JPH10211390A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯兼脱水槽内に簡単に靴を固定して水撥ね
や水撥ね音を低減させ、異常振動を発生させることなく
洗浄することができる洗濯機を提供する。 【解決手段】 外箱２内に弾性吊持された水受け槽１０
に、複数の脱水孔１５が周壁に形成された洗濯兼脱水槽
１４を収納したもので、その洗濯兼脱水槽１４内に、靴
をバンド等を用いて固定した外表面が滑らかな凹凸形状
のボード２１をこのボード２１の外周部に突出させた突
起２８を脱水孔１５に係合させて支持することによっ
て、給水時や洗い時の水撥ねや水撥ね音を小さくしなが
ら、また脱水時に異常振動を発生させることなく靴の洗
浄を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、靴を洗浄するよう
構成した洗濯機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば脱水兼用洗濯機によって靴
を洗浄しようとした場合、靴を洗濯兼脱水槽に直接投入
して洗濯行程及び脱水行程を、衣類等の普通の洗濯を行
うように実行することになる。しかし、靴を洗浄する場
合は、洗濯行程では靴が撹拌体に当たって音が発生した
り、また洗濯行程が終了した後にそのまま脱水行程に移
行すると、靴が槽内の片方側に片寄るなどしてアンバラ
ンス状態となって異常振動が発生してしまう。このた
め、靴を撹拌体に固定するように構成して洗浄を行った
り、洗濯兼脱水槽に固定した籠の中にアンバランス状態
とならないよう靴を入れて洗浄を行ったりすることが考
えられている。しかしながら、このように靴を撹拌体や
洗濯兼脱水槽に取り付けても洗浄中やすすぎを行ってい
る際に水撥ね音が発生したり、水が槽外に撥ね出て洗濯
機周囲を濡らしたりする等する虞があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
洗濯兼脱水槽内に簡単に靴を固定することができると共
に、靴の洗浄においても水撥ねや水撥ね音を低減させる
ようにし、また異常振動を発生させることなく行うこと
ができる洗濯機を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、外箱
内に設けた水受け槽に、複数の脱水孔を周壁に形成した
洗濯兼脱水槽を収納してなる洗濯機において、洗濯兼脱
水槽内に靴を保持したボードを脱水孔に係合して支持す
るよう構成したことを特徴とするものであり、さらに、
ボードは、外表面が滑らかな凹凸形状であることを特徴
とするものであり、さらに、靴は、籠に入れられ該籠を
ボードに取着することにより保持されるものであること
を特徴とするものであり、また、外箱内に設けた水受け
槽に複数の脱水孔を周壁に形成した洗濯兼脱水槽を収納
し、脱水孔に係合して靴を固定したボードを洗濯兼脱水
槽内に支持すると共に、靴を洗浄するために設けられた
靴洗浄コース行程により前記靴を洗浄するよう構成した
ことを特徴とするものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。

【０００６】先ず、第１の実施形態を図１乃至図７によ
り説明する。図１は概略構成を示す縦断面図であり、図
２はボードの斜視図で、図２（ａ）は下面側を示す斜視
図、図２（ｂ）は部分拡大斜視図であり、図３は図２
（ａ）のボードのＡ−Ａ矢方向視の断面図であり、図４
はボードの下面に靴を固定した状態を示す斜視図であ
り、図５は下面に靴を固定したボードの洗濯兼脱水槽へ
の取り付け状態を示す図であり、図６は標準洗濯コース
行程を示す図であり、図７は靴洗浄コース行程を示す図
である。

【０００７】図１乃至図７において、１は洗濯機であ
り、これは外箱２の上端部に図示しない洗濯物出入口を
有するトップカバー３が設けられており、下端部には底
部４隅部に脚部４が設けられている。そしてトップカバ
ー３には、後述する標準洗濯コース行程及び靴洗浄コー
ス行程の実行を制御するコントロール部５が前部に設け
られていると共に、洗濯物等出入口を開閉する外蓋６が
設けられている。またトップカバー３の後部には図示し
ない給水ホースを接続する注水口７が設けられ、この注
水口７の下流側に給水弁８が設けられている。

【０００８】そして外箱２の内部には、弾性吊持機構９
によって水受け槽１０が弾性吊持されており、この水受
け槽１０の上端部分には洗濯物等の出し入れを行うため
の内開口を有する槽カバー１１が固定されていて、この
槽カバー１１には内開口を開閉する内槽蓋１２が取着さ
れている。また水受け槽１０内には上端部分にバランス
リング１３が設けられた洗濯兼脱水槽１４が回転可能に
収納されており、洗濯兼脱水槽１４の周壁には多数の脱
水孔１５が穿設されていると共にリントフィルタ部１６
が設けられており、さらに内底部には撹拌体１７が配設
されている。なお、内槽蓋１２は前部に開閉する際の手
掛け用のハンドル１８が設けられ、後部に給水弁８から
の水を洗濯兼脱水槽１４内に多数形成された図示しない
注水孔を通じて供給する水受け部１９が設けられてい
る。

【０００９】また、洗濯兼脱水槽１４内には靴２０を固
定して洗浄するためのボード２１が着脱可能に設けられ
ている。このボード２１は、多数の貫通孔２２が設けら
れるよう格子組み状に成形されたポリプロピレン製の直
径が洗濯兼脱水槽１４の内径に略等しい略円板状のもの
で、外周縁部分２３及び直径方向横断部分２４等を除き
表面全体に滑らかな複数の凹凸形状を有するものとなっ
ており、また一部を切り欠くことでリントフィルタ逃げ
部２５が形成されている。さらにボード２１は、外周部
にＬ字状の切り込み２６とこの切り込み２６により形成
された片部２７の先端から外方に突出する突起２８とを
有する複数の係合部２９が形成されており、各係合部２
９の突起２８を対応する洗濯兼脱水槽１４の周壁の脱水
孔１５に係合させることで支持される。

【００１０】またボード２１は、横断部分２４の下面側
に直径方向の溝３０が形成され薄肉断面となってヒンジ
が形成され、両矢印Ｂの方向に２つ折りできるようにな
っている。またさらに、ボード２０には溝３０に沿って
両側に靴２０の片方がそれぞれ２本の固定バンド３１に
より固定できるよう長孔３２が形成されている。なお、
固定バンド３１は片端に係止具３３を有し、これに他端
側を挿通させ係合させることで容易に係止でき、係止具
３３と他端側の係合を解除することで簡単に係止解除が
行える公知の構成となっている。また長孔３２は靴２０
の大きさ等により選択することで確実な固定が行えるよ
う少なくとも２段階調節ができる位置に形成されてお
り、少なくとも溝３０に沿って両側に３対ずつ形成され
ている。

【００１１】一方、水受け槽１０の外底部にはモータ３
４と、このモータ３４の回転力を洗濯兼脱水槽１４及び
撹拌体１７に伝達する機構部３５が配設されており、さ
らに排水弁３６及び排水ホース３７等が配設されてい
る。そして機構部３５は洗濯兼脱水槽１４及び撹拌体１
７に対する回転力の伝達切換えをするクラッチ機構や、
洗濯兼脱水槽１４の制動及び制動解除をするブレーキ装
置等を有して構成されている。

【００１２】ここで、機構部３５のクラッチ機構及びブ
レーキ装置と排水弁３６とは、標準洗濯コース行程や靴
洗浄コース行程における洗いやためすすぎの時に、排水
弁３６を閉止して洗濯兼脱水槽１４を静止させた状態
で、撹拌体１７にモータ３４の回転力が伝達され、脱水
時に排水弁３６が開放して撹拌体１７及び洗濯兼脱水槽
１４にモータ３４の回転力が伝達される関係となってい
る。そして洗いやためすすぎ時には撹拌体１７を正逆回
転させ、槽内部に入れられた洗濯物あるいは靴２０を槽
内を流れる洗濯水によって洗い等が行われるようになっ
ている。また脱水時には撹拌体１７及び洗濯兼脱水槽１
４とを共に高速回転させることによって脱水が行われる
ようになっている。なお、シャワーすすぎは排水弁３６
を開放し、撹拌体１７及び洗濯兼脱水槽１４を静止させ
た状態で水を注ぐようにして行われる。

【００１３】また、コントロール部５による制御によっ
て実行される標準洗濯コース行程と靴洗浄コース行程
は、図６及び図７に示すようになっている。すなわち、
標準洗濯コース行程は、順に洗濯兼脱水槽１４内に水受
け部１９を介し所定水量の水を供給する給水行程、洗剤
を投入して作られた洗濯水に洗濯物を入れて１．２秒間
オン−１．０秒間オフの時限で繰り返し８分間継続する
洗い行程、その後の洗濯水を排出する排水行程、続いて
の４分間の脱水行程、そして脱水された洗濯物に水受け
部１９の注水孔を通じて散水するように行う第１のシャ
ワーすすぎ行程、さらに注水を止めて第１のシャワーす
すぎ行程を終了した後にこの前行程と同様の第２のシャ
ワーすすぎ行程を行う。さらに続けて、洗濯兼脱水槽１
４内に水を供給する給水行程、給水された水を溜めたま
まの状態で３分間のすすぎを行うためすすぎ行程、その
後にすすぎ水を排出する排水行程、５分間の最終脱水行
程を経て全行程が終了するようになっている。

【００１４】また一方、靴洗浄コース行程は、順に洗濯
兼脱水槽１４内に水受け部１９を介し所定水量の水を供
給する給水行程、洗剤を投入して作られた洗濯水中に靴
２０がつかるようにして強水流で１．８秒間オン−０．
８秒間オフの時限で繰り返し５分間継続する洗い行程、
その後の洗濯水を排出する排水行程、続いての３分間の
脱水行程、そして洗濯兼脱水槽１４内に再び水を供給す
る給水行程、給水された水を溜めたままの状態で３分間
のすすぎを行うためすすぎ行程、その後にすすぎ水を排
出する排水行程、３分間の最終脱水行程を経て全行程が
終了するようになっている。

【００１５】そして、靴洗浄を行う場合にはボード２１
の下面に靴２０を、所定位置の長孔３２を選択して固定
バンド３１により固定する。続いてヒンジとなる溝３０
でボード２１を２つ折りするようにしながら、洗濯兼脱
水槽１４内に挿入した後に広げながら周壁に形成された
脱水孔１５にボード２１の突起２８を係合し、靴２０が
撹拌体１７に対し適正距離を間に設けて対向するよう水
平にボード２１を固定する。その後、コントロール部５
で靴洗浄コース行程を選択し、図７に示す行程での洗浄
を行う。

【００１６】先ず給水行程が開始され、水受け部１９か
ら洗濯兼脱水槽１４内へ水が供給されると、水はボード
２１の上面の格子状で滑らかな複数の凹凸形状に当たり
力が分散されて水撥ねが少なくなり、小さな水撥ね音を
発てながら槽内に拡散してボード２１に固定された靴２
０が浸るように水が溜まる。そして、洗剤が投入され洗
濯兼脱水槽１４内に洗濯水が形成され洗い行程に入り、
撹拌体１７による洗濯水の撹拌が起こって靴２０の洗い
が行われる。この時、撹拌された洗濯水がボード２１に
ぶち当たり、また撥ねた水が再びボード２１にぶち当た
るが、ボード２１の表面が滑らかな複数の凹凸形状とな
っているために、給水時と同様にボード２１に当たる力
が分散され弱められて水撥ねが少なくなり、発生する水
撥ね音等も小さなものとなる。

【００１７】さらに所定の洗い行程が終了した後に排水
行程が行われ、続いて脱水行程が行われる。この脱水行
程では、洗濯兼脱水槽１４内に水平に支持されたボード
２１に靴２０が確実に固定されているため、槽内を靴２
０が移動し片寄ることもなくなってバランスがよい、異
常振動の発生しない状態での脱水が行われる。そして給
水行程で再び洗濯兼脱水槽１４内に給水が行われ、ため
すすぎ行程が行われる。その後に最終脱水行程を経て靴
２０の洗浄が終了し、洗濯兼脱水槽１４からボード２１
を外しボード２１から靴２０を取り外す。これらの行程
においても前の各行程と同様に、水が当たってもボード
２１の表面が滑らかな凹凸形状であるので小さい音しか
発生しなくなり、またボード２１に靴２０が固定されて
いるので異常振動を生じなくなる。

【００１８】次に第２の実施形態を図８乃至図１０によ
り説明する。図８は下面に靴を固定したボードの洗濯兼
脱水槽への取り付け状態を示す図であり、図９は籠の斜
視図であり、図１０は籠を取着したボードの上面図であ
る。なお、第１の実施形態とは靴をボードに固定する構
成が異なるのみで、第１の実施形態と同一部分には同一
符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明す
る。

【００１９】図８乃至図１０において、４１は靴２０を
固定し洗濯兼脱水槽１４内に着脱可能に取り付けて洗浄
するためのボードである。このボード４１は、多数の貫
通孔２２が設けられるよう格子組み状に成形されたポリ
プロピレン製の直径が洗濯兼脱水槽１４の内径に略等し
い略円板状のもので、外周縁部分２３及び直径方向横断
部分２４等を除き表面全体に滑らかな複数の凹凸形状を
有するものとなっている。さらにボード２１は、外方に
突出する突起２８を有する複数の係合部２９が外周部に
形成されており、各突起２８を対応する脱水孔１５に係
合させることで支持され洗濯兼脱水槽１４内に着脱可能
に取り付けられる。

【００２０】またボード２１は、下面側に直径方向のヒ
ンジを構成する溝３０が形成されており、溝３０の両側
の対称位置にはそれぞれ４つの長孔４２が形成されてい
る。そして長孔４２は片側の４つを組とし、これらの長
孔４２に靴２０の片足を収納した籠４３の吊り部４４を
引っ掛けるように吊し取り付けるためのもので、溝３０
の両側に籠４３をそれぞれ吊すことで１足の靴２０をボ
ード４１に固定することができる。このように靴２０を
ボード４１に固定するための籠４３は合成樹脂材料によ
る一体成形によって方形箱状に形成されたもので、その
側壁部及び底部には多数の貫通孔４５が形成されていて
洗濯水が内外間を自由に流れるようになっている。また
籠４３をボード４１に吊すための吊り部４４は、開口縁
の短辺上に鉤手状に立設するよう一体成形されている。

【００２１】このように構成されているので、靴洗浄を
行う場合には２つの籠４３に靴２０を片足分ずつ収納し
ボード４１の下面に吊す。続いてヒンジとなる溝３０で
ボード４１を２つ折りするようにしながら、洗濯兼脱水
槽１４内に挿入した後に広げながら周壁に形成された脱
水孔１５にボード４１の突起２８を係合し、靴２０を収
納した籠４３を図示しない撹拌体に対し適正距離を間に
設けて対向するよう水平にボード４１を固定する。その
後、第１の実施形態と同様に構成された靴洗浄コース行
程を選択して洗浄を行う。

【００２２】運転の開始にともない給水行程から順に、
洗い行程、排水行程、脱水行程、給水行程、ためすすぎ
行程、排水行程、最終脱水行程が実行され靴２０の洗浄
が終了する。各行程が終了した後、洗濯兼脱水槽１４か
らボード４１を外し、ボード４１から靴２０を取り外
す。そして各行程が実行されることで第１の実施形態と
同様に、ボード４１の表面が滑らかな複数の凹凸形状と
なっているため、給水行程や洗い行程、ためすすぎ行程
では水撥ねが少なく、水撥ね音は小さなものとなり、ま
た脱水行程では、ボード４１の下面に吊した籠４３の中
に収納することで靴２０をボード４１に固定することに
なるため、脱水運転中に靴２０が槽内を移動し片寄るこ
ともないので良好なバランス状態が保持され、異常振動
が発生しない。

【００２３】尚、上記の各実施形態においてはボード２
１，４１を靴洗浄コース行程を有する洗濯機の洗濯兼脱
水槽１４に取り付けて靴２０を洗浄する場合を説明した
が、衣類を洗濯する標準洗濯コース行程等で靴２０の洗
浄を行ってもよく、また靴洗浄コース行程のない洗濯機
の洗濯兼脱水槽にボード２１，４１を取り付けること
で、衣類を洗濯する標準洗濯コース行程等により靴２０
の洗浄を行うことができる。

【００２４】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、洗濯兼脱水槽の脱水孔に靴を固定したボードを係合
して支持する構成としたことにより、洗濯兼脱水槽にボ
ード支持構造を設けることなく簡単に靴を固定すること
ができると共に、靴の洗浄を水撥ねや水撥ね音を少なく
するようにして、また異常振動を発生させることなく行
うことができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態の概略構成を示す縦断
面図である。

【図２】本発明の第１の実施形態に係るボードの斜視図
で、図２（ａ）は下面側を示す斜視図、図２（ｂ）は部
分拡大斜視図である。

【図３】図２（ａ）のボードのＡ−Ａ矢方向視の断面図
である。

【図４】本発明の第１の実施形態におけるボードの下面
に靴を固定した状態を示す斜視図である。

【図５】本発明の第１の実施形態における下面に靴を固
定したボードの洗濯兼脱水槽への取り付け状態を示す図
である。

【図６】本発明の第１の実施形態に係る標準洗濯コース
行程を示す図である。

【図７】本発明の第１の実施形態に係る靴洗浄コース行
程を示す図である。

【図８】本発明の第２の実施形態における下面に靴を固
定したボードの洗濯兼脱水槽への取り付け状態を示す図
である。

【図９】本発明の第２の実施形態に係る籠の斜視図であ
る。

【図１０】本発明の第２の実施形態に係る籠を取着した
ボードの上面図である。

【符号の説明】

２…外箱 １０…水受け槽 １４…洗濯兼脱水槽 １５…脱水孔 ２０…靴 ２１，４１…ボード ２８…突起 ２９…係合部 ３１…バンド ４３…籠

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 外箱内に設けた水受け槽に、複数の脱水
   孔を周壁に形成した洗濯兼脱水槽を収納してなる洗濯機
   において、前記洗濯兼脱水槽内に靴を保持したボードを
   前記脱水孔に係合して支持するよう構成したことを特徴
   とする洗濯機。
2. 【請求項２】 ボードは、外表面が滑らかな凹凸形状で
   あることを特徴とする請求項１記載の洗濯機。
3. 【請求項３】 靴は、籠に入れられ該籠をボードに取着
   することにより保持されるものであることを特徴とする
   請求項１記載の洗濯機。
4. 【請求項４】 外箱内に設けた水受け槽に複数の脱水孔
   を周壁に形成した洗濯兼脱水槽を収納し、前記脱水孔に
   係合して靴を固定したボードを前記洗濯兼脱水槽内に支
   持すると共に、靴を洗浄するために設けられた靴洗浄コ
   ース行程により前記靴を洗浄するよう構成したことを特
   徴とする洗濯機。