JPH10210749A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
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- JPH10210749A JPH10210749A JP720297A JP720297A JPH10210749A JP H10210749 A JPH10210749 A JP H10210749A JP 720297 A JP720297 A JP 720297A JP 720297 A JP720297 A JP 720297A JP H10210749 A JPH10210749 A JP H10210749A
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- voltage
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電圧安定化回路の電力損失を減らし、小型の
素子を使用可能にし、電源回路を小型化する。 【解決手段】 端子1よりDC8〜40VまたはAC6〜30V
を入力し、ACはブリッジ回路2で整流しコンデンサC1で
平滑し一次電圧を出力する。第1電圧安定化回路3で
約7Vに安定化し、昇圧回路4で昇圧しダイオード5で
整流し約14Vを出力する。一次電圧を第2電圧安定化
回路6で約15Vにし、ダイオード7を介し出力する。こ
れにより、制御回路8は一次電圧が14V以下ならダイ
オード5よりの電流、一次電圧が15V以上ならダイオ
ード7よりの電流で動作し、FET9のオン・オフ駆動
に必要な約10Vのスイッチングパルスを生成しFETを
駆動する。FETでトランス10に印加される一次電圧
をスイッチングし、二次巻線の誘起電圧をダイオード11
で整流し負荷に供給する。
素子を使用可能にし、電源回路を小型化する。 【解決手段】 端子1よりDC8〜40VまたはAC6〜30V
を入力し、ACはブリッジ回路2で整流しコンデンサC1で
平滑し一次電圧を出力する。第1電圧安定化回路3で
約7Vに安定化し、昇圧回路4で昇圧しダイオード5で
整流し約14Vを出力する。一次電圧を第2電圧安定化
回路6で約15Vにし、ダイオード7を介し出力する。こ
れにより、制御回路8は一次電圧が14V以下ならダイ
オード5よりの電流、一次電圧が15V以上ならダイオ
ード7よりの電流で動作し、FET9のオン・オフ駆動
に必要な約10Vのスイッチングパルスを生成しFETを
駆動する。FETでトランス10に印加される一次電圧
をスイッチングし、二次巻線の誘起電圧をダイオード11
で整流し負荷に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源回路に係り、C
CD(電荷結合素子)を用いたテレビジョンカメラ等の
装置に内蔵され、入力電圧が高いときの電力損失を低減
するものに関する。
CD(電荷結合素子)を用いたテレビジョンカメラ等の
装置に内蔵され、入力電圧が高いときの電力損失を低減
するものに関する。
【0002】
【従来の技術】CCDを用いたテレビジョンカメラ等の
電源回路には、例えば、DC8V〜40VまたはAC6V
〜30Vを整流した電圧をスイッチング式電源回路で12V
の定電圧にし、負荷回路に供給するようにしたものがあ
り、スイッチング素子にスイッチングロスの小さいFE
T(電界効果トランジスタ)を使用し、このFETをD
C約3.5 V〜20Vで動作する制御回路(IC)で制御す
るように構成したものがある。しかし、FETはスイッ
チングロスが少ないという利点を有する反面、駆動電圧
に約10Vが必要なため、10V以下でも使用できるように
昇圧回路を内蔵した制御回路(IC)が用いられる。し
かし、制御回路の動作電圧は上述のように約3.5 V〜20
Vのため、前段に電圧安定化回路を設け、電源電圧を20
V以下の電圧に安定化して供給している。
電源回路には、例えば、DC8V〜40VまたはAC6V
〜30Vを整流した電圧をスイッチング式電源回路で12V
の定電圧にし、負荷回路に供給するようにしたものがあ
り、スイッチング素子にスイッチングロスの小さいFE
T(電界効果トランジスタ)を使用し、このFETをD
C約3.5 V〜20Vで動作する制御回路(IC)で制御す
るように構成したものがある。しかし、FETはスイッ
チングロスが少ないという利点を有する反面、駆動電圧
に約10Vが必要なため、10V以下でも使用できるように
昇圧回路を内蔵した制御回路(IC)が用いられる。し
かし、制御回路の動作電圧は上述のように約3.5 V〜20
Vのため、前段に電圧安定化回路を設け、電源電圧を20
V以下の電圧に安定化して供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記電圧安定
化回路は、上述のように入力電圧が40Vにもなる場合が
あり、出力電圧との差が大きくなるため、比較的大型の
素子を用いる必要があり、放熱に留意しなければなら
ず、小型化する上での難点となっていた。本発明はこの
ような点に鑑み、制御回路(IC)の前段に設ける電圧
安定化回路の消費電力を小さくし、電源回路の小型化を
容易にすることにある。
化回路は、上述のように入力電圧が40Vにもなる場合が
あり、出力電圧との差が大きくなるため、比較的大型の
素子を用いる必要があり、放熱に留意しなければなら
ず、小型化する上での難点となっていた。本発明はこの
ような点に鑑み、制御回路(IC)の前段に設ける電圧
安定化回路の消費電力を小さくし、電源回路の小型化を
容易にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、制御回路よりの信号でスイッチング素子を
駆動し、一次電圧をスイッチングしてトランスの一次巻
線に印加し、二次巻線に発生する電圧を整流して直流電
圧を出力するものにおいて、前記一次電圧を所要の電圧
に安定化する第1電圧安定化回路と、第1電圧安定化回
路よりの電圧を昇圧し、前記制御回路をスイッチング素
子を駆動するように作動させるに必要な第1の電圧と
し、第1ダイオードを介し前記制御回路に供給する昇圧
回路と、前記一次電圧を第1の電圧より高い第2の電圧
に安定化し第2ダイオードを介し制御回路に供給する第
2電圧安定化回路とを設け、前記一次電圧が所要の電圧
より低い場合は昇圧回路よりの電圧で制御回路を作動さ
せ、一次電圧が所要の電圧より高い場合は第2電圧安定
化回路よりの電圧で制御回路を作動させるようにした電
源回路を提供するものである。
決するため、制御回路よりの信号でスイッチング素子を
駆動し、一次電圧をスイッチングしてトランスの一次巻
線に印加し、二次巻線に発生する電圧を整流して直流電
圧を出力するものにおいて、前記一次電圧を所要の電圧
に安定化する第1電圧安定化回路と、第1電圧安定化回
路よりの電圧を昇圧し、前記制御回路をスイッチング素
子を駆動するように作動させるに必要な第1の電圧と
し、第1ダイオードを介し前記制御回路に供給する昇圧
回路と、前記一次電圧を第1の電圧より高い第2の電圧
に安定化し第2ダイオードを介し制御回路に供給する第
2電圧安定化回路とを設け、前記一次電圧が所要の電圧
より低い場合は昇圧回路よりの電圧で制御回路を作動さ
せ、一次電圧が所要の電圧より高い場合は第2電圧安定
化回路よりの電圧で制御回路を作動させるようにした電
源回路を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による電源回路では、一次
電圧を第1電圧安定化回路で所要の電圧に安定化し、こ
の電圧を昇圧回路で昇圧して第1の電圧とし、第1ダイ
オードを介して制御回路に供給し、また、前記一次電圧
を第1電圧安定化回路で第1の電圧より高い第2の電圧
に安定化し、第2ダイオードを介して前記制御回路に供
給し、制御回路よりの信号でFET等をオン・オフ駆動
し、一次電圧をスイッチングしてトランスの一次巻線に
印加し、二次巻線に発生する電圧を整流して直流電圧を
出力する。これにより、制御回路は、前記一次電圧が所
要の電圧より低い場合は昇圧回路よりの電圧で動作し、
一次電圧が所要の電圧より高い場合は第2電圧安定化回
路よりの電圧で動作する。
電圧を第1電圧安定化回路で所要の電圧に安定化し、こ
の電圧を昇圧回路で昇圧して第1の電圧とし、第1ダイ
オードを介して制御回路に供給し、また、前記一次電圧
を第1電圧安定化回路で第1の電圧より高い第2の電圧
に安定化し、第2ダイオードを介して前記制御回路に供
給し、制御回路よりの信号でFET等をオン・オフ駆動
し、一次電圧をスイッチングしてトランスの一次巻線に
印加し、二次巻線に発生する電圧を整流して直流電圧を
出力する。これにより、制御回路は、前記一次電圧が所
要の電圧より低い場合は昇圧回路よりの電圧で動作し、
一次電圧が所要の電圧より高い場合は第2電圧安定化回
路よりの電圧で動作する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による電源回路
の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による電源回
路の一実施例の要部接続図である。図において、1は入
力端子で、例えば、AC6V〜30V、またはDC8V〜
40Vを入力する。2は4本のダイオードで構成したブリ
ッジ整流回路で、端子1に接続された電源が直流の場合
は2本のダイオードを介して通過させ、交流の場合は全
波(ブリッジ)整流し、コンデンサC1で平滑して出力す
る(一次電圧)。3は第1電圧安定化回路で、ブリッ
ジ整流回路2よりの電圧を、例えば、7Vに安定化して
出力する。4は昇圧回路で、第1電圧安定化回路3より
の電圧を、例えば、前記7Vを基に交流電圧を発生せし
め、ダイオード5で整流し、約14Vの直流電圧を得る。
6は第2電圧安定化回路で、ブリッジ整流回路2よりの
電圧を、例えば、15Vに安定化し、逆流防止用のダイオ
ード7を介して出力する。8は制御回路で、IC(集積
回路)等で構成され、一次電圧が約14以下の場合はダ
イオード5を介して供給される電圧、また、一次電圧
が約15V以上の場合はダイオード7を介し第2電圧安定
化回路6より供給される電圧で動作し、スイッチング素
子9、例えば、FETをオン・オフ駆動するためのスイ
ッチングパルスを生成する。FET9は、制御回路8よ
り抵抗器R1を介しゲート電極に印加されるスイッチング
パルスでオン・オフ動作し、トランス10の一次巻線に印
加される一次電圧をスイッチングし、二次巻線に交流
電圧を誘起する。11はダイオードで、トランス10の二次
巻線の電圧を整流し、コンデンサC2で平滑し、DC約12
Vを出力する。12は過電圧保護用トランジスタで、FE
T9のソース電極〜接地間に介挿された抵抗器R3に生じ
る電圧を抵抗器R4を介して入力し、増幅し、抵抗器R5を
介し制御回路8に帰還し、抵抗器R3の電圧が所要電圧以
上に上昇した場合に制御回路8の動作を停止させる。
の実施例を詳細に説明する。図1は本発明による電源回
路の一実施例の要部接続図である。図において、1は入
力端子で、例えば、AC6V〜30V、またはDC8V〜
40Vを入力する。2は4本のダイオードで構成したブリ
ッジ整流回路で、端子1に接続された電源が直流の場合
は2本のダイオードを介して通過させ、交流の場合は全
波(ブリッジ)整流し、コンデンサC1で平滑して出力す
る(一次電圧)。3は第1電圧安定化回路で、ブリッ
ジ整流回路2よりの電圧を、例えば、7Vに安定化して
出力する。4は昇圧回路で、第1電圧安定化回路3より
の電圧を、例えば、前記7Vを基に交流電圧を発生せし
め、ダイオード5で整流し、約14Vの直流電圧を得る。
6は第2電圧安定化回路で、ブリッジ整流回路2よりの
電圧を、例えば、15Vに安定化し、逆流防止用のダイオ
ード7を介して出力する。8は制御回路で、IC(集積
回路)等で構成され、一次電圧が約14以下の場合はダ
イオード5を介して供給される電圧、また、一次電圧
が約15V以上の場合はダイオード7を介し第2電圧安定
化回路6より供給される電圧で動作し、スイッチング素
子9、例えば、FETをオン・オフ駆動するためのスイ
ッチングパルスを生成する。FET9は、制御回路8よ
り抵抗器R1を介しゲート電極に印加されるスイッチング
パルスでオン・オフ動作し、トランス10の一次巻線に印
加される一次電圧をスイッチングし、二次巻線に交流
電圧を誘起する。11はダイオードで、トランス10の二次
巻線の電圧を整流し、コンデンサC2で平滑し、DC約12
Vを出力する。12は過電圧保護用トランジスタで、FE
T9のソース電極〜接地間に介挿された抵抗器R3に生じ
る電圧を抵抗器R4を介して入力し、増幅し、抵抗器R5を
介し制御回路8に帰還し、抵抗器R3の電圧が所要電圧以
上に上昇した場合に制御回路8の動作を停止させる。
【0007】次に、本発明による電源回路の動作を説明
する。図2は図1にブロックで示した部分を具体化した
ものであり、この図を用いて説明する。なお、図3およ
び図4は共に図1の第2電圧安定化回路6の他の実施例
である。
する。図2は図1にブロックで示した部分を具体化した
ものであり、この図を用いて説明する。なお、図3およ
び図4は共に図1の第2電圧安定化回路6の他の実施例
である。
【0008】図2において、NPN型トランジスタ21、
抵抗器22、ツェナダイオード23およびコンデンサ24で図
1の第1電圧安定化回路3を構成する。一次電圧はト
ランジスタ21のコレクタおよび抵抗器22の一端に印加さ
れ、抵抗器22の他端はトランジスタ21のベースおよびツ
ェナダイオード23のカソードに接続される。トランジス
タ21のベース電圧はツェナダイオード23のツェナ電圧
(約7.7 V)となり、このツェナ電圧からベース・エミ
ッタ電圧(Vbe)を差し引いた電圧(約7V)がエミッ
タより出力される。従って、一次電圧が約7Vまで低
下しても安定した電圧(約7V)される。コンデンサ24
はツェナダイオード23の電圧を安定にする。
抵抗器22、ツェナダイオード23およびコンデンサ24で図
1の第1電圧安定化回路3を構成する。一次電圧はト
ランジスタ21のコレクタおよび抵抗器22の一端に印加さ
れ、抵抗器22の他端はトランジスタ21のベースおよびツ
ェナダイオード23のカソードに接続される。トランジス
タ21のベース電圧はツェナダイオード23のツェナ電圧
(約7.7 V)となり、このツェナ電圧からベース・エミ
ッタ電圧(Vbe)を差し引いた電圧(約7V)がエミッ
タより出力される。従って、一次電圧が約7Vまで低
下しても安定した電圧(約7V)される。コンデンサ24
はツェナダイオード23の電圧を安定にする。
【0009】コイル25は制御回路8内の回路とで図1の
昇圧回路4を構成する。トランジスタ21よりの電圧は制
御回路8およびコイル25に印加され、トランジスタ21よ
りの電圧(約7V)を基に所要の交流電圧を発生せし
め、ダイオード5で整流し、約14Vの直流電圧とし制御
回路8のスイッチングパルス生成回路に供給する。ま
た、抵抗器26とツェナダイオード27とで図1の第2電圧
安定化回路6を構成する。一次電圧は抵抗器26を介し
ツェナダイオード27(ツェナ電圧約15V)に印加され、
一次電圧が約15V以上ある場合に安定化した電圧15V
を出力し、逆流阻止用ダイオード7を介し制御回路8の
スイッチングパルス生成回路に供給する。
昇圧回路4を構成する。トランジスタ21よりの電圧は制
御回路8およびコイル25に印加され、トランジスタ21よ
りの電圧(約7V)を基に所要の交流電圧を発生せし
め、ダイオード5で整流し、約14Vの直流電圧とし制御
回路8のスイッチングパルス生成回路に供給する。ま
た、抵抗器26とツェナダイオード27とで図1の第2電圧
安定化回路6を構成する。一次電圧は抵抗器26を介し
ツェナダイオード27(ツェナ電圧約15V)に印加され、
一次電圧が約15V以上ある場合に安定化した電圧15V
を出力し、逆流阻止用ダイオード7を介し制御回路8の
スイッチングパルス生成回路に供給する。
【0010】これにより、一次電圧が約14Vより低い
場合、ダイオード7よりの電圧(一次電圧から抵抗器
26のドロップ分(α)を差し引いた電圧、=14V−α)
はダイオード5からの電圧(約14V)より低くなり、ダ
イオード7には電流が流れず、制御回路8はダイオード
5からの電流で動作するものとなる。すなわち、第2電
圧安定化回路6は動作を停止する。そして、一次電圧
が約15Vより高い場合、ダイオード5よりの電圧(約14
V)に比べてダイオード7よりの電圧(約15V)が高い
のでダイオード5には電流が流れず、制御回路8はダイ
オード7からの電流で動作するものとなり、昇圧回路4
は動作を停止し、第1電圧安定化回路3の出力電流が約
2分の1に低減する。従って、第1電圧安定化回路3の
消費電力は一次電圧が約14Vのとき最大で、これ以上
の入力電圧を考慮する必要がなく、トランジスタ21に消
費電力の大きいものを使用する必要がなくなり、あるい
は放熱装置を小型化できる。
場合、ダイオード7よりの電圧(一次電圧から抵抗器
26のドロップ分(α)を差し引いた電圧、=14V−α)
はダイオード5からの電圧(約14V)より低くなり、ダ
イオード7には電流が流れず、制御回路8はダイオード
5からの電流で動作するものとなる。すなわち、第2電
圧安定化回路6は動作を停止する。そして、一次電圧
が約15Vより高い場合、ダイオード5よりの電圧(約14
V)に比べてダイオード7よりの電圧(約15V)が高い
のでダイオード5には電流が流れず、制御回路8はダイ
オード7からの電流で動作するものとなり、昇圧回路4
は動作を停止し、第1電圧安定化回路3の出力電流が約
2分の1に低減する。従って、第1電圧安定化回路3の
消費電力は一次電圧が約14Vのとき最大で、これ以上
の入力電圧を考慮する必要がなく、トランジスタ21に消
費電力の大きいものを使用する必要がなくなり、あるい
は放熱装置を小型化できる。
【0011】図3は図1の第2電圧安定化回路6をNP
N型トランジスタ31、抵抗器32、ツェナダイオード33お
よびコンデンサ34で構成した例で、ツェナダイオード33
にツェナ電圧が約15Vのものを使用する。この回路の動
作は図2のトランジスタ21〜コンデンサ24で構成した回
路の動作と同じであるので説明を省く。また、図4は第
2電圧安定化回路6を電圧安定化集積回路(IC)41で
構成した例で、一次電圧を約15Vに安定化して出力す
る。なお、上記では第1電圧安定化回路3は図2のトラ
ンジスタ21〜コンデンサ24で構成した回路例のみを示し
たが、第2電圧安定化回路6と同様の構成で実施可能で
あることは言うまでもない。
N型トランジスタ31、抵抗器32、ツェナダイオード33お
よびコンデンサ34で構成した例で、ツェナダイオード33
にツェナ電圧が約15Vのものを使用する。この回路の動
作は図2のトランジスタ21〜コンデンサ24で構成した回
路の動作と同じであるので説明を省く。また、図4は第
2電圧安定化回路6を電圧安定化集積回路(IC)41で
構成した例で、一次電圧を約15Vに安定化して出力す
る。なお、上記では第1電圧安定化回路3は図2のトラ
ンジスタ21〜コンデンサ24で構成した回路例のみを示し
たが、第2電圧安定化回路6と同様の構成で実施可能で
あることは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による電
源回路によれば、制御回路(IC)の前段に設ける電圧
安定化回路の消費電力を小さくできるので、電圧安定化
回路の主素子に小型のものを使用することが可能とな
り、電源回路の小型化が容易になり、放熱装置も小型に
できる有用なものである。
源回路によれば、制御回路(IC)の前段に設ける電圧
安定化回路の消費電力を小さくできるので、電圧安定化
回路の主素子に小型のものを使用することが可能とな
り、電源回路の小型化が容易になり、放熱装置も小型に
できる有用なものである。
【図1】本発明による電源回路の一実施例の要部ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明による電源回路の一実施例の要部接続図
である。
である。
【図3】本発明による電源回路の他の実施例の部分接続
図である。
図である。
【図4】本発明による電源回路の他の実施例の部分接続
図である。
図である。
1 入力端子 2 ブリッジ整流回路 3 第1電圧安定化回路 4 昇圧回路 5、7、11 ダイオード 6 第2電圧安定化回路 8 制御回路 9 FET 10 トランス 12、21、31 トランジスタ 23、27、33 ツェナダイオード 25 コイル R1〜R6、22、26、32 抵抗器 C1、C2、24、34 コンデンサ 41 電圧安定化集積回路 一次電圧
Claims (5)
- 【請求項1】 制御回路よりの信号でスイッチング素子
を駆動し、一次電圧をスイッチングしてトランスの一次
巻線に印加し、二次巻線に発生する電圧を整流して直流
電圧を出力するものにおいて、前記一次電圧を所要の電
圧に安定化する第1電圧安定化回路と、第1電圧安定化
回路よりの電圧を昇圧して第1の電圧とし第1ダイオー
ドを介し前記制御回路に供給する昇圧回路と、前記一次
電圧を第1の電圧より高い第2の電圧に安定化し第2ダ
イオードを介し制御回路に供給する第2電圧安定化回路
とを設け、前記一次電圧が所要の電圧より低い場合は昇
圧回路よりの電圧で制御回路を作動させ、一次電圧が所
要の電圧より高い場合は第2電圧安定化回路よりの電圧
で制御回路を作動させるようにした電源回路。 - 【請求項2】 前記スイッチング素子は第1電界効果ト
ランジスタで構成され、前記第1の電圧を、前記制御回
路を第1電界効果トランジスタを駆動するように作動さ
せるに必要な電圧に設定した請求項1記載の電源回路。 - 【請求項3】 前記第2電圧安定化回路は、前記一次電
圧源および第2ダイオードの間に接続した第1抵抗器
と、第1抵抗器と第2ダイオードとの接続点および接地
の間に接続した第1ツェナダイオードとから構成した請
求項1または請求項2記載の電源回路。 - 【請求項4】 前記第2電圧安定化回路は、前記一次電
圧源および第2ダイオードの間にトランジスタのコレク
タ電極およびエミッタ電極を接続し、一次電圧源および
接地の間に第2抵抗器および第2ツェナダイオードを直
列に接続し、第2抵抗器と第2ツェナダイオードとの接
続点に前記トランジスタのベース電極を接続してなる請
求項1または請求項2記載の電源回路。 - 【請求項5】 前記第2電圧安定化回路は、電圧安定化
回路を形成した集積回路の入力端子を前記一次電圧源に
接続し、出力端子を第2ダイオードに接続し、接地端子
を接地に接続してなる請求項1または請求項2記載の電
源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP720297A JPH10210749A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP720297A JPH10210749A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10210749A true JPH10210749A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11659452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP720297A Pending JPH10210749A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10210749A (ja) |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP720297A patent/JPH10210749A/ja active Pending
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