JPH10201420A - 煎餅の製造法 - Google Patents

煎餅の製造法

Info

Publication number
JPH10201420A
JPH10201420A JP9041370A JP4137097A JPH10201420A JP H10201420 A JPH10201420 A JP H10201420A JP 9041370 A JP9041370 A JP 9041370A JP 4137097 A JP4137097 A JP 4137097A JP H10201420 A JPH10201420 A JP H10201420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice cracker
okara
manufacture
bran
pumpkin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9041370A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishihara
勲 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9041370A priority Critical patent/JPH10201420A/ja
Publication of JPH10201420A publication Critical patent/JPH10201420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な食感と栄養価に富み、とくに繊維成分を
多量に含んだ煎餅の製造法を提供する。 【解決手段】おからに、加熱糊化した澱粉、加熱処理し
たカボチャ、粉末化したフスマを加えて練り合わせ、所
定厚さに成形し焼成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、おから等を配合
した繊維成分その他の栄養分に富む煎餅の製法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、煎餅は菓子として広く愛好さ
れ、多様な商品が出回っている。この煎餅は嗜好食品の
ため、その味覚面が重要視され、栄養価の点において十
分な配慮のなされたものはほとんど見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、健康への関心が
高まり、食生活においても見直しの気運が見られるが、
とくに繊維成分が注目されている。この繊維成分は人体
に欠かせないものであるが、その摂取量は食生活の変化
とともに減少傾向にあると思われる。この繊維成分を多
量に含む食品として、おからがある。このおからは、豆
腐の製造過程で生まれるものであり、一般には味付けし
て総菜として食されている。しかし、豆腐の消費量に対
しておからの消費は少なく、その有効成分が生かされる
ことなく廃棄されている。本発明は、以上のことをふま
え、嗜好食品である煎餅と、繊維成分の豊富なおから等
を組み合わせ、嗜好面と健康面の双方に効果ある新規な
煎餅の製法を提供するべく開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、おから、澱粉、カボチャ、フスマを混合し
て練り合わせ、成形し焼成する方法とした。すなわち、
おからに、加熱糊化した澱粉、加熱処理したカボチャ、
粉末化したフスマを加えて練り合わせ、所定厚さに成形
し焼成する。本発明は以上の構成よりなる煎餅の製造法
である。
【0005】
【発明の実施の形態】おからは味付けして総菜として使
用される以外は食品としてはこれといった利用法がな
い。煎餅に加えると、ざらつき感が出て食感を損なうの
で、本発明ではおから以外のものを適宜に加えて構成し
た。澱粉はおからを結合させる役割を持ち、焼成後は歯
切れと風味がよくなる。またカボチャを加えることで、
甘みを含んだカボチャ特有の風味が加わり良好な食感と
なる。フスマは繊維成分の他にビタミンBを多量に含
み、これを加えることでさらに栄養価を高めることがで
きる。本発明は、以上の4種類の材料を主としており、
繊維成分を含むおから、カロチンを含むカボチャ、繊維
成分他ビタミンを含むフスマを用いるので、独自の食感
を有するとともにその栄養価も高い煎餅を得ることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 使用材料: おから 53g カボチャ 4g 澱粉 39g フスマ 4g 準備: 澱粉は水を加えて3分くらい加熱して糊化させ
る。 カボチャは15〜20分ほど蒸す。 フスマは粉砕して粉末状にする。 以上の材料を混ぜ合わせ、適量の水と食塩を加えて練り
合わせ、一定量を所定厚さに成形した後、煎餅焼き器に
て10分ほど焼いて仕上げる。上記配合比は±1%程度
の範囲にて増減が可能である。 すなわち、おから 53.5〜52.5% カボチャ 4.04〜3.96% 澱粉 39.4〜38.6% フスマ 4.04〜3.96% の範囲である。この範囲を超えると食感が変化する。た
とえば、おからを増やすとおからの含有する蛋白質分の
凝固のため、煎餅が堅くなる。またフスマを増加させる
と、練り合わせたときにパサパサした状態となってまと
めにくくなり、焼成後は口中ではモサモサした感じとな
る。
【0007】従って、前記配合範囲にて行うことが好ま
しく、実施例で用いた配合比が好適である。以上が本発
明の一実施例であるが、カボチャの代わりにサツマイモ
を加熱処理して用いてもよい。両材とも甘みを有してお
り、食感の改良に役立たせることができる。なお、本例
で使用する煎餅焼き器は、開閉自在な2枚の鉄板にヒー
ターを取りつけたもので、開いた鉄板間に、練り合わせ
た材料を平たくして挟み、ヒーター加熱によって焼き上
げるものである。繊維成分は便秘症に効果的といわれて
いるが、便秘は体調不良の一因ともなるものである。本
発明による煎餅を食すれば繊維成分が摂取でき、この繊
維成分が腸内を刺激して通じを良くし、腸ガンや成人病
を防止し、しかも嗜好食品として容易に抵抗感なく食す
ることができるので、健康維持にも役立つ食品を提供す
ることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、従来その一部しか利用
されていなかったおからの新たなる用途を提供すること
ができ、繊維成分・カロチン・ビタミン等を含んだ栄養
的にも優れた煎餅を得ることができる。また、従来品の
ように調和剤や着色剤等を含まない嗜好食品であるた
め、成長期の子供にも好適なる食品の製造法を提供する
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】おからに、加熱糊化した澱粉、加熱処理し
    たカボチャ、粉末化したフスマを加えて練り合わせ、所
    定厚さに成形し焼成することを特徴とする煎餅の製造
    法。
JP9041370A 1997-01-20 1997-01-20 煎餅の製造法 Pending JPH10201420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041370A JPH10201420A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 煎餅の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041370A JPH10201420A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 煎餅の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10201420A true JPH10201420A (ja) 1998-08-04

Family

ID=12606556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9041370A Pending JPH10201420A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 煎餅の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10201420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105533101A (zh) * 2015-12-19 2016-05-04 莫泽庸 一种米果及其制作方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105533101A (zh) * 2015-12-19 2016-05-04 莫泽庸 一种米果及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Singh et al. Functional and edible uses of soy protein products
US3574634A (en) Low calorie foodstuffs
KR101177367B1 (ko) 해조류 함유 비스킷의 제조방법
EP0362396A1 (en) Protein-rich nutrient food and process for its production
KR20170011921A (ko) 곡물이 함유된 마카롱의 제조방법
KR20180128772A (ko) 핫도그용 조성물 및 이를 포함하는 핫도그의 제조방법
KR100521006B1 (ko) 팥이 포함된 호떡
KR101477987B1 (ko) 호떡 및 호떡의 제조방법
JPH10201420A (ja) 煎餅の製造法
JPH01157348A (ja) 大麦粉を混入した粉体、及びその加工食品
KR100971435B1 (ko) 깨쌀콩 쿠키 및 그 제조방법
JPH11178508A (ja) 菓子用粉
KR20170072494A (ko) 흑미 및 오징어먹물 함유 피자 도우의 제조방법 및 이에 따라 제조된 흑미 및 오징어먹물 함유 피자 도우
JPH03244347A (ja) 高麗人参菓子の製造法
JPH07115907A (ja) スナック菓子の製造方法
JP2729323B2 (ja) 高蛋白栄養食品及びその製法
JP3063268U (ja) 玄米粉を主原料とする焼成菓子
KR20170034196A (ko) 잡곡 피자 도우의 제조방법 및 이에 따라 제조된 잡곡 피자 도우
JPS6345906Y2 (ja)
KR20000024944A (ko) 만두피 및 만두피 제조방법
JP3083579U (ja) 中華饅頭
KR20200134858A (ko) 꼬막 떡갈비 제조방법 및 위 제조 방법에 의하여 제조된 꼬막 떡갈비
JPS644741B2 (ja)
JPH0970271A (ja) ヘルシーヌードル
JPS62215347A (ja) せんべい及びその製造方法