JPH1020817A - 回転式照明広告装置 - Google Patents
回転式照明広告装置Info
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- JPH1020817A JPH1020817A JP17083996A JP17083996A JPH1020817A JP H1020817 A JPH1020817 A JP H1020817A JP 17083996 A JP17083996 A JP 17083996A JP 17083996 A JP17083996 A JP 17083996A JP H1020817 A JPH1020817 A JP H1020817A
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- light
- light source
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発光色が変化して幻想的な趣を有し、注目度
の高い回転式照明広告装置を提供すること。 【解決手段】 透光性を有する複数の広告面(20)からな
る筒状の広告部(2)と、同広告部(2) の内部に配設した
光源部(6) とを具備し、同光源部(6) または前記広告部
(2) のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、前記広告部(2) を断面視多角形
形状に形成するとともに、少なくとも隣り合う広告面(2
0)を紫外線下での発色の異なる紫外線蛍光板(7) で形成
し、両紫外線蛍光板(7) からの発光を干渉させて隣接部
近傍に混色発光部(70)を設けた。
の高い回転式照明広告装置を提供すること。 【解決手段】 透光性を有する複数の広告面(20)からな
る筒状の広告部(2)と、同広告部(2) の内部に配設した
光源部(6) とを具備し、同光源部(6) または前記広告部
(2) のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、前記広告部(2) を断面視多角形
形状に形成するとともに、少なくとも隣り合う広告面(2
0)を紫外線下での発色の異なる紫外線蛍光板(7) で形成
し、両紫外線蛍光板(7) からの発光を干渉させて隣接部
近傍に混色発光部(70)を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式照明広告装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転式照明広告装置とし
て、人目を引くように店先などに設置されたものがよく
知られている。
て、人目を引くように店先などに設置されたものがよく
知られている。
【0003】これらは、例えば、透光性を有する広告面
を側面に形成した筒状の広告部と、同広告部の内部に配
設した光源部とからなり、広告部を光源廻りに回転可能
としたものや、広告部を固定して、一方向に照射する光
源を回転可能な構成としたものがある。
を側面に形成した筒状の広告部と、同広告部の内部に配
設した光源部とからなり、広告部を光源廻りに回転可能
としたものや、広告部を固定して、一方向に照射する光
源を回転可能な構成としたものがある。
【0004】広告面には、必要な広告内容を表す文字や
絵柄などが形成されており、これらを前記光源部からの
光が透過することにより、外部から鮮やかに視認できる
ようになっている。
絵柄などが形成されており、これらを前記光源部からの
光が透過することにより、外部から鮮やかに視認できる
ようになっている。
【0005】なお、前記広告部は、断面視で円形のもの
や多角形、特に正方形形状のものが一般的である。
や多角形、特に正方形形状のものが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した回
転式照明広告装置は、確かに視認性は良好であり、発色
も美しいものが多々あるが、広告部が回転しても広告面
の色は予め定めた色のままであり、日中と夜間とでも何
ら変化するものではないので、とりたてて人目を引くほ
どの効果は薄れてきており、現状では視認性が良好なだ
けのありふれた広告装置となってしまっている。
転式照明広告装置は、確かに視認性は良好であり、発色
も美しいものが多々あるが、広告部が回転しても広告面
の色は予め定めた色のままであり、日中と夜間とでも何
ら変化するものではないので、とりたてて人目を引くほ
どの効果は薄れてきており、現状では視認性が良好なだ
けのありふれた広告装置となってしまっている。
【0007】本発明は、上記課題を解決することのでき
る回転式照明広告装置を提供することを目的としてい
る。
る回転式照明広告装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、透光性を有する複数の広告面からなる
筒状の広告部と、同広告部の内部に配設した光源部とを
具備し、同光源部または前記広告部のいずれかを軸芯廻
りに回転可能に構成した回転式照明広告装置であって、
前記光源部を、それぞれ発色の異なる複数の有色ランプ
で構成し、前記広告面を各有色ランプの固有の色と、隣
合う有色ランプからの発光が干渉して現出される混合色
とにより照明することとした。
に、本発明では、透光性を有する複数の広告面からなる
筒状の広告部と、同広告部の内部に配設した光源部とを
具備し、同光源部または前記広告部のいずれかを軸芯廻
りに回転可能に構成した回転式照明広告装置であって、
前記光源部を、それぞれ発色の異なる複数の有色ランプ
で構成し、前記広告面を各有色ランプの固有の色と、隣
合う有色ランプからの発光が干渉して現出される混合色
とにより照明することとした。
【0009】したがって、単色のみではなく、混合色が
現出されるので幻想的な照明効果が得られ、人目を引き
広告効果を向上させることができる。
現出されるので幻想的な照明効果が得られ、人目を引き
広告効果を向上させることができる。
【0010】また、透光性を有する複数の広告面からな
る筒状の広告部と、同広告部の内部に配設した光源部と
を具備し、同光源部または前記広告部のいずれかを軸芯
廻りに回転可能に構成した回転式照明広告装置であっ
て、前記広告部を断面視多角形形状に形成するととも
に、少なくとも隣り合う広告面を紫外線下での発色の異
なる紫外線蛍光板で形成し、前記光源部からの紫外線照
射による両紫外線蛍光板からの発光を干渉させて隣接部
近傍に混色発光部を設けた。
る筒状の広告部と、同広告部の内部に配設した光源部と
を具備し、同光源部または前記広告部のいずれかを軸芯
廻りに回転可能に構成した回転式照明広告装置であっ
て、前記広告部を断面視多角形形状に形成するととも
に、少なくとも隣り合う広告面を紫外線下での発色の異
なる紫外線蛍光板で形成し、前記光源部からの紫外線照
射による両紫外線蛍光板からの発光を干渉させて隣接部
近傍に混色発光部を設けた。
【0011】すなわち、隣り合う広告面同士間には所定
の角度を有することになるので、発色の異なる紫外線蛍
光板で形成された広告面からの発光色が互いに干渉し合
い、隣接部近傍は両者の色が混ざった混色発光部とな
る。
の角度を有することになるので、発色の異なる紫外線蛍
光板で形成された広告面からの発光色が互いに干渉し合
い、隣接部近傍は両者の色が混ざった混色発光部とな
る。
【0012】前記光源部を、ブラックライトと有色灯又
は白色蛍光灯を環状に列設して構成したものとするとと
もに、広告部を光源部廻りに回転させる構成とすれば、
ブラックライトを主体に照射された広告面は設定された
色で鮮やかに発色するが、白色蛍光灯を主体に照射され
た広告面は日中の色と殆ど変化せず、また、有色灯を主
体に照射された広告面は、その有色灯固有の色に広告面
が発光する。
は白色蛍光灯を環状に列設して構成したものとするとと
もに、広告部を光源部廻りに回転させる構成とすれば、
ブラックライトを主体に照射された広告面は設定された
色で鮮やかに発色するが、白色蛍光灯を主体に照射され
た広告面は日中の色と殆ど変化せず、また、有色灯を主
体に照射された広告面は、その有色灯固有の色に広告面
が発光する。
【0013】しかも、上記したように、本来の広告面の
発光色とは異なる混色発光部が周期的に現れるので、幻
想的な美しさを醸し出し、往来の人目を引いて宣伝効果
が著しく向上する。
発光色とは異なる混色発光部が周期的に現れるので、幻
想的な美しさを醸し出し、往来の人目を引いて宣伝効果
が著しく向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、透光性を有する複数の
広告面からなる筒状の広告部と、同広告部の内部に配設
した光源部とを具備し、同光源部または前記広告部のい
ずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式照明広告
装置であって、前記広告部を断面視多角形形状に形成す
るとともに、少なくとも隣り合う広告面を紫外線下での
発色の異なる紫外線蛍光板で形成し、両紫外線蛍光板か
らの発光を干渉させて隣接部近傍に混色発光部を設けた
ものである。
広告面からなる筒状の広告部と、同広告部の内部に配設
した光源部とを具備し、同光源部または前記広告部のい
ずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式照明広告
装置であって、前記広告部を断面視多角形形状に形成す
るとともに、少なくとも隣り合う広告面を紫外線下での
発色の異なる紫外線蛍光板で形成し、両紫外線蛍光板か
らの発光を干渉させて隣接部近傍に混色発光部を設けた
ものである。
【0015】また、各広告面を多方向に均等に表示する
ことができるので、回転するのは広告部とすることが好
ましい。この場合の広告部の回転は、一般的な構成であ
るモータ駆動で構わない。
ことができるので、回転するのは広告部とすることが好
ましい。この場合の広告部の回転は、一般的な構成であ
るモータ駆動で構わない。
【0016】さらに、前記光源部は、ブラックライトの
みとしてもよいが、ブラックライトと有色又は白色蛍光
灯を環状に列設して構成することが好ましい。
みとしてもよいが、ブラックライトと有色又は白色蛍光
灯を環状に列設して構成することが好ましい。
【0017】すなわち、紫外線蛍光板は、紫外線照射を
受けると、可視光線照射下での発色とは異なる色で発色
するので、ブラックライトを主体に照射された広告面は
設定された色で鮮やかに発色するが、白色蛍光灯を主体
に照射された広告面は日中の色と殆ど変化せずに、内部
からの白色蛍光灯による照射で外部から明るく見えるの
みであり、また、有色蛍光灯を主体に照射された広告面
は、この蛍光灯の色が外部から透かして見えるだけであ
る。
受けると、可視光線照射下での発色とは異なる色で発色
するので、ブラックライトを主体に照射された広告面は
設定された色で鮮やかに発色するが、白色蛍光灯を主体
に照射された広告面は日中の色と殆ど変化せずに、内部
からの白色蛍光灯による照射で外部から明るく見えるの
みであり、また、有色蛍光灯を主体に照射された広告面
は、この蛍光灯の色が外部から透かして見えるだけであ
る。
【0018】そして、上記したように、隣り合う広告面
を発色の異なる紫外線蛍光板で形成した広告部が光源部
廻りを回転することにより、回転位置によっては、ブラ
ックライトの照射を受けた隣り合う紫外線蛍光板からの
発光色が干渉し、本来の広告面の発光色に加えて干渉部
分では本体の発光色とは異なる混色発光部が生じ、しか
も、同混色発光部が周期的に現れることになるので、発
光色の変化が往来の人目を引き、きわめて宣伝効果の高
いものとなる。
を発色の異なる紫外線蛍光板で形成した広告部が光源部
廻りを回転することにより、回転位置によっては、ブラ
ックライトの照射を受けた隣り合う紫外線蛍光板からの
発光色が干渉し、本来の広告面の発光色に加えて干渉部
分では本体の発光色とは異なる混色発光部が生じ、しか
も、同混色発光部が周期的に現れることになるので、発
光色の変化が往来の人目を引き、きわめて宣伝効果の高
いものとなる。
【0019】上記した紫外線蛍光板は、紫外線蛍光物質
を含有するアクリル板で形成するか、あるいは、アクリ
ル板に前記紫外線蛍光物質を含有するシートを貼付した
ものとすることができる。なお、上記アクリル板は透光
性を有するものであることは勿論である。
を含有するアクリル板で形成するか、あるいは、アクリ
ル板に前記紫外線蛍光物質を含有するシートを貼付した
ものとすることができる。なお、上記アクリル板は透光
性を有するものであることは勿論である。
【0020】なお、紫外線蛍光物質としては、例えば、
硫化亜鉛を基体とし、銅、銀、マンガンなどを付活剤と
した硫化亜鉛系のもの、亜鉛華と無水珪酸との混合物に
マンガンを付活剤とした硫化カルシウム系、サマリウ
ム、セリウムを付活剤とした硫化ストロンチウム系、鉛
を付活剤としたタングステン酸カルシウム系などの無機
性感光顔料を用いることができる。さらには、重晶石
や、蛍石などの紫外線蛍光物質を含有する自然石から取
り出したものを利用することもできる。
硫化亜鉛を基体とし、銅、銀、マンガンなどを付活剤と
した硫化亜鉛系のもの、亜鉛華と無水珪酸との混合物に
マンガンを付活剤とした硫化カルシウム系、サマリウ
ム、セリウムを付活剤とした硫化ストロンチウム系、鉛
を付活剤としたタングステン酸カルシウム系などの無機
性感光顔料を用いることができる。さらには、重晶石
や、蛍石などの紫外線蛍光物質を含有する自然石から取
り出したものを利用することもできる。
【0021】ところで、上記した形態の他、光源部を、
それぞれ発色の異なる複数の有色ランプで構成し、前記
広告面を各有色ランプの固有の色と、隣合う有色ランプ
からの発光が干渉して現出される混合色とにより照明す
ることとしてもよく、上記と略同様な効果を得ることが
できる。
それぞれ発色の異なる複数の有色ランプで構成し、前記
広告面を各有色ランプの固有の色と、隣合う有色ランプ
からの発光が干渉して現出される混合色とにより照明す
ることとしてもよく、上記と略同様な効果を得ることが
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0023】図1に本発明に係る回転式照明広告装置A
の斜視図を、図2に同装置Aの断面図を示している。
の斜視図を、図2に同装置Aの断面図を示している。
【0024】図1及び図2に示すように、回転式照明広
告装置Aは、スタンド部1と中空の箱状に形成した広告
部2とから構成されている。
告装置Aは、スタンド部1と中空の箱状に形成した広告
部2とから構成されている。
【0025】スタンド部1は、裏面四方個所にキャスタ
ー12を取付けて移動自在とした台座10の中央に支柱11を
突設しており、同支柱11の先端部にモータ3を配設する
とともに、支柱11の廻りにブラックライト4及び白色蛍
光灯5とを環状に列設して構成した光源部6を設けてい
る。
ー12を取付けて移動自在とした台座10の中央に支柱11を
突設しており、同支柱11の先端部にモータ3を配設する
とともに、支柱11の廻りにブラックライト4及び白色蛍
光灯5とを環状に列設して構成した光源部6を設けてい
る。
【0026】すなわち、本実施例における光源部6は、
支柱11の中途部と先端部とに光源取付板60,61 を設け、
両取付板60,61 間に、3本のブラックライト4と1本の
白色蛍光灯5とを一定の間隔を開けて立設して構成して
いる。なお、本実施例では、白色蛍光灯5としている
が、これを有色蛍光灯としても構わない。
支柱11の中途部と先端部とに光源取付板60,61 を設け、
両取付板60,61 間に、3本のブラックライト4と1本の
白色蛍光灯5とを一定の間隔を開けて立設して構成して
いる。なお、本実施例では、白色蛍光灯5としている
が、これを有色蛍光灯としても構わない。
【0027】広告部2は、矩形形状の4枚の広告面20を
側面とする縦長の筒状に形成しており、本実施例では、
正方形の天板21と、支柱貫通孔22a を設けた底板22との
各四隅部とをフレーム23により一体的に連設して平面視
正方形形状の箱型ケースを構成し、各側面部に透光性を
有し、紫外線蛍光物質を含有するアクリル板からなる紫
外線蛍光板7を取付けて広告面20を形成している。
側面とする縦長の筒状に形成しており、本実施例では、
正方形の天板21と、支柱貫通孔22a を設けた底板22との
各四隅部とをフレーム23により一体的に連設して平面視
正方形形状の箱型ケースを構成し、各側面部に透光性を
有し、紫外線蛍光物質を含有するアクリル板からなる紫
外線蛍光板7を取付けて広告面20を形成している。
【0028】同紫外線蛍光板7は、紫外線照射を受ける
と、日中の可視光線の下での色とは全くことなる固有の
幻想的な色で発光する特徴を有するものであり、ここで
は、上記のようにアクリル板を基材としているので軽量
で成形が容易となっている。
と、日中の可視光線の下での色とは全くことなる固有の
幻想的な色で発光する特徴を有するものであり、ここで
は、上記のようにアクリル板を基材としているので軽量
で成形が容易となっている。
【0029】また、同紫外線蛍光板7の表面には所望の
広告文字あるいは絵柄からなるサイン部aが形成されて
いるが、かかるサイン部aの形成も容易である。
広告文字あるいは絵柄からなるサイン部aが形成されて
いるが、かかるサイン部aの形成も容易である。
【0030】そして、前記天板21の裏部に設けたボス部
21a と前記モータ3の駆動軸30とを連動連結して、同広
告部2を支柱11廻りに回転するように構成している。13
は電源コードであり、台座10及び支柱11の内部を通って
モータ3及び光源部6に接続している。また、24は広告
部2の底板22の支柱貫通孔22a と支柱11との間に介設し
た軸受部である。
21a と前記モータ3の駆動軸30とを連動連結して、同広
告部2を支柱11廻りに回転するように構成している。13
は電源コードであり、台座10及び支柱11の内部を通って
モータ3及び光源部6に接続している。また、24は広告
部2の底板22の支柱貫通孔22a と支柱11との間に介設し
た軸受部である。
【0031】上記構成により、広告部2は図3に示すよ
うに、支柱11廻り、すなわち、光源部6廻りに回転でき
るようになっている。
うに、支柱11廻り、すなわち、光源部6廻りに回転でき
るようになっている。
【0032】上記構成において、本発明の要旨となるの
は、広告部2の少なくとも隣り合う紫外線蛍光板7の紫
外線照射下での発色を異ならせることにより、両紫外線
蛍光板7からの発光を干渉させて隣接部近傍に混色発光
部70が形成されるようにしたことにある。
は、広告部2の少なくとも隣り合う紫外線蛍光板7の紫
外線照射下での発色を異ならせることにより、両紫外線
蛍光板7からの発光を干渉させて隣接部近傍に混色発光
部70が形成されるようにしたことにある。
【0033】例えば、図4に示すように、紫外線蛍光板
7のうちの一枚を紫外線下で緑色に発色する蛍光板7aと
し、同蛍光板7aと隣り合う蛍光板7bを同じく紫外線下で
は赤色に発色するものとすれば、ブラックライト4から
の照射により各蛍光板7a,7bはそれぞれ緑色と赤色とに
発色するが、隣り合う紫外線蛍光板7同士間には所定の
角度を有するので、光が反射して干渉し、その緑色と赤
色とが混ざり合って混色発光部70ではオレンジ色とな
る。
7のうちの一枚を紫外線下で緑色に発色する蛍光板7aと
し、同蛍光板7aと隣り合う蛍光板7bを同じく紫外線下で
は赤色に発色するものとすれば、ブラックライト4から
の照射により各蛍光板7a,7bはそれぞれ緑色と赤色とに
発色するが、隣り合う紫外線蛍光板7同士間には所定の
角度を有するので、光が反射して干渉し、その緑色と赤
色とが混ざり合って混色発光部70ではオレンジ色とな
る。
【0034】したがって、広告部2は、図5で線の密度
で示すように、ブラックライト4の照射を受けて固有の
幻想的な色で発色する部分と、混色された部分と、ブラ
ックライト4の照射の影響外にあって、白色蛍光灯5に
よる照射のみで可視光線下での色で発光する部分とが表
れることになり、かかるコントラストにより趣のある電
照広告を行うことができる。
で示すように、ブラックライト4の照射を受けて固有の
幻想的な色で発色する部分と、混色された部分と、ブラ
ックライト4の照射の影響外にあって、白色蛍光灯5に
よる照射のみで可視光線下での色で発光する部分とが表
れることになり、かかるコントラストにより趣のある電
照広告を行うことができる。
【0035】しかも、広告部2が回転することにより、
異なる色が流れるように見えるので注目度が高くなり、
宣伝効果を著しく向上させることができる。
異なる色が流れるように見えるので注目度が高くなり、
宣伝効果を著しく向上させることができる。
【0036】また、使用する紫外線蛍光板7の全ての紫
外線下での発光色がそれぞれ異なるようにすれば、混色
もすべて異なることになり、幻想的な趣がさらに強まる
ので往来の人の注目をより集めることができる。
外線下での発光色がそれぞれ異なるようにすれば、混色
もすべて異なることになり、幻想的な趣がさらに強まる
ので往来の人の注目をより集めることができる。
【0037】ところで、紫外線蛍光板7は、図6に示す
ように、透光性を有するアクリル板7aに、紫外線蛍光物
質を含有するシートSを貼付して形成してもよい。
ように、透光性を有するアクリル板7aに、紫外線蛍光物
質を含有するシートSを貼付して形成してもよい。
【0038】以上、本実施例を説明してきたが、スタン
ド部1、広告部2の各構成、及び、これらの回転機構の
構成などは上記実施例に限るものでなく、例えば、広告
部2は平面視で正方形ではなく五角形や六角形などの多
角形形状としたり、光源部6において、ブラックライト
4、及び白色蛍光灯5の数などを適宜変更するなど、設
計変更により異なる構成をとった場合でも本発明に含ま
れるものである。
ド部1、広告部2の各構成、及び、これらの回転機構の
構成などは上記実施例に限るものでなく、例えば、広告
部2は平面視で正方形ではなく五角形や六角形などの多
角形形状としたり、光源部6において、ブラックライト
4、及び白色蛍光灯5の数などを適宜変更するなど、設
計変更により異なる構成をとった場合でも本発明に含ま
れるものである。
【0039】また、他の実施例として、例えば、光源部
6を、それぞれ発色の異なる複数の有色ランプで構成
し、前記広告面20を各有色ランプの固有の色と、隣合う
有色ランプからの発光が干渉して現出される混合色とに
より照明することもでき、先の実施例と略同様な効果を
得ることができる。
6を、それぞれ発色の異なる複数の有色ランプで構成
し、前記広告面20を各有色ランプの固有の色と、隣合う
有色ランプからの発光が干渉して現出される混合色とに
より照明することもでき、先の実施例と略同様な効果を
得ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記の形態で実施されるもので
あり、以下の効果を奏する。
あり、以下の効果を奏する。
【0041】請求項1記載の発明では、透光性を有す
る複数の広告面からなる筒状の広告部と、同広告部の内
部に配設した光源部とを具備し、同光源部または前記広
告部のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、前記光源部を、それぞれ発色の
異なる複数の有色ランプで構成し、前記広告面を各有色
ランプの固有の色と、隣合う有色ランプからの発光が干
渉して現出される混合色とにより照明することにより、
単色のみではなく、混合色が現出されるので幻想的な照
明効果が得られ、人目を引き広告効果を向上させること
ができる。
る複数の広告面からなる筒状の広告部と、同広告部の内
部に配設した光源部とを具備し、同光源部または前記広
告部のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、前記光源部を、それぞれ発色の
異なる複数の有色ランプで構成し、前記広告面を各有色
ランプの固有の色と、隣合う有色ランプからの発光が干
渉して現出される混合色とにより照明することにより、
単色のみではなく、混合色が現出されるので幻想的な照
明効果が得られ、人目を引き広告効果を向上させること
ができる。
【0042】請求項2記載の発明では、透光性を有す
る複数の広告面からなる筒状の広告部と、同広告部の内
部に配設した光源部とを具備し、同光源部または前記広
告部のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、前記広告部を断面視多角形形状
に形成するとともに、少なくとも隣り合う広告面を紫外
線下での発色の異なる紫外線蛍光板で形成し、両紫外線
蛍光板からの発光を干渉させて隣接部近傍に混色発光部
を設けたことにより、隣り合う紫外線蛍光板からの発光
色が干渉し、本来の広告面の発光色に加えて干渉部分で
は本体の発光色とは異なる混色発光部が生じ、しかも、
同混色発光部が周期的に現れるのことになるので、発光
色の変化が往来の人目を引き、きわめて宣伝効果の高い
ものとなる。
る複数の広告面からなる筒状の広告部と、同広告部の内
部に配設した光源部とを具備し、同光源部または前記広
告部のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、前記広告部を断面視多角形形状
に形成するとともに、少なくとも隣り合う広告面を紫外
線下での発色の異なる紫外線蛍光板で形成し、両紫外線
蛍光板からの発光を干渉させて隣接部近傍に混色発光部
を設けたことにより、隣り合う紫外線蛍光板からの発光
色が干渉し、本来の広告面の発光色に加えて干渉部分で
は本体の発光色とは異なる混色発光部が生じ、しかも、
同混色発光部が周期的に現れるのことになるので、発光
色の変化が往来の人目を引き、きわめて宣伝効果の高い
ものとなる。
【0043】請求項3記載の発明では、前記光源部
は、ブラックライトと白色蛍光灯を環状に列設して構成
したことにより、上記の効果に加え、ブラックライト
の照射を受けて固有の幻想的な色で発色する部分と、混
色された部分と、ブラックライトの照射の影響外にあっ
て、白色蛍光灯による照射のみで可視光線下での色で発
光する部分とが表れることになり、かかるコントラスト
により趣のある電照広告を行うことができる。
は、ブラックライトと白色蛍光灯を環状に列設して構成
したことにより、上記の効果に加え、ブラックライト
の照射を受けて固有の幻想的な色で発色する部分と、混
色された部分と、ブラックライトの照射の影響外にあっ
て、白色蛍光灯による照射のみで可視光線下での色で発
光する部分とが表れることになり、かかるコントラスト
により趣のある電照広告を行うことができる。
【0044】請求項4記載の発明では、前記紫外線蛍
光板は、紫外線蛍光物質を含有するアクリル板あるいは
アクリル板に紫外線蛍光物質を含有するシートを貼付し
たものとすれば、上記、の効果に加え、軽量化を図
ることができるとともに、広告面の文字や図柄の成形も
容易となる。
光板は、紫外線蛍光物質を含有するアクリル板あるいは
アクリル板に紫外線蛍光物質を含有するシートを貼付し
たものとすれば、上記、の効果に加え、軽量化を図
ることができるとともに、広告面の文字や図柄の成形も
容易となる。
【0045】請求項1または2の発明において、前記
広告部を光源部を中心に回転させたことにより、各広告
面を多方向に均等に表示することができるとともに、異
なる色が流れるように見えるので注目度が高くなり、宣
伝効果を著しく向上させることができる。
広告部を光源部を中心に回転させたことにより、各広告
面を多方向に均等に表示することができるとともに、異
なる色が流れるように見えるので注目度が高くなり、宣
伝効果を著しく向上させることができる。
【図1】本発明に係る回転式照明広告装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】同回転式照明広告装置の断面図である。
【図3】同平面視による説明図である。
【図4】広告面による光の干渉を示す説明図である。
【図5】広告面に表れる発光色の違いを示す説明図であ
る。
る。
【図6】広告面を形成する紫外線蛍光板の一形態を示す
説明図である。
説明図である。
A 回転式照明広告装置 1 スタンド部 2 広告部 4 ブラックライト 5 白色蛍光灯 6 光源部 7 紫外線蛍光板 20 広告面 70 混色発光部
Claims (5)
- 【請求項1】 透光性を有する複数の広告面(20)からな
る筒状の広告部(2)と、同広告部(2) の内部に配設した
光源部(6) とを具備し、同光源部(6) または前記広告部
(2) のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、 前記光源部(6) を、それぞれ発色の異なる複数の有色ラ
ンプで構成し、前記広告面(20)を各有色ランプの固有の
色と、隣合う有色ランプからの発光が干渉して現出され
る混合色とにより照明することを特徴とする回転式照明
広告装置。 - 【請求項2】 透光性を有する複数の広告面(20)からな
る筒状の広告部(2)と、同広告部(2) の内部に配設した
光源部(6) とを具備し、同光源部(6) または前記広告部
(2) のいずれかを軸芯廻りに回転可能に構成した回転式
照明広告装置であって、 前記広告部(2) を断面視多角形形状に形成するととも
に、少なくとも隣り合う広告面(20)を紫外線下での発色
が異なる紫外線蛍光板(7) で形成し、前記光源部(6) か
らの紫外線照射による両紫外線蛍光板(7) からの発光を
干渉させて隣接部近傍に混色発光部(70)を設けたことを
特徴とする回転式照明広告装置。 - 【請求項3】 前記光源部(6) は、ブラックライト(4)
と有色又は白色蛍光灯(5) を環状に列設して構成したこ
とを特徴とする請求項2記載の回転式照明広告装置。 - 【請求項4】 前記紫外線蛍光板(7) は、紫外線蛍光物
質を含有するアクリル板あるいはアクリル板に紫外線蛍
光物質を含有するシート(S) を貼付したものであること
を特徴とする請求項2または3に記載の回転式照明広告
装置。 - 【請求項5】 前記広告部(2) を光源部(6) を中心に回
転させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載の回転式照明広告装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17083996A JPH1020817A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 回転式照明広告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17083996A JPH1020817A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 回転式照明広告装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020817A true JPH1020817A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15912293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17083996A Pending JPH1020817A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 回転式照明広告装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1020817A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250308A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-11-04 | Bekku Kk | 発光構造体 |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP17083996A patent/JPH1020817A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250308A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-11-04 | Bekku Kk | 発光構造体 |
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