JPH10208600A - 小型リレー - Google Patents

小型リレー

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Publication number
JPH10208600A
JPH10208600A JP1348197A JP1348197A JPH10208600A JP H10208600 A JPH10208600 A JP H10208600A JP 1348197 A JP1348197 A JP 1348197A JP 1348197 A JP1348197 A JP 1348197A JP H10208600 A JPH10208600 A JP H10208600A
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JP
Japan
Prior art keywords
block
coil
cover
permanent magnet
body block
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1348197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Tsuka
和昌 塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1348197A priority Critical patent/JPH10208600A/ja
Publication of JPH10208600A publication Critical patent/JPH10208600A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/08Indicators; Distinguishing marks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】動作表示用の発光表示手段を備えた小型リレー
を提供する。 【解決手段】小型リレーはボディブロック7と接極子ブ
ロック8とカバー14とから構成される。ボディブロッ
ク7は、コイルブロック3と、永久磁石4と、端子51
〜53 とが合成樹脂でモールドされて一体に成形され
る。動作表示用のLED6は端子53 に予め配設されて
おり、各部材とともにボディブロック7に一体成形され
るので、LED6の位置決め及び固定を容易に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作表示用の発光
表示手段を備えた小型リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の小型リレーとしては、図5乃至
図7に示すように、略コ字型に形成された鉄心1にコイ
ル3aを巻装したコイルブロック3と、鉄心1の両側片
1a,1a間に介装される永久磁石4と、端部に固定接
点5bが設けられた端子51 と、コイルブロック3と永
久磁石4と端子51 が合成樹脂でモールドされて一体に
形成されたボディブロック7と、この永久磁石4上に揺
動自在に配置された接極子ブロック8とを有し、接極子
ブロック8は、両端部がそれぞれ鉄心1の両側片1a,
1a間に対向した接極子9と、接極子9と一体に設けら
れるとともに先端部に固定接点5bと接離する可動接点
(図示せず)が設けられた接点ばね11とを備え、接極
子ブロック8が揺動することで固定接点5bと可動接点
とが接離する所謂バランスアマチュア方式のものがあっ
た。
【0003】上記各部材の製造工程を説明する。まず鉄
心1を略コ字型に形成するとともに、鉄心1の全面に高
絶縁薄膜を成膜し、両側片1aを上向きにして配置する
〔図6(a)〕。鉄心1の両側片1a,1aに絶縁性樹
脂からなる鍔部2a,2aをインサート成型してボビン
ブロック2を形成する〔図6(b)〕。この時、鉄心1
の磁極となる両側片1a,1aの先端部は鍔部2a,2
aの周面から露呈させてある。このボビンブロック2に
コイル3aを巻装してコイルブロック3を形成する〔図
6(c)〕。
【0004】次に、図6(d)に示すように、永久磁石
4を鉄心1の両側片1a,1a間に配置し、端子51
をコイルブロック3の両側に配置して、コイルブロック
3を永久磁石4及び端子51 …と共に合成樹脂でモール
ドしてボディブロック7として一体形成する。ここで、
永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁されてい
る。また、端子51 …は、基端に固定接点5bが形成さ
れた固定接点端子51 と、基端に後述する接点ばね11
のヒンジばね片13が固着される共通接点端子5 2 と、
コイル3aに通電を行うコイル端子53 とからなり、ボ
ディブロック7の両側に、固定接点端子51 ,共通接点
端子52 及びコイル端子53 がそれぞれ植設される。
【0005】このように、鉄心1、永久磁石4及び固定
接点5bをボディブロック7として一体に形成すると、
後述する接極子ブロック8が揺動自在に載置される揺動
面、鉄心1の両側片1a,1aの上面である磁極面、及
び固定接点5bの位置精度を高くすることができる。つ
まり、各部材を個別に組み付けて形成する場合には、夫
々の部材の組付状態のばらつきで、上記揺動面、磁極面
及び固定接点5bの位置にばらつきを生じるが、本実施
形態のようにボディブロック7として一体成形すれば、
揺動面、磁極面及び固定接点5bの位置精度を容易に高
くすることができる。従って、製品の品質が安定する。
【0006】上記ボディブロック7の永久磁石4上には
接極子9が配設される。接極子9は略平板状に形成さ
れ、下面の中央に形成された突条(図示せず)を揺動支
点として、永久磁石4上に揺動(シーソ動)自在に載置
される。この接極子9の長手方向両側には一体に接点ば
ね11が配設される。この接点ばね11は、両端部が二
股に分割されるとともに分割された各先端部12の下面
(固定接点5bに対向する面)に各々可動接点(図示せ
ず)が固着されている。一方、接点ばね11の略中央部
には、略コ字型に形成されたヒンジばね片13が一体に
設けてある。
【0007】ここで、極子ブロック8は、上記接極子9
と2本の接点ばね11とを合成樹脂でモールドして一体
成形されており、合成樹脂製の成型部10の略中央部か
ら外側へ突出したヒンジばね片13は、ボディブロック
7の上面中央側縁部に配置された上記共通接点端子52
の固着片5aにそれぞれ固着され、これにより2本の接
点ばね11がそれぞれボディブロック7両側に植設され
た2本の共通接点端子52 に電気的に接続される。さら
に、このヒンジばね片13は、接極子9が鉄心1の一方
の側片1aに吸引されたときに生じるたわみにより、接
極子9に復帰力を付与する働きもある。
【0008】カバー14は、図7(a)〜(c)に示す
ように、下面が開口した略箱状に形成されており、ボデ
ィブロック7の永久磁石4上に接極子ブロック8を載置
し組み立てた状態で、カバー14を被嵌して小型リレー
が構成されるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】例えば、松下電工製の
HCリレー(商品名)などの大型(例えば、全長27mm、
全幅20mm、全高30mm)のリレーでは、リレーの動作表示
用の表示灯を内蔵することができるが、上述したような
小型リレーでは、小型で且つ部品点数が多いため、リレ
ー本体に表示灯を取り付けるスペースがなかった。した
がって、動作表示が必要な場合は、ユーザが動作表示用
の表示灯をリレーに外付けする必要があり、表示灯取り
付けの手間がかかるという問題があった。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、動作表示用の表示灯を備えた小型リレーを提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、鉄心にコイルが巻装されたコ
イルブロックと、鉄心の両端間に介装された永久磁石
と、コイルに通電するためのコイル端子及び端部に固定
接点が設けられた固定接点端子とが合成樹脂でモールド
されて一体に成形されたボディブロックと、永久磁石の
上面に揺動自在に配置されるとともに、永久磁石上を揺
動することによって固定接点と接離する可動接点が設け
られた接極子ブロックとを備えた小型リレーにおいて、
動作表示用の発光表示手段をコイル端子に予め配設して
いるので、発光表示手段を合成樹脂でモールドしてボデ
ィブロックに一体成形することができる。
【0012】請求項2の発明では、ボディブロックの上
面に接極子ブロックを載置した状態でボディブロックに
被嵌されるカバーを備え、カバーの表示手段に対応する
部位に、発光表示手段を外部より視認可能とするための
透視部を設けているので、発光表示手段を外部より容易
に確認することができる。請求項3の発明では、透視部
を、カバーの上面に設けた段部に形成しているので、段
部によりカバーの位置決めが容易に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
4を参照して説明する。なお、上述した従来の小型リレ
ーと同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省
略する。本実施形態の小型リレーは、図1に示すよう
に、コイルブロック3と永久磁石4と端子51 …が合成
樹脂でモールドされて一体に成型されたボディブロック
7と、永久磁石4の上面に揺動自在に配置される接極子
ブロック8と、一面開口した略箱状のカバー14とから
構成される。
【0014】鉄心1は略コ字型に形成され、全面に高絶
縁薄膜を成膜する。次に、鉄心1の両側片1a,1aを
合成樹脂でモールドして鍔部2a,2aを一体成形し
て、ボビンブロック2を形成する。そして、ボビンブロ
ック2にコイル3aを巻装してコイルブロック3を形成
し、図3(a)に示すように、鉄心1の両側片1a,1
a間に永久磁石4を配置し、コイルブロック3の両側に
端子51 …を配置して、図3(b)に示すように、永久
磁石4及び端子51 …とともにコイルブロック3を合成
樹脂でモールドして、ボディブロック7を一体に成形す
る。
【0015】ここで、図3(a)に示すように、ボディ
ブロック7を一体成形する前に、動作表示用の発光表示
手段たるLED6や電流制限用の抵抗(図示せず)をコ
イル端子53 に溶着等により予め固着する。このよう
に、コイルブロック3と永久磁石4と端子51 …とを合
成樹脂でモールドして一体に成型しているので、各構成
部品の位置決めを正確に行うことができ、品質の安定し
た小型リレーを実現することができる。また、ボディブ
ロック7を樹脂成型する前に、コイル端子53 にLED
6を溶着等により固着しているので、LED6を配設す
るのにあまりスペースを必要とせず、小型リレーにも動
作表示用のLED6を容易に取り付けることができる。
【0016】また、図4(a)〜(c)に示すように、
カバー14の長手方向の一端部に段部14aを設け、カ
バー14の上面よりも一段低い段部14aのLED6と
対応する部位に、LED6をカバー14の外部に露出さ
せるための透視部たる挿通孔14bを設けている。そし
て、図2に示すように、カバー14をボディブロック7
に被嵌させると、LED6は挿通孔14bからカバー1
4外に露出する。その後、カバー14をボディブロック
7に被嵌した状態で、カバー14の開口縁及び挿通孔1
4bにシール剤を充填して、カバー14内を密封する。
【0017】このように、カバー14に段部14aを形
成しているので、リレーを他の装置に組み込む際に、こ
の段部14aを用いてリレーの位置決めを行うことがで
きるので、リレーの位置決めを容易に行うことができ
る。なお、本実施形態ではカバー14に挿通孔14bを
設け、挿通孔14bからLED6を外部に露呈して、L
ED6の発光を外部より確認できるようにしているが、
カバー14に導光孔や透明樹脂部を設け、この導光孔或
いは透明樹脂部を介してLED6の発光を外部に出射さ
せてもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、鉄心
にコイルが巻装されたコイルブロックと、鉄心の両端間
に介装された永久磁石と、コイルに通電するためのコイ
ル端子及び端部に固定接点が設けられた固定接点端子と
が合成樹脂でモールドされて一体に成形されたボディブ
ロックと、永久磁石の上面に揺動自在に配置されるとと
もに、永久磁石上を揺動することによって固定接点と接
離する可動接点が設けられた接極子ブロックとを備えた
小型リレーにおいて、動作表示用の発光表示手段をコイ
ル端子に予め配設しており、発光表示手段を合成樹脂で
モールドしてボディブロックに一体成形することができ
るので、発光表示手段の位置決め及び固定が容易に行え
るという効果がある。
【0019】請求項2の発明では、ボディブロックの上
面に接極子ブロックを載置した状態でボディブロックに
被嵌されるカバーを備え、カバーの表示手段に対応する
部位に、発光表示手段を外部より視認可能とするための
透視部を設けているので、発光表示手段を外部より容易
に確認できるという効果がある。請求項3の発明では、
透視部を、カバーの上面に設けた段部に形成しているの
で、段部によりカバーの位置決めが容易に行えるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の小型リレーを示す分解斜視図であ
る。
【図2】同上の外観斜視図である。
【図3】(a)同上の組立工程を示す外観斜視図であ
る。 (b)同上のボディブロックを示す外観斜視図である。
【図4】同上のカバーを示し、(a)は上面図、(b)
はA−A断面図、(c)はB−B断面図である。
【図5】従来の小型リレーを示す分解斜視図である。
【図6】(a)〜(d)は同上の各製造工程を示す斜視
図である。
【図7】同上のカバーを示し、(a)は上面図、(b)
はC−C断面図、(c)はD−D断面図である。
【符号の説明】
3 コイルブロック 4 永久磁石 51 〜53 端子 6 LED 7 ボディブロック 8 接極子ブロック 14 カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心にコイルが巻装されたコイルブロック
    と、前記鉄心の両端間に介装された永久磁石と、前記コ
    イルに通電するためのコイル端子及び端部に固定接点が
    設けられた固定接点端子とが合成樹脂でモールドされて
    一体に成形されたボディブロックと、前記永久磁石の上
    面に揺動自在に配置されるとともに、前記永久磁石上を
    揺動することによって前記固定接点と接離する可動接点
    が設けられた接極子ブロックとを備えた小型リレーにお
    いて、動作表示用の発光表示手段を前記コイル端子に予
    め配設して成ることを特徴とする小型リレー。
  2. 【請求項2】前記ボディブロックの上面に前記接極子ブ
    ロックを載置した状態で前記ボディブロックに被嵌され
    るカバーを備え、前記カバーの前記表示手段に対応する
    部位に、前記発光表示手段を外部より視認可能とするた
    めの透視部を設けて成ることを特徴とする請求項1記載
    の小型リレー。
  3. 【請求項3】前記透視部を、前記カバーの上面に設けた
    段部に形成して成ることを特徴とする請求項2記載の小
    型リレー。
JP1348197A 1997-01-28 1997-01-28 小型リレー Withdrawn JPH10208600A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1471557A2 (en) * 2003-04-24 2004-10-27 Omron Corporation Electromagnetic relay
EP1471554A3 (en) * 2003-04-24 2006-07-05 Omron Corporation Electromagnetic relay

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1471557A2 (en) * 2003-04-24 2004-10-27 Omron Corporation Electromagnetic relay
EP1471554A3 (en) * 2003-04-24 2006-07-05 Omron Corporation Electromagnetic relay
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Effective date: 20040406