JPH10202458A - 遊星差動歯車減速機 - Google Patents

遊星差動歯車減速機

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JPH10202458A
JPH10202458A JP3813198A JP3813198A JPH10202458A JP H10202458 A JPH10202458 A JP H10202458A JP 3813198 A JP3813198 A JP 3813198A JP 3813198 A JP3813198 A JP 3813198A JP H10202458 A JPH10202458 A JP H10202458A
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drive
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昇 丹羽
Sadayuki Tanabe
定幸 田辺
Shigeru Takai
茂 高井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動モータと駆動スプロケットとの間の
ガタをなくしまたは減少させることにより、駆動モータ
の外に位置検出装置や位置決め装置を設けることを不要
とし、また、予備的に位置検出装置や位置決め装置を設
ける場合にも安価とできる自動工具交換装置の駆動装置
を提供する。 【解決手段】 工具受容ポツトが駆動モータにより回
転、駆動されて工具を交換するようにした自動工具交換
装置において、前記駆動モータのケースが自動工具交換
装置のコラムに取付けられ、前記駆動モータの駆動軸が
遊星差動歯車減速機の入力軸に連結されており、該遊星
差動歯車減速機は内周に内歯が設けられたハブ、該内歯
に噛合う外歯を外周に有するとともに内周方向内部に複
数個のピン孔が配設され前記ハブに係合して偏心運動可
能なピニオン、該ピニオンのピン孔に挿入され該ピニオ
ンの自転運動を取出すための複数個のピンからなり、前
記駆動スプロケットは前記遊星差動歯車減速機のハブの
外周に取着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動工具交換装置の駆動
装置に関する。より詳しくは、本発明は、工具受容ポツ
トが無端状チェーンにより連結されており、該無端状チ
ェーンが駆動スプロケットに巻掛けられ、該駆動スプロ
ケットが駆動モータにより回転、駆動されて工具を交換
するようにした自動工具交換装置の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシンニングセンタ等の工具保管箱等の
自動工具交換装置の駆動装置においては、多数の工具受
容ポツトが無端状チェーンにより等間隔に連結されてお
り、該無端状チェーンが駆動スプロケットに巻掛けら
れ、該駆動スプロケットが減速機構を介して駆動モータ
により回転、駆動されて工具を交換する。
【0003】
【本発明の解決しようとする課題】従来、このような減
速機構として、多数の平歯車からなる歯車減速機構が多
用されている。しかし、歯車間のバックラッシにより駆
動モータと出力端(工具受容ポット)との間でのガタが
大きく、駆動モータの回転角度のみで工具受容ポットを
適正に位置決めできないという問題がある。
【0004】このため、出力端の近傍位置または出力端
と同視できる位置にエンコーダ等の位置検出器を設けて
いる。しかし、通常駆動モータとしてサーボモータを用
いており、本来回転角度が調節可能なモータを駆動源に
用いているにも拘わらず別に位置検出器を設けることは
設備費が高価となり、また、保守も面倒である。
【0005】加えて、上述のように歯車間のバックラッ
シにより駆動モータと出力端(工具受容ポット)との間
でのガタを生じるため、駆動スプロケットにピンを打ち
込んで位置決めしたり、また工具受容ポットをチャック
して位置決めする装置が必要であり、これにより設備費
が高価となるという問題がある。
【0006】本発明は、駆動モータと駆動スプロケット
との間のガタをなくしまたは減少させることにより、駆
動モータの外に位置検出装置や位置決め装置を設けるこ
とを不要とし、また、予備的に位置検出装置や位置決め
装置を設ける場合にも安価とできる自動工具交換装置の
駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、工具
受容ポツトが無端状チェーンにより連結されており、該
無端状チェーンが駆動スプロケットに巻掛けられ、該駆
動スプロケットが駆動モータにより回転、駆動されて工
具を交換するようにした自動工具交換装置において、前
記駆動モータのケースが自動工具交換装置のコラムに取
付けられ、前記駆動モータの駆動軸が遊星差動歯車減速
機の入力軸に連結されており、該遊星差動歯車減速機は
内周に内歯が設けられたハブ、該内歯に噛合う外歯を外
周に有するとともに内周方向内部に複数個のピン孔が配
設され前記ハブに係合して偏心運動可能なピニオン、該
ピニオンのピン孔に挿入され該ピニオンの自転運動を取
出すための複数個のピンからなり、前記駆動スプロケッ
トは前記遊星差動歯車減速機のハブの外周に取着されて
いる自動工具交換装置の駆動装置により、上記の目的を
達成する。
【0008】
【作用】本発明においては、上述のような特殊構造の遊
星差動歯車減速機を用いており、ピニオンの外周に形成
された外歯の殆ど全歯が常時ハブの内周に設けられた内
歯と噛合し、これにより従来装置のようにバックラッシ
が生じない。
【0009】従って、本発明によれば、駆動モータと駆
動スプロケットとの間のガタがなく、または減少でき、
駆動モータの外に位置検出装置や位置決め装置を設ける
ことが不要であり、また、予備的に位置検出装置や位置
決め装置を設ける場合にも安価なもので済すことができ
る。
【0010】更に、本発明のピニオンの両側に円板状部
および端円板を配設し、ピニオンの貫通孔に遊嵌挿され
た柱状部により円板状部および端円板を一体的に結合し
て支持ブロックとすることにより、減速機の剛性が著し
く高められ、位置決め精度が一層高められる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を示す添付図面を参照し
て本発明を詳細に説明する。
【0012】図5において、マシンニングセンタ等の工
具保管箱Bにおいては、多数の工具受容ポツトPが無端
状チェーンCにより等間隔に連結されており、該無端状
チェーンCが駆動スプロケット7(図1、図3)に巻掛
けられ、該駆動スプロケット7が遊星差動歯車減速5を
介して駆動モータ3により回転、駆動されて工具を交換
する。
【0013】図1において自動工具交換装置のフレーム
1にサーボモータ等の公知形式の駆動モータ3を止着
し、減速機5により駆動モータ3の回転を減速して駆動
スプロケット7を大出力トルクにて駆動する。駆動モー
タ3の出力軸11には入力カム軸12が一体的に取付け
られている。カム軸12は180°位相のずれたクラン
ク部12a、12bを有し、駆動モータ3のケーシング
13に一対の軸受15、16により回転可能に支持され
ている。駆動モータ3のケーシング13は減速機5の支
持ブロックを構成しており、以下支持ブロックと称す
る。
【0014】支持ブロック13本体は、図1に示すよう
に、円板状部17および該円板状部17に突設した凸状
部19からなる。凸状部19は、3個円周方向に等配配
置した柱状部21を有している。円板状部17の表面に
は隣接柱状部21間に所定深さの軸受装着孔17bを形
成している。支持ブロック13の一部をなす端円板25
を支持ブロックの柱状部21にボルト24によって一体
的に結合している。
【0015】図1において端円板25には、円板状部1
7に形成した軸受装着孔17bに対応して軸受け装着孔
25dを形成している。軸受け装着孔17b、25dに
それぞれローラ軸受27、29を装着し、該軸受27、
29間にクランクピン31を回転可能に両端支持してい
る。クランクピン31はその回転軸線に対し所定距離だ
け偏心配置した2つのクランク部31a、31cを有
し、ピニオン33が該クランク部31a、31cに嵌合
されている。
【0016】ピニオン33は外周面にペリサイクロイド
曲線への等距離曲線からなる歯形の外歯を有し、入力カ
ム軸12のクランク部12a、12bに軸受32を介し
て係合するとともに、クランクピン31のクランク部3
1aまたは31c(図1)に軸受35を介して係合する
ピン孔33bを具備しいる。更に、ピニオン33には支
持ブロック13に形成した凸状部19より僅かに大きい
寸法の溝33cを形成している。
【0017】再び図1において、支持ブロック13の円
板状部17および端円板25の外周部にボール軸受36
a、36bを装着し、ハブ37を回転可能に支持してい
る。ハブ37は駆動スプロケット7を駆動するもので、
その内周面に、ピニオン33の外周に形成した外歯33
aの歯数より僅かに多い数の小径ピン39を、等配的に
固着したピン歯車からなる内歯を形成している。しかし
て図2に示すようにピニオン33の溝33cは支持ブロ
ック13の柱状部21により形成される凸状部19に遊
嵌合しており、入力カム軸12の自転運動によりそのク
ランク部12a、12b並びにクランクピン31のクラ
ンク部31a、31cの中心軸線がクランクピン31の
回転軸線に対して公転運動することにより2つのピニオ
ン33は偏心公転運動され、外歯33aがハブ37のピ
ン歯車と係合する。ここで支持ブロック13の柱状部2
1の最外周を、クランクピン31の回転中心に対して放
射方向外方に位置させている。
【0018】上述した実施例においてはクランクピン3
1の数が3個の減速機において、3個の柱状部21を具
備した凸状部19を有する支持ブロック13およびそれ
に対応する溝33cを有するピニオン33を含んでなる
実施例について説明した。本発明はクランクピン31の
数が2個以外の減速機にも適用でき、クランクピン31
の数が多い場合には全ての隣接するクランクピン31間
に柱状部21を設けずに、例えば1つおきに柱状部21
を設けてもよい。
【0019】また、ピニオン33の自由な公転を規制で
きるものであれば、クランクピン31に代えて真直ぐな
ピンとしてもよい。
【0020】駆動モータ3としては上記実施例における
サーボモータ3に代え、油圧モータまたは空気圧モータ
を採用することも可能である。
【0021】更に、図3に示す実施例においては、入力
回転軸11の右側先端に第1外歯車41を一体的に止着
し、また前記両端支持されたクランクピン31の右端に
第1外歯車41の歯数より大きな歯数を有する第2外歯
車43を止着し、両歯41、43を噛合させている。
【0022】駆動モータ3の出力軸、すなわち減速機の
入力回転軸11、の回転は入力回転軸11に止着した第
1外歯車41を通じそれに噛合う第2外歯車43に両歯
車41、43の歯数比に応じ減速して伝達される。第2
外歯車43の回転により支持ブロック13に回転可能に
両端支持されたクランクピン31のクランク部31aは
公転運動を生じ、ピニオン33は軸受35を介してピン
孔33bがクランク部31aに係合しているので、クラ
ンク部31aの公転運動により偏心公転運動される。ピ
ニオン33の偏心公転運動によりピニオンの外周に形成
した外歯33aがハブ37の内周に形成したピン歯車に
係合しハブ37を減速回転させる。しかして、ハブ37
に取付けたスプロケット7により自動工具交換装置を駆
動する。また、デジタル制御について見ると、N=i・
P/Zの値が問題となる。ここで、 P:エンコーダ分解能(例:2048パルス/回転) Z:駆動スプロケット歯数(例:15) i:総数減速比(=i1 ×i2 ) i1 :前段減速比(例:3) i2 :前段減速比(例:40) 従来の装置においては、デジタル制御を容易にするため
に、工具受容ポット数が変った場合には減速機構全体の
減速比を変更してN=i・P/Zの値を整数とする必要
があった。これに対して図3に示す実施例においては、
工具受容ポット数が変った場合にも、前段の歯数i1
変えることにより、Nの値を整数とでき、デジタル制御
が簡単になる。
【0023】加えて、従来の装置では駆動モータの駆動
軸回りの慣性モーメントが大きく、起動、停止時間の短
縮が難しかった。これに対して、図3に示す装置では、
第1外歯車41が小歯車のため、慣性モーメントが小さ
く、正逆転が容易に行える。以上の実施例においては、
駆動モータ3のケースを遊星差動歯車減速機5に対し工
具受容ポツPへの工具着脱側と反対側でコラム1に取付
けていたが、図6に示す実施例では駆動モータ3のケー
スを遊星差動歯車減速機5に対し工具受容ポツPへの工
具着脱側と同じ側に位置するようコラム1に取着してい
る。
【0024】この実施例では駆動モータ3がコラム1の
背面に突出しないため、本発明の工具受容ポットpの前
面から自動工具交換装置の後端面までの距離を小さくす
ることができ、自動工具交換装置の工具受容ポットをマ
シニングセンタ等の本機に一層近付けることができる。
従って、自動工具交換装置と本機とを前後に平行して配
置する場合や図7に示すように本機の脇に直交して自動
工具交換装置を配置する場合には設置スペースを小さく
できて好ましい。
【0025】更に、この実施例では、駆動モータ3が工
具受容ポットPへの工具着脱側(作業者の操作面側)に
位置するため、駆動モータ3の取付け、取外しや調整作
業が容易に行える。
【0026】図6に示す実施例は図3に示した実施例と
良く似ているので、同一または類似部品は同一符号を示
して説明を省略し、相違点について説明する。
【0027】図3においては遊星差動歯車減速機5の工
具受容ポットPへの工具着脱側(作業者の操作面側)の
表面にカバーを蓋せていたが、図6に示す実施例ではカ
バーをなくし、支持ブロック13の外側面(端円板25
の外側面)に、図1、図3の実施例とは反対向きとした
駆動モータ3のフランジ部13aをボルト13bにより
締結固定している。
【0028】図6に示す実施例の駆動モータ3の出力軸
11は直柱状をしており遊星差動歯車減速機5を貫通し
ている。なお、出力軸11を図1に示す実施例と同様に
クランク形状としてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明においては、上述のような特殊構
造の遊星差動歯車減速機を用いており、ピニオンの外周
に形成された外歯の殆ど全歯が常時ハブの内周に設けら
れた内歯と噛合し、これにより従来装置のようにバック
ラッシが生じない。
【0030】従って、本発明によれば、駆動モータと駆
動スプロケットとの間のガタがなく、または減少でき、
駆動モータの外に位置検出装置や位置決め装置を設ける
ことが不要であり、また、予備的に位置検出装置や位置
決め装置を設ける場合にも安価なもので済すことができ
る。
【0031】また、駆動モータと駆動スプロケットの間
に遊星差動歯車減速機を設けることにより、自動工具交
換装置の駆動装置が非常にコンパクトとなる。
【0032】更に、本発明のピニオンの両側に円板状部
および端円板を配設し、ピニオンの貫通孔に遊嵌挿され
た柱状部により円板状部および端円板を一体的に結合し
て支持ブロックとすることにより、減速機の剛性が著し
く高められ、位置決め精度が一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】図1のII−II断面図であり図中スプロケットお
よび取付けボルト等は省略している。
【図3】第2実施例の断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図であり図中スプロケットお
よび取付けボルト等は省略している。
【図5】本発明に係る自動工具交換装置の概略斜視図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例の断面図である。
【図7】図6の実施例の配置例を示す平面図である。
【符号の説明】
3 駆動モータ 5 減速機 11 入力回転軸 13 支持ブロック 17 円板状部 19 凸状部 21 柱状部 27 軸受 29 軸受 31 クランクピン 33 ピニオン 33b ピン孔 33c 溝 36a 軸受 36b 軸受 37 ハブ 41 第1外歯車 43 第2外歯車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊星差動歯車減速機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク部を有するカ
ム軸と、外歯および貫通孔が形成されるとともにカム軸
のクランク部に嵌合され偏心運動するピニオンと、ピニ
オンの外歯に噛合う内歯を内周面に形成したハブと、ピ
ニオンの両端側に位置し、カム軸の両端を支持する一対
の支持円板と、ピニオンの貫通孔に挿入され一対の支持
円板を一体的に結合する柱状部からなる支持ブロックと
を有する遊星差動歯車減速機に関し、特に、工具交換装
置の駆動装置として用いられ、駆動スプロケットと駆動
モータとの間に介装される減速機に有効である。
【0002】
【従来の技術】従来、クランク部を有するカム軸と、外
歯および貫通孔が形成されるとともにカム軸のクランク
部に嵌合され偏心運動するピニオンと、ピニオンの外歯
に噛合う内歯を内周面に形成したハブと、ピニオンの両
端側に位置し、カム軸の両端を支持する一対の支持円板
と、ピニオンの貫通孔に挿入され一対の支持円板を一体
的に結合する柱状部からなる支持ブロックとを有する遊
星差動歯車減速機は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような工具
交換装置の駆動装置に用いられる減速機は、固定フレー
ムや駆動モータが取付けられる箇所が定まり、出力され
る部分が限られた減速構であった。このため、減速機へ
のモータ等部材の取付け自由度や出力取出しの自由度が
なく、減速機の用い方に制限を受けていたという問題が
ある。
【0004】また、減速機および駆動モータを一体化し
たまま、部材としてのフレームに取付けることができ
ず、それらをユニット化して取り扱うことができなかっ
たという問題もある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、減速機への部材の取付け自由
度が増加し、また、減速機を構成する部材の三個所のい
ずれからも出力を取出すことができ出力取出しの自由度
が増加し、更に、減速機および駆動モータを一体化して
取り扱うことができ、従って、減速機が用途や使用方法
によって適宜に選択できる遊星差動歯車減速機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、クラ
ンク部を有するカム軸と、外歯および貫通孔が形成され
るとともに該カム軸のクランク部に嵌合され偏心運動す
るピニオンと、該ピニオンの外歯に噛合う内歯を内周面
に形成したハブと、前記ピニオンの両端側に位置し、該
カム軸の両端を支持する一対の支持円板とからなり、該
一対の支持円板が前記ピニオンの貫通孔に挿入された柱
状部により一体的に結合されている遊星差動歯車減速機
において、前記一対の支持円板のカム軸方向の両外端面
がそれぞれ前記ハブの前記カム軸方向の端面より突出す
るとともに該一対の支持円板の該両外端面に部材締結用
孔を具備しており、ハブが前記一対の支持円板の放射外
方位置に部材締結用孔を具備していることを特徴とする
遊星差動歯車減速機により、上記の目的を達成する。
【0007】
【実施例】以下、自動工具交換装置の駆動装置に実施し
た本発明の実施例を示す添付図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0008】図5において、マシンニングセンタ等の工
具保管箱Bにおいては、多数の工具受容ポツトPが無端
状チェーンCにより等間隔に連結されており、該無端状
チェーンCが駆動スプロケット7(図1、図3)に巻掛
けられ、該駆動スプロケット7が本発明の一実施例であ
る遊星差動歯車減速5を介して駆動モータ3により回
転、駆動されて工具を交換する。
【0009】図1において自動工具交換装置のフレーム
1にサーボモータ等の公知形式の駆動モータ3をボルト
61により止着し、減速機5により駆動モータ3の回転
を減速して駆動スプロケット7を大出力トルクにて駆動
する。駆動モータ3の出力軸11には入力カム軸12が
一体的に取付けられている。カム軸12は180°位相
のずれたクランク部12a、12bを有し、駆動モータ
3のケーシング13に一対の軸受15、16により回転
可能に支持されている。駆動モータ3のケーシング13
は減速機5の支持ブロックを構成しており、以下支持ブ
ロックと称する。
【0010】支持ブロック13本体は、図1に示すよう
に、円板状部17および該円板状部17に突設した凸状
部19からなる。凸状部19は、3個円周方向に等配配
置した柱状部21を有している。円板状部17の表面に
は隣接柱状部21間に所定深さの軸受装着孔17bを形
成している。図1に示すように、円板状部17に形成し
た部材締結孔17aにボルト24を貫通し、支持ブロッ
ク13の一部をなす端円板25を支持ブロックの柱状部
21にボルト24によって一体的に結合している。
【0011】図1において端円板25には、円板状部1
7に形成した軸受装着孔17bに対応して軸受け装着孔
25dを形成している。軸受け装着孔17b、25dに
それぞれローラ軸受27、29を装着し、該軸受27、
29間にクランクピン31を回転可能に両端支持してい
る。クランクピン31はその回転軸線に対し所定距離だ
け偏心配置した2つのクランク部31a、31cを有
し、ピニオン33が該クランク部31a、31cに嵌合
されている。
【0012】ピニオン33は外周面にペリサイクロイド
曲線への等距離曲線からなる歯形の外歯を有し、入力カ
ム軸12のクランク部12a、12bに軸受32を介し
て係合するとともに、クランクピン31のクランク部3
1aまたは31c(図1)に軸受35を介して係合する
ピン孔33bを具備しいる。更に、ピニオン33には支
持ブロック13に形成した凸状部19より僅かに大きい
寸法の溝33c(貫通孔)を形成している。
【0013】再び図1において、支持ブロック13の円
板状部17および端円板25の外周部にボール軸受36
a、36bを装着し、ハブ37を回転可能に支持してい
る。ハブ37は駆動スプロケット7を駆動するもので、
その内周面に、ピニオン33の外周に形成した外歯33
aの歯数より僅かに多い数の小径ピン39を、等配的に
固着したピン歯車からなる内歯を形成している。図1に
示すように、ハブ37の右端面および左端面はそれぞれ
円板状部17の右側端面および端円板25の左側端面よ
り内側にある。
【0014】図2に示すようにピニオン33の溝33c
(貫通孔)は支持ブロック13の柱状部21により形成
される凸状部19に遊嵌合しており、入力カム軸12の
自転運動によりそのクランク部12a、12b並びにク
ランクピン31のクランク部31a、31cの中心軸線
がクランクピン31の回転軸線に対して公転運動するこ
とにより2つのピニオン33は偏心公転運動され、外歯
33aがハブ37のピン歯車と係合する。ここで支持ブ
ロック13の柱状部21の最外周を、クランクピン31
の回転中心に対して放射方向外方に位置させている。
【0015】更に、ハプ37の、円板状部17および端
円板25よりも放射方向外側の位置に部材締結用孔37
aを形成し、この部材締結用孔37aにボルト51によ
って駆動スプロケット装着用マウント52を締結し、こ
の駆動スプロケット装着用マウント52にスプロケット
7をボルト53で締結している。
【0016】上述した実施例においてはクランクピン3
1の数が3個の減速機において、3個の柱状部21を具
備した凸状部19を有する支持ブロック13およびそれ
に対応する溝33c(貫通孔)を有するピニオン33を
含んでなる実施例について説明した。本発明はクランク
ピン31の数が2個以外の減速機にも適用でき、クラン
クピン31の数が多い場合には全ての隣接するクランク
ピン31間に柱状部21を設けずに、例えば1つおきに
柱状部21を設けてもよい。
【0017】また、ピニオン33の自由な公転を規制で
きるものであれば、クランクピン31に代えて真直ぐな
ピンとしてもよい。
【0018】駆動モータ3としては上記実施例における
サーボモータ3に代え、油圧モータまたは空気圧モータ
を採用することも可能である。
【0019】更に、図3に示す実施例においては、入力
回転軸11の右側先端に第1外歯車41を一体的に止着
し、また前記両端支持されたクランクピン31の右端に
第1外歯車41の歯数より大きな歯数を有する第2外歯
車43を止着し、両歯41、43を噛合させている。
【0020】駆動モータ3の出力軸、すなわち減速機の
入力回転軸11、の回転は入力回転軸11に止着した第
1外歯車41を通じそれに噛合う第2外歯車43に両歯
車41、43の歯数比に応じ減速して伝達される。第2
外歯車43の回転により支持ブロック13に回転可能に
両端支持されたクランクピン31のクランク部31aは
公転運動を生じ、ピニオン33は軸受35を介してピン
孔33bがクランク部31aに係合しているので、クラ
ンク部31aの公転運動により偏心公転運動される。ピ
ニオン33の偏心公転運動によりピニオンの外周に形成
した外歯33aがハブ37の内周に形成したピン歯車に
係合しハブ37を減速回転させる。しかして、ハブ37
に取付けたスプロケット7により自動工具交換装置を駆
動する。以上の実施例においては、駆動モータ3のケー
スを遊星差動歯車減速機5に対し工具受容ポットPへの
工具着脱側と反対側でコラム1に取付けていたが、図6
に示す実施例の使用態様では駆動モータ3のケースを遊
星差動歯車減速機5に対し工具受容ポットPへの工具着
脱側と同じ側に位置するよう遊星差動歯車減速機の端円
板25に取着している。
【0021】図6に示す実施例は図3に示した実施例と
良く似ているので、同一または類似部品は同一符号を示
して説明を省略し、相違点について説明する。
【0022】図3においては遊星差動歯車減速機5の工
具受容ポットPへの工具着脱側(作業者の操作面側)の
表面にカバーを蓋せていたが、図6に示す実施態様では
カバーをなくし、支持ブロック13の外側面(端円板2
5の外側面)に部材締結孔25aを形成した。図1、図
3の実施態様とは反対向きとした駆動モータ3のフラン
ジ部13aをボルト13bにより部材締結孔25aに締
結固定している。
【0023】図6に示す実施例の駆動モータ3の出力軸
11は直柱状をしており遊星差動歯車減速機5を貫通し
ている。なお、出力軸11を図1に示す実施例と同様に
クランク形状としてもよい。
【0024】この実施例では駆動モータ3がコラム1の
背面に突出しないため、本発明の工具受容ポットPの前
面から自動工具交換装置の後端面までの距離を小さくす
ることができ、自動工具交換装置の工具受容ポットをマ
シニングセンタ等の本機に一層近付けることができる。
従って、自動工具交換装置と本機とを前後に平行して配
置する場合や図7に示すように本機の脇に直交して自動
工具交換装置を配置する場合には設置スペースを小さく
できて好ましい。
【0025】更に、この実施例では、駆動モータ3が工
具受容ポットPへの工具着脱側(作業者の操作面側)に
位置するため、駆動モータ3の取付け、取外しや調整作
業が容易に行える。
【0026】
【発明の効果】 本発明においては、一対の支持円板17、25がピ
ニオン33の貫通孔33cに挿入された柱状部21によ
り一体的に結合されている遊星差動歯車減速機5におい
て、一対の支持円板17、25のカム軸方向の両外端面
がそれぞれハブ37のカム軸方向の端面より突出すると
ともに一対の支持円板17、25の両外端面に部材締結
用孔17a、25aを具備しており、ハブ37が一対の
支持円板17、25の放射外方位置に部材締結用孔37
aを具備しているので、遊星差動歯車減速機5への部材
の取付け自由度が増加し、遊星差動歯車減速機5の用い
方が適宜に選択できる。例えば、工具交換装置の駆動装
置に適用した場合、一対の支持円板17、25の一方の
一端面に部材としてのフレーム1を取付け、他方の一端
面に部材としての駆動モータ3を取付けることができ、
また逆に用途によって、一方の一端面に駆動モータ3を
取付け、他方の一端面にフレーム1を取付けることもで
き、このように適宜に選択できる。
【0027】 また、本発明においては、一対の支持
円板17、25がピニオン33の貫通孔33cに挿入さ
れた柱状部21により一体的に結合されている遊星差動
歯車減速機5において、一対の支持円板17、25のカ
ム軸方向の両外端面がそれぞれハブ37のカム軸方向の
端面より突出するとともに一対の支持円板17、25の
両外端面に部材締結用孔17a、25aを具備してお
り、ハブ37が一対の支持円板の放射外方位置に部材締
結用孔37aを具備しているので、その三者のいずれか
から出力を取出すことができ、出力取出しの自由度が増
加し、遊星差動歯車減速機の用い方が適宜に選択でき
る。例えば、支持ブロック13を固定した場合はハブ3
7から出力を取出せる。また、ハブ37を固定した場合
は一対の支持円板17、25の一方の一端面から出力を
取出せるし、用途によっては一対の支持円板17、25
の他方の一端面から出力を取出せる。
【0028】 更にまた、本発明においては、一対の
支持円板17、25がピニオン33の貫通孔33cに挿
入された柱状部21により一体的に結合されている遊星
差動歯車減速機5において、一対の支持円板17、25
のカム軸方向の両外端面がそれぞれハブ37のカム軸方
向の端面より突出するとともに一対の支持円板17、2
5の両外端面に部材締結用孔17a、25aを具備して
おり、ハブ37が一対の支持円板17、25の放射外方
位置に部材締結用孔37aを具備しているので、一対の
支持円板17、25の一方および他方の一端面のいずれ
かに部材としての駆動モータ3を取付けることができ、
遊星差動歯車減速機5および駆動モータ3を一体化した
まま、部材としてのフレーム1に取付けることができ
る。また、一対の支持円板17、25を一体的に結合す
る柱状部からなる支持ブロック13は剛性があるので、
このように遊星差動歯車減速機5および駆動モータ3を
一体化して取扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】図1のII−II断面図であり図中スプロケットお
よび取付けボルト等は省略している。
【図3】第2実施例の断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図であり図中スプロケットお
よび取付けボルト等は省略している。
【図5】本発明に係る自動工具交換装置の概略斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施例の他の実施態様を示す断面図で
ある。
【図7】図6の実施例の配置例を示す平面図である。
【符号の説明】 3 駆動モータ 5 遊星差動歯車減速機 11 入力回転軸 13 支持ブロック 17 円板状部 17a 部材締結孔 19 凸状部 21 柱状部 25 端円板 25a 部材締結孔 27 軸受 29 軸受 31 クランクピン 33 ピニオン 33b ピン孔 33c 溝 36a 軸受 36b 軸受 37 ハブ 37a 部材締結孔 41 第1外歯車 43 第2外歯車
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具受容ポツトが無端状チェーンにより
    連結されており、該無端状チェーンが駆動スプロケット
    に巻掛けられ、該駆動スプロケットが駆動モータにより
    回転、駆動されて工具を交換するようにした自動工具交
    換装置において、前記駆動モータのケースが自動工具交
    換装置のコラムに取付けられ、前記駆動モータの駆動軸
    が遊星差動歯車減速機の入力軸に連結されており、該遊
    星差動歯車減速機は内周に内歯が設けられたハブ、該内
    歯に噛合う外歯を外周に有するとともに内周方向内部に
    複数個のピン孔が配設され前記ハブに係合して偏心運動
    可能なピニオン、該ピニオンのピン孔に挿入され該ピニ
    オンの自転運動を取出すための複数個のピン、前記ピニ
    オンのピン孔間に穿設された貫通孔、該ピニオンの両側
    に円板状部および端円板が配設されるとともに前記貫通
    孔に遊嵌挿された柱状部により円板状部および端円板が
    一体的に結合された支持ブロックからなり、前記ピンの
    両端は前記円板状部および端円板に支持されており、前
    記駆動スプロケットは前記遊星差動歯車減速機のハブの
    外周に取着されていることを特徴とする自動工具交換装
    置の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ピンが前記ピン孔に係合するクラン
    ク部を有し、前記支持ブロックの柱状部が複数個の円周
    方向に延在する部分からなり、該柱状部はその最外周が
    前記ピンの回転中心から放射方向外方に位置するよう配
    置していることを特徴とする請求項1記載の自動工具交
    換装置の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動モータの駆動軸と前記ピンとの
    間が減速歯車で連結されていることを特徴とする請求項
    2記載の自動工具交換装置の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動モータのケースと自動工具交換
    装置のコラムとの間に前記遊星差動歯車減速機が配設さ
    れている請求項1〜3の何れか1項に記載の自動工具交
    換装置の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動モータのケースが前記遊星差動
    歯車減速機の端円板に取着されている請求項4記載の自
    動工具交換装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動モータのケースが前記遊星差動
    歯車減速機に対し工具受容ポットへの工具着脱側と同側
    に設けられている請求項1〜3の何れか1項に記載の自
    動工具交換装置。
  7. 【請求項7】 工具受容ポツトが無端状チェーンにより
    連結されており、該無端状チェーンが駆動スプロケット
    に巻掛けられ、該駆動スプロケットが駆動モータにより
    回転、駆動されて工具を交換するようにした自動工具交
    換装置において、前記駆動モータのケースが自動工具交
    換装置のコラムに取付けられ、前記駆動モータの駆動軸
    が遊星差動歯車減速機の入力軸に連結されており、該遊
    星差動歯車減速機は内周に内歯が設けられたハブ、該内
    歯に噛合う外歯を外周に有するとともに内周方向内部に
    複数個のピン孔が配設され前記ハブに係合して偏心運動
    可能なピニオン、該ピニオンのピン孔に挿入され該ピニ
    オンの自転運動を取出すための複数個のピンからなり、
    前記駆動スプロケットは前記遊星差動歯車減速機のハブ
    の外周に取着されていることを特徴とする自動工具交換
    装置の駆動装置。
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