絞り弁4と平行な方向へ延びるシリ
ンダ室22が一端を定燃料室16に開放して気化器本体
1に設けられ、ピストン23が嵌装されている。このピ
ストン23を一端に固結したピストン杆24は、シリン
ダ室22のピストン23を挟んで定燃料室16と反対側
であるポンプ室26を通って気化器本体1に挿通されカ
バー体10側へ突出している。このピストン杆24の突
出端には加速レバー25が固着されていて絞り弁4の絞
り弁軸8突出側の端面に重なり係合しているとともに、
ポンプ室26には圧縮コイルばねからなる戻しばね27
が装入されて加速ポンプ21を構成している。
【0027】シリンダ室22は定燃料室16の頂面から
加工することによりきわめて簡単且つ容易に形成するこ
とができる。また、ピストン23は絞り弁4の中心軸線
方向の動きと同じ移動距離および移動速度で動作するの
で、絞り弁4に加速ポンプ21を作動させるための特別
の加工を施さなくても吸入空気量の増加に適切に対応し
て適正量の加速用燃料を供給することができ、製造面で
有利である。
【0028】尚、シリンダ室22のピストン23を挟ん
でポンプ室26と反対側の背室28は定燃料室16に開
放したままであってもよい。しかし、加速時に背室28
の容積増大によって定燃料室16が瞬間的に負圧となり
燃料通路17に燃料が送出されないことがあるので、図
示実施の形態では開放部をプラグ29で閉鎖し背室28
を通気孔30によって大気へ連通させた。このことによ
り、加速時に定燃料室16からも燃料が途切れることな
く供給されて所要の加速性能を得ることができ、また背
室28の圧力変動がないためピストン23を円滑に往復
動させ加速および減速を支障なく行なわせることができ
る。
【0029】図1は燃料通路17に定燃料室16から燃
料ノズル15へ向かって順に、定燃料室16へ向かって
閉じる第一,第二の逆止弁31,32および燃料流量を
調整する手動の針弁33を設け、この燃料通路17の二
つの逆止弁31,32の間の部分から加速燃料通路35
を分岐してポンプ室26に接続させたものである。
【0030】第一の逆止弁31は減速時に空気が燃料ノ
ズル15から燃料通路17を通って定燃料室16に逆流
するのを防止するものであって、一般的に用いられてい
る。本発明においては、第二の逆止弁32を設けること
なく第一の逆止弁31の下流個所で加速燃料通路35を
分岐させた構造とする場合もあるが、第二の逆止弁32
を設けた図1の形態とすると、減速時に空気が燃料通路
17から加速燃料通路35を通ってポンプ室26に吸込
まれることがなくなり、定燃料室16からピストン23
のストロークに応じた燃料が吸引されて次の加速に必要
な燃料を確保することができる。
【0031】尚、針弁33も第一の逆止弁31と同様に
一般に用いられているが、第一の逆止弁31の弁通路を
主ジェットと兼用させて針弁33をなくすこともあり、
本発明はこのような構成に対しても適用される。
【0032】前記の図1に示した形態によると、加速時
にポンプ室26の燃料は加速燃料通路35、燃料通路1
7を通って燃料ノズル15の燃料噴口15aから吐出さ
れる。
【0033】また、図1に示した形態のように、加速燃
料通路35の一部を燃料通路17と共通としたものは通
路構造が簡単であり、製造面で有利であるが、加速用燃
料が正規の燃料と同じ燃料噴口15aから絞り通孔5に
吐出されるので、応答性に不満足な場合がある。
【0034】図2は逆流防止用の逆止弁41を設けた燃
料通路37とは別に、加速燃料通路45を独立して設け
た本発明の実施の形態を示したものである。
【0035】加速燃料通路45は定燃料室16とポンプ
室26とを接続した吸入通路部45aと、これより分岐
して吸気通路2の絞り弁4よりも下流側に開口させた加
速噴口46に至る吐出通路部45bとからなる。そし
て、吸入通路部45aは定燃料室16へ向かって閉じる
逆止弁47を有しているとともに、吐出通路部45bは
ポンプ室26へ向かって閉じる逆止弁48を有してお
り、これらは図1に示した形態における第一,第二の逆
止弁31,32と同様の働きをする。
【0036】即ち、加速時にポンプ室26の燃料は吸入
通路部45aから吐出通路部45bを通ってその出口で
ある加速噴口46から吸気通路2に吐出される。加速噴
口46は燃料ノズル15よりもエンジンに近く、しかも
計量針7のような絞り或いは抵抗を有していないととも
に、逆止弁47が定燃料室16への戻りを防止するので
加速用燃料を速やかにエンジンに供給し、応答性を改善
することができる。
【0037】また、減速時に定燃料室16の燃料が吸入
通路部45aを通ってポンプ室26に吸引されるが、図
示の形態では吐出通路部45bに逆止弁48が設けられ
ているため空気を吸込むことがなく、ピストン26のス
トロークに応じた燃料を吸引して次の加速に必要な燃料
を確保させることができる。もっとも、本発明において
は吐出通路部45bに逆止弁48を設けない構成とする
場合もある。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によると、回転絞り
弁式気化器の加速装置を構造が簡単で製造面で有利であ
るとともに適正量の加速用燃料を供給できるものとする
ことができ、またこれに加えて加速ポンプに必要量の燃
料を確保させること、或いは加速用燃料供給の応答性を
改善することができ、エンジンの加速性能をすぐれたも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】本発明の異なる実施の形態を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 気化器本体,2 吸気通路,4 絞り弁,5 絞り
通孔,7 計量針,8絞り弁軸,15 燃料ノズル,1
6 定燃料室,17 燃料通路,21 加速ポンプ,2
2 シリンダ室,23 ピストン,24 ピストン杆,
26 ポンプ室,31,32,41,47,48 逆止
弁,35,45 加速燃料通路,45a 吸入通路部,
45b 吐出通路部,46 加速噴口,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化器本体の吸気通路に直交させて配置
    され絞り通孔および計量針を有する円柱形の絞り弁と、
    前記絞り弁の中心軸線上に配置され前記絞り通孔内に開
    口して前記計量針が挿入された燃料ノズルと、前記燃料
    ノズルから送出させる燃料を保有する定燃料室とを具
    え、前記絞り弁の一端から延びる絞り弁軸をアクセル操
    作に応じて回転させることにより前記絞り弁が一体に回
    転しながらその中心軸線方向へ移動して空気流量と燃料
    流量とを制御する回転絞り弁式気化器の加速装置におい
    て;前記気化器本体内に前記絞り弁と平行に形成された
    シリンダ室と、前記シリンダ室に嵌装されたピストン
    と、前記ピストンから延び前記絞り弁の絞り弁軸側の端
    面に係合させたピストン杆とを有する加速ポンプを具え
    ており、前記絞り弁の中心軸線方向への移動に追従して
    前記ピストン杆が前記ピストンを往復動させ、加速用燃
    料を前記シリンダ室内のポンプ室に吸引し或いはこれよ
    り前記吸気通路に送出する構成とした;ことを特徴とす
    る加速装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した回転絞り弁式気化器
    の加速装置において;前記定燃料室から燃料ノズルに至
    る燃料通路に前記定燃料室へ向かって閉じる二つの逆流
    防止用の逆止弁が設けられており、前記加速ポンプのポ
    ンプ室に接続された加速燃料通路が前記二つの逆止弁の
    間の部分で前記燃料通路から分岐して設けられている;
    ことを特徴とする加速装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した回転絞り弁式気化器
    の加速装置において;前記加速ポンプのポンプ室に接続
    された加速燃料通路が前記定燃料室から燃料ノズルに至
    る燃料通路とは別に独立して設けられており、その吸入
    通路部に前記定燃料室へ向かって閉じる逆止弁が設けら
    れているとともに、吐出通路部の出口である加速噴口が
    前記吸気通路の絞り弁よりも下流側に開口させられてい
    る;ことを特徴とする加速装置。
  4. 【請求項4】 前記加速燃料通路の吐出通路部に前記ポ
    ンプ室へ向かって閉じる逆止弁が設けられている請求項
    3に記載した回転絞り弁式気化器の加速装置。
JP2723797A 1997-01-27 1997-01-27 回転絞り弁式気化器の加速装置 Withdrawn JPH10213013A (ja)

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Effective date: 20040406