JPH10278835A - レーシングカートの操舵機構 - Google Patents

レーシングカートの操舵機構

Info

Publication number
JPH10278835A
JPH10278835A JP10835797A JP10835797A JPH10278835A JP H10278835 A JPH10278835 A JP H10278835A JP 10835797 A JP10835797 A JP 10835797A JP 10835797 A JP10835797 A JP 10835797A JP H10278835 A JPH10278835 A JP H10278835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
handle shaft
steering mechanism
knuckle
racing cart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10835797A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemasa Yamada
重政 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON OIRUMIKISAA KK
Original Assignee
NIPPON OIRUMIKISAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON OIRUMIKISAA KK filed Critical NIPPON OIRUMIKISAA KK
Priority to JP10835797A priority Critical patent/JPH10278835A/ja
Publication of JPH10278835A publication Critical patent/JPH10278835A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コースに合わせて操舵機構の細かな調整を行
なうことができるレーシングカートの操舵機構を提供す
る。 【解決手段】 ハンドル軸10のピボット取付部13に
それぞれの一端を取り付けられハンドル軸10の回転運
動を往復運動として伝達するための一対のタイロッド2
0及びフレ−ムに回動可能に取り付けられた筒体とタイ
ロッド20それぞれの他端部を連結するピボット取付部
を有し筒体の軸方向所定の位置から略直角に突出して設
けられたナックルアームと筒体から略直角に且つナック
ルアームに対して所定の角度をなして突出して設けられ
た車軸とを有しタイロッド20の往復運動を車輪の操舵
角を変化させるための角運動に変換するための一対のス
テアリングナックルを有し構成される操舵機構におい
て、ハンドル軸10のブラケット12のピボット取付部
13が、ハンドル軸10の回転中心との距離が異なる複
数の取付孔13aを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーシングカート
の操舵機構に関し、特に、ハンドルの操作角に対する車
輪の操舵角を左右個別に調節可能なレーシングカートの
操舵機構に関する。
【0002】
【従来の技術】レーシングカートは、1人乗りのスチー
ルパイプフレームに4つの車輪を設け2サイクル単気筒
エンジンで走行する簡単な構造をしている競技用車両で
ある。簡単な構造なため車両価格も安く個人でもレース
を楽しむことができる。このため、レーシングカートを
楽しむ人が年々増加している。
【0003】従来のレーシングカートの操舵機構を図5
に示す。操舵機構は、概略的には、ハンドル軸10、タ
イロッド20及びナックルアーム40を含み構成されて
いる。ハンドル軸10は、一端にハンドル19が取り付
けられている。他の一端は、フレーム60に回転可能に
取り付けられている。ハンドル軸10のフレーム取付部
分に近接してピボットブラケット12が設けられてい
る。
【0004】ピボットブラケット12は、ハンドル軸1
0の軸方向に略直角に取り付けられている。ピボットブ
ラケット12には、ハンドル軸10の回転中心との距離
がそれぞれ等しくなる位置に単一又は一対のピボット取
付部18が設けられている(図6及び図7参照)。
【0005】ピボットブラケット12のピボット取付部
18には、ハンドル軸10の回転運動を左右の車輪へ伝
えるための一対のタイロッド20が取り付けられている
(図面を見やすくするために手前側のタイロッド20は
省略した。)。タイロッド20は、タイロッド20の両
端に設けられたボールジョイント22を介して取り付け
られている。このため、ハンドル軸10の回転運動をス
ムーズに往復運動へと変換できるようになっている。タ
イロッド20の他端部は、図8に示すようにステアリン
グナックル40へと連結されている。
【0006】ステアリングナックル40は、フレーム6
0に回転可能に取り付けられる筒体41を有している。
筒体41の軸方向所定の位置より筒体41に略直角に突
出してナックルアーム42が設けられている。ナックル
アーム42の先端にはタイロッド20のボールジョイン
ト22を取り付けるためのピボット取付部48が設けら
れている。そして、筒体41の軸方向所定の位置より筒
体41に略直角に突出しかつナックルアーム42と所定
の角度をなすように車軸44が設けられている。そし
て、車軸44の先端には、車輪50が回転可能に取り付
けられている。
【0007】従来のレーシングカートの操舵機構の第一
の形態は、図9に示すように、一対のピボット取付部1
8を有するハンドル軸10と、車軸44とナックルアー
ム42とが略90度の角度に配置されたステアリングナ
ックル40との組み合わせで構成されている。また、第
二の形態として、図10に示すように、一のピボット取
付部18を有するハンドル軸10と、車軸44とナック
ルアーム42とが90度よりも所定の角度だけ大きい角
度を持たせたステアリングナックル40との組み合わせ
で構成されている。
【0008】両形態とも、ハンドル軸10をハンドル1
9で回転させる。ハンドル軸10の回転によりピボット
ブラケット12が回転する。ピボットブラケット12の
回転運動は、タイロッド20を介して往復運動に変換さ
れてステアリングナックル40に伝達される。タイロッ
ド20は、ステアリングナックル40のナックルアーム
42を介して筒体41を回転させる。筒体41を回転さ
せることにより車軸44が旋回し車輪50の操舵角度を
変化させる。
【0009】両形態とも、ピボットブラケット12とス
テアリングナックル40のナックルアーム42とをあえ
て平行リンクとしていない。これは、左右の車輪50に
異なる操舵角を与えるためである。そして、図9及び図
10に示すようにハンドル軸10を旋回方向に一定角度
回転させた場合、旋回円の内側に位置する車輪50の操
舵角aよりも旋回円の外側の車輪50の操舵角bのほう
が小さくすることができる。この原理を用いて左右の車
輪50の旋回中心が後輪の車軸の延長線上の一点で交わ
るように構成された操舵機構がいわゆるアッカーマンス
テアリングと呼ばれるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】レーシングカートの場
合、車両の改造範囲は細かく制限されているため個々の
車両間の動力性能の優劣はほとんど無いに等しい。従っ
て、車両の優劣は、カーブにおける旋回性能の高さによ
り決まってしまう。そのため、レーシングカートのレー
スにおいては、コースに合わせてレーシングカートの操
舵機構の細かな調整を行なう必要がある。
【0011】しかし、従来のレーシングカートの操舵機
構は、ピボットブラケット及びステアリングナックルの
ナックルアームのピボット取付位置は、図6〜10に示
すように各部に一つの取付孔しか有していない。このた
め操舵機構は、固定化されたものであった。すなわち、
レーシングカートメーカーで製造され与えられたピボッ
ト取付位置を使い続ける他なく、操舵機構の調節をする
ことができなかった。
【0012】また、多くの場合レーシングカートのコー
スは、コースのレイアウトにより右旋回の数と左旋回の
数とが大きく異なる場合が多い。このような場合、旋回
数の多い方に合わせて操舵機構の調節を行なうことが好
ましい。
【0013】本発明の目的は、コースに合わせてレーシ
ングカートの操舵機構の細かな調整を行なうことができ
るレーシングカートの操舵機構を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、レーシングカートのフレームに対して回転
可能に取り付けられた軸とその軸の軸方向に対して略直
角に突出して設けられた一対のピボット取付部を有する
ブラケットとを持つハンドル軸、ハンドル軸のピボット
取付部にそれぞれの一端を取り付けられハンドル軸の回
転運動を往復運動として伝達するための一対のタイロッ
ド及びフレ−ムに回動可能に取り付けられた筒体とタイ
ロッドそれぞれの他端部を連結するピボット取付部を有
し筒体の軸方向所定の位置から略直角に突出して設けら
れたナックルアームと筒体から略直角に且つナックルア
ームに対して所定の角度をなして突出して設けられた車
軸とを有しタイロッドの往復運動を車輪の操舵角を変化
させるための角運動に変換するための一対のステアリン
グナックルを有し構成されるレーシングカートの操舵機
構において、ハンドル軸のブラケットのピボット取付部
が、ハンドル軸の回転中心との距離が異なる複数の取付
孔を配置したことを特徴とするレーシングカートの操舵
機構を提供する。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のレーシングカートの操舵機構において、さらに、ステ
アリングナックルのナックルアームのピボット取付部
が、ステアリングナックルの筒体の回転中心との距離が
異なる複数の取付孔を配置したことを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、レーシングカー
トのフレームに対して回転可能に取り付けられた軸とそ
の軸の軸方向に対して略直角に突出して設けられた一の
ピボット取付部を有する一又は一対のブラケットとを持
つハンドル軸、ハンドル軸のピボット取付部にそれぞれ
の一端を取り付けられハンドル軸の回転運動を往復運動
として伝達するための一対のタイロッド及びフレ−ムに
回動可能に取り付けられた筒体とタイロッドそれぞれの
他端部を連結するピボット取付部を有し筒体の軸方向所
定の位置から略直角に突出して設けられたナックルアー
ムと筒体から略直角に且つナックルアームに対して直角
を超える所定の角度をなして突出して設けられた車軸と
を有しタイロッドの往復運動を車輪の操舵角を変化させ
るための角運動に変換するための一対のステアリングナ
ックルを有し構成されるレーシングカートの操舵機構に
おいて、ステアリングナックルのナックルアームのピボ
ット取付部が、ステアリングナックルの筒体の回転中心
との距離が異なる複数の取付孔を配置したことを特徴と
するレーシングカートの操舵機構を提供する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載のレーシングカートの操舵機構にお
いて、ピボット取付部の取付孔が、多角形形状であるこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレーシングカ
ートの操舵機構について、図示された好ましい実施形態
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るレー
シングカートの操舵機構の第一の実施形態の概略を示す
斜視図である。図2は、本発明に係るレーシングカート
の操舵機構の第二の実施形態の概略を示す斜視図であ
る。また、従来のレーシングカートの操舵機構と同じ構
成部分に関しては同じ参照番号を付してその詳細な説明
については省略する。
【0019】本発明に係るレーシングカートの操舵機構
の特徴は、ハンドル軸10のピボットブラケット12及
びステアリングナックル40のナックルアーム42にハ
ンドル軸10及び筒体41の回転中心からの距離が異な
る複数のピボット取付孔13a、43aを設けた点にあ
る。
【0020】第一の本実施形態では、図9に示すレーシ
ングカートの操舵機構において、図1及び図3に示すよ
うに、ハンドル軸10のピボットブラケット12に、四
角形形状の取付孔13aが複数設けられている。本実施
形態では、ピボット取付孔13aの配置間隔を短くする
ため、互いが重なり合った形状をした一対のピボット取
付部13を形成している。一対のピボット取付部13の
ピボット取付孔13aは、図3に示すように、ハンドル
軸10に対して左右対称の位置になるようにそれぞれが
配置されている。無論、図1に示す配置に限定すること
なく、ハンドル軸10から放射状にピボット取付孔13
aを配置させても良い。また、ピボット取付孔13a
は、互いが重なることなく配置しても良い。
【0021】タイロッド20のボールジョイント22
は、座金34と共にボルト30とナット32とでピボッ
トブラケット12に取り付けられる。ボルト30のネジ
の根元部分は、ピボットブラケット12に設けられた四
角形形状のピボット取付孔13aと嵌合するための嵌合
部30aが形成されている。
【0022】ピボット取付部13及び嵌合部30aを四
角形形状にすることでピボット取付孔13aの配置間隔
を小さくしても取付孔13aの角部はある程度大きく残
すことができる。この角部に嵌合部30aの角部を嵌合
させることでボールジョイント22を強固に固定するこ
とができる。このため、走行中に取付位置がずれること
なく細かいピッチで調節することができる。無論、ピボ
ット取付孔13aは、互いが重なることなく配置するこ
とができれば、丸孔にしても良い。
【0023】嵌合部30aの位置を変更することでボー
ルジョイント22の取付位置を変更することができる。
取付位置を変更することでハンドル軸10の回転中心か
らの距離、いわゆるリンク機構で言うところのアーム長
及び角度を変えることができる。このため、ハンドル軸
10の回転角に対するタイロッド20の往復移動量を変
えることができる。タイロッド20の往復移動量が変わ
ることでステアリングナックル40の旋回角度も変わ
り、結果として車輪50の操舵角度を変えることができ
る。尚、ボールジョイント22の取付位置を変更する際
には、その変更量に対応してタイロッド20の長さを調
整する必要があることは言うまでもない。
【0024】第二の実施形態では、図10に示すレーシ
ングカートの操舵機構において、図2及び図4に示すよ
うに、ステアリングナックル40のナックルアーム42
に筒体41の回転中心に向けて四角形形状のピボット取
付孔43aが複数設けられている。本実施形態でも、図
4に示すように、ピボット取付孔13aの配置間隔を短
くするため、互いが重なり合った形状をした一対のピボ
ット取付部13を形成している。無論、本実施形態で
も、ピボット取付孔13aは、互いが重なることなく配
置しても良い。また、ピボット取付孔13aは、互いが
重なることなく配置することができれば、丸孔にしても
良い。
【0025】タイロッド20の固定は、ピボットブラケ
ット12への取付と同様にボルト30の嵌合部30aの
位置を変更することでボールジョイント22の取付位置
を変更することができる。ピボットブラケット12のピ
ボット取付部13と同様に筒体41の回転中心からの取
付孔43aの距離を変えることで第一の実施形態と同じ
効果を得ることができる。
【0026】次に、本発明に係るレーシングカートの操
舵機構の調節方法について説明する。まず、第一の実施
形態における調節方法について説明する。図3に示すよ
うにピボットブラケット12のピボット取付部13を従
来の位置に相当するBの位置からCの位置へと変更させ
た場合について説明する。この場合、同じ角度だけハン
ドル軸10を回転させると、当然、B及びC共に同じ回
転角度だけ回転する。しかし、実際にタイロッド20を
往復移動させる役割を担うX方向の成分は、Bの位置よ
りもCの位置の方が大きい。従って、X方向成分の大き
いCの位置の方がタイロッドの往復移動量が大きくな
る。このため、車輪に大きな操蛇角を与えることができ
る。つまり、少ないハンドル操作で大きく車輪を操作す
ることができるので、素早いハンドリング特性を持った
マシンにすることができる。
【0027】逆に、Bの位置からAの位置へと変更させ
た場合は、上記と逆の作用が働く。このため、従来より
も大きなハンドル操作を行わないと同じ操蛇角を車輪に
与えることはできない。つまり、マシンのハンドリング
特性が鈍くなる方向へと調節できる。特に、レーシング
カートを始めたばかりの初心者については、このような
方向にハンドリング特性を調整することも安全性の面か
ら必要なことといえる。
【0028】尚、第一の実施形態は、後述の第二の実施
形態に用いられるステアリングナックル40を併用して
も良い。より幅広い調整範囲を持たせることができる。
【0029】次に、図4に示す第二の実施形態について
説明する。図4に示すようにステアリングナックル40
のピボット取付孔43aを従来の位置に相当するBの位
置からCの位置へと変更させた場合について説明する。
この場合、同じ角度だけハンドル軸10を回転させる
と、当然、タイロッド20の往復移動距離は同じ量だけ
ナックルアーム42に伝達される。しかし、ステアリン
グナックル40の回転中心からの距離がBの位置よりも
Cの位置の方が短い。このため、Cの位置の方がステア
リングナックル40の回転半径が小さくなり、同じタイ
ロッド20の往復移動量に対するステアリングナックル
40の回転角は大きくなる。このため、Cの位置の方が
車輪に大きな操蛇角を与えることができる。つまり、上
記第一の実施形態と同様に少ないハンドル操作で大きく
車輪を操作することができるので、素早いハンドリング
特性を持ったマシンにすることができる。
【0030】逆に、Bの位置からAの位置へと変更させ
た場合は、上記と逆の作用が働く。このため、従来より
も大きなハンドル操作を行わないと同じ操蛇角を車輪に
与えることはできない。つまり、マシンのハンドリング
特性が鈍くなる方向へと調節することができる。
【0031】本発明に係るレーシングカートの操舵機構
は、左右の車輪を個別に調整することができる。このた
め、タイロッド20の取付位置を互いに異なる位置すな
わち非対称の位置に変更させることもできる。この場
合、ハンドル軸10の回転角に対する両車輪50の操舵
角は互いに異なったものになる。更には、車両の旋回方
向により同じハンドル軸10の回転角を与えたとしても
それに対する両側車輪50の操舵角は異なる大きさをと
することができる。このため、マシンの右旋回時と左旋
回時では異なるハンドリング特性を有するマシンとする
こともできる。コースの右旋回、左旋回の数の違いに合
わせて、数の多い方に高い旋回性能を発揮できるように
調整することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るレーシングカートの操舵機
構は、操舵機構を構成するリンク機構のアームに相当す
るピボットブラケット及びナックルアームにそれぞれ回
転中心からの距離の異なる複数のタイロッド取付孔を配
置したことにより、コースに合わせてレーシングカート
の操舵機構を調節することができる。
【0033】また、タイロッド取付孔を多角形形状にす
ることで走行中でも位置ずれを起こすことなく強固に固
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るレーシングカートの操舵機構の
第一の実施形態の概略を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係るレーシングカートの操舵機構の
第二の実施形態の概略を示す斜視図である。
【図3】 本発明に係るレーシングカートの操舵機構の
第一の実施形態の概略図である。
【図4】 本発明に係るレーシングカートの操舵機構の
第二の実施形態の概略図である。
【図5】 従来のレーシングカートの操舵機構を示す斜
視図である。
【図6】 従来のレーシングカートの操舵機構の一形態
を示す斜視図である。
【図7】 従来のレーシングカートの操舵機構の他の形
態を示す斜視図である。
【図8】 従来のレーシングカートの操舵機構のステア
リングナックルを示す斜視図である。
【図9】 従来のレーシングカートの操舵機構の一の形
態の概略図である。
【図10】 従来のレーシングカートの操舵機構の他の
形態の概略図である。
【符号の説明】
10 ハンドル軸 12 ピボットブラケット 13、43 ピボット取付部 13a、43a 取付孔 20 タイロッド 22 ボールジョイント 24 軸 30 ボルト 30a 嵌合部 32 ナット 40 ステアリングナックル 42 ナックルアーム 50 車輪 60 フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーシングカートのフレームに対して回
    転可能に取り付けられた軸と該軸の軸方向に対して略直
    角に突出して設けられた一対のピボット取付部を有する
    ブラケットとを持つハンドル軸、前記ハンドル軸の前記
    ピボット取付部にそれぞれの一端を取り付けられ前記ハ
    ンドル軸の回転運動を往復運動として伝達するための一
    対のタイロッド及びフレ−ムに回動可能に取り付けられ
    た筒体と前記タイロッドそれぞれの他端部を連結するピ
    ボット取付部を有し前記筒体の軸方向所定の位置から略
    直角に突出して設けられたナックルアームと該筒体から
    略直角に且つ該ナックルアームに対して所定の角度をな
    して突出して設けられた車軸とを有し前記タイロッドの
    往復運動を車輪の操舵角を変化させるための角運動に変
    換するための一対のステアリングナックルを有し構成さ
    れるレーシングカートの操舵機構において、 前記ハンドル軸の前記ブラケットの前記ピボット取付部
    が、該ハンドル軸の回転中心との距離が異なる複数の取
    付孔を配置したことを特徴とするレーシングカートの操
    舵機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレーシングカートの操
    舵機構において、さらに、前記ステアリングナックルの
    前記ナックルアームの前記ピボット取付部が、該ステア
    リングナックルの前記筒体の回転中心との距離が異なる
    複数の取付孔を配置したことを特徴とするレーシングカ
    ートの操舵機構。
  3. 【請求項3】 レーシングカートのフレームに対して回
    転可能に取り付けられた軸と該軸の軸方向に対して略直
    角に突出して設けられた一のピボット取付部を有する一
    又は一対のブラケットとを持つハンドル軸、前記ハンド
    ル軸の前記ピボット取付部にそれぞれの一端を取り付け
    られ前記ハンドル軸の回転運動を往復運動として伝達す
    るための一対のタイロッド及びフレ−ムに回動可能に取
    り付けられた筒体と前記タイロッドそれぞれの他端部を
    連結するピボット取付部を有し前記筒体の軸方向所定の
    位置から略直角に突出して設けられたナックルアームと
    該筒体から略直角に且つ該ナックルアームに対して直角
    を超える所定の角度をなして突出して設けられた車軸と
    を有し前記タイロッドの往復運動を車輪の操舵角を変化
    させるための角運動に変換するための一対のステアリン
    グナックルを有し構成されるレーシングカートの操舵機
    構において、 前記ステアリングナックルの前記ナックルアームの前記
    ピボット取付部が、該ステアリングナックルの前記筒体
    の回転中心との距離が異なる複数の取付孔を配置したこ
    とを特徴とするレーシングカートの操舵機構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のレ
    ーシングカートの操舵機構において、前記ピボット取付
    部の取付孔が、多角形形状であることを特徴とするレー
    シングカートの操舵機構。
JP10835797A 1997-04-11 1997-04-11 レーシングカートの操舵機構 Pending JPH10278835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10835797A JPH10278835A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 レーシングカートの操舵機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10835797A JPH10278835A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 レーシングカートの操舵機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10278835A true JPH10278835A (ja) 1998-10-20

Family

ID=14482683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10835797A Pending JPH10278835A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 レーシングカートの操舵機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10278835A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090698A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Nissan Motor Co Ltd 車輪転舵機構
JP2010240443A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Dyson Technology Ltd 掃除用電気器具
JP2010240447A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Dyson Technology Ltd 掃除用電気器具
US8434193B2 (en) 2009-03-31 2013-05-07 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8474091B2 (en) 2009-03-31 2013-07-02 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
CN103395443A (zh) * 2013-08-08 2013-11-20 隆鑫通用动力股份有限公司 车用转向总成及其沙滩车
US8650704B2 (en) 2009-03-31 2014-02-18 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8898855B2 (en) 2010-09-30 2014-12-02 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8991001B2 (en) 2009-03-31 2015-03-31 Dyson Technology Limited Canister vacuum cleaner
US9066645B2 (en) 2010-09-30 2015-06-30 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
CN104802855A (zh) * 2015-05-07 2015-07-29 马洪斌 转向节组件
US9095246B2 (en) 2009-03-31 2015-08-04 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US9414726B2 (en) 2010-09-30 2016-08-16 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
CN107054461A (zh) * 2017-01-18 2017-08-18 陈建生 前梯交叉几字形转向机构及卡丁车
US9974421B2 (en) 2010-09-30 2018-05-22 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
CN109229204A (zh) * 2018-10-11 2019-01-18 中国重汽集团济南动力有限公司 一种主动转向的盘式提升轴总成

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090698A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Nissan Motor Co Ltd 車輪転舵機構
US8991001B2 (en) 2009-03-31 2015-03-31 Dyson Technology Limited Canister vacuum cleaner
US9095246B2 (en) 2009-03-31 2015-08-04 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8434193B2 (en) 2009-03-31 2013-05-07 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8474091B2 (en) 2009-03-31 2013-07-02 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
JP2010240443A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Dyson Technology Ltd 掃除用電気器具
US8650704B2 (en) 2009-03-31 2014-02-18 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
JP2010240447A (ja) * 2009-03-31 2010-10-28 Dyson Technology Ltd 掃除用電気器具
US9282859B2 (en) 2009-03-31 2016-03-15 Dyson Technology Limited Canister vacuum cleaner
US9066645B2 (en) 2010-09-30 2015-06-30 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US8898855B2 (en) 2010-09-30 2014-12-02 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US9414726B2 (en) 2010-09-30 2016-08-16 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
US9974421B2 (en) 2010-09-30 2018-05-22 Dyson Technology Limited Cleaning appliance
CN103395443A (zh) * 2013-08-08 2013-11-20 隆鑫通用动力股份有限公司 车用转向总成及其沙滩车
CN104802855A (zh) * 2015-05-07 2015-07-29 马洪斌 转向节组件
CN107054461A (zh) * 2017-01-18 2017-08-18 陈建生 前梯交叉几字形转向机构及卡丁车
CN109229204A (zh) * 2018-10-11 2019-01-18 中国重汽集团济南动力有限公司 一种主动转向的盘式提升轴总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10278835A (ja) レーシングカートの操舵機構
US4197672A (en) Model racing car
US6540243B2 (en) Front wheel steering system for automotive three- and four-wheeled vehicles
KR100354584B1 (ko) 차량의 조향 장치
US4805940A (en) Four-wheel steerable motor vehicle
JPH0625082U (ja) 4輪操舵車両の後輪操舵装置
JPS6150831B2 (ja)
JPH0622620Y2 (ja) 総輪操舵装置
JP3078912B2 (ja) 車両のサスペンション装置
JPH019737Y2 (ja)
JPH03167078A (ja) 車両用操舵装置におけるナックルアームの固定装置
JP4305112B2 (ja) ナックルアーム
KR200345723Y1 (ko) 랙과 피니언을 사용한 4륜 자전거용 전륜조향장치
JPS6027729Y2 (ja) 農用トラクタの操向装置
JPH0733971Y2 (ja) ステアリングリンク装置
JP3198463B2 (ja) トレーリングアームの支持構造
JPS6220759A (ja) 車両の操向装置におけるストツパ機構
JP2501522Y2 (ja) ステアリング装置用リレ―ロッドの支持構造
JPH0352384B2 (ja)
JPH0351260Y2 (ja)
JPH06171517A (ja) 操舵装置
JPH08197920A (ja) フロントサスペンション装置
JPS6317182A (ja) 自動車の後輪操舵装置
JPS6234230B2 (ja)
JPH02293290A (ja) 車両のステアリング装置