JPH10208515A - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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Publication number
JPH10208515A
JPH10208515A JP9010323A JP1032397A JPH10208515A JP H10208515 A JPH10208515 A JP H10208515A JP 9010323 A JP9010323 A JP 9010323A JP 1032397 A JP1032397 A JP 1032397A JP H10208515 A JPH10208515 A JP H10208515A
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JP
Japan
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cord
led
lamp
groove
wiring member
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Application number
JP9010323A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Machida
勉 町田
Tomoaki Serizawa
智昭 芹澤
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/301Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor by means of a mounting structure
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/325Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDをプリント配線基板に実装したりリー
ドをプリント配線基板に半田付けしたりする必要がな
く、製造コストの低減を可能にするとともに、LEDと
LED用点灯回路を形成する灯具側コードを確実に接続
する。 【解決手段】 灯体内に配線用部材11を配置し、その
表面をLED取付面28とする。このLED取付面28
に、点灯回路12を構成する灯具側コード21を配線
し、コード係止部34の溝35によって位置決めする。
LED2の各リード20に、コード接続部25と、係止
部26を一体に設ける。コード接続部25は、V字状の
溝24を有し、その溝縁を切断刃27とする。この切断
刃27は、溝24にコード21が挿入されると、外皮2
1Aを切断し、心線21Bをコード接続部25に接触さ
せる。係止部26は、配線用部材11の小孔30に挿入
されることにより、LED2を配線用部材11に係止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源として発光ダ
イオード(以下、LEDと称す)を用いた車輌用灯具に
関し、特に湾曲したり形状が複雑な灯具に適用して好適
な車輌用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LEDを光源として用いた車輌用
灯具としては、ストップランプ、テールランプ、ハイマ
ウントストップランプ等の各種ランプが知られている。
【0003】このようなランプは、一般に灯具ボデイと
前面レンズとで灯体を構成し、その内部に複数個のLE
Dが実装されたプリント配線基板を組み込んで構成され
ている。プリント配線基板は、通常ガラスエポキシ樹脂
によって製作された剛性を有する基板が用いられ、前面
レンズと対向する表面側に点灯回路を構成する導電パタ
ーンが周知の印刷配線法によって形成されている。LE
Dは、リードがプリント配線基板に設けたリード用挿通
孔に挿通され、導電パターンのランド部にディップ半田
法、リフロー半田法等によって半田付けされることによ
り実装されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ランプにおいては、剛性を有するプリント配線基板にL
EDを実装していた。そのため、一般的にはプリント配
線基板を所望の形状に自由に曲げることができず、例え
ば車体コーナー部に取付けられ前面レンズが円弧状に湾
曲したランプに組み込まれる場合は、プリント配線基板
を短冊状に分割して複数の基板とし、これらの基板を多
面体の一部を構成するように少しずつ傾斜角度を異なら
せて配列したり、あるいは図11に示すように基板1a
〜1dを階段状に配列する必要があった。
【0005】しかしながら、前者のランプにおいては、
分割された各基板が傾斜して配列されるため、LEDの
光軸もランプ本来の光軸(照射方向)に対して傾斜して
しまい、ランプとしての配光特性を著しく損なうという
問題があった。しかも、前面レンズの曲面と略一致する
滑らかな曲面にすることができない。一方、後者のラン
プにおいては、各基板1a〜1dをランプ光軸Lに対し
て垂直に配置することができるので、上記した問題は解
消し得るものの、ランプの奥行き方向の寸法が大きくな
り、大型化するという問題があった。
【0006】また、これらのランプにおいては、いずれ
も分割された複数の基板1a〜1dを組み付けたり、基
板どうしを配線する作業が煩わしく、時間がかかり、生
産性が低いという問題もあった。なお、図11におい
て、2はLED、3は前面レンズ4とともに灯体5を形
成する灯具ボデイ、6はリフレクタ、7は車体、7Aは
車体7のコーナー部である。
【0007】そこで、このような問題を解決するために
剛性を有するプリント配線基板の代わりにフレキシブル
なプリント配線基板を用いたランプも知られている。し
かしながら、フレキシブルプリント配線基板は、シート
状であるため剛性を有するプリント配線基板に比べて薄
くて形状保持性が乏しく、またLEDの搭載方法、搭載
の信頼性、灯体内への組込み性等に問題があった。
【0008】また、いずれにしてもプリント配線基板を
用いたランプにおいては、LEDをディップ半田法、リ
フロー半田法等によって半田付けしているため、半田付
け工程ならびにプリント配線基板の洗浄工程(フラック
スの除去)が必要で、作業工数が増加する。しかも、設
備が大がかりとなり、製造コストも増加する。加えて、
半田接続部に大きな応力が加わると、剥離し易く、半田
付けの信頼性が低い等の問題があった。
【0009】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、LED
をプリント配線基板に実装したりリードをプリント配線
基板に半田付けしたりする必要がなく、製造コストの低
減を可能にするとともに、LEDとLED用点灯回路を
形成する灯具側コードを確実に接続することができるよ
うにした車輌用灯具を提供することにある。
【0010】上記目的を達成するため本発明に係る車輌
用灯具は、複数個のLEDを光源として用いた車輌用灯
具において、灯体内にLED取付面を設け、このLED
取付面に沿って前記LEDの点灯回路を形成する灯具側
コードを配線し、前記LEDのリードに前記コードが差
込み接続されるコード接続溝を形成したことを特徴とす
る。また、本発明は、コード接続溝の溝縁にコードの外
皮を切断する切断刃を形成したことを特徴とする。ま
た、本発明は、灯体内のLED取付面にコードを位置決
めする溝を有しLEDのリードが差し込まれるコード係
止部を一体に設けたことを特徴とする。また、本発明
は、灯体内のLED取付面を灯具ボデイの内面としたこ
とを特徴とする。さらに、本発明は、灯体内のLED取
付面を灯体内に配置された配線用部材の表面としたこと
を特徴とする。
【0011】本発明において、コードは、LEDのリー
ドに設けたコード接続溝に係入される。コード接続溝の
溝縁に設けられた切断刃は、コードの外皮を切断し、心
線をリードに接触させる。これにより灯具側コードとL
EDが電気的に接続されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明をテール
ランプ兼ストップランプに適用した一実施の形態を示す
要部の断面図、図2は配線用部材に設けられたLEDと
その点灯回路および制御回路の概略図、図3はLEDと
灯具側コードの接続構造を示す分解斜視図、図4は同接
続構造の断面図、図5は切断刃の斜視図である。なお、
従来技術の欄で示した構成部材等と同一のものについて
は同一符号をもって示し、その説明を適宜省略する。こ
れらの図において、テールランプ兼ストップランプ(以
下、ランプという)10は、灯具ボデイ3と前面レンズ
4とで構成される灯体5を備え、その内部に配線用部材
11が配設されている。また、この配線用部材11の表
面には、LED2とリフレクタ6が配設されるととも
に、LED2の点灯回路12を形成する複数本の灯具側
コード21が配線されている。
【0013】灯具ボデイ3は、合成樹脂によって車体コ
ーナー部7Aに沿って湾曲する前面側が開放した箱型に
形成され、その前面側開口部に前面レンズ4が超音波溶
着によって接合されている。前面レンズ4は、赤色に着
色された透明な合成樹脂によって形成され、内面にLE
D2から出た光13を拡散する多数の小さな凸レンズか
らなる拡散レンズ14が一体に形成されている。前面レ
ンズ4は、表面が車体コーナー部7Aの曲面と同一面を
形成するように円弧状に湾曲している。
【0014】リフレクタ6は、合成樹脂、金属等によっ
て形成され、配線用部材11の表面に止めねじ等によっ
て固定されている。リフレクタ6の表面には、複数個の
凹部15が各LED2に対応して形成されている。凹部
15は、軸線がランプ10の軸線Lと平行な半楕円形
で、大きさ(深さ)が異なり、車体の側面側のもの程深
くかつランプ10の後方に漸次ずれている。凹部15の
内面は、アルミニウムの蒸着、白色塗料の塗布等によっ
て回転放物反射面を形成し、LED2から出た光13を
反射することでランプ10の光軸Lと略平行な平行光線
に変換し前方へ導くように機能する。
【0015】LED2は、凹部15の中心に設けられた
LED取付孔16にリフレクタ6の後方から嵌挿され、
透明樹脂2A内にモールドされた半導体チップ2Bが回
転放物反射面の焦点位置に位置付けられている。また、
LED2は図3に示すように透明樹脂2Aの背面側に突
出する2本のリードフレーム(以下、リードという)2
0,20を有し、これらのリード20が灯具側コード2
1にそれぞれ電気的および機械的に接続されている。
【0016】リード20と灯具側コード21の電気的お
よび機械的接続は、接続の信頼性を高めるため圧接によ
って接続される。そのため、各リード20の長手方向中
間部の外側にV字状のコード接続溝24を有するコード
接続部25をそれぞれ一体に設けるとともに、先端部に
LED2を配線用部材11に係止する係止部26を一体
に設けている。また、コード接続溝24の両側縁を図5
に示すようにエッジ状に形成することにより切断刃27
としている。各コード接続溝24の切断刃27は、灯具
側コード21がコード接続溝24にそれぞれ挿入される
と、コード21の外皮21Aを切断して心線21Bをコ
ード接続部25にそれぞれ接触させ、これによってリー
ド20とコード21を電気的および機械的に接続させる
ようにしている。一方、各リード20の係止部26は、
図4に示すように配線用部材11に形成された小孔30
にそれぞれ挿通され、配線用部材11の裏面に係合する
ことによりLED2を配線用部材11に係止する。した
がって、LED2が配線用部材11から脱落することは
ない。
【0017】配線用部材11は、合成樹脂によって車体
コーナー部7Aに沿って円弧状に湾曲した板状体に形成
され、灯具ボデイ3の内面に一体に突設した取付部32
に複数個のねじ31によって固定されている。配線用部
材11のリフレクタ6と対向する表面側はLED取付面
28を形成し、このLED取付面28に前記灯具側コー
ド21が配線されるとともに、コード21を位置決めす
る溝を有し各LED2のリード20が挿入される複数個
のコード係止部34がLED2に対応して一体に突設さ
れている。
【0018】コード係止部34は、各リード20が挿通
される2つの小孔30,30を取り囲む矩形の箱型に形
成されることにより4つの側壁34a〜34dを有し、
互いに対向する2つの側壁34a,34bの上端縁に各
コード21が挿入される2つのコード位置決め用溝35
がそれぞれ形成されている。また、コード係止部34の
内部は、前記2つの小孔30,30間に位置し前記2つ
の側壁34a,34bの中間部を連結するリードフレー
ム絶縁体34eによって2つの室に仕切られている。こ
のリードフレーム絶縁体34eは、リードフレーム20
と20の間隔が数mmと狭く、ショートし易いために設
けられる。各コード位置決め用溝35にコード21を挿
入した状態で、LED2の各リード20をリードフレー
ム絶縁体34eの両面に沿って挿入し各小孔30を貫通
させると、係止部26が配線用部材11の背面側に突出
してLED2を配線用部材11に係止する。この時、上
記した通り各コード接続部25のコード接続溝24が各
コード21を押圧するため、切断刃27がコード21の
外皮21Aを切断し、心線21Bを各リード20に電気
的に接続させる。
【0019】コード係止部34の高さとしては、本実施
の形態においては低く設定した例を示したが、図4に2
点鎖線で示すようにLED2を配線用部材11に取付け
たとき、透明樹脂2Aの背面が当接する高さに設定する
と、LED2をより安定に係止することができる。
【0020】また、LED2としては係止部26を備え
ないものであってもよい。その場合は、図6に示すよう
に各コード接続部25の外側縁に鋸歯状の係止部35を
一体に突設し、この係止部35をコード係止部34の内
壁に食い込ませるようにすればよい。
【0021】このようなLED2は、図2に示すように
配線用部材11の前面に横4列、縦4列に配列され、前
記灯具側コード21によって各横の列のLED2が直列
に接続され、各縦の列のLED2が並列に接続される。
このため、各コード21は、合計5本用いられる。
【0022】さらに、前記配線用部材11のLED取付
面28には、図2に示すようにランプ10の制御回路4
1が配線されている。この制御回路41と前記点灯回路
12は、車体側コード42およびスイッチ43を介して
電源(バッテリ)44に対し直列に接続されている。
【0023】制御回路41は、直列に接続された逆電流
防止用ダイオード46と抵抗47を有するテールランプ
用回路Tと、逆電流防止用ダイオード48を有するスト
ップランプ用回路S、ツエナーダイオード等からなる耐
サージ用アブゾーバZとからなり、前記ランプ用回路
T,Sに前記点灯回路12が電流制御用抵抗49を介し
て直列に接続されている。両回路T,Sは電源44に対
しスイッチ43を介して接続されることにより切り替え
られ、ストップランプ用回路Sが電源44に接続された
ときには高電圧が印加され、テールランプ用回路Tを接
続したときよりLED2をより明るく発光させるように
している。
【0024】また、制御回路41は、上記した灯具側コ
ード20と同様に複数本の被覆電線からなるコード51
(51a〜50e)と、これらのコード51を電気的に
接続するとともにLED取付面28に係止する係止部材
52、端子56、圧接端子66(66A,66B)、コ
ード係止部80等を備えている。
【0025】係止部材52は、図7に示すように合成樹
脂によってE字形に形成されることにより、3つの押圧
部54と、これらの押圧部54間に設けられた2つの溝
55を有し、配線用部材11の表面に取付けられた端子
56に嵌合される。
【0026】端子56は、金属板の折曲加工によって形
成されることにより、配線用部材11に形成された取付
孔57に挿通され抜け防止用突起58によって抜けを防
止される係止片59と、この係止片59の前端に一体に
延設されたコ字状のコード係止部60とで構成されてい
る。コード係止部60の互いに対向する両側板60a
は、コード51(51aまたは51d)の一端部がそれ
ぞれ挿入されるV字状の溝61を有し、前記係止部材5
2の各溝55に挿入される。また、この溝61の溝縁は
エッジ状の切断刃を形成している。係止部材52は、両
側板60aが各溝55にそれぞれ挿入されるように端子
56に嵌合されると、各押圧部54がコード51を押圧
し、溝61の切断刃がコード51の外皮を切断すること
により、コード51の心線と端子56を電気的に接続さ
せる。なお、端子56の係止部59は、灯具ボデイ3の
後方に突出されることにより給電用ターミナルを構成
し、前記車体側コード42がコネクタを介して接続され
る。
【0027】圧接端子66としては、2種類の圧接端子
が用いられる。すなわち、図2に示すように2本のコー
ド51aと51b、51dと51e、21と51cに対
しては、2連端子66Aが用いられ、3本のコード51
b,51c,51eに対しては3連端子66Bが用いら
れる。
【0028】2連端子66Aは、図8に示すように金属
板の折り曲げ加工によって形成されることにより、平板
部67と、この平板部67の両端部にそれぞれ直角に同
方向に折曲げられることにより互いに対向する2つの折
曲片68aからなる2組のコード係止部68とで構成さ
れている。また、各折曲片68aは、2本のコードの一
端部がそれぞれ挿入されるV字状の溝70を有し、その
溝縁がエッジ状の切断刃を形成している。このような2
連端子66Aは、配線用部材11の表面に一体に突設し
た矩形枠状体からなる端子取付部80に嵌合されること
により、上記した端子56と同様に溝70の切断刃が各
コード21または51の外皮を切断しコード21または
51の心線と2連端子66Aを電気的に接続させる。な
お、端子取付部80にも、図3に示したコード係止部3
4と同様に互いに対向する2組の側壁にコード21また
は51が挿入される2つのV字状溝81がそれぞれ形成
されている。
【0029】3本のコード51b,51c,51eの一
端部を互いに電気的に接続する3連端子66Bについて
は、上記したコード係止部68が3組設けらている点で
上記の2連端子66Aと異なるだけで、その他の構成お
よび配線用部材11に対する取付は全く同じであるた
め、その図示および説明を省略する。
【0030】このような構成からなるランプ10におい
ては、配線用部材11の表面に灯具側コード21を配線
し、LED2のリード20に設けたコード接続溝24に
差込み接続するように構成しているので、従来の剛性を
有するプリント配線基板やフレキシブルなプリント配線
基板を必要とせず、ランプの形状を自由に変形させるこ
とができ、特に車体コーナー部7Aに取付けられるラン
プに適用して好適である。また、リード20とコード2
1を圧接によって電気的および機械的に接続しているの
で、自動挿入機による組付けが可能であるとともに、従
来の半田付け工程を一切必要とせず、容易にかつ安価に
製作することができる。
【0031】図9は本発明の他の実施の形態を示す電気
回路図である。この実施の形態においては、点灯回路1
2のLED2を、電源に対して並列に接続される6つの
LED群G1 〜G6 に分けている。各LED群G1 〜G
6 のLED2は4つからなり、電源に対して直列に接続
されている。その他の構成は、上記した実施の形態と同
一である。このような構成においても、上記した実施の
形態と同一の効果が得られる。
【0032】図10は本発明の他の実施の形態を示す分
解斜視図である。この実施の形態においては、図2に示
した制御回路41を標準ユニットとしてケース90内に
組込み、このケース90を灯具ボデイ3の背面に形成し
た開口部91に着脱可能に嵌合して内部の点灯回路にコ
ネクタを介して電気的に接続するようにしている。この
ような構成においては、制御回路41を標準ユニットと
しているので、機種の異なるランプに対して共通に使用
することができる。
【0033】なお、上記した実施の形態においては、配
線用部材11を用い、その表面をLED取付面28とし
て用いたが、本発明はこれに何等特定されるものではな
く、配線用部材11を用いない場合は、灯具ボデイ3の
内面をLED取付面とし、灯具側コード21を配線すれ
ばよい。さらに、上記実施の形態においては、各横の列
のLED2を直列に接続し、各縦の列のLED2を電源
に対して並列に接続した例を示したが、これに限らず、
各横の列のLED2を並列に接続し、各縦の列のLED
2を電源に対して直列に接続することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車輌
用灯具は、複数個のLEDを光源として用いた車輌用灯
具において、灯体内にLED取付面を設け、このLED
取付面に沿って前記LEDの点灯回路を形成するコード
を配線し、前記LEDのリードに前記コードが差込み接
続されるコード接続溝を形成したので、従来のプリント
配線基板を必要とせず、灯体内部のLED取付面が三次
元の複雑な形状の灯具、例えば車体コーナー部に取付け
られる灯具であっても、LED取付面に沿ってLEDと
コードを確実に取付けることができる。また、本発明
は、コード接続溝の溝縁にコードの外皮を切断する切断
刃を形成したので、絶縁コードであっても外皮を取り除
く作業が不要で確実に接続することができ、溶接、半田
付け等によって接続する必要がなく、製造コストを低減
することができる。
【0035】また、本発明は、LED取付面に灯具側コ
ードを位置決めする溝を有しLEDのリードが差し込ま
れるコード係止部を一体に設けたので、コードを所定の
位置に確実に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をテールランプ兼ストップランプに適
用した一実施の形態を示す要部の断面図である。
【図2】 配線用部材に設けられたLEDとその点灯回
路および制御回路の概略図である。
【図3】 LEDと灯具側コードの接続構造を示す分解
斜視図である。
【図4】 同接続構造の断面図である。
【図5】 切断刃の斜視図である。
【図6】 灯具側コードの接続構造の他の実施の形態を
示す断面図である。
【図7】 制御回路のコードの係止構造を示す斜視図で
ある。
【図8】 同じく制御回路のコードの係止構造を示す斜
視図である。
【図9】 点灯回路の他の実施の形態を示す電気回路図
である。
【図10】 本発明の他の実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図11】 車輌用灯具の従来例を示す要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
2…LED、3…灯具ボデイ、4…前面レンズ、5…灯
体、6…リフレクタ、10…テールランプ兼ストップラ
ンプ、11…配線用部材12…点灯回路、20…リー
ド、21…灯具側コード、24…コード接続溝、25…
コード接続部、26…係止部、27…切断刃、28…L
ED取付面、34…コード係止部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のLEDを光源として用いた車輌
    用灯具において、 灯体内にLED取付面を設け、このLED取付面に沿っ
    て前記LEDの点灯回路を形成するコードを配線し、前
    記LEDのリードに前記コードが差込み接続されるコー
    ド接続溝を形成したことを特徴とする車輌用灯具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車輌用灯具において、 コード接続溝の溝縁にコードの外皮を切断する切断刃を
    形成したことを特徴とする車輌用灯具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車輌用灯具にお
    いて、 灯体内のLED取付面にコードを位置決めする溝を有し
    LEDのリードが差し込まれるコード係止部を一体に設
    けたことを特徴とする車輌用灯具。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の車輌用灯具
    において、 灯体内のLED取付面を灯具ボデイの内面としたことを
    特徴とする車輌用灯具。
  5. 【請求項5】 請求項1,2または3記載の車輌用灯具
    において、 灯体内のLED取付面を灯体内に配置された配線用部材
    の表面としたことを特徴とする車輌用灯具。
JP9010323A 1997-01-23 1997-01-23 車輌用灯具 Pending JPH10208515A (ja)

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