JPH10201915A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10201915A
JPH10201915A JP9012147A JP1214797A JPH10201915A JP H10201915 A JPH10201915 A JP H10201915A JP 9012147 A JP9012147 A JP 9012147A JP 1214797 A JP1214797 A JP 1214797A JP H10201915 A JPH10201915 A JP H10201915A
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JP
Japan
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display state
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games
game
state
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JP9012147A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機の健全性を担保しつつ、遊技場の集客性
を向上する。 【解決手段】第1表示状態および第2表示状態を維持す
ることで、遊技者は、大当たりに近づいていることが確
実に判断することができ、反対に、第1表示状態に維持
されていなければ、大当たりまで遠く、数多くの絵柄合
わせ遊技を行う必要があることが解り、第1表示状態お
よび第2表示状態が維持されることで、大当たりへの期
待が膨らみ、遊技者が遊技機に対して無意味にお金をつ
ぎ込むことを防止して、遊技機の健全性を担保しつつ、
遊技の興趣を高いものに維持して、遊技場の集客性を向
上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に設置さ
れた可変表示装置を稼動させて絵柄合わせ遊技を行い、
可変表示装置の表示図柄が特定の組み合わせになる、大
当たりになった場合に、遊技者に有利な特別状態になる
権利が発生するようにした遊技機に関する。ここで、遊
技機としては、パチンコ機やスロットマシンがこれに該
当する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、例えば、パチン
コ機の場合には、遊技盤面上の特定入賞口にパチンコ球
が入賞すると、液晶画面である可変表示装置が稼動し、
絵柄合わせ遊技が行われるが、絵柄合わせ遊技におい
て、特定の組み合わせになると、大当たりになり、特別
状態(フィーバー状態)になる権利が発生するが、突然
に大当たりになり、絵柄合わせ遊技を行っている最中
に、大当たりが発生し易くなっている状態(大当たりに
近づいた状態)を報知ようなものが無かった。また、ス
ロットマシンの場合には、大当たりが発生し易くなって
いる状態を報知するようなものが存在するが、大当たり
になるまでに行うべき残りの遊技回数が不明確なもので
あった。
【0003】一般的に、大当たりになるまでの予定遊技
回数は、遊技機ごとに、また、同一の遊技機であっても
遊技時間帯によって異なり、例えば、300〜2700
回に設定されている。予定遊技回数(300〜2700
回)は、当該遊技機の大当たり確率(1/300〜1/
2700)の逆数に相当している。一方、可変表示装置
の表示図柄が一つを除けば特定の組み合わせになる準大
当たり状態(リーチ状態)が続いたものが存在し、大当
たりが発生し易くなっている状態を表わすように思われ
るものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機では、前者においては、遊技者が大当
たりに近づいていること自体が解らず、後者において
は、大当たりに近づいていることは解るが、大当たりに
至るまでに、遊技機にいくらお金をつぎ込んだら良いの
か全く解らないので、大当たりを目指して、お金を限り
なく遊技機につぎ込んでしまう遊技者が少なからず存在
して、お金を限りなく遊技機につぎ込んでも、結果的に
大当たりにならない場合には、遊技機の健全性が担保さ
れない上に、遊技の興趣が薄れてしまい、それらの遊技
機では、遊技場の集客性が低下するという問題点があっ
た。また、可変表示装置の表示図柄が一つを除けば特定
の組み合わせになる準大当たり状態(リーチ状態)が連
続するものでは、一見、大当たりが発生し易くなってい
る状態を表わすようにも思われるが、このリーチ状態
は、単に、遊技の興趣を高めるための演出的なものであ
り、大当たりの発生し易さとは関連性がなく、遊技者の
思惑(短時間で大当になるという推測)が外れ、かえっ
て、遊技の興趣を失わせる要因になっていた。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、大当たりに近づいていることを第
1の表示状態および第2の表示状態を維持することで明
確にするようにして、遊技者が遊技機に対して無意味に
お金をつぎ込むことを防止して、遊技機の健全性を担保
しつつ、遊技の興趣を高いものに維持して、遊技場の集
客性を向上することができるようにした遊技機を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 [1] 遊技盤面(12)に設置された可変表示装置
(18)を稼動させて絵柄合わせ遊技を行い、可変表示
装置(18)の表示図柄が特定の組み合わせになる、大
当たりになった場合に、遊技者に有利な特別状態になる
権利が発生するようにした遊技機において、第1の表示
状態および第2の表示状態の維持を開始するまでに絵柄
合わせ遊技を行うべき遊技回数である第1予定遊技回数
および第2予定遊技回数をそれぞれ設定する予定遊技回
数設定部(21)と、絵柄合わせ遊技を行った際の遊技
回数である実遊技回数を積算していく実遊技回数計数部
(22)と、前記実遊技回数が前記第1予定遊技回数よ
り大きくなる場合に、可変表示装置(18)の三つ並ん
だ図柄表示欄に連続する数字の図柄を表示する第1の表
示状態の維持を開始し、かつ、前記実遊技回数が前記第
2予定遊技回数より大きくなる場合に第1の表示状態の
維持を終了する第1表示状態維持手段(24)と、前記
実遊技回数が前記第2予定遊技回数より大きくなる場合
に、可変表示装置(18)の一つの表示図柄欄を除く他
の二つの表示図柄欄に同じ数字の図柄を表示する第2の
表示状態の維持を開始し、かつ、大当たりになる場合
に、第2の表示状態の維持を終了する第2表示状態維持
手段(25)とを備えたことを特徴とする遊技機。
【0007】[2] 前記第1表示状態維持手段(2
4)および/または前記第2表示状態維持手段(25)
が、第1の表示状態および/または第2の表示状態の維
持をしている場合に、第1の表示状態および/または第
2の表示状態の維持を報知する表示状態維持報知手段
(30)を備えたことを特徴とする1項記載の遊技機。
【0008】[3] 前記表示状態維持報知手段(3
0)は、第1の表示状態および/または第2の表示状態
を維持しない表示状態非維持時と、第1の表示状態およ
び/または第2の表示状態を維持する表示状態維持時と
で、その表示色を切換えて表示する表示状態維持表示部
(32)から構成されていることを特徴とする1または
2項記載の遊技機。
【0009】[4] 前記表示状態維持報知手段(3
0)が報知を開始すると、報知音を発生する報知音発生
装置(35)を備えたことを特徴とする1、2または3
項記載の遊技機。
【0010】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。 [1]項記載の遊技機では、遊技機内の制御部を構成す
る予定遊技回数設定部(21)は、第1の表示状態およ
び第2の表示状態の維持を開始するまでの遊技回数であ
る、第1予定遊技回数および第2予定遊技回数を設定す
る。第1予定遊技回数および第2予定遊技回数は、大当
たりが発生する大当たり予定遊技回数から逆算される。
各予定遊技回数は、遊技機ごとに、また、同一の遊技機
であっても遊技時間帯によって、その数値が異なる。例
えば、各予定遊技回数は、大当たりになるために行うべ
き遊技回数である大当たり予定遊技回数から逆算され、
第1予定遊技回数は(大当たり予定遊技回数−30)に
設定され、第2予定遊技回数は、(第1予定遊技回数+
22)に設定される。
【0011】大当たり予定遊技回数は、300〜270
0回の間で設定される。通常の遊技機では、1,000
円で、28〜30回絵柄合わせ遊技を行うことができ
る。したがって、約10,000〜90,000円のお
金を遊技機につぎ込むと、大当たりが発生する。大当た
りが近づくと、第1の表示状態になり、第1の表示状態
が22回連続すると(約1,000円お金をつぎ込む
と)、第2の表示状態になり、第2の表示状態が8回連
続すると大当たりになる。
【0012】遊技盤面(12)に設置された可変表示装
置(18)を稼動させて絵柄合わせ遊技を行っていく
と、実遊技回数計数部(22)が、絵柄合わせ遊技を行
った際の遊技回数である実遊技回数を積算していく。ま
た、遊技機のCPUの演算部を構成する例えば比較部
は、実遊技回数と第1予定遊技回数300回とを比較
し、実遊技回数が第1予定遊技回数より大きくなると、
第1表示状態維持手段(24)が実行される。
【0013】第1表示状態維持手段(24)は、第1表
示状態維持開始命令を可変表示装置(18)に出力し、
可変表示装置(18)は、第1の表示状態に維持され
る。ここで、第1の表示状態とは、可変表示装置(1
8)の表示図柄が「1,2,3」、「3,4,5」およ
び「7,8,9」のように、連続数字で表示される状態
をいう。同じく、比較部は、実遊技回数と第2予定遊技
回数とを比較し、実遊技回数が第2予定遊技回数より大
きくなると、第1表示状態維持手段(24)が実行を終
了する一方、第2表示状態維持手段(25)が実行され
る。大当たりになると、第2表示状態維持手段(25)
が実行を終了する。
【0014】第2の表示状態とは、一つを除けば特定の
組み合わせになる準大当たり状態(例えば、3つ並んだ
表示図柄の両側が数字「7」で中央の表示図柄が「7」
以外の数字になること)をいう。したがって、遊技中
に、第1の表示状態が連続すると、大当たりが近づいて
いることが明確になり、さらに、リーチ状態が8回連続
すれば、大当たりになることが明確になる。それによ
り、遊技者は所持金を考慮して、遊技を続行するか否か
を冷静に判断することができ、お金を遊技機へ不必要に
つぎ込み、結果的に大当たりにならないで、遊技が終了
してしまうことが防止され、リーチ状態の維持と、大当
たりに近づいていることとの関連性が存在し、遊技者の
期待(比較的短期間で大当たりになるという期待)に確
実に応えることができ、遊技の興趣を失わせることがな
くなる。大当たりが発生すると、第2表示状態維持手段
(25)が実行の終了を可変表示装置(18)に出力
し、可変表示装置(18)は、通常の絵柄合わせ遊技状
態に戻る。
【0015】[2]項記載の遊技機では、前記第1表示
状態維持手段(24)が第1表示状態および/または第
1表示状態の維持をしている場合に、該第1表示状態お
よび/または第1表示状態の維持を報知する表示状態維
持報知手段(30)を備えたので、遊技者が大当たりに
近づいていることを明確に判断することができる。ここ
で、表示状態維持報知手段(30)は、第1表示状態お
よび/または第1表示状態の連続回数をディジタルまた
はアナログにて表示してもよい。遊技者は、第1表示状
態および/または第1表示状態の連続回数から大当たり
になる時期を概予測することができる。
【0016】[3]項記載の遊技機では、前記表示状態
維持報知手段(30)は、第1表示状態および/または
第1表示状態を維持しない表示状態非維持時と、第1表
示状態および/または第1表示状態を維持する表示状態
維持時とで、その表示色を切換えて表示する表示状態維
持表示部(32)から構成されているので、大当たりに
近づいている遊技機であることが誰に対しても明確に表
示され、遊技者ばかりでなく、例えば、遊技機の側の他
の遊技者や、その側を通過する他の遊技者に対しても刺
激を与えることができ、遊技の興趣を高めることができ
る。
【0017】[4]項記載の遊技機では、前記表示状態
維持報知手段(30)が報知を開始すると、報知音を発
生する報知音発生装置(35)を備えたので、遊技者や
その側の他の遊技者も、大当たりに近づいた旨の注意を
促すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図1〜図5は本発明の一実施の形
態を示している。図1および図2に示すように、本実施
の形態にかかるパチンコ機10は、その盤面12に特定
入賞口15が開設され、特定入賞口15の上方には可変
表示装置18が設けられている。可変表示装置18は、
3つの図柄表示欄18a,18b,18cが水平方向に
並設されて成る。すなわち、表示ラインは、図柄表示欄
18a,18b,18cから構成されている。
【0019】図柄表示欄18a,18b,18cの表示
図柄には、1〜9までの数字が用いられている。表示図
柄は、これに限らず、例えば、動物、植物、アニメのキ
ャラクタなどであってもよい。表示ライン上で、3つ図
柄表示欄18a,18b,18cの各表示図柄が図5に
示すように同一の数字になれば、特定の組み合わせとな
る。特定の組み合わせは、同一の数字ばかりでなく、表
示図柄の特性に一定の相互関係が存在すればよい。
【0020】可変表示装置18の表示ラインの複数の図
柄表示欄18a,18b,18cは、一般的に、最初に
その始端側に位置する図柄表示欄18aと終端側に位置
する図柄表示欄18cの図柄が確定し、最後に、中間に
位置する図柄表示欄18bの図柄が確定する。図柄確定
の順序は後述のパチンコ機10のCPUが出力する制御
信号による。各図柄表示欄18a,18b,18cは見
掛け上は区分けされているが、同一の液晶画面(TFT
型またはDSTN型の液晶ディスプレイ)により構成さ
れている。また、可変表示装置18は機械式の回転ドラ
ムであってもよい。
【0021】可変表示装置18の稼働は、特定入賞口1
5へのパチンコ球の入賞を条件として、行われる。特定
入賞口15への入賞を検出すべく、光電センサ(または
近接スイッチ)が設けられている。特定入賞口15の入
賞の検出信号(ハイレベル信号)は、増幅され、AD変
換されて、パチンコ機のCPUに出力され、可変表示装
置18が稼働中でなければ、CPUが可変表示装置18
の液晶表示駆動回路に駆動命令(ハイレベル信号)を出
力し、可変表示装置18が稼働中であれば、CPUの演
算部が、前記保留権利数が4以上であるか否かを判断
し、4以上であれば、保留権利が放棄され、4以上でな
ければ、保留権利数に1が加算される。また、保留権利
数は、可変表示装置18を1回稼働するごとに1つずつ
減算される。CPUの演算部を構成する実遊技回数計数
部22は、可変表示装置18の液晶表示駆動回路への駆
動命令をカウントし、実遊技回数として積算していく。
【0022】パチンコ機10を制御する上での主記憶部
としてEEPROM(ElectricallyErasable and Progr
ammable ROM)が設けられており、EEPROMを構成
する予定遊技回数設定部21には、連続数字表示開始回
数である第1予定遊技回数、および準大当たり開始回数
である第2予定遊技回数が記録されている。前記各予定
遊技回数は、パチンコ機ごとに、あるいは同一機であっ
ても時間帯ごとに異なり、適宜書き換えられる。第1予
定遊技回数は、大当たり確率1/300の場合には、例
えば(300−30)回前後になっており、第2予定遊
技回数は、(第1予定遊技回数+22)回に設定され
る。
【0023】CPUの演算部を構成する遊技回数比較部
23は、実遊技回数が第1予定遊技回数(例えば、27
0−30=270回)より大きいか否かを判断して、実
遊技回数が第1予定遊技回数以下であれば、通常の表示
状態に維持される。実遊技回数が第1予定遊技回数より
大きければ、次に、遊技回数比較部23は、実遊技回数
が第2予定遊技回数(例えば、270+22=292
回)より大きいか否かを判断して、実遊技回数が第2予
定遊技回数以下であれば、第1表示状態維持手段24が
実行を開始し、実遊技回数が第2予定遊技回数より大き
ければ、第1表示状態維持手段24が実行を終了する一
方、第2表示状態維持手段25が実行を開始する。第2
表示状態維持手段25の実行は、大当たりになった場合
に終了するが、大当たりは、実遊技回数が300回前後
で行われる。
【0024】第1表示状態維持手段24が実行を開始す
ると、可変表示装置18が第1の表示状態(連続数字表
示状態)に維持される。第1の表示状態(連続数字表示
状態)とは、例えば、図4に示すように、図柄表示欄1
8a,18b,18cの各表示図柄に数字が連続して表
示される状態をいう。第1の表示状態は、実遊技回数が
第1予定遊技回数より大きく、かつ、第2予定遊技回数
以下の場合に維持される。第2表示状態維持手段24が
実行を開始すると、可変表示装置18が第2の表示状態
(準大当たり表示状態)に維持される。第1の表示状態
は、実遊技回数が第1予定遊技回数より大きく、かつ、
第2予定遊技回数より大きい場合に維持される。
【0025】実遊技回数が第1予定遊技回数以下の場合
にも、可変表示装置18には連続数字が表示されるが、
第1の表示状態に維持されていないから、連続数字が続
けて表示されることがないので、遊技者が、大当たりに
近づいているとの誤解をすることはない。ここで、第2
の表示状態(準大当たり表示状態)とは、例えば、両側
の図柄表示欄18a,18cの表示図柄が数字「7」に
表示され、中央の図柄表示欄18bの表示図柄が数字
「1」〜「6」、「8」または「9」に表示される状態
をいう。
【0026】通常の絵柄合わせ遊技においては、連続数
字および準大当たりを表示しないで、連続数字および準
大当たりが表示されると、必ず、連続数字の表示状態維
持モードおよび準大当たり表示状態維持モードにそれぞ
れなるものであってもよい。表示状態維持報知手段30
は、遊技盤面12の上方に配置され、第1表示状態維持
手段が実行を開始した場合に、液晶画面である表示状態
維持表示部32を駆動するとともに、その表示欄中に、
維持開始後の遊技回数である連続回数「1」を表示し、
以下、実遊技回数が積算される度に、連続回数を増やし
て表示する。
【0027】ここで、表示状態維持報知手段30の表示
状態維持表示部32が示す連続回数は、遊技者の「大当
たり」に近づいていることの目安になり、一般的には連
続回数「30」前後で大当たりになる。また、表示状態
維持報知手段30が第1の表示状態の維持を開始する
と、報知音発生装置35は、第1の表示状態の維持が開
始された旨の報知音(例えば、「チャイム」、「ファン
ファーレ」)を発する。
【0028】可変表示装置18の稼働が終了すると、組
み合わせ判断部25は、表示ライン上で、図柄表示欄1
8a,18b,18cの各表示図柄が特定組み合わせに
なっているかを判断する。表示ライン上の表示図柄が特
定の組み合わせであると判断した場合には、大当たりと
なり、フィーバー状態(可変入賞口が16回数分だけ開
閉動作を繰り返し、入賞の容易な特別状態)に成るよう
構成されている。可変表示装置18の上方には保留表示
部が設けられている。保留表示部は4つの保留ランプ3
1を有し、権利保留数に対応して、点灯表示される。
【0029】次に前記実施の形態の作用を説明する。図
5に示すように、ステップ101において、パチンコ機
が稼動すると、ステップ102において、パチンコ球が
スタートチャッカーである特定入賞口15に入賞するか
どうかを判断し、入賞すれば、ステップ103におい
て、パチンコ機のCPUは可変表示装置18が稼働中か
否かを判断する。
【0030】ステップ102において、特定入賞口15
に入賞しないと、ステップ104において、持ち玉が有
るか否かを判断し、持ち玉が有れば、ステップ102に
戻り、持ち玉が無ければ、ステップ105において、ゲ
ームが終了する。ステップ103において、可変表示装
置18が稼働中であれば、ステップ106において、C
PUの演算部が、前記保留権利数が4以上であるか否か
を判断し、4以上であれば、ステップ107において保
留権利が放棄され、4以上でなければ、ステップ108
において保留権利数に1が加算される。
【0031】一方、ステップ103において、可変表示
装置18が稼働中でなければ、ステップ109におい
て、実遊技回数が第1予定遊技開始回数以下であれば、
ステップ110において、大当たりであるか否かを判断
し、大当たりでなければ、ステップ111において、可
変表示装置18が駆動して、外れ表示をし、ステップ1
20に移行する。一方、ステップ110において、大当
たりであれば、ステップ117に移行する。
【0032】ステップ109において、実遊技回数が第
1予定遊技開始回数より大きければ、ステップ112に
おいて、実遊技回数が第2予定遊技開始回数より大きい
か否かを判断し、実遊技回数が第2予定遊技開始回数以
下であれば、ステップ113において、大当たりである
か否かを判断し、大当たりでなければ、ステップ114
において、連続数字表示状態である第1の表示状態にな
る。また、表示状態維持報知手段30が第1表示状態維
持表示を開始し、報知音発生装置35が維持開始音を発
する。ステップ113において、大当たりであれば、ス
テップ117に移行する。
【0033】ステップ112において、実遊技回数が第
2予定遊技開始回数より大きければ、ステップ115に
おいて、大当たりであるか否かを判断し、大当たりでな
ければ、ステップ116において、準大当たり表示状態
である第2の表示状態になる。ステップ115におい
て、大当たりであれば、ステップ117において、大当
たり表示がなされる。次に、ステップ118において、
大当たりライン数に応じた特別状態(フィーバー状態)
の権利が発生する。大当たりライン数「1」に対して可
変入賞口の開放が16回繰り返される。次に、ステップ
119において、実遊技回数を「0」にし、ステップ1
20に移行して、保留権利の残存を判断する。
【0034】ステップ120において、保留権利が残存
していると、ステップ121において、保留権利数から
「1」を減じた後に、ステップ103に戻る。一方、ス
テップ116において、保留権利が残存していないと、
ステップ102に戻る。すなわち、遊技者は、可変表示
装置18の表示図柄が連続数字または準大当たりを連続
して表示されるか否かに興味を示し、表示状態維持報知
手段30が表示を開始した後は、「大当たり」に向かっ
て、表示状態維持表示部32が表示する連続回数に大き
な関心を寄せるようになり、大当たりに向かって確実に
遊技を行っているのか、反対に、大当たりになるまで、
絵柄合わせ遊技を数多く行う必要があるかを客観的に判
断することができるため、無意味にお金をパチンコ機1
0につぎ込むことが防止される。そして、遊技者は、所
持金を考慮しつつ遊技を楽しむことができる。
【0035】なお、前記実施の形態においては、遊技機
としてパチンコ機10を示したが、遊技媒体にコインを
用いる、盤面12上で同じく絵柄合わせ遊技を行うスロ
ットマシンであってもよい。また、表示状態維持報知手
段30の表示状態維持表示部32として、表示状態の連
続回数をディジタル表示するものを示したが、連続回数
が増えるに応じて、段階的に表示色を青〜黄〜赤に変化
させるものでもよい。表示状態維持報知手段30の表示
状態維持表示部32は、維持を開始したときに、青色に
点灯し、以後、青〜黄〜赤へ点灯色を切換えるようにし
てもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ機によれば、第
1表示状態および第2表示状態を維持することで、遊技
者は、大当たりに近づいていることが確実に判断するこ
とができ、反対に、第1表示状態に維持されていなけれ
ば、大当たりまで遠く、数多くの絵柄合わせ遊技を行う
必要があることが解り、第1表示状態および第2表示状
態が維持されることで、大当たりへの期待が膨らみ、遊
技者が遊技機に対して無意味にお金をつぎ込むことを防
止して、遊技機の健全性を担保しつつ、遊技の興趣を高
いものに維持して、遊技場の集客性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すパチンコ機の構成
ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すパチンコ機の要部
正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示すパチンコ機のフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態を示すパチンコ機の要部
正面図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示すパチンコ機の要部
正面図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機 12…盤面 15…特定入賞口 18…可変表示装置 18a,18b,18c…図柄表示欄 21…予定遊技回数設定部 22…実遊技回数計数部 23…遊技回数比較部 24…第1表示状態維持手段 25…第2表示状態維持手段 26…組み合わせ判断部 30…表示状態維持報知手段 32…表示状態維持表示部 35…報知音発生装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面に設置された可変表示装置を稼動
    させて絵柄合わせ遊技を行い、可変表示装置の表示図柄
    が特定の組み合わせになる、大当たりになった場合に、
    遊技者に有利な特別状態になる権利が発生するようにし
    た遊技機において、 第1の表示状態および第2の表示状態の維持を開始する
    までに絵柄合わせ遊技を行うべき遊技回数である第1予
    定遊技回数および第2予定遊技回数をそれぞれ設定する
    予定遊技回数設定部と、 絵柄合わせ遊技を行った際の遊技回数である実遊技回数
    を積算していく実遊技回数計数部と、 前記実遊技回数が前記第1予定遊技回数より大きくなる
    場合に、可変表示装置の三つ並んだ図柄表示欄に連続す
    る数字の図柄を表示する第1の表示状態の維持を開始
    し、かつ、前記実遊技回数が前記第2予定遊技回数より
    大きくなる場合に第1の表示状態の維持を終了する第1
    表示状態維持手段と、 前記実遊技回数が前記第2予定遊技回数より大きくなる
    場合に、可変表示装置の一つの表示図柄欄を除く他の二
    つの表示図柄欄に同じ数字の図柄を表示する第2の表示
    状態の維持を開始し、かつ、大当たりになる場合に、第
    2の表示状態の維持を終了する第2表示状態維持手段と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記第1表示状態維持手段および/または
    前記第2表示状態維持手段が、第1の表示状態および/
    または第2の表示状態の維持をしている場合に、第1の
    表示状態および/または第2の表示状態の維持を報知す
    る表示状態維持報知手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記表示状態維持報知手段は、第1の表示
    状態および/または第2の表示状態を維持しない表示状
    態非維持時と、第1の表示状態および/または第2の表
    示状態を維持する表示状態維持時とで、その表示色を切
    換えて表示する表示状態維持表示部から構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記表示状態維持報知手段が報知を開始す
    ると、報知音を発生する報知音発生装置を備えたことを
    特徴とする請求項1、2または3記載の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000300758A (ja) * 1999-04-23 2000-10-31 Ace Denken:Kk 遊技機
JP2011229940A (ja) * 2011-07-11 2011-11-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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