JP6438074B2 - キャスター - Google Patents

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本発明は、キャスターに関する。
従来から、台車の本体部の下方に旋回自在に取り付けられたキャスターが知られている。このようなキャスターにおいて、旋回自在のキャスターを用いて台車を構成した場合には、直進が困難であるという不都合がある。
これに関連して、例えば下記の特許文献1には、取付座に対するヨークの旋回を固定する旋回固定部を備えるキャスターが開示されている。このキャスターによれば、必要に応じてヨークの旋回を切り替えることができる。
特開2006−123866号公報
しかしながら、特許文献1に記載のキャスターでは、台車の旋回および直進の切り替えはできるものの、機械的に台車を停止状態とすることは困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、必要に応じて、台車を旋回状態、直進状態、または停止状態に切り替え可能なキャスターを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るキャスターは、台車の本体部の下方に設けられるキャスターである。キャスターは、前記本体部の下部に取り付けられる取付座と、前記取付座に対して旋回可能に取り付けられ、二股状に分かれるヨークと、二股状の前記ヨークの間に保持されるとともに、前記台車の進行方向に直交する直交方向の軸回りに回転する車輪と、前記直交方向の軸回りに回転自在に設けられるとともに、前記直交方向に沿って形成された第1の孔および第2の孔、前記ヨークが当接可能な当接部、ならびに前記車輪に接触可能な接触部を備える回転部材と、前記進行方向の軸回りに回転自在に設けられ、前記第1の孔および前記第2の孔に挿入可能な突起を備える振り子と、を有する。また、前記回転部材および前記車輪が互いに干渉しないように前記回転部材を配置した状態で、前記台車は旋回可能となり、前記ヨークが前記当接部に当接して前記ヨークの旋回が規制されるように、かつ前記接触部が前記車輪に接触しないように、前記回転部材を配置した状態で、前記突起を前記第1の孔に挿入することによって、前記台車は直進可能となり、前記ヨークが前記当接部に当接して前記ヨークの旋回が規制されるように、かつ前記接触部が前記車輪に接触するように前記回転部材を配置した状態で、前記突起を前記第2の孔に挿入することによって、前記台車は停止状態となる。
上記のように構成したキャスターによれば、必要に応じて、台車を旋回状態、直進状態、または停止状態に切り替え可能なキャスターを提供することができる。
実施形態に係る台車を示す側面図である。 台車が旋回可能な状態における、キャスターを示す正面図である。 台車が旋回可能な状態における、キャスターを示す側面図である。 台車が直進可能な状態における、キャスターを示す正面図である。 台車が直進可能な状態における、キャスターを示す側面図である。 台車が停止状態における、キャスターを示す正面図である。 台車が停止状態における、キャスターを示す側面図である。 図6の8−8線に沿う断面図であって、第2接触部が車輪を乗り越える様子を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。また、以下の説明において、台車の進行方向をX方向、地面に水平な面方向のうちX方向に直交する直交方向をY方向、上下方向をZ方向と称する。
図1は、実施形態に係る台車1を示す平面図である。図2、図3は、台車1が旋回可能な状態におけるキャスター20を示す図である。図4、図5は、台車1が直進可能な状態におけるキャスター20を示す図である。図6、図7は、台車1が停止状態におけるキャスター20を示す図である。図8は、図6の8−8線に沿う断面図である。
台車1は、荷物等を運搬する際に用いられる。本実施形態に係る台車1は、旋回状態、直進状態、および停止状態が切り替え可能に構成されている。台車1は、図1に示すように、本体部10と、本体部10の下方に4つ設けられるキャスター20と、を有する。
本体部10は、図1に示すように、側面から視て、略L字状に構成されている。本体部10は、Z方向に伸延する第1の部位11と、X方向に伸延する第2の部位12と、を有する。第1の部位11の下端部および第2の部位12の右端部において、第1の部位11および第2の部位12は互いに固定されている。第1の部位11および第2の部位12の固定方法は特に限定されないが、例えばはんだ付けである。なお、本体部10の構成は、載置物を載置できる限りにおいて特に限定されない。
キャスター20は、台車1の本体部10の下部に取り付けられる取付座30と、取付座30に対して旋回可能に取り付けられるヨーク40と、ヨーク40に保持される車輪50と、Y方向の軸回りに回転自在に設けられる回転部材60と、X方向の軸回りに回転自在に設けられる振り子70と、を有する。
取付座30は、本体部10の下部に取り付けられる。取付座30は、図2〜図7に示すように、Z方向の上側に設けられる第1取付座31と、Z方向の下側に設けられる第2取付座32と、を有する。第1取付座31および第2取付座32は、ボルトB1によって、本体部10に固定されている。
第1取付座31には、図2〜図7に示すように、Z方向の下向きに伸延する第1縦壁部33および第2縦壁部34が固定されている。また、第1取付座31には、図4〜図7に示すように、第1磁性部35が固定されている。
第1縦壁部33は、図2に示すように、Y方向に沿って一対設けられる。第1縦壁部33には、ボルトB2を挿通するための貫通孔が形成されている。第1縦壁部33には、ボルトB2を介して、回転部材60がY方向の軸回りに回転自在に連結される。
第2縦壁部34は、図3に示すように、X方向に沿って一対設けられる。第2縦壁部34には、ボルトB3を挿通するための貫通孔が形成されている。第2縦壁部34には、ボルトB3を介して、振り子70がX方向の軸回りに回転自在に連結される。
ヨーク40は、第2取付座32に対してZ方向の軸回りに旋回可能に取り付けられている。ヨーク40は、図4に示すように、台車1が直進している状態において、Y方向に沿って二股状に分かれて形成している。
車輪50は、ボルトB4によって、ヨーク40に対して回転自在に取り付けられている。
回転部材60は、図3、図5、図7に示すように、Y方向の軸回りに回転自在に設けられる。回転部材60には、第1縦壁部33に対向する位置に、ボルトB2が挿通する貫通孔が形成されている。回転部材60は、ボルトB2を介して、取付座30に回転自在に取り付けられている。以下説明の便宜上、図2、図3に示す台車1が旋回可能な状態における回転部材60の姿勢を「第1の姿勢」、図4、図5に示す台車1が直進可能な状態における回転部材60の姿勢を「第2の姿勢」、図6、図7に示す台車1が停止状態における回転部材60の姿勢を「第3の姿勢」と称する。
回転部材60は、図2〜図7に示すように、正面から視て左側に設けられる第1の壁61と、右側に設けられる第2の壁62と、第1の壁61および第2の壁62を連結し湾曲状に形成される湾曲部材63と、第1の壁61および第2の壁62を連結する連結部64と、を有する。
第1の壁61は、図3、図5、図7に示すように、Y方向に沿って形成された第1の孔61a、第2の孔61b、および第3の孔61cを有する。
第1の孔61aおよび第2の孔61bは、ボルトB2の軸方向周りに互いに異なる位置に形成されている。第1の孔61aおよび第2の孔61bには、図5、図7に示すように、後述する突起71が挿入される。
第3の孔61cには、湾曲部材63が挿入される。第3の孔61cに湾曲部材63が挿入された状態で、第1の壁61および湾曲部材63は、はんだ付けによって互いに固定される。
また、第1の壁61は、図5、図7に示すように、回転部材60が第2の姿勢および第3の姿勢の際に、ヨーク40が当接可能な当接部61dを備える。当接部61dは、第1の壁61のうち、第2の壁62に対向する面に形成される。
第2の壁62は、Y方向に沿って形成された第4の孔(不図示)を有する。第4の孔は、第1の壁61に形成される第3の孔61cと対向する位置に形成される。第4の孔には、湾曲部材63が挿入される。第4の孔に湾曲部材63が挿入された状態で、第2の壁62および湾曲部材63は、はんだ付けによって互いに固定される。
また、第2の壁62は、図5、図7に示すように、回転部材60が第2の姿勢および第3の姿勢の際に、ヨーク40が当接可能な当接部62dを備える。当接部62dは、第2の壁62のうち、第1の壁に対向する面に形成される。第1の壁61に設けられる当接部61dおよび第2の壁62に設けられる当接部62dは、回転部材60が第2の姿勢および第3の姿勢の際に、ヨーク40が当接して、ヨーク40の旋回が規制される。
湾曲部材63は、図7に示すように、側面から視て、車輪50の外形に沿って湾曲状に形成される。湾曲部材63は、図7、8に示すように、回転部材60を第3の姿勢とすることで、車輪50が回転する回転方向の一端63a(第1接触部に相当)において、車輪50に接触する。これによって、車輪50の回転を規制して、台車1の停止状態を維持することができる。
湾曲部材63のうち、車輪50が回転する回転方向の他端(図7の左上)の内周面63bには、図7、図8に示すように、線状の第2接触部65が固定されている。湾曲部材63と第2接触部65との固定方法は、特に限定されないが、例えばはんだ付けである。
第2接触部65は、図8に示すように、回転部材60を第2の姿勢から第3の姿勢となるように回転させる際に、車輪50を乗り越える。これによって、回転部材60が第3の姿勢において車輪50の回転を規制して、台車1の停止状態を維持することができる。なお、図8では理解の容易のため、車輪50、第2の壁62、湾曲部材63、および第2接触部65以外の部材については省略して示す。
連結部64には、図4、図6に示すように、第1磁性部35と異なる磁性を備える第2磁性部66が固定されている。回転部材60が第1の姿勢において(図2、図3参照)、第1磁性部35および第2磁性部66は互いに固定される。このため、回転部材60が自由にY方向の軸周りに回転することを防止できるため、回転部材60および車輪50の干渉を防止し、好適に台車1を旋回させることができる。
振り子70は、図2、図4、図6に示すように、X方向の軸回りに回転自在に設けられる。振り子70には、第2縦壁部34に対向する位置に、ボルトB3が挿通する貫通孔が形成されている。振り子70は、ボルトB3を介して、取付座30に回転自在に取り付けられている。振り子70は、図2に示すように、回転部材60の第1の壁61の左側に位置する。
振り子70は、図2、図4に示すように、突起71を有する。突起71は、第1の孔61a、第2の孔61bに挿入可能である。
次に、本実施形態に係る台車1の使用方法について説明する。以下、台車1を旋回可能な状態、直進可能な状態、および停止状態の各状態にする方法について説明する。
まず、図2、図3を参照して、台車1を旋回可能な状態にする方法について説明する。回転部材60を第1の姿勢となるように配置する。このとき、回転部材60に取り付けられる第2磁性部66、および第1取付座31に取り付けられる第1磁性部35は互いに固定される。このとき、回転部材60および車輪50は互いに離間しており、車輪50が旋回運動しても、回転部材60に干渉することはない。よって、ヨーク40は、旋回可能な状態となり、台車1を旋回可能な状態で使用することができる。
次に、図4、図5を参照して、台車1を直進可能な状態にする方法について説明する。回転部材60を、第2の姿勢となるように配置する。具体的には、回転部材60を第1の姿勢から45度だけ時計回りに回転させる。そして、振り子70の突起71を、第1の壁61に形成された第1の孔61aに挿入する。このとき、図5の符号Aに示す箇所において、ヨーク40が当接部61d、62dに接触して、ヨーク40の旋回が規制される。またこのとき、接触部63a、65は、車輪50に接触していない。よって、台車1を直進可能な状態で使用することができる。
次に、図6、図7、図8を参照して、台車1を停止状態にする方法について説明する。第1の壁61に形成された第1の孔61aに挿入されている突起71を、第1の孔61aから退避させる。そして、回転部材60を、第3の姿勢となるように配置する。具体的には、回転部材60を第2の姿勢から45度だけ時計回りに回転させる。そして、振り子70の突起71を、第1の壁61に形成された第2の孔61bに挿入する。このとき、湾曲部材63の一端63aにおいて、湾曲部材63および車輪50が接触して、車輪50の回転を規制する。また、第2接触部65は、回転部材60を第2の姿勢から第3の姿勢となるように回転させる際に、車輪50を乗り越える。これによって、車輪50の回転を規制する。さらにこのとき、図7の符号Bに示す箇所において、ヨーク40が当接部61d、62dに接触して、ヨーク40の旋回も規制された状態となる。以上から、台車1を停止状態にすることができる。
ここで、キャスター20は本体部10の下方に4つ設けられているため、例えば、前側のキャスター20を旋回可能な状態にするとともに、後側のキャスター20を直進可能な状態にすることができる。また、前側のキャスター20を直進可能な状態にするとともに、後側のキャスター20を旋回可能な状態にすることができる。このため、使用者は好みに応じて、キャスター20の状態を適宜切り替えることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るキャスター20は、本体部10の下方に設けられるキャスター20である。キャスター20は、本体部10の下部に取り付けられる取付座30と、取付座30に対して旋回可能に取り付けられ、二股状に分かれるヨーク40と、二股状のヨーク40の間に保持されるとともに、Y方向の軸回りに回転する車輪50と、Y方向の軸回りに回転自在に設けられるとともに、Y方向に沿って形成された第1の孔61aおよび第2の孔61b、ヨーク40が当接可能な当接部61d、62d、ならびに車輪50に接触可能な接触部63a、65を備える回転部材60と、X方向の軸回りに回転自在に設けられ、第1の孔61aおよび第2の孔61bに挿入可能な突起71を備える振り子70と、を有する。回転部材60および車輪50が互いに干渉しないように回転部材60を配置した状態で、台車1は旋回可能となる。ヨーク40が当接部61d、62dに当接してヨーク40の旋回が規制されるように、かつ接触部63a、65が車輪50に接触しないように、回転部材60を配置した状態で、突起71を第1の孔61aに挿入することによって、車輪50は直進可能となる。ヨーク40が当接部61d、62dに当接してヨーク40の旋回が規制されるように、かつ接触部63a、65が車輪50に接触するように、回転部材60を配置した状態で、突起71を第2の孔61bに挿入することによって、台車1は停止状態となる。以上のように構成されたキャスター20によれば、必要に応じて、台車1を旋回状態、直進状態、または停止状態に切り替えることができる。
また、回転部材60に設けられ、車輪50の外形に対応して湾曲状に形成される湾曲部材63をさらに有する。接触部は、車輪50が回転する回転方向に沿う湾曲部材63の一端63aに形成される第1接触部と、回転方向に沿う湾曲部材63の他端に取り付けられ、台車1が直進状態から停止状態となるように回転部材60を回転させる際に車輪50を乗り越える第2接触部65と、を有する。このように構成されたキャスター20によれば、第1接触部および第2接触部65の2か所において車輪50の回転を規制することができるため、より確実に台車1を停止状態とすることができる。
また、取付座30に取り付けられる第1磁性部35と、回転部材60に取り付けられ、第1磁性部35と異なる磁性を備える第2磁性部66と、をさらに有し、台車1が旋回可能な状態において、第1磁性部35および第2磁性部66は互いに固定される。このように構成されたキャスター20によれば、回転部材60が自由にY方向の軸回りに回転することを防止できるため、回転部材60および車輪50の干渉を防止し、好適に台車1を旋回させることができる。
また、回転部材60は、取付座30に取り付けられる。このように構成されたキャスター20によれば、構造を簡易化することができる。
また、振り子70は、取付座30に取り付けられる。このように構成されたキャスター20によれば、構造を簡易化することができる。
以上のように実施形態を通じて本発明に係るキャスター20を説明したが、本発明に係るキャスター20は、説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲に基づいて種々改変することができる。
例えば、上述した実施形態では、キャスター20は、本体部10の下方に4つ設けられた。しかしながら、本実施形態に係るキャスター20が、本体部10の下方に1つ設けられ、残りの3つは既存のキャスターを用いてもよい。この構成であっても、必要に応じて、台車1を旋回状態、直進状態、停止状態に切り替えることができる。
また、上述した実施形態では、キャスター20は第1磁性部35および第2磁性部66を有したが、第1磁性部35および第2磁性部66は設けられていなくてもよい。
また、上述した実施形態では、回転部材60および振り子70は、取付座30に取り付けられていたが、回転部材60および振り子70は、本体部10に取り付けられていてもよい。
1 台車、
10 本体部、
20 キャスター、
30 取付座、
35 第1磁性部、
40 ヨーク、
50 車輪、
60 回転部材、
61a 第1の孔、
61b 第2の孔、
61d、62d 当接部、
63 湾曲部材、
63a 第1接触部(接触部)、
65 第2接触部(接触部)、
66 第2磁性部、
70 振り子、
71 突起。

Claims (5)

  1. 台車の本体部の下方に設けられるキャスターであって、
    前記本体部の下部に取り付けられる取付座と、
    前記取付座に対して旋回可能に取り付けられ、二股状に分かれるヨークと、
    二股状の前記ヨークの間に保持されるとともに、前記台車の進行方向に直交する直交方向の軸回りに回転する車輪と、
    前記直交方向の軸回りに回転自在に設けられるとともに、前記直交方向に沿って形成された第1の孔および第2の孔、前記ヨークが当接可能な当接部、ならびに前記車輪に接触可能な接触部を備える回転部材と、
    前記進行方向の軸回りに回転自在に設けられ、前記第1の孔および前記第2の孔に挿入可能な突起を備える振り子と、を有し、
    前記回転部材および前記車輪が互いに干渉しないように前記回転部材を配置した状態で、前記台車は旋回可能となり、
    前記ヨークが前記当接部に当接して前記ヨークの旋回が規制されるように、かつ前記接触部が前記車輪に接触しないように、前記回転部材を配置した状態で、前記突起を前記第1の孔に挿入することによって、前記台車は直進可能となり、
    前記ヨークが前記当接部に当接して前記ヨークの旋回が規制されるように、かつ前記接触部が前記車輪に接触するように、前記回転部材を配置した状態で、前記突起を前記第2の孔に挿入することによって、前記台車は停止状態となる、キャスター。
  2. 前記回転部材に設けられ、前記車輪の外形に対応して湾曲状に形成される湾曲部材をさらに有し、
    前記接触部は、
    前記車輪が回転する回転方向に沿う前記湾曲部材の一端に形成される第1接触部と、
    前記回転方向に沿う前記湾曲部材の他端に取り付けられ、前記台車が直進状態から停止状態となるように前記回転部材を回転させる際に前記車輪を乗り越える第2接触部と、を有する請求項1に記載のキャスター。
  3. 前記取付座に取り付けられる第1磁性部と、
    前記回転部材に取り付けられ、前記第1磁性部と異なる磁性を備える第2磁性部と、をさらに有し、
    前記台車が旋回可能な状態において、前記第1磁性部および前記第2磁性部は互いに固定される請求項1または2に記載のキャスター。
  4. 前記回転部材は、前記取付座に回転自在に取り付けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャスター。
  5. 前記振り子は、前記取付座に回転自在に取り付けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャスター。
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