JPH10210639A - バスダクト設置構造 - Google Patents

バスダクト設置構造

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JPH10210639A
JPH10210639A JP966497A JP966497A JPH10210639A JP H10210639 A JPH10210639 A JP H10210639A JP 966497 A JP966497 A JP 966497A JP 966497 A JP966497 A JP 966497A JP H10210639 A JPH10210639 A JP H10210639A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスダクトの接続部分におけるカバー部材の
ケースアースを極めて容易に行うことができ、かつ電気
的安全性を有するバスダクト設置構造を得ること。 【解決手段】 バスダクトユニットの接続部分におい
て、バスダクトユニットの両端縁部に電気的導通状態を
得るように嵌着でき、嵌着した状態で接続部カバー部材
を装着した際にその非塗装面と接触して電気的導通状態
となる構成を有するアタッチメントを備える。これによ
り、接続部カバー部材はアタッチメントをアース端子と
して電気的に接続され、接続部カバー部材のケースアー
スを容易に取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスダクト接地構
造に関し、特にバスダクトユニットの接続部における接
続部カバー部材のケースアースを行うバスダクト接地構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】バスダクトは、一般に平板状の電気導体
を電気絶縁層で被覆した複数の絶縁被覆導体を積層して
バスダクトのケース本体内に収容することにより構成さ
れている。このように構成される単位長さを有するバス
ダクト(以下、単に「バスダクトユニット」という)を
複数接続してバスダクト線路を形成するバスダクト設置
構造は、複数のケーブルを束ねて配線する配線システム
に比べて火災等の発生防止や漏洩磁束防止等に極めて優
れた機能を有することから、工場施設やビル等における
主電力供給ライン等に広く用いられている。
【0003】そして、大容量のバスダクトを電気幹線と
して設置する場合は、電気的安全性を確保するためにア
ースする必要があり、従来よりバスダクトはケース本体
をアースラインの一部として用いている。
【0004】また、バスダクトユニット相互間の接続部
分には、絶縁被覆導体の接続部分の露出を防止するため
に接続部カバー部材が設けられており、接続部カバー部
材についても電気的安全性を確保するためにアースする
必要がある。
【0005】しかしながら、ケース本体は、防錆用にそ
の表面に塗装がなされているために、単に接続部カバー
部材を装着しただけでは、両者間の導電性は確保でき
ず、接続部カバー部材のアース接続を行うことは困難で
あった。そこで、係る課題を解決するために従来より種
々の方法が提案されている。
【0006】図20は、従来の実施の形態におけるバス
ダクトのケース本体と接続部カバー部材との接続を概略
的に示す分解説明図である。バスダクトユニット100
は、図示したように、絶縁被覆導体110を重畳的に積
層してダクト側面板123により挟持し、絶縁被覆導体
110の側方にダクト上面板121、ダクト下面板12
2を設けることにより構成されている。
【0007】このダクト上面板121、ダクト下面板1
22、ダクト側面板123により構成されるケース本体
120と接続部カバー部材130とは、例えば金属板等
の導電性板材により構成されており、これらの表側面に
は防錆のための塗装が施されているが、接続部カバー部
材130とダクト上面板121及びダクト下面板122
とが電気的に接続する部分を確保するために、ダクトケ
ース上面板121及びダクト下面板122と接続部カバ
ー部材130とが重合する部分は、テープ、マグネット
等を用いたマスキング塗装により非塗装面部分を形成
し、金属素地部分124、131を形成している。
【0008】そして、接続部カバー部材130を装着す
ることにより金属素地部分124、131を重合させて
電気的に接続し、接続部カバー部材130のアース接続
を行っている。
【0009】また、実公昭51−40480号公報に
は、導電性短絡部材であるアースボンドを接続部カバー
部材側に設けて、バスダクトの導電性を良好に接続する
手段が示され、特公昭63−61841号公報には、接
続部カバー部材側とバスダクトケース側の双方に導電部
材を設けてバスダクトの導電性を良好に接続する手段が
示されている。これらの手段によって、接続部カバー部
材のケースアース接続を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マスキ
ング塗装による金属素地の導電部の形成は、マスキング
の取付及び除去に非常に手間がかかり、作業能率が悪
く、コスト高となる。また、実公昭51−40480号
公報に記載された手段は、接続部カバー部材側に別部材
であるアースボンドを鳩目金具等の固定具により固定す
る等して予め設けておかなければならず、作業効率が悪
く、コスト高を招来する。同様に、特公昭63−618
41号公報に記載された手段も、接続カバー部材側及び
バスダクトカバー側の双方に接地導電部を設けなければ
ならず、作業効率が悪く、コスト高を招来する。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、バスダクトユニット相互の接続
部分に形成される開口部を覆い閉鎖する接続部カバー部
材のケースアースを極めて容易に行い、かつ電気的安全
性を有するバスダクト接地構造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1にかかるバスダクト設置構造は、
アース構造は、一方側がケース本体に電気的導通状態を
得るように嵌着され、他方側が一方側の嵌着状態で接続
部カバー部材を装着した際にその非塗装面と接触し電気
的導通状態となる構成を有するアタッチメントを備え
る。
【0013】この構成によれば、アタッチメントの一方
側はバスダクトのケース本体に嵌着することによりケー
ス本体と電気的に接続され、アタッチメントの他方側は
アタッチメントが嵌着された状態で接続部カバー部材を
装着することにより、接続部カバー部材の非塗装面と接
触して電気的に接続される。
【0014】これにより、アタッチメントは、ケース本
体と接続部カバー部材との間のアース端子の役割を果た
し、接続部カバー部材のケースアースを確実に取ること
ができる。また、接続部カバー部材のケースアースを行
うために従来より行われていたケース本体側のマスキン
グ塗装を排除することができ、容易に接続部カバー部材
のケースアースを確保することができる。
【0015】請求項2にかかるバスダクト設置構造は、
アタッチメントの嵌着は、アタッチメントの一方側がケ
ース本体の対向する内側面間に挟持されることにより行
われる。したがって、請求項1の作用と同様にアタッチ
メントの嵌着を容易に行うことができ、接続部カバー部
材のケースアースを確実に取ることができる。
【0016】請求項3にかかるバスダクト設置構造は、
ケース本体は、ケース本体の側端部に中空構造を有する
補強部が付加形成されており、アタッチメントの嵌着
は、補強部内の対向する内側面間に挟持されることによ
り行われる。したがって、このような補強部を有するケ
ース本体にも、上記アタッチメントを用いて、容易に接
続部カバー部材のケースアースを取ることができる。
【0017】請求項4にかかるバスダクト設置構造は、
ケース本体は、絶縁被覆導体を積層して挟持するダクト
側板と、ダクト側板の間に亘って絶縁被覆導体の側方よ
り支持するスペーサと、絶縁被覆導体の側方を覆うダク
ト上下板とにより構成されており、ダクト上下板と前記
スペーサとの間には空間部が設けられている。そして、
アタッチメントの嵌着は、アタッチメントの一方側が空
間部内の対向するダクト側板間に挟持されることにより
行われる。したがって、上述の構成を有するケース本体
にも、上記アタッチメントを用いることができ、容易に
接続部カバー部材のケースアースを取ることができる。
【0018】請求項5にかかるバスダクト設置構造は、
嵌着されるアタッチメントの一方側は、対向する内側面
と接触する接触部分に略鋸刃形状の突起部を具備してい
る。したがって、この突起部を形成したことにより嵌着
されたアタッチメントを抜けにくくすることができる。
また、対向する内側面が塗装されていたとしても、アタ
ッチメントを圧入して嵌着した場合に、突起部により塗
装皮膜は削り取られ、ケース本体と電気的に接続状態と
することができる。
【0019】請求項6にかかるバスダクト設置構造は、
嵌着されるアタッチメントの一方側には、対向する内側
面間にアタッチメントの一方側の先端から基端方向に切
り欠かれた切り欠き部が設けられている。したがって、
アタッチメントの嵌着される部分は、切欠部によって対
向する内側面間の方向にばね作用を有し、アタッチメン
トを抜けにくくすることができる。
【0020】請求項7にかかるバスダクト設置構造は、
ダクト上下板とスペーサとの間に形成された空間部内の
対向するダクト側板間に挟持されるアタッチメントの一
方側を、スペーサと一体型に形成している。したがっ
て、上記作用に加えて、部品点数を削減することがで
き、組立工数の減少によるコスト低減を図ることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる第1の実施
の形態について説明する。
【0022】図1は、本実施の形態にて用いられるバス
ダクトの単体(以下、単に「バスダクトユニット」とい
う)10の断面説明図であり、バスダクトユニット10
は、例えば断面矩形あるいは隅丸矩形の平板状でアルミ
ニウム或いは銅等からなる電気導体11をポリエステル
シート等の電気絶縁層12で被覆した絶縁被覆導体13
と、複数本(本実施の形態では3本)の絶縁被覆導体1
3を重畳的に積層して収容保持するバスダクトケース2
0とを有している。
【0023】バスダクトケース20は、同一断面型で相
対向する一対のケース半体21による2分割体によって
形成される。各ケース半体21は、断面コ字型の収納凹
部22と、この収容凹部22の開口部両端に沿って互い
に離反するように延設される所定幅のフランジ部23、
24及びフランジ部23、24の外側端縁に沿って付加
形成される補強部25、26を有している。
【0024】補強部25、26は、互いに接合するフラ
ンジ部23、24に互いに離反するように外方に延設す
る第1補強部25a、26aと第1補強部25a、26
aの外側端から互いに対峙するようにフランジ部23、
24と略平行に延設される第2補強部25b、26b
と、第2補強部25b、26bの端部に互いに近接する
ように延設される第3補強部25c、26cとからなる
断面略U字状乃至コ字状であって、これら対向する補強
部25及び26との共同によってバスダクトケース20
の両側縁に沿って一対の略矩形閉断面形状をなす空間部
28を形成するように構成されている。
【0025】一方の補強部25を形成する第3補強部2
5cの内側端部には他方の補強部26を形成する第3補
強部26cの内側端縁27aの板厚に相応する段差寸法
を有して補強部25、26内に形成される階段状の段差
部27bを有し、これら内側端縁27aと段差部27b
との係合により互いの第3補強部25c及び26cの内
側端部を連結する係合部27を構成している。
【0026】そして、係合部27の内側端縁27aと段
差部27bとを嵌合することにより互いに接合する第3
補強部25cと26cとの外表面が平坦に連続し、かつ
対向する両ケース半体21の相対移動が規制されて両ケ
ース半体21の相対位置決めがなされる。また、バスダ
クトケース20は、互いに対向するケース半体21の接
合するフランジ部23及び24を結合する緊締部材、例
えばリベット等の結合手段29を有している。この結合
手段29は、フランジ部23、24に貫通穴を設けて、
ボルトとナットによりフランジ部23、24を締め付け
固定しても良い。
【0027】図2は、バスダクト線路を形成するために
行われるバスダクトユニット10相互の接続方法を説明
するための分解斜視図、図3は、バスダクトケース20
の端縁部20aにアタッチメント40を取付ける状態を
示す斜視図である。図4は、アタッチメント40が端縁
部20aに嵌着されたバスダクトユニット10の状態を
示す斜視図、図5は、図4に示したバスダクトユニット
10を平面側より概略的に示した平面説明図、図6は、
図4に示したバスダクトユニット10を正面側より概略
的に示した正面説明図である。
【0028】また、図7は、図5に示したバスダクトユ
ニット10の接続部分を拡大して示した要部破断説明
図、図8は、バスダクトケースへのアタッチメントの嵌
着状態を示した図7のA−A線矢視部の断面説明図、図
9は、バスダクトケースへのアタッチメントの嵌着状態
を示した図7のB−B線矢視部の断面説明図である。
【0029】バスダクトユニット10は、図示したよう
に、バスダクトケース20の端縁部20aより絶縁被覆
導体13が延出しており、絶縁被覆導体13の端部は導
体11が絶縁被覆12から露出している。また、バスダ
クトケース20の端縁部20aの近傍には、2枚の対向
する導電性の側板14が設けられており、側板14は内
側面14aに金属素地露出部分(図示せず)が形成され
ている。
【0030】また、図2に示したように、バスダクトユ
ニット10の接続端部10a相互を接続する接続ユニッ
ト30は、両外側に設けられた導電性の接続側板31
と、その間に4つの絶縁セパレータ32と、絶縁セパレ
ータ32の両側面に配設された導電性接続板33(図示
せず)と、一方の接続側板31の外側面31aからその
中央を一括で貫通する絶縁被覆付ボルト34と、他方の
接続側板31の外側面31aにて絶縁被覆付ボルト34
と螺合するナット35とを有している。
【0031】また、接続側板31には、その外側面31
aで側板14の内側面14aと重合する部分に金属素地
露出部分(図示せず)が設けられており、絶縁被覆付ボ
ルト34を締め付けることにより、側板14の内側面1
4aと接続ユニット30の接続側板31の外側面31a
との金属素地露出部分は電気的に接続される構造となっ
ている。
【0032】したがって、接続ユニット30を介してバ
スダクトユニット10相互を接続することによってバス
ダクトケース20のアース接続が行われる。
【0033】接続部カバー部材50は、導電性部材によ
り構成されており、バスダクトユニット10が接続ユニ
ット30により接続固定された後にバスダクトユニット
10の接続位置に形成される接続空間部を覆う形状に形
成されている。また、接続部カバー部材50の裏面52
は、防錆塗装は施されておらず、金属素地が露出してい
る。
【0034】本発明の特徴的な構成であるアタッチメン
ト40は導電性部材により構成されており、塗装は施さ
れていない。また、図3、図6、図7及び図8に示した
ように、補強部25、26の第2補強部25b、26b
との間に圧入嵌着される先端部41と、端縁部20aよ
りバスダクトユニット10相互の接続空間側に延出する
頭部42とを具備している。
【0035】アタッチメント40の先端部41は、図7
に示したように、先端部41の両側端面41aが、空間
部28内に嵌入時に第2補強部25b、26bと接触す
る幅に形成されており、先端部41の突端41bは空間
部28内に先端部41を嵌入する際の嵌入作業を容易に
するべく、その横幅が狭くなるように鋭角に形成されて
いる。
【0036】また、先端部41は、図8に示したよう
に、空間部28内に嵌入した際に、先端部41の一方の
幅広面41cと第3補強部25cの内側端部に形成され
ている係合部27の段差部27bとが接触する厚みに形
成されている。すなわち、先端部41の幅は、空間部2
8の第2補強部25b、26bの間の距離と略同一であ
り、先端部41の厚みは、空間部に入る厚さを具備して
いる。
【0037】一方、アタッチメント40の頭部42は、
図7に示したように、先端部41の嵌入後に、アタッチ
メント40が所定位置で停止するように先端部41より
も幅広に形成されており、そのほぼ中央には接続部カバ
ー部材50との接合に用いられるネジ穴43が穿設され
ている。
【0038】また、頭部42は、図9に示したように、
補強部25、26の端縁部20aより絶縁被覆導体13
と並行して延出しかつ接続部カバー部材50と接合する
側の上面42aが第3補強部25c、26cの外表面と
ほぼ同一の面位置となるように形成され、アタッチメン
ト40は断面が略クランク形状となるように形成されて
いる。
【0039】このように形成されたアタッチメント40
を補強部25、26の空間部28内に圧入嵌着した場合
に、先端部41の両側端面41aは第2補強部25b、
26bと接触しながら嵌入される。これにより、補強部
25、26内の空間部28の内面28aが金属素地面で
ある場合はもちろんのこと、内面28aに塗装が施され
ている場合にも、先端部41の両側端面41aと第2補
強部25b、26bとが接触する部分の塗装皮膜は削り
取られ、金属素地が露出して補強部25、26、すなわ
ちバスダクトケース20とアタッチメント40とが電気
的に接合することとなる。
【0040】次に、バスダクトユニット10の接続工程
について図10〜図13を用いて以下に説明する。図1
0は、バスダクトユニット10の接続端部10aに接続
ユニット30の一方を嵌合挿入する状態を示した斜視
図、図11は、図10に示した接続ユニット30の他方
側にバスダクトユニット10の接続端部10aを嵌合挿
入する状態を示した斜視図、図12は、接続部カバー部
材50を装着する状態を示した斜視図、図13は、バス
ダクトユニット10の接続を完了した状態を示した斜視
図である。
【0041】まず最初に、接続ユニット30を図10
中、矢印方向よりバスダクトユニット10の接続端部1
0aに嵌合挿入する。すなわち、側板14の内側に接続
ユニット30の接続側板31を挿入すると共に、バスダ
クトユニット10より延出する3本の絶縁被覆導体13
の電気導体11を各絶縁セパレータ32に設けられてい
る導電性接続板33の間にそれぞれ挿入する。そして、
接続側板31と側板14とをネジ15で緊締結合する。
【0042】次に、接続ユニット30の他方側に上述と
同様の方法でバスダクトユニット10の接続端部10a
を嵌合挿入し(図11参照)、ネジ15により接続側板
31と側板14とを緊締結合する。
【0043】これにより、バスダクトユニット10の側
板14の内側面14aに設けられた金属素地露出部分
(図示せず)と接続側板31の外側面31aに設けられ
た金属素地露出部分(図示せず)とが重合することによ
り、両者を電気的に接続することができ、バスダクトユ
ニット10相互のケースアース接続を接続ユニット30
を介して行うことができる。
【0044】そして、絶縁被覆付ボルト34とナット3
5を所定のトルク値まで締め付けることにより、側板1
4、接続側板31、電気導体11、導電性接続板33、
絶縁セパレータ32を一括緊締する。これにより、バス
ダクトユニット10内の同相絶縁被覆導体13は、相互
に接続される。
【0045】次に、バスダクトユニット10相互の接続
部の開放部分に接続部カバー部材50を装着する。図1
2に示したように、接続部カバー部材50を図中矢印方
向より接続部の開放部分に覆い被せた後に、貫通穴51
を貫通するネジ部品44によりアタッチメント40のネ
ジ穴43と螺合し、固定装着する。
【0046】これにより、アタッチメント40の頭部4
2の上面42aは、接続部カバー部材50の裏面52と
重合し、両者は電気的導通状態となる。尚、本実施の形
態では、接続部カバー部材50の裏面52を非塗装状態
として全体を金属素地面としたが、アタッチメント40
の頭部42の上面42aが重合する範囲のみ金属素地面
としても良い。尚、図13は、接続を完了した状態を示
している。
【0047】これにより、バスダクトユニット10のバ
スダクトケースと接続部カバー部材50とは、アタッチ
メント40を介して電気的にアース接続をすることがで
き、接続部カバー部材50のケースアースを取ることが
できる。すなわち、上記構成を有するアタッチメント4
0をバスダクトケース20に圧入嵌着することによっ
て、従来より行われていた接続部分のマスキング塗装等
を行うことなく、接続部カバー部材50のケースアース
を容易に行うことができる。
【0048】図14は、上述の第1の実施の形態と形状
を異にする類似構成のバスダクトケース20を示す。図
中(A)に示したバスダクトケース20は、補強部2
5、26が互いに接合するフランジ部23、24に互い
に離反するように外方に延設する第1補強部25a、2
6aと第1補強部25a、26aの外側端から互いに対
峙するようにフランジ部23、24と略平行に延設され
る第2補強部25b、26bとからなる断面略L字状で
あって、上述の第1の実施の形態と異なり第3補強部を
有せず、最外側部を開放する補強部である。アタッチメ
ント40は、第2補強部25b、26b間に圧入嵌着さ
れる。
【0049】図中(B)に示したバスダクトケース20
は、補強部25、26が第1の実施の形態の補強部と比
較して、第3補強部25c及び26cの内側端部を連結
する係合部27を有せず、第3補強部25c、26cは
互いに接続されていない。アタッチメント40は、第1
の実施の形態と同様に空間部28内に圧入嵌着される。
【0050】また、上述の各バスダクトケース20に用
いられるアタッチメント40は、上記構成に拘束される
ものではなく、例えば図15(A)に示したように種々
の変更が可能である。図示したように、アタッチメント
40の先端部41には、ほぼ中央に突端41bから頭部
42の方向に切り込まれたスリット41dが設けられて
おり、先端部41の両側端面41aには、突端41b側
が鋭角に形成された鋸刃形状に形成された鋸刃形状部4
1eが突設されている。また、スリット41dを間に介
した鋸刃形状部41eの距離は、第2補強部25b、2
6b間の距離よりも若干広めに形成されている。
【0051】したがって、アタッチメント40が補強部
25、26の空間部28内に圧入嵌着された際に、先端
部41は横幅方向に狭められ、拡開方向のばね作用を有
し、更に鋸刃形状部41eが空間部28の内面と係合す
ることによって、より抜けにくくすることができる。ま
た、両側端面41aに鋸刃形状部41eは、空間部28
の内面に施された塗装面を剥ぎ取り、より積極的に金属
素地面を露出させる作用をも有する。
【0052】図14(C)に示したバスダクトケース2
0は、補強部25、26が互いに接合するフランジ部2
3、24から互いに離反するように外方に延設する第1
補強部25a、26aと第1補強部25a、26aの外
側端からフランジ部23、24側に戻るようにフランジ
部23、24と略平行に延設される第2補強部25b、
26bとからなる断面略L字状であって、収納凹部22
側が開放された閉断面形状を各々形成する。
【0053】また、図中(D)に示したバスダクトケー
ス20は、図中(C)の第2補強部の端部からフランジ
部23、24に対して略垂直に接するように延設された
第3補強部を有し、フランジ部23、24を間に介して
1対の閉鎖空間部28を形成する。
【0054】図中(C)、(D)のバスダクトケース2
0に用いられるアタッチメント40は、図15(B)に
示すように、先端部41に突端41bから頭部42と接
続する部分までに亘って先端部41を中央から2分割す
るように設けられた空間部41fと、先端部41よりも
幅が大きく形成され、幅方向に2箇所のネジ穴43が形
成されている頭部42とを有する。
【0055】空間部41fの幅は、フランジ部23及び
24を接合した幅とほぼ等しく形成されており、フラン
ジ部23、24を挿入できるように形成されている。ア
タッチメント40は、空間部41をフランジ部23、2
4に合わせてフランジ部23、24と第2補強部25
b、26bとの両方に接するように嵌着される。
【0056】したがって、図14(C)、(D)のよう
に形成されたバスダクトケース20に図15(A)、
(B)のように形成されたアタッチメント40を用い
て、第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0057】尚、上述の説明においては、バスダクトユ
ニット10の接続の際にアタッチメント40を圧入嵌着
するように説明したが、予めバスダクトケース20の組
立時にアタッチメント40を所定位置に配置して組み立
て、アタッチメント40の両側端面41aがバスダクト
ケース20の内面28に対して嵌着状態となるように構
成しても良い。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、以下に説明する。本実施の形態において特徴的なこ
とは、図21に示した形状のバスダクトの接続部カバー
部材のケースアースを、第1の実施の形態におけるアタ
ッチメントを用いて行うことである。
【0059】以下に、図16〜図19を用いてその構
成、作用及び効果について説明する。図16は、バスダ
クトユニット相互を接続した接続部の要部破断平面図、
図17は、図16の正面説明図、図18は、図16のC
−C線矢視部の断面説明図である。
【0060】図示したように、バスダクトユニット60
は、絶縁被覆導体70とケース本体64とからなり、絶
縁被覆導体70は板状の導体71に絶縁被覆72を施し
た絶縁被覆導体70を重畳的に複数本並べて、絶縁被覆
導体70の幅広面70a側と接して支持する断面コ字型
の一対のダクト側板63とダクト側板63の上下を接続
固定する断面コ字型のダクト上面板61及びダクト下面
板62とからなるケース本体64の断面略矩形の空間部
内に設けられている。
【0061】そして、ダクト側板63の間には、絶縁被
覆導体70の幅狭面70bと当接して絶縁被覆導体70
をケース本体64内に支持するスペーサ65が介在して
設けられている。スペーサ65は、ダクト側板63を貫
通して設けられたボルトとナット等の締着部品67によ
り支持され、ダクト上面板61及びダクト下面板62と
は当接せず、その間に一定の間隙を形成する。また、バ
スダクトユニット60の長手方向所定間隔毎に配置さ
れ、かつ所定強度を必要とされるバスダクトユニット6
0の端縁部60aには、必ず配置されている。
【0062】接続部80は、接続側板81と、接続側板
81と導体71との間及び異相の導体71間を絶縁する
絶縁セパレータ82と、接続側板81、絶縁セパレータ
82、導体71を貫く絶縁被覆付ボルト83及びナット
とから構成されている。
【0063】アタッチメント40は、第1の実施の形態
とほぼ同形に形成され、先端部41の幅はダクト側板6
3相互の距離と等しい幅に形成されている。また、先端
部41の厚さはスペーサ65とダクト上面板61、ダク
ト下面板62との間に形成される一定の間隙と等しいか
若しくは若干狭く形成されている。
【0064】次に、バスダクト60の接続方法について
説明する。
【0065】まず最初に、アタッチメント40をダクト
側板63、スペーサ65、ダクト上面板61若しくはダ
クト上面板62に囲まれた閉鎖空間部66に圧入嵌着し
て、アタッチメント40の両側端面41aがケース側板
63の内面63aに対して電気的接合状態となるように
する。
【0066】ここで、例えば、ダクト側板63の内面6
3aに塗装が施されていた場合でもアタッチメントの圧
力嵌着により塗装皮膜は削り取られ、アタッチメント4
0とダクト側板63とは確実に電気的接合状態とするこ
とができる。
【0067】次に、バスダクトユニット60どうしを突
き合わせて、絶縁被覆導体70の同相の導体71を重ね
合わせて、異相の導体71間及び最外側に位置する導体
71と接続側板81との間にそれぞれ絶縁セパレータ8
2を介在させる。
【0068】そして、接続部80の絶縁被覆付ボルト8
3及びナットを締め付けることにより一括緊締してバス
ダクトユニット60どうしを接続する。これにより、バ
スダクトユニット60の絶縁被覆導体70どうしは電気
的に接続され、ダクト上面板61、ダクト下面板62、
ダクト側面板63は接続側板81を介してケースアース
接続される。
【0069】次に、バスダクトユニット60相互の接続
部分に形成されている開放部分に接続部カバー部材90
を装着する。すなわち、接続部カバー部材90を接続部
の開放部分に覆い被せた後に、貫通穴91を貫通するネ
ジ部品44によりアタッチメント40のネジ穴43と螺
合し、固定装着する。
【0070】したがって、アタッチメント40の頭部4
2の上面42aは、接続部カバー部材90の裏面92と
重合し、導電性を有する。以上により、バスダクトユニ
ット60のケース本体と接続部カバー部材50とは、ア
タッチメント40を介して電気的にアース接続する。す
なわち、上記構成を有するアタッチメント40を閉鎖空
間部66内に圧入嵌着し、アタッチメント40に接続部
カバー部材50を緊締結合することにより、容易に接続
部カバー部材90のアース接続を行うことができる。
【0071】また、図19に示したように、上述のスペ
ーサ65とアタッチメント40とを一体に形成してもよ
い。ここで、アタッチメント40は、先端部41との接
続部分に上面42aと略垂直をなす壁部42bを有する
頭部42と、壁部42bの下端中央位置より頭部42側
と離反する方向に突出しその左右両端を上方に垂直に屈
曲した断面略U字型の先端部41を有している。
【0072】この断面略U字型の先端部41の両側端面
41a間の距離は、閉鎖空間66を形成するダクト側板
63間と略同一距離に形成され、両側端面41aの高さ
は閉鎖空間66内に嵌入可能な寸法か又はそれ以下に形
成されている。そして、両側端面41aには、締着部品
67が貫通する貫通孔41gが穿設されている。
【0073】このように形成されたアタッチメント40
は、バスダクトユニット60の端縁部60aに設けられ
るスペーサ65の代わりにアタッチメント40の先端部
41を圧入嵌着し、締着部品67によってダクト側板6
3と共に共締めすることにより、堅固に位置決めされ
る。したがって、上述のアタッチメント40と同様の作
用効果を得ることができることに加えて、更にスペーサ
65と兼用することができるので、部品点数の削減によ
る工程数の減少を図ることができ、コスト低減を図るこ
とができる。
【0074】尚、上述の本発明にかかる各実施の形態に
おいて、バスダクトユニットの接続部分の上下が開放す
る構成を有するバスダクトの接続部を示したが、接続部
の上、又は下の一方のみが開放するバスダクト構成の接
続部にも、当然適用できるものである。また、本発明
は、上記各実施の形態における構成に拘束されるもので
はなく、種々の組み合わせが可能である。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるバスダクト
設置構造によれば、接続部カバー部材のアース接続を確
実に行うことができ、バスダクトケースの電気的安全性
を容易に確保することができる。また、アタッチメント
を用いたことにより、接続部カバー部材が重合する部分
のバスダクトケース側のマスキング塗装を不要とするこ
とができる。更に、アタッチメントのバスダクトケース
に対する取付作業が容易であることから、バスダクトの
組立時における接続部カバー部材の取付作業性が向上
し、工数の削減によりコスト低減を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にて用いられるバス
ダクトユニットの断面説明図である。
【図2】バスダクトユニットを相互に接続する接続部分
の分解斜視図である。
【図3】バスダクトユニットのバスダクトケース端縁部
にアタッチメントを取り付ける状態を示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示したアタッチメントを取り付けたバス
ダクトユニットの全体斜視図である。
【図5】図4に示したバスダクトユニットを平面側より
概略的に示した平面説明図である。
【図6】図4に示したバスダクトユニットを正面側より
概略的に示した正面説明図である。
【図7】図5に示したバスダクトユニットの接続部分を
拡大して示した要部破断説明図である。
【図8】バスダクトケースへのアタッチメントの嵌着状
態を示した図7のA−A線矢視部の断面説明図である。
【図9】バスダクトケースへのアタッチメントの嵌着状
態を示した図7のB−B線矢視部の断面説明図である。
【図10】バスダクトユニットの接続端部に接続ユニッ
トの一方を嵌合挿入する状態を示した斜視説明図であ
る。
【図11】図10に示した接続ユニットの他方側にバス
ダクトユニットを嵌合挿入する状態を示した斜視説明図
である。
【図12】接続部カバー部材を装着する状態を示した斜
視説明図である。
【図13】バスダクトユニットの接続を完了した状態を
示した斜視説明図である。
【図14】第1の実施の形態と形状を異にする類似構成
のバスダクトケース20を示す。
【図15】アタッチメントの他の実施の形態を各々示し
た斜視説明図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態におけるバスダク
トユニットの接続状態を示す要部破断説明図である。
【図17】図16に示した接続部を正面側より示した要
部破断説明図である。
【図18】図16のC−C線矢視部の断面説明図であ
る。
【図19】アタッチメントの他の実施の形態を各々示し
た斜視説明図である。
【図20】従来の実施の形態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
10 バスダクトユニット 13 絶縁被覆導体 20 バスダクトケース 22 収納凹部 23、24 フランジ部 25、26 補強部 28 補強部内空間部 40 アタッチメント 30 接続ユニット 50 接続部カバー部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性部材にて中空長尺状に形成された
    ケース本体内に複数の絶縁被覆導体を収容するバスダク
    トユニットを複数本連結し、連結した接続部分を接続部
    カバー部材により覆うことによってバスダクト線路を形
    成し、かつ前記ケース本体相互を電気的に接続し、前記
    ケース本体と前記接続部カバー部材とを電気的に接続し
    たアース構造を有するバスダクト設置構造において、 前記アース構造は、一方側が前記ケース本体に電気的導
    通状態を得るように嵌着され、他方側が前記一方側の嵌
    着状態で前記接続部カバー部材を装着した際にその非塗
    装面と接触し電気的導通状態となる構成を有するアタッ
    チメントを備えたことを特徴とするバスダクト設置構
    造。
  2. 【請求項2】 前記アタッチメントの嵌着は、前記アタ
    ッチメントの一方側が前記ケース本体の対向する内側面
    間に挟持されることにより行われることを特徴とする請
    求項1に記載のバスダクト設置構造。
  3. 【請求項3】 前記ケース本体は、前記ケース本体の側
    端部に付加形成された中空構造を有する補強部を有して
    おり、 前記アタッチメントの嵌着は、前記アタッチメントの一
    方側が前記補強部内の対向する内側面間に挟持されるこ
    とにより行われることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のバスダクト設置構造。
  4. 【請求項4】 前記ケース本体は、前記絶縁被覆導体を
    積層して挟持するダクト側板と、該ダクト側板の間に亘
    って前記絶縁被覆導体の側方より支持するスペーサと、
    前記絶縁被覆導体の側方を覆うダクト上下板とからな
    り、該ダクト上下板と前記スペーサとの間に空間部を有
    しており、 前記アタッチメントの嵌着は、前記アタッチメントの一
    方側が前記空間部内の対向するダクト側板間に挟持され
    ることにより行われることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のバスダクト設置構造。
  5. 【請求項5】 前記嵌着されるアタッチメントの一方側
    は、前記対向する内側面と接触する接触部分に略鋸刃形
    状の突起部を具備していることを特徴とする請求項1〜
    3に記載のバスダクト設置構造。
  6. 【請求項6】 前記嵌着されるアタッチメントの一方側
    は、前記アタッチメントの一方側の先端から基端方向に
    切り欠かれた切り欠き部が前記対向する内側面間を分割
    するように設けられていることを特徴とする請求項1〜
    4に記載のバスダクト設置構造。
  7. 【請求項7】 前記嵌着されるアタッチメントの一方側
    は、前記スペーサと一体型に形成されていることを特徴
    とする請求項4に記載のバスダクト設置構造。
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