JPH10202459A - 工作機械用の自動切込量設定装置 - Google Patents

工作機械用の自動切込量設定装置

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Publication number
JPH10202459A
JPH10202459A JP1761597A JP1761597A JPH10202459A JP H10202459 A JPH10202459 A JP H10202459A JP 1761597 A JP1761597 A JP 1761597A JP 1761597 A JP1761597 A JP 1761597A JP H10202459 A JPH10202459 A JP H10202459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
setting device
automatic cutting
machine tool
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP1761597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hoshino
博之 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOSHINO SEIMITSU KENMA KK
Original Assignee
HOSHINO SEIMITSU KENMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOSHINO SEIMITSU KENMA KK filed Critical HOSHINO SEIMITSU KENMA KK
Priority to JP1761597A priority Critical patent/JPH10202459A/ja
Publication of JPH10202459A publication Critical patent/JPH10202459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切込プッシュボタンを具備した研削盤等の工
作機械のテーブルに簡易に取り付けられ、テーブルの往
復移動を利用して自動的に切込プッシュボタンを押し込
むことができる安価な工作機械用の自動切込量設定装置
を提供する。 【解決手段】 切込プッシュボタン12を具備した工作
機械用の自動切込量設定装置15であって、工作機械の
テーブルに固定される固定部16と、固定部16より下
方に突出しテーブル2の移動によって切込プッシュボタ
ン12に接触して切込プッシュボタン12を押し込むた
めのプッシャ20とを備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械用の自動切
込量設定装置に係り、特に研削盤用の自動切込量設定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】研削盤等の工作機械は、通常、工具の切
込量を設定するためにマニュアル操作のハンドルと、プ
ッシュボタンとを備えている。円筒研削盤を例に挙げて
説明すると、円筒研削盤は、砥石車を支持する砥石台を
マニュアル操作によって前進させるための砥石台手送り
ハンドルと、前記砥石台を押込動作によって前進させる
ための微細切込プッシュボタンとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の円筒研削盤においては、切込量を設定する場合
に、砥石台手送りハンドルの場合も微細切込プッシュボ
タンの場合もマニュアル操作が必要であった。すなわ
ち、砥石台手送りハンドルの場合にも手廻しが必要であ
り、微細切込プッシュボタンの場合には手によるプッシ
ュボタンの押込動作が必要であった。砥石台手送りハン
ドルの場合には、手廻しの度合又は回数は、その都度一
定でないため、自動化することは困難であったが、微細
切込プッシュボタンの場合には、1回の押込み動作当り
の切込量は予め定められている(例えば、切込量0.0
05mm(直径)/1押し)ので、現場サイドでは自動化
をしたいという要望が強かった。
【0004】これに対して、切込量の設定を自動化した
研削盤として、油圧を用いた油圧自動切込式研削盤やD
Cサーボモータを用いた電気自動切込式研削盤も製品化
されている。しかしながら、これら自動切込式研削盤
は、製品価格がきわめて高いことが難点であった。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、切込プッシュボタンを具備した研削盤等の工作機械
のテーブルに簡易に取り付けられ、テーブルの往復移動
を利用して自動的に切込プッシュボタンを押し込むこと
ができる安価な工作機械用の自動切込量設定装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、切込プッシュボタンを具備した工作機
械用の自動切込量設定装置であって、工作機械のテーブ
ルに固定される固定部と、この固定部より下方に突出し
テーブルの移動によって前記切込プッシュボタンに接触
して切込プッシュボタンを押し込むためのプッシャとを
備えてなることを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、工作機械に自動切込量設
定装置を取り付けることにより、テーブルの往復移動を
利用して自動的に切込プッシュボタンを押し込むことが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る工作機械用の
自動切込量設定装置の一実施例を図1乃至図6を参照し
て説明する。本実施例では、工作機械の一種として円筒
研削盤を例に挙げて説明する。
【0009】図1は円筒研削盤の斜視図である。図1に
示すように、円筒研削盤は、ベッド1上にテーブル2が
設置されている。テーブル2は矢印X方向に往復移動可
能になっている。テーブル2上には主軸台3と心押台4
とが設置されており、主軸台3と心押台4との間で加工
物(ワーク)5を保持するようになっている。
【0010】ベッド1上には砥石台6が固定されてお
り、この砥石台6によって砥石車7が回転駆動させるよ
うになっている。ベッド1の前面には、テーブル2をマ
ニュアル操作で送るためのテーブル送りハンドル10
と、砥石台6をマニュアル操作で送るための砥石台手送
りハンドル11とが設置されている。また、ベッド1の
上面には微細切込プッシュボタン12が設置されてい
る。微細切込プッシュボタン12をマニュアル操作で一
回押込めば、砥石台6は前進し、加工物5は直径0.0
05mm研削加工がなされるように設定されている。
【0011】上述のような構成の円筒研削盤に、本発明
の自動切込量設定装置15を取り付けることにより、前
記微細切込プッシュボタン12を自動で押込むことが可
能になる。図2は図1に示す円筒研削盤の部分正面図で
ある。図2に示すように、自動切込量設定装置15は、
テーブル2に着脱可能に固定される。
【0012】図3は自動切込量設定装置15の斜視図、
図4は自動切込量設定装置15の正面図である。図3お
よび図4に示すように、自動切込量設定装置15は、円
筒研削盤のテーブル2に着脱可能に固定される固定部1
6と、固定部16に固定された円柱状の支持部17と、
支持部17の両端より下方に伸びるアーム18,18
と、アーム18,18によって支持されたブロック19
と、ブロック19の下端面に着脱可能に固定された複数
のプッシャ20とから構成されている。固定部16は、
内部に吸着用マグネットを具備しており、この吸着用マ
グネットの磁力は、固定部16の側面にあるレバー21
を回転することによりON・OFFできるようになって
いる。また、プッシャ20はブロック19に対してねじ
込みされており、必要に応じて着脱可能になっている。
即ち、プッシャ20の個数は適宜変更できるようになっ
ている。
【0013】図5および図6は、自動切込量設定装置1
5と、微細切込プッシュボタン12との関係を示す図で
ある。図5に示すように、テーブル2に自動切込量設定
装置15が固定されているため、テーブル2のX方向へ
の往復移動によって、プッシャ20が微細切込プッシュ
ボタン12を押し込むことになる。図5に示す例におい
ては、テーブル2の一方向への移動につれて4個のプッ
シャ20が順次微細切込プッシュボタン12に接触す
る。そのため、微細切込プッシュボタン12は4回押し
込まれることになり、砥石台6は前進し、加工物5は
0.005×4mm、即ち、直径で0.02mm研削加工が
なされる。プッシャ20の個数は、必要とする切込量に
応じて適宜選択される。この場合、プッシャ20はブロ
ック19に対してねじ込むだけでよいため、その着脱が
きわめて容易である。
【0014】図6は、ブロック19を180度回転させ
てプッシャ20を非作動状態とした例を示す。このよう
に、プッシャ20を上方に逃がすことにより、微細切込
プッシュボタン12との干渉を避け、プッシャ20を非
作動とすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工作機械に自動切込量設定装置を取り付けることによ
り、テーブルの往復移動を利用して自動的に切込プッシ
ュボタンを押し込むことができる。したがって、マニュ
アル操作によらないで、加工物の切込量を設定すること
ができる。本発明は、研削盤、旋盤等の各種工作機械に
簡易に取り付けることができる。そして、油圧自動切込
式の工作機械や電気自動切込式の工作機械に比較して製
品価格がきわめて安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工作機械用の自動切込量設定装置
を取り付けることができる円筒研削盤を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す円筒研削盤の部分正面図であり、自
動切込量設定装置を取り付けた状態を示す図である。
【図3】本発明の自動切込量設定装置の斜視図である。
【図4】本発明の自動切込量設定装置の正面図である。
【図5】本発明の自動切込量設定装置と微細切込プッシ
ュボタンとの関係を示す斜視図である。
【図6】本発明の自動切込量設定装置と微細切込プッシ
ュボタンとの関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 テーブル 3 主軸台 4 心押台 5 加工物(ワーク) 6 砥石台 7 砥石車 10 テーブル送りハンドル 11 砥石台手送りハンドル 12 微細切込プッシュボタン 15 自動切込量設定装置 16 固定部 17 支持部 18 アーム 19 ブロック 20 プッシャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切込プッシュボタンを具備した工作機械
    用の自動切込量設定装置であって、工作機械のテーブル
    に固定される固定部と、この固定部より下方に突出しテ
    ーブルの移動によって前記切込プッシュボタンに接触し
    て切込プッシュボタンを押し込むためのプッシャとを備
    えてなる工作機械用の自動切込量設定装置。
  2. 【請求項2】 前記プッシャの個数は調整可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の工作機械用の自動切込量
    設定装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部は吸着用マグネットを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の工作機械用の自動切
    込量設定装置。
  4. 【請求項4】 前記プッシャは、前記固定部に対して回
    転可能なブロックによって支持されていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の工作機械用
    の自動切込量設定装置。
JP1761597A 1997-01-14 1997-01-14 工作機械用の自動切込量設定装置 Pending JPH10202459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1761597A JPH10202459A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 工作機械用の自動切込量設定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1761597A JPH10202459A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 工作機械用の自動切込量設定装置

Publications (1)

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JPH10202459A true JPH10202459A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11948793

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JP1761597A Pending JPH10202459A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 工作機械用の自動切込量設定装置

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JP (1) JPH10202459A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6740283B2 (en) 2001-06-05 2004-05-25 Inoac Packaging Group Inc. Molding system and related method using a side-gated injection mold with vacuum assist and resulting blow molded article
JP2007530301A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 工作機械または生産機械の少なくとも1つの機械軸線を移動させるための操作装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6740283B2 (en) 2001-06-05 2004-05-25 Inoac Packaging Group Inc. Molding system and related method using a side-gated injection mold with vacuum assist and resulting blow molded article
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