JPH10211847A - ターンシグナルキャンセル機構用カム筒 - Google Patents

ターンシグナルキャンセル機構用カム筒

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Publication number
JPH10211847A
JPH10211847A JP3119097A JP3119097A JPH10211847A JP H10211847 A JPH10211847 A JP H10211847A JP 3119097 A JP3119097 A JP 3119097A JP 3119097 A JP3119097 A JP 3119097A JP H10211847 A JPH10211847 A JP H10211847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam cylinder
pin
turn signal
steering wheel
diameter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3119097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ishikawa
勝 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP3119097A priority Critical patent/JPH10211847A/ja
Publication of JPH10211847A publication Critical patent/JPH10211847A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンシグナルキャンセル機構用カム筒1
0,20の組付作業性を向上すること。 【解決手段】 カム筒10,20とステアリングホイー
ル16,26を連結するピンの一本を大径ピン12,2
2にして、カム筒10,20を正常に組付ける場合だけ
大径ピン12,22が大径嵌合穴17,26に嵌合し、
小径ピン13,23が小径嵌合穴18,27に嵌合し、
カム筒10の位相をずらして組付けようとすると、大径
ピン12,22が小径穴18,27に対向して嵌合しな
いので組付けることができない。従って、カム筒10,
20を非正常位置に組付けるのを未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の進行方向を指
示するため中立位置から右折方向位置叉は左折方向位置
に回動操作したターンシグナルレバーを、ステアリング
ホイールの反対方向の回転により自動的に中立位置へ復
帰させるターンシグナルキャンセル機構に設けられるカ
ム筒に関する。
【0002】
【従来の技術】ターンシグナルキャンセル機構の一形式
として、特開平3−262743号公報には、一対のキ
ャンセルカムと一対のピンを有しステアリングホイール
に設けた穴にピンを嵌合してステアリングホイールと一
体に回転するように組付けたカム筒と、ターンシグナル
レバーの中立位置から右折方向位置叉は左折方向位置へ
の回動操作に連動してキャンセルカムと係合可能なキャ
ンセル位置へ移動するラチェットを備え、ターンシグナ
ルレバーが右折方向位置叉は左折方向位置にあってステ
アリングホイールが逆方向へ回転されたときキャンセル
カムがラチェットに係合し、ラチェットを介してターン
シグナルレバーを中立位置へ復帰させるように構成した
ターンシグナルキャンセル機構が開示されている。この
ターンシグナルキャンセル機構におけるカム筒を図6に
示すに、カム筒1は上端にフランジ面2を有し、フラン
ジ面2にピン3A,3Bが対称位置に配置され、カム筒
の外周部にはキャンセルカム4A,4Bが対称位置凸設
されている。カム筒1は図7に示すように、ステアリン
グシャフト5に挿通され、ステアリングホイール6に設
けた嵌合穴7A,7Bにピン3A,3Bを嵌合すること
により同ホイール6と一体回転するように組付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カム筒
1ではピン3A,3Bとキャンセルカム4A,4Bが対
称軸線Lに対して同じ角度を成す位置に設けられている
ので、180°反転してスアリングホイール6に組付け
ても同ホイール6に対するキャンセルカム4A,4Bの
相対位置は変わらないが、図8に2点鎖線で示すように
キャンセルカム4A,4Bの位置をピン3A,3Bの位
置からずらして設けた場合、カム筒1をステアリングホ
イール6に180°反転して組付けると、図9に示すよ
うに同ホイール6に対するキャンセルカム4A,4Bの
相対位置が違ってくるためキャンセルカム4A,4Bと
して機能しなくなる。そのため、キャンセルカム4A,
4Bとピン3A,3Bの対称軸線に対する角度が異なる
カム筒1をステアリングホイール6に組付ける作業は細
心の注意が必要となり、作業性が悪くなる。本発明はか
かる点に鑑み、ターンシグナルキャンセル機構用カム筒
の組付作業性を向上することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数のピンと線対称位置に配置した一対のキャンセ
ルカムを有しステアリングホイールに設けた複数の穴に
前記ピンを嵌合してステアリングホイールと一体に回転
するように組付けられるターンシグナルキャンセル機構
用カム筒であって、前記複数のピンのうちの一本だけを
大径ピンにしたことを特徴とする。請求項2に記載の発
明は請求項1に記載のターンシグナルキャンセル機構用
カム筒において、前記大径ピンの突出寸法を他のピンよ
り大きくしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明によれば、
ステアリングホイールの穴に嵌合するピンの一本だけを
大径にしたので、ステアリングホイールにカム筒を正常
に組付ける場合だけ大径ピンが大径の嵌合穴に嵌合し、
カム筒が正常位置からずれているとピンと穴の位置が一
致しても、大径ピンが小径の嵌合穴に嵌合しないので組
付けることができない。従って、カム筒を非正常位置に
組付けるのを未然に防止でき、組付作業性が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、ピンの一本を大径にす
ると共に突出寸法も大きくしたので、組付けるときカム
筒が正常位置からずれていると、ピンと穴の位置が一致
しても小径ピンが大径穴に半嵌合するのを防止でき、よ
り組付作業性が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1ないし図3には本発明の一実施形態に係る
ターンシグナルキャンセル機構用カム筒が示されてい
る。当該カム筒10は上端にフランジ面11を有し、フ
ランジ面11に大径ピン12と小径ピン13が突設さ
れ、外周部に一対のキャンセルカム14が設けられてい
る。大径ピン12と小径ピン13はカム筒10の直径を
線対称軸Lにして180°位相をずらして配置されてい
る。各キャンセルカム14はその対称軸線Lに対する角
度が各ピン12,13の対称軸線Lに対する角度90°
とは異なるように配置されている。本実施形態に係るカ
ム筒10の構造は以上の通りであって、図3に示すよう
に、ステアリングシャフト15に挿通し、ステアリング
ホイール16の大径嵌合穴17と小径嵌合穴18にそれ
ぞれ大径ピン12と小径ピン13を嵌合させることによ
り、同ホイール16に組付けられる。第1実施形態に係
るカム筒10によれば、ステアリングホイール16にカ
ム筒10を正常に組付ける場合だけ大径ピン12が大径
嵌合穴17に嵌合し、小径ピン13が小径嵌合穴18に
嵌合し、カム筒10を180°反転して組付けようとす
ると、大径ピン12が小径穴18に対向して嵌合しない
ので組付けることができない。従って、カム筒10を非
正常位置に組付けるのを未然に防止でき、組付作業性が
向上する。
【0007】次に本発明の第2実施形態に係るターンシ
グナルキャンセル機構用カム筒20を図4及び図5に示
す。当該カム筒20のフランジ面21には1本の大径ピ
ン22と2本の小径ピン23が120°位相をずらして
配置され、大径ピン22の突出寸法は小径ピン23より
大きく設定されている。また、一対のキャンセルカム2
4が対称軸線Lに関して対称配置されている。第2実施
形態に係るカム筒20によれば、図5に示すように、ス
テアリングホイール25にカム筒20を正常に組付ける
場合だけ大径ピン22が大径嵌合穴26に嵌合し、小径
ピン23が小径嵌合穴27に嵌合する。これに対し、カ
ム筒20を120°位相をずらして組付けようとする
と、大径ピン22が小径嵌合穴27に嵌合しないだけで
なく、大径ピン22の突出寸法を小径ピン23より大き
くしたので、小径ピン23が大径嵌合穴26に半嵌合す
るのを防止でき、より組付作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るターンシグナルキ
ャンセル機構用カム筒を示す斜視図である。
【図2】 同カム筒を示す平面図である。
【図3】 同カム筒のステアリングホイールへの組付を
示す一部破断した側面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係るターンシグナル
キャンセル機構用カム筒を示す平面図である。
【図5】 同カム筒のステアリングホイールへの組付を
示す一部破断した側面図である。
【図6】 従来のターンシグナルキャンセル機構用カム
筒を示す斜視図である。
【図7】 同カム筒のステアリングホイールへの組付を
示す一部破断した側面図である。
【図8】 同カム筒を示す平面図である。
【図9】 従来のカム筒の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
10,20…カム筒、11,21…フランジ面、12,
22…大径ピン、13,23…小径ピン、14,24…
キャンセルカム、16,25…ステアリングホイール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピン及び線対称位置に配置した一
    対のキャンセルカムを有しステアリングホイールに設け
    た複数の穴に前記ピンを嵌合してステアリングホイール
    と一体に回転するように組付けられるターンシグナルキ
    ャンセル機構用カム筒であって、前記複数のピンのうち
    の一本だけを大径ピンにしたことを特徴とするターンシ
    グナルキャンセル機構用カム筒。
  2. 【請求項2】 前記大径ピンの突出寸法を他のピンより
    大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のターンシ
    グナルキャンセル機構用カム筒。
JP3119097A 1997-01-29 1997-01-29 ターンシグナルキャンセル機構用カム筒 Withdrawn JPH10211847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3119097A JPH10211847A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 ターンシグナルキャンセル機構用カム筒

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3119097A JPH10211847A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 ターンシグナルキャンセル機構用カム筒

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Publication Number Publication Date
JPH10211847A true JPH10211847A (ja) 1998-08-11

Family

ID=12324521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3119097A Withdrawn JPH10211847A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 ターンシグナルキャンセル機構用カム筒

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JP (1) JPH10211847A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000048864A1 (fr) * 1999-02-19 2000-08-24 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Levier de direction de vehicule et pelle hydraulique a roues dotee de ce levier de direction

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000048864A1 (fr) * 1999-02-19 2000-08-24 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Levier de direction de vehicule et pelle hydraulique a roues dotee de ce levier de direction

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406