JPH10208408A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスク駆動装置

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JPH10208408A
JPH10208408A JP1533097A JP1533097A JPH10208408A JP H10208408 A JPH10208408 A JP H10208408A JP 1533097 A JP1533097 A JP 1533097A JP 1533097 A JP1533097 A JP 1533097A JP H10208408 A JPH10208408 A JP H10208408A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラー検出用符号によるエラー判定でエラー
有りの判定が頻出するのを防止できる光ディスク駆動装
置を提供する。 【解決手段】 レジスタ11にはフレーム情報(Frame
s)を格納し、レジスタ11′には前フレームの同情報
を格納しその情報に加算器14にて1加算して両情報を
比較器17にて比較し、レジスタ12には秒情報(Seco
nds )を格納し、レジスタ12′には前フレームの同情
報を格納しその情報に加算器15にてキャリーcyを加
算して両情報を比較器18にて比較し、レジスタ13に
は分情報(Minutes )を格納し、レジスタ13′には前
フレームの同情報を格納しその情報に加算器16にてキ
ャリーcyを加算して両情報を比較器18にて比較す
る。全ての比較結果が一致であれば(アンド回路24の
出力が1)、たとえCRCエラー検出回路23でエラー
有りと判定されてもオア回路25にて出力が“1”とな
り、エラー無しとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク駆動装
置に係り、より詳細には、アドレス情報のエラー判定が
適切に行えるようにした光ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−Rの規格書であるオレンジブック
Part2に記載されているATIP(Absolut
e Time In Pre−grove)記録情報を
再生する場合、フレーム内で完結するCRC(Cycl
ic RedundancyCheck)符号を用いて
エラー検出を行っている。しかしながら、CD−R等の
光ディスクを駆動する光ディスク駆動装置は、磁気ディ
スク装置等に比べて媒体の誤り率が高く、更に媒体や光
ピックアップに付着するゴミ等に起因し、前記CRC符
号によるエラー検出でエラー有りの判定が頻出する。
【0003】エラー判定の頻出によるデータ処理効率の
低下を防止する技術として、特開平4−44688号公
報には、アドレスの連続性に着目し、読み出されたアド
レスにおいてCRC符号によるエラー検出がなされた場
合でも、直前のアドレスデータから定められたアドレス
シーケンスに基づいて得られる次の値を現在のアドレス
データとする(即ち、アドレスを補間する処理を行う)
技術が開示されている。また、特開平7−235148
号公報には、上記技術と同様、アドレスの連続性に着目
し、アドレスを順次読み取るごとに前回のアドレスに
“1”を加算した予測アドレスと、読み取ったアドレス
である現在アドレスとを比較し、この比較結果でアドレ
スの誤り判定を行うようにした技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平7−235148号公報の技術では、エラー
有りを検出した時には再度の読み取り動作が必要にな
り、処理速度が低下する。また、媒体自体に欠陥があっ
た場合は、再度の読み取りでもエラーが発生することに
なるから無駄に処理時間を消費することになる。また、
特開平4−44688号公報の技術では、エラー有りと
判定される頻度は軽減されるものの、アドレスの連続性
が損なわれたと判明するのが、目的とするフレームのア
ドレスに関係する情報が全て読み出された後であった
り、また、トラックジャンプが生じた場合には、そのト
ラックで最初に出会うフレームにおいてアドレスに関係
する情報の全てが再生されたときである。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、エラー検
出用符号によるエラー判定でエラー有りの判定が頻出す
るのを防止し、又、この場合において予測アドレスを生
成しエラー無しとするに際しその正確性を確保し、又、
エラー判定のための処理時間を短くすることができる光
ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、各フレームの区切りを示す特定パター
ン、連続的に増加するアドレス情報、及びエラー検出用
符号がプリフォーマットされた記録媒体を用いる光ディ
スク駆動装置において、前記のプリフォーマットされた
各種情報を読み出す手段と、読み出された前記アドレス
情報を格納する手段と、読み出されたアドレス情報のエ
ラー検出を行うエラー検出手段と、直前のフレームのア
ドレス情報に補間処理を行って予測アドレスを生成する
補間手段と、前記特定パターンを検出した後、次に前記
特定パターンを検出するであろう略時間位置で前記特定
パターンを探す状態を設定するとともに、前記状態で特
定パターンが検出されそのフレームにエラーが検出され
たときに、前記補間手段にて生成された予測アドレスを
現在アドレスとして採用する制御手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0007】上記の構成においては、前記特定パターン
を検出した後、次に前記特定パターンを検出するであろ
う略時間位置で前記特定パターンを探す状態を設定して
いる。光ディスクの記録領域を適正になぞって情報再生
等が行われている場合には、常に前記の略時間位置で前
記特定パターンを検出することができるのであり、前記
の略時間位置で前記特定パターンを検出することができ
ないのは、外乱等によってトラックジャンプが生じたよ
うな場合である。従って、上記探索状態の設定中に前記
特定パターンが検出されなかったのであれば、そのこと
によって直ちにトラックジャンプが生じたということを
知ることができる。すなわち、そのジャンプしたトラッ
クで最初に出会うフレームのATIP記録情報を再生す
ることなしに、直ちにアドレスの連続性が失われたこと
の判断が可能となる。そして、上記のごとく、略時間位
置で特定パターンを検出することができている限りは、
たとえ或るフレームのアドレスのエラー検出用符号によ
ってエラー有り判定がなされたとしても、アドレスの連
続性は確保されていると判断して良いから、前記補間手
段にて生成された予測アドレスを現在アドレスとして採
用することで、アドレスの予測ミスを防止しつつエラー
有り判定の頻出を防止することができる。
【0008】また、この発明の光ディスク駆動装置は、
各フレームの区切りを示す特定パターン、二以上の分割
アドレス情報から成り連続的に増加するアドレス情報、
及びエラー検出用符号がプリフォーマットされた記録媒
体を用いる光ディスク駆動装置において、前記のプリフ
ォーマットされた各種情報を読み出す手段と、読み出さ
れた前記アドレス情報を格納する手段と、読み出された
アドレス情報のエラー検出を前記エラー検出符号に基づ
いて行うエラー検出手段と、直前のフレームの各分割ア
ドレス情報ごとに補間処理を行って予測分割アドレスを
生成する補間手段と、前記補間処理により生成された各
予測分割アドレス情報と各現在分割アドレス情報とをそ
れぞれ比較する手段と、前記比較手段にて各予測分割ア
ドレス情報と各現在分割アドレス情報とが全て一致して
いる場合には、エラーなしと判定する判定制御手段とを
備えていることを特徴とする。
【0009】かかる構成であれば、前記比較手段にて各
予測分割アドレス情報と各現在分割アドレス情報とが全
て一致している場合には、エラーなしと判定する。従っ
て、エラー検出用符号によればエラー有りとされるよう
な場合であっても、エラー検出用符号が読み出される前
に得られるアドレス情報により、エラーなしと判定する
ことが可能になり、エラー有り判定の頻出を防止できる
ことは勿論、エラー検出用符号の読み出し前にエラー判
定ができるから、エラー判定の処理時間を短縮できる。
【0010】また、この発明の光ディスク駆動装置は、
各フレームの区切りを示す特定パターン、二以上の分割
アドレス情報から成り、連続的に増加するアドレス情
報、及びエラー検出用符号がプリフォーマットされた記
録媒体を用いる光ディスク駆動装置において、前記のプ
リフォーマットされた各種情報を読み出す手段と、読み
出された前記アドレス情報を格納する手段と、読み出さ
れたアドレス情報のエラー検出を前記エラー検出符号に
基づいて行うエラー検出手段と、直前のフレームの各分
割アドレス情報ごとに補間処理を行って予測分割アドレ
スを生成する補間手段と、前記補間処理により生成され
た各予測分割アドレス情報と各現在分割アドレス情報と
をそれぞれ比較する手段と、両情報が不一致の場合には
予測分割アドレス情報の方を出力する切換出力手段と、
前記切換出力手段から出力された予測分割アドレス情報
或いは現在分割アドレス情報を用いてエラー判定した結
果がエラーなしとされる場合にはエラーなしと判定する
判定制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0011】上記の構成であれば、前記補間処理により
生成された各予測分割アドレス情報を用いてエラー判定
した結果がエラーなしとされる場合にはエラーなしと判
定する。即ち、通常は、現在分割アドレス情報(エラー
有りを想定)の取得→エラー検出用符号の取得→エラー
有りの判定→予測分割アドレス情報の採用といった処理
となるが、上記の構成であれば、現在分割アドレス情報
(エラー有りを想定)の取得→予測分割アドレス情報の
採用→エラー検出用符号の取得→エラー無しの判定とい
った処理となり、エラー判定処理時間が短くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図4および下記の表1に基づいて説明する。
【0013】
【表1】
【0014】上記の表1は、CD−Rの規格書であるオ
レンジブックPart2に記載されているATIP(A
bsolute Time In Pre−grov
e)記録情報の1フレーム内のフォーマットを示してい
る。
【0015】また、図1は、光ディスク上のATIPデ
ータの並びを模式的に示している。この図1および前記
の表1から分かるように、ATIP Data bit
sで数えて、各フレームの先頭の4bitsが各フレー
ムの区切りを示す特定パターンとしてのシンクパターン
(SYNC)であり、その次に各々8bitsの分情報(Mi
nutes )、秒情報(Seconds )、フレーム情報(Frame
s)が順に続き、フレーム最後の14bitsがCRC
(Cyclic Redundancy Check)
データであり、合計42bitsで1フレームを形成し
ている。なお、CRC生成多項式は、P(X)=X14
12+X10+X7 +X 4+X2 +1を用いている。
【0016】光ディスク(図示せず)に形成されている
Wobble(ディスク上のグルーブのうねり)は、光
ピックアップ(図示せず)にて読み取られ、この読み取
られた情報がFSK(Frequency Shift
Keying)復調されると、図2(a)に示すよう
に、Biphase信号が得られる。また、そのCha
nnel Bitsとして、同図(b)に示している信
号が得られる。そして、このChannel Bits
をBiphase−Mark codeで復号すると、
同図(c)に示すように、ATIP Dataが得られ
る。なお、Biphase−Mark codeルール
は、“0”のとき“00”又は“11”とし、“1”の
とき“01”又は“10”とするものであり、直前の信
号レベルが“0”であれば次のビットが“1”となる方
を用い、“1”であれば次のビットが“0”となる方を
用いるルールとなっている。従って、“1”が3つ続い
たり、“0”が3つ続くことはない。シンクパターン
(SYNC)は、Biphase−Mark codeのル
ールを破る(即ち、“1”や“0”が3つ続く部分を有
する)ものであり、“00010111”又は“111
01000”が用いられる。
【0017】前記ATIP情報は、ディスクのユーザー
領域において最内周側に行くほど、“00:00:0
0”、“00:00:01”、“00:00:02”と
いうように増加していく時間情報(物理アドレス情報)
である。ATIPに表されているアドレスは、先にも述
べたが、分情報(Minutes )、秒情報(Seconds )、フ
レーム情報(Frames)からなり、これらは上記の“0
0:00:00”の配列に対応している。これら分情報
(Minutes )、秒情報(Seconds )、及びフレーム情報
(Frames)の全体でアドレス情報を構成するが、これら
個々の情報をここでは分割アドレス情報といい、これら
分割アドレス情報は、例えばフレーム情報においてキャ
リー(cy)が生じれば秒情報において1増加するとい
うように互いに関連して増加するものである。なお、具
体的には、75Framesで1Secondとなり、60Seconds
で1Minuteとなる。
【0018】図3は、この光ディスク駆動装置における
ATIP情報再生部を示したブロック図である。
【0019】第1レジスタ(Freg)11は、8ビッ
トレジスタであり、再生されたATIP情報のうちをフ
レーム情報(Frames)格納する。第1′レジスタ(F−
reg)11′も同様に8ビットレジスタであり、1つ
前のフレームのフレーム情報(Frames)を格納する。
【0020】第2レジスタ(Sreg)12は、8ビッ
トレジスタであり、再生されたATIP情報のうち秒情
報(Seconds )を格納する。第2′レジスタ(S−re
g)12′も同様に8ビットレジスタであり、1つ前の
フレームの秒情報(Seconds)を格納する。
【0021】第3レジスタ(Mreg)13は、8ビッ
トレジスタであり、再生されたATIP情報のうち分情
報(Minutes )を格納する。第3′レジスタ(M−re
g)13′も同様に8ビットレジスタであり、1つ前の
フレームの分情報(Minutes)を格納する。
【0022】第1加算器14は、第1′レジスタ(F−
reg)11′の出力を入力し、この出力値にシンクパ
ターンを検出するごとに1加算(補間)し、この加算
値、即ち、補間により生成された予測フレーム情報(Fr
ames)を出力する。また、この加算器14は、75をカ
ウントすると桁上がりし、キャリー情報(cy)を出力
する。
【0023】第2加算器15は、第2′レジスタ(S−
reg)12′の出力を入力し、この出力値に前記第1
加算器14からのキャリー情報(cy)を得るごとに1
加算(補間)し、この加算値、即ち、補間により生成さ
れた予測秒情報(Seconds )を出力する。また、この加
算器14は、60をカウントすると桁上がりし、キャリ
ー情報(cy)を出力する。
【0024】第3加算器16は、第3′レジスタ(M−
reg)13′の出力を入力し、この出力値に前記第2
加算器15からのキャリー情報(cy)を得るごとに1
加算(補間)し、この加算値、即ち、補間により生成さ
れた予測分情報(Minutes )を出力する。
【0025】第1比較器17は、第1加算器14の出力
値と、第1レジスタ(Freg)11の出力値とをそれ
ぞれ入力し、両出力値が一致するときには、一致信号
“1”を出力し、不一致のときには、不一致信号“0”
を出力する。
【0026】第2比較器18は、第2加算器15の出力
値と、第2レジスタ(Sreg)12の出力値とをそれ
ぞれ入力し、両出力値が一致するときには、一致信号
“1”を出力し、不一致のときには、不一致信号“0”
を出力する。
【0027】第3比較器19は、第3加算器16の出力
値と、第3レジスタ(Mreg)13の出力値とをそれ
ぞれ入力し、両出力値が一致するときには、一致信号
“1”を出力し、不一致のときには、不一致信号“0”
を出力する。
【0028】第1選択回路20は、第1加算器14の出
力値と、第1レジスタ(Freg)11の出力値とを各
々入力し、前記第1比較器17から一致信号“1”を入
力したときには、第1レジスタ(Freg)11の出力
値を出力し、不一致信号“0”を入力したときには、第
1加算器14の出力値を出力する。
【0029】第2選択回路21は、第2加算器15の出
力値と、第2レジスタ(Sreg)12の出力値とを各
々入力し、前記第2比較器18から一致信号“1”を入
力したときには、第2レジスタ(Sreg)12の出力
値を出力し、不一致信号“0”を入力したときには、第
2加算器15の出力値を出力する。
【0030】第3選択回路22は、第3加算器16の出
力値と、第3レジスタ(Mreg)13の出力値とを各
々入力し、前記第3比較器19から一致信号“1”を入
力したときには、第3レジスタ(Mreg)13の出力
値を出力し、不一致信号“0”を入力したときには、第
3加算器16の出力値を出力する。
【0031】CRCエラー検出回路23は、再生された
ATIP情報のうちCRCデータを入力するとともに、
前記の第1選択回路20、第2選択回路21、及び第3
選択回路22からの各々の出力値を入力し、これら各回
路20,21,22の出力値と前記CRCデータとによ
り、エラー予備判定を行い、エラー有りとするときには
“1”を出力し、エラー無しとするときには“0”を出
力する。ここで、このCRCエラー検出回路23は、第
1選択回路20からは現在フレーム情報(Frames)の代
わりに予測フレーム情報(Frames)を受け取る場合があ
り、また、第2選択回路21からは現在秒情報(Second
s )の代わりに予測秒情報(Seconds )を受け取る場合
があり、また、第3選択回路23からは現在分情報(Mi
nutes )の代わりに予測分情報(Minutes )を受け取る
場合がある。CRCエラー検出回路23は、これら予測
情報(予想分割アドレス情報)を受け取ったときには、
この予測情報を用いてエラー予備判定を行うことにな
る。
【0032】アンド回路24は、第1比較器17からは
現在フレーム情報(Frames)と予測フレーム情報(Fram
es)とにおける一致又は不一致情報(“1”or
“0”)を、第2比較器18からは現在秒情報(Second
s )と予測秒情報(Seconds )とにおける一致又は不一
致情報(“1”or“0”)を、第3比較器19からは
現在分情報(Minutes )と予測分情報(Minutes )とに
おける一致又は不一致情報(“1”or“0”)を、そ
れぞれ受け取り、その論理積値を出力する。
【0033】オア回路25は、一方の入力端子に前記ア
ンド回路24の論理積値を入力し、他方の入力端子に前
記CRCエラー検出回路23のエラー予備判定結果を入
力し、その論理和値をエラー判定結果として出力する。
前記アンド回路24の論理積出力値は、全ての比較器1
7,18,19から一致情報“1”を得た場合には、
“1”となるから、たとえCRCエラー検出回路23が
エラー有りとの予備判定を行った(“0”を出力した)
としても、オア回路25の出力において“1”、即ちエ
ラー無しとの判定が出力されることになる。
【0034】即ち、前記比較器17,18,19により
各予測分割アドレス情報と各現在分割アドレス情報とが
全て一致していると判断された場合には、アンド回路2
4の出力が“1”となり、従ってオア回路25の出力が
“1”となってエラー無しと判定することになる。これ
により、CRCデータ(エラー検出用符号)に基づけば
エラー有りの判定がなされるような場合でも、このCR
Cデータに基づく判定を行うことなく、即ち、CRC符
号が読み出される前にエラーなしと判定することが可能
になり、エラー有り判定の頻出を防止できることは勿
論、エラー判定のための処理時間を短くすることが可能
となる。
【0035】また、前記の各加算器14,15,16の
加算処理(補間処理)により得られた各予測分割アドレ
ス情報を用い、前記CRCエラー検出回路23にてエラ
ー予備判定した結果がエラー無しとされる場合(CRC
エラー検出回路23の出力が“1”の場合)には、たと
え、アンド回路24の出力がエラー有りを示す“0”で
あっても、CRCエラー検出回路23の出力が“1”と
なるので、オア回路25の出力は“1”となり、エラー
無しと判定することになる。即ち、通常は、現在分割ア
ドレス情報(エラー有りを想定)の取得→CRCデータ
の取得→エラー有りの判定→予測分割アドレス情報の採
用といった処理となるが、上記の構成であれば、現在分
割アドレス情報(エラー有りを想定)の取得→予測分割
アドレス情報の採用→CRCデータの取得→エラー無し
の判定といった処理となり、エラー有り判定の頻出を防
止できることは勿論、エラー判定処理時間が短くなる。
【0036】図4は、ATIP情報を再生してエラー判
定するときの状態遷移を示した状態遷移図である。
【0037】第1の状態(Openserch)とは、
リセット後、或いは再生スタート後の最初の状態であ
り、前記シンクパターンを検出する状態である。この第
1の状態で前記シンクパターンを検出すると、第2の状
態(Serch in Window)に遷移する。
【0038】この第2の状態(Serch in Wi
ndow)とは、前記シンクパターンの検出時点から略
42bitsに相当する時間位置ごと、即ち、シンクパ
ターンを検出した後、次に前記シンクパターンを検出す
るであろう略時間位置で前記シンクパターンを探す状態
である。この第2の状態でシンクパターンが検出されな
ければ前記第1の状態に戻る。なお、図3に示している
ように、第1の状態に戻る条件をn回連続してシンクパ
ターンを検出できなかった場合としてもよいものであ
る。一方、第2の状態でシンクパターンが検出されたな
ら、第3の状態(Protect)に遷移する。
【0039】この第3の状態(Protect)では、
前記シンクパターンに続く分情報(Minutes )、秒情報
(Seconds )、フレーム情報(Frames)、及び、CRC
データを再生する。そして、上述した図3のATIP情
報再生部において、エラー判定を行うことになる。以
後、この第3の状態において、引き続きシンクパターン
の検出およびエラー判定が繰り返されることになるが、
この第3の状態においてシンクパターンの検出が行えな
かった場合には、前記第2の状態に戻る。
【0040】ここで、光ディスクの記録領域を適正にな
ぞって情報再生等が行われている場合には、常に前記の
略時間位置で前記シンクパターンを検出することができ
るのであり、前記の略時間位置で前記シンクパターンを
検出することができないのは、外乱等によってトラック
ジャンプが生じたような場合である。従って、上記探索
状態の設定中に前記シンクパターンが検出されなかった
のであれば、そのことによって直ちにトラックジャンプ
が生じたということを知ることができる。即ち、そのジ
ャンプしたトラックで最初に出会うフレームのATIP
記録情報を再生することなしに、直ちにアドレスの連続
性が失われたことの判断が可能となる。そして、上記の
ごとく、略時間位置でシンクパターンを検出することが
できている限りは、たとえ或るフレームのアドレスのC
RC符号によってエラー判定がなされたとしても、アド
レスの連続性は確保されていると判断して良いから、前
記予測分割アドレスを現在分割アドレスとして採用する
ことで、予測アドレスの正確性を確保しつつエラー有り
判定の頻出を防止することができる。
【0041】なお、上記の状態遷移の制御は、いわゆる
ステートマシン(状態管理レジスタ等から成る)により
実現される。また、上述した状態遷移に基づくエラー判
定は、そのこと自体でトラックジャンプの迅速判断およ
びアドレスの連続性の判断を可能とする利点を有するも
のであり、この実施の形態で説明した分割アドレスによ
るエラー判定に限らず、全体アドレスによるエラー判定
にも適用することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、エラー検出用符号によるエラー判定でエラー有りの
判定が頻出するのを防止し、また、この場合において予
測アドレスを生成しエラー無しとするに際しその正確性
を確保し、又、エラー判定のための処理時間を短くする
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で適用した光ディスク上のATIPデ
ータの並びを示す説明図である。
【図2】この発明で適用した光ディスクから読み出され
た信号およびこれを復号した信号を示す説明図である。
【図3】この発明の光ディスク駆動装置におけるATI
P情報再生部を示したブロック図である。
【図4】この発明におけるATIP情報を再生してエラ
ー判定するときの状態遷移を示した状態遷移図である。
【符号の説明】
11 第1レジスタ 11′ 第1′レジスタ 12 第2レジスタ 12′ 第2′レジスタ 13 第3レジスタ 13′ 第3′レジスタ 14 第1加算器 15 第2加算器 16 第3加算器 17 第1比較器 18 第2比較器 19 第3比較器 20 第1選択回路 21 第2選択回路 22 第3選択回路 23 CRCエラー検出回路 24 アンド回路 25 オア回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 574 G11B 20/18 574H 7/00 7/00 H 27/10 27/10 A A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各フレームの区切りを示す特定パター
    ン、連続的に増加するアドレス情報、及びエラー検出用
    符号がプリフォーマットされた記録媒体を用いる光ディ
    スク駆動装置において、前記のプリフォーマットされた
    各種情報を読み出す手段と、読み出された前記アドレス
    情報を格納する手段と、読み出されたアドレス情報のエ
    ラー検出を前記エラー検出符号に基づいて行うエラー検
    出手段と、直前のフレームのアドレス情報に補間処理を
    行って予測アドレスを生成する補間手段と、前記特定パ
    ターンを検出した後、次に前記特定パターンを検出する
    であろう略時間位置で前記特定パターンを探す状態を設
    定するとともに、前記状態で特定パターンが検出されそ
    のフレームにエラーが検出されたときに、前記補間手段
    にて生成された予測アドレスを現在アドレスとして採用
    する制御手段とを備えていることを特徴とする光ディス
    ク駆動装置。
  2. 【請求項2】 各フレームの区切りを示す特定パター
    ン、二以上の分割アドレス情報から成り連続的に増加す
    るアドレス情報、及びエラー検出用符号がプリフォーマ
    ットされた記録媒体を用いる光ディスク駆動装置におい
    て、前記のプリフォーマットされた各種情報を読み出す
    手段と、読み出された前記アドレス情報を格納する手段
    と、読み出されたアドレス情報のエラー検出を前記エラ
    ー検出符号に基づいて行うエラー検出手段と、直前のフ
    レームの各分割アドレス情報ごとに補間処理を行って予
    測分割アドレスを生成する補間手段と、前記補間処理に
    より生成された各予測分割アドレス情報と各現在分割ア
    ドレス情報とをそれぞれ比較する手段と、前記比較手段
    にて各予測分割アドレス情報と各現在分割アドレス情報
    とが全て一致している場合には、エラーなしと判定する
    判定制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の光ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 各フレームの区切りを示す特定パター
    ン、二以上の分割アドレス情報から成り連続的に増加す
    るアドレス情報、及びエラー検出用符号がプリフォーマ
    ットされた記録媒体を用いる光ディスク駆動装置におい
    て、前記のプリフォーマットされた各種情報を読み出す
    手段と、読み出された前記アドレス情報を格納する手段
    と、読み出されたアドレス情報のエラー検出を前記エラ
    ー検出符号に基づいて行うエラー検出手段と、直前のフ
    レームの各分割アドレス情報ごとに補間処理を行って予
    測分割アドレスを生成する補間手段と、前記補間処理に
    より生成された各予測分割アドレス情報と各現在分割ア
    ドレス情報とをそれぞれ比較する手段と、両情報が不一
    致の場合には予測分割アドレス情報の方を出力する切換
    出力手段と、前記切換出力手段から出力された予測分割
    アドレス情報或いは現在分割アドレス情報を用いてエラ
    ー判定した結果がエラーなしとされる場合にはエラーな
    しと判定する判定制御手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の光ディスク駆動装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008234695A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Pulstec Industrial Co Ltd 光ディスク検査装置及び光ディスク検査方法

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