JPH10201961A - レーダードームを備えた飛行機模型 - Google Patents

レーダードームを備えた飛行機模型

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JPH10201961A
JPH10201961A JP9026199A JP2619997A JPH10201961A JP H10201961 A JPH10201961 A JP H10201961A JP 9026199 A JP9026199 A JP 9026199A JP 2619997 A JP2619997 A JP 2619997A JP H10201961 A JPH10201961 A JP H10201961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar dome
circular shaft
support leg
dome
radar
Prior art date
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Pending
Application number
JP9026199A
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English (en)
Inventor
Akio Ogi
彬生 小木
Toshiyuki Inoue
敏幸 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamato Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamato Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamato Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9026199A priority Critical patent/JPH10201961A/ja
Publication of JPH10201961A publication Critical patent/JPH10201961A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーダードームを備えた航空機の縮尺模型を製
作するに際して、そのレーダードームを支持するため剛
性が高く、部品点数が少なく、かつ、可及的に実機に近
い構成をもつ飛行機模型を得ることを目的とするもので
ある。 【構成】機体の上部の一側と他側から上方へ伸びる板状
の2枚の支脚と、支脚の上部に支持した円板形のレーダ
ードームとを備え、前記支脚の下端部に突出形成させた
係合軸部と機体の上部に形成した係合孔部とを係脱可能
に嵌合させると共に、前記レーダードームを支持する円
形軸の径を両側の支脚の上端部の間隔より大径とし、支
脚と円形軸とを一体に成形して支脚部材としたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は合成樹脂を成形して作
られる飛行機模型に関するもので、特に、機体の上部に
レーダードームを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飛行機模型は現存する航空機を
縮尺して合成樹脂、あるいは軽金属のダイカストで形成
することが慣行とされている。また、その複製に際して
合成樹脂は比較的粘りがあり、機械的な強度が高いた
め、プロペラ機時代の機体はともかくとして、近代の航
空機をそのまゝ縮尺しても構造上強度の不足する点はな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、近年、現
存する航空機の外面にレーダードームを搭載した特殊な
用途が開発されたゝめ、これにならって航空機模型を射
出成形によって製作しようとすると、レーダードームを
支持する支脚は実機でも薄い翼形の板で構成されている
ため、飛行機模型では支脚に相当する部分(以下、単に
支脚という)の剛性や強度が低くなり、レーダードーム
の部分に外力を受けるとグラグラしたり、支柱が折れ曲
がるなど修理不能の損傷を受けることがあった。また、
実機ではレーダードームが回転する構成となっているの
で、飛行機模型においても実機のレーダードームに相当
する部分(以下、単にレーダードームという)を支柱に
対して回転できるように構成しようとすると、支柱とレ
ーダードームとの連結部を高い剛性を以て行うことが困
難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下のように
して解決される。すなわち、機体の上部の一側と他側か
ら上方へ伸びる板状の2枚の支脚と、支脚の上部に支持
した円板形のレーダードームとを備え、前記支脚の下端
部に突出形成させた係合軸部と機体の上部に形成した係
合孔部とを係脱可能に嵌合させると共に、前記レーダー
ドームを支持する円形軸の径を両側の支脚の上端部の間
隔より大径とし、支脚と円形軸とを一体に成形して支脚
部材としてある。
【0005】また、機体の上部の一側と他側から上方へ
伸びる板状の2枚の支脚と、その支脚の上部に支持した
円板形のレーダードームとを有し、前記支脚の下端部を
機体の上部に結合すると共に、前記支脚の上端部と一体
に成形された円形軸の周面をレーダードームの下面に形
成した係合孔へ嵌合させ、その嵌合部に形成した位置決
め手段によりレーダードームの下面と前記円形軸の下面
とを大略同一面に構成したものである。
【0006】
【作用】左右の支脚は円形軸と一体的に成形され、円形
軸を介して互いに結合され支脚部材をなしている。ま
た、支脚は下端部の係合軸部が機体の上部に形成した係
合孔部へ嵌合され、着脱可能とされる。レーダードーム
を支える円形軸は下面に形成した係合孔に嵌合し、係合
孔を閉じると共に、両者は回転および着脱可能に結合さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1において、10はこの発明に係る飛行機模型
であり、その機体11は重い鉄製のベース盤12により
ピアノ線からなる支線13を介して支持されている。1
4、15は球面継ぎ手であり、前者14はベース盤12
と支線13とを、また、後者15は支線13と機体11
の間をそれぞれ回動が可能に連結している。なお、図3
において、機体11と前記球面継ぎ手15との間は抜き
差し可能に構成されている。機体11には主翼16と尾
翼17、および円板形のレーダードーム20とが備えら
れている。
【0008】レーダードーム20は機体11の左側と右
側から上方へ向けて伸びる支脚21、21によって機体
11へ取り付けられている。支脚21は硬質の合成樹脂
を成形して薄い板状とし長手方向を上下に、また、幅方
向を前後にして取り付けられている。支脚21はその前
縁と後縁とが薄く面取りされていて、断面形状が略翼形
をなしている。また、支脚21を機体11に取り付ける
には、支脚21の下端部に設けた軸状の係合軸部21a
を、機体11側に設けられた、これよりやゝ小径の係合
孔部11aに挿入し係合させて行っている。なお、支脚
21の下端部は図2で示すように、機体11の外面に沿
って円弧状に形成され、かつ、機体11の前後方向に沿
って伸びる小突縁21bが形成され機体11の外面との
接触面を増してある。
【0009】レーダードーム20は前記左右の支脚2
1、21の上端部によって回転可能に支持されている。
前記支脚21、21の上端部は機体11の上方へ向かっ
て伸びる円形軸22の下面に結合されている。円形軸2
2は支脚21、21の上端部の間隔より大径としてあ
り、前記支脚21と一体的に射出成形されて支脚部材L
をなしている。円形軸22の外周部には環状の凹溝22
aが形成されている。
【0010】一方、前記レーダードーム20の下面に
は、円形軸22より僅かに大径で、円形軸22の厚さよ
りやゝ深い係合孔23が形成されている。23aは前記
係合孔23の内面に形成された突条23aであり、突条
23aは係合孔23の内面に約90゜の角度で欠円状に
2個が設けられている。よって、円形軸22を係合孔2
3に押し込むと、前記突条23aと凹溝22aとは、わ
ずかに弾性変形して互いに係合し、レーダードーム20
と支脚21とは回転自在に、且つ容易に抜けない状態で
結合される。また、前記係合孔23は円形軸22によっ
て閉じられ、組み立て状態ではレーダードーム20の下
面と円形軸22の下面と大略同一面となり滑らかに連続
する。
【0011】飛行機模型10は以上のように構成されて
いるので、機体11に設けた係合孔部11aに対し、支
脚21と一体に形成された係合軸部21aを差し込んで
固定し、両支脚21、21と一体に形成された円形軸2
2をレーダードーム20の下面に形成した係合孔23へ
回動可能に嵌合させ、凹溝22aと突条23aとによっ
て抜け止めして組み立てられている。すなわち、一体に
形成された支脚と円形軸とからなる支脚部材Lと、レー
ダードーム20との2点を新規に追加することでレーダ
ードーム20を備えた飛行機模型が形成される。
【0012】なお、この実施例では支脚21に設けた係
合軸部21aと機体11に設けた係合孔部11aとを軽
く圧入することによって結合しているので、レーダード
ーム20に過大な外力が作用して支脚部材Lを損傷した
とき、これを機体11とレーダードーム20から分離し
て交換することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、円形軸22を支脚の幅より広い大径としたので、円
形軸22と支脚21とを一体的に成形して支脚部材Lと
したから、支脚21の強度を増すことができ損傷を受け
にくゝすると共に、部品点数を減じることができる。ま
た、機体11と支脚部材L、および支脚部材Lとレーダ
ードーム20との間が分解できるから、支脚部材Lが損
傷を受けたとき交換も可能となる。また、請求項2の発
明によれば、支脚21とレーダードーム20とを、支脚
21側に設けた円形軸22とレーダードーム20側に設
けた係合孔23とによって回転可能に結合したから、レ
ーダードーム20の下面に突出部を形成することなく結
合でき、現存の航空機に近似した形状を得ることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である飛行機模型の外観図
である。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】そのIII−III断面図である。
【符号の説明】
10・・・・飛行機模型 11・・・・機
体 11a・・・係合孔部 12・・・・ベ
ース盤 13・・・・支線 14、15・球
面継ぎ手 16・・・・主翼 17・・・・尾
翼 20・・・・レーダードーム 21・・・・支
脚 21a・・・係合軸部 21b・・・小
突縁 22・・・・円形軸 22a・・・凹
溝 23・・・・係合孔 23a・・・突

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体の上部の一側と他側から上方へ伸びる
    板状の2枚の支脚と、支脚の上部に支持した円板形のレ
    ーダードームとを備え、前記支脚の下端部に突出形成さ
    せた係合軸部と機体の上部に形成した係合孔部とを係脱
    可能に嵌合させると共に、前記レーダードームを支持す
    る円形軸の径を両側の支脚の上端部の間隔より大径と
    し、支脚と円形軸とを一体に成形して支脚部材としたレ
    ーダードームを備えた飛行機模型。
  2. 【請求項2】機体の上部の一側と他側から上方へ伸びる
    板状の2枚の支脚と、その支脚の上部に支持した円板形
    のレーダードームとを有し、前記支脚の下端部を機体の
    上部に結合すると共に、前記支脚の上端部と一体に成形
    された円形軸の周面をレーダードームの下面に形成した
    係合孔へ嵌合させ、その嵌合部に形成した位置決め手段
    によりレーダードームの下面と前記円形軸の下面とを大
    略同一面に構成してなるレーダードームを備えた飛行機
    模型。
JP9026199A 1997-01-25 1997-01-25 レーダードームを備えた飛行機模型 Pending JPH10201961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7993697B2 (en) 2003-08-29 2011-08-09 Polar Starco., Ltd. Packed frozen sushi product and methods for preparing and for cooking the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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