JPH10207528A - 監視制御システムのメッセージ出力装置及びその方法 - Google Patents

監視制御システムのメッセージ出力装置及びその方法

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JPH10207528A
JPH10207528A JP1406697A JP1406697A JPH10207528A JP H10207528 A JPH10207528 A JP H10207528A JP 1406697 A JP1406697 A JP 1406697A JP 1406697 A JP1406697 A JP 1406697A JP H10207528 A JPH10207528 A JP H10207528A
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JP1406697A
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Miyuki Yoshida
みゆき 吉田
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Toshiba Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機器11を監視制御する各タスク12の出
力要求に応じて出力する各メッセージの実際のメッセー
ジ内容や出力形態を簡単に変更できる。 【解決手段】 各タスク12にメッセージ番号を出力す
るメッセージ番号出力手段と、各メッセージのメッセー
ジ番号毎に、メッセージを構成する複数のフォーマット
語における、各フォーマット語の出力形態を記憶する固
定情報データベース16と、固定情報データベースにお
ける可変と指定されたフォーマット語における可変デー
タを記憶する可変情報データベース13と、各タスクか
らのメッセージ番号入力に応じて、固定情報データベー
スの設定内容及び可変情報データベースの記憶内容に基
づいて出力すべきメッセージを編集して、指定された出
力装置へ送出するメッセージ出力制御手段15とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電設備や大規模工
場等の大規模プラントにおける各機器の動作を監視制御
する監視制御システムに係わり、特に各種のメッセージ
を出力するメッセージ出力装置及びメッセージ出力方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の機器が組込まれた大規模プラント
における各機器の動作を監視制御する監視制御システム
においては、各機器毎に該当機器を監視制御するタスク
(プログラム)が設定されている。
【0003】そして、各機器に異常が発生した場合、動
作状態が変化した場合、設定値か変更になった場合等の
種々の動作状態において、制御対象の機器に関する種々
のメッセージを例えば中央管理室のコンソールパネルや
CRT表示装置の表示画面に表示出力する。また、必要
に応じて、メッセージを音声出力して監視員に対して注
意を喚起するようにしている。
【0004】通常、多数の機器が組込まれた大規模プラ
ントにおいては、図10に示すように各機器毎に専用の
タスク(ブログラム)1が設定されており、各タスク1
毎に、該当タスク1の動作時に出力すべき各種のメッセ
ージを特定するメッセージ情報2が記憶されている。そ
して、メッセージの出力要求が発生すると、このメッセ
ージ情報2をメッセージ出力制御部3へ送出する。
【0005】この各タスク1に設けられたメッセージ情
報2は実際にはプログラムの内部にプログラムデータと
して組込まれている。そして、このメッセージ情報2と
しては、テキストデータで示される文字データ(メッセ
ージ内容)と、表示位置又は印字位置、表示時間、表示
や印字又は音声等の出力装置の指示等で構成されてい
る。
【0006】メッセージ出力制御部3は、各タスク1か
らメッセージ情報2を受領すると、この受領したメッセ
ージ情報2を一時格納エリア4に格納して、その後、こ
のメッセージ情報2に含まれる出力条件に従って、該当
メッセージをCRT表示装置5又はプリンタ6へ出力す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10に
示す従来の監視制御システムのメッセージ出力手法にお
いても、まだ改良すべき次のような課題があった。 (1) CRT表示装置5又はプリンタ6へ出力される一
つの機器の状態を示すメッセージのメッセージ内容や表
現や表示位置や表示時間等を変更する必要が生じた場
合、該当機器の動作を監視制御するタスクのプログラム
自体を変更する必要がある。このプログラムを修正する
作業は多大の時間と労力を必要とし、かつ該当機器の制
御動作に精通した技術者が実施する必要がある。
【0008】(2) プログラムのなかに直接メッセージ
情報を書込む必要があるので、ブリンク表示や色表示等
のより詳細なメッセージ情報を書込むことは困難であっ
た。その結果、出力されるメッセージのパータン種類に
は一定の制限が存在する。そのために、監視制御の対象
機器やメッセージ内容の種別毎に最適のフォーマットや
表示色を選択できなかった。
【0009】(3) 表示されたメッセージの表示形態等
を一部変更する必要が生じた場合、このメッセージがど
のタスク1で作成されたメッセージであるのかが簡単に
把握できないので実際のメッセージ変更仕業を開始する
までの準備に多大の時間と手間を必要とした。
【0010】(4) 大規模プラントにおいては、機器の
数が多くなり、複数の技術者が各タスクのプログラムを
作成するが、各メッセージにおける言葉の言い回し等に
おいて個人差が生じて、システム全体の統一がとれない
問題もある。
【0011】(5) 表示用のメッセージと印字用のメッ
セージとを全く個別に作成する必要がある。 このように、各メッセージ情報は各機器に対応したそれ
ぞれ個別のタスクのプログラムに組込まれているので、
メッセージ内容を簡単に変更できなく、かつメメッセー
ジを種々の形態で出力できなかった。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各タスクで発生したメッセージ出力要求に
応じて、出力する各メッセージの文字データや色や表示
時間やフォント等のメッセージ情報を簡単に設定、変更
ができ、かつメッセージ内容に応じて、最適の出力形態
を採用でき、さらに制御監視システム全体として、統一
のとれたメッセージ出力形態とすることができる監視制
御システムのメッセージ出力装置及びメッセージ出力方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明のメッセージ出力装置は、複数の機器をそれぞ
れ個別のタスクで監視制御するとともに各機器の動作状
態をメッセージ出力する監視制御システムにおいて、各
タスクに設けられ、自己内で発生したメッセージ出力要
求に応じて、該当メッセージを特定するメッセージ番号
を出力するメッセージ番号出力手段と、各メッセージの
メッセージ番号毎に、該当メッセージを構成する複数の
フォーマット語における、各フォーマット語の出力形
態、各フォーマット語が固定か可変かの区別、固定の場
合の固定データ、及び出力装置を記憶する固定情報デー
タベースと、固定情報データベースにおける可変と指定
されたフォーマット語における各機器や時計回路から得
られる可変データを記憶する可変情報データベースと、
各タスクからのメッセージ番号入力に応じて、固定情報
データベースの設定内容及び可変情報データベースの記
憶内容に基づいて出力すべきメッセージを編集して、指
定された出力装置へ送出するメッセージ出力制御手段と
を備えたものである。
【0014】また、本発明のメッセージ出力方法は、複
数の機器をそれぞれ個別のタスクで監視制御するととも
に各機器の動作状態をメッセージ出力する監視制御シス
テムにおいて、各タスクは、自己内で発生したメッセー
ジ出力要求に応じて、該当メッセージを特定するメッセ
ージ番号を出力する。各メッセージのメッセージ番号毎
に、該当メッセージを構成する複数のフォーマット語に
おける、各フォーマット語の出力形態、各フォーマット
語が固定か可変かの区別、固定の場合の固定データ、及
び出力装置を記憶する固定情報データベースと、固定情
報データベースにおける可変と指定されたフォーマット
語における各機器や時計回路等から得られる可変データ
を記憶する可変情報データベースとが設けられている。
さらに、各タスクからのメッセージ番号入力に応じて、
固定情報データベースの設定内容及び可変情報データベ
ースの記憶内容に基づいて出力すべきメッセージを編集
して、指定された出力装置へ送出する。
【0015】このように構成された監視制御システムの
メッセージ出力装置及びメッセージ出力方法において
は、各機器をそれぞれ個別に監視制御するタスクのプロ
グラムには文字データや出力形態を含むメッセージ情報
は全く含まれなていなく、各メッセージを特定するメッ
セージ番号のみが組込まれる。そして、メッセージの出
力要求が発生した場合は、メッセージ番号のみを出力す
る。
【0016】各メッセージ番号で特定されるメッセージ
の文字データを含む実際の詳細なメッセージ情報は固定
情報データべース及び可変情報データベースに記憶され
ている。固定情報データべース内においては、メッセー
ジ番号に対応する各メッセージは複数のフォーマット語
の組合わせで構成されている。そして、各フォーマット
語毎に、該当フォーマット語を出力するための出力形
態、該当フォーマット語が固定か可変かの区別、固定の
場合の固定データ等が記憶されている。
【0017】一方、可変情報データベース内には、固定
情報データべース内で可変と指定された可変データ記憶
されている。そして、タスクからのメッセージ番号が入
力すると、固定情報データベースの設定内容及び可変情
報データベースの記憶内容に基づいて出力すべき実際の
メッセージが編集されて指定された出力装置へ送出さ
る。
【0018】このように、各メッセージ番号で特定され
るメッセージのメッセージ情報は各タスクでなくて固定
情報データベースと可変情報データベースとに記憶され
ている。したがって、メッセージ内容を変更する場合は
主に固定情報データベースの設定内容を変更するのみで
よいので、メッセージ内容の変更作業が簡単にかつ効率
的に実施できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態の監視制御システムの
メッセージ出力方法が採用されたメッセージ出力装置の
概略構成を示す模式図である。
【0020】例えば、大規模プラントに組込まれた各機
器11の動作を個別に監視制御する各タスク12は、各
機器11から得られた該当機器11の動作を示すデータ
(プロセスデータ)を可変情報データベース13へ送出
する。この可変情報データベース13には時計回路14
から現在時刻が入力される。
【0021】各機器11のタスク12は、各機器11に
異常が発生した場合、動作状態が変化した場合、設定値
か変更になった場合等の種々の動作状態において、メッ
セージの出力要求が発生すると、出力しようとするメッ
セージを指定する予め設定されたメッセージ番号をメッ
セージ出力制御部15へ送出する。
【0022】メッセージ出力制御部15には、前述した
可変情報データベース13の他に、固定情報データベー
ス16、CRT表示装置17、プリンタ18、スピーカ
19等が接続されている。
【0023】このメッセージ出力制御部15は、各タス
ク12からメッセージ番号が入力すると、このメッセー
ジ番号で固定情報データベース16を検索して、さら
に、必要あればこの固定情報データベース16の指定情
報に基づいて可変情報データベース13から必要な可変
データを抽出して実際のメッセージを作成する。そし
て、作成した実際のメッセージを固定情報データベース
16で指定されたCRT表示装置17、プリンタ18、
スピーカ19等の出力装置へ送出する。
【0024】次に、可変情報データベース13及び固定
情報データベース16の詳細を説明する。可変情報デー
タベース13内には、図2(b)に示すように、時計回
路14から読出した現在時刻を記憶する現在時刻メモリ
20と、各タスク12から送出された各機器11の動作
を示すデータを発生時刻と共に記憶するデータメモリ2
1が形成されている。
【0025】一方、固定情報データベース16内には、
図2(a)に示すように、各タスク12から出力される
メッセージ番号に対応した複数の固定情報ファイル22
が形成されている。
【0026】図3は、各メッセージ番号毎に設けられた
固定情報ファイル22の記憶内容を示す図である。この
各固定情報ファイル22内には、メッセージ情報部2
3、フォーマット語部24、属性部25、データ部2
6、出力装置情報部27が形成されている。
【0027】メッセージ情報部23内には、メッセージ
番号と該当メッセージの種類とタイマ値が設定されてい
る。メッセージ種類とは、例えば「警報」「不良」「正
常復帰」……等のメッセージの種別を示す。タイマ値と
は該当メッセージの表示又は出力時間を示す。
【0028】例えば、図4に示す例では、メッセージ番
号が[1]で、メッセージ種類がアナログ警報を意味す
る「ALMANGSTD 」で、タイマ値が「5」秒に設定されて
いる。
【0029】フォーマット語部24は、該当メッセージ
を構成する複数のフォーマット語が設定されている。す
なわち、出力しようとするメッセージを複数のメッセー
ジ単位に細分割して、各メッセージ単位の機能をフォー
マット語と定義して、この分割した各フォーマット語を
出力順にこのフォーマット語部24に設定する。
【0030】分割された各フォーマット語は、例えば、
図5(b)の設計仕様書テーブル24aに示すように、
シンボル名で設定される。例えば、時刻処理の機能は
「TIM」であり、PID番号処理の機能は「PID 」で、
名称処理の機能は「ABB 」で、特殊数値処理の機能は
「IVW 」であり、単位処理の機能は「UNIT」である。
【0031】したがって、フォーマット語部24には、
図5(a)に示すように、メッセージを構成するシンボ
ル名で示した複数のフォーマット語が設定されている。
属性部25内には、フォーマット語部24に設定された
各フォーマット語毎に、該当フォーマット語を例えばC
RT表示装置17に表示したりプリンタ18で印字出力
する場合における、行、文字長、色、桁数、ブリンク表
示の有無、トレンド指標の有無等の出力形態が設定され
ている。
【0032】なお、トレンド指標有りとは、例えば現在
時刻のように、時間経過に応じて表示内容が順次変化し
ていくことを示し、トレンド指標無しとは、固定値であ
ることを示す。
【0033】例えば、フォーマット語が時刻表示の機能
を示す「TIM 」の場合、トレンド指標有は現在時刻を示
し、トレンド指標無しは、データ取得時刻等のある特定
時刻を示す。
【0034】また、フォーマット語が特殊数値処理の機
能「IVW 」の場合、トレンド指標有は、図2の可変情報
データベース13のデータメモリ21に示すように、各
タスク12から得られる時刻と共に変化するデータ値を
示す。
【0035】そして、図5に示す時刻処理の機能を示す
「TIM 」のフォーマット語においては、図6に示すよう
に、このフォーマット語が示す時刻のメッセージ単位
は、1行目で、文字数5で、赤色で、文字アォントは1
0で、桁数は5で、ブリンク表示は無く、かつトレンド
指標はなしの出力形態で表示又は印字することを示す。
すなわち、例えば[10;10]等の時刻は上述した条
件で属性部25に設定される。
【0036】データ部26内には、前記フォーマット語
部24に設定されたフォーマット語が固定データの場合
における実際の文字データが設定されている。例えば、
図7に示すように、「KEITO 」のフォーマット語に対し
ては「ボイラ」の文字デーテが設定され、「PID 」のフ
ォーマット語に対しては「1A000」の文字デーテが
設定され、「ABB 」のフォーマット語に対しては「ポン
プA」と設定されている。
【0037】また、特殊数値処理の機能の「IVW 」のフ
ォーマット語は可変データを示すので、この固定情報フ
ァイル22内には設定されておらず、図2(b)に示す
可変情報データベース13のデータメモリ21内に設定
されてる可変データを使用する。
【0038】さらに、時刻処理の機能の「TIM 」のフォ
ーマット語も可変データを示すので、この固定情報ファ
イル22内には設定されておらず、図2(b)に示す可
変情報データベース13の現在時刻メモリ20の現在時
刻を使用する。
【0039】そして、例えば図8に表示メッセージの設
計仕様書テーブル28においては、「PID 」、「ABB
」,「UNIT」の各フォーマット語の実際の文字データ
は固定情報データベース16のデータ部26に設定され
ており、「IVW 」のフォーマット語の実際のデータは可
変情報デーテベース13に設定されている。
【0040】また、図3の固定情報ファイル22の出力
装置情報部27内には、該当メッセージ番号で特定され
るメッセージを出力する例えばCRT表示装置17、ブ
リンタ17、スピーカ19を指定する装置名称が設定さ
れる。
【0041】したがって、例えば、図5(a)に示すよ
うに、フォーマット語部24に、各フォーマット語が [ TIM :KEITO :PID :ABB :IVW :UNIT ] と設定されていた場合は、実施にCRT表示装置17又
はプフリタ18には、図9に示すメッセージ29が表示
又は印字さる。
【0042】[10:10 ボイラ 1A000 ポンプA
100 l] このように構成された監視制御システムのメッセージ出
力装置においては、大規模プラントに組込まれた各機器
11の動作をそれぞれ個別に監視制御する各タスク12
のプログラムには、このタスク12が出力しようとする
メッセージを特定する文字データや出力形態を含むメッ
セージ情報は全く含まれなく、各メッセージを特定する
メッセージ番号のみが組込まれる。そして、例えば機器
11の状態を監視員に知らせるためにある特定のメッセ
ージの出力要求が発生した場合は、このメッセージを特
定するメッセージ番号のみをメッセージ出力制御部15
へ出力すればよい。
【0043】各メッセージ番号で特定されるメッセージ
29の文字データを含む実際の詳細なメッセージ情報は
固定情報データべース16及び可変情報データベース1
3に記憶されている。
【0044】そして、メッセージ出力制御部15は、タ
スク12からのメッセージ番号が入力すると、固定情報
データベース16の設定内容及び可変情報データベース
13の記憶内容に基づいて出力すべきメッセージ29を
編集して、やはり固定情報データベース16内の該当メ
ッセージ情報で指定されたCRT表示装置17、プリン
タ18又はスピーカ19で出力する。
【0045】このように、各メッセージ番号で特定され
るメッセージ29の実際のメッセージ情報は各タスク1
2でなくて固定情報データベース16と可変情報データ
ベース13とに記憶されている。したがって、メッセー
ジ内容を変更する場合は主に固定情報データベース16
の設定内容を変更するのみでよいので、メッセージ内容
の変更作業が簡単にかつ効率的に実施できる。
【0046】また、固定情報データべース16に形成さ
れた各固定情報ファイル22内においては、図3に示す
ように、メッセージ番号に対応する各メッセージは複数
のフォーマット語の組合わせで構成されている。そし
て、各フォーマット語毎に、該当フォーマット語を出力
するための行、文字長、色、桁数、ブリンク表示の有
無、トレンド指標の有無等の詳細な出力形態が設定され
ている。
【0047】したがって、各タスク12において、出力
しようとするメッセージ29の内容やメッセージ種別に
応じて表示色を含む最適の出力形態を選択できるので、
出力されたメッセージ29を目視したり、聞いたりする
監視員はその出力形態を確認するのみで、メッセージ2
9の概略の状況を瞬時に正しく判断でき、例えば緊急事
態発生時に迅速に対応することが可能である。
【0048】さらに、この監視制御システムの各タスク
12で発生する全てのメッセージ出力要求のメッセージ
29のメッセージ情報を固定情報データベース16及び
可変情報データベース13で一括して、設定、変更、修
正が可能であるので、各メッセージ29の出力形態をシ
ステム全体として統一のとれたものとすることが可能で
ある、また、主に固定情報データベース16の設定内容
を変更するのみで、各タスク12が起動するメッセージ
29の内容を変更できるので、特に各タスク12の詳細
なプログラム内容を把握した熟練者でなくとも、簡単に
メッセージ内容及び出力形態を変更できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の監視制御シ
ステムのメッセージ出力装置及びメッセージ出力方法に
おいては、制御対象の各機器を制御する各タスクからは
メッセージ番号のみを出力し、実際のメッセージ内容や
出力形態を示すメッセージ情報を固定情報データベース
及び可変データベースに設定し、これらのデータベース
をメッセージ番号で検索して実際のメッセージを作成し
ている。
【0050】したがって、各タスクの出力要求に応じて
出力する各メッセージの文字データや色や表示時間やフ
ォント等のメッセージ情報を簡単に設定、変更ができ、
かつメッセージ内容に応じて、最適の出力形態を採用で
き、さらに制御監視システム全体として、統一のとれた
メッセージ出力形態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の監視制御システムのメ
ッセージ出力方法が採用されたメッセージ出力装置の概
略構成を示す模式図
【図2】 同メッセージ出力装置における固定情報デー
タベース及び可変情報データベースの記憶内容を示す図
【図3】 固定情報データベースの固定情報ファイルに
設定された各部の設定内容を示す図
【図4】 同固定情報ファイルのメッセージ情報部の設
定例を示す図
【図5】 同固定情報ファイルのフォーマット語部の設
定例を示す図
【図6】 同固定情報ファイルの属性部の設定例を示す
【図7】 同固定情報ファイルのデータ部の設定例を示
す図
【図8】 同固定情報ファイルに設定するメッセージの
設計仕様テーブルを示す図
【図9】 出力されたメッセージを示す図
【図10】 一般的な監視制御システムのメッセージ出
力装置を示す模式図
【符号の説明】 11…機器 12…タスク(プログラム) 13…可変情報データベース 15…メッセージ出力制御部 16…固定情報データベース 17…CRT表示装置 18…プリンタ 19…スピーカ 21…データメモリ 22…固定情報ファイル 23…メッセージ情報部 24…フォーマット語部 25…属性部 26…データ部 27…出力装置情報部 29…メッセージ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器をそれぞれ個別のタスクで監
    視制御するとともに各機器の動作状態をメッセージ出力
    する監視制御システムのメッセージ出力装置において、 前記各タスクに設けられ、自己内で発生したメッセージ
    出力要求に応じて、該当メッセージを特定するメッセー
    ジ番号を出力するメッセージ番号出力手段と、 各メッセージのメッセージ番号毎に、該当メッセージを
    構成する複数のフォーマット語における、各フォーマッ
    ト語の出力形態、各フォーマット語が固定か可変かの区
    別、固定の場合の固定データ、及び出力装置を記憶する
    固定情報データベースと、 この固定情報データベースにおける可変と指定されたフ
    ォーマット語における各機器や時計回路から得られる可
    変データを記憶する可変情報データベースと、 各タスクからのメッセージ番号入力に応じて、前記固定
    情報データベースの設定内容及び可変情報データベース
    の記憶内容に基づいて出力すべきメッセージを編集し
    て、前記指定された出力装置へ送出するメッセージ出力
    制御手段とを備えた監視制御システムのメッセージ出力
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の機器をそれぞれ個別のタスクで監
    視制御するとともに各機器の動作状態をメッセージ出力
    する監視制御システムのメッセージ出力方法において、 前記各タスクは、自己内で発生したメッセージ出力要求
    に応じて、該当メッセージを特定するメッセージ番号を
    出力し、 各メッセージのメッセージ番号毎に、該当メッセージを
    構成する複数のフォーマット語における、各フォーマッ
    ト語の出力形態、各フォーマット語が固定か可変かの区
    別、固定の場合の固定データ、及び出力装置を記憶する
    固定情報データベースと、前記固定情報データベースに
    おける可変と指定されたフォーマット語における各機器
    や時計回路から得られる可変データを記憶する可変情報
    データベースとを設け、 各タスクからのメッセージ番号入力に応じて、前記固定
    情報データベースの設定内容及び可変情報データベース
    の記憶内容に基づいて出力すべきメッセージを編集し
    て、前記指定された出力装置へ送出することを特徴とす
    る監視制御システムのメッセージ出力方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019139565A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 日本電気株式会社 管理装置、管理方法とそのプログラム

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JP2019139565A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 日本電気株式会社 管理装置、管理方法とそのプログラム

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