JPH10211511A - アズロール長さの演算方法 - Google Patents

アズロール長さの演算方法

Info

Publication number
JPH10211511A
JPH10211511A JP9014112A JP1411297A JPH10211511A JP H10211511 A JPH10211511 A JP H10211511A JP 9014112 A JP9014112 A JP 9014112A JP 1411297 A JP1411297 A JP 1411297A JP H10211511 A JPH10211511 A JP H10211511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
count value
length
calculating
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9014112A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Matsunaga
誠夫 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP9014112A priority Critical patent/JPH10211511A/ja
Publication of JPH10211511A publication Critical patent/JPH10211511A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のアズロール長さの演算方法では、圧延
材の先端をトラッキングして求める方法と、先進率から
求める方法とがあるが、ワークロールに先端が噛み込ん
だ信号を得る際に先端部の形状でロードオン信号にバラ
ツキが発生していた。また、先進率計算値によって誤差
が発生し、数%の誤差となっていた。 【解決手段】 本発明によるアズロール長さの演算方法
は、ホットバー(2)噛み込み後の圧延ロール(3)の周回距
離を検出した第1カウント値Aaと、噛み込み後ロード
セルが検出後にエッジャーロール(4)の周回距離を検出
した第2カウント値Baと同時に検出した圧延ロール
(3)の周回距離の第3カウント値Caを用い、第2、第
3カウント値Ba、Caを用いてドラフトコンペンの実
測値を演算し、このドラフトコンペンを用いて先進率を
求め、前記第1カウント値Aaと先進率からアズロール
長さを求める方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アズロール長さの
演算方法に関し、特に、エッジャーミルを用いて圧延さ
れた圧延材のアズロール長さを高精度に演算するための
新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧延機で圧延中の圧延機出側のホ
ットバーの長さをアズロール長さと称し、このアズロー
ル長さを演算することにより、ホットバーの先端位置を
把握し、圧延設備の各装置の起動タイミング等の制御を
行ったり、ホットバーの長さに対応して必要なローラー
テーブルのみを駆動させて電力原単位の削減を図ってい
る。また、次材圧延時のホットバー長さを予測し、圧延
機やローラーテーブルの自動減速の制御を行っている。
このアズロール長さを演算する方法としては一般に先進
率から求める方法と、圧延材の先端をトラッキングして
求める方法とがある。この先進率から求める方法として
は、圧延機のワークロールの回転を検出するパルス発生
器からのカウント値(Aa2)を用い、次の1,2式から
導き出していた。 f2=1/4(1−h/H) (1) L2=(Aa2+K21)*(1+f2)*K22 (2) 但し h:出側板厚 H:入側板厚 Aa2:噛み込み開始からのカウント値 K21:ホットバー先端・尾端形状による誤差補正値 K22:アズロール長さ演算調整係数 また、別な方法としては圧延機の出側に熱塊検出器(H
MD)を複数設けて、この熱塊検出器で圧延材の先端及
び尾端を検出しながら、圧延機のワークロールのパス発
生器からのパルス値ををカウントすることによりアズロ
ールの長さを算出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したアズロールの
長さを求める方法として、2つの熱塊検出器を用いて求
める従来方法は誤差が大きく、最近のように高精度が要
求される制御には不向きである。そのため、先進率を用
いてアズロールの長さを演算する方法が専ら用いられて
いるが、この従来方法も精度に問題があった。すなわ
ち、第1の問題としてホットバーの圧延時にワークロー
ルに先端が噛み込んだ信号を得る際に先端部の形状でロ
ードオン信号にバラツキが発生していた。また、第2の
問題として計算式1で開示したように1/4の圧下率に
よる先進率計算値によって誤差が発生、第3には入側板
厚演算の誤差や圧延機の周回距離計測の誤差等により実
績と比較して4〜5%の誤差が発生していた。このアズ
ロール長さの演算誤差により、圧延設備を構成する各制
御装置においてはこの誤差の影響を回避するために誤差
分を考慮し、早めに起動タイミングを設定したり、ホッ
トバー長さ制限を小さめに設定したりして回避するよう
にしている。しかしながら、前述したような制御を行う
と、圧延設備を駆動させるための消費電力の増大や、圧
延機の能力がホットバーの長さの誤差分を考慮にいれた
制御であるためホットバーの長さが機長制限に達する情
報で圧延に制約を受けることになり、ひいてはホットス
トリップの生産能力に悪影響を及ぼしていた。
【0004】本発明は、このアズロールの長さを正確に
算出して、前述した誤差をなくすことで、誤差による起
動タイミングを早めたり、自動減速タイミングがずれる
ような不具合を回避し、最も好適なアズロール長さを演
算するアズロール長さの演算方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるアズロール
長さの演算方法は、ホットバーが圧延機の圧延ロールに
噛み込んだことを検出し、噛み込んだ後から前記圧延ロ
ールの周回距離を第1パルス発生器で検出して得たパル
ス数を第1カウンターAで第1カウント値Aaとしてカ
ウントする第1工程と、前記ホットバーが前記圧延機の
圧延ロールに噛み込んでロードセルが荷重を検出し、所
定時間経過後からエッジャーロールの周回距離を第2パ
ルス発生器で検出して得たパルス数を第2カウンターB
で第2カウント値Baとしてカウントすると同時に、前
記圧延ロールの周回距離を前記第1パルス発生器にて検
出して得たパルス数を第3カウンタCで第3カウント値
Caとしてカウントする第2工程と、前記ホットバーが
前記圧延ロールに噛み込み前記ロードセルが荷重を検出
してから前記所定時間経過+α時間後、前記第2工程で
カウントした第2カウント値Baをメモリに格納すると
共に前記第3カウント値Caをメモリに格納して、前記
第2、第3カウント値Ba、Caからドラフトコンペン
(DRC)の実測値を演算する第3工程と、前記ドラフ
トコンペン(DRC)の実測値から演算して先進率を求
める第4工程と、前記第1工程における前記第1カウン
ト値Aaを圧延中は常時メモリに格納し、前記第1カウ
ント値Aaと前記演算で求めた先進率からアズロール長
さを演算する方法である。
【0006】さらに詳細には、前記第1カウント値Aa
と前記演算で求めた先進率から前記アズロールの長さを
演算する演算式が下記の式1である方法である。 AL=(Aa+K1)×(1+f)×k2 (1) 但し A:アズロール長さの演算値 Aa:第1カウント値 K:ホットバー先端・尾端形状による誤差補正値 f :先進率 k:アズロール長さ演算調整係数
【0007】また、本発明によるアズロール長さの演算
方法は、リバース圧延時においては、過去のフォワード
圧延時の圧延実績から、圧下率と先進率の関係を分析
し、この分析結果による関係式と関係式の定数を求める
第1工程と、ホットバーが圧延機の圧延ロールに噛み込
んだことを検出し、噛み込んだ後から前記圧延ロールの
周回距離を第1パルス発生器にて検出して得たパルス数
を第1カウンターで第1カウント値Aaとしてカウント
する第2工程と、前記第1工程で求めた関係式からリバ
ース圧延時の圧下率に対応した先進率を求める第3工程
と、前記第2工程における第1カウント値Aaを圧延時
は常時メモリに格納し、前記第1カウント値Aaと前記
第3工程の演算で求めた先進率からリバース圧延時にお
けるアズロール長さを演算する方法である。
【0008】さらに詳細には、前記先進率を求める演算
式が下記の式2である方法である。 f=R×K3+K4 (2) 但し R :圧下率((H−h)/H) K:ホットバー先端形状補正値 K:調整係数
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるア
ズロール長さの演算方法の好適な実施の形態について説
明する。図1の圧延設備において、粗圧延機(Rミル)
1の圧延ロール3に噛み込んだホットバー2はフォワー
ド圧延時にはエッジャーロール4で幅圧延が行われ、リ
バース圧延時にはエッジャーロール4による幅圧延は行
われないように構成されている。このエッジャーロール
4と圧延ロール3はそれぞれ周回距離を計測するための
第1、第2パルス発生器5,6が設けられている。
【0010】次に、ホットバー2のアズロール長さの演
算工程を図2から図4のフローで説明する。第1ステッ
プ10では圧下ロードセル(図示せず)で圧延ロール3
にホットバー2が噛み込んだか否かを判断し、噛み込み
開始で第2ステップ11に進む。第2ステップ11では
圧延ロール3の周回距離測定用第1パルス発生器5から
のパルス数を第1カウンタAがカウントを開始し、第1
カウント値Aaに計測値をカウントアップし始める。第
3ステップ12では粗圧延機1がロードオンであること
を表すためのメモリーMW10に1をセットする。第4ス
テップ13では第1ステップ10でホットバー2が噛み
込んだ時から1秒経過したかの判断が下される。この時
間経過はホットバー2を噛み込んだ瞬間は先端不安定部
分によりロードセルからの信号がハンチングするのを避
けることから1秒間経過した時間を取っているが0.5
秒であっても問題はない。
【0011】この1秒が経過したと判断されると、第5
ステップ14でエッジャーロール4の周回距離を計測す
る第2パルス発生器6からのパルス数を第2カウンタB
がカウントを開始して第2カウント値Baをカウントア
ップし始めると同時に第6ステップ15で第1パルス発
生器5もカウントを始め第3カウント値Caのカウント
アップを開始する。更に、圧延ロール3にホットバー2
が噛み込んでからα時間経過したか否かを第7ステップ
16で判断する。この場合のα時間は、前記Ba,Ca
がある程度のカウント値となるための時間であり、特に
限定しないが2秒程度が好ましい。次に、第8ステップ
17で圧延がフォワード圧延かリバース圧延かの判断が
下されフォワード圧延ならば第9ステップ18に進む。
第9ステップ18に進み前記第2カウント値Baをメモ
リーMW1に格納する。更に、第10ステップ19では
前記第3カウント値CaをMW2に格納する。第11ス
テップ20で周知のドラフトコンペン(DRC)である
第2カウント値Ba/第3カウント値Caの計算をす
る。第12ステップ21では第11ステップ20で求め
たドラフトコンペン(DRC)を用いて先進率の演算を
行う。第13ステップでは、前記第8ステップ17を経
由して、先進率を計算完了したことを記憶するため、R
シルロードオン+α時間メモリーであるMW11に1を
入力する。そして、第16ステップ25で、前記先進率
が計算済であるか否か判断し、計算済なら第17ステッ
プ26へ進む。第17ステップ26で噛み込み開始より
カウントし続けている前記第1カウント値Aaをメモリ
ーMW3に取出す。
【0012】第18ステップ27では、噛み込み開始か
ら現在までのアズロール長さの演算を次の式1で行う。 AL=(Aa+K1)×(1+f)×k2 (1) 但し A:アズロール長さの演算値 Aa:第1カウント値 K:ホットバー先端・尾端形状による誤差補正値 f :先進率 k:アズロール長さ演算調整係数
【0013】第19ステップ28ではホットバー2の尾
端が圧延ロール3を抜け前記ロードセル(図示せず)が
オフになったか否かを判断してオフであれば第20ステ
ップ29に進み、前述したアズロール長さ(この長さは
圧延後の全長に相当する)の演算値ALをメモリーMW5
に置き換え格納する。第21ステップ30は各カウンタ
A,B,Cをリセットする。第22ステップ31では今
までメモリーしたワードメモリーMW1〜MW4をリセッ
トする。第23ステップ32ではワードメモリーMW10
〜MW11をリセットする。この第23ステップ32で全
ての操作が終わり収束する。
【0014】また、前記ホットバー2をリバース圧延す
る時は前述した第8ステップ8でフォワード圧延かリバ
ース圧延かの判断でリバース圧延と判断したら、第14
ステップ23へ進む。この第14ステップ23での処理
は、リバース圧延時の圧下率Rを用いて演算が行われ
る。 R=(H−h)/H 但し H:入側板厚 h:出側板厚 第15ステップ24では第14ステップ23で求めた圧
下率Rと今までの圧延から求められた格納してある先進
率の実績値を用いてリバース圧延の先進率fを推定す
る。 f=R×K3+K4 但し K3:一次関係における定数1(ホットバー先端形状補
正値に相当する) K4:一次関係における定数2(調整係数に相当する) ここで定めた定数K3,K4は過去の圧延実績より圧下率
と先進率の関係を回帰分析により一次曲線近似して求め
た定数である。第15ステップ24の演算が終わると、
第13ステップ22へ進み、前述のフォワード圧延と同
様なステップを経過して演算処理を終える。
【0015】なお、前述のアズロール長さの演算方法を
まとめると次の通りである。すなわち、ホットバー2が
圧延機1の圧延ロール3に噛み込んだことを検出し、噛
み込んだ後から前記圧延ロール3の周回距離を第1パル
ス発生器5で検出して得たパルス数を第1カウンターA
で第1カウント値Aaとしてカウントする第1工程と、
前記ホットバー2が前記圧延機1の圧延ロール3に噛み
込んでロードセルが荷重を検出し、所定時間経過後から
エッジャーロール4の周回距離を第2パルス発生器6で
検出して得たパルス数を第2カウンターBで第2カウン
ト値Baとしてカウントすると同時に、前記圧延ロール
3の周回距離を前記第1パルス発生器5にて検出して得
たパルス数を第3カウンタCで第3カウント値Caとし
てカウントする第2工程と、前記ホットバー2が前記圧
延ロール3に噛み込み前記ロードセルが荷重を検出して
から前記所定時間経過+α時間後、前記第2工程でカウ
ントした第2カウント値Baをメモリに格納すると共に
前記第3カウント値Caをメモリに格納して、前記第
2、第3カウント値Ba、Caからドラフトコンペン
(DRC)の実測値を演算する第3工程と、前記ドラフ
トコンペン(DRC)の実測値から演算して先進率を求
める第4工程と、前記第1工程における前記第1カウン
ト値Aaを圧延中は常時メモリに格納し、前記第1カウ
ント値Aaと前記演算で求めた先進率からアズロール長
さを演算することを特徴とするアズロール長さの演算方
法であり、前記第1カウント値Aaと前記演算で求めた
先進率から前記アズロールの長さを演算する演算式が下
記の式1を用いる方法である。 AL=(Aa+K1)×(1+f)×k2 (1) 但し A:アズロール長さの演算値 Aa:第1カウント値 K:ホットバー先端・尾端形状による誤差補正値 f :先進率 k:アズロール長さ演算調整係数
【0016】また、本発明によるアズロール長さの演算
方法は、リバース圧延時においては、過去のフォワード
圧延時の圧延実績から、圧下率と先進率の関係を分析
し、この分析結果による関係式と関係式の定数を求める
第1工程と、ホットバー2が圧延機1の圧延ロール3に
噛み込んだことを検出し、噛み込んだ後から前記圧延ロ
ール3の周回距離を第1パルス発生器5にて検出して得
たパルス数を第1カウンタAで第1カウント値Aaとし
てカウントする第2工程と、前記第1工程で求めた関係
式からリバース圧延時の圧下率に対応した先進率を求め
る第3工程と、前記第2工程における第1カウント値A
aを圧延時は常時メモリに格納し、前記第1カウント値
Aaと前記第3工程の演算で求めた先進率からリバース
圧延時におけるアズロール長さを演算する方法であり、
さらに、前記先進率を求める演算式が下記の式2を用い
る方法である。 f=R×K3+K4 (2) 但し R :圧下率〔(H−h)/H)〕 K:ホットバー先端形状補正値 K:調整係数
【0017】
【発明の効果】本発明によるアズロール長さの演算方法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、先進率を実測演算を行
っているので誤差要因の1つである先進率計算誤差が小
さくなる。また、ホットバー先端・尾端の形状による誤
差については補正定数を用いているので最適に設定でき
アズロール長さの演算精度が向上する。この演算精度の
向上によりローラテーブルの駆動制御より精密に行える
ので省エネとホットバーの表面疵の防止が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する圧延機の概要を説明する構成
図である。
【図2】本発明によるアズロール長さの演算方法を実行
するフロー図である。
【図3】図2の続きのフロー図である。
【図4】図3の続きのフロー図である。
【符号の説明】
1 圧延機 2 ホットバー 3 圧延ロール 4 エッジャーロール 5 第1パルス発生器 6 第2パルス発生器 Aa 第1カウント値 Ba 第2カウント値 Ca 第3カウント値

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホットバー(2)が圧延機(1)の圧延ロール
    (3)に噛み込んだことを検出し、噛み込んだ後から前記
    圧延ロール(3)の周回距離を第1パルス発生器(5)で検出
    して得たパルス数を第1カウンターAで第1カウント値
    Aaとしてカウントする第1工程と、前記ホットバー
    (2)が前記圧延機(1)の圧延ロール(3)に噛み込んでロー
    ドセルが荷重を検出し、所定時間経過後からエッジャー
    ロール(4)の周回距離を第2パルス発生器(6)で検出して
    得たパルス数を第2カウンターBで第2カウント値Ba
    としてカウントすると同時に、前記圧延ロール(3)の周
    回距離を前記第1パルス発生器(5)にて検出して得たパ
    ルス数を第3カウンタCで第3カウント値Caとしてカ
    ウントする第2工程と、前記ホットバー(2)が前記圧延
    ロール(3)に噛み込み前記ロードセルが荷重を検出して
    から前記所定時間経過+α時間後、前記第2工程でカウ
    ントした第2カウント値Baをメモリに格納すると共に
    前記第3カウント値Caをメモリに格納して、前記第
    2、第3カウント値Ba、Caからドラフトコンペン
    (DRC)の実測値を演算する第3工程と、前記ドラフ
    トコンペン(DRC)の実測値から演算して先進率を求
    める第4工程と、前記第1工程における前記第1カウン
    ト値Aaを圧延中は常時メモリに格納し、前記第1カウ
    ント値Aaと前記演算で求めた先進率からアズロール長
    さを演算することを特徴とするアズロール長さの演算方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1カウント値Aaと前記演算で求
    めた先進率から前記アズロールの長さを演算する演算式
    が下記の式1であることを特徴とする請求項1記載のア
    ズロール長さの演算方法。 AL=(Aa+K1)×(1+f)×k2 (1) 但し A:アズロール長さの演算値 Aa:第1カウント値 K:ホットバー先端・尾端形状による誤差補正値 f :先進率 k:アズロール長さ演算調整係数
  3. 【請求項3】 リバース圧延時においては、過去のフォ
    ワード圧延時の圧延実績から、圧下率と先進率の関係を
    分析し、この分析結果による関係式と関係式の定数を求
    める第1工程と、ホットバー(2)が圧延機(1)の圧延ロー
    ル(3)に噛み込んだことを検出し、噛み込んだ後から前
    記圧延ロール(3)の周回距離を第1パルス発生器(5)にて
    検出して得たパルス数を第1カウンターで第1カウント
    値Aaとしてカウントする第2工程と、前記第1工程で
    求めた関係式からリバース圧延時の圧下率に対応した先
    進率を求める第3工程と、前記第2工程における第1カ
    ウント値Aaを圧延時は常時メモリに格納し、前記第1
    カウント値Aaと前記第3工程の演算で求めた先進率か
    らリバース圧延時におけるアズロール長さを演算するこ
    とを特徴とするアズロール長さの演算方法。
  4. 【請求項4】 前記先進率を求める演算式が下記の式2
    であることを特徴とする請求項3記載のアズロール長さ
    の演算方法。 f=R×K3+K4 (2) 但し R :圧下率((H−h)/H) K:ホットバー先端形状補正値 K:調整係数
JP9014112A 1997-01-28 1997-01-28 アズロール長さの演算方法 Withdrawn JPH10211511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014112A JPH10211511A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 アズロール長さの演算方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014112A JPH10211511A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 アズロール長さの演算方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10211511A true JPH10211511A (ja) 1998-08-11

Family

ID=11852041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9014112A Withdrawn JPH10211511A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 アズロール長さの演算方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10211511A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8302440B2 (en) Thickness control apparatus of reversing rolling mill
JPH10211511A (ja) アズロール長さの演算方法
JP3942356B2 (ja) リバース式圧延機における板厚制御装置
JP2959426B2 (ja) 伸び率演算方法
JPS6354449B2 (ja)
JPS6064718A (ja) 自動係数演算装置
JPH0685933B2 (ja) 熱間仕上圧延における板厚制御方法
JPH07328718A (ja) 巻取設備の鋼板速度検出方法
JP3129162B2 (ja) タンデム圧延機の板厚制御方法及び装置
JPH0683855B2 (ja) 熱間圧延機に於ける搬送テーブルローラ速度制御方法
JP2541311B2 (ja) 絞り圧延機の管端制御開始点学習方法
JP2650356B2 (ja) 熱間圧延方法
SU1329858A1 (ru) Устройство дл автоматического контрол износа валков стана гор чей прокатки
JP2737310B2 (ja) 継目無鋼管の圧延方法
JPS60199513A (ja) 圧延時における板の蛇行修正制御方法
JPS6264414A (ja) 圧延板変形抵抗の計測方法
JP2667340B2 (ja) 巻取温度制御装置
JPS62124011A (ja) 自動板厚制御装置
JPH05111711A (ja) 圧延機における通板制御方法
JPS591133B2 (ja) 圧延材の長さ測定装置
JPH09257458A (ja) 連続熱間圧延における圧延材接合部板端形状測定方法
JPH08117816A (ja) リトラクトマンドレルミルのバーストリッピング制御方法
JPH04238617A (ja) 最適ロックオン検出装置
JPS63160714A (ja) 圧延機の自動板厚制御方法
JP2012045616A (ja) 圧延機の板厚制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406