JPH10202546A - 空気ネジ打ち機 - Google Patents
空気ネジ打ち機Info
- Publication number
- JPH10202546A JPH10202546A JP620497A JP620497A JPH10202546A JP H10202546 A JPH10202546 A JP H10202546A JP 620497 A JP620497 A JP 620497A JP 620497 A JP620497 A JP 620497A JP H10202546 A JPH10202546 A JP H10202546A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- driver bit
- air
- loop
- driving machine
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- Pending
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気ネジ打ち機の操作性を改良する。
【解決手段】 空気ネジ打ち機1のハウジング2のシリ
ンダヘッド側の端部にループ形ハンドル6を設け、中間
のグリップ部6aをドライバビット5の軸心延長線と交
差させる。ドライバビット5を回転駆動するエアモータ
9は、空気シリンダ3と平行、且つループ形ハンドル6
に近接した位置に配置する。グリップ部6aを把持する
掌がドライバビット5の軸心上に位置するので、ネジ打
ち時の反力による空気ネジ打ち機1の姿勢の変化を抑止
し易く、保持力が軽減される。また、エアモータ9をル
ープ形ハンドル6の近傍に配置したことによりノーズ部
分の質量が軽減され、重心Cがグリップ部6aに接近し
て取扱いが容易になる。
ンダヘッド側の端部にループ形ハンドル6を設け、中間
のグリップ部6aをドライバビット5の軸心延長線と交
差させる。ドライバビット5を回転駆動するエアモータ
9は、空気シリンダ3と平行、且つループ形ハンドル6
に近接した位置に配置する。グリップ部6aを把持する
掌がドライバビット5の軸心上に位置するので、ネジ打
ち時の反力による空気ネジ打ち機1の姿勢の変化を抑止
し易く、保持力が軽減される。また、エアモータ9をル
ープ形ハンドル6の近傍に配置したことによりノーズ部
分の質量が軽減され、重心Cがグリップ部6aに接近し
て取扱いが容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気ネジ打ち機
に関するものであり、特に、把持位置及び重量バランス
を改良して操作性を向上した空気ネジ打ち機に関するも
のである。
に関するものであり、特に、把持位置及び重量バランス
を改良して操作性を向上した空気ネジ打ち機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】高圧空
気を動力源とし、ピストンに結合したドライバビットに
よってネジを対象物にある程度打ち込み、ドライバビッ
トをエアモータによって回転駆動してネジを締結する構
造の空気ネジ打ち機が知られている。此種の空気ネジ打
ち機は、ハウジングに空気シリンダを内蔵し、ハウジン
グの先端部位にノーズ部を設け、ハウジングの中間部か
ら側方へ突出するグリップ部が設けられている。また、
空気シリンダとノーズ部との間にドライバ駆動ギヤ機構
が配置され、ドライバ駆動ギヤ機構に連結したエアモー
タがノーズ部と直交する方向へ突出している。
気を動力源とし、ピストンに結合したドライバビットに
よってネジを対象物にある程度打ち込み、ドライバビッ
トをエアモータによって回転駆動してネジを締結する構
造の空気ネジ打ち機が知られている。此種の空気ネジ打
ち機は、ハウジングに空気シリンダを内蔵し、ハウジン
グの先端部位にノーズ部を設け、ハウジングの中間部か
ら側方へ突出するグリップ部が設けられている。また、
空気シリンダとノーズ部との間にドライバ駆動ギヤ機構
が配置され、ドライバ駆動ギヤ機構に連結したエアモー
タがノーズ部と直交する方向へ突出している。
【0003】ネジ打ち機は、1サイクルの工程が打ち込
み工程とねじ込み工程とによって構成されているので、
釘打ち機に比較して1サイクルの動作時間が長いもので
あるが、前述した従来の空気ネジ打ち機は、グリップ部
の把持位置がドライバビットの軸心から離れているの
で、衝撃や振動によって姿勢が変動しやすい。したがっ
て、1サイクルの工程中に空気ネジ打ち機を一定の姿勢
でねじ込み個所に圧接して保持することに体力を要する
という問題がある。また、ノーズ部の近傍から横方向へ
エアモータが突出しているため重心がノーズ寄りにあ
り、バランスが良好でなく、施工現場の内隅部へネジ打
ち作業をする際にエアモータが邪魔になることもある。
み工程とねじ込み工程とによって構成されているので、
釘打ち機に比較して1サイクルの動作時間が長いもので
あるが、前述した従来の空気ネジ打ち機は、グリップ部
の把持位置がドライバビットの軸心から離れているの
で、衝撃や振動によって姿勢が変動しやすい。したがっ
て、1サイクルの工程中に空気ネジ打ち機を一定の姿勢
でねじ込み個所に圧接して保持することに体力を要する
という問題がある。また、ノーズ部の近傍から横方向へ
エアモータが突出しているため重心がノーズ寄りにあ
り、バランスが良好でなく、施工現場の内隅部へネジ打
ち作業をする際にエアモータが邪魔になることもある。
【0004】そこで、空気ネジ打ち機を保持する労力を
軽減するとともに操作性を向上するために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解
決することを目的とする。
軽減するとともに操作性を向上するために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解
決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、空気シリンダをハ
ウジング内に収納し、前記空気シリンダのピストンにド
ライバビットを結合し、前記ドライバビットをギヤ機構
を介して回転駆動するエアモータを設け、前記空気シリ
ンダにより前記ドライバビットを駆動してネジを射出
し、前記エアモータにより前記ドライバビットを回転駆
動してネジを対象物に締結する空気ネジ打ち機におい
て、前記ハウジングのシリンダヘッド側の端部に前記ド
ライバビットの軸心延長線と交差するループ形ハンドル
を設け、前記エアモータを前記空気シリンダと平行に前
記ループ形ハンドルの近接位置に配置し、前記ループ形
ハンドルの中間のグリップ部を前記ドライバビットの軸
心延長線上に位置させ、且つ、空気ネジ打ち機の重心を
前記グリップ部に可及的に接近させたことを特徴とする
空気ネジ打ち機を提供するものである。
達成するために提案するものであり、空気シリンダをハ
ウジング内に収納し、前記空気シリンダのピストンにド
ライバビットを結合し、前記ドライバビットをギヤ機構
を介して回転駆動するエアモータを設け、前記空気シリ
ンダにより前記ドライバビットを駆動してネジを射出
し、前記エアモータにより前記ドライバビットを回転駆
動してネジを対象物に締結する空気ネジ打ち機におい
て、前記ハウジングのシリンダヘッド側の端部に前記ド
ライバビットの軸心延長線と交差するループ形ハンドル
を設け、前記エアモータを前記空気シリンダと平行に前
記ループ形ハンドルの近接位置に配置し、前記ループ形
ハンドルの中間のグリップ部を前記ドライバビットの軸
心延長線上に位置させ、且つ、空気ネジ打ち機の重心を
前記グリップ部に可及的に接近させたことを特徴とする
空気ネジ打ち機を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は空気ネジ打ち機1を示し、
ハウジング2内に空気シリンダ3を収納し、空気シリン
ダ3内に挿入したピストン4にドライバビット5が結合
されている。ハウジング2のシリンダヘッド側の端部に
はループ形ハンドル6を設け、中間のグリップ部6aは
ドライバビット5の軸心延長線と交差している。グリッ
プ部6aの上部とシリンダ収容部との連結部6bにはト
リガレバー7を枢着し、トリガレバー7によってグリッ
プ部6a内のトリガバルブ8を開閉操作する。
図に従って詳述する。図1は空気ネジ打ち機1を示し、
ハウジング2内に空気シリンダ3を収納し、空気シリン
ダ3内に挿入したピストン4にドライバビット5が結合
されている。ハウジング2のシリンダヘッド側の端部に
はループ形ハンドル6を設け、中間のグリップ部6aは
ドライバビット5の軸心延長線と交差している。グリッ
プ部6aの上部とシリンダ収容部との連結部6bにはト
リガレバー7を枢着し、トリガレバー7によってグリッ
プ部6a内のトリガバルブ8を開閉操作する。
【0007】ループ形ハンドル6は、グリップ部6aを
把持する掌がドライバビット5の軸心上に位置するの
で、ネジうち時の反力による空気ネジ打ち機1の姿勢の
変化を抑止し易く、また、ノーズ部10をねじ込み対象
に押しつける保持力を軽減する効果がある。
把持する掌がドライバビット5の軸心上に位置するの
で、ネジうち時の反力による空気ネジ打ち機1の姿勢の
変化を抑止し易く、また、ノーズ部10をねじ込み対象
に押しつける保持力を軽減する効果がある。
【0008】ドライバビット5を回転駆動するエアモー
タ9は、空気シリンダ3と平行、且つループ形ハンドル
6に近接した位置に配置し、エアモータ9の動力は空気
シリンダ3の先端とノーズ部10との間に配置した減速
ギヤ機構11を介してドライブギヤ12に伝達される。
ドライブギヤ12とドライバビット5はスプラインによ
って結合されており、ピストン4及びドライバビット5
は軸方向へスライド自在になっている。
タ9は、空気シリンダ3と平行、且つループ形ハンドル
6に近接した位置に配置し、エアモータ9の動力は空気
シリンダ3の先端とノーズ部10との間に配置した減速
ギヤ機構11を介してドライブギヤ12に伝達される。
ドライブギヤ12とドライバビット5はスプラインによ
って結合されており、ピストン4及びドライバビット5
は軸方向へスライド自在になっている。
【0009】エアモータ9をループ形ハンドル6に近接
させて配置したことによりノーズ部分の質量が軽減さ
れ、重心Cはグリップ部6aに接近してエアモータ9の
前部とハウジング2との中間にあるので取扱いが容易に
なり、特に水平姿勢の作業における労力が軽減される。
また、従来型の空気ネジ打ち機のように内隅部へのネジ
打ち作業にノーズ部近傍のエアモータが邪魔になること
もない。
させて配置したことによりノーズ部分の質量が軽減さ
れ、重心Cはグリップ部6aに接近してエアモータ9の
前部とハウジング2との中間にあるので取扱いが容易に
なり、特に水平姿勢の作業における労力が軽減される。
また、従来型の空気ネジ打ち機のように内隅部へのネジ
打ち作業にノーズ部近傍のエアモータが邪魔になること
もない。
【0010】ノーズ部10の側面に設けたネジ送り装置
13は、一般の空気釘打ち機と同様に、空気シリンダと
ラチェット式送り爪によって構成され、ネジマガジン1
4に収納した連結形ネジを順次ノーズ部10内ヘ供給す
る。
13は、一般の空気釘打ち機と同様に、空気シリンダと
ラチェット式送り爪によって構成され、ネジマガジン1
4に収納した連結形ネジを順次ノーズ部10内ヘ供給す
る。
【0011】図1においてエアモータ9の裏面側には、
後述するストップバルブとコンタクトアームが配置さ
れ、コンタクトアームの先端部に装着したネジガイド1
5がノーズ部10からネジ射出方向へ突出している。ネ
ジガイド15の先端部位には開閉自在なチャック16が
枢着され、チャック16はバネ17により待機状態では
閉鎖している。
後述するストップバルブとコンタクトアームが配置さ
れ、コンタクトアームの先端部に装着したネジガイド1
5がノーズ部10からネジ射出方向へ突出している。ネ
ジガイド15の先端部位には開閉自在なチャック16が
枢着され、チャック16はバネ17により待機状態では
閉鎖している。
【0012】図2に示すように、コンタクトアーム18
は中間で二又に分岐し、一方はストップバルブ19のプ
ッシュロッド20に対向している。また、他方の端部
は、図1に示すトリガレバー7に枢着したフリーアーム
21の前面に対向し、コンタクトアーム18の押し込み
操作とトリガレバー7の回動操作とによりフリーアーム
21がトリガバルブ8のステムを押し込んでネジ打ち機
が起動する公知の誤射防止機構が構成されている。
は中間で二又に分岐し、一方はストップバルブ19のプ
ッシュロッド20に対向している。また、他方の端部
は、図1に示すトリガレバー7に枢着したフリーアーム
21の前面に対向し、コンタクトアーム18の押し込み
操作とトリガレバー7の回動操作とによりフリーアーム
21がトリガバルブ8のステムを押し込んでネジ打ち機
が起動する公知の誤射防止機構が構成されている。
【0013】図2に示すように、ストップバルブ19の
バルブハウジング19aの前部には調節ダイアル22が
装着され、調節ダイアル22の中心穴にねじ込んだプッ
シュロッド20が前方へ突出している。バルブハウジン
グ19a内のスライドスプール23は軸方向へ貫通する
中心穴が成形されており、中心穴に挿入したステム24
がプッシュロッド20に対向している。プッシュロッド
20を押してステム24を押し込めば、スライドスプー
ル23の前面の空気室が大気に連通し、スライドスプー
ル23の背面に作用する圧力空気によってスライドスプ
ール23が前進してエアモータ9へ供給されている圧力
空気が遮断され、エアモータ9が停止する。また、調節
ダイヤル22を回転すれば、プッシュロッド20の初期
位置が前後に移動し、コンタクトアーム18のストロー
クが変化してねじ込み量を調節できる。
バルブハウジング19aの前部には調節ダイアル22が
装着され、調節ダイアル22の中心穴にねじ込んだプッ
シュロッド20が前方へ突出している。バルブハウジン
グ19a内のスライドスプール23は軸方向へ貫通する
中心穴が成形されており、中心穴に挿入したステム24
がプッシュロッド20に対向している。プッシュロッド
20を押してステム24を押し込めば、スライドスプー
ル23の前面の空気室が大気に連通し、スライドスプー
ル23の背面に作用する圧力空気によってスライドスプ
ール23が前進してエアモータ9へ供給されている圧力
空気が遮断され、エアモータ9が停止する。また、調節
ダイヤル22を回転すれば、プッシュロッド20の初期
位置が前後に移動し、コンタクトアーム18のストロー
クが変化してねじ込み量を調節できる。
【0014】プッシュロッド20の先端部にはスライダ
25を上下スライド自在に取付け、スライダ25の前面
下部に前方へ2mm突出する凸部26を設けてある。ス
ライダ25にはボールとバネによるクリックストップ機
構27を介装し、スライダ25を上下二つのストップ位
置のいずれかに固定することにより、プッシュロッド2
0とコンタクトアーム18との間隔を2段階に切り換え
られるようになっている。
25を上下スライド自在に取付け、スライダ25の前面
下部に前方へ2mm突出する凸部26を設けてある。ス
ライダ25にはボールとバネによるクリックストップ機
構27を介装し、スライダ25を上下二つのストップ位
置のいずれかに固定することにより、プッシュロッド2
0とコンタクトアーム18との間隔を2段階に切り換え
られるようになっている。
【0015】建材に対してネジを垂直にねじ込む通常の
作業時は、スライダ25の凸部26がコンタクトアーム
18に対向する位置に切換え、調節ダイヤル22によっ
てねじ込み量を調節して作業を行う。また、建築現場の
内隅部等へネジを斜めにねじ込む場合は、図2に示すよ
うに、スライダ25の凸部28がコンタクトアーム18
の経路から退避する位置に切り換えて、プッシュロッド
20とコンタクトアーム18との間隔を拡張すれば、コ
ンタクトアーム18のスライドストロークが2mm延長
され、ネジが垂直ねじ込み時よりも2mm深くねじ込ま
れるので、傾斜したネジSの頭部が建材の表面から浮き
上がることがなく、垂直打ちと斜め打ちのねじ込み量変
更を簡便に行うことができる。
作業時は、スライダ25の凸部26がコンタクトアーム
18に対向する位置に切換え、調節ダイヤル22によっ
てねじ込み量を調節して作業を行う。また、建築現場の
内隅部等へネジを斜めにねじ込む場合は、図2に示すよ
うに、スライダ25の凸部28がコンタクトアーム18
の経路から退避する位置に切り換えて、プッシュロッド
20とコンタクトアーム18との間隔を拡張すれば、コ
ンタクトアーム18のスライドストロークが2mm延長
され、ネジが垂直ねじ込み時よりも2mm深くねじ込ま
れるので、傾斜したネジSの頭部が建材の表面から浮き
上がることがなく、垂直打ちと斜め打ちのねじ込み量変
更を簡便に行うことができる。
【0016】空気ネジ打ち機としての機構的動作は従来
の空気ネジ打ち機と同一であり、ネジガイド15を建材
の表面に押しつけて、コンタクトアーム18をネジ打ち
機内のコンタクトアームストッパ(図示せず)に当接し
て停止する位置まで押し込み、図1に示すトリガレバー
7を起動操作すると、トリガバルブ8が開いて空気シリ
ンダ3のヘッドバルブ28が開く。これにより、空気シ
リンダ3の外周のエアチャンバ29の圧力空気が空気シ
リンダ3に流入し、ピストン4及びドライバビット5が
ノーズ方向へ射出され、ノーズ部10内のネジを建材に
打ち込む。
の空気ネジ打ち機と同一であり、ネジガイド15を建材
の表面に押しつけて、コンタクトアーム18をネジ打ち
機内のコンタクトアームストッパ(図示せず)に当接し
て停止する位置まで押し込み、図1に示すトリガレバー
7を起動操作すると、トリガバルブ8が開いて空気シリ
ンダ3のヘッドバルブ28が開く。これにより、空気シ
リンダ3の外周のエアチャンバ29の圧力空気が空気シ
リンダ3に流入し、ピストン4及びドライバビット5が
ノーズ方向へ射出され、ノーズ部10内のネジを建材に
打ち込む。
【0017】そして、コンタクトアームストッパによる
コンタクトアーム18のロックが解除されるとともにエ
アモータ9への供給圧力が上昇してエアモータ9が回転
を開始し、減速ギヤ機構11及びドライブギヤ12を介
してドライバビット5が回転駆動されてネジがねじ込ま
れる。そして、ネジが建材に進入していくにつれてネジ
ガイド15及びコンタクトアーム18がハウジング2側
へさらに押し込まれ、コンタクトアーム18がストップ
バルブ19を遮断位置に切換えたときにエアモータ9が
停止する。
コンタクトアーム18のロックが解除されるとともにエ
アモータ9への供給圧力が上昇してエアモータ9が回転
を開始し、減速ギヤ機構11及びドライブギヤ12を介
してドライバビット5が回転駆動されてネジがねじ込ま
れる。そして、ネジが建材に進入していくにつれてネジ
ガイド15及びコンタクトアーム18がハウジング2側
へさらに押し込まれ、コンタクトアーム18がストップ
バルブ19を遮断位置に切換えたときにエアモータ9が
停止する。
【0018】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気ネジ
打ち機は、グリップ部の把持位置がドライバビットの軸
心延長線上に位置しているので、ネジうち時の反力によ
る空気ネジ打ち機の姿勢の変化を抑止し易く、ノーズを
ねじ込み対象に押しつける保持力も軽減される。また、
エアモータをグリップ部近傍に配置し、重心をグリップ
部に接近させたので、空気ネジ打ち機を保持する労力が
軽減されるとともに、ノーズ部近傍にエアモータを配置
した従来の空気ネジ打ち機とは異なり、エアモータが作
業の邪魔になることもない。
打ち機は、グリップ部の把持位置がドライバビットの軸
心延長線上に位置しているので、ネジうち時の反力によ
る空気ネジ打ち機の姿勢の変化を抑止し易く、ノーズを
ねじ込み対象に押しつける保持力も軽減される。また、
エアモータをグリップ部近傍に配置し、重心をグリップ
部に接近させたので、空気ネジ打ち機を保持する労力が
軽減されるとともに、ノーズ部近傍にエアモータを配置
した従来の空気ネジ打ち機とは異なり、エアモータが作
業の邪魔になることもない。
【図1】本発明の実施形態を示し、空気ネジ打ち機の正
面断面図。
面断面図。
【図2】図1の空気ネジ打ち機のコンタクトアームとス
トップバルブの配置解説図。
トップバルブの配置解説図。
1 空気ネジ打ち機 2 ハウジング 3 空気シリンダ 4 ピストン 5 ドライバビット 6 ループ形ハンドル 6a グリップ部 7 トリガレバー 8 トリガバルブ 9 エアモータ 10 ノーズ部 11 減速ギヤ機構 12 ドライブギヤ 18 コンタクトアーム 19 ストップバルブ C 重心
Claims (1)
- 【請求項1】 空気シリンダをハウジング内に収納し、
前記空気シリンダのピストンにドライバビットを結合
し、前記ドライバビットをギヤ機構を介して回転駆動す
るエアモータを設け、前記空気シリンダにより前記ドラ
イバビットを駆動してネジを射出し、前記エアモータに
より前記ドライバビットを回転駆動してネジを対象物に
締結する空気ネジ打ち機において、 前記ハウジング(2)のシリンダヘッド側の端部に前記
ドライバビット(5)の軸心延長線と交差するループ形
ハンドル(6)を設け、前記エアモータ(9)を前記空
気シリンダと平行に前記ループ形ハンドルの近接位置に
配置し、前記ループ形ハンドルの中間のグリップ部(6
a)を前記ドライバビットの軸心延長線上に位置させ、
且つ、空気ネジ打ち機の重心を前記グリップ部に可及的
に接近させたことを特徴とする空気ネジ打ち機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP620497A JPH10202546A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 空気ネジ打ち機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP620497A JPH10202546A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 空気ネジ打ち機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10202546A true JPH10202546A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11632015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP620497A Pending JPH10202546A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 空気ネジ打ち機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10202546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110815131A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-02-21 | 嵊州初雪汽车配件有限公司 | 一种汽车轮毂螺栓卸载设备 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP620497A patent/JPH10202546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110815131A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-02-21 | 嵊州初雪汽车配件有限公司 | 一种汽车轮毂螺栓卸载设备 |
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