JPH10201044A - 電線保護チューブ - Google Patents

電線保護チューブ

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JPH10201044A
JPH10201044A JP8351277A JP35127796A JPH10201044A JP H10201044 A JPH10201044 A JP H10201044A JP 8351277 A JP8351277 A JP 8351277A JP 35127796 A JP35127796 A JP 35127796A JP H10201044 A JPH10201044 A JP H10201044A
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JP
Japan
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electric wire
storage
wall
protection tube
insertion port
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JP8351277A
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English (en)
Inventor
Masataka Koike
真登 小池
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性,耐荷重性,耐衝撃性を兼備し、接続
部品を端末に取り付けた電線の装着が可能で、しかも、
その装着作業に掛かる手間を従来品と比べて削減するこ
とができる電線保護チューブを提供する。 【解決手段】 電線Wを収納する収納部20には、長手
方向へ沿って開口する電線挿入口21と、電線Wを収納
する収納室26とを具備させる。収納部20の内壁面2
4,25における電線挿入口21に臨む部位には、電線
挿入口21から収納室26内への電線Wの挿入時には下
方へ湾曲し、収納室26内への電線Wの装着時には初期
形状に騨撥復帰して収納室26内からの電線Wの脱出を
防止する蓋片31,32を突設する。蓋片31,32と
収納部20とよりなるチューブ本体11を軟質の非導電
性材料で形成する。収納部20における収納室26を構
成する壁27には、該壁27を補強する複数の補強金具
40を間隔を開け直列に配置して埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線、特に、自動
車用のワイヤーハーネスを保護する電線保護チューブに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】長手方向の両端が解放されており、内部
を貫通する電線、特に自動車用のワイヤーハーネスを保
護する電線保護チューブとしては、従来、硬質樹脂製の
プロテクタや、波付き管状に成形したコルゲートチュー
ブが一般的である。
【0003】また、従来品としては、図3に図示されて
いる電線保護チューブaも知られている。このチューブ
aは、実開昭62−135512号公報に記載されてい
るものであって、チューブ本体bの肉質部分にコイルば
ねc,dが内蔵され、このコイルばねc,dによってチ
ューブ本体bを補強したものである。
【0004】このほか、従来品としては、図4に図示さ
れている電線保護チューブAも知られている。このチュ
ーブAは、実開昭60−51718号公報に記載されて
いるものであって、らせん波付管Bと、その管Bの外周
面に卷回されるコイルCとよりなり、らせん波付管Bに
は長手方向に切り込みが入れられて、らせん波付管Bが
半開き可能とされており、らせん波付管Bを半開きにし
てその管B内に電線を装着した後、らせん波付管Bの外
周面にコイルCを卷回させて、らせん波付管Bを補強す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の電線保護チューブには既にいろいろなものがある
が、硬質樹脂製のプロテクタは可撓性に乏しく、コルゲ
ートチューブは耐荷重性や耐衝撃性に乏しいという問題
があった。
【0006】ところで、自動車用のワイヤーハーネスは
各種長さを有する複数の電線が集束されたものであっ
て、各電線の両端にはコネクター等の接続部品が取り付
けられている。
【0007】ところが、この接続部品が邪魔をするた
め、図3図示の電線保護チューブaのように、チューブ
本体bに長手方向への切り込み等のチューブ展開手段が
施されていない場合には、各電線の両端にコネクター等
の接続部品を取り付けた後にワイヤーハーネスを電線保
護チューブ内に装着する作業(以下「後ばめ装着作業」
という)を行うことができない。
【0008】従って、図3に図示されている電線保護チ
ューブaでは、このチューブa内にワイヤーハーネスを
装着する場合には、集束された電線を電線保護チューブ
a内に挿入して貫通させた後に、各電線の両端にコネク
タ等の接続部品を取り付けざるを得ず、ワイヤーハーネ
スを電線保護チューブa内に装着する装着作業の効率が
悪いという問題があった。
【0009】図4に図示されている電線保護チューブA
では、後ばめ装着作業はできるものの、その作業は、ら
せん波付管Bを半開きにしてその管B内にワイヤーハー
ネスを装着した後、らせん波付管Bの外周面にコイルC
を卷回させるものであるため、後ばめ装着作業に2行程
を必要とし手間が掛かるという問題があった。
【0010】以上説明した従来技術の各種問題点に鑑
み、本発明では、可撓性,耐荷重性,耐衝撃性を兼備
し、後ばめ装着作業が可能で、しかも、後ばめ装着作業
に掛かる手間を図4図示の従来品と比べて削減すること
ができる電線保護チューブを提供することを課題として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明では、長手方向の両端が
解放されており、内部を貫通する電線を保護する電線保
護チューブにおいて、電線を収納する収納部が長手方向
へ沿って開口する電線挿入口と、電線を収納する収納室
とを有し、前記収納部の内壁面における電線挿入口に臨
む部位には、電線挿入口から収納室内への電線の挿入時
には下方へ湾曲し、収納室内への電線の装着時には初期
形状に騨撥復帰して収納室内からの電線の脱出を防止す
る蓋片が突設されており、該蓋片と前記収納部とよりな
るチューブ本体が軟質の非導電性材料で形成され、前記
収納部における収納室を構成する壁には、該壁の長手方
向へ沿って、該壁を補強する複数の補強芯材が間隔を開
け直列に配置されて埋め込まれている、という構成を採
用している。
【0012】請求項1の電線保護チューブは、チューブ
本体が軟質の非導電性材料で形成されてはいるが、チュ
ーブ本体の収納部における電線を収納する収納室を構成
する壁が補強芯材で補強されているので、耐荷重性,耐
衝撃性を備えている。
【0013】しかも、その補強芯材は複数であり、前記
壁の長手方向へ沿って間隔を開けて配置されているの
で、その間隔部分の壁は柔軟性を備えており、このた
め、請求項1の電線保護チューブは可撓性をも備えてい
る。
【0014】そして、収納部の内壁面における電線挿入
口に臨む部位には、電線挿入口から収納室内への電線の
挿入時には下方へ湾曲する蓋片が突設されているので、
電線の両端にコネクタ等の接続部品を取り付けた後に、
蓋片を下方へ湾曲させて、電線を電線挿入口から収納室
内に収納することができる。
【0015】しかも、蓋片は、収納室内への電線の装着
時には初期形状に騨撥復帰して、収納室内からの電線の
脱出を防止するので、電線がワイヤーハーネスである場
合には後ばめ装着作業が可能であり、しかも、その装着
作業は1工程で完了する。
【0016】請求項2の発明では、補強芯材の両端が、
収納部における収納室を構成する壁内を、電線挿入口に
臨む位置まで延設されている、という構造を請求項1記
載の発明に付加している。
【0017】このため、請求項2の発明では、収納部に
おける収納室を構成する壁全体を補強芯材で補強するこ
とができ、収納室内の電線を確実に保護することができ
る。
【0018】請求項3の発明では、補強芯材が金属板で
ある、という構造を請求項1又は2記載の発明に付加し
ている。
【0019】このため、請求項3の発明では、耐荷重
性,耐衝撃性が向上する。
【0020】請求項4の発明では、蓋片が収納室の内方
へ向かい傾斜して突設されている、という構造を請求項
1,2又は3記載の発明に付加している。
【0021】このため、請求項4の発明では、蓋片は、
収納室の内方へは湾曲し易く、外方へは湾曲しにくく、
その結果、収納部の電線挿入口から収容室内への電線の
挿入は容易となり、収納室内に装着された電線の電線挿
入口からの飛び出しは確実に防止できる。
【0022】請求項5の発明では、収納部における収納
室を構成する壁が電線挿入口を越えて延設され、その延
設された壁が、電線挿入口へ電線を導入する導入孔を形
成している、という構造を請求項1,2,3又は4記載
の発明に付加している。
【0023】このため、請求項5の発明では、収納室内
に電線を装着する際の電線挿入口への電線の導入が容易
となり、電線がワイヤーハーネスである場合には後ばめ
装着作業の効率が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1〜4の各発明を
併せて実施した実施形態の一例を示している。この電線
保護チューブ10は、長手方向の両端が開放され、内部
を貫通する自動車用のワイヤーハーネスWを保護するも
のである。
【0025】この電線保護チューブ10のチューブ本体
11は、ワイヤーハーネスWを収納する縦断面倒コ字形
の収納部20と、その長手方向に沿って開口する収納部
20の電線挿入口21を開閉する両蓋片31,32とよ
りなり、収納部10と両蓋片31,32とは軟質の非導
電性材料で一体成形されている。
【0026】なお、軟質の非導電性材料としては、ポリ
塩化ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレン等の樹脂
や、スチレン・ブタジエンゴム,エチレン・プロピレン
ゴム等のゴムであって、JISA硬度で60〜90の比
較的柔らかいものが好ましい。
【0027】収納部20の電線挿入口21は収納部20
の上端に開口しており、電線挿入口21に臨む収納部2
0の両側壁22,23の内壁面24,25上端には、そ
れぞれ蓋片31,32が、水平よりやや下方へ向かって
突設され、両蓋片31,32と収納部20とで囲まれる
空間が、収納部20におけるワイヤーハーネスWを収納
する収納室26とされている。
【0028】この収納室26を構成する収納部20の壁
27には、所定長さを有する縦断面倒コ字形の補強金具
40が所定間隔を開けて複数埋め込まれており、この補
強金具40の両端は、前記壁27における電線挿入口2
1に臨む位置まで延設されているので、前記壁27は全
体が補強金具40によって補強されている。
【0029】ところで、チューブ本体11の両蓋片3
1、32は、軟質の材料で形成されているので、電線挿
入口21から収容室26内へのワイヤーハーネスWの挿
入時には、ワイヤーハーネスWによって下方へ湾曲させ
られて電線挿入口21を開き、収容室26内へのワイヤ
ーハーネスWの装着時には、初期形状に弾撥復帰して電
線挿入口21を再び閉じる。
【0030】しかも、両蓋片31,32は、水平よりや
や下方へ向かって伸び、収納室26の内方へ向かって傾
斜しているので、収納室26の内方へは湾曲し易く、外
方へは湾曲しにくい。
【0031】従って、両蓋片31,32は、収納部20
の電線挿入口21から収容室24内へのワイヤーハーネ
スWの挿入は容易であり、収納室26内に装着されたワ
イヤーハーネスWの電線挿入口21からの飛び出しは確
実に防止する。
【0032】図2は、請求項1〜5の各発明を併せて実
施した実施形態の一例を示す側面図である。この電線保
護チューブ100は、電線保護チューブ10と同様、長
手方向の両端が開放され、内部を貫通する自動車用のワ
イヤーハーネス(図示せず)を保護するものである。
【0033】この電線保護チューブ100のチューブ本
体110は、ワイヤーハーネスを収納する縦断面略U字
形の収納部120と、その長手方向に沿って開口する収
納部120の電線挿入口121を開閉する両蓋片13
1,132とよりなり、収納部110と両蓋片131,
132とは軟質の非導電性材料で一体成形されている。
【0034】収納部120は、その両側壁122,12
3が電線挿入口121を越えて延設され、電線挿入口1
21が両側壁122,123の上端より下方に配置され
ており、収納部120の両側壁122,123の内壁面
24,25における電線挿入口121に臨む部位には、
それぞれ蓋片131,132が、水平より少し下方へ向
かって突設されている。そして、両蓋片131,132
と収納部120とで囲まれる空間が、収納部120にお
けるワイヤーハーネスを収納する収納室126とされ、
収納部120における両蓋片131,132より上方の
空間が、電線挿入口121へワイヤーハーネスを導入す
る導入孔128とされている。
【0035】収納室126を構成する収納部120の壁
127には、所定長さを有する縦断面倒コ字形の補強金
具140が所定間隔を開けて複数埋め込まれており、こ
の補強金具140の両端は、前記壁127における電線
挿入口121に臨む位置まで延設されているので、前記
壁127は全体が補強金具140によって補強されてい
る。
【0036】電線保護チューブ100の両蓋片131、
132は、電線保護チューブ10の両蓋片31、32と
同様、軟質の材料で形成されているので、電線挿入口1
21から収容室126内へのワイヤーハーネスの挿入時
には、ワイヤーハーネスによって下方へ湾曲させられて
電線挿入口121を開き、収容室126内へのワイヤー
ハーネスの装着時には、初期形状に弾撥復帰して電線挿
入口121を再び閉じる。
【0037】しかも、両蓋片131,132は、水平よ
りやや下方へ向かって伸び、収納室126の内方へ向か
って傾斜しているので、収納室126の内方へは湾曲し
易く、外方へは湾曲しにくい。
【0038】従って、両蓋片131,132は、収納部
120の電線挿入口121から収容室124内へのワイ
ヤーハーネスの挿入は比較的容易であり、収納室126
内に装着されたワイヤーハーネスの電線挿入口121か
らの飛び出しは確実に防止する。
【0039】以上説明した電線保護チューブ10,10
0は何れも、チューブ本体11,110が軟質の非導電
性材料で形成されてはいるが、チューブ本体11,11
0の収納部20,120における収納室26,126を
構成する壁27,127が補強金具40,140で補強
されているので、耐荷重性,耐衝撃性を備えている。
【0040】しかも、その補強金具40,140は複数
であり、前記壁27,127の長手方向へ沿って間隔を
開けて配置されているので、その間隔部分の壁27,1
27は柔軟性を備えており、このため、電線保護チュー
ブ10,100は可撓性をも備えている。
【0041】そして、電線挿入口21,121に臨む収
納部20,120の内壁面には、電線挿入口21,12
1から収納室26,126内へのワイヤーハーネスWの
挿入時には下方へ湾曲する蓋片31,32,131,1
32が突設されているので、電線の両端にコネクタ等の
接続部品が取り付けられたワイヤーハーネスWを電線挿
入口21,121から収納室26,126内に挿入する
ことができる。
【0042】しかも、蓋片31,32,131,132
は、収納室26,126内へのワイヤーハーネスWの装
着時には初期形状に騨撥復帰して、収納室26,126
内からのワイヤーハーネスWの脱出を防止するので、電
線保護チューブ10,100を使用すれば、ワイヤーハ
ーネスWの後ばめ装着作業が可能であり、しかも、その
装着作業は1工程で完了する。
【0043】なお、以上説明した電線保護チューブ1
0,100は、自動車用のワイヤーハーネスWを保護す
るものであるが、請求項1〜5の各発明に係る電線保護
チューブは、自動車用のワイヤーハーネスを保護するも
のに限定されず、例えば、屋内配線用,機器配線用又は
機器間配線用等の電線を保護するものであっても良く、
その電線の本数は1本であっても、あるいは複数本であ
っても良い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の電線保護チューブは、チ
ューブ本体が軟質の非導電性材料で形成されてはいる
が、チューブ本体の収納部における電線を収納する収納
室を構成する壁が補強芯材で補強されているので、耐荷
重性,耐衝撃性を備えている。
【0045】しかも、その補強芯材は複数であり、前記
壁の長手方向へ沿って間隔を開けて配置されているの
で、その間隔部分の壁は柔軟性を備えており、このた
め、請求項1記載の電線保護チューブは可撓性をも備え
ている。
【0046】そして、請求項1記載の電線保護チューブ
によれば、電線がワイヤーハーネスである場合には後ば
め装着作業が可能であり、しかも、その装着作業は1工
程で完了するので、後ばめ装着作業に2行程を必要とす
る図4図示の従来品と比べて、後ばめ装着作業に掛かる
手間を削減することもできる。
【0047】請求項2の発明では、補強芯材の両端が、
収納部における収納室を構成する壁内を、電線挿入口に
臨む位置まで延設されているので、収納部における収納
室を構成する壁全体を補強芯材で補強することができ、
収納室内の電線を確実に保護することができる。
【0048】請求項3記載の電線保護チューブは、補強
芯材が金属板であるので、耐荷重性,耐衝撃性が向上す
る。
【0049】請求項4の発明では、蓋片が収納室の内方
へ向かって傾斜して突設されているので、蓋片は、収納
室の内方へは湾曲し易く、外方へは湾曲しにくく、その
結果、収納部の電線挿入口から収容室内への電線の挿入
は容易となり、収納室内に装着された電線の電線挿入口
からの飛び出しは確実に防止できる。
【0050】請求項5の発明では、収納部における収納
室を構成する壁が電線挿入口を越えて延設され、その延
設された壁が、電線挿入口へ電線を導入する導入孔を形
成しているので、収納室内に電線を装着する際の電線挿
入口への電線の導入が容易となり、電線がワイヤーハー
ネスである場合には後ばめ装着作業の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4の各発明を併せて実施した実施形
態の一例を示す斜視図である。
【図2】請求項1〜5の各発明を併せて実施した実施形
態の一例を示す側面図である。
【図3】従来品の一例を示す断面図である。
【図4】従来品の他の一例を示す一部切欠正面図であ
る。
【符号の説明】
10,100 電線保護チューブ 11,110 チューブ本体 20,120 収納部 21,121 電線挿入口 24,25,124,125 内壁面 26,126 収納室 27,127 壁 31,32,131,132 蓋片 40,140 補強金具(補強芯材) 128 導入孔 W ワーイヤーハーネス(電線)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の両端が解放されており、内部
    を貫通する電線を保護する電線保護チューブにおいて、
    電線を収納する収納部が、長手方向へ沿って開口する電
    線挿入口と、電線を収納する収納室とを有し、前記収納
    部の内壁面における電線挿入口に臨む部位には、電線挿
    入口から収納室内への電線の挿入時には下方へ湾曲し、
    収納室内への電線の装着時には初期形状に騨撥復帰して
    収納室内からの電線の脱出を防止する蓋片が突設されて
    おり、該蓋片と前記収納部とよりなるチューブ本体が軟
    質の非導電性材料で形成され、前記収納部における収納
    室を構成する壁には、該壁の長手方向へ沿って、該壁を
    補強する複数の補強芯材が間隔を開け直列に配置されて
    埋め込まれていることを特徴とする電線保護チューブ。
  2. 【請求項2】 補強芯材の両端が、収納部における収納
    室を構成する壁内を、電線挿入口に臨む位置まで延設さ
    れている請求項1記載の電線保護チューブ。
  3. 【請求項3】 補強芯材が金属板である請求項1又は請
    求項2記載の電線保護チューブ。
  4. 【請求項4】 蓋片が、収納室の内方へ向かい傾斜して
    突設されている請求項1,請求項2又は請求項3記載の
    電線保護チューブ。
  5. 【請求項5】 収納部における収納室を構成する壁が電
    線挿入口を越えて延設され、その延設された壁が、前記
    電線挿入口へ電線を導入する導入孔を形成している請求
    項1,請求項2,請求項3又は請求項4記載の電線保護
    チューブ。
JP8351277A 1996-12-27 1996-12-27 電線保護チューブ Pending JPH10201044A (ja)

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