JPH10201654A - 節スペース、節エネルギー、節水浴槽 - Google Patents

節スペース、節エネルギー、節水浴槽

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JPH10201654A
JPH10201654A JP9046838A JP4683897A JPH10201654A JP H10201654 A JPH10201654 A JP H10201654A JP 9046838 A JP9046838 A JP 9046838A JP 4683897 A JP4683897 A JP 4683897A JP H10201654 A JPH10201654 A JP H10201654A
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JP
Japan
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wall
bathtub
water
space
saving
Prior art date
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Pending
Application number
JP9046838A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yano
哲男 矢野
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】浴槽設置スペースの節約、エネルギーの節約、
水の節約できる浴槽を提供する。 【解決手段】2つの長手方向側壁2,3、2つの横方向
側壁4,5、底壁8および排水口を有する節スペース、
節エネルギー、節水浴槽において、該両横方向側壁の間
にあり該両長手方向側壁の間を連結していて該底壁から
上方向に延びる第1の壁6と、該両長手方向側壁の間に
あり、底壁のレベルよりは高いレベルで一方の該横方向
側壁から延びていて該第1の壁と連結する第2の壁7と
を含み、該第1の壁には少なくとも1つの開口があり、
該第2の壁には開口があり、該第2の壁にある該開口に
は蓋部分が脱着可能に水密に設置されていて、該底壁の
延長線上にあるレベルと、該第1の壁と、該第2の壁
と、該蓋部分とが該浴槽を機能させるための装置を収納
可能なようにスペースを画定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽に関し、さらに詳
細には、節スペース、節エネルギー、節水浴槽に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、成人一人で使用される和風浴槽は、
通常、その形状が、人一人が、入ることのできる方形を
した容器となっている、すなわち、箱形となっている。
従来の和風浴槽の寸法は、通常、長手方向の長さが、7
60mm〜1,600mm、横方向の長さが、650m
m〜900mm、深さ(高さ)が、460mm〜670
mmであり、大きな浴槽では、例えば、1,600mm
x800mmx610mmの寸法の浴槽となり、小さな
浴槽では、例えば、760mmx650mmx670m
mの寸法の浴槽となる。また、和風浴槽の容量は、通
常、210l〜325lである。そして、浴槽の湯は、
浴槽の外部のボイラーから湯が送られるか、浴槽の底壁
からの直焚により水の温度を上げることにより確保する
か、浴槽の水を浴槽の外部のボイラーとの間で循環して
加熱するか、または浴槽の水を加熱装置または保温装置
との間で循環して加熱または保温するようにしている。
【0003】従来の、浴槽で、容量の小さな浴槽は、浴
槽の占有面積を小さくすることができ、また、浴槽に入
れる水の容量を少なくすることができて節水でき、ま
た、水の容量が少ないことからその水の温度を上昇させ
るためのエネルギーも少なくすることができる利点を有
している。しかしながら、例えば、容量210lの小さ
な浴槽の場合、通常の体格の成人の入浴者は、体を丸め
た状態、すなわち、ひざを曲げて両手でひざを抱え込む
ような姿勢で入浴せざるを得ない(図6参照)。また、
浴槽を背もたれの形式とし、浴槽の容量を少し大きく
し、例えば浴槽の長手方向の浴槽開口部での長さを12
5cmとし浴槽の長手方向の底壁での長さを90cm
(この長さは浴槽の長手方向の長さとしては通常、中程
度の大きさの浴槽といえる)にしても、いくらか長身の
人(例えば、身長177cmの人)は、まだ、のびのび
した状態で入浴することはできない(図7参照)。
【0004】小さな浴槽に比較し、大きな浴槽では、入
浴者は、身体をのびのびした状態で入浴を楽しむことが
できるが、大きな浴槽は、浴槽の設置占有面積が確保で
きなければ設置不可能である。また、大きな浴槽は、容
量が大きいことからそれに入れる水の量を大きくしなく
てはならなく、またその大きな水の量を加熱して湯を得
るのにも大きなエネルギーが必要となる。このことは、
大きな浴槽は、使用に際して経済性は、小さな浴槽に対
して劣るといえる。
【0005】以上のことを、考慮すると、浴槽の設置占
有面積をなるべく小さくし、限りある浄水を節約し、水
を加熱または保温するためのエネルギーを節約すること
のできる浴槽は、省スペース、省資源、省エネルギーの
観点から大いに求められるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、節ス
ペース、節エネルギー、節水のできる浴槽すなわち節ス
ペース、節エネルギー、節水浴槽を提供することであ
る。
【0007】本発明のさらなる目的は、入浴者が身体を
リラックスした姿勢で入浴可能となりかつ節スペース、
節エネルギー、節水のできる浴槽すなわち節スペース、
節エネルギー、節水浴槽を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
2つの長手方向側壁、2つの横方向側壁、底壁および排
水口を有する節スペース、節エネルギー、節水浴槽にお
いて、該両横方向側壁の間にあり該両長手方向側壁の間
を連結していて該底壁から上方向に延びる第1の壁と、
該両長手方向側壁の間にあり、底壁のレベルよりは高い
レベルで一方の該長手方向側壁から延びていて該第1の
壁と連結する第2の壁とを含み、該第1の壁には少なく
とも1つの開口があり、該第2の壁には開口があり、該
第2の壁にある該開口には蓋部分が脱着可能に水密に設
置されていて、該底壁の延長線上にあるレベルと、該第
1の壁と、該第2の壁と、該蓋部分とが該浴槽を機能さ
せるための装置を収納可能なようにスペースを画定して
いることを特徴とする節スペース、節エネルギー、節水
浴槽を提供する。
【0009】さらに、本発明は、 該スペースが該浴槽
を機能させるための装置を収納していることを特徴とす
る上記の節スペース、節エネルギー、節水浴槽を提供す
る。
【0010】さらに、本発明は、該浴槽を機能させるた
めの装置が、水浄化装置、保温装置、給湯装置、水加熱
装置、気泡発生装置、ジェット流発生装置、熱交換器お
よび/または水振動子を含んでなることを特徴とする上
記の節スペース、節エネルギー、節水浴槽を提供する。
【0011】
【作用】本発明の浴槽の該第2の壁と該蓋部分は、入浴
者の足と下腿のための安息部として働く。従来の同じ浴
槽占有面積の浴槽に比較し、本発明に従う浴槽では、入
浴者がよりリラックスした姿勢を浴槽内で取ることがで
きる。言い方かえるなら、浴槽の長手方向の長さを増す
ことなくして、すなわち、浴槽の占有スペースを節減し
ても本発明に従う浴槽では、入浴者がリラックスした姿
勢を浴槽内で取ることができる。
【0012】該底壁の延長線上にあるレベルと、該第1
の壁と、該第2の壁と、該蓋部分とが画定するスペース
が、該浴槽を機能させるための装置である、水浄化装
置、保温装置、水加熱装置、気泡発生装置、ジェット流
発生装置、熱交換器および/または水振動子を収納可能
であることによりこれら装置を他の場所に設置せずにす
むことによりこれら装置の設置スペースを節減すること
ができる。
【0013】該底壁の延長線上にあるレベルと、該第1
の壁と、該第2の壁と、該蓋部分とが画定するスペース
を有する本発明の浴槽は、該スペースを有さない場合の
浴槽と比較すると、浴槽の水の占める容量が小さくな
り、節水できることを意味する。
【0014】節水ができることは、とりもなおさず、水
を加熱して湯にするのに必要なエネルギーをも節約する
ことになる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を添付の図面を参照して以下
述べる。図1は、本発明に従う浴槽の、斜視図である。
参照数字1は、浴槽全体を示す。浴槽1は、長手方向側
壁2、3、横方向側壁4、5、第1の壁6、第2の壁
7、底壁8および蓋部分9により画定されている。第1
の壁6は、横方向側壁4と5との間の位置で両長手方向
側壁4と5とを連結していて底壁8から上方向に延びて
いる。第2の壁7は、両長手方向側壁2と3とを連結し
ていて底壁8の延長線上のレベルと横方向側壁5の上端
との間のレベルにあり、横方向側壁5から延びていて第
1の壁6と連結する。第1の壁6には開口11、12が
設けられている。第2の壁7には、開口15が設けられ
ている(図4参照)。蓋部分9は、開口15を水密に閉
鎖することができる。底壁8には、浴槽内の水を排除す
ることを望む時のための排水開口10が、形成されてい
る。浴槽使用時には、排水開口10には、栓(図示せ
ず)をしておく。
【0016】図2は、浴槽1の平面図である。第2の壁
7に設けられた蓋部分9が第2の壁7にある開口15を
閉鎖している。蓋部分9を取っ手13、14を引くこと
により開口15より外すと、図4に示す開口15が開か
れる。開口15には、蓋部分9を開口15に設置した
時、浴槽の水蜜が保たれるようにパッキング16が設け
られている(図5参照)。
【0017】第2の壁7と蓋部分9との下には浴槽1が
設置された時占有するであろう区画の範囲内でスペース
17が形成される(図3参照)。すなわちスペース17
は、底壁8の延長線上にあるレベルと、第1の壁6と、
第2の壁7と、蓋部分9とが画定するスペースである。
【0018】スペース17には、浴槽を機能させるため
の装置(図示せず)、たとえば水浄化装置、保温装置、
給湯装置、水加熱装置、気泡発生装置、ジェット流発生
装置、熱交換器および/または水振動子を収納すること
が可能である。これらの装置は、開口11、12を通じ
て、浴槽の中の湯水の浄化、保温、加熱をする、浴槽へ
の給湯をする、浴槽の湯水に気泡を発生させる、浴槽の
湯水にジェット水流を送る、浴槽の中の使用済みの湯の
熱を利用するおよび/または浴槽の湯水に超音波を発生
させるものである。
【0019】図5には、第2の壁部分7の開口15(図
4参照)に蓋部分9が、スナップ嵌めにより嵌合してい
る状態が示されている。また、パッキング16が締まり
嵌めにより第2の壁部分7に嵌合している。しかしなが
ら、スナップ嵌めではなく、ほかの慣用の手段、例え
ば、ボルトとナットを用いて蓋部分9が開口15を閉じ
るようにして蓋部分9を第2の壁部分7に固定すること
も可能である。また、パッキング16もほかの慣用の手
段、例えば、接着剤あるいはねじにより第2の壁部分に
固定することも可能である。さらには、パッキング16
を磁性を有するものとし、蓋部分9の嵌合する部分を磁
性を有するものとして水蜜を保つことが可能である。い
ずれの場合も、蓋部分9は、脱着可能である。
【0020】上記のように、蓋部分9は、脱着が可能で
あるので、蓋部分9を取りはずして、開口15を介して
上記の浴槽を機能させるための装置を設置させることが
できる。また、設置した上記の浴槽を機能させるための
装置の保守と点検は、開口15を介して行うことができ
る。
【0021】第2の壁にかかる負荷を受容するように第
2の壁の下面には、支持部を有していてもよく、あるい
は浴槽を設置する床面上に支持部材を載置してもよい。
蓋部分9と浴槽を機能させるための装置との間には緩衝
部材(図示せず)を挿入して蓋部分9にかかる負荷を緩
衝させることができる。
【0022】従来のストレートタイプの浴槽と背もたれ
タイプの浴槽での入浴者の姿勢と本発明に従う浴槽での
入浴者の姿勢の違いが図6、7、8を見ることによりよ
く理解される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従う浴槽
は、浴槽の必要容積と設置床面からの高さとを増加する
ことなく浴槽を機能させる装置を付加することを可能と
する。浴槽の全長を長くすることなく長身者も楽な姿勢
で入浴できる。従来よりも浴槽を長くしても浴槽に必要
な水量を増加させない。また従来の同じ浴槽の占有面積
を有する浴槽と比較し、必要とされる水または湯の容量
を節約できそれに相当する水または湯の加熱または保温
に必要なエネルギーが節約される。日本の住宅事情によ
り、浴槽の専有面積を多く取れない現状からスペースを
節約する効果は重要な効果である。また、本発明に従う
浴槽の入浴者は、浴槽内で姿勢をリラックスさせている
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽の斜視図である。
【図2】本発明の浴槽の平面図である。
【図3】本発明の浴槽の側面図である。
【図4】本発明の浴槽の第2の壁に設けられた開口の平
面図である。
【図5】図2のA−Aで取ったうちの一部分を示し、断
面を拡大した第2の壁の開口と蓋部分との嵌合を拡大し
て示す断面拡大図である。
【図6】従来のストレートタイプの浴槽と浴槽内の入浴
者の姿勢を示す図。
【図7】従来の背もたれタイプの浴槽タイプの浴槽と浴
槽内の入浴者の姿勢を示す図。
【図8】本発明に従う浴槽と浴槽内の入浴者の姿勢を示
す図。
【符号の説明】
1 浴槽 2、3 長手方向側壁 4、5 横方向側壁 6 第1の壁 7 第2の壁 8 底壁 9 蓋部分 17 スペース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの長手方向側壁、2つの横方向側
    壁、底壁および排水口を有する節スペース、節エネルギ
    ー、節水浴槽において、該両横方向側壁の間にあり該両
    長手方向側壁の間を連結していて該底壁から上方向に延
    びる第1の壁と、該両長手方向側壁の間にあり、底壁の
    レベルよりは高いレベルで一方の該横方向側壁から延び
    ていて該第1の壁と連結する第2の壁とを含み、該第1
    の壁には少なくとも1つの開口があり、該第2の壁には
    開口があり、該第2の壁にある該開口には蓋部分が脱着
    可能に水密に設置されていて、該底壁の延長線上にある
    レベルと、該第1の壁と、該第2の壁と、該蓋部分とが
    該浴槽を機能させるための装置を収納可能なようにスペ
    ースを画定していることを特徴とする節スペース、節エ
    ネルギー、節水浴槽。
  2. 【請求項2】 該スペースが該浴槽を機能させるための
    装置を収納していて該第1の壁に設けられた該少なくと
    も1つの開口を介して該浴槽を機能させることを特徴と
    する請求項1記載の節スペース、節エネルギー、節水浴
    槽。
  3. 【請求項3】 該浴槽を機能させるための装置が、水浄
    化装置、保温装置、給湯装置、水加熱装置、気泡発生装
    置、ジェット流発生装置、熱交換器および/または水振
    動子である特徴とする請求項1または2記載の節スペー
    ス、節エネルギー、節水浴槽。
JP9046838A 1997-01-27 1997-01-27 節スペース、節エネルギー、節水浴槽 Pending JPH10201654A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001321278A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Kaoru Konishi 浴室構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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