JPH0368228B2 - - Google Patents
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- JPH0368228B2 JPH0368228B2 JP59050549A JP5054984A JPH0368228B2 JP H0368228 B2 JPH0368228 B2 JP H0368228B2 JP 59050549 A JP59050549 A JP 59050549A JP 5054984 A JP5054984 A JP 5054984A JP H0368228 B2 JPH0368228 B2 JP H0368228B2
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- JP
- Japan
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- fuel
- piston
- acceleration
- passage
- throttle valve
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Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 52
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 27
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 21
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims 2
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/23—Fuel aerating devices
- F02M7/24—Controlling flow of aerating air
- F02M7/26—Controlling flow of aerating air dependent on position of optionally operable throttle means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/02—Floatless carburettors
- F02M17/04—Floatless carburettors having fuel inlet valve controlled by diaphragm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/06—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system
- F02M7/08—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system using pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として農業用または園芸用の機械、
小形車両などの小形の汎用エンジンに用いられる
膜式気化器に関するものである。
小形車両などの小形の汎用エンジンに用いられる
膜式気化器に関するものである。
膜の受圧力に応じて燃料弁を開閉し燃料室の燃
料圧力をほぼ一定に維持する形式の気化器は、自
動車用エンジンの浮子式気化器に比べて著しく小
形であり且つ構造が簡単であるばかりか任意の姿
勢で使用可能であるという特徴をもつている。
料圧力をほぼ一定に維持する形式の気化器は、自
動車用エンジンの浮子式気化器に比べて著しく小
形であり且つ構造が簡単であるばかりか任意の姿
勢で使用可能であるという特徴をもつている。
ところで、このような膜式気化器は燃料系に主
系統のほかに低速系統を具えるのが普通である
が、エンジンを低速から高速の全域で失速などの
トラブルを生じないで運転できる程度の燃料を供
給できればよい、浮子式気化器のような空間的余
裕がない、などの理由から加速系統を具えていな
い。従つて、絞り弁を開いたとき吸入空気量の増
加に伴つて高くなるベンチユリ負圧に対応した量
の燃料が主ノズルから吸出されるだけであるの
で、急加速の場合や負荷が加えられているときの
加速時にエンジン回転速度が期待するほどには上
昇しないという欠点がある。
系統のほかに低速系統を具えるのが普通である
が、エンジンを低速から高速の全域で失速などの
トラブルを生じないで運転できる程度の燃料を供
給できればよい、浮子式気化器のような空間的余
裕がない、などの理由から加速系統を具えていな
い。従つて、絞り弁を開いたとき吸入空気量の増
加に伴つて高くなるベンチユリ負圧に対応した量
の燃料が主ノズルから吸出されるだけであるの
で、急加速の場合や負荷が加えられているときの
加速時にエンジン回転速度が期待するほどには上
昇しないという欠点がある。
本願の発明者・特許出願人はこのような使用上
の不満足感を与えることがなく、絞り弁を開いた
ときに充分な加速を行わせることができ、しかも
外部に露出した部分がなく小形に作られた加速装
置を特願昭58−93668号において提案した。即ち
この先願に係る膜式気化器の加速装置は、絞り弁
軸に設けたカムと、気化器本体に形成したシリン
ダ室と、このシリンダ室に嵌装され前記カムに追
従して絞り弁軸の回転により往復動するピストン
と、燃料圧力をほぼ一定に調整する燃料室から前
記シリンダ室へ加速用の燃料を送り込み且つ前記
燃料室から主ノズル口へ至る主通路へ前記燃料を
送出する加速通路とを具えて構成されている。
の不満足感を与えることがなく、絞り弁を開いた
ときに充分な加速を行わせることができ、しかも
外部に露出した部分がなく小形に作られた加速装
置を特願昭58−93668号において提案した。即ち
この先願に係る膜式気化器の加速装置は、絞り弁
軸に設けたカムと、気化器本体に形成したシリン
ダ室と、このシリンダ室に嵌装され前記カムに追
従して絞り弁軸の回転により往復動するピストン
と、燃料圧力をほぼ一定に調整する燃料室から前
記シリンダ室へ加速用の燃料を送り込み且つ前記
燃料室から主ノズル口へ至る主通路へ前記燃料を
送出する加速通路とを具えて構成されている。
ところで、このような加速装置を有する膜式気
化器において、小さい力で動作を円滑に行わせる
ため絞り弁軸やピストンにO・リングを装備しな
い構造にすると、絞り弁高開度域のベンチユリ負
圧が高い領域において空気が絞り弁軸およびピス
トンの周りを通つてシリンダ室に入り更に加速通
路を通つて主ノズル口へ吸出されて主系統の燃料
流量を減少させて高出力が得られなくなるという
不都合を生じる。
化器において、小さい力で動作を円滑に行わせる
ため絞り弁軸やピストンにO・リングを装備しな
い構造にすると、絞り弁高開度域のベンチユリ負
圧が高い領域において空気が絞り弁軸およびピス
トンの周りを通つてシリンダ室に入り更に加速通
路を通つて主ノズル口へ吸出されて主系統の燃料
流量を減少させて高出力が得られなくなるという
不都合を生じる。
本発明はこの点を改善し、高負荷時に所要の高
出力が得られる膜式気化器を提供するもので、加
速装置のピストンに閉止弁を設け、絞り弁の高開
度域において加速通路をこの閉止弁で閉塞するよ
うに構成したことを特徴としている。
出力が得られる膜式気化器を提供するもので、加
速装置のピストンに閉止弁を設け、絞り弁の高開
度域において加速通路をこの閉止弁で閉塞するよ
うに構成したことを特徴としている。
次に本発明の具体例を図面に基いて説明する
と、吸気路1を有する胴体2の一つの側面に燃料
ポンプ3が附設されているとともに反対の側面に
調圧部4が附設されている。
と、吸気路1を有する胴体2の一つの側面に燃料
ポンプ3が附設されているとともに反対の側面に
調圧部4が附設されている。
燃料ポンプ3は図示しない燃料タンクに接続し
た燃料入口5から入口逆止弁6、入口通路7を経
て燃料が送り込まれるポンプ室8と、エンジンク
ランクケースの脈動圧力が導入されるパルス室9
と、これら両室8,9を仕切つた膜10とを具
え、膜10は側蓋11によつて胴体2の側面に押
え固定されている。エンジンが運転されると、ク
ランクケースに発生する脈動圧力がパルス室9に
導入されて膜10を往復動させ、入口逆止弁6を
開いてポンプ室8に吸込んだ燃料を加圧して出口
通路12から出口逆止弁13を開き送出通路1
4、燃料弁15を経て調圧部4の燃料室16に送
り込むのである。
た燃料入口5から入口逆止弁6、入口通路7を経
て燃料が送り込まれるポンプ室8と、エンジンク
ランクケースの脈動圧力が導入されるパルス室9
と、これら両室8,9を仕切つた膜10とを具
え、膜10は側蓋11によつて胴体2の側面に押
え固定されている。エンジンが運転されると、ク
ランクケースに発生する脈動圧力がパルス室9に
導入されて膜10を往復動させ、入口逆止弁6を
開いてポンプ室8に吸込んだ燃料を加圧して出口
通路12から出口逆止弁13を開き送出通路1
4、燃料弁15を経て調圧部4の燃料室16に送
り込むのである。
調圧部4は前記燃料室16と、大気に開放され
た大気室17と、これら両室16,17を仕切つ
た膜18と、この膜18の中心部に接触係合して
燃料室16に内蔵された支軸19に回動自由に支
持させた腕20に前記燃料弁15を接触係合し、
更に燃料弁15を閉弁させる方向へ働くばね21
を前記腕20に作用させて構成され、膜18は側
蓋22によつて胴体2に固定されている。燃料室
16に送り込まれた燃料は低速ジエツト23で計
量された低速通路24を通つて閉弁位置の絞り弁
26の側方附近に開口したスローボート25から
吸気路1へ吸出され、また可調整の針弁40を具
えた主ジエツト27で計量され主通路41を通つ
てベンチユリ30に開口した主ノズル口29から
吸気路1へ吸出されるのである。主ノズル室2
8、主ノズル口29は一つのノズル体31に形成
され、またアイドル時に燃料室16へ空気が逆流
するのを防止する逆止弁32を具えている。
た大気室17と、これら両室16,17を仕切つ
た膜18と、この膜18の中心部に接触係合して
燃料室16に内蔵された支軸19に回動自由に支
持させた腕20に前記燃料弁15を接触係合し、
更に燃料弁15を閉弁させる方向へ働くばね21
を前記腕20に作用させて構成され、膜18は側
蓋22によつて胴体2に固定されている。燃料室
16に送り込まれた燃料は低速ジエツト23で計
量された低速通路24を通つて閉弁位置の絞り弁
26の側方附近に開口したスローボート25から
吸気路1へ吸出され、また可調整の針弁40を具
えた主ジエツト27で計量され主通路41を通つ
てベンチユリ30に開口した主ノズル口29から
吸気路1へ吸出されるのである。主ノズル室2
8、主ノズル口29は一つのノズル体31に形成
され、またアイドル時に燃料室16へ空気が逆流
するのを防止する逆止弁32を具えている。
燃料室16の燃料が減少すると負圧が高くなる
ので膜18は燃料室16の方へ吸引されて腕20
を回動し燃料弁15を開弁して燃料ポンプ3の燃
料を燃料室16へ送り込み、これが一定以上にな
ると膜18が燃料圧力によつて大気室17の方へ
撓んで燃料弁15を閉弁させ、燃料室16の燃料
圧力をほぼ一定に調整するもので、これは従来の
膜式気化器と同じである。
ので膜18は燃料室16の方へ吸引されて腕20
を回動し燃料弁15を開弁して燃料ポンプ3の燃
料を燃料室16へ送り込み、これが一定以上にな
ると膜18が燃料圧力によつて大気室17の方へ
撓んで燃料弁15を閉弁させ、燃料室16の燃料
圧力をほぼ一定に調整するもので、これは従来の
膜式気化器と同じである。
前記の胴体2と二つの側蓋11,22とは気化
器本体33を構成して居り、絞り弁26を固着し
た絞り弁軸34は胴体2に回転可能に支承されて
いる。この絞り弁軸34の軸端部に切欠きが形成
され、この切欠き面35aと円弧形の軸周面35
bとカム35を構成している。絞り弁軸34に直
交させて胴体2の内部に形成したシリンダ室36
にピストン37が嵌装しているとともにばね39
が装入され、ピストン37から突出したピストン
杆38が前記ばね39の作用でカム35に常時接
触させられている。前記主通路41の主ジエツト
27の下流側から分岐した加速通路42が前記シ
リンダ室36にその中心軸線上で接続開口させら
れ、これらシリンダ室36、主通路41および加
速通路42は加速燃料系43を構成している。
器本体33を構成して居り、絞り弁26を固着し
た絞り弁軸34は胴体2に回転可能に支承されて
いる。この絞り弁軸34の軸端部に切欠きが形成
され、この切欠き面35aと円弧形の軸周面35
bとカム35を構成している。絞り弁軸34に直
交させて胴体2の内部に形成したシリンダ室36
にピストン37が嵌装しているとともにばね39
が装入され、ピストン37から突出したピストン
杆38が前記ばね39の作用でカム35に常時接
触させられている。前記主通路41の主ジエツト
27の下流側から分岐した加速通路42が前記シ
リンダ室36にその中心軸線上で接続開口させら
れ、これらシリンダ室36、主通路41および加
速通路42は加速燃料系43を構成している。
尚、ピストン37の中央部外側周面に環状溝4
4を設けるとともに燃料室16からシリンダ室3
6に至る連通路45を設け、この連通路45をピ
ストン37の側面に向けて開口させ、これによつ
てシリンダ室36とピストン37との間に燃料の
油膜を形成して絞り弁触34の周りの隙間を通つ
た空気がシリンダ室36に入らないように考慮し
ている。
4を設けるとともに燃料室16からシリンダ室3
6に至る連通路45を設け、この連通路45をピ
ストン37の側面に向けて開口させ、これによつ
てシリンダ室36とピストン37との間に燃料の
油膜を形成して絞り弁触34の周りの隙間を通つ
た空気がシリンダ室36に入らないように考慮し
ている。
第1,2,3図の具体例は、ピストン37のピ
ストン杆38と反対側にゴム、合成樹脂などの弾
性材料で作られた先端が円錐形の閉止弁46を固
着突設したものである。
ストン杆38と反対側にゴム、合成樹脂などの弾
性材料で作られた先端が円錐形の閉止弁46を固
着突設したものである。
前記構成の加速装置は、絞り弁26が閉弁位置
に在るときピストン杆38はカム35のほぼ水平
に置かれた切欠き面35aに接している(第2
図)。絞り弁26が開かれると切欠き面35a更
に軸周面35bによつてピストン37が押されシ
リンダ室36の燃料は加速通路42、主通路41
を経て主ノズル室28に圧送され、主ノズル口2
9から吸気路1へ噴出させられる。絞り弁26の
開度がほぼ全開となつたとき閉止弁46は加速4
2のシリンダ室36への開口端に進入し、絞り弁
26が全開となつたとき完全に閉塞するもので、
このときピストン37は最大行程となる(第3
図)。絞り弁26が閉弁するとばね39の弾力で
ピストン37はカム35に追従して戻り閉止弁4
6は加速通路42を開くので燃料室16の燃料が
主通路41、加速通路42を通つてシリンダ室3
6へ送入され、次の加速運転に備える。
に在るときピストン杆38はカム35のほぼ水平
に置かれた切欠き面35aに接している(第2
図)。絞り弁26が開かれると切欠き面35a更
に軸周面35bによつてピストン37が押されシ
リンダ室36の燃料は加速通路42、主通路41
を経て主ノズル室28に圧送され、主ノズル口2
9から吸気路1へ噴出させられる。絞り弁26の
開度がほぼ全開となつたとき閉止弁46は加速4
2のシリンダ室36への開口端に進入し、絞り弁
26が全開となつたとき完全に閉塞するもので、
このときピストン37は最大行程となる(第3
図)。絞り弁26が閉弁するとばね39の弾力で
ピストン37はカム35に追従して戻り閉止弁4
6は加速通路42を開くので燃料室16の燃料が
主通路41、加速通路42を通つてシリンダ室3
6へ送入され、次の加速運転に備える。
第4図の具体例は、ピストン37にピストン杆
38と反対の端面に開口する嵌入孔47を設けて
ばね48および剛性材料で作られた先端を円錐形
とした丸軸状の閉止弁49を嵌装したものであ
る。また、第5図の具体例は、ピストン37のピ
ストン杆38と反反対側に丸軸状の閉止弁50を
一体に突出し、その先端にO・リングからなる弾
性部材51を装着したものである。
38と反対の端面に開口する嵌入孔47を設けて
ばね48および剛性材料で作られた先端を円錐形
とした丸軸状の閉止弁49を嵌装したものであ
る。また、第5図の具体例は、ピストン37のピ
ストン杆38と反反対側に丸軸状の閉止弁50を
一体に突出し、その先端にO・リングからなる弾
性部材51を装着したものである。
この二つの具体例においても、閉止弁49,5
0は絞り弁26の高開度域で加速通路42を閉塞
するものであり、且つ前記三つの具体例の構成に
よると閉止弁46,49,50の閉止面は加速通
路42の壁面に弾性的に接触し完全に閉塞する。
0は絞り弁26の高開度域で加速通路42を閉塞
するものであり、且つ前記三つの具体例の構成に
よると閉止弁46,49,50の閉止面は加速通
路42の壁面に弾性的に接触し完全に閉塞する。
尚、カム35は絞り弁軸34と別体に形成する
ことがあり、且つ各部品の配置の都合上気化器本
体33の一部を外部に膨出させて成形しその中に
シリンダ室36を作ることもある。
ことがあり、且つ各部品の配置の都合上気化器本
体33の一部を外部に膨出させて成形しその中に
シリンダ室36を作ることもある。
以上のように本発明によると、気化器本体にシ
リンダ室を設けてピストンを嵌装し、絞り弁軸に
設けたカムにピストンを追従させて絞り弁の開閉
に伴いピストンを往復動することによつて、加速
燃料を加速時に吸気路へ噴出させ減速時にシリン
ダ室へ送入させるものであるから、ピストン駆動
機構を外部へ露出させることがなく従つて小形に
して構造が簡単であるという膜式気化器の特徴を
損うことなく加速燃料を絞り弁の開きに連動して
正確に供給でき、且つ加速燃料系の構成も簡単な
ものである。そして、特に本発明によると加速装
置のピストンに開閉弁を装備して絞り弁高開度域
において加速通路を閉塞させるようにしたので、
高いベンチユリ負圧によつて空気が絞り弁軸およ
びピストンの周りを通つてシリンダ室、加速通路
より主ノズル口へ吸出されるという不都合が解消
され、高出力時に所定の燃料をエンジンに供給し
て期待通りの高出力を得ることができるものであ
る。
リンダ室を設けてピストンを嵌装し、絞り弁軸に
設けたカムにピストンを追従させて絞り弁の開閉
に伴いピストンを往復動することによつて、加速
燃料を加速時に吸気路へ噴出させ減速時にシリン
ダ室へ送入させるものであるから、ピストン駆動
機構を外部へ露出させることがなく従つて小形に
して構造が簡単であるという膜式気化器の特徴を
損うことなく加速燃料を絞り弁の開きに連動して
正確に供給でき、且つ加速燃料系の構成も簡単な
ものである。そして、特に本発明によると加速装
置のピストンに開閉弁を装備して絞り弁高開度域
において加速通路を閉塞させるようにしたので、
高いベンチユリ負圧によつて空気が絞り弁軸およ
びピストンの周りを通つてシリンダ室、加速通路
より主ノズル口へ吸出されるという不都合が解消
され、高出力時に所定の燃料をエンジンに供給し
て期待通りの高出力を得ることができるものであ
る。
第1図は本発明の具体例の縦断面図、第2図、
第3図は側断面部分図、第4図、第5図はそれぞ
れ異なる具体例の断面部分図である。 1……吸気路、3……燃料ポンプ、4……調圧
部、16……燃料室、29……主ノズル口、34
……絞り弁軸、35……カム、36……シリンダ
室、37……ピストン、39……ばね、41……
主通路、42……加速通路、43……加速燃料
系、46,49,50……閉止弁。
第3図は側断面部分図、第4図、第5図はそれぞ
れ異なる具体例の断面部分図である。 1……吸気路、3……燃料ポンプ、4……調圧
部、16……燃料室、29……主ノズル口、34
……絞り弁軸、35……カム、36……シリンダ
室、37……ピストン、39……ばね、41……
主通路、42……加速通路、43……加速燃料
系、46,49,50……閉止弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絞り弁軸に設けたカムと、気化器本体に形成
したシリンダ室と、このシリンダ室に嵌装され前
記カムに追従して絞り弁軸の回転により往復動す
るピストンと、燃料圧力をほぼ一定に調整する燃
料室から前記シリンダ室へ加速用の燃料を送り込
み且つ前記燃料室から主ノズル口へ至る主通路に
前記燃料を送出する加速通路とからなる加速装置
を具えた膜式気化器において、絞り弁の高開度域
において前記加速通路を閉塞する閉止弁を前記ピ
ストンに設けたことを特徴とする膜式気化器。 2 閉止弁は弾性材料で作られピストンに固着突
設させられている特許請求の範囲1に記載の膜式
気化器。 3 閉止弁は剛性材料で作られピストンに可動に
支持させられている特許請求の範囲1に記載の膜
式気化器。 4 閉止弁はピストンと一体に作られ加速通路を
閉塞する閉止面に弾性部材を具えている特許請求
の範囲1に記載の膜式気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050549A JPS60195365A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 膜式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59050549A JPS60195365A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 膜式気化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195365A JPS60195365A (ja) | 1985-10-03 |
JPH0368228B2 true JPH0368228B2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12862094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59050549A Granted JPS60195365A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 膜式気化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195365A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7216856B2 (en) * | 2005-09-20 | 2007-05-15 | Zama Japan Co., Ltd. | Accelerator apparatus for diaphragm carburetor |
CN108138698A (zh) | 2015-10-09 | 2018-06-08 | 沃尔布罗有限责任公司 | 带有放气控制阀的填料形成装置 |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP59050549A patent/JPS60195365A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60195365A (ja) | 1985-10-03 |
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