JPH10206752A - 分離再結合可能な光学系 - Google Patents

分離再結合可能な光学系

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JPH10206752A
JPH10206752A JP9006486A JP648697A JPH10206752A JP H10206752 A JPH10206752 A JP H10206752A JP 9006486 A JP9006486 A JP 9006486A JP 648697 A JP648697 A JP 648697A JP H10206752 A JPH10206752 A JP H10206752A
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JP
Japan
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lens
lens group
optical system
telescope
refractive power
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JP9006486A
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Inventor
Mitsuru Fukuda
充 福田
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Tochigi Nikon Corp
Nikon Corp
Original Assignee
Tochigi Nikon Corp
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の光学機器(例えば、写真用レンズ)を
構成する複数のレンズ群を分離再結合するだけで、別の
光学系を用いることなく、異なる機能を有する光学機器
を得ることができる光学系を得る。 【解決手段】 物体側から順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群11、負の屈折力を有する第2レンズ群12
および正の屈折力を有する第3レンズ群13を備えて所
定光学機器が構成され、これら各レンズ群を分離・再結
合可能としており、これら第1〜第3レンズ群を分離・
再結合して組み合わせることにより、複数の異なる機能
を有する光学機器を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用レンズ、望
遠鏡等、複数の光学機器として使用可能な複数のレンズ
群からなる光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】写真用レンズのレンズ系の前または後
に、コンバータまたはフィルターを装着するようなこと
は従来から一般的に知られている。例えば、特開平7−
63985号公報に開示されているように、マスターレ
ンズはそのままでフロントコンバータレンズを他のレン
ズに交換して数種類の焦点距離を得るという方法があ
る。すなわち、レンズ群を新たに追加装着する方式と、
レンズ群を別のレンズ群に交換する方式とがあった。
【0003】具体的には、クローズアップレンズを写真
レンズの前面に取り付けて近接撮影倍率を大きくした
り、ワイドコンバータを取り付けて広角化を図ったり、
テレコンバータ(リアコンバータ)をカメラ本体とレン
ズとの間に装着して焦点距離を長くしたりするようにな
っていた。また、リバースリングを用いてレンズ系を逆
方向に使って近接債撮影を可能にしたり、接眼レンズを
装着して写真用レンズを望遠鏡の対物レンズとして使用
したりするようになっていた。また、色調整や特殊効果
のためのフィルターを写真レンズの前面に取り付けて使
用するものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの方式も別の光学系を必要とし、これを装着もしく
は交換という作業によって機能の拡張がなされており、
ある一つのレンズ系の構成要素を分離して他の光学機器
として使うものではなかった。さらに、従来の写真用レ
ンズの開口絞りはレンズ系の内部にあるために、その着
脱交換が容易ではなく、絞りを使った特殊な効果を得る
ようなことは難しかった。なお、実際には開口絞りは交
換できない構成であるため、何枚かの絞り羽根を組み合
わせて開閉する構造であり、絞り開口を完全な円形にす
ることは困難であった。
【0005】ここで、ある光学機器は通常はその光学機
器としての目的、機能を達成するために最適化された構
成となっており、これを分離させて他の目的もしくは機
能の光学機器を得ようとすると様々な不都合が生じるこ
とが多い。例えば、レンズ群間隔がせまいために分離再
結合するための鏡筒構造を得るのが難しかったり、口径
が不足したり、レンズ群間隔又は空気間隔の寸法公差が
厳しかったりするという問題があった。さらに、他の光
学系を装着、交換して機能を拡張する場合には、この光
学系を常に携帯していなければならず、不便であるとい
う問題があった。
【0006】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
所定の光学機器(例えば、写真用レンズ)を構成する複
数のレンズ群を分離再結合するだけで、別のレンズ群を
用いることなく、異なる機能を有する光学機器を得るこ
とができるような光学系を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】このような目
的達成のため、本発明に係る光学系は、物体側から順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有
する第2レンズ群および正の屈折力を有する第3レンズ
群を備えて所定光学機器を構成するのであるが、これら
各レンズ群を分離・再結合可能としており、これら第1
〜第3レンズ群を分離・再結合して組み合わせることに
より、複数の異なる機能を有する光学機器を構成可能と
している。
【0008】このような構成の光学系の場合には、所定
光学機器を構成するレンズ群を分離・再結合するだけで
交換や新たな光学系の装着を必要とすることなく、異な
る機能を有する光学機器を得ることができる。このた
め、他の光学系を携帯する必要がなく、携帯の煩わしさ
がなくなった。なお、再結合とは、分離前の元の状態に
戻ることだけでなく、全構成要素もしくは一部の構成要
素の結合を含む。
【0009】なお、上記光学系において、第1レンズ群
の合成焦点距離f1と、第2レンズ群の合成焦点距離f
2と、第3レンズ群の合成焦点距離f3とが、次式
(1)および(2)を満足するようにレンズ諸元を設定
するのが好ましい。
【0010】
【数1】 |f2| < |f3| < |f1| ・・・(1) 1.0 <(f1/f3)< 2.0 ・・・(2)
【0011】これら条件式(1)および(2)は、第1
〜第3レンズ群を結合して構成された所定光学機器(例
えば、写真用レンズ)において所望の合成焦点距離を保
ちつつ、分離・再結合して異なる機能を有する光学機器
(例えば、望遠鏡、拡大鏡等)を構成したときの倍率を
程良いものにするための条件を表す。
【0012】本発明に係る光学系によれば、第1〜第3
レンズ群を結合して写真用レンズを構成し、第1および
第2レンズ群を分離再結合して望遠鏡を構成し、第1レ
ンズ群のみを分割して拡大鏡を構成することができるの
であるが、この場合に、条件式(1)を満足しないと、
第1〜第3レンズ群を結合して構成された写真レンズの
性能を満足しても、第1レンズ群の焦点距離が他のレン
ズ群より小さくなるので、第1レンズ群を対物レンズと
したときの望遠鏡倍率が小さくなり、拡大鏡としたとき
の倍率が程良いものではなくなるという問題が生じる。
【0013】また、条件式(2)の下限を下回ると(す
なわち、(f1/f3)≦1.0となると)、第1レン
ズ群を望遠鏡の対物レンズとしたときの望遠鏡倍率を上
げることが困難となる。これは、レンズ全系の焦点距離
を一定にしたまま望遠鏡倍率を稼ぐためには第2レンズ
群の屈折力を強くする必要が生じる。第2レンズ群の屈
折力が強くなりすぎると望遠鏡を構成したときの周辺で
の像面の倒れやゆがみが極端に大きくなる。すなわち、
広視野でありながら、且つ望遠鏡倍率を上げることが困
難になる。
【0014】条件式(2)の上限を上回ると、第1レン
ズ群を望遠鏡の対物レンズとしたときの望遠鏡倍率を大
きくすることは容易である。しかし、第1〜第3レンズ
群を結合した光学系(例えば、写真レンズ)における絞
り前後の屈折力バランスが悪くなるために性能が悪化す
るという問題がある。第1〜第3レンズ群を結合した写
真レンズで所望の焦点距離を得ながら性能を維持しよう
とすると、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が広く
なるとともに、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が
狭くなってしまう。その結果、開口絞りを第2レンズ群
と第3レンズ群との間に着脱自在に配置する構成が好ま
しいのであるが、この配置が困難になる問題が生じる。
【0015】なお、条件式(2)については、条件式
(3)の条件を満足するように設定するのがより好まし
い。
【0016】
【数2】 1.3 <(f1/f3)< 1.8 ・・・(3)
【0017】この条件式(3)は、レンズ群を分離再結
合して望遠鏡や拡大鏡とした時の倍率をさらに程良くす
るための条件を示す。この下限を下回ると、第1レンズ
群を望遠鏡などの対物レンズとしたときの倍率が低くな
るだけでなく、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が狭
くなるために、分離再結合のための部品や絞り等を配置
させることが困難となり好ましくない。また、再結合時
のより良い光学性能を維持するためには上限値を超えな
いことが好ましい。
【0018】本発明の光学系においてはさらに、分離さ
れた状態の第1レンズ群単体の有効径Φ1’と、第2レ
ンズ群および/または第3レンズ群と再結合された状態
での第1レンズ群の有効径Φ1とが、条件式(4)を満
足するようにレンズ諸元を設定するのが好ましい。
【0019】
【数3】 1.0 < (Φ1’/Φ1) ・・・(4)
【0020】この条件式(4)は分離した際と再結合し
た際での第1レンズ群の有効径の関係を表す式であり、
第1レンズ群単体の状態もしくは第1レンズ群と第2レ
ンズ群および/又は第3レンズ群とを組み合わせた状態
での有効径(分離した状態での有効径)Φ1’を、第1
レンズ群、第2レンズ群および第3レンズ群を再結合し
たときでにレンズ系で必要とされる第1レンズ群の有効
径Φ1より大きくするという条件を示している。これ
は、第1レンズ群を分離して、拡大鏡や望遠鏡等の観察
光学系にする場合、視野角を広く確保できるようにする
ためである。この場合、再結合して写真用レンズ等に使
用する際には、画質向上のために周辺光をカットするフ
ードやフィルターのようなものを使用することが望まし
い。但し、実用範囲を考慮すると条件式(5)を満足す
るように設定するのがより好ましい。
【0021】
【数4】 1.0 <(Φ1’/Φ1)< 1.5 ・・・(5) この条件式(5)は条件式(4)に上限値を加えたもの
である。この上限値を超えると第1レンズ群の外径が大
きくなりすぎ、再結合したときの重量バランスが崩れ好
ましくない。
【0022】第1レンズ群は正の屈折力を有するので分
離して単体で拡大鏡として使用することができる。この
とき、第1レンズ群を正屈折力レンズ(凸レンズ)と負
屈折力レンズ(凹レンズ)の貼り合わせレンズ構成とす
る方が好ましい。これは分離して単体で使用するときの
色収差補正状態が良くなるからであるが、このとき、正
屈折力レンズのd線におけるアッベ数ν1と、負屈折力
レンズのd線におけるアッベ数ν2とが条件式(6)を
満足するようにするのが好ましい。
【0023】
【数5】16 < |ν1−ν2| ・・・(6)
【0024】この条件式(6)を満足しない場合には、
第1レンズ群を分離して単体で拡大鏡として使用したと
きや、第2レンズ群と組み合わせて望遠鏡として使用し
たときに色収差の補正状態が好ましくない。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る光学系
は、物体側から順に、少なくとも一枚の正の屈折力を持
つレンズからなる第1レンズ群と、少なくとも一枚の負
の屈折力を持つレンズからなる第2レンズ群と、少なく
とも一枚の正の屈折力を持つレンズからなる第3レンズ
群とから構成される。
【0026】第1〜第3レンズ群を結合して写真用レン
ズが構成され、全レンズ群を光軸上で移動させることに
よりフォーカシングを行う構成としている。なお、この
写真用レンズにはそれ自体で着脱自在な開口絞りを有す
る。
【0027】このような写真用レンズから第1レンズ群
および第2レンズ群を分離して再結合することにより、
f1/|f2|の比の望遠倍率を持つガリレオ式望遠鏡
を構成する。ガリレオ式望遠鏡は正立像が観察できるの
で、そのまま地上望遠鏡として使用可能である。第1〜
第3レンズ群を結合して写真用レンズを構成する場合に
は、カメラ本体に第3レンズ群を残したまま第1および
第2レンズ群を分離再結合するだけで望遠鏡が得られる
ので、使い勝手が良い。このとき、第2レンズ群と第3
レンズ群との間に開口絞りを配置するようにした方が、
これらの分離再結合するための機構を構成しやすいとい
う利点がある。また、このような構成にすると、第1お
よび第2レンズ群を分離した状態で残された第3レンズ
群単体を上記写真用レンズとは異なる焦点距離を有した
写真用レンズとして使用することも可能である。
【0028】第1レンズ群と第3レンズ群とを分離再結
合してケプラー式望遠鏡とすることもできる(但し、倒
立像となる)。また、第1レンズ群単体で分離して、2
50/f1の倍率を持つ拡大鏡を構成する。なお、25
0とは明視の距離である250mmのことである。
【0029】
【実施例1】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参
照して説明する。まず、第1実施例の光学系におけるレ
ンズ群構成を図1に示している。この光学系では、両凸
レンズ11aと両凹レンズ11bとの貼り合わせレンズ
11からなり正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈
折力を持つ両凹レンズ12からなる第2レンズ群と、正
の屈折力を持つ両凸レンズ13の第3レンズ群とから構
成される。
【0030】第1〜第3レンズ群を図1(a)のように
組み合わせて写真用レンズが構成され、第1および第2
レンズ群を分離再結合して図1(b)のように望遠鏡が
構成され、第1レンズ群単体で分離して図1(c)のよ
うに拡大鏡が構成される。なお、写真用レンズにおいて
第2レンズ群と第3レンズ群との間に開口絞りDを有す
る。この開口絞りは着脱自在であり、例えば、異なる径
の円孔を有する板から開口絞りを構成しこれを交換使用
することにより、完全な円形開口の絞りや、特殊形状
(例えば、星形、ハート形、楕円形など)の開口の絞り
を用いた撮影が可能である。また、例えば、中心と周辺
とで光の透過率が異なるフィルター機能を有した絞りを
用いて、特殊効果を持たせた撮影を行ったりすることも
可能である。
【0031】図1(a)のように構成した写真用レンズ
のレンズ諸元は表1に示すようになる。なお、この写真
用レンズのレンズ全系の焦点距離F=100.0mm
で、FナンバーFno=3.5で、画角2ω=24.4°
で、バックフォーカスBf=70.3mmである。
【0032】
【表1】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 36.075 11.5 55.61 1.69680 2) −51.441 2.4 36.99 1.61293 3) 97.682 11.0 4) −42.050 1.5 41.55 1.57501 5) 33.723 4.3 6) 0.000 4.0 (絞りD) 7) 102.418 3.7 51.47 1.73400 8) −52.047
【0033】また、図1(b)のように構成した望遠鏡
のレンズ諸元は表2のようになり、図1(c)のように
構成した拡大鏡のレンズ諸元は表3のようになる。
【0034】
【表2】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 36.075 11.5 55.61 1.69680 2) −51.441 2.4 36.99 1.61293 3) 97.682 21.4 4) −42.050 1.5 41.55 1.57501 5) 33.723 15.0 6) 0.000 (観測位置)
【0035】
【表3】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 0) 0.000 67.2 1) 36.075 11.5 55.61 1.69680 2) −51.441 2.4 36.99 1.61293 3) 97.682 15.0 4) 0.000 (観測位置)
【0036】上記第1実施例の光学系における前述の条
件式(1)〜(6)の値、すなわち、条件対応値は、表
4のようになる。
【0037】
【表4】 f1= 64.63 f2=−32.31 f3= 47.50 (f1/f3)= 1.36 |ν1−ν2|= 18.62 (Φ1’/Φ1)= 1.18
【0038】図1(a)〜(c)に示した写真用レン
ズ、望遠鏡および拡大鏡における各種収差を図2および
図3に示す。この収差図においてはdがd線を、gがg
線の収差をそれぞれ表し、球面収差の破線は正弦条件を
示し、非点収差において実線がサジタル像面の、破線が
メリジオナル像面を示す。
【0039】
【実施例2】第2実施例の光学系におけるレンズ群構成
を図4に示しており、両凸レンズ21aと両凹レンズ2
1bとの貼り合わせレンズ21からなる正の屈折力を持
つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ両凹レンズ22の
第2レンズ群と、正の屈折力を持つ両凸レンズ23の第
3レンズ群とから構成される。
【0040】第1〜第3レンズ群を図4(a)のように
組み合わせて写真用レンズが構成され、第1および第2
レンズ群を分離再結合して図4(b)のように望遠鏡が
構成され、第1レンズ群単体で分離して図4(c)のよ
うに拡大鏡が構成される。なお、写真用レンズにおいて
第2レンズ群と第3レンズ群との間に開口絞りDを有す
る。
【0041】図4(a)のように構成した写真用レンズ
のレンズ諸元は表5に示すようになる。なお、この写真
用レンズのレンズ全系の焦点距離F=100.0mm
で、FナンバーFno=3.5で、画角2ω=24.4°
で、バックフォーカスBf=69.8mmである。
【0042】
【表5】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 36.075 12.0 55.61 1.69680 2) −50.613 2.0 36.99 1.61293 3) 97.398 11.0 4) −42.105 1.5 41.55 1.57501 5) 33.595 4.0 6) 0.000 3.5 (絞りD) 7) 98.679 5.0 51.11 1.73350 8) −52.408
【0043】また、図4(b)のように構成した望遠鏡
のレンズ諸元は表6のようになり、図4(c)のように
構成した拡大鏡のレンズ諸元は表7のようになる。
【0044】
【表6】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 36.075 12.0 55.61 1.69680 2) −50.613 2.0 36.99 1.61293 3) 97.398 21.3 4) −42.105 1.5 41.55 1.57501 5) 33.595 15.0 6) 0.000 (観測位置)
【0045】
【表7】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 0) 0.000 67.2 1) 36.075 12.0 55.61 1.69680 2) −50.613 2.0 36.99 1.61293 3) 97.398 15.0 4) 0.000 (観測位置)
【0046】上記第2実施例の光学系における前述の条
件式(1)〜(6)の値、すなわち、条件対応値は、表
8のようになる。
【0047】
【表8】 f1= 64.62 f2=−32.26 f3= 47.33 (f1/f3)= 1.37 |ν1−ν2|= 18.62 (Φ1’/Φ1)= 1.18
【0048】図4(a)〜(c)に示した写真用レン
ズ、望遠鏡および拡大鏡における各種収差を図5および
図6に示す。この収差図においてはdがd線を、gがg
線の収差をそれぞれ表し、球面収差の破線は正弦条件を
示し、非点収差において実線がサジタル像面の、破線が
メリジオナル像面を示す。
【0049】
【実施例3】第3実施例の光学系におけるレンズ群構成
を図7に示しており、両凸レンズ31aと両凹レンズ3
1bとの貼り合わせレンズ31からなる正の屈折力を持
つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ両凹レンズ32の
第2レンズ群と、正の屈折力を持つ両凸レンズ33の第
3レンズ群とから構成される。
【0050】第1〜第3レンズ群を図7(a)のように
組み合わせて写真用レンズが構成され、第1および第2
レンズ群を分離再結合して図7(b)のように望遠鏡が
構成され、第1レンズ群単体で分離して図7(c)のよ
うに拡大鏡が構成される。なお、写真用レンズにおいて
第1レンズ群と第2レンズ群との間に開口絞りDを有す
る。
【0051】図7(a)のように構成した写真用レンズ
のレンズ諸元は表9に示すようになる。なお、この写真
用レンズのレンズ全系の焦点距離F=100.0mm
で、FナンバーFno=3.5で、画角2ω=24.4°
で、バックフォーカスBf=66.6mmである。
【0052】
【表9】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 35.662 12.0 57.53 1.67025 2) −58.894 2.0 36.98 1.61293 3) 131.330 8.7 4) 0.000 4.5 (絞りD) 5) −43.641 1.5 40.76 1.58144 6) 30.791 9.6 7) 81.693 5.0 53.93 1.71300 8) −54.582
【0053】また、図7(b)のように構成した望遠鏡
のレンズ諸元は表10のようになり、図7(c)のよう
に構成した拡大鏡のレンズ諸元は表11のようになる。
【0054】
【表10】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 35.662 12.0 57.53 1.67025 2) −58.894 2.0 36.98 1.61293 3) 131.330 22.1 4) −43.641 1.5 40.76 1.58144 5) 30.791 15.0 6) 0.000 (観測位置)
【0055】
【表11】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 0) 0.000 65.7 1) 35.662 12.0 57.53 1.67025 2) −58.894 2.0 36.98 1.61293 3) 131.330 15.0 4) 0.000 (観測位置)
【0056】上記第3実施例の光学系における前述の条
件式(1)〜(6)の値、すなわち、条件対応値は、表
12のようになる。
【0057】
【表12】f1= 63.64 f2=−30.82 f3= 46.60 (f1/f3)= 1.37 |ν1−ν2|= 20.55 (Φ1’/Φ1)= 1.19
【0058】図7(a)〜(c)に示した写真用レン
ズ、望遠鏡および拡大鏡における各種収差を図8および
図9に示す。この収差図においてもdがd線を、gがg
線の収差をそれぞれ表し、球面収差の破線は正弦条件を
示し、非点収差において実線がサジタル像面の、破線が
メリジオナル像面を示す。
【0059】
【実施例4】第4実施例の光学系におけるレンズ群構成
を図10に示しており、両凸レンズ41aと両凹レンズ
41bとの貼り合わせレンズ41からなる正の屈折力を
持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ両凹レンズ42
の第2レンズ群と、正の屈折力を持つ両凸レンズ43の
第3レンズ群とから構成される。
【0060】第1〜第3レンズ群を図10(a)のよう
に組み合わせて写真用レンズが構成され、第1および第
2レンズ群を分離再結合して図10(b)のように望遠
鏡が構成され、第1レンズ群単体で分離して図10
(c)のように拡大鏡が構成される。なお、写真用レン
ズにおいて第2レンズ群と第3レンズ群との間に開口絞
りDを有する。
【0061】図10(a)のように構成した写真用レン
ズのレンズ諸元は表13に示すようになる。なお、この
写真用レンズのレンズ全系の焦点距離F=100.0m
mで、FナンバーFno=3.5で、画角2ω=24.4
°で、バックフォーカスBf=67.1mmである。
【0062】
【表13】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 37.323 6.0 58.50 1.65160 2) −110.961 1.5 36.27 1.62004 3) 156.974 21.0 4) −41.029 1.2 36.27 1.62004 5) 35.600 4.0 6) 0.000 4.0 (絞りD) 7) 93.525 4.0 49.45 1.77279 8) −48.861
【0063】また、図10(b)のように構成した望遠
鏡のレンズ諸元は表14のようになり、図10(c)の
ように構成した拡大鏡のレンズ諸元は表15のようにな
る。
【0064】
【表14】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 37.323 6.0 58.50 1.65160 2) −110.961 1.5 36.27 1.62004 3) 156.974 34.3 4) −41.029 1.2 36.27 1.62004 5) 35.600 15.0 6) 0.000 (観測位置)
【0065】
【表15】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 0) 0.000 72.2 1) 37.323 6.0 58.50 1.65160 2) −110.961 1.5 36.27 1.62004 3) 156.974 15.0 4) 0.000 (観測位置)
【0066】上記第4実施例の光学系における前述の条
件式(1)〜(6)の値、すなわち、条件対応値は、表
16のようになる。
【0067】
【表16】 f1= 70.97 f2=−30.56 f3= 42.04 (f1/f3)= 1.69 |ν1−ν2|= 22.23 (Φ1’/Φ1)= 1.11
【0068】図10(a)〜(c)に示した写真用レン
ズ、望遠鏡および拡大鏡における各種収差を図11およ
び図12に示す。この収差図においてもdがd線を、g
がg線の収差をそれぞれ表し、球面収差の破線は正弦条
件を示し、非点収差において実線がサジタル像面の、破
線がメリジオナル像面を示す。
【0069】
【実施例5】第5実施例の光学系におけるレンズ群構成
を図13に示しており、両凸レンズ51aと両凹レンズ
51bとを貼り合わせレンズ51からなる正の屈折力を
持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持ち両凹レンズ52
の第2レンズ群と、正の屈折力を持ち両凸レンズ53の
第3レンズ群とから構成される。
【0070】第1〜第3レンズ群を図13(a)のよう
に組み合わせて写真用レンズが構成され、第1および第
2レンズ群を分離再結合して図13(b)のように望遠
鏡が構成され、第1レンズ群単体で分離して図13
(c)のように拡大鏡が構成される。なお、写真用レン
ズにおいて第1レンズ群と第2レンズ群との間に開口絞
りDを有する。
【0071】図13(a)のように構成した写真用レン
ズのレンズ諸元は表17に示すようになる。なお、この
写真用レンズのレンズ全系の焦点距離F=100.0m
mで、FナンバーFno=3.5で、画角2ω=24.4
°で、バックフォーカスBf=70.7mmである。
【0072】
【表17】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 37.695 13.0 55.60 1.69680 2) −54.926 2.0 36.27 1.62004 3) 80.521 8.0 4) 0.000 4.0 (絞りD) 5) −40.130 2.0 45.87 1.54814 6) 35.143 5.8 7) 83.583 5.0 52.30 1.74810 8) −52.496
【0073】また、図13(b)のように構成した望遠
鏡のレンズ諸元は表18のようになり、図13(c)の
ように構成した拡大鏡のレンズ諸元は表19のようにな
る。
【0074】
【表18】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 1) 37.695 13.0 55.60 1.69680 2) −54.926 2.0 36.27 1.62004 3) 80.521 28.3 4) −40.130 2.0 45.87 1.54814 6) 35.143 15.0 6) 0.000 (観測位置)
【0075】
【表19】 レンズ面 曲率半径 面間隔 アッベ数 屈折率(S) (r) (d) (νd) N(d) 0) 0.000 79.7 1) 37.695 13.0 55.60 1.69680 2) −54.926 2.0 36.27 1.62004 3) 80.521 15.0 4) 0.000 (観測位置)
【0076】上記第5実施例の光学系における前述の条
件式(1)〜(6)の値、すなわち、条件対応値は、表
20のようになる。
【0077】
【表20】 f1= 75.40 f2=−33.86 f3= 43.79 (f1/f3)= 1.72 |ν1−ν2|= 19.33 (Φ1’/Φ1)= 1.19
【0078】図13(a)〜(c)に示した写真用レン
ズ、望遠鏡および拡大鏡における各種収差を図14およ
び図15に示す。この収差図においてもdがd線を、g
がg線の収差をそれぞれ表し、球面収差の破線は正弦条
件を示し、非点収差において実線がサジタル像面の、破
線がメリジオナル像面を示す。
【0079】以上説明したような、第1〜第3レンズ群
を結合して構成した写真用レンズの具体的構成例を図1
6に示している。この写真用レンズは、第1レンズ群G
1を保持する第1レンズ枠B1と、第2レンズ群G2を
保持する第2レンズ枠B2と、第3レンズ群G3を保持
する第3レンズ枠B3を有する。
【0080】第1レンズ枠B1の先端内周に余分な周辺
光をカットするための枠F1が着脱自在に取り付けられ
ており、この枠F1の内周にねじが形成されており、フ
ィルタ等が取付可能となっている。また、第1レンズ枠
B1は、第2レンズ枠B2の内周部に着脱自在に取り付
けられている。第3レンズ枠B3の物体側の内周部に第
2レンズ枠B2が着脱自在に取付可能となっている。ま
た、絞りDは第2レンズ枠B2と第3レンズ枠B3とに
より挟まれている。なお、この絞りDは第3レンズ枠B
3に取り付けることも可能である。
【0081】第3レンズ枠B3の外周に枠B4が配設さ
れており、この枠B4の像側にはカメラ本体と係合する
ためのマウント部Mが取り付けられている。枠B4の外
周には、光軸を軸として回転可能にターレット環Tが取
り付けられており、このターレット環Tに取り付けられ
たピンPが第3レンズ枠B3の外周部に設けられたカム
溝Cと噛合している。したがって、ターレット環Tを回
転させると、その回転運動はカム溝Cにより直進運動に
変換されて、枠B4に対して第3レンズ枠B3が光軸方
向に沿って移動する。このとき、第1および第2レンズ
枠B1,B2も第3レンズ枠B3と一体となって移動す
る。すなわち、ターレット環Tの回転により、第1から
第3レンズ群G1〜G3が一体となって光軸方向に沿っ
て移動し、フォーカシングを行うことができる。なお、
この写真用レンズにおいては、図16(a)の状態から
図16(b)の状態まで光軸方向に移動可能である。
【0082】この光学系を望遠鏡として用いる場合に
は、第3レンズ枠B3から第2レンズ枠B2を取り外
し、第1レンズ枠B1から枠F1を取り外す。これによ
り、図17に示すように、第1および第2レンズ群G
1,G2からなるガリレオ式望遠鏡となる。なお、両レ
ンズ枠B1,B2はねじ係合しており、その螺合量を調
整して両レンズ間隔を図17(a)から図17(b)ま
で調整し、フォーカシングを行うことができる。
【0083】また、拡大鏡として用いるときには、図1
8に示すように、第2レンズ枠B2から第1レンズ枠B
1を分離し、この第1レンズ枠B1にフードF2を取り
付ける。なお、フードF2は、透光性のものを用いるの
が望ましい。
【0084】以上の図16〜図18においては、各光学
機器構成において、レンズ系を通過する光線のうちの最
も外側を通過する光線の包絡線を一点鎖線で示してい
る。この線から分かるように、図16に示す写真用レン
ズのときには第1レンズ群G1の有効径はレンズ径より
小さいが、図17および図18に示す望遠鏡および拡大
鏡のときには第1レンズ群G1の有効径はほぼレンズ径
に等しく、前記条件式(4)および(5)を満足するこ
とが分かる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学系の
場合には、所定光学機器を構成するレンズ群を分離・再
結合するだけで、他の光学系への交換や他の光学系の新
たな装着を必要とすることなく、異なる機能を有する光
学機器を得ることができる。従って、他の光学系を携帯
することなしに複数の光学機器を得ることができる。
【0086】なお、上記光学系において、第1レンズ群
の合成焦点距離f1と、第2レンズ群の合成焦点距離f
2と、第3レンズ群の合成焦点距離f3とが、前述の条
件式(1)および(2)を満足するようにレンズ諸元を
設定するのが好ましい。このようにすれば、第1〜第3
レンズ群を結合して構成された所定光学機器(例えば、
写真用レンズ)において所望の合成焦点距離を保ちつ
つ、分離・再結合して異なる機能を有する光学機器(例
えば、望遠鏡、拡大鏡等)を構成したときの倍率を程良
いものにすることができる。
【0087】本発明の光学系においてはさらに、分離さ
れた状態の第1レンズ群単体の有効径Φ1’と、第2レ
ンズ群および/または第3レンズ群と結合された状態で
の第1レンズ群の有効径Φ1とが、前記条件式(4)を
満足するようにレンズ諸元を設定するのが好ましい。こ
のようにすると、拡大鏡や望遠鏡等の観察光学系にする
場合、広い視野角を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るレンズ群の分離再結
合により構成される光学機器におけるレンズ配列構成を
示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る光学機器として写真
用レンズおよび望遠鏡を構成したときのレンズの諸収差
を示すグラフである。
【図3】本発明の第1実施例に係る光学機器として拡大
鏡を構成したときのレンズの諸収差を示すグラフであ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係るレンズ群の分離再結
合により構成される光学機器におけるレンズ配列構成を
示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る光学機器として写真
用レンズおよび望遠鏡を構成したときのレンズの諸収差
を示すグラフである。
【図6】本発明の第2実施例に係る光学機器として拡大
鏡を構成したときのレンズの諸収差を示すグラフであ
る。
【図7】本発明の第3実施例に係るレンズ群の分離再結
合により構成される光学機器におけるレンズ配列構成を
示す側面図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る光学機器として写真
用レンズおよび望遠鏡を構成したときのレンズの諸収差
を示すグラフである。
【図9】本発明の第3実施例に係る光学機器として拡大
鏡を構成したときのレンズの諸収差を示すグラフであ
る。
【図10】本発明の第4実施例に係るレンズ群の分離再
結合により構成される光学機器におけるレンズ配列構成
を示す側面図である。
【図11】本発明の第4実施例に係る光学機器として写
真用レンズおよび望遠鏡を構成したときのレンズの諸収
差を示すグラフである。
【図12】本発明の第4実施例に係る光学機器として拡
大鏡を構成したときのレンズの諸収差を示すグラフであ
る。
【図13】本発明の第5実施例に係るレンズ群の分離再
結合により構成される光学機器におけるレンズ配列構成
を示す側面図である。
【図14】本発明の第5実施例に係る光学機器として写
真用レンズおよび望遠鏡を構成したときのレンズの諸収
差を示すグラフである。
【図15】本発明の第5実施例に係る光学機器として拡
大鏡を構成したときのレンズの諸収差を示すグラフであ
る。
【図16】本発明に係る光学系において写真レンズを構
成する場合の具体的構成例を示す部分断面側面図であ
る。
【図17】本発明に係る光学系において望遠鏡を構成す
る場合の具体的構成例を示す部分断面側面図である。
【図18】本発明に係る光学系において拡大鏡を構成す
る場合の具体的構成例を示す部分断面側面図である。
【符号の説明】
11,21,31,41,51 接合レンズ(第1レン
ズ群) 12,22,32,42,52 両凹レンズ(第2レン
ズ群) 13,23,33,43,53 両凸レンズ(第3レン
ズ群)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群および正
    の屈折力を有する第3レンズ群を備えて所定光学機器を
    構成するとともに、これら各レンズ群が分離・再結合可
    能であり、 前記第1〜第3レンズ群を分離・再結合して組み合わせ
    ることにより、複数の異なる機能を有する光学機器を構
    成可能であることを特徴とする分離再結合可能な光学
    系。
  2. 【請求項2】 前記第1レンズ群の合成焦点距離f1
    と、前記第2レンズ群の合成焦点距離f2と、前記第3
    レンズ群の合成焦点距離f3とが、 条件式: |f2| < |f3| < |f1| および 1.0 <(f1/f3)< 2.0 を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 【請求項3】 着脱交換可能な開口絞りを有することを
    特徴とする請求項1もしくは2に記載の光学系。
  4. 【請求項4】 分離された状態の前記第1レンズ群単体
    の有効径Φ1’と、前記第2レンズ群および/または前
    記第3レンズ群と再結合された状態での前記第1レンズ
    群の有効径Φ1とが、 条件式: 1.0 < (Φ1’/Φ1) を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の光学系。
  5. 【請求項5】 前記第1〜第3レンズ群を結合して写真
    用レンズが構成され、前記第1および第2レンズ群を分
    離再結合して望遠鏡が構成され、前記第1レンズ群のみ
    を分割して拡大鏡が構成されることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の光学系。
  6. 【請求項6】 前記第1〜第3レンズ群の結合により写
    真用レンズが構成されるときに、前記第2レンズ群と第
    3レンズ群との間に着脱自在な開口絞りが挿入可能であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の光学系。
JP9006486A 1997-01-17 1997-01-17 分離再結合可能な光学系 Pending JPH10206752A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337270A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Hideaki Ishizuki 高被写界深度を有する多目的観察用非球面単レンズ
JP2007148138A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Corp 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末
JP2008310316A (ja) * 2007-05-17 2008-12-25 Mitsutoyo Corp 対物レンズ、光学測定装置
EP2348349A1 (de) * 2010-01-26 2011-07-27 Eschenbach Optik GmbH Lupe

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JP2008310316A (ja) * 2007-05-17 2008-12-25 Mitsutoyo Corp 対物レンズ、光学測定装置
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