JPH10203609A - ワークストック装置 - Google Patents
ワークストック装置Info
- Publication number
- JPH10203609A JPH10203609A JP939397A JP939397A JPH10203609A JP H10203609 A JPH10203609 A JP H10203609A JP 939397 A JP939397 A JP 939397A JP 939397 A JP939397 A JP 939397A JP H10203609 A JPH10203609 A JP H10203609A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- conveyor
- traveling
- picking
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動倉庫等に適用され、ワーク単位で出庫で
きて、多品種少量生産のワーク加工の場合に、工作機械
の待ち時間を最短として効率良くワーク供給できるよう
にする。 【解決手段】 自動倉庫1のラック2A内に、種類の異
なるワークWが各々載せられたパレット8を各々載置す
る複数のピッキングステーション9を設ける。任意のピ
ッキングステーション9からワークWを取り出すピッキ
ングローダ10と、このローダ10で取り出されたワー
クWを受け取って所定のワーク搬出位置7まで搬送する
走行コンベヤ13とを設ける。走行コンベヤ13は、走
行方向と直交する方向にワーク搬送が可能なものとす
る。
きて、多品種少量生産のワーク加工の場合に、工作機械
の待ち時間を最短として効率良くワーク供給できるよう
にする。 【解決手段】 自動倉庫1のラック2A内に、種類の異
なるワークWが各々載せられたパレット8を各々載置す
る複数のピッキングステーション9を設ける。任意のピ
ッキングステーション9からワークWを取り出すピッキ
ングローダ10と、このローダ10で取り出されたワー
クWを受け取って所定のワーク搬出位置7まで搬送する
走行コンベヤ13とを設ける。走行コンベヤ13は、走
行方向と直交する方向にワーク搬送が可能なものとす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板金加工用のワ
ーク等を格納する自動倉庫等のワークストック装置に関
し、特に多品種のワークをワーク単位で出庫できるよう
にしたワークストック装置に関する。
ーク等を格納する自動倉庫等のワークストック装置に関
し、特に多品種のワークをワーク単位で出庫できるよう
にしたワークストック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレス等の板材加工機に供
給するワークストック装置として、パレットごと板材を
入出庫する自動倉庫が用いられている。板材加工機への
ワークの供給は、自動倉庫から出庫したパレットを板材
加工機の近傍に停止させ、このパレット上からローダで
ワークを一枚ずつ分離して供給する。
給するワークストック装置として、パレットごと板材を
入出庫する自動倉庫が用いられている。板材加工機への
ワークの供給は、自動倉庫から出庫したパレットを板材
加工機の近傍に停止させ、このパレット上からローダで
ワークを一枚ずつ分離して供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなワ
ーク供給システムでは、ワーク種類の変更毎にパレット
の入出庫が必要であり、その間、板材加工機は待機する
ことになる。そのため、多品種少量生産の場合、例えば
1パレットにつき2,3枚のワークをパンチ加工するよ
うな場合、パレットの入出庫が頻繁に行われることにな
り、その都度、板材加工機に待機時間が生じ、板材加工
機の稼働率が低くなるという課題がある。
ーク供給システムでは、ワーク種類の変更毎にパレット
の入出庫が必要であり、その間、板材加工機は待機する
ことになる。そのため、多品種少量生産の場合、例えば
1パレットにつき2,3枚のワークをパンチ加工するよ
うな場合、パレットの入出庫が頻繁に行われることにな
り、その都度、板材加工機に待機時間が生じ、板材加工
機の稼働率が低くなるという課題がある。
【0004】この発明は、このような課題を解消し、工
作機械へ多品種のワークを少量ずつ供給する場合に、能
率良くワーク供給が行えるワークストック装置を提供す
ることを目的とする。
作機械へ多品種のワークを少量ずつ供給する場合に、能
率良くワーク供給が行えるワークストック装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のワークストッ
ク装置は、種類の異なるワークが載せられたパレットを
各々載置する複数のピッキングステーションと、任意の
ピッキングステーションからワークを取り出すワーク選
択手段と、その取り出されたワークを受け取って所定の
ワーク搬出位置まで搬送するワーク受渡し搬送手段とを
備えたものである。この構成によれば、所望のピッキン
グステーションのパレットから、ワーク選択手段により
ワークを取り出す。その取り出したワークを、ワーク受
渡し搬送手段で受け取り、ワーク搬出位置まで搬送す
る。このように、任意のワークをワーク単位でワーク搬
出位置まで取り出すことができる。このため、大重量の
パレット単位でワークを取り出す場合に比べ、多品種の
ワークを少量ずつ取り出す場合に、効率良く取り出しが
行える。しがって、工作機械で多品種少量生産を行う場
合に、工作機械の待機時間が短く、工作機械の稼働率を
向上させることができる。また、ピッキングステーショ
ンからのワークの取り出しをワーク選択手段で行い、こ
の取り出されたワークのワーク搬出位置までの搬送をワ
ーク受渡し搬送手段で行うようにしたため、ワーク受渡
し搬送手段がワーク搬送を行っている間に、ワーク選択
手段が次のワークの取り出しを行うことができ、一層ワ
ーク供給のサイクルタイムが短縮される。
ク装置は、種類の異なるワークが載せられたパレットを
各々載置する複数のピッキングステーションと、任意の
ピッキングステーションからワークを取り出すワーク選
択手段と、その取り出されたワークを受け取って所定の
ワーク搬出位置まで搬送するワーク受渡し搬送手段とを
備えたものである。この構成によれば、所望のピッキン
グステーションのパレットから、ワーク選択手段により
ワークを取り出す。その取り出したワークを、ワーク受
渡し搬送手段で受け取り、ワーク搬出位置まで搬送す
る。このように、任意のワークをワーク単位でワーク搬
出位置まで取り出すことができる。このため、大重量の
パレット単位でワークを取り出す場合に比べ、多品種の
ワークを少量ずつ取り出す場合に、効率良く取り出しが
行える。しがって、工作機械で多品種少量生産を行う場
合に、工作機械の待機時間が短く、工作機械の稼働率を
向上させることができる。また、ピッキングステーショ
ンからのワークの取り出しをワーク選択手段で行い、こ
の取り出されたワークのワーク搬出位置までの搬送をワ
ーク受渡し搬送手段で行うようにしたため、ワーク受渡
し搬送手段がワーク搬送を行っている間に、ワーク選択
手段が次のワークの取り出しを行うことができ、一層ワ
ーク供給のサイクルタイムが短縮される。
【0006】前記構成のワークストック装置において、
前記ピッキングステーションは、パレット搬送手段を有
し、前記複数のパレットを収納可能な複数連,複数段の
ラックを有する自動倉庫において所定段に連なって配置
され、前記ワーク選択手段およびワーク受渡し搬送手段
を、前記ピッキングステーションの並び方向に各々移動
可能なものとしても良い。このように、この発明を複数
連,複数段のラックを持つ自動倉庫に適用することによ
り、多量のワークの格納が可能で、またピッキングステ
ーションが単にラックの所定の棚で構成でき、簡単な構
成で済む。各棚間のパレットの入れ替えは自動倉庫のパ
レット搬送手段の機能で行え、この自動倉庫からなるワ
ークストック装置は、パレット単位での庫内での配置替
えおよび入出庫と、ワーク単位でのワーク供給とが可能
となる。また、ワーク選択手段およびワーク受渡し搬送
手段が共に走行可能であるため、両者間のワークの受渡
しを適宜の位置で行うように制御することにより、一層
迅速なワーク単位の供給が行える。また、ワーク選択手
段が走行可能なため、各ピッキングステーション毎にワ
ーク選択手段を設ける必要がなく、一台のワーク選択手
段で各ピッキングステーションでのワークの取り出しが
行える。この構成の場合に、前記ワーク受渡し搬送手段
は、走行方向と直交する方向に積載ワークを搬送可能な
走行コンベヤとしても良い。これにより、ワーク受渡し
搬送手段の走行でワーク搬出位置までワークを搬送する
と共に、そのワーク搬出位置まで搬送したワークを、走
行コンベヤの駆動でワークストック装置の外部に搬出す
ることができる。したがって、外部に特別な機構を設け
ることなく、自動倉庫からのワーク単位でのワークの出
庫が行える。
前記ピッキングステーションは、パレット搬送手段を有
し、前記複数のパレットを収納可能な複数連,複数段の
ラックを有する自動倉庫において所定段に連なって配置
され、前記ワーク選択手段およびワーク受渡し搬送手段
を、前記ピッキングステーションの並び方向に各々移動
可能なものとしても良い。このように、この発明を複数
連,複数段のラックを持つ自動倉庫に適用することによ
り、多量のワークの格納が可能で、またピッキングステ
ーションが単にラックの所定の棚で構成でき、簡単な構
成で済む。各棚間のパレットの入れ替えは自動倉庫のパ
レット搬送手段の機能で行え、この自動倉庫からなるワ
ークストック装置は、パレット単位での庫内での配置替
えおよび入出庫と、ワーク単位でのワーク供給とが可能
となる。また、ワーク選択手段およびワーク受渡し搬送
手段が共に走行可能であるため、両者間のワークの受渡
しを適宜の位置で行うように制御することにより、一層
迅速なワーク単位の供給が行える。また、ワーク選択手
段が走行可能なため、各ピッキングステーション毎にワ
ーク選択手段を設ける必要がなく、一台のワーク選択手
段で各ピッキングステーションでのワークの取り出しが
行える。この構成の場合に、前記ワーク受渡し搬送手段
は、走行方向と直交する方向に積載ワークを搬送可能な
走行コンベヤとしても良い。これにより、ワーク受渡し
搬送手段の走行でワーク搬出位置までワークを搬送する
と共に、そのワーク搬出位置まで搬送したワークを、走
行コンベヤの駆動でワークストック装置の外部に搬出す
ることができる。したがって、外部に特別な機構を設け
ることなく、自動倉庫からのワーク単位でのワークの出
庫が行える。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図7と共に説明する。図1(A)は、この実施形態に
係るワークストック装置である自動倉庫の概略構成を示
す正面図であり、図1(B)は同自動倉庫を含む板材加
工ラインの概略構成を示す平面図である。ワークストッ
ク装置である自動倉庫1は、並設した2列のラック2
A,2Bと、両ラック2A,2B間を走行可能なスタッ
カクレーン3とを備える。各ラック2A,2Bは、上下
複数段のパレット載置棚4を有する単連ラック部5を、
スタッカクレーン3の走行方向(X方向)に複数連ねて
構成される。スタッカクレーン3はパレット搬送手段と
なるものであり、ラック2A,2Bの任意のパレット載
置棚4と他の任意のパレット載置棚4との間、または任
意のパレット載置棚4と後述するパレット入出庫ステー
ション6との間でパレット8の搬送を行う。各パレット
8には種類の異なるワークW、例えば寸法や形状が種々
異なる板材がそれぞれ積層状態に載せられる。
し図7と共に説明する。図1(A)は、この実施形態に
係るワークストック装置である自動倉庫の概略構成を示
す正面図であり、図1(B)は同自動倉庫を含む板材加
工ラインの概略構成を示す平面図である。ワークストッ
ク装置である自動倉庫1は、並設した2列のラック2
A,2Bと、両ラック2A,2B間を走行可能なスタッ
カクレーン3とを備える。各ラック2A,2Bは、上下
複数段のパレット載置棚4を有する単連ラック部5を、
スタッカクレーン3の走行方向(X方向)に複数連ねて
構成される。スタッカクレーン3はパレット搬送手段と
なるものであり、ラック2A,2Bの任意のパレット載
置棚4と他の任意のパレット載置棚4との間、または任
意のパレット載置棚4と後述するパレット入出庫ステー
ション6との間でパレット8の搬送を行う。各パレット
8には種類の異なるワークW、例えば寸法や形状が種々
異なる板材がそれぞれ積層状態に載せられる。
【0008】一方のラック2Aを構成する複数の単連ラ
ック部5は、所定段のパレット載置棚4がピッキングス
テーション9とされている。この例では、ラック2Aに
おける1つの単連ラック部5が、ワーク搬出位置である
出庫ステーション7に当てられ、残り全ての単連ラック
部5にピッキングステーション9が設けられている。こ
れらピッキングステーション9の上方には、その一つ上
の段のパレット載置棚4との間に、ピッキングローダ1
0および走行コンベヤ13をピッキングステーション並
び方向に走行可能とする走行空間14が設けてある。
ック部5は、所定段のパレット載置棚4がピッキングス
テーション9とされている。この例では、ラック2Aに
おける1つの単連ラック部5が、ワーク搬出位置である
出庫ステーション7に当てられ、残り全ての単連ラック
部5にピッキングステーション9が設けられている。こ
れらピッキングステーション9の上方には、その一つ上
の段のパレット載置棚4との間に、ピッキングローダ1
0および走行コンベヤ13をピッキングステーション並
び方向に走行可能とする走行空間14が設けてある。
【0009】前記ピッキングローダ10および走行コン
ベヤ13により、任意のピッキングステーション9から
ワークWを取り出してワーク搬出位置である出庫ステー
ション7へ搬送するワーク選択取出手段50が構成され
る。このワーク選択取出手段50と、後述の搬出コンベ
ヤ16からなるワーク搬出手段と、位置決めコンベヤ1
7からなるローダ18からなるワーク供給手段とによ
り、ワーク処理手段100が構成される。ピッキングロ
ーダ10は、任意のピッキングステーション9のパレッ
ト8上からワークWを持ち上げて走行コンベヤ13上に
移載する装置であり、ワーク選択手段となる。このピッ
キングローダ10は、各ピッキングステーション9の上
方を走行可能な走行体11と、ワークWを把持するワー
ク把持手段である複数の吸着パッド12とを有する。走
行コンベヤ13は、ピッキングローダ10から移載され
たワークWを走行によって出庫ステーション7まで搬送
し、この位置で、走行方向(X方向)と直交する水平方
向(Y方向)にワークWを搬出するコンベヤである。
ベヤ13により、任意のピッキングステーション9から
ワークWを取り出してワーク搬出位置である出庫ステー
ション7へ搬送するワーク選択取出手段50が構成され
る。このワーク選択取出手段50と、後述の搬出コンベ
ヤ16からなるワーク搬出手段と、位置決めコンベヤ1
7からなるローダ18からなるワーク供給手段とによ
り、ワーク処理手段100が構成される。ピッキングロ
ーダ10は、任意のピッキングステーション9のパレッ
ト8上からワークWを持ち上げて走行コンベヤ13上に
移載する装置であり、ワーク選択手段となる。このピッ
キングローダ10は、各ピッキングステーション9の上
方を走行可能な走行体11と、ワークWを把持するワー
ク把持手段である複数の吸着パッド12とを有する。走
行コンベヤ13は、ピッキングローダ10から移載され
たワークWを走行によって出庫ステーション7まで搬送
し、この位置で、走行方向(X方向)と直交する水平方
向(Y方向)にワークWを搬出するコンベヤである。
【0010】自動倉庫1の正面側となるラック2A側の
床面には、工作機械であるパンチプレス等の板材加工機
15が配置される。また、ラック2Aの出庫ステーショ
ン7に続いて搬出コンベヤ16が配置される。この搬出
コンベヤ16は、走行コンベヤ13から送り出されるワ
ークWを板材加工機15の一側方のワーク待機位置Qに
搬出するワーク搬出手段である。ワーク待機位置Qは、
搬出コンベヤ16によって搬出されてきたワークWを位
置決めする位置決めコンベヤ17の上面からなる。位置
決めコンベヤ17上に位置決めされたワークWは、ワー
ク供給手段であるローダ18によって板材加工機15に
供給される。ローダ18は、位置決めコンベヤ17上か
ら板材加工機15上にわたって延設された走行レール1
9に沿ってX方向に走行自在に設けられる走行体20
と、ワークWを吸着して持ち上げる複数の吸着パッド2
1とを有し、位置決めコンベヤ17上からワークWを持
ち上げて板材加工機15上に移載する。
床面には、工作機械であるパンチプレス等の板材加工機
15が配置される。また、ラック2Aの出庫ステーショ
ン7に続いて搬出コンベヤ16が配置される。この搬出
コンベヤ16は、走行コンベヤ13から送り出されるワ
ークWを板材加工機15の一側方のワーク待機位置Qに
搬出するワーク搬出手段である。ワーク待機位置Qは、
搬出コンベヤ16によって搬出されてきたワークWを位
置決めする位置決めコンベヤ17の上面からなる。位置
決めコンベヤ17上に位置決めされたワークWは、ワー
ク供給手段であるローダ18によって板材加工機15に
供給される。ローダ18は、位置決めコンベヤ17上か
ら板材加工機15上にわたって延設された走行レール1
9に沿ってX方向に走行自在に設けられる走行体20
と、ワークWを吸着して持ち上げる複数の吸着パッド2
1とを有し、位置決めコンベヤ17上からワークWを持
ち上げて板材加工機15上に移載する。
【0011】図2は、自動倉庫1を含む板材加工ライン
の実際の構成の概略平面図を示す。パレット入出庫ステ
ーション6は、ワークWを載せたパレット8を自動倉庫
1に対して入出庫するパレット搬入・搬出位置であっ
て、ラック2Aにおける他の1つの単連ラック部5の所
定段のパレット載置棚4に相当する空間がこれに割り当
てられる。このパレット入出庫ステーション6と対向す
る位置には、入出庫台車22が配置され、出庫されたパ
レット8および入庫するパレット8がこの入出庫台車2
2に載せられる。板材加工機15の後段には、加工済み
ワークの種類等に応じて板材加工機15からワーク(製
品)を搬出する2経路のアンローダ52,53と、両ア
ンローダ52,53に続く集合経路となるコンベヤ54
とで、加工済ワーク搬出経路55が構成されている。ま
た、前記位置決めコンベヤ17に隣接して、位置決めコ
ンベヤ17上のワークWを搬入し、それを反転して位置
決めコンベヤ17上に返す反転装置56が設置されてい
る。
の実際の構成の概略平面図を示す。パレット入出庫ステ
ーション6は、ワークWを載せたパレット8を自動倉庫
1に対して入出庫するパレット搬入・搬出位置であっ
て、ラック2Aにおける他の1つの単連ラック部5の所
定段のパレット載置棚4に相当する空間がこれに割り当
てられる。このパレット入出庫ステーション6と対向す
る位置には、入出庫台車22が配置され、出庫されたパ
レット8および入庫するパレット8がこの入出庫台車2
2に載せられる。板材加工機15の後段には、加工済み
ワークの種類等に応じて板材加工機15からワーク(製
品)を搬出する2経路のアンローダ52,53と、両ア
ンローダ52,53に続く集合経路となるコンベヤ54
とで、加工済ワーク搬出経路55が構成されている。ま
た、前記位置決めコンベヤ17に隣接して、位置決めコ
ンベヤ17上のワークWを搬入し、それを反転して位置
決めコンベヤ17上に返す反転装置56が設置されてい
る。
【0012】図3(A)は自動倉庫1の破断側面図を示
し、同図における走行空間14の拡大図を図3(B)に
示す。走行コンベヤ13は、ラック2Aのフレーム23
に設けられた走行レール24に沿ってX方向に走行する
走行体25を備えている。走行空間14におけるピッキ
ングローダ10および走行コンベヤ13の走行において
は、左側への走行時にピッキングローダ10が走行コン
ベヤ13を超えないように、また右側への走行時に走行
コンベヤ13がピッキングローダ10を超えないよう
に、走行制御手段61によって走行動作が制御される。
これにより、ピッキングローダ10と走行コンベヤ13
との干渉が回避される。詳しくは、走行制御手段61
は、ピッキングローダ10と走行コンベヤ13との走行
の制御を数値制御等で行うNC装置またはプログラマブ
ルコントローラ等からなる制御装置であり、走行コンベ
ヤ13に対しては、可能な限りの最大速度で運転し、ピ
ッキングローダ10は、最大速度を走行コンベヤ13の
最大速度よりも低く設定してある。このように走行制御
手段61を構成することにより、ピッキングローダ10
が走行コンベヤ13に衝突することが防止でき、また干
渉回避の制御も簡単な制御で済む。
し、同図における走行空間14の拡大図を図3(B)に
示す。走行コンベヤ13は、ラック2Aのフレーム23
に設けられた走行レール24に沿ってX方向に走行する
走行体25を備えている。走行空間14におけるピッキ
ングローダ10および走行コンベヤ13の走行において
は、左側への走行時にピッキングローダ10が走行コン
ベヤ13を超えないように、また右側への走行時に走行
コンベヤ13がピッキングローダ10を超えないよう
に、走行制御手段61によって走行動作が制御される。
これにより、ピッキングローダ10と走行コンベヤ13
との干渉が回避される。詳しくは、走行制御手段61
は、ピッキングローダ10と走行コンベヤ13との走行
の制御を数値制御等で行うNC装置またはプログラマブ
ルコントローラ等からなる制御装置であり、走行コンベ
ヤ13に対しては、可能な限りの最大速度で運転し、ピ
ッキングローダ10は、最大速度を走行コンベヤ13の
最大速度よりも低く設定してある。このように走行制御
手段61を構成することにより、ピッキングローダ10
が走行コンベヤ13に衝突することが防止でき、また干
渉回避の制御も簡単な制御で済む。
【0013】図4(A),(B)は、ピッキングローダ
10の平面図および正面図を示す。ピッキングローダ1
0の走行体11上には、走行体11の走行駆動源である
モータ26と、吸着パッド12の昇降駆動源であるシリ
ンダ27と、ラック2Aのフレーム23に設けられた走
行レール28に係架される走行ローラ29とが設けられ
る。走行体11の下部にはリンク機構30A,30Bを
介して昇降フレーム31が支持され、複数の吸着パッド
12を分散配置したパッド支持フレーム32が位置調整
機構33を介して昇降フレーム31の下部に設けられて
いる。昇降フレーム31に連結されるチェーン34をシ
リンダ27で巻取り・巻戻しすることにより昇降フレー
ム31が昇降駆動される。リンク機構30A,30B
は、X方向に向けて配置した2組30AとY方向に向け
て配置した2組30Bとからなり、これにより昇降フレ
ーム31の支持強度が十分に確保されている。また、位
置調整機構33を介してパッド支持フレーム32が昇降
フレーム31に設けられているので、パッド支持フレー
ム32に無理な外力が加わった場合でも、位置調整機構
33の延長方向にパッド支持フレーム32を逃がすこと
ができる。
10の平面図および正面図を示す。ピッキングローダ1
0の走行体11上には、走行体11の走行駆動源である
モータ26と、吸着パッド12の昇降駆動源であるシリ
ンダ27と、ラック2Aのフレーム23に設けられた走
行レール28に係架される走行ローラ29とが設けられ
る。走行体11の下部にはリンク機構30A,30Bを
介して昇降フレーム31が支持され、複数の吸着パッド
12を分散配置したパッド支持フレーム32が位置調整
機構33を介して昇降フレーム31の下部に設けられて
いる。昇降フレーム31に連結されるチェーン34をシ
リンダ27で巻取り・巻戻しすることにより昇降フレー
ム31が昇降駆動される。リンク機構30A,30B
は、X方向に向けて配置した2組30AとY方向に向け
て配置した2組30Bとからなり、これにより昇降フレ
ーム31の支持強度が十分に確保されている。また、位
置調整機構33を介してパッド支持フレーム32が昇降
フレーム31に設けられているので、パッド支持フレー
ム32に無理な外力が加わった場合でも、位置調整機構
33の延長方向にパッド支持フレーム32を逃がすこと
ができる。
【0014】図5(A),(B)は走行コンベヤ13の
平面図および正面図を示す。走行コンベヤ13は、図3
(B)と共に前述したように、レール24に設置されて
走行する走行体25を有し、この走行体25に、走行方
向と直交する方向に回動するベルトまたはチェーン等の
無端の回動搬送体57が多数平行に設けられている。こ
れら回動搬送体57は、前後のプーリ58,58間に掛
装されている。走行体25は、四隅に立設した吊腕25
aの上端のローラで前記レール24に支持されている。
また、走行体25は、走行方向一端の上部に走行駆動ロ
ーラ59を有しており、両側部の一対の走行駆動ローラ
59は駆動軸60で一体に連結されている。前記レール
24およびピッキングローダ用のレール28は、いずれ
もラック2Aに支持されており、これにより専用のレー
ル支持手段を設けることが不要となり、部品点数を減ら
すことができる。
平面図および正面図を示す。走行コンベヤ13は、図3
(B)と共に前述したように、レール24に設置されて
走行する走行体25を有し、この走行体25に、走行方
向と直交する方向に回動するベルトまたはチェーン等の
無端の回動搬送体57が多数平行に設けられている。こ
れら回動搬送体57は、前後のプーリ58,58間に掛
装されている。走行体25は、四隅に立設した吊腕25
aの上端のローラで前記レール24に支持されている。
また、走行体25は、走行方向一端の上部に走行駆動ロ
ーラ59を有しており、両側部の一対の走行駆動ローラ
59は駆動軸60で一体に連結されている。前記レール
24およびピッキングローダ用のレール28は、いずれ
もラック2Aに支持されており、これにより専用のレー
ル支持手段を設けることが不要となり、部品点数を減ら
すことができる。
【0015】図6は搬出コンベヤ16の側面図を示す。
搬出コンベヤ16は駆動式のローラコンベヤからなり、
そのコンベヤフレームは、支持フレーム35上に平行リ
ンク機構36を介して支持され、平行リンク機構36を
構成する1つのリンク36aの先端と支持フレーム35
との間に連結したシリンダ37により、水平姿勢のまま
昇降できるように構成されている。この実施形態では、
出庫ステーション7からワークWを搬出する走行コンベ
ヤ13の高さレベルに対して、搬出コンベヤ16から搬
出されるワークWを受け取る位置決めコンベヤ17の高
さレベルを低く設定してあるので、走行コンベヤ13か
ら搬出コンベヤ16にワークWを搬送する場合には、走
行コンベヤ13と同じ高さレベルまで搬出コンベヤ16
を持ち上げ、搬出コンベヤ16から位置決めコンベヤ1
7にワークWを搬送する場合には、位置決めコンベヤ1
7と同じ高さレベルまで搬出コンベヤ16を下げる。
搬出コンベヤ16は駆動式のローラコンベヤからなり、
そのコンベヤフレームは、支持フレーム35上に平行リ
ンク機構36を介して支持され、平行リンク機構36を
構成する1つのリンク36aの先端と支持フレーム35
との間に連結したシリンダ37により、水平姿勢のまま
昇降できるように構成されている。この実施形態では、
出庫ステーション7からワークWを搬出する走行コンベ
ヤ13の高さレベルに対して、搬出コンベヤ16から搬
出されるワークWを受け取る位置決めコンベヤ17の高
さレベルを低く設定してあるので、走行コンベヤ13か
ら搬出コンベヤ16にワークWを搬送する場合には、走
行コンベヤ13と同じ高さレベルまで搬出コンベヤ16
を持ち上げ、搬出コンベヤ16から位置決めコンベヤ1
7にワークWを搬送する場合には、位置決めコンベヤ1
7と同じ高さレベルまで搬出コンベヤ16を下げる。
【0016】図7は位置決めコンベヤ17の正面断面図
を示す。この位置決めコンベヤ17は、搬出コンベヤ1
6から搬送されてきたワークWをX方向に送るローラコ
ンベヤ38と、ワークWをY方向に搬送するベルトコン
ベヤ39とからなる。ベルトコンベヤ39は、ローラコ
ンベヤ38の各ローラ38a間に各々配置される多数の
細いコンベヤベルト39aを有し、各コンベヤベルト3
9aはフレーム40で一体に連結される。これらのコン
ベヤベルト39aは、ローラコンベヤ38のフレーム4
1とベルトコンベヤ39のフレーム40との間に連結さ
れたシリンダ42により、ローラコンベヤ38の下方に
退避する傾斜姿勢と、ローラコンベヤ38の搬送面より
若干浮き出た高さレベルとなる水平姿勢とに切り換えら
れる。
を示す。この位置決めコンベヤ17は、搬出コンベヤ1
6から搬送されてきたワークWをX方向に送るローラコ
ンベヤ38と、ワークWをY方向に搬送するベルトコン
ベヤ39とからなる。ベルトコンベヤ39は、ローラコ
ンベヤ38の各ローラ38a間に各々配置される多数の
細いコンベヤベルト39aを有し、各コンベヤベルト3
9aはフレーム40で一体に連結される。これらのコン
ベヤベルト39aは、ローラコンベヤ38のフレーム4
1とベルトコンベヤ39のフレーム40との間に連結さ
れたシリンダ42により、ローラコンベヤ38の下方に
退避する傾斜姿勢と、ローラコンベヤ38の搬送面より
若干浮き出た高さレベルとなる水平姿勢とに切り換えら
れる。
【0017】上記構成の動作を説明する。先ず、所望の
種類のワークWを載せたパレット8が載置されているピ
ッキングステーション9上までピッキングローダ10が
走行してきて、その吸着パッド12によりパレット8上
のワークWを1枚持ち上げる。次に、走行コンベヤ13
がピッキングローダ10の下位置まで移動し、ピッキン
グローダ10が吸着を解除してワークWを落とす。これ
によって、ワークWが走行コンベヤ13上に載置され
る。
種類のワークWを載せたパレット8が載置されているピ
ッキングステーション9上までピッキングローダ10が
走行してきて、その吸着パッド12によりパレット8上
のワークWを1枚持ち上げる。次に、走行コンベヤ13
がピッキングローダ10の下位置まで移動し、ピッキン
グローダ10が吸着を解除してワークWを落とす。これ
によって、ワークWが走行コンベヤ13上に載置され
る。
【0018】次に、走行コンベヤ13は出庫ステーショ
ン7まで走行する。この間、ピッキングローダ10は、
次に選択するワークWを載せたパレット8が載置されて
いるピッキングステーション9上まで走行して、そのワ
ークWを持ち上げる動作を行う。これにより、ワーク供
給サイクルの効率アップを図ることができる。
ン7まで走行する。この間、ピッキングローダ10は、
次に選択するワークWを載せたパレット8が載置されて
いるピッキングステーション9上まで走行して、そのワ
ークWを持ち上げる動作を行う。これにより、ワーク供
給サイクルの効率アップを図ることができる。
【0019】出庫ステーション7に到着した走行コンベ
ヤ13は、ワークWを搬出コンベヤ16上に搬送する。
このとき、搬出コンベヤ16は、シリンダ37の進出駆
動により図6に鎖線で示すように、走行コンベヤ13と
同じ高さレベルまで持ち上げられる。走行コンベヤ13
から搬出コンベヤ16へワークWが移載されると、搬出
コンベヤ16は、シリンダ37の後退駆動により図6に
実線で示すように、位置決めコンベヤ17と同じ高さレ
ベルまで下げられる。このとき位置決めコンベヤ17
は、そのベルトコンベヤ39がローラコンベヤ38の搬
送面より若干浮き出た水平姿勢で待機した状態とされ
る。この状態で、搬出コンベヤ16から位置決めコンベ
ヤ17に搬送されて来たワークWはベルトコンベヤ39
により取り込まれ、これにより位置決めコンベヤ17で
のワークWのY方向の位置決めが行われる。次に、ベル
トコンベヤ39はローラコンベヤ38の下方に傾斜姿勢
で退避する状態とされる。これにより、ワークWはロー
ラコンベヤ38上に載せられ、ローラコンベヤ38の駆
動により、位置決めコンベヤ17でのワークWのX方向
の位置決めが行われる。
ヤ13は、ワークWを搬出コンベヤ16上に搬送する。
このとき、搬出コンベヤ16は、シリンダ37の進出駆
動により図6に鎖線で示すように、走行コンベヤ13と
同じ高さレベルまで持ち上げられる。走行コンベヤ13
から搬出コンベヤ16へワークWが移載されると、搬出
コンベヤ16は、シリンダ37の後退駆動により図6に
実線で示すように、位置決めコンベヤ17と同じ高さレ
ベルまで下げられる。このとき位置決めコンベヤ17
は、そのベルトコンベヤ39がローラコンベヤ38の搬
送面より若干浮き出た水平姿勢で待機した状態とされ
る。この状態で、搬出コンベヤ16から位置決めコンベ
ヤ17に搬送されて来たワークWはベルトコンベヤ39
により取り込まれ、これにより位置決めコンベヤ17で
のワークWのY方向の位置決めが行われる。次に、ベル
トコンベヤ39はローラコンベヤ38の下方に傾斜姿勢
で退避する状態とされる。これにより、ワークWはロー
ラコンベヤ38上に載せられ、ローラコンベヤ38の駆
動により、位置決めコンベヤ17でのワークWのX方向
の位置決めが行われる。
【0020】位置決めコンベヤ17でワークWの位置決
めが完了すると、位置決めコンベヤ17上に来たローダ
18によってワークWが持ち上げられる。次いで、ロー
ダ18はX方向に板材加工機15上まで走行し、ワーク
Wを板材加工機15のテーブル15a上に落とす。この
ようにして、自動倉庫1において選択され出庫された所
望の種類のワークWが板材加工機15で加工される。以
下、同様にして、所望の種類のワークWが順次、自動倉
庫1から板材加工機15に供給されて加工が行われる。
めが完了すると、位置決めコンベヤ17上に来たローダ
18によってワークWが持ち上げられる。次いで、ロー
ダ18はX方向に板材加工機15上まで走行し、ワーク
Wを板材加工機15のテーブル15a上に落とす。この
ようにして、自動倉庫1において選択され出庫された所
望の種類のワークWが板材加工機15で加工される。以
下、同様にして、所望の種類のワークWが順次、自動倉
庫1から板材加工機15に供給されて加工が行われる。
【0021】
【発明の効果】この発明のワークストック装置は、種類
の異なるワークが載せられたパレットを各々載置する複
数のピッキングステーションと、任意のピッキングステ
ーションからワークを取り出すワーク選択手段と、その
取り出されたワークを受け取って所定のワーク搬出位置
まで搬送するワーク受渡し搬送手段とを設けたため、多
品種のワークをワーク単位で効率良く供給することがで
きる。特に、ワーク受渡し搬送手段でワークの搬送を行
っている間に、ワーク選択手段で次のワークの取り出し
が行え、ワーク供給のサイクルタイムが短くて済む。そ
のため、工作機械で極度の多品種,少量の生産を行う場
合にも、工作機械のワーク供給の待ち時間を最小限と
し、稼働率を向上させることができる。前記ピッキング
ステーションは、パレット搬送手段を有し、前記複数の
パレットを収納可能な複数連,複数段のラックを有する
自動倉庫において所定段に連なって配置されたものと
し、前記ワーク選択手段およびワーク受渡し搬送手段
を、前記ピッキングステーションの並び方向に各々移動
可能なものとした場合は、ピッキングステーションを少
ない部品点数により簡単に構成でき、またワーク選択手
段およびワーク受渡し搬送手段が共に走行可能であるこ
とから、一層迅速なワーク供給が可能となる。前記ワー
ク受渡し搬送手段を、走行方向と直交する方向に積載ワ
ークを搬送可能な走行コンベヤとした場合は、ワーク搬
出位置の走行により搬送されてきたワークを、コンベヤ
駆動でワークストック装置の外部に搬出することがで
き、外部に特別な機構を設けることなく、ワーク搬出位
置のワークを庫外に搬出することができる。
の異なるワークが載せられたパレットを各々載置する複
数のピッキングステーションと、任意のピッキングステ
ーションからワークを取り出すワーク選択手段と、その
取り出されたワークを受け取って所定のワーク搬出位置
まで搬送するワーク受渡し搬送手段とを設けたため、多
品種のワークをワーク単位で効率良く供給することがで
きる。特に、ワーク受渡し搬送手段でワークの搬送を行
っている間に、ワーク選択手段で次のワークの取り出し
が行え、ワーク供給のサイクルタイムが短くて済む。そ
のため、工作機械で極度の多品種,少量の生産を行う場
合にも、工作機械のワーク供給の待ち時間を最小限と
し、稼働率を向上させることができる。前記ピッキング
ステーションは、パレット搬送手段を有し、前記複数の
パレットを収納可能な複数連,複数段のラックを有する
自動倉庫において所定段に連なって配置されたものと
し、前記ワーク選択手段およびワーク受渡し搬送手段
を、前記ピッキングステーションの並び方向に各々移動
可能なものとした場合は、ピッキングステーションを少
ない部品点数により簡単に構成でき、またワーク選択手
段およびワーク受渡し搬送手段が共に走行可能であるこ
とから、一層迅速なワーク供給が可能となる。前記ワー
ク受渡し搬送手段を、走行方向と直交する方向に積載ワ
ークを搬送可能な走行コンベヤとした場合は、ワーク搬
出位置の走行により搬送されてきたワークを、コンベヤ
駆動でワークストック装置の外部に搬出することがで
き、外部に特別な機構を設けることなく、ワーク搬出位
置のワークを庫外に搬出することができる。
【図1】(A)はこの発明の一実施形態に係るワークス
トック装置である自動倉庫の概略正面図、(B)は同自
動倉庫を含む加工ラインの概略平面図である。
トック装置である自動倉庫の概略正面図、(B)は同自
動倉庫を含む加工ラインの概略平面図である。
【図2】同加工ラインの実際の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】(A)は前記自動倉庫の側面図、(B)は同自
動倉庫の走行空間における構造の拡大図である。
動倉庫の走行空間における構造の拡大図である。
【図4】(A)は前記自動倉庫におけるピッキングロー
ダの平面図、(B)は同正面図である。
ダの平面図、(B)は同正面図である。
【図5】(A)は走行コンベヤの平面図、(B)は同正
面図である。
面図である。
【図6】前記加工ラインにおける搬出コンベヤの正面図
である。
である。
【図7】同加工ラインにおける位置決めコンベヤの側面
断面図である。
断面図である。
1…自動倉庫 2A,2B…ラック 4…パレット載置棚 5…単連ラック部 7…出庫ステーション(ワーク搬出位置) 8…パレット 9…ピッキングステーション 10…ピッキングローダ(ワーク選択手段) 13…走行コンベヤ(ワーク受渡し搬送手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 種類の異なるワークが載せられたパレッ
トを各々載置する複数のピッキングステーションと、任
意のピッキングステーションからワークを取り出すワー
ク選択手段と、その取り出されたワークを受け取って所
定のワーク搬出位置まで搬送するワーク受渡し搬送手段
とを備えたワークストック装置。 - 【請求項2】 前記ピッキングステーションは、パレッ
ト搬送手段を有し、前記複数のパレットを収納可能な複
数連,複数段のラックを有する自動倉庫において所定段
に連なって配置され、前記ワーク選択手段およびワーク
受渡し搬送手段は、前記ピッキングステーションの並び
方向に各々移動可能なものである請求項1記載のワーク
ストック装置。 - 【請求項3】 前記ワーク受渡し搬送手段は、走行方向
と直交する方向に積載ワークを搬送可能な走行コンベヤ
である請求項2記載のワークストック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP939397A JPH10203609A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | ワークストック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP939397A JPH10203609A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | ワークストック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10203609A true JPH10203609A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11719194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP939397A Pending JPH10203609A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | ワークストック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10203609A (ja) |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP939397A patent/JPH10203609A/ja active Pending
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