JPH10212292A - 高純度の枝分かれフェニルシロキサン液体 - Google Patents

高純度の枝分かれフェニルシロキサン液体

Info

Publication number
JPH10212292A
JPH10212292A JP9208469A JP20846997A JPH10212292A JP H10212292 A JPH10212292 A JP H10212292A JP 9208469 A JP9208469 A JP 9208469A JP 20846997 A JP20846997 A JP 20846997A JP H10212292 A JPH10212292 A JP H10212292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hexamethyldisiloxane
liquid
phenylsilsesquioxane
purity
branched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9208469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4188436B2 (ja
Inventor
Gary E Legrow
イー ルグロウ ゲーリー
Iii William I Latham
アイ ラサム 3世 ウィリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PCR Inc
Original Assignee
PCR Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PCR Inc filed Critical PCR Inc
Publication of JPH10212292A publication Critical patent/JPH10212292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188436B2 publication Critical patent/JP4188436B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/045Polysiloxanes containing less than 25 silicon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0838Compounds with one or more Si-O-Si sequences

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高純度の枝分かれしたフェニルシルセスキオキ
サンおよびその調製方法を提供する。 【解決手段】一般式:Me3SiO−(Me3SiOPh
SiO)x−SiMe3(式中Meはメチル、Phはフェ
ニル、そしてxは1乃至約6である。)で示される高純
度、中性、無色および無臭の枝分かれフェニルシルセス
キオキサン液体であって、アルコキシシラン、クロロシ
ラン、シラノール官能価、ヘキサメチルジシロキサンな
らびに遊離の有機および/または無機化合物を実質的に
含まないことを特徴とする高純度の枝分かれフェニルシ
ルセスキオキサン液体が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体を含有する高純度の
枝分かれしたフェニルシルセスキオキサンおよびそれら
の調製方法に関する。より詳細に本発明は実質的に不純
物を含まない中性の枝分かれフェニルシルセスキオキサ
ン液体に関する。
【0002】本発明の明細書を通じて使用されるよう
に、略語Meは「メチル」を、そしてPhは「フェニ
ル」をそれぞれ示す。
【0003】
【発明の背景】高い屈折率を有するフェニル含有シリコ
ーンポリマーは或る種のジメチルシロキサン様の性質、
有機適合性および強力な媒質に対する化学的安定性を有
することが知られて来た。フェニルシルセスキオキサン
液体は、化学反応を全く起こさず、化粧品配合物に配合
して乳化することなくシリコーンの利点を提供する。こ
の種の使用の例はBrone他の米国特許第5,039,518号中に
記載されている。
【0004】同様に、ドイツ国特許第1,046,049号は、
激しく攪拌しながらトリメチルクロロシランとフェニル
トリクロロシランとの混合物に計算量の水を添加するこ
とによって枝分かれフェニルシロキサンを製造する方法
を開示した。この反応の後半部の間中、塩化水素ガスが
発生し、そして反応混合物は室温以下となった(吸
熱)。炭酸ナトリウムによる中和、塩類の濾過および減
圧蒸留の後、合計収量80.5%で4種類の生成物が同
定された。これらの生成物はトリス(トリメチルシロキ
シ)フェニルシラン33.8%、テトラキス(トリメチ
ルシロキシ)−1,3−ジフェニルジシロキサン27.
5%、ペンタキス(トリメチルシロキシ)−1,3,5
−トリフェニルトリシロキサン6.7%およびヘキサキ
ス(トリメチルシロキシ)−1,3,5,7−テトラフ
ェニルテトラシロキサン12.5%であった。上記のデ
ータを用いて行った計算は、この全生成物混合物がMe
3Si/PhSi比2.22を有することを示してお
り、これは収量(19.5%)の計数されていない主要
部分が加水分解反応の間に環境に対して失われるMe3
Si種であるこことを示唆している。
【0005】Cosmetics, Toiletries and Fragrances A
ssociation (CTFA)によって、彼らのInternational Cos
metic Dictionaryの第6版、Volume 1、第757頁(1
995年)には化学組成物フェニルトリメチコーン(pheny
ltrimethicone)が化学式Me3SiO−(Me3SiO
PhSiO)n−SiMe3を説明するために用いられて
いる。この化学物質の供給業者には、それらに限定され
る訳ではないが、Dow Corning CorporationおよびGener
al Electric Companyがある。Dow Corning 556化粧品グ
レードのシリコーン液体についての製品データシート
(Form 22-24-242D-85)において、製品の化学式はMe
3 SiO−(Me3SiOPhSiO)n−SiMe3
して示されている。
【0006】これら2種類の市販材料の試料についての
分析はケイ素上のメトキシ基の存在を示した。これらメ
トキシ基の存在は、これら生成物の合成に際してメトキ
シシランあるいはメタノールまたはこれら両者が包含さ
れていたことを示唆している。更に、ケイ素上のメトキ
シ基の存在は、Si−OMe基の加水分解に起因する水
との接触によって通常メタノールの生成をもたらすもの
である。これらのメトキシまたはアルコキシ基の存在
は、潜在的な化学的不安定性の見地ならびにパーソナル
ケア製品産業における最終用途の両見地から望ましくな
い。
【0007】枝分かれフェニルシルセスキオキサン液体
中において回避することを要するその他の不純物はシラ
ノール官能価およびクロロシランを伴う化合物である。
シラノール官能価を備える化合物の存在は安定性の観点
から有害である、すなわち、それらは粘度のドリフトお
よび外観的に曇りを感じさせ、貯蔵寿命に劣ることであ
る。クロロシランは望ましくない、それはそれらが中性
ではないからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、もし中性のフ
ェニルシルセスキオキサン液体であって、高い屈折率を
有するものが、実質的に検出可能なシラノール(SiO
H)、実質的に検出可能なアルコキシシラン(SiO
R、式中Rは一価の炭化水素置換基である。)、実質的
に検出可能なクロロシランを含まずに、また更に遊離の
有機および無機化合物が実質的に存在することなく調製
出来れば、それは当該技術の現状における顕著な進歩を
構成することになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式Me3
iO−(Me3SiOPhSiO)x−SiMe3 (式中
Meはメチル、Phはフェニル、そしてxは1乃至約6
である。)で示される高純度の枝分かれフェニルシルセ
スキオキサン液体であって、実質的にアルコキシシラン
類、クロロシラン類、シラノール官能価および遊離の有
機および無機化合物を実質的に含まないものを提供す
る。本発明はまた、高純度の枝分かれフェニルシルセス
キオキサン液体を製造する方法を提供し、該方法は
(i)純トリメチルクロロシランおよび純フェニルトリ
クロロシランの混合物を、25重量%を超えない塩化水
素酸の水性層内で温度90℃までにおいて、十分な水で
加水分解してシリコーン反応中間体の反応混合物を生成
する工程と、(ii)該水性層から残留酸を洗浄する工
程と、(iii)シリコーン反応中間体から水を共沸的
に除去する工程と、(iv)該シリコーン反応中間体内
のシラノール基を、少なくとも計算量のヘキサメチルジ
シロキサンおよび酸触媒の存在下でトリメチルシリル化
する工程とを含んで成ることを特徴とする。
【0010】本発明は一般式: Me3SiO−(Me3SiOPhSiO)x−SiMe3 (式中Meはメチル、Phはフェニル、そしてxは1乃
至約6である。)で示される新規な枝分かれフェニルシ
ルセスキオキサン液体を提供し、この液体はそれが実質
的に、そして好ましくは完全に、検出可能量のシラノー
ル、アルコキシシラン、クロロシランならびにその他の
有機および無機不純物を含まないことによって特徴づけ
られている。本発明の高純度枝分かれフェニルシルセス
キオキサン液体は新規な2工程法によって調製可能であ
る。第一工程において、約5:1乃至約1:1に及ぶ範
囲のモル比におけるトリメチルクロロシランおよびフェ
ニルトリクロロシランの混合物を計算過剰量の蒸留水で
あって、25重量%を超えない、好ましくは18重量%
未満の塩化水素酸の水性層を生成する蒸留水によって加
水分解する。トリメチルクロロシランおよびフェニルト
リクロロシラン反応体は市販されており、あるいは当業
者に知られた方法によって製造することが可能である。
好ましい実施態様において、本発明の方法では実質的に
純粋乃至完全に純粋な反応体が用いられる。
【0011】本発明方法の第一工程の共加水分解(co-h
ydrolysis)は約周囲温度乃至約90℃、好ましくは約
周囲温度乃至約80℃、そしてより好ましくは約周囲温
度乃至約60℃の温度範囲で行えばよい。反応器はま
た、好ましくは冷水凝縮器であって、トリメチルクロロ
シランを含むが、これに限定されるものではない、あら
ゆる揮発性シラン種の損失を阻止し得るものを備えるこ
とにする。共加水分解反応が完了した後、酸層はシリコ
ーン層から分離される。このシリコーン層は、当業者に
知られたいずれかの方法によって洗浄されて残留酸を解
放する。次いで、シリコーン層は100℃に加熱され、
この時点で水およびヘキサメチルジシロキサンが共揮発
する。次いで、遊離水をシリコーン層から共沸的に除去
する。実質的に全ての遊離水が除去された後、揮発した
ヘキサメチルジシロキサンをシリコーン層に復帰させ
る。
【0012】本方法のこの段階において、シリコーン層
の化学組成物は下記の一般式:Me3SiO−(Me3
iOPhSiO)x(HOPhSiO)ySiMe3 (式中
Meはメチル、Phはフェニル、xは1乃至約6であ
り、そしてyは0乃至6である。)で示すことが出来
る。これは、xおよびyの両者が0である種、すなわち
式Me3SiOSiMe3またはヘキサメチルジシロキサ
ンであって、トリメチルクロロシランおよびフェニルト
リクロロシランの共加水分解に対してトリメチルクロロ
シランの単独加水分解の結果、存在するものの種であ
る。ヘキサメチルジシロキサンは本発明方法の第二工程
のために必要な反応体である。
【0013】本発明方法の第二工程中、周囲温度におい
てシリコーン層は酸性触媒、たとえば0.1重量%のト
リフルオロメタンスルホン酸によって触媒される。本発
明において使用が意図される他の触媒はあらゆる塩素非
含有酸、たとえば硫酸および硝酸である。
【0014】次に、シリコーン層は攪拌され、そして約
50℃までの温度で十分な時間加熱されて、全ての残留
SiOH(シラノール)基をSiOSiMe3 基で置換
する。この反応の完了は、当業者に周知のように、ガス
層クロマトグラフィーによって容易に確認出来る。反応
の完了後、酸触媒を塩で中和し、そしてその塩を反応混
合物から濾過する。各種の塩類を用いて酸触媒を中和
し、かつ濾過することが出来る。本発明の実施に際して
有用な塩類の代表例は硫酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸水素カルシウム等である。次に、残りのシリコ
ーン物質をストリップして全ての残留ヘキサメチルジシ
ロキサンを除去し、液体を含有する高純度の枝分かれフ
ェニルシルセスキオキサンを提供する。
【0015】トリメチルクロロシラン対フェニルトリク
ロロシランのモル比を変化させることによって約1.4
400(25℃)未満から約1.4900(25℃)の
範囲に及ぶ屈折率、これに対応する約5.0cs(25
℃)乃至約500cs(25℃)以上の範囲に及ぶ粘度
を有する広範囲の枝分かれトリメチルシリル化フェニル
シルセスキオキサン液体を本発明に従って製造すること
が可能である。
【0016】特に好ましい実施態様において、本発明の
第二工程のストリッピング工程において除去された残留
ヘキサメチルジシロキサンを最初の反応混合物にリサイ
クルしてもよい。この種の実施態様では、リサイクルさ
れたヘキサメチルジシロキサンの量によって最初の反応
混合物中のトリメチルクロロシランの量が減少され、そ
れに応じて加水分解と酸層中の塩化水素酸を一定に保持
するために必要とされる蒸留水の量も減少する。この手
法において、本発明は更に、オルガノシリコン化学物質
に関して本質的に無廃棄物法(zero waste process)
である方法を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下の実施例は本発明を例示す
る。それらは、如何なる意味でも特許請求の範囲を限定
するものと解釈されるべきではない。
【0018】
【実施例】
<実施例 1>純粋トリメチルクロロシラン325.5
g(3.0モル)および純粋フェニルトリクロロシラン
211.5g(1.0モル)の混合物を添加用漏斗か
ら、機械的撹拌機および羽根ならびに温度計および冷水
凝縮器を備え、かつ蒸留水1051g(58.4モル)
を収容する2リットルの三ッ口丸底フラスコに攪拌しな
がら緩慢に添加した。添加の速度は反応混合物の温度が
60℃を超えないように制御した。添加が完了した後、
フラスコの内容物を40℃に冷却せしめた。下部水性層
をフラスコから除去し、1000gの蒸留水を導入し、
そして急速に攪拌し、次いで上部のシリコーン層と混合
してその酸含有量を減少させた。撹拌機を停止し、そし
て2層を分離させ、それから下部酸層を再び除去した。
この水洗操作は上層のpHが6を超えるまで3回以上反
復した。シリコーン層を100℃に加熱してヘキサメチ
ルジシロキサンと水を共蒸留させた。この方法におい
て、水がもはや生成されなくなるまでシリコーン液体か
ら共沸的に水を除去した。ヘキサメチルジシロキサンは
フラスコに復帰させた。純粋トリフルオロメタンスルホ
ン酸6滴をシリコーン層に添加した。この混合物を24
時間室温で攪拌した。攪拌を続けながら、無水硫酸マグ
ネシウム10gをフラスコに添加した。更に1時間の攪
拌後、シリコーン層を濾過した。生成物混合物は370
g(理論99.5%)の重量を示した。この混合物のN
MR分析はMe3Si/PhSi比が3.0であること
を示した。シリコーン層は室温における真空下でストリ
ップされた。この工程でヘキサメチルジシロキサン56
g(15重量%)が除去された。残りの生成物は314
g(収率84%)の重量を示し、かつ未較正のGC分析
によればトリス(トリメチルシロキシ)フェニルシラン
53%、テトラキス(トリメチルシロキシ)−1,3−
ジフェニルジシロキサン27%および高級オリゴマー2
0%から構成されていた。この生成物は屈折率1.45
50(25℃)および粘度12.6cs(25℃)を有
しており、そして中性、無色および無臭であった。
【0019】<実施例 2>純粋トリメチルクロロシラ
ン434.0g(4.0モル)およびフェニルトリクロ
ロシラン211.5g(1.0モル)の混合物を添加用
漏斗から、機械的撹拌機および羽根ならびに温度計およ
び冷水凝縮器を備え、かつ蒸留水1227g(68.2
モル)を収容する3リットルの三ッ口丸底フラスコに攪
拌しながら緩慢に添加した。添加の速度は反応混合物の
温度が60℃を超えないように制御した。添加が完了し
た後、フラスコの内容物を40℃に冷却せしめた。下部
水性酸層をフラスコから除去し、1200gの蒸留水を
導入し、そして急速に攪拌し、次いで上部のシリコーン
層と混合してその酸含有量を減少させた。撹拌機を停止
し、そして2層を分離させ、それから下部酸層を再び除
去した。この水洗操作は上層のpHが6を超えるまで3
回以上反復した。シリコーン層を100℃に加熱してヘ
キサメチルジシロキサンと水を共蒸留させた。この方法
において、水がもはや生成されなくなるまでシリコーン
液体から共沸的に水を除去した。ヘキサメチルジシロキ
サンはフラスコに復帰させた。純粋トリフルオロメタン
スルホン酸6滴をシリコーン層に添加した。この混合物
を18時間室温で攪拌した。攪拌を続けながら、無水硫
酸マグネシウム10gをフラスコに添加した。更に1時
間の攪拌後、シリコーン層を濾過した。生成物混合物は
445g(理論98%)の重量を示した。この混合物の
NMR分析はMe3 Si/PhSi比が4.0であるこ
とを示した。シリコーン層は室温における真空下でスト
リップされた。この工程でヘキサメチルジシロキサン9
5g(21.0重量%)が除去された。残りの生成物は
350g(収率77%)の重量を示し、かつ未較正のG
C分析によればトリス(トリメチルシロキシ)フェニル
シラン60%、テトラキス(トリメチルシロキシ)−
1,3−ジフェニルジシロキサン18%および高級オリ
ゴマー22%から構成されていた。この生成物は屈折率
1.4530(25℃)および粘度9.6cs(25
℃)を有し、そして中性、無色および無臭であった。
【0020】<実施例 3>純粋トリメチルクロロシラ
ン108.5g(1.0モル)およびフェニルトリクロ
ロシラン211.5g(1.0モル)の混合物を添加用
漏斗から、機械的撹拌機および羽根ならびに温度計およ
び冷水凝縮器を備え、かつ蒸留水701g(39.0モ
ル)を収容する2リットルの三ッ口丸底フラスコに攪拌
しながら緩慢に添加した。添加の速度は反応混合物の温
度が60℃を超えないように制御した。添加が完了した
後、フラスコの内容物を40℃に冷却せしめた。下部水
性酸層をフラスコから除去し、700gの蒸留水を導入
し、そして急速に攪拌し、次いで上部のシリコーン層と
混合してその酸含有量を減少させた。撹拌機を停止し、
そして2層を分離させ、それから下部酸層を再び除去し
た。この水洗操作は上層のpHが6を超えるまで3回以
上反復した。シリコーン層を100℃に加熱してヘキサ
メチルジシロキサンと水を共蒸留させた。この方法にお
いて、水がもはや生成されなくなるまでシリコーン液体
から共沸的に水を除去した。ヘキサメチルジシロキサン
はフラスコに復帰させた。純粋トリフルオロメタンスル
ホン酸6滴をシリコーン層に添加した。この混合物を2
4時間室温で攪拌した。攪拌を続けながら、無水硫酸マ
グネシウム10gをフラスコに添加した。更に1時間の
攪拌後、シリコーン層を濾過した。生成物混合物は20
6g(理論98%)の重量を示した。この混合物のNM
R分析はMe3 Si/PhSi比が1.0であることを
示した。シリコーン層は室温における真空下でストリッ
プされた。この工程でヘキサメチルジシロキサン10g
(5.0重量%)が除去された。残りの生成物は195
g(収率93%)の重量を示し、かつ未較正のGC分析
によればトリス(トリメチルシロキシ)フェニルシラン
32%、テトラキス(トリメチルシロキシ)−1,3−
ジフェニルジシロキサン22%および高級オリゴマー4
6%から構成されていた。この生成物は屈折率1.49
29(25℃)および粘度530cs(25℃)を有
し、そして中性、無色および無臭であった。
【0021】<実施例 4>純粋トリメチルクロロシラ
ン217.0g(2.0モル)、ヘキサメチルジシロキ
サン81.0g(0.5モル)およびフェニルトリクロ
ロシラン211.5g(1.0モル)の混合物を添加用
漏斗から、機械的撹拌機および羽根ならびに温度計およ
び冷水凝縮器を備え、かつ蒸留水877g(48.7モ
ル)を収容する2リットルの三ッ口丸底フラスコに攪拌
しながら緩慢に添加した。添加の速度は反応混合物の温
度が60℃を超えないように制御した。添加が完了した
後、フラスコの内容物を40℃に冷却せしめた。下部水
性酸層をフラスコから除去し、900gの蒸留水を導入
し、そして急速に攪拌し、次いで上部のシリコーン層と
混合してその酸含有量を減少させた。撹拌機を停止し、
そして2層を分離させ、それから下部酸層を再び除去し
た。この水洗操作は上層のpHが6を超えるまで3回以
上反復した。シリコーン層を100℃に加熱してヘキサ
メチルジシロキサンと水を共蒸留させた。この方法にお
いて、水がもはや生成されなくなるまでシリコーン液体
から共沸的に水を除去した。ヘキサメチルジシロキサン
はフラスコに復帰させた。純粋トリフルオロメタンスル
ホン酸6滴をシリコーン層に添加した。この混合物を2
4時間室温で攪拌した。攪拌を続けながら、無水硫酸マ
グネシウム10gをフラスコに添加した。更に1時間の
攪拌後、シリコーン層を濾過した。生成物混合物は36
5g(理論98%)の重量を示した。この混合物のNM
R分析はMe3Si/PhSi比が3.0であることを
示した。シリコーン層は室温における真空下でストリッ
プされた。この工程でヘキサメチルジシロキサン59g
(16.0重量%)が除去された。残りの生成物は30
6g(収率82%)の重量を示し、かつ未較正のGC分
析によればトリス(トリメチルシロキシ)フェニルシラ
ン52%、テトラキス(トリメチルシロキシ)−1,3
−ジフェニルジシロキサン28%および高級オリゴマー
20%から構成されていた。この生成物は屈折率1.4
555(25℃)および粘度12.7cs(25℃)を
有し、そして中性、無色および無臭であった。
【0022】<実施例 5>実施例2の生成物の試料3
00gを真空下で蒸留して、99.8%以上の純粋トリ
ス(トリメチルシロキシ)フェニルシラン(毛管GC分
析による)であって、沸点100℃(1mm)、屈折率
1.4371(25℃)および粘度5.0cs(25
℃)のもの175gを得た。
【0023】<比較例 1>純粋トリメチルクロロシラ
ン325.5g(3.0モル)およびフェニルトリクロ
ロシラン211.5g(1.0モル)の混合物を激しく
攪拌しながら蒸留水108g(6.0モル−100%過
剰)に添加した。最初、この反応は発熱反応であるが、
塩化水素中で水性層が飽和状態になった時点で、この反
応は塩化水素ガスの生成を伴う吸熱反応となる。発生す
る塩化水素ガスはトリメチルクロロシランを連行する
が、これはガス流を氷水浴中に急冷すれば容易に観察さ
れる。それは2層を形成するからである。この反応のシ
リコーン生成物のNMR分析はMe3Si/PhSi比
が2.25であることを示し、これは反応器に供給され
た当初トリメチルクロロシランの25%が塩化水素ガス
による連行に起因して喪失したことを示している。
【0024】<比較例 2>純粋トリメチルクロロシラ
ン325.5g(3.0モル)およびフェニルトリクロ
ロシラン211.5g(1.0モル)の混合物を添加用
漏斗から、機械的撹拌機および羽根ならびに温度計およ
び冷水凝縮器を備え、かつ蒸留水1270g(70.6
モル)を収容する3リットルの三ッ口丸底フラスコに攪
拌しながら緩慢に添加した。添加の速度は反応混合物の
温度が60℃を超えないように制御した。添加が完了し
た後、フラスコの内容物を40℃に冷却せしめた。下部
水性酸層をフラスコから除去し、1200gの蒸留水を
導入し、そして急速に攪拌し、次いで上部のシリコーン
層と混合してその酸含有量を減少させた。撹拌機を停止
し、そして2層を分離させ、それから下部酸層を再び除
去した。この水洗操作は上層のpHが6を超えるまで3
回以上反復した。シリコーン層を100℃に加熱してヘ
キサメチルジシロキサンと水を共蒸留させた。この方法
において、水がもはや生成されなくなるまでシリコーン
液体から共沸的に水を除去した。ヘキサメチルジシロキ
サンはフラスコに復帰させた。この時点でのGC分析は
予想された生成物、すなわちヘキサメチルジシロキサ
ン、トリス(トリメチルシロキシ)フェニルシラン、テ
トラキス(トリメチルシロキシ)−1,3−ジフェニル
ジシロキサン、ペンタキス(トリメチルシロキシ)−
1,3,5−トリフェニルトリシロキサンおよび高級オ
リゴマーの存在を示した。しかしながら、更にそこには
各フェニル含有シロキサンピークの直前に存在するより
小さなピーク(主要ピークの25%まで)があった。G
C/MS分析によれば、これらのピークはシラノール官
能物質として同定され、この場合トリメチルシロキシ置
換基が消失し、シラノール基によって置換されており、
たとえばそれらはビス(トリメチルシロキシ)フェニル
シラノール、1,3,3−トリス(トリメチルシロキ
シ)−1,3−ジフェニルジシロキサン−1−オルおよ
び1,1,5,5−テトラキス(トリメチルシロキシ)
−1,3,5−トリフェニルトリシロキサン−3−オル
(またはその異性体)である。
【0025】上記詳細な記載に鑑みて、本発明の数多く
の変形それら自体が当業者に対して示唆されるであろ
う。たとえば、トリメチルクロロシランとフェニルトリ
クロロシランとのモル比は1乃至6の範囲で変動しても
よい。更に、トリフルオロメタンスルホン酸以外の酸触
媒も使用可能である。この種のあらゆる明白な変形は本
特許請求の範囲内にあることが十分に意図されている。
上で参照された全ての特許、特許出願および刊行物は引
用によって本明細書に含まれるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム アイ ラサム 3世 アメリカ合衆国 フロリダ州 32608 ゲ インズビル サウスウエスト サーティー ンス ストリート 2901番

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: Me3SiO−(Me3SiOPhSiO)x−SiMe3 (式中Meはメチル、Phはフェニル、そしてxは1乃
    至約6である。)で示される高純度、中性、無色および
    無臭の枝分かれフェニルシルセスキオキサン液体であっ
    て、アルコキシシラン、クロロシラン、シラノール官能
    価、ヘキサメチルジシロキサンならびに遊離の有機およ
    び/または無機化合物を実質的に含まないことを特徴と
    する高純度の枝分かれフェニルシルセスキオキサン液
    体。
  2. 【請求項2】 xが1乃至3の範囲に及んでいる請求項
    1記載の高純度の枝分かれフェニルシルセスキオキサン
    液体。
  3. 【請求項3】 xが1である請求項2記載の高純度の枝
    分かれフェニルシルセスキオキサン液体。
  4. 【請求項4】 純度99.9%である請求項1記載の高
    純度の枝分かれフェニルシルセスキオキサン液体。
  5. 【請求項5】 検出可能なアルコキシシラン、クロロシ
    ラン、シラノール官能価、ヘキサメチルジシロキサン、
    遊離の有機物および遊離の無機物を含まない請求項1記
    載の高純度の枝分かれフェニルシルセスキオキサン液
    体。
  6. 【請求項6】 フェニルトリス(トリメチルシロキシ)
    シランから成るシリコーン液体。
  7. 【請求項7】 (a)(i)純粋トリメチルクロロシラ
    ンおよび純粋フェニルトリクロロシランの混合物を、約
    25重量%未満の塩化水素酸の水性層を生成するに足る
    量において、蒸留水で加水分解し、加水分解反応混合物
    の温度を約90℃未満に維持して、シリコーン反応中間
    体を生成する工程と、(ii)シリコーン反応中間体か
    らの残留酸を洗浄する工程と、(iii)洗浄したシリ
    コーン反応中間体からの水を共沸的に除去して、乾燥シ
    リコーン反応中間体を生成する工程と、 (b)乾燥シリコーン反応中間体内のシラノール基を少
    なくとも計算量のヘキサメチルジシロキサンで酸触媒の
    存在下にトリメチルシリル化する工程とを含んで成るこ
    とを特徴とする一般式: Me3SiO−(Me3SiOPhSiO)x−SiMe3 (式中Meはメチル、Phはフェニル、そしてxは1乃
    至約6である。)で示され、99.9%を超える純度を
    有し、更にアルコキシシラン、クロロシラン、シラノー
    ル官能価、ヘキサメチルジシロキサンならびに遊離の有
    機化合物および遊離の無機化合物を実質的に含まない高
    純度の枝分かれフェニルシルセスキオキサン液体を製造
    する方法。
  8. 【請求項8】 前記トリメチルシリル化工程が計算量の
    2倍過剰のヘキサメチルジシロキサンをもって行われる
    請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記加水分解工程が約60℃未満の温度
    で行われる請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記加水分解工程が、約15乃至約1
    8重量%の塩化水素酸の水性層を生成するに足る量にお
    ける蒸留水をもって行われる請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 ヘキサメチルジシロキサンがトリメチ
    ルシリル化工程の始まりと終わりの両時点において存在
    する請求項7記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記酸触媒がトリフルオロメタンスル
    ホン酸を含んで成る請求項7記載の方法。
  13. 【請求項13】 トリメチルシリル化反応完了後に前記
    酸触媒を中和し、かつその塩を濾過する請求項7記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 トリメチルシリル化工程の終わりにお
    いて存在する過剰のヘキサメチルジシロキサンがストリ
    ッピングによって生成物から除去される請求項記11載
    の方法。
  15. 【請求項15】 前記除去されたヘキサメチルジシロキ
    サンが加水分解反応混合物にリサイクルされる請求項1
    4記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記洗浄工程が遂行されて、pH少な
    くとも6を有するシリコーン反応中間体を提供する請求
    項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 請求項7記載の方法によって生成され
    たことを特徴とする高純度の枝分かれフェニルシルセス
    キオキサン液体。
JP20846997A 1997-01-28 1997-07-17 高純度の枝分かれフェニルシロキサン液体 Expired - Fee Related JP4188436B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/789,277 1997-01-28
US08/789,277 US5679822A (en) 1997-01-28 1997-01-28 High purity branched phenylsiloxane fluids

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10212292A true JPH10212292A (ja) 1998-08-11
JP4188436B2 JP4188436B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=25147148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20846997A Expired - Fee Related JP4188436B2 (ja) 1997-01-28 1997-07-17 高純度の枝分かれフェニルシロキサン液体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5679822A (ja)
EP (1) EP0855418B1 (ja)
JP (1) JP4188436B2 (ja)
AT (1) ATE258202T1 (ja)
DE (1) DE69727288T2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5932231A (en) * 1997-07-11 1999-08-03 Pcr, Inc. High purity branched alkylsilsesquioxane fluids
JP3506358B2 (ja) * 1997-11-28 2004-03-15 信越化学工業株式会社 分枝型シリコーンオイルの製造方法
JP3679972B2 (ja) * 2000-04-04 2005-08-03 三菱電機株式会社 高純度シリコーンラダーポリマーの製造方法
US20030077240A1 (en) * 2001-10-24 2003-04-24 Clariant International, Ltd. Use of high-purity phenylsilsesquioxane liquids for the preparation of cosmetic and pharmaceutical compositions
FR2966156B1 (fr) * 2010-10-18 2014-01-03 Oreal Procede de preparation d'une resine siliconee et utilisation en cosmetique de la resine
CN104502509B (zh) * 2014-12-29 2016-04-27 通标标准技术服务(上海)有限公司 一种测定食品接触硅橡胶材料中苯基三(三甲基硅氧烷基)硅烷的方法
CN116396479A (zh) * 2023-04-13 2023-07-07 广东雷邦高新材料有限公司 一种化妆品用甲基mt硅油的制备方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2899404A (en) * 1959-08-11 Stykenerallyl alcohol-acrylic acid ter-
BE570364A (ja) * 1957-08-17 1900-01-01
GB1050915A (ja) * 1962-11-01 1900-01-01
US3978104A (en) * 1974-04-24 1976-08-31 General Electric Company Process for producing diorganopolysiloxane oils
US4206289A (en) * 1975-01-23 1980-06-03 Bayer Aktiengesellschaft Process for the production of cold-curing foam resins which contain urethane groups
EP0015366B2 (de) * 1979-03-05 1990-12-05 Th. Goldschmidt AG Verfahren zur Herstellung wässriger Lösungen von Alkaliorganosiliconaten
JP2718231B2 (ja) * 1990-01-10 1998-02-25 三菱電機株式会社 高純度末端ヒドロキシフェニルラダーシロキサンプレポリマーの製造方法および高純度末端ヒドロキシフェニルラダーポリシロキサンの製造方法
US5039518A (en) * 1990-07-30 1991-08-13 Revlon, Inc. Cosmetic sticks
JP2923408B2 (ja) * 1992-12-21 1999-07-26 三菱電機株式会社 高純度シリコーンラダーポリマーの製造方法
JP2826939B2 (ja) * 1993-05-28 1998-11-18 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 ジオルガノポリシロキサンの製造方法
JPH0770321A (ja) * 1993-09-01 1995-03-14 Showa Denko Kk 反応性ポリメチルシルセスキオキサン

Also Published As

Publication number Publication date
EP0855418B1 (en) 2004-01-21
EP0855418A3 (en) 1998-12-02
DE69727288D1 (de) 2004-02-26
DE69727288T2 (de) 2004-07-01
JP4188436B2 (ja) 2008-11-26
ATE258202T1 (de) 2004-02-15
US5679822A (en) 1997-10-21
EP0855418A2 (en) 1998-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5446185A (en) Alkylhydrido siloxanes
US5384383A (en) Pristine phenylpropylalkylsiloxanes
EP0629648B1 (en) Method for preparation of carbinol-functional siloxanes
US5260469A (en) Organo-siloxane with modified solubility
JPS6365230B2 (ja)
JPS645604B2 (ja)
CN100396715C (zh) 一种支链型苯基硅油及制备方法
JPS6316416B2 (ja)
US5539137A (en) Aryl substituted silicone fluids having high refractive indices and method for making
JP4188436B2 (ja) 高純度の枝分かれフェニルシロキサン液体
JP4076236B2 (ja) 高純度枝分かれアルキルシルセスキオキサン液体
US5488125A (en) Method for manufacturing organosilanes having silanol groups
US4412080A (en) Methods for preparing cyclopolysiloxanes
JP3138092B2 (ja) シロキシ官能シクロポリシロキサン
JP3206384B2 (ja) アルコキシシロキサンの製造方法
JP4488219B2 (ja) 環状オリゴシロキサンの製造方法
WO2001079212A1 (en) Silicon derivatives of fragrant, flavouring and medicinal substances
WO2005000856A2 (en) Siloxane compounds
JP3252642B2 (ja) シラノール基を有する低分子量のオルガノシラン又はシロキサンの製造方法
CA1245229A (en) Allyl glycidyl esters and hydrosilylation reaction products thereof
JP4362690B2 (ja) 分岐状低分子シロキサンの製造方法
CA1255690A (en) Organosiloxanes cosmetic and sunscreen agents
CS268216B1 (cs) Způsob výroby modifikovaných rozvětvených etoxypolysiloxanů
TW420685B (en) Process for preparing organosiloxane terminated with silanol group
JPH04187690A (ja) 直鎖状シリコーンの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20080317

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20080708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees