JPH10203937A - 毛髪用処理剤 - Google Patents
毛髪用処理剤Info
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- JPH10203937A JPH10203937A JP9026158A JP2615897A JPH10203937A JP H10203937 A JPH10203937 A JP H10203937A JP 9026158 A JP9026158 A JP 9026158A JP 2615897 A JP2615897 A JP 2615897A JP H10203937 A JPH10203937 A JP H10203937A
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Abstract
に、高温高湿度下でセットが崩れない、自然感を損なわ
ない、毛髪上からの洗浄除去性が良い、水溶液、水分散
液の状態で安定である、樹脂被膜のゴム弾性によるセッ
ト回復力、維持力を有している樹脂を提供する。 【解決手段】 活性水素含有化合物(A)とイソシアネ
ート化合物(B)から誘導されてなるポリウレタンまた
はポリウレアからなり、(A)の少なくとも一部とし
て、スルホン酸(塩)基、硫酸エステル(塩)基、又は
リン酸エステル(塩)基を含有する活性水素化合物
(a)を用いることを特徴とする毛髪処理剤。
Description
る。
シル官能基を含有するポリウレタン樹脂などが知られて
いる。(たとえば、特開平6−321741号公報)
剤では、カルボキシル官能基を使用しているため、水溶
液または水分散液の状態にした場合、安定性が悪い問題
点があった。また、実際に毛髪に使用した際に、髪の毛
が硬くなり、不自然な感じを与えたり、高温高湿度下で
セットが崩れる、洗髪しても髪の毛に樹脂が残るなどの
問題点もあった。
を解決すべく、鋭意検討した結果、特定のポリウレタン
またはポリウレアを、毛髪処理剤として用いることによ
り、水溶液または水分散液の状態において安定性がよ
く、さらに毛髪に使用した際に硬くならず、自然な感じ
を与え、高温高湿度下でもセット保持力が良く、洗髪で
髪の毛上から樹脂を除去できることを見いだし本発明に
至った。
(A)とイソシアネート化合物(B)から誘導されてな
るポリウレタンまたはポリウレアからなり、(A)の少
なくとも一部として、スルホン酸(塩)基、硫酸エステ
ル(塩)基又はリン酸エステル(塩)基を含有する活性
水素含有化合物(a)を用いることを特徴とする毛髪処
理剤である。
酸エステル(塩)基又はリン酸エステル(塩)基を含有
する活性水素含有化合物(a)において、活性水素基と
しては、水酸基、アミノ基又はメルカプト基があげられ
る。本発明において、スルホン酸(塩)基を含有する活
性水素含有化合物(a)としては、特には限定されない
が、スルファミン酸、アミノエチルスルホン酸、下記一
般式(1)で表わされる化合物、前記化合物のアルキレ
ンオキサイド付加物又はそれらの塩などがあげられる。 一般式 {式中、R1,R3,R4は、水素原子、炭素数1〜24
の炭化水素基、モノもしくはジヒドロキシ置換炭化水素
基、モノもしくはジアミノ置換炭化水素基又はモノもし
くはジメルカプト置換炭化水素基、R2は炭素数1〜2
4の炭化水素基であり、R1,R3,R4のうち少なくと
も1つはモノもしくはジヒドロキシアルキル基、モノも
しくはジアミノ置換炭化水素基又はモノもしくはジメル
カプト置換炭化水素基、である。nは0又は1であ
る。}
素数1〜24の炭化水素基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル
基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル
基、ドコシル基、2−エチルヘキシル基、2−ヘキシル
デシル基、2−オクチルウンデシル基、2−デシルテト
ラデシル基、2−ウンデシルヘキサデシル基、エチレン
基、プロピレン基、ブチレン基、ペンテン基、ヘキセン
基、ヘプテン基、オクテン基、ノネン基、デセニル基、
ドデセニル基、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基、
オクタデセニル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル
基、シクロデシル基等があげられる。
しくはジヒドロキシ置換炭化水素基としては、上記炭化
水素基の1つ又は2つの水素原子をヒドロキシル基に置
換したものがあげられる。モノヒドロキシ置換炭化水素
基の具体例としては、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシ
エチル基、ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシブチル
基、ヒドロキシアミル基、ヒドロキシヘキシル基、ヒド
ロキシヘプチル基、ヒドロキシオクチル基、ヒドロキシ
ノニル基、ヒドロキシデシル基、ヒドロキシドデシル
基、ヒドロキシテトラデシル基、ヒドロキシヘキサデシ
ル基、ヒドロキシオクタデシル基、ヒドロキシドコシル
基、2−ヒドロキシエチルヘキシル基等があげられる。
ジヒドロキシ置換炭化水素基の具体例としてはジヒドロ
キシメチル基、1,1−ジヒドロキシエチル基、1,2
−ジヒドロキシエチル基、1,1−ジヒドロキシプロピ
ル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、1,3−ジヒ
ドロキシプロピル基、1,2−ジヒドロキシブチル基、
1,4−ジヒドロキシブチル基、1,1−ジヒドロキシ
アミル基、1,3−ヒドロキシヘキシル基、1,4−ヒ
ドロキシヘキシル基、1,5−ヒドロキシヘキシル基な
どがあげられ、好ましくは2つのヒドロキシル基が同一
炭素又は隣接炭素に置換した炭化水素である。
しくはジアミノ置換炭化水素基としては、上記炭化水素
基の1つ又は2つの水素原子をアミノ基に置換したもの
があげられる。モノアミノ置換炭化水素基の具体例とし
ては、アミノメチル基、アミノエチル基、アミノプロピ
ル基、アミノブチル基、アミノアミル基、アミノヘキシ
ル基、アミノヘプチル基、アミノオクチル基、アミノノ
ニル基、アミノデシル基、アミノドデシル基、アミノテ
トラデシル基、アミノヘキサデシル基、アミノオクタデ
シル基、アミノドコシル基、2−アミノエチルヘキシル
基などが挙げられる。ジアミノ置換炭化水素基の具体例
としては、ジアミノメチル基、1,1−ジアミノエチル
基、1,2−ジアミノエチル基、1,1−ジアミノプロ
ピル基、2,3−ジアミノプロピル基、1,3−ジアミ
ノプロピル基、1,2−ジアミノブチル基、1,4−ジ
アミノブチル基、1,1−ジアミノアミル基、1,3−
アミノヘキシル基、3,4−アミノヘキシル基、2,5
−アミノヘキシル基などが挙げられ、好ましくは2つの
アミノ基が同じ炭素又は隣接した炭素に置換した炭化水
素基である。
しくはジメルカプト置換炭化水素基としては、上記炭化
水素基の1つ又は2つの水素原子をメルカプト基に置換
したものがあげられる。モノメルカプト置換炭化水素基
の具体例としては、メルカプトメチル基、メルカプトエ
チル基、メルカプトプロピル基、メルカプトブチル基、
メルカプトアミル基、メルカプトヘキシル基、メルカプ
トヘプチル基、メルカプトオクチル基、メルカプトノニ
ル基、メルカプトデシル基、メルカプトドデシル基、メ
ルカプトテトラデシル基、メルカプトヘキサデシル基、
メルカプトオクタデシル基、メルカプトドコシル基、2
−メルカプトエチルヘキシル基などが挙げられる。ジメ
ルカプト置換炭化水素基の具体例としては、ジメルカプ
トメチル基、1,1−ジメルカプトエチル基、1,2−
ジメルカプトエチル基、1,1−ジメルカプトプロピル
基、2,3−ジメルカプトプロピル基、1,3−ジメル
カプトプロピル基、1,2−ジメルカプトブチル基、
1,4−ジメルカプトブチル基、1,1−ジメルカプト
アミル基、1,3−メルカプトヘキシル基、3,4−メ
ルカプトヘキシル基、2,5−メルカプトヘキシル基な
どが挙げられ、好ましくは2つのメルカプト基が同じ炭
素又は隣接した炭素に置換した炭化水素基である。
キシル基を有する化合物の具体例としては、2−ヒドロ
キシエタンスルホン酸、フェノールスルホン酸、1,1
−ジ(ヒドロキシメチル)エタンスルホン酸、1,1−
ジ(ヒドロキシエチル)エタンスルホン酸、1,1−ジ
(ヒドロキシメチル)プロパンスルホン酸、1,1−ジ
(ヒドロキシメチル)メタンスルホン酸、1,1−ジヒ
ドロキシプロピルエタンスルホン酸、1,1−ジヒドロ
キシオクチルエタンスルホン酸、3−(2,3−ジヒド
ロキシプロポキシ)−1−プロパンスルホン酸、3−
(2,2−ビス(ヒドロキシメチル)ブトキシ)−2−
メチル−1−プロパンスルホン酸などがあげられる。ス
ルホン酸(塩)基を含有し、かつアミノ基を有する化合
物の具体例としては、スルファミン酸、アミノエチルス
ルホン酸、アミノメチルスルホン酸、アミノプロピルス
ルホン酸、アミノブチルスルホン酸、アミノアミルスル
ホン酸、アミノヘキシルスルホン酸、1,1−ジ(アミ
ノエチル)エタンスルホン酸、1,1−ジアミノメタン
スルホン酸、1,1−ジアミノプロパンスルホン酸、
1,2−ジアミノプロパンスルホン酸、ヒドラジンジス
ルホン酸、N−フェニルアミノメタンスルホン酸などが
挙げられる。スルホン酸(塩)基を含有し、かつメルカ
プト基を有する化合物の具体例としては、メルカプトメ
チルスルホン酸、メルカプトエチルスルホン酸、メルカ
プトプロピルスルホン酸、メルカプトブチルスルホン
酸、メルカプトアミルスルホン酸、メルカプトヘキシル
スルホン酸、1,1−ジ(メルカプトエチル)エタンス
ルホン酸、1,1−ジメルカプトメタンスルホン酸、
1,1−ジメルカプトプロパンスルホン酸、1,2−ジ
メルカプトヘキサンスルホン酸などが挙げられる。スル
ホン酸(塩)基を含有し、かつヒドロキシル基とアミノ
基を有する化合物の具体例としては1−アミノ−1−ヒ
ドロキシメチルエタンスルホン酸、1−アミノ−1−ヒ
ドロキシエチルエタンスルホン酸、1−アミノ−1−ヒ
ドロキシメチルプロパンスルホン酸、1−アミノ−1−
ヒドロキシメチルメタンスルホン酸、1−アミノ−1−
ヒドロキシプロピルエタンスルホン酸、2−アミノ−1
−ヒドロキシプロピルエタンスルホン酸、1−アミノ−
1−ヒドロキシオクチルエタンスルホン酸などが挙げら
れる。スルホン酸(塩)基を含有し、かつヒドロキシル
基とメルカプト基を有する化合物の具体例としては、1
−ヒドロキシメチル−1−メルカプトエタンスルホン
酸、1−ヒドロキシエチル−2−メルカプトエチルエタ
ンスルホン酸、1−ヒドロキシメチル−1−メルカプト
プロパンスルホン酸、1−ヒドロキシプロピル−1−メ
ルカプトメタンスルホン酸、1−ヒドロキシプロピル−
1−メルカプトエタンスルホン酸、2−ヒドロキシエチ
ル−1−メルカプトメチルエタンスルホン酸、1−ヒド
ロキシブチル−1−メルカプトオクチルエタンスルホン
酸などが挙げられる。スルホン酸(塩)基を含有し、か
つアミノ基とメルカプト基を有する化合物の具体例とし
ては、1−アミノ−1−メルカプトメチルエタンスルホ
ン酸、1−アミノ−1−メルカプトエチルエタンスルホ
ン酸、1−アミノ−1−メルカプトメチルプロパンスル
ホン酸、1−アミノ−1−メルカプトメチルメタンスル
ホン酸、1−アミノ−1−メルカプトプロピルエタンス
ルホン酸、2−アミノ−1−メルカプトプロピルエタン
スルホン酸、1−アミノ−1−メルカプトオクチルエタ
ンスルホン酸等が挙げられる。
含有する活性水素含有化合物(a)としては、特には限
定されないが、多価アルコール類の硫酸半エステルがあ
げられる。多価アルコール類の具体例としては、エチレ
ングリコール,プロピレングリコール,1,3−ブチレ
ングリコール,1,4−ブタンジオール,1,6−ヘキ
サンジオール,ジエチレングリコール,ネオペンチルグ
リコール,ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン,
ビス(ヒドロキシエチル)ベンゼンなどの2価アルコー
ル;グリセリン,トリメチロールプロパン,ペンタエリ
スリトール,ジグリセリン,α−メチルグルコシド,ソ
ルビトール,キシリット,マンニット,ジペンタエリス
リトール,グルコース,フルクトース,ショ糖などの3
〜8価の多価アルコールなどが挙げられる。硫酸エステ
ル(塩)基を含有し、かつヒドロキシル基を有する化合
物の具体例としては、ヒドロキシメチル硫酸、ヒドロキ
シエチル硫酸、ヒドロキシプロピル硫酸、ヒドロキシブ
チル硫酸、ジヒドロキシメチル硫酸、ジヒドロキシエチ
ル硫酸、ジヒドロキシプロピル硫酸などが挙げられる。
硫酸エステル(塩)基を含有し、かつアミノ基を有する
化合物の具体例としては、アミノメチル硫酸、アミノエ
チル硫酸、アミノプロピル硫酸、アミノブチル硫酸、ジ
アミノメチル硫酸、ジアミノエチル硫酸、ジアミノプロ
ピル硫酸などが挙げられる。硫酸エステル(塩)基を含
有し、かつメルカプト基を有する化合物の具体例として
は、メルカプトメチル硫酸、メルカプトエチル硫酸、メ
ルカプトプロピル硫酸、メルカプトブチル硫酸、ジメル
カプトメチル硫酸、ジメルカプトエチル硫酸、ジメルカ
プトプロピル硫酸などが挙げられる。硫酸(塩)基を含
有し、かつヒドロキシル基とアミノ基を有する化合物の
具体例としては、1−アミノ−1−ヒドロキシメチルエ
チル硫酸、1−アミノ−1−(ヒドロキシエチル)エチ
ル硫酸、1−アミノ−1−(ヒドロキシメチル)プロピ
ル硫酸、1−アミノ−1−(ヒドロキシメチル)メチル
硫酸、1−アミノ−1−(ヒドロキシプロピル)エチル
硫酸、2−アミノ−1−(ヒドロキシプロピル)エチル
硫酸、1−アミノ−1−(ヒドロキシオクチル)エチル
硫酸などが挙げられる。硫酸(塩)基を含有し、かつヒ
ドロキシル基とメルカプト基を有する化合物の具体例と
しては、1−ヒドロキシメチル−1−メルカプトエチル
硫酸、1−ヒドロキシエチル−2−(メルカプトエチ
ル)エチル硫酸、1−ヒドロキシメチル−1−メルカプ
トプロピル硫酸、1−ヒドロキシプロピル−1−メルカ
プトメチル硫酸、1−ヒドロキシプロピル−1−(メル
カプトブチル)エチル硫酸、2−ヒドロキシエチル−1
−(メルカプトメチル)エチル硫酸、1−ヒドロキシブ
チル−1−(メルカプトオクチル)エチル硫酸などが挙
げられる。硫酸(塩)基を含有し、かつアミノ基とメル
カプト基を有する化合物の具体例としては、1−アミノ
−1−(メルカプトメチル)エチル硫酸、1−アミノ−
1−(メルカプトエチル)ブチル硫酸、1−アミノ−1
−メルカプトプロピル硫酸、1−アミノ−1−(メルカ
プトメチル)エチル硫酸、1−アミノ−1−(メルカプ
トプロピル)エチル硫酸、2−アミノ−1−(メルカプ
トプロピル)エチル硫酸、1−アミノ−1−(メルカプ
トオクチル)ブチル硫酸等が挙げられる。
を含有する活性水素含有化合物(a)としては、特には
限定されないが、多価アルコール類のリン酸エステルが
あげられる。多価アルコール類の具体例は、前記あげた
ものと同じである。リン酸エステル(塩)基を含有し、
かつヒドロキシル基を有する化合物の具体例としては、
ヒドロキシメチルリン酸、ヒドロキシエチルリン酸、ヒ
ドロキシプロピルリン酸、ヒドロキシブチルリン酸、ジ
ヒドロキシメチルリン酸、ジヒドロキシエチルリン酸、
ジヒドロキシプロピルリン酸などが挙げられる。リン酸
エステル(塩)基を含有し、かつアミノ基を有する化合
物の具体例としては、アミノメチルリン酸、アミノエチ
ルリン酸、アミノプロピルリン酸、アミノブチルリン
酸、ジアミノメチルリン酸、ジアミノエチルリン酸、ジ
アミノプロピルリン酸などが挙げられる。リン酸エステ
ル(塩)基を含有し、かつメルカプト基を有する化合物
の具体例としては、メルカプトメチルリン酸、メルカプ
トエチルリン酸、メルカプトプロピルリン酸、メルカプ
トブチルリン酸、ジメルカプトメチルリン酸、ジメルカ
プトエチルリン酸、ジメルカプトプロピルリン酸などが
挙げられる。リン酸(塩)基を含有し、かつヒドロキシ
ル基とアミノ基を有する化合物の具体例としては、1−
アミノ−1−ヒドロキシメチルエチルリン酸、1−アミ
ノ−1−(ヒドロキシエチル)エチルリン酸、1−アミ
ノ−1−(ヒドロキシメチル)プロピルリン酸、1−ア
ミノ−1−(ヒドロキシメチル)メチルリン酸、1−ア
ミノ−1−(ヒドロキシプロピル)エチルリン酸、2−
アミノ−1−(ヒドロキシプロピル)エチルリン酸、1
−アミノ−1−(ヒドロキシオクチル)エチルリン酸な
どが挙げられる。リン酸(塩)基を含有し、かつヒドロ
キシル基とメルカプト基を有する化合物の具体例として
は、1−ヒドロキシメチル−1−メルカプトエチルリン
酸、1−ヒドロキシエチル−2−(メルカプトエチル)
エチルリン酸、1−ヒドロキシメチル−1−メルカプト
プロピルリン酸、1−ヒドロキシプロピル−1−メルカ
プトメチルリン酸、1−ヒドロキシプロピル−1−(メ
ルカプトブチル)エチルリン酸、2−ヒドロキシエチル
−1−(メルカプトメチル)エチルリン酸、1−ヒドロ
キシブチル−1−(メルカプトオクチル)エチルリン酸
などが挙げられる。リン酸(塩)基を含有し、かつアミ
ノ基とメルカプト基を有する化合物の具体例としては、
1−アミノ−1−(メルカプトメチル)エチルリン酸、
1−アミノ−1−(メルカプトエチル)ブチルリン酸、
1−アミノ−1−メルカプトプロピルリン酸、1−アミ
ノ−1−(メルカプトメチル)エチルリン酸、1−アミ
ノ−1−(メルカプトプロピル)エチルリン酸、2−ア
ミノ−1−(メルカプトプロピル)エチルリン酸、1−
アミノ−1−(メルカプトオクチル)ブチルリン酸等が
挙げられる。
金属塩、アルカリ土類金属塩、アミン塩、アンモニウム
塩が使用される。アルカリ金属塩としては、リチウム
塩、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられる。アルカ
リ土類金属塩類としては、マグネシウム塩、カルシウム
塩などが挙げられる。アミン塩としては、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、ジメ
チルオクチルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチ
ルステアリルアミン、ジメチルベヘニルアミン、ジメチ
ルアミノエタノール、アミノメチルプロパノール、ピリ
ジン、エチレンジアミン等が挙げられる。
厚生省薬務局審査課監修,1994(薬事日報社)記載
の無機塩基、有機塩基の塩であれば、どれでも使用する
ことができる。
ンオキサイド付加物は該化合物のヒドロキシ基にアルキ
レンオキサイドが付加されたヒドロキシ基含有化合物で
ある。アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサ
イド(EO)、プロピレンオキサイド(PO)、1,2
−、2,3−もしくは1,3−ブチレンオキサイド、テ
トラヒドロフラン(THF)、エピクロルヒドリンなど
が挙げられる。アルキレンオキサイドは単独でも2種以
上併用してもよく、後者の場合はブロック付加でもラン
ダム付加でも両者の混合系でも良い。アルキレンオキサ
イドの付加モル数は通常1〜100であり、好ましくは
5〜50である。
平6−72176号公報、特開平8−176267号公
報記載のスルホン酸(塩)基、硫酸エステル(塩)基お
よびリン酸エステル(塩)基含有する活性水素化合物で
あれば全て使用することができる。
リウレア中のスルホン酸(塩)基の含量は、フイルム耐
水性と髪への親和性の観点から、ポリウレタンもしくは
ポリウレアあたり0.01〜3meq/gであり、好まし
くは0.02〜2.5meq/gである。
活性水素基を有する化合物(A)としては、特に限定は
されないが、例えば高分子ポリオール、ポリアミン、低
分子の活性水素化合物などが挙げられる。高分子ポリオ
ールとしては、ポリエーテルポリオール、ポリエステル
ポリオール、シリコーンポリオールなどが挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、活性水素基含有多官
能化合物にアルキレンオキサイドが付加した構造の化合
物およびこれら2種以上の混合物が挙げられる。
価アルコール類、多価フェノール類、アミン類、ポリカ
ルボン酸類などが挙げられる。多価アルコール類の具体
例としては、エチレングリコール,プロピレングリコー
ル,1,3−ブチレングリコール,1,4−ブタンジオ
ール,1,6−ヘキサンジオール,ジエチレングリコー
ル,ネオペンチルグリコール,ビス(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサン,ビス(ヒドロキシエチル)ベンゼ
ンなどの2価アルコール;グリセリン,トリメチロール
プロパン,ペンタエリスリトール,ジグリセリン,α−
メチルグルコシド,ソルビトール,キシリット,マンニ
ット,ジペンタエリスリトール,グルコース,フルクト
ース,ショ糖などの3〜8価の多価アルコールなどが挙
げられる。
ガロール,カテコール,ヒドロキノンなどの多価フェノ
ールのほかビスフェノールA,ビスフェノールF,ビス
フェノールSなどのビスフェノール類などが挙げられ
る。
炭素数1〜20のアルキルアミン類(ブチルアミンな
ど),アニリンなどのモノアミン類;エチレンジアミ
ン,トリメチレンジアミン,ヘキサメチレンジアミン,
ジエチレントリアミンなどの脂肪族ポリアミン;ピペラ
ジン,N−アミノエチルピペラジンおよびその他特公昭
55−21044号公報記載の複素環式ポリアミン類;
ジシクロヘキシルメタンジアミン,イソホロンジアミン
などの脂環式ポリアミン;フェニレンジアミン,トリレ
ンジアミン,ジエチルトリレンジアミン,キシリレンジ
アミン,ジフェニルメタンジアミン,ジフェニルエーテ
ルジアミン,ポリフェニルメタンポリアミンなどの芳香
族ポリアミン;およびモノエタノールアミン,ジエタノ
ールアミン,トリエタノールアミン,トリイソプロパノ
ールアミンなどのアルカノールアミン類などが挙げられ
る。
ク酸,アジピン酸などの脂肪族ポリカルボン酸、フタル
酸,テレフタル酸,トリメリット酸などの芳香族ポリカ
ルボン酸が挙げられる。
以上使用することもできる。
ルキレンオキサイドとしては、前記したものと同一のも
のが挙げられる。
併用してもよく、後者の場合はブロック付加(チップ
型、バランス型、活性セカンダリー型など)でもランダ
ム付加でも両者の混合系でもよい。これらのうちで好ま
しいものはEO単独,PO単独,THF単独,POおよ
びEOの併用,POおよび/またはEOとTHFの併用
(併用の場合、ランダム,ブロックおよび両者の混合
系)である。
ンオキサイドの付加は、通常の方法で行うことができ、
無触媒でまたは触媒(アルカリ触媒,アミン系触媒,酸
性触媒)の存在下(とくにアルキレンオキサイド付加の
後半の段階で)に常圧または加圧下に1段階または多段
階で行なわれる。
のポリイソシアネート(後掲のもの)と反応させて更に
高分子量化したものでもよい(ポリアルキレンエーテル
ポリオール/ポリイソシアネートの当量比:たとえば通
常1.2〜10/1、好ましくは1.5〜2/1 )。
りの分子量)は、通常100〜10,000、好ましく
は250〜5,000、更に好ましくは500〜1,5
00である。また、該ポリエーテルポリオールの官能価
は、通常2〜8、好ましくは2〜3、とくに好ましくは
2である。
ましくは多価アルコール類のアルキレンオキサイド付加
物であり、さらに好ましくはポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコールである。
ジオールおよび/または上記ポリエーテルジオールとジ
カルボン酸とを反応させて得られる縮合ポリエステルジ
オール、ラクトンの開環重合により得られるポリラクト
ンジオール、低分子ジオールと低級アルコール(メタノ
ールなど)の炭酸ジエステルとを反応させて得られるポ
リカーボネートジオールなどが挙げられる。
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、1,4−、1,3−ブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール;環状基を有する低分子ジオール類[たとえ
ば特公昭45−1474号公報記載のもの:ビス(ヒド
ロキシメチル)シクロヘキサン、ビス(ヒドロキシエチ
ル)ベンゼン、ビスフェノールAのエチレンオキサイド
付加物等]、およびこれらの2種以上の混合物が挙げら
れる。ポリエーテルジオールとしては、上記の化合物が
あげられ、1種または2種以上の混合物が挙げられる。
ボン酸(コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチ
ン酸など)、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸など)、およびこれらの2種以上の
混合物があげられ;ラクトンとしてはε−カプロラクト
ン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、および
これらの2種以上の混合物が挙げられる。
低分子ジオールおよび/またはポリエーテルジオール
を、ジカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体
[たとえば無水物(無水マレイン酸、無水フタル酸な
ど)、低級エステル(アジピン酸ジメチル,テレフタル
酸ジメチルなど)、ハライド等]と、またはその無水物
およびアルキレンオキサイド(たとえばエチレンオキサ
イドおよび/またはプロピレンオキサイド)とを反応
(縮合)させる、あるいは開始剤(低分子ジオールおよ
び/またはポリエーテルジオール)にラクトンを付加さ
せることにより製造することができる。
としては、ポリエチレンアジペートジオール、ポリブチ
レンアジペートジオール、ポリヘキサメチレンアジペー
トジオール、ポリネオペンチルアジペートジオール、ポ
リエチレンプロピレンアジペートジオール、ポリエチレ
ンブチレンアジペートジオール、ポリブチレンヘキサメ
チレンアジペートジオール、ポリジエチレンアジペート
ジオール、ポリ(ポリテトラメチレンエーテル)アジペ
ートジオール、ポリエチレンアゼレートジオール、ポリ
エチレンセバケートジオール、ポリブチレンアゼレート
ジオール、ポリブチレンセバケートジオール、ポリカプ
ロラクトンジオールまたはトリオール、ポリヘキサメチ
レンカーボネートジオールなどが挙げられる。
されないが、下記一般式(2)で表されるものが挙げら
れる。 一般式 (式中R5、R6、R8はそれぞれ、水素原子、水酸基、
炭素数1〜24の直鎖又は分岐のアルキル基、R7は炭
素数1〜24の直鎖又は分岐のアルキル基、Aは炭素数
2〜10の直鎖又は分岐のアルキレン基、p,q,rは
それぞれ1〜100の整数をしめす。)
(具体的にはエチレンジアミン、ジエチレントリアミ
ン、ヘキサメチレンジアミンなど)芳香族ポリアミン類
(フェニレンジアミン、ジアミノトルエン、キシレンジ
アミン、メチレンジアミン、ジフェニルエーテルな
ど)、脂環式ポリアミン類(イソホロンジアミンおよび
その他の脂環式ポリアミン類など)、複素環式ポリアミ
ン類(ピペラジンおよびその他特公昭55−21044
号公報に記載の複素環式ポリアミン類など)などが挙げ
られる。これらポリアミンの内、好ましくは脂肪族ポリ
アミンである。
架橋剤、鎖伸長剤と称せられている物で少なくとも2
個、このましくは2〜5個の活性水素当量が200未満
の化合物が使用できる。その具体例としては、2〜3価
アルコール類(エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリ
メチロールプロパンなど)、アミノアルコール類(ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロ
パノールアミン)および上記2〜3価のアルコール類、
4〜8価のアルコール類(ペンタエリスリトール、メチ
ルグルコシド、ソルビトール、サッカロースなど)、多
価フェノール類(ビスフェノールA、ハイドロキノンな
ど)、上記アミン類、その他のアミン類(アミノエチル
ピペラジン、アニリン)などに少量のエチレンオキシド
および/またはプロピレンオキシドなどのアルキレンオ
キシドを付加した当量200未満のポリヒドロキシ化合
物および水などをあげることができる。これらの内好ま
しいのはグリコール類、ジアミン類、水などである。
通常末端封止材と称されるもので、モノアルコール類
(ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピル
アクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、トリメチロールプロパ
ンジアリルエーテルなど);アミン類(プチルアミン、
ジアリルアミンなど)をあげることができる。これらの
内好ましいのはヒドロキシエチルアクリレートおよびヒ
ドロキシプロピルアクリレートである。
以上の混合で用いることができる。
(B)は従来ポリウレタン製造に使用されているものが
使用できる。このようなイソシアネート化合物として
は、特には限定されないが、炭素数6〜20の芳香族イ
ソシアネート(たとえば、2,4−および/または2,
6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,
4’−および/または4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)、粗製MDI〔粗製ジアミノフェニルメ
タン{ホルムアルデヒドと芳香族アミン(アニリン)ま
たはその混合物との縮合生成物:ジアミノフェニルメタ
ンと少量(たとえば5〜20重量%)の3官能以上のポ
リアミンとの混合物}のホスゲン化物:ポリアリルポリ
イソシアネート(PAPI)〕など〕:炭素数2〜18の脂肪
族イソシアネート(たとえばヘキサメチレンジイソシア
ネート、リジンジイソシアネートなど):炭素数4〜1
5の脂環式イソシアネート(たとえばイソホロンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
など):炭素数8〜15の芳香脂肪族イソシアネート
(たとえばキシレンジイソシアネートなど):およびこ
れらのイソシアネートの変性物(ウレタン基、カルボジ
イミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット
基、ウレトジオン基、ウレトンイミン基、イソシアヌレ
ート基、オキサゾリドン基含有変性物など):およびこ
れらの2種以上の混合物が挙げられる。
(A)の活性水素含有化合物と、化合物(B)のイソシ
アネート化合物の割合は種々変えることができるが、イ
ソシアネート基と活性水素基との当量比は通常(0.5
〜2):1好ましくは(1.05〜1.5):1であ
る。
タンの製造の方法で行うことができる。たとえば、化合
物(A)、(B)を分割して多段反応させる方法(プレ
ポリマー法)、および化合物(A)、(B)を一括して
反応させる方法(ワンショット法)などがあげられる
が、好ましくはプレポリマー法である。プレポリマー法
の例としては、化合物(A)、(B)をあらかじめ反応
させ、低分子ジアミンまたは水などで反応を完結する方
法が挙げられる。
活性な溶媒を用いて反応を行うことできる。溶媒として
は、アミド系溶媒(N−メチルピロリドン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドなど):ケトン系溶
媒(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノンなど)芳香族炭化水素系溶剤
(トルエン、キシレンなど):エーテル系溶媒(ジオキ
サン、テトラヒドロフランなど):スルホキシド系溶媒
(ジメチルスルホキシドなど)およびこれらは、2種類
以上の混合溶媒が考えられる。溶媒の量はポリウレタン
の量に対して通常0〜400%である。反応温度は通常
おだやかな条件、たとえば20〜150℃好ましくは2
0〜100℃である。また反応時間は通常3〜20時間
である。反応圧力も通常常圧下で行われるが、加圧下で
行ってもよい。また反応を促進させるために、通常使用
されている触媒たとえばアミン系触媒(トリエチルレン
ジアミン、N−メチルモルホリン、トリエチルアミンな
ど)錫系触媒(ジブチルチンジラウレートなど)、鉛系
触媒(オクチル酸鉛など)などをもちいてもよい。
ウレアの分子量は重量平均分子量で1000以上を示
し、好ましくは、5000〜200万、更に好ましくは
1万〜100万である
ウレアは通常の方法(たとえば特公昭42−24192
号公報記載の方法)で分散体にすることができる。たと
えば、本発明で得られたポリウレタンまたはポリウレア
のアセトン溶媒(濃度約60%)に撹拌可に水を加え
て、次いで加熱下にアセトンを留去する事により水分散
体(濃度約45%)を得ることができる。
泡状、液体状、ぺースト状、固体状、粉末状など特に限
定されないが、泡状、液体状及びぺースト状が使いやす
い。また、本発明の毛髪処理剤の用途も特に限定されな
いが、ムース、ミスト、ジェルなどのセット剤、シャン
プー、リンス、トリートメント、コンディショニング効
果付与剤、染毛剤等に有効である。また、この毛髪処理
剤の優れた性質を生かし、従来から使用されている毛髪
処理剤の用途にはすべて適用可能である。
ェルなどのセット剤用途として使用する場合、処理剤中
のポリウレタンまたはポリウレアの含量は通常、0.0
1〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%であ
る。本発明の毛髪処理剤をシャンプー用途として使用す
る場合、処理剤中のポリウレタンまたはポリウレアの含
量は通常、0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜
10重量%である。本発明の毛髪処理剤をリンス用途と
して使用する場合、処理剤中のポリウレタンまたはポリ
ウレアの含量は通常、0.01〜20重量%、好ましく
は0.1〜10重量%である。本発明の毛髪処理剤をト
リートメント用途として使用する場合、処理剤中のポリ
ウレタンまたはポリウレアの含量は通常、0.01〜2
0重量%、好ましくは0.1〜10重量%である。本発
明の毛髪処理剤をコンディショニング効果付与剤用途と
して使用する場合、処理剤中のポリウレタンまたはポリ
ウレアの含量は通常、0.01〜20重量%、好ましく
は0.1〜10重量%である。本発明の毛髪処理剤を染
毛材用途として使用する場合、処理剤中のポリウレタン
またはポリウレアの含量は通常、0.01〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%である。本発明の毛
髪用処理剤には、本発明の効果を妨げない量のアニオン
活性剤、非イオン活性剤、カチオン活性剤、両性活性剤
を併用してもよい。アニオン活性剤としては、ラウリル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナト
リウム、ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノー
ルアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノ
ールアミド硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリ
ルスルホコハク酸2ナトリウム、スルホコハク酸ポリオ
キシエチレンラウロイルエタノールアミド2ナトリウ
ム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂
肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシント
リエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グ
ルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸ア
シル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチル
−β−アラニンナトリウム、ラウリルリン酸ナトリウム
等が挙げられる。
ミドプロピイルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリル
ジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カル
ボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロ
イルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベ
タインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム、β−ラウ
リルアミノプロピオン酸ナトリウム等が挙げられる。非
イオン界面活性剤としては、1:1型ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ラウリルジメチルアミンオキシド、モ
ノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸エチレン
グリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコー
ル、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウ
リン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン、ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグ
ルコシド、ポリオキシエチレン牛脂アルキルヒドロキシ
ミリスチレンエーテル、モノステアリン酸エチレングリ
コール等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニル
トリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルア
ンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピル
エチルジメチルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルア
ミノエチルアミドの乳酸塩などが挙げられる。
剤、保湿剤、高分子化合物、シリコン、キレート剤、低
級アルコール、香料、着色剤、防腐剤、紫外線吸収剤及
び水なども併用することができる。乳化安定剤として、
セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルア
ルコール等の高級アルコールが挙げられ、保湿剤として
グリセリン、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が挙げ
られ、高分子化合物として、カチオン化セルロース、カ
チオン化グアーガム、ポリエチレングリコール、ポリア
クリル酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、タ
ンパク誘導体等が挙げられ、シリコンとしてジメチルポ
リシロキサン、ジメチルポリシロキサンのメチル基の一
部に各種の有機基を導入した変性シリコン、環状ジメチ
ルシロキサン等が挙げられ、キレート剤として、エチレ
ンジアミン四酢酸ナトリウム、1−ヒドロキシエタン−
1,1−ジホスホン酸ナトリウム等が挙げられ、低級ア
ルコールとして、エタノール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコールなどが挙げられる。
が、本発明はこれに限定されない。以下において、部及
び%はそれぞれ重量部及び重量%を示す。なお試験法は
次の通りである。
して、5重量%の水希釈液を畜圧式スプレー器に充填す
る。つぎに、長さ25cmの毛髪2gにスプレー溶液を
10秒間吹きかけ、乾燥後市販の櫛を用いて、毛髪をと
いたとき脱落した樹脂の量を下記の判定基準で評価す
る。 判定基準 樹脂の脱落無し : ○ 樹脂の脱落少量有り : △ 樹脂の脱落多量にあり : × 洗 浄 性 :前記の条件で処理した髪の毛を、市販の
シャンプーの1%溶液で洗浄し、つぎに水で洗浄後乾燥
し、髪の毛上の樹脂の洗浄度を見て下 記の判定
基準で評価する。 判定基準 樹脂の残留無し : ○ 樹脂の残留少量あり : △ 樹脂の残留多量にあり : ×
ー溶液を実使用試験して、ゴアツキ感、ベトツキ感、ブ
ロッキング感、セット力について下記の判定基準で評価
する。 判定基準 ゴアツキ感 7人以上がゴアツキ感が無いと判断 : ○ 3人以上6人以下がゴアツキ感が無いと判断 : △ 7人以上がゴアツキ感があると判断 : × ベトツキ感 7人以上がベトツキ感が無いと判断 : ○ 3人以上6人以下がベトツキ感が無いと判断 : △ 7人以上がベトツキ感があると判断 : × ブロッキング感 7人以上がブロッキング感が無い判断 : ○ 3人以上6人以下がブロッキング感が無い判断 : △ 7人以上がブロッキング感があると判断 : × セット力 7人以上がセット力があると判断 : ○ 3人以上6人以下がセット力があると判断 : △ 7人以上がセット力が無いと判断 : ×
00の1,4−ブタンジオールとアジピン酸からなるポ
リエステルジオール230.0部、1,4−ブタンジオ
ール6.3部、3−(2,3−ジヒドロキシプロポキ
シ)−1−プロパンスルホン酸ナトリウム塩5.0部、
イソホロンジイソシアネート60.0部及びアセトン1
22部を仕込み反応系を窒素ガスで置換した後、撹拌下
80℃で5時間反応した。得られたアセトン溶液を30
℃に冷却して水700部を加えて、減圧下50〜60℃
でアセトンを留去し、固形分30%、粘度350cps
のウレタン樹脂水分散溶液を1000部を得た。得られ
た樹脂のスルホン酸塩含量は0.07meq/gであっ
た。
00のポリテトラメチレングリコール230.0部、
1,4−ブタンジオール6.3部、3−(2,3−ジヒ
ドロキシプロポキシ)−1−プロパンスルホン酸ナトリ
ウム塩5.0部、4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート58.0部及びアセトン122部を仕込み反応
系を窒素ガスで置換した後、撹拌下80℃で5時間反応
した。得られたアセトン溶液を30℃に冷却して、水7
00部を加えて、減圧下50〜60℃でアセトンを留去
し、固形分30%、粘度450cpsのウレタン樹脂水
分散溶液を1000部を得た。得られた樹脂のスルホン
酸塩含量は0.07meq/gであった。
−ジヒドロキシプロポキシ)−1−プロパンスルホン酸
ナトリウム塩155.0部、ヘキサメチレンジイソシア
ネート140.0部、1,4−ブタンジオール5.0部
及びアセトン122部を仕込み反応系を窒素ガスで置換
した後、撹拌下80℃で5時間反応した。得られたアセ
トン溶液を30℃に冷却して水700部を加えて、減圧
下50〜60℃でアセトンを留去し、固形分30%、粘
度1500cpsのウレタン樹脂水分散溶液を1000
部を得た。得られた樹脂のスルホン酸塩含量は2.19
meq/gであった。
00のポリプロピレングリコール106.0部、分子量
約2000の1,4−ブタンジオールとアジピン酸から
なるポリエステルジオール110.0部、1,4−ブタ
ンジオール10.0部、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト60.0部、3−(2,3−ジヒドロキシプロポキ
シ)−1−プロパンスルホン酸10.0部及びアセトン
122部を仕込み反応系を窒素ガスで置換した後、撹拌
下80℃で5時間反応した。得られたアセトン溶液に無
水エタノールを30.0部を加え、さらに4時間50℃
で反応を行った。得られたアセトン溶液に、ジメチルア
ミノエタノールを4.2部加え、45〜55℃で中和し
た。得られた中和物を30℃に冷却して水700部を加
えて、減圧下50〜60℃でアセトンを留去し、固形分
30%、粘度180cpsのウレタン樹脂水分散溶液を
1000部を得た。得られた樹脂のスルホン酸塩含量は
0.16meq/gであった。
00のポリテトラメチレングリコール230.0部、3
−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−1−プロパン
スルホン酸ジメチルステアリルアミン5.0部、イソホ
ロンジイソシアネート58.0部及びアセトン122部
を仕込み反応系を窒素ガスで置換した後、撹拌下80℃
で5時間反応した。得られたアセトン溶液を30℃に冷
却して水700部を加えて、減圧下50〜60℃でアセ
トンを留去し、固形分31%、粘度250cpsのウレ
タン樹脂水分散溶液を1000部を得た。得られた樹脂
のスルホン酸塩含量は0.03meq/gであった。
1−プロパンスルホン酸ナトリウム塩の代わりにジメチ
ロールプロピオン酸ナトリウム塩3.5部を用いる他は
実施例1と同様に操作した。この分散体の固形分は40
%粘度260psであった。
1−プロパンスルホン酸ナトリウム塩の代わりにジメチ
ロールプロピオン酸ナトリウム塩3.5部を用いる他は
実施例2と同様に操作した。このポリウレタン溶液は固
形分30%粘度370psであった。
いて表1にまとめる。
日変化について表2にまとめる。
得られた毛髪処理剤は、いずれもセット力、ブロッキン
グ感、ベタツキ感、ゴアツキ感、洗浄性および耐フレー
キングに優れていることがわかる。また、従来用いられ
ているカルボキシル官能基含有化合物と比べて、溶液安
定性、使用感などで優れていることがわかる。表2よ
り、実施例1〜4で得られた毛髪処理剤は、比較例1〜
2に比べて酸価の変化が少ないことがわかる。これは、
水溶液または水分散系で、本発明品が安定性に優れてい
ることを示している。
シル官能基するポリウレタン樹脂に比べ、水溶液または
水分散液の状態にした場合、安定性がよい特長を持つ。
さらに本発明で得られた毛髪処理剤は毛髪に使用した際
に、高温高湿度下でセットが崩れない、自然感を損なわ
ない、髪の毛上からの洗浄除去性がよい、樹脂被膜が持
つゴム弾性によるセット回復力、維持力に優れるなどの
特長も兼ね備えている。
Claims (4)
- 【請求項1】 活性水素含有化合物(A)とイソシアネ
ート化合物(B)から誘導されてなるポリウレタンまた
はポリウレアからなり、(A)の少なくとも一部とし
て、スルホン酸(塩)基、硫酸エステル(塩)基又はリ
ン酸エステル(塩)基を含有する活性水素含有化合物
(a)を用いることを特徴とする毛髪処理剤。 - 【請求項2】 ポリウレタンまたはポリウレア中のスル
ホン酸(塩)基、硫酸エステル(塩)基又はリン酸エス
テル(塩)基の含量が0.01〜3meq/gである請
求項1記載の毛髪処理剤。 - 【請求項3】 (a)がスルファミン酸、アミノエチル
スルホン酸、下記一般式(1)で表される化合物、前記
化合物のアルキレンオキサイド付加物又はそれらの塩で
ある請求項1または2記載の毛髪処理剤。 一般式 {式中、R1,R3,R4は、水素原子、炭素数1〜24
の炭化水素基、モノもしくはジヒドロキシ置換炭化水素
基、モノもしくはジアミノ置換炭化水素基又はモノもし
くはジメルカプト置換炭化水素基、R2は炭素数1〜2
4の炭化水素基であり、R1,R3,R4のうち少なくと
も1つはモノもしくはジヒドロキシアルキル基、モノも
しくはジアミノ置換炭化水素基又はモノもしくはジメル
カプト置換炭化水素基、である。nは0又は1であ
る。} - 【請求項4】 (a)が、3−(2,3−ジヒドロキシ
プロポキシ)−1−プロパンスルホン酸もしくはその塩
である請求項1〜3のいずれか記載の毛髪処理剤。
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