JPH11208185A - 筆記具における着脱自在な2部品の嵌合構造 - Google Patents
筆記具における着脱自在な2部品の嵌合構造Info
- Publication number
- JPH11208185A JPH11208185A JP10030433A JP3043398A JPH11208185A JP H11208185 A JPH11208185 A JP H11208185A JP 10030433 A JP10030433 A JP 10030433A JP 3043398 A JP3043398 A JP 3043398A JP H11208185 A JPH11208185 A JP H11208185A
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- JP
- Japan
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- cap
- covered
- undercut
- writing instrument
- fitting structure
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- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
も、特に外側に被せる部品にクラックが発生せず、嵌合
力の低下を防止できる嵌合構造を提供する。 【解決手段】 キャップ1やノックカバー等の外側に被
せる部品の内面部における周方向の全体に連続的にアン
ダーカット部2を突設し、これに対し、キャップ1を被
せる軸筒3やノックカバーを被せる芯ケース等の内側に
配する部品の外面部における周方向の複数箇所に不連続
的に上記のアンダーカット部2が弾性変形により軸方向
へ乗り越え可能な係止凸部4を設けたことを特徴とす
る。
Description
自在な2部品、例えばキャップと軸筒、又は、ノックカ
バーと芯ケース等、の嵌合構造に関する。
キャップ5やノックカバー等の外側に被せる部品の内面
部における周方向の複数箇所に不連続的にアンダーカッ
ト部6を設け、又、キャップ5やノックカバーを被せる
軸筒7や芯ケース等の内側に配する部品の外面部におけ
る周方向の全体に連続的に上記のアンダーカット部6が
弾性変形により軸方向へ乗り越え可能な係止凸部8を設
けている。
は、2部品の着脱の際に、特に外側に被せる部品のアン
ダーカット部6に繰り返し剪断力が作用するので、疲労
してクラックが発生しやすく、嵌合力が低下するという
問題があった。
具を構成する2部品を繰り返し着脱しても、外側に被せ
る部品にクラックが発生せず、嵌合力の低下を防止でき
る嵌合構造の提供を課題とする。
着脱自在な2部品の嵌合構造は、上記の課題を解決する
ものであって、キャップ1やノックカバー等の外側に被
せる部品の内面部における周方向の全体に連続的にアン
ダーカット部2を突設し、これに対し、キャップ1を被
せる軸筒3やノックカバーを被せる芯ケース等の内側に
配する部品の外面部における周方向の複数箇所に不連続
的に上記のアンダーカット部2が弾性変形により軸方向
へ乗り越え可能な係止凸部4を設けたことを特徴とす
る、という構成を採るものである。
外側に被せる部品の内面部に設けるアンダーカット部6
を周方向の複数箇所に不連続的に設けると、そのアンダ
ーカット部6に常に剪断力が集中的に作用するが、本発
明のように、キャップ1やノックカバー等の外側に被せ
る部品の内面部に設けるアンダーカット部2を周方向の
全体に連続的に設ければ、アンダーカット部2の一部に
ランダムに剪断力が作用するので負荷が特定の場所に集
中しない。したがって、アンダーカット部2が疲労しに
くくなりクラックの発生を回避することができる。
説明する。プラスチック製のキャップ1は、開口側の端
部近傍の内面部に前後一対のアンダーカット部2を設け
ている。このアンダーカット部2は周方向の全体に連続
的に設けている。一方、上記のキャップ1を被せる軸筒
3の筆先部より少し後方位置の外面部には上記のアンダ
ーカット部2が弾性変形により軸方向へ乗り越え可能な
高さが0.2mm以上の係止凸部4を設けている。この
係止凸部4は周方向の4箇所に不連続的に設けている。
合構造を示したが、シャープペンシルにおけるノックカ
バーと、そのノックカバーを被せる芯ケースの嵌合構造
にも本発明を実施することが可能である。
品の嵌合構造は、上記のように、キャップ1やノックカ
バー等の外側に被せる部品の内面部における周方向の全
体に連続的にアンダーカット部2を突設し、これに対
し、キャップ1を被せる軸筒3やノックカバーを被せる
芯ケース等の内側に配する部品の外面部における周方向
の複数箇所に不連続的に上記のアンダーカット部2が弾
性変形により軸方向へ乗り越え可能な係止凸部4を設け
たことを特徴とするので、キャップ1やノックカバー等
の特に外側に被せる部品の内面部に設けるアンダーカッ
ト部2が疲労しにくくなってクラックの発生を回避でき
るようになり、これによって嵌合力の低下を防止できる
という効果がある。また、一般的に、キャップやノック
カバー等の中空部品をコアピンを用いて金型成形する場
合、成形品をコアピンと共に可動側へ持ってくるための
アンダーカットをコアピンに設ける必要があるが、本発
明におけるキャップ1やノックカバー等の中空部品は、
上記のアンダーカット部2が十分その役割も果たすこと
ができるので、コアピンにアンダーカットを設ける必要
がなく、金型コアピンのコストダウンが可能になるとい
う利点もある。
Claims (1)
- 【請求項1】 キャップ1やノックカバー等の外側に被
せる部品の内面部における周方向の全体に連続的にアン
ダーカット部2を突設し、これに対し、キャップ1を被
せる軸筒3やノックカバーを被せる芯ケース等の内側に
配する部品の外面部における周方向の複数箇所に不連続
的に上記のアンダーカット部2が弾性変形により軸方向
へ乗り越え可能な係止凸部4を設けたことを特徴とする
筆記具における着脱自在な2部品の嵌合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030433A JPH11208185A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 筆記具における着脱自在な2部品の嵌合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030433A JPH11208185A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 筆記具における着脱自在な2部品の嵌合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208185A true JPH11208185A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12303822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030433A Pending JPH11208185A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 筆記具における着脱自在な2部品の嵌合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11208185A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012006240A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具 |
CN109050087A (zh) * | 2018-08-19 | 2018-12-21 | 马少玄 | 一种使用时笔帽免脱落的长使用寿命记号笔 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP10030433A patent/JPH11208185A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012006240A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具 |
CN109050087A (zh) * | 2018-08-19 | 2018-12-21 | 马少玄 | 一种使用时笔帽免脱落的长使用寿命记号笔 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041227 |
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