JPH10210620A - 電線被覆剥皮装置 - Google Patents

電線被覆剥皮装置

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Publication number
JPH10210620A
JPH10210620A JP9007347A JP734797A JPH10210620A JP H10210620 A JPH10210620 A JP H10210620A JP 9007347 A JP9007347 A JP 9007347A JP 734797 A JP734797 A JP 734797A JP H10210620 A JPH10210620 A JP H10210620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
electric wire
switch
insulating material
drive switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP9007347A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Fukuzawa
幸二 福澤
Naoko Ishida
直子 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oriental Motor Co Ltd filed Critical Oriental Motor Co Ltd
Priority to JP9007347A priority Critical patent/JPH10210620A/ja
Publication of JPH10210620A publication Critical patent/JPH10210620A/ja
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 細い絶縁電線による小さい力でも検知でき、
かつ、コストが安価な駆動スイッチ機構を有する電線被
覆剥皮装置を提供する。 【解決手段】 駆動スイッチ機構が、スイッチシャフト
1の径方向に複数の支軸を通し、該支軸を略コ字状のリ
ンクケース2a,2bに取り付け、このリンクケース2
a,2bを固定シャフト5a,5bを介してリンクカバ
ー4に支持し、該固定シャフト5aと上記支軸を弾性体
6で連結することにより、スイッチシャフト1を揺動可
能にしたことによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線被覆剥皮装置
に関する。さらに詳しくは、平行リンク機構を起動スイ
ッチ部位に使用した電線被覆剥皮装置の駆動スイッチ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電線被覆剥皮装置について、図面
を参照しながら説明する。図3は、電線被覆剥皮装置1
01の全体を示す斜視図である。該装置101は、周囲
がカバー102で覆われており、側部に、絶縁電線を把
持するクランプ103と該電線の絶縁材を剥皮するカッ
タ104と該電線の先端が当接されるシャフト105を
備えた電線被覆剥皮部106が突出している。矢印10
7に示す位置と方向に上記電線を挿入する。
【0003】矢印107の方向に絶縁電線が挿入される
と、図4に示すように、駆動スイッチ機構は、該電線の
先端によりシャフト105が左方向に押されてセンサ1
08が検知する。このセンサ108は、物理的な接触な
しで動作する近接スイッチ等が用いられており、該セン
サ108が上記電線の挿入を検知すると、図5に示すモ
ータ109が起動されてモータシャフト110が回転す
る。第1プーリ111はモータシャフト110と一体的
に固定され、該第1プーリ111と第2プーリ112が
ベルト113で互いに連結されているので、モータ10
9によって第2プーリ112を介して、カムシャフト1
14が所定角度、回動する。この所定角度の回動につい
ては、上記モータシャフト110に固定された切欠き板
と近接スイッチとによってなされる。
【0004】次いで、モータ取付板115の裏側の機構
を図6に示す。上述したように、カムシャフト114が
所定角度、回動すると、第1カム116が第1バー11
7を図における下方向に押し下げ、第1接続スティック
118及び第1シャフト固定金具119を介して第1シ
ャフト120を回動させる。この第1シャフト120
は、図中右方向に延設されており、クランプ103をあ
る角度、回動させることにより上記電線を把持する。こ
こで、図中X−X'線は、該電線が挿入され、かつ、上記
シャフト105が配設されている位置を示す。
【0005】一方、カムシャフト114の回動に伴い第
2カム121も回動して第2バー122を押し下げ、第
2接続スティック123及び第2シャフト固定金具12
4を介して、第1シャフト120に同軸上に配設された
円筒状の第2シャフト125が回動し、カッター104
が閉じる。該カッター104の閉成により、電線をセン
タリングするとともに、電線に被覆された絶縁材に切り
込みを入れる。このため、通常、上記クランプ103に
より電線を把持する前に、このカッター104の閉成を
行う。ここでは、クランプ103およびカッタ104の
一方のみを説明したが、他方のクランプおよびカッタに
ついても同様である。
【0006】そして、第3カム126は、側面が波状に
形成されており、カムシャフト114に配設されている
ので、該カムシャフト114の回動に伴い、該第3カム
126に当接しているローラ127に左方向のトルクが
付勢され、連結バー128及び連結ピン129を介し
て、プレート130が左方向に移動する。このプレート
130は、ブロック131を介して第2シャフト125
に連結されているので、上記カッター104も第1シャ
フト120の軸心に沿って左方向にスライドし、電線被
覆の剥皮を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電線被覆剥皮装置の駆動スイッチ機構は、図4に示すよ
うに、中空シャフト132の内部をシャフト105が通
っており、軸受け133により該シャフト105が水平
方向に摺動可能となっている。しかしながら、この駆動
スイッチ機構においては、細い絶縁電線の小さい力でシ
ャフト105を押すので、軸受け133とシャフト10
5の間隙にゴミや埃が付着すると、これらの摩擦のため
シャフト105が摺動しないおそれがあった。また、該
軸受け133の代わりにボールブッシュを用いたり、近
接スイッチ108の代わりにタッチセンサを用いたりす
ると、コストが高くなるという問題点があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、細い絶縁電線でも、小さい力で検知でき、かつ、コ
ストが安価な駆動スイッチ機構を有する電線被覆剥皮装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するためになされたものであり、その要旨は、電線が
当接されるスイッチシャフトと、該スイッチシャフトの
先端側に有するセンサと、該センサによって回転するモ
ータと、該モータに連結された第1シャフトと、この第
1シャフトに固定されたクランプと、上記モータに連結
され、かつ、スライド可能なプレートに取り付けられた
第2シャフトと、この第2シャフトに固定されたカッタ
とを備え、上記電線をスイッチシャフトに押し当ててセ
ンサを検知させることによりモータを回転させ、このモ
ータの回転を上記第2シャフトに伝達させてカッタを閉
成させることにより、電線をセンタリングさせ、かつ、
電線被覆に切り込みを入れ、次いで、モータの回転を上
記第1シャフトに伝達させてクランプを閉成させること
により、電線が把持され、さらに、モータの回転により
上記プレートと第2シャフトをスライドさせてカッタを
移動させることにより、電線被覆の剥皮が行われる電線
被覆剥皮装置において、駆動スイッチ機構が、上記スイ
ッチシャフトの径方向に複数の支軸を通し、該支軸を略
コ字状のリンクケースに取り付け、このリンクケースを
固定シャフトを介してリンクカバーに支持し、該固定シ
ャフトと上記支軸を弾性体で連結することにより、スイ
ッチシャフトを揺動可能にしたことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明に係る電線被覆剥皮装置の一実施例を示し、その駆動
スイッチ機構を詳細に説明する。図1はこの駆動スイッ
チ機構部を示す斜視図、図2は図1のII−II線による縦
断面図である。これらの図において、スイッチシャフト
1が水平に配設されており、該スイッチシャフト1の長
さ方向の前後に、その径方向に支軸(図示せず)が貫通
し、複数個、例えば2個の略コ字状のリンクケース2
a,2bに支持されている。この支軸の径方向外側にス
ペーサ3a,3bが設けられており、リンクケース2
a,2bの上部をリンクカバー4に揺動自在に支持する
ために、それぞれ固定シャフト5a,5bが貫通してい
る。その一方の固定シャフト5aと他方のスペーサ3b
はスプリング6を介して上記電線の挿入される方向9と
反対方向に付勢されている。このスプリング6は、細い
電線で押してもスイッチシャフト1が移動する程度の弱
いものが好ましい。また、スイッチシャフト1の他端部
7には、近接スイッチ等の非接触式センサ8を有してい
る。該センサ8により、上記モータ109を駆動するよ
うになっている。
【0011】次いで、上記駆動スイッチ機構によりセン
サが検知される作用について説明する。絶縁電線が矢印
方向9に挿入されてスイッチシャフト1の一方の端部を
押すと、該スイッチシャフト1が左方向に押圧される。
該スイッチシャフト1は支軸によってリンクケース2
a,2bに揺動自在に支持されているため、該リンクケ
ース2a,2bが固定シャフト5a,5bを中心として
図中左方向に揺動し、スプリング6が引き延ばされる。
そして、スイッチシャフト1の他端部7はセンサ8に近
接して、該センサ8をONさせる。その後、上記スプリ
ング6は収縮しようとするため、絶縁被覆が剥皮された
電線を引き戻すとスイッチシャフト1は元の右方向に戻
る。これらの、スイッチシャフト1が左方向に付勢され
てから右方向に戻るまでのサイクルタイムは約0.4秒
間である。
【0012】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る電線被覆
剥皮装置によれば、 (1) 駆動スイッチ機構について、小さい力でスイッチ
シャフトを動かすことができるため、細い電線でも確実
に剥皮をすることができる。 (2) 駆動スイッチ機構部にゴミや埃が混入しても電線
被覆の剥皮を行うことができる。 (3) 簡単な構造であるため、コストが安価ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線被覆剥皮装置の駆動スイッチ
機構部を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線による縦断面図である。
【図3】従来の電線被覆剥皮装置の外観を示す斜視図で
ある。
【図4】従来の電線被覆剥皮装置の駆動スイッチ機構部
を示す縦断面図である。
【図5】従来の電線被覆剥皮装置の駆動部を示す斜視図
である。
【図6】従来の電線被覆剥皮装置の電線把持機構部及び
剥皮機構部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スイッチシャフト 2a リンクケース 2b リンクケース 3a スペーサ 3b スペーサ 4 リンクカバー 5a 固定シャフト 5b 固定シャフト 6 スプリング 7 他端部 8 センサ 9 矢印

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材で被覆された電線の先端の挿入
    を、スイッチシャフトとセンサを介して検知する駆動ス
    イッチ機構と、該駆動スイッチ機構の動作により駆動さ
    れるモータを含む駆動機構と、該駆動機構により上記電
    線を把持する把持機構と、上記駆動機構により上記電線
    の絶縁材に、その径方向から切り込むとともに、該電線
    の長さ方向に摺動させて該電線の絶縁材の一部を剥皮す
    るカッタとから成る電線被覆剥皮装置において、 上記駆動スイッチ機構が、上記スイッチシャフトの径方
    向に複数の支軸を通し、該支軸を略コ字状のリンクケー
    スに取り付け、このリンクケースを固定シャフトを介し
    てリンクカバーに支持し、該固定シャフトと上記支軸を
    弾性体で連結することにより、スイッチシャフトを揺動
    可能にしたことを特徴とする電線被覆剥皮装置。
JP9007347A 1997-01-20 1997-01-20 電線被覆剥皮装置 Pending JPH10210620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9007347A JPH10210620A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 電線被覆剥皮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9007347A JPH10210620A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 電線被覆剥皮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10210620A true JPH10210620A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11663427

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9007347A Pending JPH10210620A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 電線被覆剥皮装置

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JP (1) JPH10210620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103579955A (zh) * 2012-07-27 2014-02-12 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 自动剥线装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103579955A (zh) * 2012-07-27 2014-02-12 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 自动剥线装置

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