JPH10203278A - 自動車用内装材 - Google Patents

自動車用内装材

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JPH10203278A
JPH10203278A JP9011321A JP1132197A JPH10203278A JP H10203278 A JPH10203278 A JP H10203278A JP 9011321 A JP9011321 A JP 9011321A JP 1132197 A JP1132197 A JP 1132197A JP H10203278 A JPH10203278 A JP H10203278A
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JP
Japan
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interior material
vehicle
garnish
side portion
interior
Prior art date
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Pending
Application number
JP9011321A
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English (en)
Inventor
Kazuo Matsuyama
和夫 松山
Motoi Komatsu
基 小松
Satoshi Ichikawa
聡 市川
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Nihon Plast Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピラーパネルやルーフレールなどを覆う自動
車用内装部品を提供すること。 【解決手段】 車両パネルの車室内側に配置される合成
樹脂製自動車用内装材であって、該内装材が乗員対向面
を有する車室内側部分と、車両パネル側部分とからな
り、該車両パネル側部位に、その内装材横断面方向に扇
状に広がるとともにその内装材長手方向と交差する複数
のエネルギー吸収リブが相互に略平行に設けられている
ことを特徴とする自動車用内装材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用内装部品
に関するもので、特にピラーパネルやルーフレールなど
を覆う自動車用内装部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車室内側のパネルに取
り付けられるピラーガーニッシュに、衝撃吸収構造を備
えた構造が知られており、その一例としては、特開平7
−2029号公報に示すようなものが挙げられる。
【0003】図13および図14に示す自動車1の車体
上部構造としては、「ピラーパネル」としてのフロント
ピラー部3と、同じく「ピラーパネル」としてのセンタ
ーピラー部5と、同じく「ピラーパネル」として図示し
ないリアピラー部と、同じく「ピラーパネル」としての
フロントル−フレール部4と、同じく「ピラーパネル」
としてのサイドル−フレール部6と、同じく「ピラーパ
ネル」として図示しないリアール−フレール部とを含
む。7はフロントウインドウパネル、9はフロントサイ
ドウインドウパネル、11はリアサイドウインドウパネ
ル、13はルーフパネルである。
【0004】「ピラーパネル」としてのフロントピラー
部3、センターピラー部5、リアピラー部、フロントル
ーフレール部4、ルーフサイドレール部6およびリアル
ーフレール部があり、例えばセンターピラー部5の横断
面構成は、センターピラーアウタパネル15とセンター
ピラーインナパネル17とにより閉断面構造を形成する
ように縁部15a、15b、17a、17b同士を接合
して構成されており、図15に示すように、その車室内
側19側、つまりセンターピラーインナパネル17側に
は、例えば合成樹脂製の「ピラーガーニッシュ」として
のセンターピラーガーニッシュ21が取り付けられてい
る。
【0005】このセンターピラーガーニッシュ21は、
ガーニッシュ本体23と第1,第2底面部25,27と
第1,第2リブ29,31からなり、前記ガーニッシュ
本体23の裏面33と前記第1底面部25と前記第1リ
ブ29とから形成される第1中空部35および前記ガー
ニッシュ本体23の裏面33と前記第2底面部27と前
記第2リブ31とから形成される第2中空部37とが一
体に形成されている。
【0006】このガーニッシュ本体23は、図示したよ
うに前記センターピラー部5のセンターピラーインナパ
ネル17に所定の空間を介して車室内側19側に沿って
延びるとともに横断面が略コの字状に形成されてなる。
【0007】このガーニッシュ本体23の裏面33側端
部の幅寸法は、前記センターピラー部5のセンターピラ
ーインナパネル17に接する第1,第2底面部25,2
7側の端部の幅寸法より狭い関係にあって、第1,第2
リブ29,31は、前記センターピラー部5のセンター
ピラーインナパネル17に向かって広がる傾斜状(その
角度θは、センターピラーインナパネル17面に対して
62°≦θ≦90°)に形成されてなる。
【0008】第1,第2底面部25,27には、前記セ
ンターピラー部5のセンターピラーインナパネル17の
貫通穴41に結合されるクリップ43が設けられ、該セ
ンターピラーガーニッシュ21が支持されている。この
構成においては、図16に示すように、乗員により何ら
かの原因により、車室内19側から前記センターピラー
ガーニッシュ21のガーニッシュ本体23に所定値以上
の押圧衝撃荷重F1が加えられると、前記ガーニッシュ
本体は撓む。
【0009】次いで、図16から図17に示すように、
前記ガーニッシュ本体23とともに前記第1,第2リ
ブ、29,31が撓み、第1,第2中空部35,37を
変形させる。この際、衝撃エネルギーが吸収される。
【0010】図18に示すように、ガーニッシュ本体2
3および前記第1,第2リブ29,31の弾性による反
発力によって、センターピラーガーニッシュの形状が復
帰する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
13および図14に示す従来例によれば、車室内19側
から前記センターピラーガーニッシュ21のガーニッシ
ュ本体23に加わった所定値以上の押圧衝撃荷重F1
を、前記センターピラーガーニッシュ21のガーニッシ
ュ本体23および前記第1,第2リブ29,31の傾斜
変形(撓み変形)によって吸収しているため、ガーニッ
シュ本体23および第1,第2リブ29,31が撓みき
って、図17に示すように、前記ガーニッシュ本体23
の裏面33が前記センターピラー部5のセンターピラー
インナパネル17の面に圧接することで底付きピークが
発生する。このように底付きピークが発生する後三角形
状の波形では、初期のエネルギー吸収が低く底付きのピ
ークを下げるためには衝撃エネルギー吸収過程において
十分なストロークが必要となる。その結果として前記セ
ンターピラーガーニッシュ21のガーニッシュ本体23
の面と、センターピラーインナパネル17の面との間隔
39を十分大きく取る必要がある。
【0012】即ち、前記センターピラー部5のセンター
ピラーインナパネル17の面に対して、前記センターピ
ラーガーニッシュ21のガーニッシュ本体23が車室内
19側にはりだしているので、車室内19の居住する乗
員に圧迫感を与える恐れがある。また、車室内19側に
迫り出している前記センターピラーガーニッシュ21の
ガーニッシュ本体23が乗員の乗降時の妨げとなる恐れ
がある。
【0013】従って本発明は、以上のような点に鑑みて
なされたもので、ガーニッシュ本体の厚み寸法が少なく
ても、頭部衝撃減速度のエネルギー吸収効率が良い自動
車用内装材を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用内装材
は、車両パネルの車室内側に配置される合成樹脂製自動
車用内装材であって、該内装材が乗員対向面を有する車
室内側部分と、車両パネル側部分とからなり、該車両パ
ネル側部位に、その内装材横断面方向に扇状に広がると
ともにその内装材長手方向と交差する複数のエネルギー
吸収リブが相互に略平行に設けられていることを特徴と
する。
【0015】また、本発明の自動車用内装材は、エネル
ギー吸収リブの乗員対向部分とそれに接続する側方部分
との接続領域に切り溝を有することを特徴とする。さら
に、上記車両内側部分がアイゾット衝撃強度20 kgf・
cm /cm以上、曲げ弾性率20,000kgf /cm2 以上
の熱可塑性樹脂で作成されていることを特徴とする。加
えて、上記車両パネル側部分がアイゾット衝撃強度10
kgf・ cm /cm以下、曲げ弾性率20,000kgf /cm
2 以上の熱可塑性樹脂で作成されていることを特徴とす
る。本発明は、以上のような構成とすることにより、前
記課題を解決できる自動車用内装材を提供することが可
能となった。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、上記構成とすることに
より次のような作用を奏する。ガーニッシュの長手方向
に対し直角に形成されたエネルギー吸収リブは、初期の
衝撃荷重に対しある程度の反力を保持するが、所定反力
値以上になるとこのリブに設けられた切り溝を起点とし
安定的にリブが裂け、そしてリブが倒れることにより反
力が除かれる。
【0017】その後、車体に底付くことにより衝撃荷重
が再び上昇する。この現象の模式的衝撃波形を図1,図
2に示す。本発明のリブ構造の衝撃波形は二山が波形と
なり、一山目はリブの反力によるピーク値を表す。この
時、曲げ弾性率20,000kgf /cm2 以上の材料を使
用することにより、衝撃波形の一山目つまりリブによる
反力を増加させることができる。その後、切り溝を起点
としリブが倒れることにより、波形の落ち込みが見られ
る。この時、アイゾット衝撃強度10 kgf・ cm /cm以
下の材料を使用することにより、クラックの進展速度が
速まり、リブが倒れやすくなったり、破砕することでリ
ブの潰れ残りが著しく減少する。この結果、衝撃波形の
落ち込み(波形の谷)を低くすることができる。その後
車体に底付くことにより衝撃荷重のピークが現れる。
【0018】ここで、エネルギー吸収量は同等で波形の
形(二山波形、後三角)によるストロークの違いを図2
に示す。ストローク量を見て明らかなように、二山波形
のように、内装材の曲げ剛性によるエネルギー吸収を有
効に使用する二山波形に制御されるリブ構造とすること
により、エネルギー吸収量は同等だが、ストローク量が
少くできる。
【0019】また、一山目のピーク高さの差によるスト
ロークの違いを図3に示す。一山目のピーク高さを増加
させることにより底付きのピーク高さが減少しストロー
クを減少させることができる。
【0020】また、波形の谷の落ち込みかたの差による
ストロークの違いを図4に示す。ストローク量を見て明
らかなように、波形の谷が落ち込むこと、つまりリブの
潰れ残りを減少させることにより、ストローク量を減少
させることができる。
【0021】以上のことにより、ガーニッシュの厚みを
薄くできる構造を実現できる。ガーニッシュの厚みを薄
くすることにより、車両における居住性や乗降性を向上
することができる。
【0022】また、ガーニッシュとしての部品剛性、ね
じり剛性および熱剛性を向上させるためには、部品に使
用する材料の曲げ弾性率を上げる必要がある。ガーニッ
シュの重量を増やさずに、剛性を向上させるには曲げ弾
性率20,000kgf /cm2以上あればよい。
【0023】また、熱可塑性樹脂を用いたハードトリム
と呼ばれる非加飾ピラーガーニッシュ(樹脂成形体表面
に例えば皮の表皮を模した凹凸の細かい模様を形成した
もの)では、表面の耐傷付き性は必ずしも十分ではな
く、布による払拭や、爪先や他の部品による軽い干渉程
度の入力に対しては、十分な耐傷付き性を有するが、角
ばった部品(例えばシートベルトタング等)からの衝撃
荷重に対しては、凹んだ跡が残る場合がある。このよう
な凹み状の傷については、材料に適度な弾性を付与する
ことが効果的であり、またその効果を規定する指標とし
て、アイゾット衝撃強度が有効である。そこで本発明の
ガーニッシュ表面にはアイゾット衝撃強度20kgf ・cm
/cm以上の熱可塑性樹脂を使用することにより前記のよ
うな耐傷付き性を改善することができる。
【0024】さらに、裏面リブ構造とガーニッシュ表皮
を一体で成形する場合には、一般的にガーニッシュ表面
にヒケを発生させないように、リブの板厚を表皮板厚の
1/2以下に抑える必要があるため設計自由度が抑制さ
れてしまう。そこで、本発明のガーニッシュ構造では、
表面部とリブ部を別構成にし、2色成形で作製したり、
また接着、振動融着、固定ボスによる熱カシメ、クリッ
プ止め等によりガーニッシュ表皮部と裏面部とを結合す
ることにより前記のようなヒケによる見栄え悪化を改善
することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
【0026】図5に本発明の実施形態におけるピラーガ
ーニッシュの基本的な断面図を示し、図6には他の方向
から見た場合の断面図を示す。車体のピラーPは、アウ
ターパネルPoとインナーパネルPiとを相互に閉断面
構造を形成するように縁部同士を接合して構成されてお
り、その車室内側、つまりインナーパネルPi側にはピ
ラーガーニッシュ50が取り付けられている。この乗員
側つまりサイドドアウインド側にはピラーガーニッシュ
とパネルとの隙間を隠すためにゴム製のシール材60が
取り付けられている。
【0027】また、ピラーガーニッシュ50は、表皮部
50Aと裏面部50Bとに分かれており、表皮部50A
は、ポリオレフィン系樹脂200で作成されている(使
用した材料のアイゾット衝撃強度、曲げ弾性率を表1に
示す。)。また、裏面部50Bには、インナーパネル断
面Piの乗員側側面壁に沿った面とピラーガーニッシュ
表皮部50Aに囲まれる空間において、エネルギー吸収
リブ52が形成されている。そのエネルギー吸収リブ5
2のインナーパネルPi側の自由端の1部には、切り溝
53が設定されている。この裏面部50Bは、ポリオレ
フィン系樹脂100で作成されている(使用した材料の
アイゾット衝撃強度、曲げ弾性率を表1に示す。)。
【0028】
【表1】
【0029】さらに、これらの表皮部50Aと裏面部5
0Bは、二色成形により製造されている。また、これら
の表皮部50Aと裏面部50Bとを接合する方法として
は、接着、振動融着、固定ボスにより熱カシメやクリッ
プ止め等が考えられるがどの方法で製造してもよい。
【0030】以上の実施例の構成とすることにより、図
7に示すように、前記ピラーガーニッシュ50に、乗員
が二次衝突するなど、車室内54側より所定値以上(例
えば乗員の頭の重さを4.5キログラムとして、200
Gであると900キログラム)の押圧衝撃荷重F1に対
して前記リブ52の自由端部52aが前記パネル部Pの
インナーパネルPiの面にぶつかることで、図8に示す
ように、初期反力70がまず発生する。
【0031】次に、図9に示すように、前記リブ52が
切り溝53により切り裂かれて、図10に示すように、
初期反力70は減少する。そして、図11に示すよう
に、前記リブ52の自由端部52aが前記パネル部Pの
インナーパネルPiの面によって座屈し、前記パネル部
PのインナーパネルPiの面に底づくことで、図12に
示すように、再び反力が高まり、続いて減衰する。この
ように二山波形の衝撃波形に制御することによりエネル
ギー吸収ストロークを短くすることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の自動車用内装材によれば、ピラ
ーガーニッシュを表皮部と裏面リブ構造部と別構成に
し、それぞれに使用する熱可塑性樹脂のアイゾット衝撃
値を変えたものとすることにより、エネルギー吸収を効
率的に行い、しかもストローク量が少なくでき、結果と
して、ガーニッシュの厚み寸法を抑えることができる構
造を実現できる。従って、ガーニッシュ表面とインナー
パネルとの距離を短くすることにより、車両における居
住性や乗降性を向上させることができると共に、同時
に、傷つき性や見栄えを考慮したガーニッシュを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の衝撃波形(G−
T:減速度−時間)を示す模式図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態の衝撃波形(G−
S:減速度−ストローク)を示す模式図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態の衝撃波形(G−
T:減速度−時間、G−S:減速度−ストローク)を示
す模式図である。
【図4】図4は、本発明の実施形態の衝撃波形(G−
T:減速度−時間、G−S:減速度−ストローク)を示
す模式図である。
【図5】図5は、本発明の実施形態の断面図である。
【図6】図6は、本発明の実施形態の他の方向から見た
場合の断面図である。
【図7】図7は、図5の状態で押圧衝撃荷重が加わった
状況を示す断面説明図である。
【図8】図8は、本発明の実施形態にかかる図7に示す
状態での衝撃からの経過時間と頭部減速度との相関を示
す図である。
【図9】図9は、図7から更に押圧衝撃荷重が加わった
状況を示す説明図である。
【図10】図10は、本発明の実施形態にかかる図9に
示す状態での衝撃からの経過時間と頭部減速度との相関
を示す図である。
【図11】図11は、図9から更に押圧衝撃荷重が加わ
った状況を示す説明図である。
【図12】図12は、本発明の実施形態に係る図11に
示す状態での衝撃からの経過時間と頭部減速度との相関
を示す図である。
【図13】図13は、従来例の自動車の車体上部構造を
示す概略図である。
【図14】図14は、図13のC−C線に沿った断面を
含む傾斜図である。
【図15】図15は、図14の状態で押圧衝撃荷重が加
わる前の状況を示す断面説明図である。
【図16】図16は、図14の状態で押圧衝撃荷重が加
わった状況を示す図である。
【図17】図17は、図16から更に押圧衝撃荷重が加
わった状況を示す図である。
【図18】図18は、形状復帰の状況を示す断面説明図
である。
【符号の説明】
P 車体のピラー Po アウターパネル Pi インナーパネル 50 ピラーガーニッシュ 50A 表皮部 50B 裏面部 52 エネルギー吸収リブ 53 切り溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 聡 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両パネルの車室内側に配置される合成
    樹脂製自動車用内装材であって、該内装材が乗員対向面
    を有する車室内側部分と、車両パネル側部分とからな
    り、該車両パネル側部分に、その内装材横断面方向に扇
    状に広がるとともにその内装材長手方向と交差する複数
    のエネルギー吸収リブが相互に略平行に設けられている
    ことを特徴とする自動車用内装材。
  2. 【請求項2】 エネルギー吸収リブの乗員対向部分とそ
    れに接続する側方部分との接続領域に切り溝を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用内装材。
  3. 【請求項3】 車室内側部分がアイゾット衝撃強度20
    kgf・ cm /cm以上、曲げ弾性率20,000kgf /cm
    2 以上の熱可塑性樹脂で作成したことを特徴とする請求
    項1記載の自動車用内装材。
  4. 【請求項4】 車両パネル側部分がアイゾット衝撃強度
    10 kgf・ cm /cm以下、曲げ弾性率20,000kgf
    /cm2 以上の熱可塑性樹脂で作成したことを特徴とする
    請求項1記載の自動車用内装材。
  5. 【請求項5】 車室内側部分と車両パネル側部分とが多
    材質成型法により一体に作成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の自動車用内装材。
JP9011321A 1997-01-24 1997-01-24 自動車用内装材 Pending JPH10203278A (ja)

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JP9011321A JPH10203278A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 自動車用内装材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9586554B1 (en) * 2016-06-28 2017-03-07 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. B-pillar trim strap for structural rigidity during CSA deployment
CN108466586A (zh) * 2017-02-10 2018-08-31 德韧汽车控股(英国)有限公司 车顶纵梁

Cited By (3)

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US9586554B1 (en) * 2016-06-28 2017-03-07 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. B-pillar trim strap for structural rigidity during CSA deployment
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CN108466586B (zh) * 2017-02-10 2022-07-08 德韧汽车控股(英国)有限公司 车顶纵梁

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