JPH10207697A - プログラム領域選択方法 - Google Patents

プログラム領域選択方法

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JPH10207697A
JPH10207697A JP1128197A JP1128197A JPH10207697A JP H10207697 A JPH10207697 A JP H10207697A JP 1128197 A JP1128197 A JP 1128197A JP 1128197 A JP1128197 A JP 1128197A JP H10207697 A JPH10207697 A JP H10207697A
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JP
Japan
Prior art keywords
cpu
circuit
program
rom
program area
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1128197A
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English (en)
Inventor
Yusaku Todokoro
祐策 戸所
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各回路内のCPUが実行するプログラムが異
なっていても、CPU及びROMを含むハードウェアを
共通化し、製造工程の統一化や回路基板の共通化が可能
なプログラム領域選択方法。 【解決手段】 回路内にCPUとROMが含まれ、前記
CPUがROMに格納されている複数のプログラム領域
のうちから実行すべきプログラム領域を自動的に選択す
る方法において、前記回路に電源が投入されると(S
O)、まず自己の基板のID情報を読込み(S1)、次
にこのID情報により実行すべきプログラム領域の選択
・設定を行い(S2)、その後一定時間経過後にCPU
をリセットし(S3)、このリセットの解除後に前記選
択・設定された運用プログラムを開始する(S4)方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路内にプロセッ
サ(以下CPUという)とROM(読出専用メモリ)が
含まれ、CPUがROMに格納されている複数のプログ
ラム領域のうちから実行すべきプログラム領域を自動的
に選択する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在基板回路内に、CPUとその実行プ
ログラムを格納したメモリ(例えばROM等)を含む装
置は広く使用されている。例えば、通信制御装置の基板
回路内にも、CPUとその実行プログラムを格納したR
OMを含んでいるが、接続するインタフェースや接続相
手のプロトコルによって、通信制御装置側のCPUが実
行するプログラムは異なるため、ユーザシステム毎にプ
ログラムを変更する必要があった。そして現在の通信コ
ントローラにおいても、CPUのプログラムはROMに
書込まれているものが多いから、回路構成やユーザ別
に、各CPUによって実行されるそれぞれ異なるプログ
ラムが対応するROMに書込まれているのが現状であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに各ユーザ毎に異なるプログラムをROMに書込む方
式では、基板回路のハードウェア構成が同一又は共通部
が多い場合でも、ユーザ毎にそれぞれ異なるプログラム
の書込まれたROMの管理が複雑で管理・保守面での負
担が大きかった。またROM内のプログラムの先頭アド
レスを物理的なスイッチ(例えばディップスイッチ等)
で切替えて使用する方式も考えられているが、現在のC
PUのアドレスは、16、32ビット等とビット数が多
く、このアドレスビット毎に1つのスイッチを設ける必
要があるため、スイッチの数が多数となり、スイッチの
設定ミスによるトラブルが発生することもあった。また
上位プロセッサを設けて、下位プロセッサのメモリはR
AMとし、ユーザ毎のプログラムを上位プロセッサから
下位プロセッサのRAMにダウンロードする方式も考え
られるが、システムが複雑になるため装置を小型化する
ことはできなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラム
領域選択方法は、回路内にCPUとROMが含まれ、前
記CPUがROMに格納されている複数のプログラム領
域のうちから実行すべきプログラム領域を自動的に選択
する方法において、前記回路内に情報設定器を設け、こ
の情報設定器に自己の回路の識別情報を予め設定してお
き、前記回路に電源が投入されると、まずCPUは前記
情報設定器から自己の回路の識別情報を読込み、次にC
PUは前記読込んだ識別情報によりROMに格納されて
いる複数のプログラム領域のうちどのプログラム領域を
実行すべきかを認識し、この実行すべきプログラム領域
の先頭アドレスを設定し、次に前記先頭アドレスが設定
されてから一定時間経過後にCPUにリセット信号を供
給し、このリセット信号の解除後に、CPUは前記設定
された実行すべきプログラム領域の先頭アドレスからプ
ログラムを実行するようにしたものである。
【0005】その結果、CPU及びROMを含む各回路
基板は、識別情報設定器の設定値が異なるのみで、その
他の部品、ハードウェアは同一となり、製造工程は統一
化でき、回路基板は共通化できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるプログラム領
域選択方法を示す流れ図であり、図2は本発明に係るR
OMマッピングの例を示す図であり、図3は本発明を実
施した基板回路の構成例を示す図である。図2のROM
マッピング例においては、ROMアドレスは16進表示
で0000[H]からFFFF[H]までとしている。
そして0000[H]番地から図のハッチングで示され
る領域に図1のプログラムが格納され、4000[H]
〜7FFF[H]番地に運用プログラムAが格納され、
8000[H]〜BFFF[H]番地に運用プログラム
Bが格納され、C000[H]〜FFFF[H]番地に
運用プログラムCが格納されている。
【0007】図3の回路において、1はCPU、2はR
OM、3はID(Identificationの略語、識別の意)情
報設定器であり、この例では4ビットの情報を設定でき
るスイッチ(例えば短絡スイッチ等)で構成される。4
はアドレス設定レジスタであり、この例では4個のフリ
ップフロップで構成される。5はアドレスセレクタであ
り、CPU1のアドレスバス(この例では16ビットの
アドレスA15〜A0 とする)から入力するA15〜A13
またはアドレス設定レジスタ4から入力するFA15〜F
13のいずれか一方をセレクト信号に基づき選択出力し
て、RA15〜RA13としてROM2へ供給する。6はデ
コード回路であり、アドレスA15〜Aをデコード(解
読)してID読込指令を出力する。このID読込指令は
ID情報設定器3に供給される。7はタイマであり、ア
ドレス設定レジスタ4から出力されるセレクト信号を一
定時間遅延させ、この遅延した信号をCPUリセット信
号としてCPU1に供給するために使用される。
【0008】図1の流れ図に従い、図2を参照し、図3
の動作を説明する。なお図1のSに続く数値はステップ
番号を示す。まず回路の電源が投入されると(図1のS
Oを参照)、CPU1はプログラム開始アドレス000
0[H]番地(図2の該当番地参照)からプログラムを
スタートする。そしてプログラムの最初に設定してある
基板ID読込処理を行う(図1のS1を参照)。
【0009】即ち図3において、デコード回路6はアド
レスA15〜A0 をデコードしてID読込指令を出力し
てID情報設定器3へ供給する。CPU1はID情報設
定器3内にあらかじめ設定されている各基板毎に異なる
ID情報をデータバスを介して読込む。この例では4つ
の短絡スイッチの設定により決まる4ビットのID情報
により16種類の基板を識別できる。
【0010】次にCPU1は前記読込んだID情報に従
い運用プログラム領域の選択・設定処理を行う(図1の
S2を参照)。即ち図3のCPU1は、読込んだID情
報により、この基板が必要としている運用プログラムを
認識し、データバスを介して、運用プログラムを指示す
る4ビットデータD3 〜D0 をアドレス設定レジスタ4
に設定する。
【0011】アドレス設定レジスタ4は、設定された4
ビットのデータのうち、運用プログラムを指示する3ビ
ットFA15〜FA13をアドレスの上位3ビットデータと
して、また1ビットをセレクト信号(アドレスバスのA
15〜A13の代りに前記FA15〜FA13を選択して出力さ
せる制御信号)として、それぞれアドレスセレクタ5へ
供給する。また上記セレクト信号をタイマ7を介して一
定時間遅延させ、この遅延した信号をCPUリセットパ
ルスとしてCPU1へ供給する。
【0012】アドレスセレクタ5の切換選択動作によっ
て、ROM2に入力されるアドレスデータの上位3ビッ
トが初期プログラム領域のA15〜A13から、突然運用プ
ログラム領域のRA15〜RA13に変化するので、この基
板で必要とされる運用プログラムを実行することになる
が、ROM2のプログラム領域の変更後にCPU1にリ
セットパルスが入力されるので、一旦CPU1はリセッ
トされる(図1のS3を参照)。
【0013】このリセットパルスをCPU1に入力する
ことにより、CPU1は暴走することなく、リセットパ
ルスの解除後、新たに設定された運用プログラム領域の
先頭アドレスからプログラムを実行してゆく(図1のS
4を参照)。
【0014】以上説明したように本実施形態によれば、
各基板毎に設けられたID情報設定器3にあらかじめ設
定されたID情報を認識することで、複数の運用プログ
ラム及びそれに伴う軽微なハードウェアも含めて、複数
の運用系体から所望のものを選択して実行することがで
きる。その結果、CPU及びROMを含む各回路基板
は、ID情報設定器3の設定値が異なるのみで、その他
の部品、ハードウェアは同一となり、製造工程は統一化
でき、回路基板は共通化できる等の面で大幅なコストメ
リットが得られる。
【0015】また本発明を通信制御回路のように、ハー
ドウェアの構成がアナログ部のドライバ/レシーバ回路
以外の回路はすべて共通で、親(1次)局と子(2次)
局のようにプログラムのみ異なるという回路基板に適用
すると、特に有効である。
【0016】また従来方式における一種類のROMに複
数の運用プログラムを格納しておき、アドレス線の各線
にそれぞれ設けられた多数のスイッチを操作して、所望
の運用プログラムを選択する方式に比較して、ID情報
設定器3に設けられるスイッチ数が少いので、操作ミス
の発生する可能性は大幅に低減され、また物理的にスイ
ッチ数が少いことより制御回路が小型化できるという効
果がある。
【0017】また実施形態では、ハードウェア構成に共
通部品が多い回路について説明したが、CPUやROM
の種別及び他のハードウェア構成が異なる場合でも、プ
ログラムの容量的に共有できるROMがある場合には、
本発明を適用して実施形態と同等の効果を得ることがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路内に
CPUとROMが含まれ、前記CPUがROMに格納さ
れている複数のプログラム領域のうちから実行すべきプ
ログラム領域を自動的に選択する方法において、前記回
路内に情報設定器を設け、この情報設定器に自己の回路
の識別情報を予め設定しておき、前記回路に電源が投入
されると、まずCPUは前記情報設定器から自己の回路
の識別情報を読込み、次にCPUは前記読込んだ識別情
報によりROMに格納されている複数のプログラム領域
のうちどのプログラム領域を実行すべきかを認識し、こ
の実行すべきプログラム領域の先頭アドレスを設定し、
次に前記先頭アドレスが設定されてから一定時間経過後
にCPUにリセット信号を供給し、このリセット信号の
解除後に、CPUは前記設定された実行すべきプログラ
ム領域の先頭アドレスからプログラムを実行するように
したので、CPU及びROMを含む各回路基板は、識別
情報設定器の設定値が異なるのみで、その他の部品、ハ
ードウェアは同一となり、製造工程は統一化でき、回路
基板は共通化できる等の面で大幅なコストメリットが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプログラム領域選択方法を示す流
れ図である。
【図2】本発明に係るROMマッピングの例を示す図で
ある。
【図3】本発明を実施した基板回路の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 ID情報設定器 4 アドレス設定レジスタ 5 アドレスセレクタ 6 デコード回路 7 タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路内にCPUとROMが含まれ、前記
    CPUがROMに格納されている複数のプログラム領域
    のうちから実行すべきプログラム領域を自動的に選択す
    る方法において、 前記回路内に情報設定器を設け、この情報設定器に自己
    の回路の識別情報を予め設定しておき、 前記回路に電源が投入されると、まずCPUは前記情報
    設定器から自己の回路の識別情報を読込み、 次にCPUは前記読込んだ識別情報によりROMに格納
    されている複数のプログラム領域のうちどのプログラム
    領域を実行すべきかを認識し、この実行すべきプログラ
    ム領域の先頭アドレスを設定し、 次に前記先頭アドレスが設定されてから一定時間経過後
    にCPUにリセット信号を供給し、このリセット信号の
    解除後に、CPUは前記設定された実行すべきプログラ
    ム領域の先頭アドレスからプログラムを実行するように
    したことを特徴とするプログラム領域選択方法。
JP1128197A 1997-01-24 1997-01-24 プログラム領域選択方法 Withdrawn JPH10207697A (ja)

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